JP5949313B2 - 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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が記載されている。
(1)
(式(1)中、X、YおよびZは、それぞれ独立して水素原子またはカルボキシル基を示し、かつX、YおよびZのうち少なくとも一つは、カルボキシル基を示す。mは、1以上1,000以下の整数を示し、nは、1以上10以下の整数を示す。R1、R2およびR3は、それぞれ独立して単結合または炭素数1以上20以下の2価の脂肪族炭化水素基を示す。)
(2)
(式(2)中、R4およびR5は、それぞれ独立して水素原子または炭素数1以上20以下の脂肪族炭化水素基を示し、mおよびnは、それぞれ独立して100以上1,000以下の整数を示す。)
本実施形態に係る液体現像剤は、キャリア液と、高分子アミン類により表面処理された、ポリエステル樹脂を含むトナー粒子と、カルボキシル基含有シリコーン化合物と、を含有する。結着樹脂としてポリエステル樹脂を含むトナー粒子をキャリア液中に分散させた液体現像剤が検討されているが、ポリエステル樹脂は本質的に負に帯電する傾向が強い材料であるため、液体現像剤を正に帯電させることが困難であった。
(1)
(式(1)中、X、YおよびZは、それぞれ独立して水素原子またはカルボキシル基を示し、かつX、YおよびZのうち少なくとも一つは、カルボキシル基を示す。mは、1以上1,000以下の整数を示し、nは、1以上10以下の整数を示す。R1、R2およびR3は、それぞれ独立して単結合または炭素数1以上20以下の2価の脂肪族炭化水素基を示す。)
(3)
(式(3)中、R6は、2価の脂肪族炭化水素基を示し、jは1以上100以下の整数を示し、kは10以上1000以下の整数を示し、lは1以上1000以下の整数を示す。R7は、脂肪族炭化水素基を示す。
本実施形態に係る液体現像剤に含まれるトナー粒子は、結着樹脂を含み、必要に応じて、着色剤、離型剤等のその他成分を含んでもよい。トナー粒子は、高分子アミン類により表面処理されたものである。
(2)
(式(2)中、R4およびR5は、それぞれ独立して水素原子または炭素数1以上20以下の脂肪族炭化水素基を示し、mおよびnは、それぞれ独立して100以上1,000以下の整数を示す。)
結着樹脂は、主成分としてポリエステル樹脂を含む。ポリエステル樹脂は、酸(多価カルボン酸)成分とアルコール(多価アルコール)成分とから合成されるものであり、本実施形態において、「酸由来構成成分」とは、ポリエステル樹脂の合成前には酸成分であった構成部位を指し、「アルコール由来構成成分」とは、ポリエステル樹脂の合成前にはアルコール成分であった構成部位を指す。主成分とは、トナー粒子中の結着樹脂100質量部に対して50質量部以上のことをいう。
酸由来構成成分は、特に制限はなく、脂肪族ジカルボン酸、芳香族カルボン酸が好ましく用いられる。脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼリン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、1,13−トリデカンジカルボン酸、1,14−テトラデカンジカルボン酸、1,16−ヘキサデカンジカルボン酸、1,18−オクタデカンジカルボン酸など、あるいはその低級アルキルエステルや酸無水物が挙げられるが、これらに限定されない。また芳香族カルボン酸としては例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族カルボン酸類の低級アルキルエステルや酸無水物が挙げられる。また、シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式カルボン酸類等が挙げられる。さらに良好な定着性を確保するため、架橋構造あるいは分岐構造をとるためにジカルボン酸とともに3価以上のカルボン酸(トリメリット酸やその酸無水物等)を併用することが好ましい。また、前述のアルケニルコハク酸類の具体的なものとしては、ドデセニルコハク酸、ドデシルコハク酸、ステアリルコハク酸、オクチルコハク酸、オクセニルコハク酸等が挙げられる。
アルコール由来構成成分としては特に制限はないが、脂肪族ジオールとして、例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,18−オクタデカンジオール、1,20−エイコサンジオール等が挙げられる。また、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリンなどや、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールAなどの脂環式ジオール類、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物などの芳香族ジオール類が用いられる。また、良好な定着性を確保するため、架橋構造あるいは分岐構造をとるためにジオールとともに3価以上の多価アルコール(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール)を併用してもよい。
本実施形態で用いるトナー粒子を製造する方法としては、特に制限はなく、例えば、粉砕トナー、液中乳化乾燥トナー、もしくは重合トナー等の製造方法で製造したトナーをキャリア液中で粉砕して得られる。
