JP2014152022A - エレベータ装置及びエレベータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定利用者が煩雑な操作を行うことなく目的階に移動できるようにする。
【解決手段】実施の形態によれば、補助犬に装着したマイクロチップ26と、特定利用者が連れている補助犬のマイクロチップに記録された動物個体識別情報を読み取る識別情報読取装置12と、この動物個体識別情報に対応する特定利用者の個人識別情報を読み出して出力する動物情報管理装置24と、この動物情報管理装置から送信される特定利用者の個人識別情報に基づき、行き先階の個人情報を読み出し、中継装置13を介して制御装置に送信するエレベータ管理会社14と、送信されてくる個人情報を受信したとき、何らの操作を行わずに所定のタイミングでドア開閉及び昇降運転を行うとともに、乗りかごへの乗車及び行き先階での降車を促す案内メッセージを出力する特定利用者運転処理を実行する前記制御装置11とを備えたエレベータシステムである。
【選択図】図9
Description
本発明の実施の形態は、RFID(Radio Frequency IDentification)タグなどの非接触記録媒体を利用したエレベータ装置及びエレベータシステムに関する。
従来、建物の昇降路内を移動する乗りかごを備えたエレベータ装置においては、利用者の利便性を考慮して種々のサービスが提供されている。そのサービスの一例は、視覚障害者が容易にエレベータを利用できるようにするため、乗場や乗りかご内で行き先方向、戸開、到着階床などの情報を出力する音声案内、点字等の触手から押しボタンの種類などの情報を把握可能とする点字案内などが挙げられる。
さらに、誘導装置や盲導犬を用いて、視覚障害者をエレベータの利用場所まで誘導案内する方法が提案されている。
ところで、以上のようなサービス提供方法は、視覚障害者が音声案内に従って幾つかの押しボタンなどを操作する必要がある。そのため、視覚障害者が乗場や乗りかご内の押しボタンなどの位置を探すことが難しく、探し当てた場合でもその押しボタンが操作対象の押しボタンか不安であり、また適切に操作が行われたかなど、取り扱いに不便を感じる場合が多い。さらに、視覚障害者が乗りかごの場所まで辿り着くことが難しいなどの問題がある。この点は、点字案内でも同様である。
一方、誘導装置や盲導犬を用いた誘導案内方法は、視覚障害者を乗場まで誘導するが、その乗場から乗りかごに乗って目的階に移動する際、音声案内の場合と同様に多くの不便を感じる問題がある。
また、盲導犬を連れて歩く障害を持つ特定利用者の場合、特に中途失明による視覚障害者には、点字案内における触手の判断に戸惑いを感じる場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、視覚障害者等の特定利用者を認識し、視覚障害者に各種の操作用ボタンなどの操作を行うことなく目的階に確実に案内するエレベータ装置及びエレベータシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータ装置は、特定利用者の個人識別情報を記録する非接触情報記録媒体と、乗場近傍及び乗りかご内の何れか一方又は両方に設置され、前記特定利用者が携帯する前記情報記録媒体から個人識別情報を読み取る識別情報読取装置と、前記特定利用者の個人識別情報に対応付けて行き先階の個人情報を登録し管理する特定利用者管理手段と、前記識別情報読取装置で読み取った個人識別情報に基づき、前記特定利用者管理手段から少なくとも前記特定利用者の行き先階の個人情報を取得して制御装置に送信する中継装置と、この中継装置から個人情報を受信したとき、前記特定利用者が何らの操作を行わずに所定のタイミングでエレベータのドア開閉及び昇降運転を実施するとともに、前記特定利用者に応じて前記乗りかごへの乗車及び前記行き先階での降車を促す案内メッセージを出力する特定利用者運転処理を実行する前記制御装置とを備えた構成である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は実施の形態に係るエレベータ装置の全体構成を概略的に示す図である。
