JP2014172719A - エレベータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】手術,処置等を行う入院患者を長待ちさせずに目的階に運搬することにある。
【解決手段】実施の形態によれば、一般利用者及び手術、処置等を行う入院患者等の入院患者を運搬するエレベータシステムにおいて、入院患者に関する予約時間、患者ID及び乗車予約階等の予約スケジュールを管理する病院管理装置5と、入院患者や患者運搬補助機器に装着され、患者ID情報を記録する情報記録媒体3と、乗場の適宜な場所に設置され、情報記録媒体の患者ID情報を読取る情報読取検知装置4と、予約時間に達したとき、複数の号機エレベータの中から最適な号機エレベータを割当て、乗場及び号機エレベータのかご内に優先運転中を報知し、優先運転にて患者IDに対応する乗車予約階で待機し、かご呼び登録のもとに号機エレベータを所定階へ直行運転するエレベータ制御装置とを備えた構成である。
【選択図】図1
Description
本発明の実施の形態は、エレベータシステムに関する。
エレベータの群管理システムでは、乗場呼びの発生に備えて予め適切な階に待機させておく分散待機や利用者の出退勤の混雑に合わせた出退勤時運転など、エレベータの運行効率を上げるための手段が数多く備えられている。
また、従来、各階乗場に情報読取検知装置が設置され、待機中の利用者の情報から、例えば利用者の数が少ないと検知した場合には積載量の少ないエレベータを割当て、車いす利用者やベビーカーの利用者と検知した場合には積載量の多いエレベータを割当てるなどの手段を講じたエレベータシステムが知られている。
さらに、各階乗場に情報読取検知装置が設置され、利用者がベッドや車いすなどの運搬補助機器などを利用して待機しているとき、混雑時に限って一時的に乗車を制限し、一般利用者の待ち時間を短縮するエレベータシステムも知られている。
従って、以上のようなエレベータシステムは、エレベータの運行効率を上げるとか、省エネを実現するための運転制御に重点がおかれ、個々の利用者の状態等を考慮した運転制御がなされていない。その結果、例えば、病院施設などでは、予め手術や必要な処置を行う病院の入院患者のようにスケジュール管理されている患者や緊急を要する患者(救急患者)など、時間が決められている患者を長待ちさせてしまう問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、時間的に急を要する入院患者や救急患者等の入院患者を長待ちさせずに迅速に目的階に運搬するエレベータシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータシステムは、複数台の号機エレベータが設置され、一般利用者のほか、手術、処置等を行う入院患者などの入院患者を運搬するエレベータシステムであって、前記入院患者の少なくとも予約時間、患者ID及び乗車予約階等の予約スケジュールを管理する病院管理装置と、前記入院患者や当該入院患者を運搬する運搬補助機器に装着され、患者ID情報を記録する情報記録媒体と、各階の乗場ドア近傍又は乗場の適宜な場所に設置され、前記情報記録媒体の患者ID情報を読取り検知する情報読取検知装置と、前記現在時刻が予約時間に達したとき、最適な前記号機エレベータを割当て、前記乗場及び割当て号機エレベータのかご内に優先運転中を報知するとともに、優先運転にて前記患者IDに対応する前記乗車予約階で待機し、前記情報読取検知装置を介して前記患者IDと一致する前記患者ID情報を検知したとき、かご呼び登録のもとに前記号機エレベータを所定階へ直行運転するエレベータ制御装置とを備えた構成である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を有する構成要素には全て同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1はエレベータシステムの全体構成を概略的に示す図である。
エレベータシステムは、建物に設置される昇降路内を昇降する複数台(例えば3台)の号機エレベータ(エレベータ装置)1a,1b,1c(以下、複数台の号機エレベータ1a,1b,1cは、説明の便宜上、号機エレベータ1と呼ぶ)と、手術、処置等を行う入院患者や救急患者等m1,m2,m3,…や重症患者・救急患者の搬送用ベッド、車いすなどの運搬補助機器2などに取り付けられるIDタグ3と、このIDタグ3が近づいたとき、無線通信手段によってIDタグ3に記録される患者ID情報を読み取る情報読取検知装置4と、病院管理装置5と、エレベータ制御装置6とを含む構成である。
