JP2014174258A - 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリコーンオイルを主成分とするキャリア液と、結着樹脂およびワックスを含むトナー粒子と、を含み、ワックスは、ワックスの融点以上の温度でシリコーンオイルに溶解させた後、20℃に冷却させると固化するものである液体現像剤である。
【選択図】なし
Description
溶解性(%)={[(乾燥重量−アルミ皿重量)/(分取量−アルミ皿重量)]×100}/2.5×100
本実施形態において用いられる液体現像剤は、シリコーンオイルを主成分とするキャリア液と、結着樹脂を含むトナー粒子とを含有し、好ましくは、シリコーンオイルを主成分とするキャリア液と、結着樹脂としてポリエステル樹脂を含むトナー粒子とを含有する。
本実施形態に係る液体現像剤に含まれるトナー粒子は、結着樹脂およびワックスを含み、必要に応じて、着色剤等のその他成分を含んでもよい。
本実施形態におけるトナーは、結着樹脂として、結晶性樹脂と非晶性樹脂とを含有することが好ましい。ここで、「結晶性樹脂」の「結晶性」とは、樹脂の示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを有することを指す。具体的には、自動接線処理システムを備えた島津製作所社製の示差走査熱量計(装置名:DSC−60型)を用いた示差走査熱量測定(DSC)において、10℃/minの昇温速度で昇温したときのオンセット点から吸熱ピークのピークトップまでの温度が10℃以内であるときに「明確な」吸熱ピークであるとする。DSC曲線におけるベースラインの平坦部の点およびベースラインからの立ち下がり部の平坦部の点を指定し、その両点間の平坦部の接線の交点が「オンセット点」として自動接線処理システムにより求められる。一方、明確な吸熱ピークではなく、階段状の吸熱量変化が認められる樹脂は、「非晶性樹脂」を意味し、常温固体で、ガラス転移温度以上の温度において熱可塑化するものを指す。また、「非晶性樹脂」は、示差走査熱量測定(DSC)において、ガラス転移に対応した階段状の吸熱点の他に、結晶融点に対応した吸熱ピークを示さない。
非晶性ポリエステル樹脂としては公知のポリエステル樹脂を使用すればよい。非晶性ポリエステル樹脂は、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とから合成される。なお、前記非晶性ポリエステル樹脂としては、市販品を使用してもよいし、合成したものを使用してもよい。また非晶性ポリエステル樹脂は、1種の非晶性ポリエステル樹脂でも構わないが、2種以上のポリエステル樹脂の混合物であっても構わない。
なお、必要に応じて、酸価や水酸基価の調製等の目的で、酢酸、安息香酸等の1価の酸や、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等の1価のアルコールも使用してもよい。
前記トナー粒子は、従来公知の粉砕トナー、液中乳化乾燥トナー、もしくは液中沈殿からの粉砕トナー、あるいは乳化粒子の凝集合一を伴ういわゆるケミカルトナーの製造方法で製造すればよい。液体現像剤として使用する場合は、必要に応じて上記で得られたトナーをキャリアオイル中に分散させ、ボールミル、アトライター等の粉砕機で粉砕してさらにトナー粒径を小さくしてもよい。
トナー粒子の体積平均粒径D50vは、0.5μm以上5.0μm以下であることが好ましい。上記範囲内であることで、付着力が高く、現像性の向上が図られる。また、画像の解像性の向上も図られる。トナー粒子の体積平均粒径D50vは、0.8μm以上4.0μm以下の範囲であることがより好ましく、1.0μm以上3.0μm以下の範囲であることがさらに好ましい。
キャリア液は、トナー粒子を分散させるための絶縁性の液体であり、特に制限はないが、シリコーンオイルを主成分とする絶縁性液体が好ましい。シリコーンオイル単独でも構わないし、その他の絶縁性液体との混合液でも構わない。シリコーンオイルとしては、KF96(信越シリコン製)、SH200、SH344(以上、東レシリコン製)、TSF451(東芝シリコン製)等が挙げられる。また、混合可能な液体はとしては、特に制限はないが、例えば、パラフィンオイル等の脂肪族系炭化水素溶媒(市販品では、松村石油社製モレスコホワイトMT−30P、モレスコホワイトP40、モレスコホワイトP70、エクソン化学社製アイソパーL、アイソパーM等)、ナフテン系オイル等の炭化水素系溶媒(市販品では、エクソン化学社製エクソールD80,エクソールD110、エクソールD130、日本石油化学社製ナフテゾールL、ナフテゾールM、ナフテゾールH、Newナフテゾール160、Newナフテゾール200、Newナフテゾール220、NewナフテゾールMS−20P等)が挙げられ、それらの中に、トルエン等の芳香族化合物を含有させてもよい。なお、「シリコーンオイルを主成分とする」とは、キャリア液中シリコーンオイルを50質量%以上含むことをいう。