(第1の実施の形態)
図1は実施の形態に係るエレベータ装置の全体構成を概略的に示す図である。
エレベータ装置は、建物1の乗場2と連絡する建物内に設置された昇降路3と、この昇降路3頂部の適宜な場所に設置された巻上機4と、この巻上機4に巻き掛けられたメインロープ5の一端部に吊り下げられ、一対のガイドレール6a,6bに沿って昇降路3内を昇降移動する乗りかご7と、メインロープ5の他端部に吊り下げられたつり合いおもり8などが設けられている。7aはかごドア、9aは乗場ドア、9bは乗場操作パネルである。
なお、建物1には各階ごとに乗場2が設けられているが、図1では、説明の便宜上,1つの乗場2のみを示している。
乗りかご7内部は、図2に示すようにかごドア7aの一側部に立設された側板パネルにかご操作パネル7bが設置されている。かご操作パネル7bには、ドア開閉ボタン7c、行先階指定ボタン7d、音声案内メッセージを出力する音声発生器7e、案内メッセージを表示する案内表示器7fが設けられている。なお、かご操作パネル7bの案内表示器7fに代えて、かご室上部の天幕7gに案内表示器7hを設け、案内メッセージを表示する構成であってもよい。
エレベータ装置は、前述する構成要素1〜9a,9bの他、乗りかご7の運転制御を司る制御装置11、識別情報読取装置12、中継装置13及び複数のエレベータの運行状況を管理するエレベータ管理会社所有のコンピュータ(以下、エレベータ管理会社と呼ぶ)14を含む構成である
前記制御装置11は、図3に示すように、従来から使用されている通常運転処理用プログラム及び視覚障害者等の特定利用者に関する特定利用者運転処理用プログラムを記憶するメインメモリ111と、CPUで構成される運転制御処理部112と、エレベータの運転制御に必要な情報を記憶する補助メモリ113とが設けられている。
前記制御装置11は、図3に示すように、従来から使用されている通常運転処理用プログラム及び視覚障害者等の特定利用者に関する特定利用者運転処理用プログラムを記憶するメインメモリ111と、CPUで構成される運転制御処理部112と、エレベータの運転制御に必要な情報を記憶する補助メモリ113とが設けられている。
運転制御処理部112は、機能的には,少なくとも通常運転処理部112A、特定利用者運転処理部112B及び送受信部112Cを備え、さらに、異常診断処理部(図示せず)を含む構成である。
通常運転処理部112Aは、乗場呼び及びかご呼びによる呼び登録をした後、巻上機4を所定の回転速度で駆動し、乗りかご7を呼び登録階(目的階)に移動させる機能を有する。特定利用者運転処理部112Bは、中継装置13から特定利用者の個人情報(例えば障害種別や行き先階の情報等)を受けたとき、メインメモリ111に格納される特定利用者運転処理用プログラムに従って、特定利用者の障害種別に応じたサービス運転を実施する機能を有する。送受信部112Cは、乗りかご7の運転制御に関する各種データの他、中継装置13との間で必要な情報のやり取りを行う。
補助メモリ113には、少なくともエレベータの運転に必要な運転制御情報(各種の運転制御用パラメータ、運転速度指令パターン、エレベータの異常有無を判断する各種の異常判定用データ等)113a、特定利用者運転処理用プログラムの実行に必要な特定利用者サービス情報(例えば特定利用者の障害種別や程度に応じたエレベータ乗車時及び降車時の音声案内メッセージデータや表示案内メッセージデータ等)113bが記憶されている。
前記識別情報読取装置12は、エレベータの乗場(乗場ドア近傍)2及び乗りかご7内の一方もしくは両方に設置され、さらに必要に応じて建物1内部の利用者の通行する適宜な場所に設置される。ここでは、説明の便宜上、エレベータの乗場2側に設置される識別情報読取装置を12a、乗りかご7内に設置される識別情報読取装置を12bと呼ぶ。