各号機エレベータ1は、昇降路(図示せず)頂部の適宜な場所に設置された巻上機11、これら巻上機11にそれぞれ巻き掛けられたメインロープ12の一端部に吊り下げられた乗りかご13(図2参照)、各メインロープ12の他端部に吊り下げられたつり合いおもり14などを備えている。
さらに、建物の各階乗場15には、入院患者や救急患者等m1,m2,m3,…を乗りかご13に乗降させるための乗場ドア16が設けられ、これら乗場ドア16の近傍には乗場操作盤17が設置されている。
各乗場操作盤17には、乗場呼びボタン17a、優先・緊急運転等の運転案内メッセージを表示する乗場音声発生器17bや乗場表示器17cが設けられている。
各乗りかご13は、図2に示すようにかごドア13a一側部の側板パネル13bにかご操作盤13cが設置されている。かご操作盤13cには、ドア開閉ボタン13d、行先階指定ボタン13e、優先・緊急運転等の運転案内メッセージを出力するかご内音声発生器13fやかご内表示器13gが設けられている。
なお、かご操作盤13cのかご内表示器13gに代えて、かご室上部の天幕13hにかご内表示器13iを設け、優先・緊急運転等の運転案内メッセージを表示する構成であってもよい。
IDタグ3は、無線ICタグ,非接触ICタグ、RFIDタグを含む非接触情報記録媒体であって、入院患者や救急患者等m1,m2,m3,…を特定するための患者ID情報が記録されている。
情報読取検知装置4は、乗場ドア16の上部近傍又は乗場ドア16近傍あるいは乗場15の適宜な場所に設置され、病院の入院患者・救急患者等m1,m2,m3,…や患者搬送用ベッド・車いす等の運搬補助機器2などに装着されるIDタグ3が所定の距離範囲内に入ると、IDタグ3内に記録される患者ID情報を読み取ってエレベータ制御装置6に送信する。
病院管理装置5は、図3に示すように、少なくともCPUを備えたスケジュール作成処理部5Aと、スケジュールデータベース5Bと、このスケジュールデータベース5B上に入院患者のうち例えば手術や処置を行うための患者スケジュールテーブル5B1(図4参照)を作成するために必要な制御指示やスケジュールデータを入力するキーボード,マウスなどの入力部5Cと、患者スケジュールテーブル5B1の作成結果を表示し確認する表示部5Dとを備える。
エレベータ制御装置6は、図3に示すように、エレベータ群管理制御機能を備えたものであって、エレベータ利用者による乗場呼び又はかご呼びに応じて、その呼び登録階に最適な号機エレベータ1を選択し、該当号機制御装置(図示せず)を介して号機エレベータ1の巻上機11を所望の回転速度で駆動制御することにより、通常運転を実行する。
また、エレベータ制御装置6は、病院管理装置5の患者スケジュールテーブル5B1に記録される予約情報を参照し、あるいはIDタグ3の患者ID情報を検知し、入院患者、緊急患者等m1,m2,m3,…の待ち時間を短縮するための一連の処理を実行する。
以下、病院管理装置5を含むエレベータ制御装置6の構成及び動作に係る各実施の形態について具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図3ないし図5を参照して説明する。
第1の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図3ないし図5を参照して説明する。
エレベータシステムは、前述したようにIDタグ3、情報読取検知装置4、病院管理装置5の他、エレベータ制御装置6を備える構成である。
病院管理装置5では、少なくともスケジュールデータベース5Bには、図4に示すように患者スケジュールテーブル5B1が形成されている。患者スケジュールテーブル5B1には、例えば、病院施設の当日の手術、処置等に行う入院患者等m1,m2,…の手術・処置等の予約時間、患者ID、乗車予約階、号機指定有無、必要に応じて行先階などに項目分けされて時系列的に記録されている。
