JP2006301618A - 静電荷像現像用トナー、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】結着樹脂として結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを含み、表面が該無定形高分子Bとは異なる無定形高分子Cを主成分とする表面層で被覆された静電荷像現像用トナーであって、前記結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmA[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピークTmAB[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Cを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmAC[℃]と、が下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナー及びその製造方法。
・ TmAB < TmAC ≦ TmA ・・・ 式(1)
【選択図】なし
Description
ここで用いられる現像剤には、トナーとキャリアからなる2成分現像剤と、磁性トナー又は非磁性トナーを単独で用いる1成分現像剤とが知られているが、そのトナーの製法は通常、熱可塑性樹脂を顔料、帯電制御剤、ワックスなどの離型剤とともに溶融混練し、冷却後、微粉砕・分級する混練粉砕製法が利用されおり、以下に記載する如きいくつかの問題点を有する。
更に近年、高画質化への要求が高まり、画像形成では高精細な画像を実現するためにトナーの小径化傾向が著しい。
しかし、従来の粒度分布のままでの単純な小径化では、微粉側トナーの存在により、キャリアや感光体の汚染やトナー飛散の問題が著しくなり高画質と高信頼性を同時に実現することは困難である。このためには粒度分布をシャープ化でき、かつ小粒径化が可能ことも必要になる。
これら湿式製法トナーは、粒度分布がシャープで小粒径のトナー粒子を製造に適しており、特にトナー表面形状制御性において凝集・融合合一トナーは優れており、帯電性、耐久性の改善を図ることができる。
トナーの定着温度を低くする手段として、トナー用樹脂(バインダー)のガラス転移点を低くする技術が一般的に行われている。しかし、ガラス転移点をあまりに低くし過ぎると、粉体の凝集(ブロッキング)が起こり易くなったり、定着画像上のトナーの保存性がなくなる為、実用上50℃が下限であり、好ましくは60℃が必要である。
即ち、本発明は、
<1> 結着樹脂として結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを含み、表面が該無定形高分子Bとは異なる無定形高分子Cを主成分とする表面層で被覆された静電荷像現像用トナーであって、前記結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmA[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピークTmAB[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Cを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmAC[℃]と、が下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナーである。
・ TmAB < TmAC ≦ TmA ・・・ 式(1)
・ SPD < SPA < SPB < SPC ・・・ 式(2)
・ 0.8 < SPB − SPD < 1.8 ・・・ 式(3)
<6> 前記結晶性樹脂Aの含有量が5〜50質量%あることを特徴とする<1>〜<5>の何れか1つに記載の静電荷像現像用トナーである。
<8> 角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)が1×107Pa以上であり、90℃における損失弾性率GN(90)が1.0×105Pa以下であることを特徴とする<1>〜<7>の何れか1つに記載の静電荷像現像用トナーである。
以下、本発明の静電荷像現像用トナー(以下、単に「本発明のトナー」という場合がある。)を詳細に説明する。
・ TmAB < TmAC ≦ TmA ・・・ 式(1)
また、前記TmAB[℃]は、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを、結晶性樹脂A20質量部に対し無定形高分子B80質量部を粉体混合した後、試料をアルミ皿に載せ、100℃で2時間静置、室温にて徐冷した後、溶融した試料を乳鉢で砕いたたものをサンプルとして測定したものであり、前記TmAC[℃]は、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Cを、結晶性樹脂A20質量部に対し無定形高分子C80質量部を粉体混合した後、試料をアルミ皿に載せ、100℃で2時間静置、室温にて徐冷した後、溶融した試料を乳鉢で砕いたものをサンプルとして測定したものである。
また、適度に相溶することにより結晶性樹脂Aの分散性が向上し、トナーの強度の確保が可能となる。
これを結晶性樹脂Aと無定形高分子Bが相溶化することで結晶性樹脂Aの結晶性が崩れ結晶性樹脂の融点降下が発生することを示しており、特に相溶化が著しい場合には結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度も著しく低下する。
SP値 =(ΣΔei / ΣΔvi)1/2
Δei: 原子または原子団の蒸発エネルギー
Δvi: 原子または原子団のモル体積
・ SPD < SPA < SPB < SPC ・・・ 式(2)
・ 0.8 < SPB − SPD < 1.8 ・・・ 式(3)
尚、本発明において、前記吸熱ピークの吸熱量の総和E及び吸熱ピークの吸熱量の総和Fは、前記TmA[℃]、TmAB[℃]、及びTmAC[℃]の測定と同様の条件でDSC測定を行い、得られた示差走査熱量曲線を解析し、第1の昇温過程、及び冷却後の第2の昇温過程にそれぞれにおける吸熱ピークとベースラインに囲まれる面積より求めたものである。
以下、本発明のトナーの構成成分について詳細にする。
本発明のトナーに用いられる結晶性ポリエステル樹脂や、その他すべてのポリエステル樹脂は、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とから合成される。尚、本発明においては、前記ポリエステル樹脂として市販品を使用してもよいし、適宜合成したものを使用してもよい。以下、前記結晶性樹脂Aとして好ましく用いられる結晶性ポリエステル樹脂について説明する。
また、3価以上のカルボン酸として、例えば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸等、及びこれらの無水物やこれらの低級アルキルエステルなども挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、3価以上のアルコールとして、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