識別情報読取装置12a,12bは、図4に示すごとく視覚障害者等の特定利用者Aが携帯するICタグ,無線ICタグ,非接触ICタグと称するRFIDタグ(非接触情報記録媒体とも呼ぶ)16に記録される特定利用者Aを特定するための個人識別情報を読み取って中継装置13に送信する。中継装置13は、受け取った個人識別情報をエレベータ管理会社14に送信し、当該エレベータ管理会社14から特定利用者Aに関する個人情報を受け取る。
エレベータ管理会社14は、エレベータ管理センタ,保守管理センタ,保守センタ,遠隔監視装置,遠隔監視制御装置などの何れであってもよく、その名称によって影響を受けるものではない。
エレベータ管理会社14はデータベース15を備えている。データベース15には、少なくとも特定利用者管理テーブル15a(図5参照)が設けられている。特定利用者管理テーブル15aには、各特定利用者Aの事前の申告に基づき、例えば個人識別情報(特定利用者識別情報)、特定利用者氏名、視覚障害者や聴覚障害者などの障害種別(障害程度を含む)、利用階(乗車階、行き先階)、案内方法(音声案内,表示案内)、備考(個人特有の事項)等の項目データが格納される。
次に、エレベータ装置を構成する各装置の連携動作について、図6及び図7を参照して説明する。
特定利用者AがRFIDタグ16を携帯して乗場2に設置される識別情報読取装置12aに近づくと、識別情報読取装置12aが無線通信によりRFIDタグ16に記録される個人識別情報を読み取る(S1)。
識別情報読取装置12はRFIDタグ16から読み取った個人識別情報,例えば「A001」を中継装置13に送信する。中継装置13は、受け取った個人識別情報「A001」をエレベータ管理会社14に送信する(S2)。
エレベータ管理会社14は、中継装置13から送られてくる個人識別情報「A001」に基づき、エレベータ管理会社14のデータベース15に形成された特定利用者管理テーブル15aを参照し、事前登録されている特定利用者Aを特定し、当該特定利用者Aの個人情報を取得する(S3)。ここで、特定利用者Aの個人情報とは、特定利用者管理テーブル15aに記憶される全ての情報を指すが、少なくともエレベータの運転制御上から「障害種別」及び「行き先階」の情報が必要であり、さらに「特定利用者氏名」や「乗車階」を含めてもよい。
エレベータ管理会社14は、取得した個人情報を中継装置13に送信する(S4)。
中継装置13は、エレベータ管理会社14から受け取った個人情報を制御装置11に送信する(S5)。なお、中継装置13は、特定利用者Aの個人情報に既に受信済みの個人識別情報「A001」を付加して送信してもよい。
制御装置11は、特定利用者Aの個人情報を受け取ると、個人情報に基づいて特定利用者運転制御処理を実行する(S6)。
次に、制御装置11のエレベータの運転制御について、図3及び図8を参照して説明する。
制御装置11の運転制御処理部112は、運転開始とともに通常運転処理部112Aを起動し、メインメモリ111に記憶される従来周知の通常運転処理用プログラムに従って通常運転処理を実行する(S11)。
すなわち、通常運転処理部112Aは、一般利用者の乗場呼びやかご呼びに基づき、その呼び登録階に向けて乗りかご7を移動させ、乗場2に待機中の利用者を乗せたり、乗りかご7内のエレベータ利用者を目的階(呼び登録階)まで運んで降ろした後、次の呼び登録階に移動する。
通常運転処理部112Aは、通常運転処理中に所定周期ごとに、中継装置13から送受信部112Cを介して特定利用者Aの個人情報が受信されているか否かを判断する(S12)。個人情報を受信していない場合、ステップS11に戻って通常運転処理を継続する。ステップS12において、個人情報を受信している場合、補助メモリ113の空きエリアに個人情報を記憶した後、特定利用者運転処理部112Bを起動する(S13)。
特定利用者運転処理部112Bは、メインメモリ111に記憶される特定利用者運転処理用プログラムに従い、既にかご呼びが登録されているか否かを判断する(S14)。既にかご呼びの登録が行われている場合、必要に応じて現在状況を案内する(S15)。例えば、“乗車中の乗客を降ろして1階(基準階)乗場(特定利用者Aの乗場2)に向かいます”といった音声又は表示による案内メッセージを出力する。