なお、予約時間は、一例として手術・処置等の時間から所定時間前の時間を範囲として設定する。例えば処置行為が9時15分の場合、所定時間前の余裕時間を5分とすると、予約時間は9:10〜9:15となる。また、手術行為が9時30分の場合、所定時間前の余裕時間を15分とすると、予約時間は9:15〜9:30となる。手術が処置よりも移動等に要する準備時間がかかるので、余裕時間を長くしたが、これらの設定時間は過去の実積を踏まえて適宜に設定変更していけばよい。また、手術・処置等の時間を基準とし、その前後に所要の余裕時間を付加して予約時間を設定してもよい。
号機指定は、例えば運搬用ベッドなどの運搬補助機器2を利用する場合、予め大型の号機エレベータがあれば、当該号機エレベータを指定する。
また、行先階については、入院患者m1,m2,…又は付添い人が行先階のかご呼びを操作する場合には必要ないが、例えば行先階のかご呼び操作が難しいとか、あるいは手術室や処置室等の階を忘れることを考慮して行先階を予約することにより、その予約された行先階に基づいてかご呼びの自動登録を行うものである。
エレベータ制御装置6は、前述したようにエレベータ群管理制御機能を備えたものであって、通常運転用プログラム及び例えば図5に示す入院患者運転用プログラムなどを記憶する主記憶装置61と、プログラム処理上必要な各種のデータを記憶する補助記憶装置62と、CPUを備えた運転制御処理部63とを含む構成である。さらに、エレベータ制御装置6は、各巻上機11にそれぞれ対応する号機制御装置を備えているが、ここでは省略する。
補助記憶装置62には、少なくとも号機割当てルール62a及び優先・緊急等の運転案内メッセージデータ62bが記憶されている。
運転制御処理部63は、機能的には,タイマー63A、患者スケジュールテーブル5B1から予約状況を確認しながら予約時間に入ったときに最適な号機エレベータを割当てる予約号機割当て手段63B、優先運転の運転案内メッセージを出力する優先運転案内手段63C、優先運転制御手段63Dが設けられている。
次に、第1の実施の形態に係るエレベータシステムの一連の処理手順について、図5を参照して説明する。
先ず、病院施設のスケジュール管理担当者は、病院管理装置5を用いて、スケジュールデータベース5B上に図4に示す患者スケジュールテーブル5B1を作成する。患者スケジュールテーブル5B1としては、入院患者のうち、当日に例えば手術や処置を行う患者m1,m2,…のスケジュール,例えば予約患者が予約時間内に乗車予約階から手術室階にエレベータを利用することを登録する。
以上のようにして患者スケジュールテーブル5B1を作成した後、エレベータ制御装置6が動作を開始すると、運転制御処理部63は通常運転用プログラムに基づいて通常運転制御を実行する(S1)。
しかる後、運転制御処理部63は、制御周期ごとに予約号機割当て手段63Bを実行する。
すなわち、予約号機割当て手段63Bは、タイマー63Aで刻時される現在時間(例えば時・分)に基づき、患者スケジュールテーブル5B1を照合し、手術等を行う入院患者の予約状況を確認する(S2)。具体的には、患者スケジュールテーブル5B1から予約有りか(S3)、有りの場合には予約時間内かを確認する(S4)。ここで、テーブル5B1には例えば9:10〜9:15の予約時間で入院患者m3が登録されており、一方、タイマー63Aが9時10分を刻時したとき、予約時間内に入ったと確認する。
引き続き、次のステップS5に進んで号機指定有りかを確認し、号機指定無しの場合には、号機割当てルール62aに基づき、待機中号機有りか(S6)、無しの場合には乗車予約階に一番早く到着する到着号機を割当てる(S7)。なお、ステップS5にてテーブル5B1に号機指定があれば、その指定号機を割り当て(S8)、また、ステップS6にて待機号機があれば、待機号機を割り当てる(S9)。
以上のようにして最適な号機エレベータを割当てると、割当て号機の号機制御装置(図示せず)に運転制御指示を出し、該当巻上機11を回転駆動する。
運転制御処理部63は、最適な号機エレベータの割当て後、優先運転案内手段63Cを実行する。
優先運転案内手段63Cは、補助記憶装置62から予め定められた優先運転案内メッセージデータ62bを読み出し、乗車予約階となる乗場15のみの乗場音声発生器17bから乗車予約階に優先運転中であることを音声出力し、さらに、割当てた号機エレベータに対応する各階乗場の乗場表示器17bに乗車予約階への優先運転中であることを表示する(S10)。