結晶性ポリエステル樹脂の製造は、重合温度180〜230℃の間で行うことができ、必要に応じて反応系内を減圧にし、縮合時に発生する水やアルコールを除去しながら反応させる。モノマーが反応温度下で溶解又は相溶しない場合は、高沸点の溶剤を溶解補助剤として加え溶解させてもよい。重縮合反応においては、溶解補助溶剤を留去しながら行う。共重合反応において相溶性の悪いモノマーが存在する場合は、あらかじめ相溶性の悪いモノマーと、そのモノマーと重縮合予定の酸又はアルコールとを縮合させておいてから主成分と共に重縮合させるとよい。
また結晶性の樹脂には、複数の融解ピークを示す場合があるが、本発明においては、最大のピークをもって融点とみなす。
本発明に使用される無定形高分子Cのガラス転移温度は、35〜100℃であることが好ましく、貯蔵安定性とトナーの定着性のバランスの点から、50〜80℃であることがより好ましい。ガラス転移温度が35℃未満であると、トナーが貯蔵中又は現像機中でブロッキング(トナーの粒子が凝集して塊になる現象)を起こす場合がある。一方、ガラス転移温度が100℃を超えると、トナーの定着温度が高くなってしまう場合がある。
本発明において、無定形高分子Cの軟化点の測定は、フローテスター(島津社製: CFT−500C)を用いて、予熱:80℃で300sec,プランジャー圧力:0.980665MPa,ダイサイズ:1mmφ×1mm,昇温速度:3.0℃/minの条件下における溶融開始温度と溶融終了温度との中間温度を指す。
前記内添剤としては、例えば、フェライト、マグネタイト、還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金、またはこれら金属を含む化合物などの磁性体等が挙げられる。
前記帯電制御剤としては、例えば4級アンモニウム塩化合物、ニグロシン系化合物、アルミ、鉄、クロムなどの錯体からなる染料、トリフェニルメタン系顔料などが挙げられる。
前記無機微粒子としては、例えば、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、塩化セリウム、ベンガラ、酸化クロム、酸化セリウム、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等が挙げられる。中でも、シリカ微粒子や酸化チタン微粒子が好ましく、疎水化処理された微粒子が特に好ましい。
前記有機微粒子は、一般にクリーニング性や転写性を向上させる目的で使用され、具体的には例えば、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる。
角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)が1×107Pa以上であることが好ましく、90℃における損失弾性率GN(90)が1.0×105Pa以下であることが好ましい。前記貯蔵弾性率GL(30)が1×107Pa未満であると、二成分現像剤におけるトナーとして用いる場合、現像機内でキャリアと混合されたときに、キャリアから受ける圧力や剪断力によりトナー粒子が変形し、安定な帯電現像特性を維持することができない場合や、静電潜像担持体上のトナーがクリーニングされる際に、クリーニングブレードから受ける剪断力によって変形し、クリーニング不良が発生する場合がある。一方、貯蔵弾性率GL(30)が1×107Pa以上である場合には、高速機で用いても特性が安定し、定着後の画像の強度をより強くすることができる。また損失弾性率GL(90)が1.0×105Paを超えると、低温定着性が悪化する場合がある。
また、前記損失弾性率GN(90)が5×103〜1.0×105Paであることがより好ましく、1×104〜5.0×104Paであることが更に好ましい。
本発明のトナーは、凝集・合一法、懸濁重合法、溶解懸濁造粒法、溶解懸濁法、溶解乳化凝集合一法などの、酸性やアルカリ性の水系媒体中でトナー粒子を生成する湿式製法で製造されることが好適であるが、特に凝集合一法で製造されることが好ましい。
凝集合一法は、凝集系のイオンバランスが崩れるのを抑制し凝集速度の制御が容易となり、また懸濁重合法においては、重合阻害の発生を抑制し特に粒子径の制御が容易となり、また、溶解懸濁造粒法や溶解乳化凝集合一法においては、造粒や乳化の際の粒子安定化を図ることが可能となる。
また、前記金属塩の重合体は、凝集微粒子分散液における濃度が0.11〜0.25質量%となるように添加することが好ましい。
前記結晶性樹脂A微粒子分散液は、公知の転相乳化、或いは融点以上に加熱し、機械的せん断力によって乳化させる。この際イオン性界面活性剤を添加もしくは中和アミンを用い自己中和による乳化液の安定性化を図ってもよい。
なお、前記凝集微粒子分散液製造工程、付着工程は、段階的に複数回に分けて繰り返し実施してもよい。
−結晶性ポリエステル樹脂分散液(A)の調整−
加熱乾燥した三口フラスコに、セバシン酸ジメチル98mol、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム2mol、エチレングリコール100molと、これらの合計100質量部あたり、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3質量部を入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械攪拌にて180℃で5時間攪拌・還流を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、結晶性ポリエステル樹脂(A)を合成した。ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた結晶性ポリエステル樹脂(A)の重量平均分子量(Mw)は9700であった。また、結晶性ポリエステル樹脂(A)の融点(Tm)を、前述の測定方法により、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定したところ、明確な吸熱ピークを示し、吸熱ピーク温度は76.1℃であった。
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 1.8質量部
・イオン交換水 210 質量部
次いで、上記組成物を100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理を1時間行い、中心径200nm、100質量部中の固形分量が30質量部の結晶性ポリエステル樹脂分散液(A)を得た。
加熱乾燥した三口フラスコに、セバシン酸ジメチル98mol、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム2mol、エチレングリコール100molと、これらの合計100質量部あたり、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3質量部を入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械攪拌にて180℃で5時間攪拌・還流を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い4時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、結晶性ポリエステル樹脂(B)を合成した。ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた結晶性ポリエステル樹脂(B)の重量平均分子量(Mw)は30000であった。また、結晶性ポリエステル樹脂(B)の融点(Tm)を、前述の測定方法により、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定したところ、明確な吸熱ピークを示し、吸熱ピーク温度は66℃であった。