引き続き、特定利用者運転処理部112Bは、かご呼び登録階まで移動して乗客を降ろした後(S16)、乗りかご7の現在乗場が個人情報の中の特定利用者乗場階であるか判断する(S17)。NOであれば、乗りかご7を特定利用者乗場階に移動させる(S18)。
特定利用者運転処理部112Bは、ステップS18にて特定利用者乗場階に到着し、あるいはステップS14においてかご呼び登録階無しの場合には、個人情報の中の特定利用者乗場階に移動し到着したとき(S19)、個人情報から特定利用者が例えば視覚障害者か聴覚障害者かその他の障害種別かを判断する(S20,S21)。その他の障害者については省略する。
ステップS20において、例えば視覚障害者であれば、補助メモリ113の特定利用者サービス情報113aから乗車案内メッセージを読み出し、乗りかご7内の音声発生器7eや乗場2に設置される音声発生器(図示せず)から、例えば、“ドアが開いています。行き先階(個人情報に含む例えば7階)に行きますので、お乗り下さい”といった乗車案内メッセージを出力する(S22)。
さらに、乗りかご7に特定利用者Aを乗せて所定の行き先階に到着すると(S23)、乗りかご7内の音声発生器7eから音声による降車案内、例えば“××階に到着しました。ドアが開いていますので、お降り下さい” といった降車案内メッセージを出力する(S24)。
一方、ステップS21において、例えば聴覚障害者であれば、補助メモリ113の特定利用者サービス情報113aから乗車案内メッセージを読み出し、乗りかご7内の案内表示器7f又は案内表示器7hや乗場2に設置される案内表示器(図示せず)から、例えば、“ドアが開いています。行き先階(個人情報に含む例えば7階)に行きますので、お乗り下さい”といった乗車案内メッセージを出力する(S25)。
さらに、乗りかご7に特定利用者Aを乗せて所定の行き先階に到着すると(S26)、乗りかご7内の案内表示器7f又は案内表示器7hに降車案内、例えば“××階に到着しました。ドアが開いていますので、お降り下さい” といった降車案内メッセージを表示する(S27)。
しかる後、ドア閉による特定利用者Aの降車完了を確認した後(S28)、通常運転制御処理部112Aを起動し、ステップS11に戻って一連の処理を繰り返し実行する。
従って、以上のような実施の形態によれば、RFIDタグ16を所持した視覚障害者等の特定利用者Aがエレベータを利用する乗場2に近づくと、RFIDタグ16に記録された個人識別情報を自動的に読み込んでエレベータ管理会社14に送信し、特定利用者Aの行き先階等を含む個人情報を取得し、かつ、乗りかご7の乗降に必要な案内メッセージを出力することで、特定利用者Aが操作用ボタンを探して操作することなく行き先階まで運んで降ろすことができる。
また、乗りかご7の乗降に必要な事項の通知するに際し、特定利用者Aの障害種別に応じて、確認しやすいような音声又は表示などで案内するので、種々の障害の持つ特定利用者Aの障害種別に関係なくエレベータを利用でき、特定利用者のサービスの向上に大きく貢献できる。
なお、上記実施の形態は、特定利用者Aが所持するRFIDタグ16の個人識別情報を乗場2近傍の識別情報読取装置12aで読み取った場合について説明したが、例えば乗場2近傍に識別情報読取装置12a、乗りかご7内の識別情報読取装置12bを設置した構成であってもよい。
この場合、識別情報読取装置12aは、RFIDタグ16の個人識別情報を読み取って中継装置13に送信し、エレベータ管理会社14から個人情報を取得した後、制御装置11に送信し、特定利用者Aが乗りかご7に乗る際の乗車案内メッセージの出力に利用する。
識別情報読取装置12aは、RFIDタグ16の個人識別情報を読み取って中継装置13を介して制御装置11に送信し、特定利用者Aが乗りかご7から降車する際の降車案内メッセージの出力に利用する。