優先運転案内手段63Cは、補助記憶装置62から予め定められた優先運転案内メッセージデータ62bを読み出し、乗車予約階となる乗場15のみの乗場音声発生器17bから乗車予約階に優先運転中であることを音声出力し、さらに、割当てた号機エレベータに対応する各階乗場の乗場表示器17bに乗車予約階への優先運転中であることを表示する(S10)。
また、優先運転案内手段63Cは、優先運転案内メッセージデータ62bに基づいて割当て号機の乗りかご13内のかご内音声発生器13fから乗車予約階への優先運転中であることを音声出力し、また、かご内表示器13gに乗車予約階への優先運転中であることを表示する(S11)。
さらに、運転制御処理部63は、優先運転案内手段63Cによる優先運転の報知とほぼ同時に優先運転制御手段63Dを実行する。
優先運転制御手段63Dは、乗車予約階に向って運転するが、このとき各階の乗場呼びをキャンセルし、以後のかご呼び及び乗場呼びを制限し、既にかご呼びの登録階だけに順次応答し、利用者を降していく(S12)。
優先運転制御手段63Dは、割当て号機エレベータが乗車予約階に到着した後、ドア開状態で待機し(S13)、予約入院患者「m3」の患者ID情報を検知したか否かを判断する(S14)。ここで、患者ID情報が検知されないとき、ステップS13に戻るが、情報読取検知装置4にて検知されたIDタグ3の患者ID情報が患者スケジュールテーブル5B1に予約中の患者ID「m3」であれば、その予約された入院患者m3又は付添い人による行先階指定ボタン13eによるかご呼びに従って自動登録を行い、該当号機エレベータの号機制御装置(図示せず)に運転制御指示を出し、該当号機エレベータの巻上機11を駆動してかご呼び登録された行先階へ直行運転し予約患者を降ろす(S15)。
さらに、運転制御処理部63は、処理継続であれば(S16)、ステップS1に戻って通常運転に復帰し、前述する一連の処理を繰り返し実行する。
従って、以上のような第1の実施の形態によれば、予約入院患者等に対して、予約時間内に入ると乗車予約階に待機し、予約患者ID情報を検知したとき、予約患者又は付添い人のかご呼びによる自動登録のもとに行先階に向けて直行運転するので、混み合う時間帯であっても手術や処置等を行う予約患者を長待ちさせずに早期に搬送することができる。
なお、上記実施の形態では、予約患者又は付添い人によるかご呼び操作のもとにかご呼びの自動登録を行ったが、例えば図4に示すように予め患者スケジュールテーブル5B1に行先階が登録されている場合には、かご呼び操作無しで行先階のかご呼びを自動登録することにより、予約患者を早期に搬送することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図6及び図7を参照して説明する。
第2の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図6及び図7を参照して説明する。
図6は第2の実施の形態に係るエレベータシステムの構成を概略的に示す図である。なお、同図において、図3と同一ないし等価な構成部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態を説明する図3に示すエレベータ制御装置6における運転制御処理部63に新たに予約解除手段63Eを設けたものである。すなわち、運転制御処理部63は、機能的には、タイマー63A、予約号機割当て手段63B、優先運転案内手段63C及び優先運転制御手段63Dの他、新たに予約解除手段63Eを設けた構成である。
次に、第2の実施の形態に係るエレベータシステムの一連の処理手順について、図7を参照して説明する。
エレベータ制御装置6の運転制御処理部63は、予約号機割当て手段63B、優先運転案内手段63C、優先運転制御手段63Dを実行し、図5と同様にステップS1からS13までの処理を行う。すなわち、運転制御処理部63は、患者スケジュールテーブル5B1の予約状況に従って号機エレベータの割当て及び優先運転案内を行った後、割当て号機エレベータを乗車予約階に到着させてドア開待機の状態に設定する。
このとき、運転制御処理部63の優先運転制御手段63Dは、割当て号機エレベータがドア開待機の状態にあるとき、情報読取検知装置4を介してIDタグ3から予約中の患者ID情報を検知したか否かを判断する(S14)。ここで、予約中の患者ID情報を検知しないとき、予約解除手段63Eを実行する。