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 1.8質量部
・イオン交換水 210 質量部
次いで、上記組成物を100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理を1時間行い、中心径130nm、100質量部中の固形分量が30質量部の結晶性ポリエステル樹脂分散液(B)を得た。
加熱乾燥した三口フラスコに、1,10−ドデカン二酸90.5mol、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム2mol、5−t−ブチルイソフタル酸7.5mol、1,9−ノナンジオール100molと、これらの合計100質量部あたり、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3質量部を入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械攪拌にて180℃で5時間攪拌・還流を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い4時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、結晶性ポリエステル樹脂(C)を合成した。ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた結晶性ポリエステル樹脂(C)の重量平均分子量(Mw)は28000であった。また、結晶性ポリエステル樹脂(C)の融点(Tm)を、前述の測定方法により、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定したところ、明確な吸熱ピークを示し、吸熱ピーク温度は72℃であった。
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 1.8質量部
・イオン交換水 210 質量部
次いで、上記組成物を100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理を1時間行い、中心径300nm、100質量部中の固形分量が30質量部の結晶性ポリエステル樹脂分散液(C)を得た。
加熱乾燥した三口フラスコに、テレフタル酸ジメチル95mol、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム5mol、1,9−ノナンジオール100molと、これらの合計100質量部あたり、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3質量部を入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械攪拌にて180℃で5時間攪拌・還流を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、結晶性ポリエステル樹脂(D)を合成した。ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた結晶性ポリエステル樹脂(D)の重量平均分子量(Mw)は4000であった。また、結晶性ポリエステル樹脂(D)の融点(Tm)を、前述の測定方法により、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定したところ、明確な吸熱ピークを示し、吸熱ピーク温度は94℃であった。
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5.0質量部
・イオン交換水 210 質量部
次いで、上記組成物を100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理を1時間行い、中心径320nm、100質量部中の固形分量が30質量部の結晶性ポリエステル樹脂分散液(D)を得た。
テレフタル酸30mol、フマル酸70mol、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物20mol、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物80molを、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコに仕込み、1時間を要して190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確認した後、ジブチル錫オキサイドを1.2質量部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに3時間脱水縮合反応を継続し、酸価が12.0mgKOH/g、重量平均分子量9700である非晶質ポリエステル樹脂(e)を得た。
テレフタル酸100mol、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物90mol、シクロヘキサンジメタノール10molを、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコに仕込み、1時間を要して190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確認した後、ジブチル錫オキサイドを1.2質量部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに3時間脱水縮合反応を継続し、酸価が9.0mg/KOH、重量平均分子量9000である非晶質ポリエステル樹脂(f)を得た。
テレフタル酸80mol%、イソフタル酸20mol%、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物90mol%、エチレングリコール10mol%を、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコにを仕込み、1時間を要して190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確認した後、ジブチル錫オキサイドを1.2質量部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに5時間脱水縮合反応を継続し、酸価が10.0mgKOH/g、重量平均分子量8500である非晶質ポリエステル樹脂(g)を得た。