さらに、乗場以外の建物内に識別情報読取装置(図示せず)を設置した場合、特定利用者Aの通行路の適宜な箇所に音声発生器などを設置し、RFIDタグ16の個人識別情報を読み取った後、誘導案内に利用することができる。
また、中継装置13に特定利用者管理テーブル15aを設けて個人情報を提供するようにすれば、エレベータ管理会社14無しで制御装置11に特定利用者Aの個人情報を提供することができる。
(第2の実施の形態)
図9は実施の形態に係るエレベータシステムの全体構成を概略的に示す図である。
図9は実施の形態に係るエレベータシステムの全体構成を概略的に示す図である。
この実施の形態は、動物愛護法の下に犬などの動物個体識別情報を含むユーザ等を把握管理するために、視覚障害者等の特定利用者Aが連れて歩いている盲導犬,聴導犬,介助犬などの補助犬に装着され、又は埋め込んだマイクロチップの動物個体識別情報(例えばマイクロチップ識別番号)を利用し、エレベータを利用する視覚障害者等の特定利用者Aのサービスを実現するものである。
第2の実施の形態に係るエレベータシステムは、図1に示すエレベータ管理会社14に新たに、電話通信回線,LAN、WAN等の通信ネットワーク23を介して動物情報管理用コンピュータ(以下、動物情報管理会社と呼ぶ)24が接続されている。その他の構成は、図1とほぼ同様の構成であるので、同一部分には図1と同一の符号を付して重複する説明は省略する。
さらに、第2の実施の形態においては、図9ないし図11に示すように、特定利用者Aがマイクロチップ26を装着又は埋め込んだ盲導犬,聴導犬,介助犬などの補助犬Bを連れてエレベータを利用する場合に適用されるものである。
以下、具体的に説明する。
動物情報管理会社24は、愛護管理法に基づき設立された公的な動物愛護団体及び任意の民間団体、動物ID普及推進会議(AIPO)その他動物管理団体を含む組織体であって、動物管理用データベース25を備えている。
動物情報管理会社24は、愛護管理法に基づき設立された公的な動物愛護団体及び任意の民間団体、動物ID普及推進会議(AIPO)その他動物管理団体を含む組織体であって、動物管理用データベース25を備えている。
動物管理用データベース25には図11に示すような動物情報管理テーブル25aが設けられている。動物情報管理テーブル25aには、例えば動物個体識別情報(チップ識別番号)、ユーザである個人識別情報、ユーザ氏名、住所、連絡先等のデータが記録されている。
エレベータ装置においては、図1と同様にエレベータの乗場(乗場ドア近傍)2及び乗りかご7内の何れか一方もしくは両方に識別情報読取装置12(12a,12b)が設置され、図12及び図13に示すような連携動作を行って必要な情報の受け渡しを行う。
特定利用者Aが連れている補助犬Bが識別情報読取装置12(12a,12b)の近傍を通ったとき、当該補助犬Bに取り付けられたマイクロチップ26のチップ識別番号を読み取り(S31)、中継装置13を経由してエレベータ管理会社14に送信する(S32)。
エレベータ管理会社14は、受け取ったチップ識別番号を動物情報管理会社24に送信する(S33)。
動物情報管理会社24は、エレベータ管理会社14からチップ識別番号を受け取ると、動物情報管理テーブル25aを参照し(S34)、チップ識別番号と一致するチップ識別番号に対応する補助犬Bのユーザである特定利用者Aの個人識別情報及び氏名、住所、連絡先等の動物管理情報を読み出し、エレベータ管理会社14に送信する(S35)。
エレベータ管理会社14は、動物ID管理会社24から少なくともチップ識別番号、補助犬Bのユーザである特定利用者Aの個人識別情報及び氏名を受け取ると、図5に示すエレベータ管理会社14の特定利用者管理テーブル15aを参照し、事前登録されている特定利用者Aを特定し、当該特定利用者Aの個人情報(例えば特定利用者A、障害種別及び乗車階,行き先階等)を取り出し、中継装置13に送信する(S36)。中継装置13は、受け取った特定利用者Aの個人情報を制御装置11に伝送し(S37)、エレベータの運転制御処理を実施する(S38)。