運転制御処理部63の予約解除手段63Eは、ステップS14にて予約患者の患者ID情報を検知しないとき、ステップS21に移行し、予め定める所定時間を経過したか否かを判断する。ここで、所定時間を経過していない場合にはステップS13に戻り、所定時間経過まで同様の処理を繰り返し実行する(S21)。
そして、ステップS21において、予約患者ID情報を検知せずに所定時間を経過したとき、患者スケジュールテーブル5B1に予約された患者ID,例えば「m3」に予約スケジュールを解除した後(S22)、該当予約患者[m3]が来ていないことを表す予約異常を送信し、病院管理装置5のスケジュール管理担当者などに通報する(S23)。
以上のような第2の実施の形態によれば、予約患者のスケジュールに基づき、予約時間に入ったときに号機エレベータを割当てて優先運転にて乗車予約階にドア開待機中、予約された患者の患者ID情報が検出されずに所定時間経過したとき、該当予約患者の予約をキャンセルする構成としたので、前記第1の実施の形態と同様の効果を得られる他、一般利用者のエレベータ待ち時間を最小に抑えることができる。
すなわち、第2の実施の形態によれば、予約患者のスケジュールを優先するが、予め定める所定時間を経過したとき、そのまま乗場待機を続けると一般利用者にも影響を与えるので、実際状況に応じて一般利用者のサービスに切り替えることで、エレベータの利用者の運搬効率を向上させることができる。
さらに、予約患者が予約時間+所定時間内に乗車しなかったとき、病院管理装置5側に乗車無し及び予約解除を意味する異常送信を通報することで、病院側が行う患者スケジュール管理において、予約患者の行動を把握する場合にも貢献できる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図8ないし図10を参照して説明する。
第3の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図8ないし図10を参照して説明する。
図8は第3の実施の形態に係るエレベータシステムの構成を概略的に示す図である。なお、同図において、図3、図6と同一ないし等価な構成部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
第3の実施の形態は、図6に示すエレベータ制御装置6の運転制御処理部63に、新たに患者号機割当て手段63F、緊急運転案内手段63G、緊急運転制御手段63Hを設けた構成である。
また、本実施の形態では、例えば患者スケジュールテーブル5B1には、少なくとも手術等を行う緊急患者用IDタグ3に対応する緊急患者ID及び目的階(手術室階)への最優先データ(フラグ)の他、必要に応じて号機指定データが規定されている。
次に、第3の実施の形態に係るエレベータシステムの一連の処理手順について、図10を参照して説明する。
エレベータ制御装置6の運転制御処理部63は、動作の開始と共に通常運転用プログラムに基づいて通常運転を実行する(S1)。
運転制御処理部63は、通常運転処理中に所定の周期ごとに患者号機割当て手段63Fを実行する。
患者号機割当て手段63Fは、各階乗場15に設置された情報読取検知装置4を介して救急患者又は患者運搬補助機器2に装着される緊急患者用IDタグ3の緊急患者ID情報を検知したか否かを判断する(S31)。このとき、情報読取検知装置4からは当該情報読取検知装置4を識別させる装置ID情報を出力している。
運転制御処理部63は、ステップS31にてIDタグ3の緊急患者用ID情報を検知しない場合、図5及び図7のステップS2〜S16、S21〜S23の処理手順に従って所定の処理を実行する。なお、ステップS2〜S16、S21〜S23については、既に図5、図7にて説明しているので、ここでは省略する。
患者号機割当て手段63Fは、ステップS31にて緊急患者用IDタグ3の緊急患者ID情報を検知した場合、例えば患者スケジュールテーブル5B1に病院側による号機指定が有るか否かを確認する(S32)。号機指定無しの場合には、待機中号機有りか(S33)、無しの場合には号機割当てルール62aに基づき、乗車予約階に一番早く到着する到着号機エレベータを割当て、該当号機エレベータ対応制御装置(図示せず)に運転制御指示を出す(S34)。