テレフタル酸80mol、イソフタル酸20mol、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物90mol、エチレングリコール10molを、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコに仕込み、1時間を要して190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確認した後、ジブチル錫オキサイドを1.2質量部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに5時間脱水縮合反応を継続し、酸価が15.0mgKOH/g、重量平均分子量30000である非晶質ポリエステル樹脂(h)を得た。
スチレン370質量部、nブチルアクリレート30質量部、アクリル酸4質量部、ドデカンチオール24質量部、四臭化炭素4質量部を混合し、溶解したものを、非イオン性界面活性剤(三洋化成(株)製:ノニポール400)6質量部及びアニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製:ネオゲンSC)10質量部をイオン交換水560質量部に溶解したものに、フラスコ中で分散し、乳化し、10分ゆっくりと混合しながら、これに過硫酸アンモニウム4質量部を溶解したイオン交換水50質量部を投入し、窒素置換を行った後、前記フラスコ内を攪拌しながら内容物が70℃になるまでオイルバスで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続した。こうして、平均粒径が180nm、ガラス転移点が55℃、重量平均分子量(Mw)が15000である樹脂粒子を分散させてなる無定形高分子分散液(i)(100質量部中の固形分量が30質量部)を調製した。
・シアン顔料(銅フタロシアニンB15:3:大日精化製) 45質量部
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
以上を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックス)により10分間分散し、中心粒径168nm、100質量部中の固形分量が23.0質量部の着色剤分散液を得た。
・カルナバワックス(融点81℃) 45質量部
・カチオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
以上を95℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、中心径200nm、100質量部中の固形分量が20質量%の離型剤分散液(j)を得た。
・ペンタエリスリトールベヘン酸エステルバワックス(融点84.5℃) 5質量部
・カチオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
以上を95℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、中心径220nm、100質量部中の固形分量が20%の離型剤分散液(k)を得た。
・パラフィンワックスHNP−9(日本精鑞 融点75℃) 45質量部
・カチオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
以上を95℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、中心径190nm、100質量部中の固形分量が20%の離型剤分散液(l)を得た。
−トナー母粒子(1)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.0にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(1)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は3.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は1.2×104Paであった。尚、測定は、測定対象となるトナーをサンプルホルダーにセッティングし、昇温速度:1℃/min、周波数:1Hz、歪み:20%以下、測定補償値の範囲内の検出トルクで行った。なお、必要に応じて、サンプルホルダーを8mmと20mmとに使い分けた。
次いで以下のようにして外添トナーの作製を行った。
前記トナー母粒子(1)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(1)を作製した。
−トナー母粒子(2)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 183.3質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 33.3質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.2にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
またトナー母粒子(2)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は7.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は8.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(2)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(2)を作製した。
−トナー母粒子(3)の作製−.
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 83.3質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 133.3質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
またトナー母粒子(3)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は7.2×107Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は1.5×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(3)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(3)を作製した。
−トナー母粒子(4)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 183.3質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに33.3質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(4)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は1.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は3.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(4) 100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(4)を作製した。
