JP2014169178A - 主ロープの回り止め装置、及びそれを有する主ロープのテンション調整装置、主ロープのテンション調整方法 - Google Patents

主ロープの回り止め装置、及びそれを有する主ロープのテンション調整装置、主ロープのテンション調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各主ロープのシンブルロッドの端部の高さがかなり異なる場合であっても、主ロープが相互に回転しないように確実に規制できるようにする。
【解決手段】主ロープの回り止め装置15は、シンブルロッド12の端部に挿入可能で、且つ第1丸棒22a、第2丸棒22bが挿入される第1丸棒取り付け部材20Aと第2丸棒取り付け部材20Bを含む複数の丸棒取り付け部材20と、第1ロープ端固定部材10Aのシンブルロッド12Aの端部に取り付けた第1丸棒取り付け部材20Aに挿入される第1丸棒22aに回動可能に連結され、剛性を有する第1プレート23aと、第1プレート23aに相対的回動可能に連結されるとともに、第2ロープ端固定部材10Bのシンブルロッド12Bの端部に取り付けた第2丸棒取り付け部材20Bに挿入される第2丸棒22bに回動可能に連結され、剛性を有する第2プレート23bとを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータの乗かごと、つり合いおもりを懸架する複数の主ロープの張力調整作業に際し、これらの複数の主ロープのそれぞれに取り付けられたロープ端固定部材の相互間の回転を規制する主ロープの回り止め装置、及びそれを有する主ロープのテンション調整装置、主ロープのテンション調整方法に関する。
一般にエレベータは、乗かごと、つり合いおもりと、これらの乗かごとつり合いおもりを懸架する主ロープと、これらの主ロープの両端に取り付けられた複数のロープソケットとを備えている。上述した主ロープのそれぞれは経年的に張力に偏差を生じ、この偏差は主ロープの摩耗劣化を加速させる等の問題を招いている。したがって、定期的に主ロープの張力を均等にして各張力偏差をなくす作業が必要であった。このような主ロープの張力調整作業に際し、各主ロープが個別にその軸心回りに回転してしまうと、その回転した主ロープの張力に変化を生じてしまう。このため、張力調整作業に際して各主ロープが相互に回転しないように規制することが必要になる。
このような状況から従来、特許文献1に示される技術が提案されている。この従来技術は、主ロープのシンブルロッド回り止め治具であり、各主ロープ端部に取り付けられた複数のシンブルロッドのうちの2つのシンブルロッドを連結し、シンブルロッド相互間の回転を規制するものである。この従来技術は、複数の主ロープのうちの例えば第1主ロープの第1シンブルロッドの端部と第2主ロープの第2シンブルロッドの端部のそれぞれに取り付けられた第1丸穴付きキャップ、及び第2丸穴付きキャップのそれぞれの丸穴に挿入されてシンブルロッドを回り止めするバーと、このバーが丸穴から抜け落ちることを防止する永久磁石とを備えた構成にしてある。
実開平3−12868号公報
前述した従来技術は、第1主ロープと第2主ロープの張力調整作業に際し、第1シンブルロッド及び第2シンブルロッドに取り付けられる丸穴付きキャップとバーなどにより、第1シンブルロッドが取り付けられる第1主ロープ、及び第2シンブルロッドが取り付けられる第2主ロープ相互間の軸心回りの回転を規制することができるものの、別の問題が存在する。
例えば、第1シンブルロッドの端部と第2シンブルロッドの端部は、主ロープの取り替えなどを行ったときの主ロープの張力調整で、それぞれの高さが異なる場合がある。シンブルロッドの端部の高さが異なるとき、2つの丸穴付きキャップのそれぞれの丸穴に挿入されたバーは斜めの状態になるが、丸穴に挿入するバーは斜めになれる角度に制限があり、2つのシンブルロッドの端部高さが所定以上に異なると、バーを丸穴に挿入できなくなる。
また、第1主ロープ、第2主ロープ、及び第3主ロープの3つの主ロープを同時に調整しようとしたとき、これらの3つの主ロープに取り付けられたシンブルロッドの端部の高さは直線状に並んでいるとは限らない。丸穴付きキャップの丸穴に挿入されるバーは直線形状に製作されているため、3つのシンブルロッドの端部の高さが直線状に並んでいない場合、丸穴に挿入することができない。