本実施形態に係る液体現像剤は、上記トナー粒子とキャリア液とを、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ビーズミル等の分散機を用いて混合し、粉砕して、トナー粒子をキャリア液中に分散することにより得られる。なお、トナー粒子のキャリア液中への分散は分散機に限られず、ミキサーのような、特殊な撹拌羽根を高速で回転させ分散してもよいし、ホモジナイザーとして知られるローター・ステーターの剪断力で分散してもよいし、超音波によって分散してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、像保持体(以下、「感光体」という場合がある)と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、像保持体の表面に潜像(静電潜像)を形成する潜像形成手段と、像保持体の表面に形成された潜像を、現像剤保持体の表面に保持された上記本実施形態に係る液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、を備える。
実施例および比較例で用いるワックスの溶解性、冷却後の状態、酸価を以下の方法で評価した。結果を表1に示す。
ワックスをサンプルビンに2.5質量部取り、揮発性シリコーンオイル(信越化学社製:KF−96−1.5cs)を加えて100質量部とし、密栓した後、140℃のオーブンに入れて1時間加温した。溶解部分をアルミ皿に分取し、乾燥させて下記の式に従って、溶解性を測定した。
溶解性(%)={[(乾燥重量−アルミ皿重量)/(分取量−アルミ皿重量)]×100}/2.5×100
ワックスをサンプルビンに2.0質量部取り、シリコーンオイル(信越化学社製:KF−96−1.5cs)を100質量部加えて密栓した後、140℃のオーブンに入れて1時間加温した。20℃まで冷却した後、溶液の状態を目視で確認した。固化して流動性が無い場合:○、流動性がある場合:×と判定した。
ワックスの酸価は、10mgの試料をトルエン50mlに溶解し、0.1%のブロムチモールブルーとフェノールレッドの混合指示薬を用いて、予め標定されたN/10水酸化カリウム/アルコール溶液で滴定し、N/10水酸化カリウム/アルコール溶液の消費量から算出した。
加熱乾燥した二口フラスコに、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン80モル部と、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン20モル部と、テレフタル酸50モル部と、フマル酸25モル部と、n−ドデセニルコハク酸25モル部とを原料として、触媒としてジブチル錫オキサイドを入れ、容器内に窒素ガスを導入して不活性雰囲気に保ち昇温した後、150℃以上230℃以下で約12時間共縮重合反応させ、その後、210℃以上250℃以下で徐々に減圧して、非晶性ポリエステル樹脂(1)を合成した。得られた非晶性ポリエステル樹脂(1)の重量平均分子量(Mw)は、17,900であった。また、非晶性ポリエステル樹脂(1)の酸価は14.6mgKOH/gであった。さらに、非晶性ポリエステル樹脂(1)の融点を、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定し、JIS規格(JIS K−7121参照)により解析して得た。その結果、明確なピークを示さず、階段状の吸熱量変化が観察された。階段状の吸熱量変化の中間点をとったガラス転移温度(Tg)は60℃であった。
加熱乾燥した二口フラスコに、ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン50モル部と、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン40モル部と、エチレングリコール10モル部と、テレフタル酸50モル部と、イソフタル酸15モル部と、ドデセニルコハク酸30モル部と、1,2,4−トリメリット酸5モル部とを原料とした以外は、非晶性ポリエステル樹脂(1)と同様にして、非晶性ポリエステル樹脂(2)を合成した。得られた非晶性ポリエステル樹脂(2)の重量平均分子量(Mw)は、12,000であった。また、非晶性ポリエステル樹脂(2)の酸価は21mgKOH/gであった。さらに、非晶性ポリエステル樹脂(2)の融点を、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定した結果、明確なピークを示さず、階段状の吸熱量変化が観察された。階段状の吸熱量変化の中間点をとったガラス転移温度(Tg)は65℃であった。
加熱乾燥した3口フラスコに、セバシン酸ジメチル43.4質量部と、1,10−デカンジオール32.8質量部と、ジメチルスルホキシド27質量部と、触媒としてジブチル錫オキサイド0.03質量部とを入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械撹拌にて180℃で4時間撹拌を行った。減圧下、ジメチルスルホキシドを留去し、その後、減圧下にて220℃まで徐々に昇温を行い1.5時間撹拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、脂肪族の結晶性ポリエステル樹脂(1)65質量部を合成した。非晶性ポリエステル樹脂(1)と同様にして分子量を測定したところ、得られた結晶性ポリエステル樹脂(1)の重量平均分子量(Mw)は22,000であった。また、非晶性ポリエステル樹脂(1)と同様にして融点測定を行い、DSCスペクトルを得たところ、結晶性ポリエステル樹脂(1)は明確なピークを有し、融解温度(Tm1)は77℃であった。
(液体現像剤1の作製)