トナー粒子の体積平均粒径D50vは、0.5μm以上5.0μm以下であることが好ましい。上記範囲内であることで、付着力が高く、現像性の向上が図られる。また、画像の解像性の向上も図られる。トナー粒子の体積平均粒径D50vは、0.8μm以上4.0μm以下の範囲であることがより好ましく、1.0μm以上3.0μm以下の範囲であることがさらに好ましい。
キャリア液は、トナー粒子を分散させるための絶縁性の液体であり、特に制限はないが、例えば、パラフィンオイル等の脂肪族炭化水素を主成分とする脂肪族系炭化水素溶媒(市販品では、松村石油社製モレスコホワイトMT−30P、モレスコホワイトP40、モレスコホワイトP70、エクソン化学社製アイソパーL、アイソパーM等)、ナフテン系オイル等の炭化水素系溶媒(市販品では、エクソン化学社製エクソールD80、エクソールD110、エクソールD130、日本石油化学社製ナフテゾールL、ナフテゾールM、ナフテゾールH、Newナフテゾール160、Newナフテゾール200、Newナフテゾール220、NewナフテゾールMS−20P等)が挙げられる。また、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のシリコーンオイル(シリコーン系溶剤)が挙げられる。これらのうち、安全性、不揮発性等の点から、シリコーンオイルが好ましい。
本実施形態に係る液体現像剤は、上記トナー粒子とキャリア液とを、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ビーズミル等の分散機を用いて混合し、粉砕して、トナー粒子をキャリア液中に分散することにより得られる。なお、トナー粒子のキャリア液中への分散は分散機に限られず、ミキサーのごとく、特殊な撹拌羽根を高速で回転させ分散してもよいし、ホモジナイザーとして知られるローター・ステーターの剪断力で分散してもよいし、超音波によって分散してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、像保持体(以下、「感光体」という場合がある)と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、像保持体の表面に潜像(静電潜像)を形成する潜像形成手段と、像保持体の表面に形成された潜像を、現像剤保持体の表面に保持された上記本実施形態に係る液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、を備える。
(液体現像剤の調製)
ポリエステル樹脂(花王(株)製、重量平均分子量:15,000)60質量部にシアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3、クラリアント(株)製)40質量部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、シアン顔料マスターバッチを作製した。
ポリエステル樹脂(花王(株)製、重量平均分子量:15,000):70質量部
上記シアン顔料マスターバッチ:25質量部
酢酸エチル:100質量部
放冷後、混合物に5%塩酸水溶液を加えて炭酸カルシウムを分解した後、遠心分離機により固形分を分離し、1Lのイオン交換水で3回洗浄して、体積平均粒径3.5μmのトナー粒子のスラリーを得た。
(帯電極性)
5cm×1cmに加工したITO付ガラス基板(EHC社製:100Ω/□)2枚を、絶縁スペーサとしてナフロンシート(アズワン社製:1cm×1cm×1.0mm)を挟んで、電極面が内向きになるように固定した。ディスポーザブルセル(アズワン社製:12×12×45mm)に液体現像剤サンプル1mLを入れ、上記の電極基板を浸漬して、250Vの直流電圧を30秒間印加し、電圧を印加したままの状態で電極を引き上げて、正極および負極のITO電極面の粒子の付着状態を観察して、帯電極性を判定した。その結果を表1に示す。
+:負極のみに付着する
−:正極のみに付着する
±:両極に付着する
−:両極とも付着しない
各実施例および各比較例で得られた液体現像剤について、マイクロチック・ニチオン社製の「顕微鏡式レーザーゼータ電位計」ZC−3000を用いて電位差を測定し、以下の5段階の基準に従い評価した。測定は、液体現像剤を希釈溶媒で希釈して、10mmの透明セルに入れ、電極間9mmで300Vの電圧をかけると同時に顕微鏡でセル内の粒子の移動速度を観察することで、移動速度を算出して、その値からゼータ電位を求めることにより行った。結果を表1に示す。
A:電位差が+100mV以上(非常に良い)
B:電位差が+85mV以上、+100mV未満(良い)
C:電位差が+70mV以上、+85mV未満(普通)
D:電位差が+50mV以上、+70mV未満(やや悪い)
E:電位差が+50mV未満(非常に悪い)
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−15C(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製、上記式(2)において、mは約300、nは0である。重量平均分子量:15,000)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子53質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−1112(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製、上記式(2)において、mは5以上10以下、nは5以上10以下であり、R4およびR5はメチル基である。