このように従来技術では、それぞれのシンブルロッドの端部の高さによっては、各主ロープ相互に回転を規制するための連結ができず、主ロープの回り止めができなくなってしまうことが起こり得る。
本発明は、前述した問題を解決するためになされたもので、各主ロープのシンブルロッドの端部の高さがかなり異なる場合であっても、主ロープが相互に回転しないように確実に規制することができる主ロープの回り止め装置を提供することを目的とする。
また本発明は、前記主ロープの回り止め装置を備えた主ロープのテンション調整装置、及び主ロープのテンション調整方法を提供する事を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る主ロープの回り止め装置は、乗かごと、つり合いおもりと、これらの乗りかごとつり合いおもりを懸架する複数の主ロープと、前記主ロープの端部のそれぞれに取り付けられ、第1シンブルロッドと第2シンブルロッドを含む複数のシンブルロッド、前記シンブルロッドを介して前記主ロープを支持するばね、前記シンブルロッドに螺合して前記ばねの伸縮量を決定するナット、及び前記主ロープと前記シンブルロッドを接続するロープソケットを有し、第1ロープ端固定部材と第2ロープ端固定部材を含む複数のロープ端固定部材を備えたエレベータに用いられ、前記複数のロープ端固定部材相互間の回転を規制する主ロープの回り止め装置において、前記複数のロープ端固定部材の前記シンブルロッド端部に挿入可能で、且つ第1丸棒、第2丸棒のうちの該当するものが挿入される貫通穴を有する第1丸棒取り付け部材と第2丸棒取り付け部材を含む複数の丸棒取り付け部材と、前記第1ロープ端固定部材の前記第1シンブルロッド端部に取り付けた前記第1丸棒取り付け部材の貫通穴に挿入される前記第1丸棒に回動可能に連結され、剛性を有する第1長尺体と、前記第1長尺体に相対的回動可能に連結されるとともに、前記第2ロープ端固定部材の前記第2シンブルロッド端部に取り付けた前記第2丸棒取り付け部材の貫通穴に挿入される前記第2丸棒に回動可能に連結され、剛性を有する第2長尺体とを備えたことを特徴としている。
また本発明の主ロープのテンション調整装置は、前述の主ロープの回り止め装置を備えるとともに、前記複数のロープ端固定部材のそれぞれに設けられるシンブルロッド引き上げ部材と、前記シンブルロッド引き上げ部材を移動させる複数の油圧シリンダと、前記ばねの反力を対応する前記油圧シリンダに伝えるシリンダベースと、前記油圧シリンダを作動させる単一の油圧ポンプとを備え、前記油圧ポンプにより前記油圧シリンダのそれぞれに圧油を供給することにより前記シンブルロッド引き上げ部材を移動させて、前記主ロープのテンションを調整する主ロープのテンション調整装置において、前記シリンダベースは、水平方向からの装着、及び離脱が可能な分割構造から成ることを特徴としている。
また本発明の主ロープのテンション調整方法は、前述の主ロープのテンション調整装置を用いて前記主ロープのテンションを調整する主ロープのテンション調整方法において、前記複数のロープ端固定部材のそれぞれに前記油圧シリンダと前記シンブルロッド引き上げ部材を設置し、この状態で前記主ロープ回り止め装置を設置し、その後、前記油圧シリンダと前記ばねの間に、分割された前記シリンダベースを組み立てて設置して前記主ロープのテンションの調整を行うことを特徴としている。
本発明に係る主ロープの回り止め装置、この主ロープの回り止め装置を備えた主ロープのテンション調整装置、及び主ロープのテンション調整方法によれば、各主ロープのシンブルロッドの端部の高さがかなり異なる場合でも、主ロープが相互に回転しないように確実に規制することができる。これにより本発明は、主ロープのテンション調整作業の能率向上に貢献する。
本発明の一実施形態に係る主ロープの回り止め装置が用いられるエレベータの概略構成を示す図である。 図1に示すエレベータに備えられるロープ端固定部材を示す正面図である。 図2に示すロープ端固定部材に、本発明の一実施形態に係る主ロープの回り止め装置を有するロープテンション調整装置の一実施形態を装着した状態を示す正面図である。 本実施形態に係る主ロープの回り止め装置を示す正面図である。 図4に係る主ロープの回り止め装置を示す平面図である。 図4に示す状態から長尺部材及び丸棒を除いた状態を示す正面図である。 図6に示す丸棒取り付け部材を示す正面図である。 図7の側面図である。 本発明の一実施形態に係るロープテンション調整装置に備えられるシリンダベースを示す正面図である。 図9に示すシリンダベースの平面図である。 図9に示すシリンダベースの主要部を示す正面図である。 図11に示すシリンダベースの主要部を示す平面図である。 図10に示すシリンダベースに備えられるストッパを示す正面図である。 図13に示すストッパの側面図である。 ロープテンション調整装置に一体型シリンダベースを取り付けた場合を説明する図である。 本実施形態に係るロープテンション調整装置の組み付け時の状態を示す正面図である。