なお、ステップS32にてテーブル5B1に号機指定があれば、その指定号機を割り当て(S35)、また、ステップS33にて待機号機があれば、待機号機を割り当てる(S36)。
次に、運転制御処理部63は緊急運転案内手段63Gを実行する。
緊急運転案内手段63Gは、号機エレベータの割当て後、各階の乗場15にいる他の一般利用者が誤って割当てた号機エレベータに乗車しないよう案内する。すなわち、緊急運転案内手段63Gは、補助記憶装置62に記憶される緊急運転の運転案内メッセージデータ62bを読み出し、乗車予約階となる乗場だけの乗場音声発生器17bから緊急運転中であることを音声出力し、さらに、割当て号機に対応する各階乗場の乗場表示器17bに対して乗車予約階への緊急運転中であることを表示する(S37)。
緊急運転案内手段63Gは、号機エレベータの割当て後、各階の乗場15にいる他の一般利用者が誤って割当てた号機エレベータに乗車しないよう案内する。すなわち、緊急運転案内手段63Gは、補助記憶装置62に記憶される緊急運転の運転案内メッセージデータ62bを読み出し、乗車予約階となる乗場だけの乗場音声発生器17bから緊急運転中であることを音声出力し、さらに、割当て号機に対応する各階乗場の乗場表示器17bに対して乗車予約階への緊急運転中であることを表示する(S37)。
また、緊急運転案内手段63Gは、割当てた号機エレベータの乗りかご13内のかご内音声発生器13fから乗車予約階へ緊急運転中であることを音声出力し、また、かご内表示器13gに乗車予約階へ緊急運転中であることを表示する(S38)。
このとき、運転制御処理部63は、緊急運転案内手段63Gと同時並行的に緊急運転制御手段63Hを実行する。
緊急運転制御手段63Hは、各階の乗場呼びをキャンセルし、以後のかご呼び及び乗場呼びを制限し、既にかご呼びの登録階だけに応答し、順次利用者を降ろしていく(S39)。そして、緊急運転制御手段63Hは、患者運搬用ベッドなどの運搬補助機器2を搬入・搬出する予め定めた基準階、又はステップ32において情報読取検知装置4から緊急患者用ID情報とともに送られてくる装置ID情報に基づき、補助記憶装置62の乗場位置テーブル62c(図9参照)から取得される乗場階であるID情報検知階に向けて運転する。そして、該当号機エレベータは基準階又はID情報検知階に到着してドア開待機状態とする(S40)。
さらに、緊急運転制御手段63Hは、救急患者を搬送する運搬補助機器2が該当号機エレベータに乗ると、行先階指定ボタン13によるかご呼び又は患者スケジュールテーブル5B1に規定する最優先データである目的階(手術室階)に基づき、かご呼びの自動登録を行い、該当号機エレベータの制御装置(図示せず)に運転制御指示を出し、該当号機エレベータの巻上機11を駆動して行き先階へ直行運転し救急患者を降ろす(S41)。
さらに、運転制御処理部63は、処理継続の有無を判断し(S16)、処理継続であればステップS1に戻って通常運転に復帰し、前述する一連の処理を繰り返し実行する。
従って、以上のような第3の実施の形態によれば、救急患者や緊急を要する入院患者等のID情報を検知したとき、最適な号機エレベータを割当て、目的階へ救急運転するので、救急患者や緊急を要する入院患者を長待ちさせることなく目的階に早期に運搬することができる。
さらに、各実施の形態においては、何れも優先運転時や緊急運転時に、優先運転中や緊急運転中であること、ひいては乗場呼びができないことを乗場操作盤17の音声発生器17b,乗場表示器17cを通して周知するので、その他の一般利用者が該当乗場前で待っても乗車できないことを即座に分かり、無駄な乗車待ち時間を最小限に抑えることができる。
なお、本実施の形態において、患者スケジュールテーブル5B1に救急患者の予約時間を設定する場合、道路事情等から時間遅れが生じ易いので、病院内の予約患者よりも長めの余裕時間を設定するのが望ましい。特に、患者スケジュールテーブル5B1に入院患者と外部の救急患者とを混在させた状態で予約スケジュールを立てる場合に考慮する必要がある。
(その他の実施の形態)
(1) 上記各実施の形態では、専ら病院施設における入院患者や救急患者に対するエレベータの運転制御について説明したが、例えば震災発生時、ある建物のある階を手術,処置等の救護室と設定し、救急患者や緊急を要する患者の運搬を行う場合、病院施設に準じて同様に上記実施の形態に係るエレベータシステムを適用できるものである。