−トナー母粒子(5)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(e) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.4にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(5)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.5×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は5.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(5)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(5)を作製した。
−トナー母粒子(6)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(e) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤 分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(i)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.3にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(6)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.5×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は7.2×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(6)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(6)を作製した。
−トナー母粒子(7)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(A) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(i)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
またトナー母粒子(7)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.7×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は3.5×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(7)100質量部に、ルチル型酸化チタン(平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(7)を作製した。
−トナー母粒子(8)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(A) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(8)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は3.2×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は4.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(8)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(8)を作製した
−トナー母粒子(9)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(A) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(i)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.4にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(9)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は3.5×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は6.7×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(9)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(9)を作製した。
−トナー母粒子(10)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(C) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(10)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は4.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は7.0×104 Pa であった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(10)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(10)を作製した。
−トナー母粒子(11)の作製−
・非晶質ポリエステル樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性ポリエステル樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(k) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20重量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに非晶質ポリエステル樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.4にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
またトナー母粒子(8)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.2×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は2.7×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(11)100質量部に、ルチル型酸化チタン(平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(11)を作製した。
−トナー母粒子(12)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(e) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(e)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(12)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は1.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は2.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(12)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(12)を作製した。
−トナー母粒子(13)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 250.0質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.4にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(13)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は9.8×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は2.0×105Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(12)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(13)を作製した。
−トナー母粒子(14)の作製−
無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 33.3質量部
結晶性樹脂微粒子分散液(B) 183.3質量部
着色剤分散液 22.0質量部
離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(14)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.5×107Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は1.5×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(14)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(14)を作製した。
−トナー母粒子(15)の作製−
・無定形高分子微粒子分散液(f) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子(g)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.4にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(15)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は5.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は3.2×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(15)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(15)を作製した。
・−トナー母粒子(16)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(h) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(e)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(16)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は6.0×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は9.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(16)100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(16)を作製した。
−トナー母粒子(17)の作製−
・無定形高分子樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性樹脂微粒子分散液(D) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(j) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20質量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに無定形高分子樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
また、トナー母粒子(17)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は4.2×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は8.2×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(17) 100質量部に、ルチル型酸化チタン(体積平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(17)を作製した。
−トナー母粒子(18)の作製−
・非晶質ポリエステル樹脂微粒子分散液(g) 136.7質量部
・結晶性ポリエステル樹脂微粒子分散液(B) 66.7質量部
・着色剤分散液 22.0質量部
・離型剤分散液(l) 50.0質量部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した。次いで、これにポリ塩化アルミニウム0.20重量部を加え、ウルトラタラックスで分散操作を継続した。加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら46℃まで加熱した。46℃で60分保持した後、ここに非晶質ポリエステル樹脂(f)分散液を緩やかに66.7質量部を追加した。その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.5にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
またトナー母粒子(15)の粘弾性を、回転平板型レオメーター(RDA 2RHIOSシステム Ver.4.3.2,レオメトリックス・サイエンテイフィック・エフ・イー(株)製)を用いて測定した。角周波数1Hz、30℃における貯蔵弾性率GL(30)は2.5×108Paであり、90℃における損失弾性率GN(90)は5.0×104Paであった。