制御装置11の運転制御処理部112は、運転開始とともに通常運転処理部112Aを起動し、メインメモリ111に記憶される従来周知の通常運転処理用プログラムに従って通常運転制御処理を実行するが(S11)、中継装置13から送受信部112Cを介して特定利用者Aによる個人情報を受信すると(S12)、特定利用者運転処理部112Bを起動し、特定利用者運転制御処理を実行する(図8に示す処理手順(S13〜S28)を参照)。
従って、以上のような実施の形態によれば、識別情報読取装置12aが補助犬Bに取り付けられているマイクロチップ26のチップ識別番号を読み取ってエレベータ管理会社14に送信すると、エレベータ管理会社14は、動物情報管理会社24から当該補助犬Bを飼う特定利用者Aの個人識別情報や氏名を取得し、この取得された特定利用者Aの個人識別情報から障害種別や乗場階,行き先階の情報を得ることができる。
その結果、第1の実施の形態と同様に、特定利用者Aを認識した後、特定利用者運転処理に従ってドア開閉及び移動運転を実施し、特定利用者Aの障害種別に応じて、音声又は表示により確認しやすい状態で乗車案内メッセージ及び降車案内メッセージを伝えることができる。
よって、障害をもつ特定利用者Aが操作用ボタンを探して操作することなく、乗場階から乗車して行き先階へ確実に移動することができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…乗場、3…昇降路、4…巻上機、7…乗りかご、7a…かごドア、9a…乗場ドア、11…制御装置、12(12a,12b)…識別情報読取装置、13…中継装置、14…エレベータ管理会社、15…データベース、15a…特定利用者管理テーブル、16…RFIDタグ(情報記録媒体)、24…動物情報管理会社、25…動物管理用データベース、25a…動物情報管理テーブル、26…マイクロチップ、112…運転制御処理部、112A…通常運転処理部、112B…特定利用者運転処理部、112C…送受信部、113…補助メモリ。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータ装置は、障害を持つ特定利用者が携帯する当該特定利用者の個人識別情報を記録する非接触情報記録媒体と、乗場近傍及び乗りかご内の何れか一方又は両方に設置され、前記特定利用者が携帯する前記情報記録媒体から個人識別情報を読み取る識別情報読取装置と、前記特定利用者の個人識別情報に対応付けて少なくとも障害種別や利用階の個人情報を登録し管理する特定利用者管理手段と、前記識別情報読取装置で読み取った個人識別情報に基づき、前記特定利用者管理手段から少なくとも前記特定利用者の障害種別や利用階の個人情報を取得して制御装置に送信する中継装置と、この中継装置から個人情報を受信したとき、前記特定利用者が何らの操作を行わずに所定のタイミングでエレベータのドア開閉及び昇降運転を実施するとともに、前記特定利用者の障害種別及び利用階に応じて前記乗りかごへの乗車及び行き先階での降車を促す案内メッセージを出力する特定利用者運転処理を実行する前記制御装置とを備えた構成である。
エレベータ装置は、前述する構成要素1〜9a,9bの他、乗りかご7の運転制御を司る制御装置11、識別情報読取装置12、中継装置13及び複数のエレベータの運行状況を管理するエレベータ管理会社所有のコンピュータ(前記特定利用者管理手段に相当するものであって、以下、エレベータ管理会社と呼ぶ)14を含む構成である。
第2の実施の形態に係るエレベータシステムは、図1に示すエレベータ管理会社14に新たに、電話通信回線,LAN、WAN等の通信ネットワーク23を介して動物情報管理用コンピュータ(請求項5における動物情報管理装置に相当するものであって、以下、動物情報管理会社と呼ぶ)24が接続されている。その他の構成は、図1とほぼ同様の構成であるので、同一部分には図1と同一の符号を付して重複する説明は省略する。
Claims (5)
- 特定利用者を乗りかごに乗せて所望の行き先階まで運転するエレベータ装置において、