(1) 上記各実施の形態では、専ら病院施設における入院患者や救急患者に対するエレベータの運転制御について説明したが、例えば震災発生時、ある建物のある階を手術,処置等の救護室と設定し、救急患者や緊急を要する患者の運搬を行う場合、病院施設に準じて同様に上記実施の形態に係るエレベータシステムを適用できるものである。
この場合には、エレベータ制御装置のデータベースなどに患者スケジュールテーブル5B1を構築することで対応することができる。
(2) 上記第3の実施の形態では、救急患者に関するエレベータの運転制御と手術、処置等を行う入院予約患者に関するエレベータの運転制御との両方を記載したが、例えば救急患者に関するエレベータの運転制御(S1,S32〜S41,S16)に関する構成を要部とする発明であってもよい。
(3) 各実施の形態においては、乗場15への優先運転案内(S10)及びかご内の優先運転案内(S11)の後に、乗場呼びキャンセル、呼び制限等(S12)を行ったが、例えば乗場15への優先運転案内(S10)の後に乗場呼びキャンセル、呼び制限等(S12)、かご内の優先運転案内(S11)を行う処理順序であってもよい。また、第3の実施の形態を説明する緊急運転案内ステップS37、S38、S39においても、処理順序を変えてもよい。
(4) さらに、各実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1a,1b,1c…号機エレベータ(エレベータ装置)、2…患者運搬補助機器、3…IDタグ、4…情報読取検知装置、5…病院管理装置、5A…スケジュール作成処理部、5B…スケジュールデータベース、5B1…患者スケジュールテーブル、6…エレベータ制御装置、11…巻上機、13…乗りかご、13c…かご操作盤、13f…かご内音声発生器、13g,13i…かご内表示器15…乗場、17…乗場操作盤、17b…乗場音声発生器、17c…乗場表示器、61…主記憶装置、62…補助記憶装置、62a…号機割当てルールデータ、62b…優先運転・緊急の運転案内メッセージデータ、62c…乗場位置テーブル、63…運転制御処理部、63A…タイマー、63B…予約号機割当て手段、63C…優先運転案内手段、63D…優先運転制御手段、63E…予約解除手段、63F…患者号機割当て手段、63G…緊急運転案内手段、63H…緊急運転制御手段、m1,m2,m3…患者。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータシステムは、複数台の号機エレベータが設置され、一般利用者のほか、手術、処置等を行う入院患者などの入院患者を所定階に運搬する病院施設用のエレベータシステムであって、前記入院患者の少なくとも予約時間、患者ID及び乗車予約階等の予約スケジュールを管理する病院管理装置と、前記入院患者や当該入院患者を運搬する運搬補助機器に装着され、患者ID情報を記録する非接触情報記録媒体と、各階の乗場ドア近傍又は乗場の適宜な場所に設置され、前記情報記録媒体の患者ID情報を読取り検知する情報読取検知装置と、現在時刻が予約時間に達したとき、最適な前記号機エレベータを割当て、前記乗場及び割当て号機エレベータのかご内に優先運転中を報知するとともに、優先運転にて前記患者IDに対応する前記乗車予約階で待機し、前記情報読取検知装置を介して前記患者IDと一致する前記患者ID情報を検知したとき、かご呼び登録のもとに前記号機エレベータを前記所定階へ直行運転するエレベータ制御装置とを備えた構成である。
Claims (7)
- 複数台の号機エレベータが設置され、一般利用者の他、手術、処置等を行う入院患者を運搬するエレベータシステムにおいて、
前記入院患者の少なくとも予約時間、患者ID及び乗車予約階等の予約スケジュールを管理する病院管理装置と、
前記入院患者や当該入院患者を運搬する運搬補助機器に装着され、患者ID情報を記録する情報記録媒体と、
各階の乗場ドア近傍又は乗場の適宜な場所に設置され、前記情報記録媒体の患者ID情報を読取り検知する情報読取検知装置と、
前記現在時刻が予約時間に達したとき、最適な前記号機エレベータを割当て、前記乗場及び割当て号機エレベータのかご内に優先運転中を報知するとともに、優先運転にて前記患者IDに対応する前記乗車予約階で待機し、前記情報読取検知装置を介して前記患者IDと一致する前記患者ID情報を検知したとき、かご呼び登録のもとに前記号機エレベータを所定階へ直行運転するエレベータ制御装置と