重量平均分子量:1,000)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアミンPAS−21(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製、重量平均分子量:4,000)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリエチレンイミン(重量平均分子量70,000;AlfaAeser社製)の5重量%水溶液20質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子57質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−1112(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−1112(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−1112(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−15C(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子53質量部を回収した。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアミンPAS−21(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
(カルボキシル基含有可溶性高分子化合物の合成)
メタクリル酸1質量部、メタクリロキシ変性シリコーンFM0711(チッソ社製)50質量部をトルエン100質量部に溶解し、窒素置換した後、アゾビスイソブチロニトリル(和光純薬工業(株)製)0.2質量部を加え、80℃で20時間反応させた。反応終了後、トルエンを減圧留去し、残渣をメタノールで洗浄後、減圧濃縮して下記式で示される可溶性高分子化合物(カルボキシル基含有シリコーン化合物、上記式(3)において、R7は脂肪族炭化水素基(詳細不明)、lは約10である。)を得た。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリアリルアミンPAA−1112(15重量%溶液;ニットーボーメディカル(株)製)10質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子58質量部を回収した。
特開平11−7156号公報の実施例1に記載の方法でシアントナー粒子を得た。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリーをそのまま20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子60質量部を回収した。
比較例1で用いた乾燥シアントナー粒子20質量部を、シリコーンオイル(KE−96L−20cs;信越化学工業(株)製)80質量部、および片末端カルボキシル変性シリコーンオイル(X−22−3710;信越化学工業(株)製)0.1質量部と混合し、固形分濃度20質量%の液体現像剤を得た。以下、実施例1と同様にして帯電特性を判定した。その結果を表1に示す。
実施例1で用いたシアントナー粒子のスラリー100質量部を蒸留水300質量部に分散し、1N塩酸4質量部を加えてpH2に調整した。この混合物を撹拌しながら、ポリエチレンイミン(重量平均分子量70,000;AlfaAeser社製)の5重量%水溶液20質量部を徐々に滴下し、添加終了後1時間撹拌を続けた。撹拌終了後、分散液を吸引濾過し、水で繰り返し洗浄した後、得られたケーキを20℃で24時間凍結乾燥して、乾燥シアントナー粒子57質量部を回収した。
Claims (8)
- キャリア液と、
高分子アミン類により表面処理された、ポリエステル樹脂を含むトナー粒子と、
カルボキシル基含有シリコーン化合物と、
を含有し、
液体現像剤中の前記カルボキシル基含有シリコーン化合物の量は、液体現像剤100質量部に対して0.001質量部以上10質量部以下の範囲であることを特徴とする液体現像剤。 - 前記カルボキシル基含有シリコーン化合物が、下記一般式(1)で示される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の液体現像剤。
- 前記高分子アミン類が、ポリアルキレンイミン類であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体現像剤。
- 前記高分子アミン類が、下記一般式(2)で示されるポリアリルアミン類であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体現像剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤が収容されていることを特徴とする現像剤カートリッジ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤が収容されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成工程と、
前記像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着工程と、
を含むことを特徴とする画像形成方法。
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