非晶性ポリエステル樹脂(1)60質量部にシアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3、クラリアント(株)製)40質量部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、シアン顔料マスターバッチを作製した。次に以下の組成の混合物をディゾルバーの設置された密閉型反応容器に投入し、80℃で加温して還流下1時間溶解分散した。
上記シアン顔料マスターバッチ:25質量部
非晶性ポリエステル樹脂(2):55質量部
結晶性ポリエステル樹脂(1):10質量部
ワックス(変性ワックス(ポリエチレンワックスを無水マレイン酸で酸化したマレイン化ワックス)、中京油脂社製、L996):10質量部
酢酸エチル:400質量部
(定着方法)
液体現像剤1を用い、図2に示すような画像形成装置を用いて、コート紙(王子製紙社製、OKトップコート128)に画像濃度1.0のパッチ画像を出力した。
定着は前記画像形成装置における定着装置のロール温度を110℃から180℃まで5℃ずつ適宜変えて定着し定着画像を得た。用紙搬送速度は毎分80mとした。評価結果を表2に示す。
ホットオフセット発生の有無を目視判定した。以下の基準で評価した。
○:ホットオフセットの発生が見られない
×:ホットオフセットの発生が見られる
液体現像剤を用いて形成された定着画像の画像同士を重ねあわせて、80g/cm2の荷重をかけて、温度55℃、湿度60%の環境チャンバー内に7日間放置して、画像のドキュメントオフセットを評価した。以下の基準で評価した。
◎:力を加えずに剥離できた
○:剥離させるのに力を加えるが画像劣化はほとんどなかった
×:画像劣化があった
(液体現像剤2の作製)
非晶性ポリエステル樹脂(1)60質量部にマゼンタ顔料C.I.ピグメントレッド122(クラリアント(株)製)20質量部およびC.I.ピグメントレッド57:1(大日精化工業(株)製20質量部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、マゼンタ顔料マスターバッチを作製した。次に以下の組成の混合物をディゾルバーの設置された密閉型反応容器に投入し、80℃で還流下1時間溶解分散した。
上記マゼンタ顔料マスターバッチ:25質量部
非晶性ポリエステル樹脂(2):55質量部
結晶性ポリエステル樹脂(1):10質量部
ワックス(エステルワックス、日油社製、WEP3):10質量部
メチルエチルケトン:100質量部
(結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液の調製)
結晶性ポリエステル樹脂(1)160質量部と、酢酸エチル233質量部と、水酸化ナトリウム水溶液(0.3N)0.1質量部とを用意し、これらをセパラブルフラスコに入れ、75℃で加熱し、スリーワンモータ(新東科学株式会社製)により撹拌して樹脂混合液を調製した。この樹脂混合液をさらに撹拌しながら、徐々にイオン交換水373質量部を加え、転相乳化させ、10℃/分の降温速度にて40℃まで降温し、脱溶剤することにより結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液(固形分濃度:30質量%)を得た。
非晶性ポリエステル樹脂(1)160質量部と、酢酸エチル233質量部と、水酸化ナトリウム水溶液(0.3N)0.1質量部とを用意し、これらをセパラブルフラスコに入れ、70℃で加熱し、スリーワンモータ(新東科学株式会社)により撹拌して樹脂混合液を調製した。この樹脂混合液をさらに撹拌しながら、徐々にイオン交換水373質量部を加え、転相乳化させ、1℃/分の降温速度にて40℃まで降温し脱溶剤することにより非晶性ポリエステル樹脂粒子分散液(固形分濃度:30質量%)を得た。
シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3、大日精化製) 45質量部
イオン性界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬製) 5質量部
イオン交換水 200質量部
以上を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックスT50)により10分間分散して、体積平均粒径170nmの着色剤分散液を得た。
パラフィンワックス(融点69℃、和光純薬社製) 45質量部
カチオン性界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬製) 5質量部
イオン交換水 200質量部
以上を90℃に加熱して、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックスT50)により十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザで分散処理し、体積平均粒径200nm、固形分量24.3質量%のワックス分散液を得た。
結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液 15質量部
非晶性ポリエステル樹脂粒子分散液 90質量部
着色剤分散液 18質量部
ワックス分散液 18質量部