次いで外添トナーの作製を行った。トナー母粒子(18)100質量部に、ルチル型酸化チタン(平均粒径20nm、n−デシルトリメトキシシラン処理)1.0質量部、シリカ(気相酸化法により作製、体積平均粒径40nm、シリコーンオイル処理)2.0質量部、高級アルコール粉砕品(体積平均粒径8μm)を0.5質量部を加え、5リットルヘンシェルミキサーを用い、周速30m/sで15分間ブレンドを行った後、45μmの目開きのシーブを用いて粗大粒子を除去し、外添トナー(18)を作製した。
評価する外添トナー5質量部と、スチレン・メチルメタクリレート樹脂(スチレン/メチルメタクリレート比=50:50、Mw=81000)で被覆されたフェライト粒子(体積平均粒径35μm)100質量部と、を混合して二成分現像剤を調整し、これを市販の電子写真複写機(Docu Centre Color 400改造機(富士ゼロックス社製))を用いて画像出しを行い、未定着画像を得た。
次に、ベルトニップ方式の外部定着機を用いて、定着温度を90℃〜220℃の間で段階的に上昇させながら画像の最低定着温度及びホットオフセット発生温度を評価した。なお、最低定着温度は、未定着のソリッド画像(25mm×25mm)を定着した後、一定荷重の重りを用いて折り曲げ、その部分の画像欠損度合いグレード付けし、ある一定のグレード以上になる定着温度を最低定着温度として、低温定着性の指標とした。一方、ホットオフセット発生温度は、トナー定着画像の定着ロール径に対応した周期の2周目位置にオフセットした画像欠損の有無を目視で判断し、画像欠損が発生した温度をホットオフセット発生温度とした。
ドキュメント保存性の評価については、上記定着評価の際に作成した未定着像2枚を、外部定着機で150℃にて定着した後、画像部と、非画像部及び画像部とが重なるように向かい合わせて重ね、重ねた部分に対して80g/cm2相当になるように重りを載せ、60℃湿度50%の恒温恒湿槽で3日間放置した。放置後、重ねた2枚の定着像の画像欠損度合いを以下に示す「G1」〜「G5」の5段階でグレード付けした。
G1: 互いの画像部が接着した為、画像が定着されている紙ごと剥がれて、画像欠損が激しく、また非画像部へ明らかな画像の移行が見られる。
G2: 画像同士が接着していた為、画像部のところどころに画像欠損の白抜けが発生している。
G3: 重ねた2枚の画像を離す際、互いの定着表面に画像のあれやグロス低下は発生するが、画像としては画像欠損は殆どなく許容できるレベル。非画像部に若干の移行が見られる。
G4: 重ねた2枚の画像を離す時に、パリッと音がし、非画像部にもわずかに画像移行が見られるが、画像欠損はなく、全く問題無いレベル
G5: 画像部、非画像ともに全く画像欠損や画像移行が見られない。
評価する外添トナー1.5質量部と、スチレン/メチルメタクリレート樹脂で被覆されたフェライト粒子(体積平均粒径35μm)30質量部とをフタ付きのガラス瓶に秤量し、高温高湿下(温度28℃、湿度85%)、及び、低温低湿下(温度10℃、湿度15%)で24時間シーズニングした後、ターブラミキサーで5分間攪拌震盪した。この両環境下のトナーの帯電量(μC/g)をブローオフ帯電量測定装置で測定した。
パウダーテスター(ホソカワミクロン社製)を用い、上段より目開き53μm、45μm、及び38μmのふるいを直列的に配置し、53μmのふるい上に試料となる静電荷像現像用トナーを投入し、振幅1mmで90秒間振動を与え、振動後の各ふるい上のトナー重量を測定し、それぞれに0.5、0.3、及び、0.1の重みをかけて加算し、百分率で算出した。試料トナー(1)は50℃/50%RHの環境下で約24時間放置したものを用い、測定は25℃/50%RHの環境下で行った。尚、本発明において、ブロッキング性は前記振動後のトナー重量が30%以下であれば、通常実用上問題無く使用できるが、好ましくは20%以下であり、さらに好ましくは10%以下である。
一方、比較例1では比較的相溶度の高い無定形高分子樹脂を結着樹脂に用い更に表面層にも同じ無定形高分子を用いる事で表面層樹脂も結晶性樹脂と相溶してしまい、低温定着性に優れるもののドキュメント保存性並びに耐ブロッキング性が悪化した。比較例2では、結晶性樹脂を用いていないこともありシャープメルト性が損なわれ、低温定着性が困難である。比較例3は、過度の結晶性樹脂を用いることで高温高湿下での帯電性が低下するのと同時に定着画像の強度、特に引っかき強度の低下が確認された。比較例4では、結着樹脂よりも相溶性の高い無定形高分子樹脂をトナー粒子の表面層に添加したものだが、これはドキュメント保存性並びに耐ブロッキング性が悪化した。比較例5は結着樹脂に用いる無定形高分子に比較的高い軟化点の樹脂を用いた為、低温定着が困難であった。比較例6は融点(吸熱ピーク温度)が高い結晶性樹脂を用いたものだが、これもまた低温定着が困難であった。比較例7は、SP値の小さいパラフィンワックスを用いたものだが、結着樹脂に用いられた非晶質ポリエステル樹脂との相溶性が低く、トナー粒子表面にワックスが露出し、一部はトナー粒子からの離脱が確認され、トナーの帯電レベルが低下した。
Claims (2)
- 結着樹脂として結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを含み、表面が該無定形高分子Bとは異なる無定形高分子Cを主成分とする表面層で被覆された静電荷像現像用トナーであって、
前記結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmA[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Bを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピークTmAB[℃]と、前記結晶性樹脂A及び無定形高分子Cを混合したときの結晶性樹脂A由来の吸熱ピーク温度TmAC[℃]と、が下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
・ TmAB < TmAC ≦ TmA ・・・ 式(1) - 請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法であって、
結晶性樹脂A微粒子を分散した結晶性樹脂A微粒子分散液、及び無定形高分子B微粒子を分散した無定形高分子B微粒子分散液を混合して混合分散液を調製し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩の重合体を添加し、前記混合分散液を示差走査熱量計で測定したときの結晶性樹脂A微粒子の吸熱ピーク温度よりも低い温度で凝集粒子を形成した後、該凝集粒子を凝集成長させた凝集微粒子分散液を製造する凝集微粒子分散液製造工程と、
前記凝集微粒子分散液に、無定形高分子C微粒子を分散した無定形高分子C微粒子分散液を添加し混合することにより、前記凝集微粒子表面に無定形高分子C微粒子を付着させる付着工程と、
前記付着工程を経た凝集微粒子分散液のpHを塩基性とすることで、前記凝集微粒子の成長を停止させ、これを加熱することにより融合・合一する融合・合一工程と、
を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
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