特定利用者の個人識別情報を記録する情報記録媒体と、
乗場近傍及び乗りかご内の何れか一方又は両方に設置され、前記特定利用者が携帯する前記情報記録媒体から個人識別情報を読み取る識別情報読取装置と、
前記特定利用者の個人識別情報に対応付けて行き先階の個人情報を登録し管理する特定利用者管理手段と、
前記識別情報読取装置で読み取った個人識別情報に基づき、前記特定利用者管理手段から少なくとも前記特定利用者の行き先階の個人情報を取得して制御装置に送信する中継装置と、
この中継装置から個人情報を受信したとき、前記特定利用者が何らの操作を行わずに所定のタイミングでエレベータのドア開閉及び昇降運転を実施するとともに、前記特定利用者に応じて前記乗りかごへの乗車及び前記行き先階での降車を促す案内メッセージを出力する特定利用者運転処理を実行する前記制御装置と
を備えたことを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1に記載のエレベータ装置において、
前記特定利用者管理手段は、エレベータの運転を管理するエレベータ管理会社であって、
このエレベータ管理会社は、前記特定利用者からの事前の申告に基づき、当該特定利用者の個人識別情報に対応付けて少なくとも行き先階の個人情報を記憶する記憶装置と、前記中継装置から前記個人識別情報を受け取ったとき、前記記憶装置から少なくとも前記障害種別及び行き先階等の個人情報を読み出して前記中継装置に返送する情報処理手段とを備えていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置において、
前記制御装置は、前記特定利用者が前記個人情報から視覚障害者と判断すれば音声発生器から乗車案内メッセージ及び降車案内メッセージを出力し、前記特定利用者が前記個人情報から聴覚障害者と判断すれば案内表示器から乗車案内メッセージ及び降車案内メッセージを表示することを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ装置において、
前記制御装置は、常時は乗場呼び及びかご呼びに応じて通常運転処理を実行する通常運転処理手段と、前記中継装置から前記行き先階の個人情報を受け取ると、判断した後、基準階または前記個人情報に乗車階データを含む場合には当該乗車階に移動してドア開後に乗車案内を行い、前記特定利用者が乗車したことを確認した後、前記行き先階に移動してドア開後に降車案内を行う特定利用者運転処理手段とを設けたことを特徴とするエレベータ装置。 - 障害を持つ特定利用者を乗りかごに乗せて所望の行き先階まで運転するエレベータシステムにおいて、
補助犬に装着又は埋め込まれた動物個体識別情報を記録したマイクロチップと、
乗場近傍及び乗りかご内の何れか一方又は両方に設置され、前記特定利用者が連れている補助犬のマイクロチップに記録された動物個体識別情報を読み取る識別情報読取装置と、
この識別情報読取装置から中継装置及びエレベータ管理会社又は動物情報管理会社を経由して送られてくる前記動物個体識別情報に基づき予め登録された当該動物個体識別情報に対応する前記特定利用者の個人識別情報を読み出して前記エレベータ管理会社に送信する動物情報管理装置と、
前記特定利用者の個人識別情報に対応付けて少なくとも障害種別及び行き先階等の個人情報が登録され、前記動物情報管理装置から送信される前記特定利用者の個人識別情報に基づき、障害種別及び行き先階等の個人情報を読み出し、前記中継装置を介して制御装置に送信する前記エレベータ管理会社と、
この中継装置から送信されてくる個人情報を受信したとき、何らの操作を行わずに所定のタイミングでエレベータのドア開閉及び昇降運転を行うとともに、前記特定利用者の障害種別に応じて前記乗りかごへの乗車及び前記行き先階での降車を促す案内メッセージを出力する特定利用者運転処理を実行する前記制御装置と
を備えたことを特徴とするエレベータシステム。
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