以上の成分に固形分量16質量%となるようイオン交換水を添加し、丸型ステンレスフラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合、分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.36質量部を加え、ウルトラタラックスT50で分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを撹拌しながら37℃まで加熱した。37℃で60分保持した後、0.55モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.0にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて撹拌を継続しながら90℃まで加熱し、3.5時間保持した。この時の粒子径を測定したところ体積平均粒径は2.8μm、体積平均粒度分布指標GSDvは1.24、数平均粒度分布指標GSDpは1.30であった。上記処理終了後、冷却し、濾過し、イオン交換水で十分に洗浄した後、ヌッチェ式吸引濾過により固液分離を施した。これをさらに40℃のイオン交換水3Lに再分散し、15分300rpmで撹拌、洗浄した。これをさらに5回繰り返し、濾液の電気伝導度が9.7μS/cmとなったところで、ヌッチェ式吸引濾過によりNo4Aろ紙を用いて固液分離を行った。その後、40℃で真空乾燥して体積平均粒径2.8μmのトナー粒子を得た。得られたトナー粒子30質量部に、シリコーンオイル(信越化学社製、KF96−20CS)40質量部、パラフィンオイル(松村石油社製P−40)30重量部、カルボキシ変性シリコーンオイル(信越化学社製、X22−3701E)0.1質量部を混合してトナー粒子が分散された液体現像剤3を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスをWEP3(エステルワックス、日油社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤4を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスをパラフィンワックス(融点69℃、和光純薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤5を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスをカルナバワックス(和光純薬社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤6を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスをWEP5(エステルワックス、日油社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤7を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスを添加せずに、その代わりに非晶性ポリエステル樹脂(2)5質量部と結晶性ポリエステル樹脂(1)5質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤8を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスを4202E(変性ポリオレフィンワックス、三井化学社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤9を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
ワックスを1105A(変性ポリオレフィンワックス、三井化学社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして、液体現像剤10を得た。実施例1と同様にして、評価を行った。評価結果を表2に示す。
Claims (8)
- シリコーンオイルを主成分とするキャリア液と、
結着樹脂およびワックスを含むトナー粒子と、
を含み、
前記ワックスは、前記ワックスの融点以上の温度でシリコーンオイルに溶解させた後、20℃に冷却させると固化するものであることを特徴とする液体現像剤。 - 前記ワックスが、パラフィンワックスおよびマレイン化ワックスのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体現像剤。
- 前記ワックスの酸価が40mgKOH/g以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体現像剤。
- 前記シリコーンオイルに対する前記ワックスの140℃における溶解性が40%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体現像剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤が収容されていることを特徴とする現像剤カートリッジ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤が収容されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成工程と、
前記像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着工程と、
を含むことを特徴とする画像形成方法。
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