を備えたことを特徴とするエレベータシステム。 - 前記エレベータ制御装置は、前記予約スケジュールから現在時刻が前記予約時間に達したとき、号機割当てルール及び当該予約スケジュールに規定する号機指定の有無を考慮し、最適な号機エレベータを割当てる予約号機割当て手段と、この号機エレベータの割当て後、優先運転案内メッセージを読み取って前記乗場及び割当て号機エレベータのかご内の音声発生器及び表示器から優先運転中であること知らせる優先運転案内手段と、前記号機エレベータの割当て後、以降のかご呼び及び乗場呼びを制限し、優先運転のもとに前記乗車予約階で待機し、前記情報読取検知装置を介して前記患者IDと一致する前記患者ID情報を検知したとき、かご呼び登録のもとに前記号機エレベータを所定階へ直行運転する優先運転制御手段とを有する運転制御処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
- 前記かご呼び登録を行う手段は、前記入院患者又は付添い人による行先階によるかご呼びがあったとき、そのかご呼び操作に従ってかご呼びを自動登録し、又は前記予約スケジュールに該当患者IDに対応付けて行先階が予約されているとき、その予約行先階に従ってかご呼びを自動登録することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータシステム。
- 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータシステムにおいて、
前記エレベータ制御装置又は当該エレベータ制御装置の運転制御処理部は、前記情報読取検知装置が前記情報記録媒体から予約された前記患者IDと一致する前記患者ID情報を検知することなく所定時間経過したとき、前記予約スケジュールから予約された該当患者IDの予約を解除し、かつ、前記病院管理装置に対して該当患者IDに対応する入院患者が来ていないことを通報する予約解除手段を、さらに設けたことを特徴とするエレベータシステム。 - 複数台の号機エレベータが設置され、一般利用者の他、救急患者を運搬するエレベータシステムにおいて、
前記救急患者の少なくとも救急患者ID及び所定階への最優先データを規定する予約スケジュールを管理する病院管理装置と、
前記救急患者や当該救急患者を運搬する運搬補助機器に装着され、救急患者用ID情報を記録する情報記録媒体と、
各階の乗場ドア近傍又は乗場の適宜な場所に設置され、前記情報記録媒体から救急患者用ID情報を読取り検知し、装置ID情報とともに出力する情報読取検知装置と、
各情報読取検知装置の装置IDと乗場階との関係を規定する乗場位置テーブルと、前記情報読取検知装置を介して前記情報記録媒体の救急患者用ID情報を検知したとき、号機割当てルール及び前記予約スケジュールに規定する号機指定の有無を考慮し、最適な号機エレベータを割当てる患者号機割当て手段と、前記号機エレベータを割当て後、前記乗場及び割当て号機エレベータのかご内へ緊急運転中を報知する緊急運転案内手段と、前記号機エレベータの割当て後、建物の基準階又は前記情報読取検知装置からの装置ID情報に基づいて前記乗場位置テーブルから取得されるID検知階に緊急運転して待機し、前記救急患者が該当号機エレベータに乗車した後、所定階へのかご呼び自動登録を行って直行運転する緊急運転制御手段とを有する運転制御処理部を設けたエレベータ制御装置と
を備えたことを特徴とするエレベータシステム。 - 前記所定階へのかご呼び自動登録は、前記救急患者の付添い人による行先階のかご呼び又はかご呼び操作無しに前記予約スケジュールに規定する目的階に従ってかご呼び自動登録することを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステム。
- 前記請求項5又は前記請求項6に記載のエレベータシステムに、前記請求項1、2、4の何れか一項に記載するエレベータ制御装置を付加し、
前記情報読取検知装置が前記情報記録媒体の救急患者ID情報を検知しないとき、前記請求項1、2、4の何れか一項に記載のエレベータ制御装置を用いて、前記入院患者に対する優先運転に関する一連の処理を実行することを特徴とするエレベータシステム。
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