以下、本発明に係る主ロープの回り止め装置、及びそれを有する主ロープのテンション調整装置、主ロープのテンション調整方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお以下にあっては、理解を容易にするために、総括的な説明部分においては該当する部品、部材に総括的な符号(例えば主ロープ3)を付けて説明を行い、個別の部品、部材の詳細な説明部分においては該当する部品、部材に個別の符号(例えば第1主ロープ3A、第2主ロープ3B、第3主ロープ3C)を付けて説明を行うものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る主ロープの回り止め装置が用いられるエレベータの概略構成を示す図、図2は図1に示すエレベータに備えられるロープ端固定部材を示す正面図である。
図1に示すエレベータは、一般的な2:1ローピングエレベータである。このエレベータは、図1に示すように、乗りかご1と、つり合いおもり2と、これらの乗かご1とつり合いおもり2を懸架する主ロープ3とを備えている。主ロープ3の一端3a及び他端3bは、昇降路の上部に配置される機械室に備えられるマシンビーム4に保持されている。主ロープ3は通し穴5に挿入され、機械室と昇降路を行き来しながら、乗かご1に設けたかご側シーブ6と、機械室に設けたトラクションシーブ7及びそらせシーブ8と、つり合いおもり2に設けたつり合いおもりシーブ9に巻回されて乗かご1を昇降させる。
主ロープ3の一端3a及び他端3bのそれぞれには、図2に示すように、ロープ端固定部材10が取り付けられている。このロープ端固定部材10は、主ロープ3の端部に取り付けられるシンブルロッド12を介して主ロープ3を支持するばね13、シンブルロッド12に螺合して13ばねの伸縮量を決定するナット14、及び主ロープ3とシンブルロッド12を接続するロープソケット11を有している。
ここで例えば、主ロープ3は、第1主ロープ3Aと第2主ロープ3Bと第3主ロープ3Cとを含んでいる。シンブルロッド12は、第1シンブルロッド12Aと第2シンブルロッド12Bと第3シンブルロッド12Cとを含んでいる。ロープ端固定部材10は、第1ロープ端固定部材10Aと第2ロープ端固定部材10Bと第3ロープ端固定部材10Cとを含んでいる。
第1ロープ端固定部材10Aは第1シンブルロッド12Aに取り付けられ、第2ロープ端固定部材10Bは第2シンブルロッド12Bに取り付けられ、第3ロープ端固定部材10Cは第3シンブルロッド12Cに取り付けられている。各シンブルロッド12A,12B,12Cのそれぞれの端部には、貫通穴12Aa、貫通穴12Ba、貫通穴12Caが設けられている。
図3は、図2に示すロープ端固定部材に、本発明の一実施形態に係る主ロープの回り止め装置を有するロープテンション調整装置の一実施形態を装着した状態を示す正面図である。
本実施形態に係るロープテンション調整装置は、後述する本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15を備えるとともに、複数のロープ端固定部材10のそれぞれに設けられるシンブルロッド引き上げ部材18と、このシンブルロッド引き上げ部材18を移動させる複数の油圧シリンダ19と、ばね13の反力を油圧シリンダ19のそれぞれ対応する油圧シリンダ19に伝えるシリンダベース17と、油圧シリンダ19を作動させる図示しない単一の油圧ポンプとを備えている。油圧ポンプにより油圧シリンダ19のそれぞれに圧油を供給することによりシンブルロッド引き上げ部材18を移動させて、主ロープ3のテンションを調整するようになっている。
シリンダベース17は、油圧シリンダ19とばね13とで挟み込むように配置されている。なお、後述の本実施形態に係る主ロープ回り止め装置15は、シンブルロッド10の端部に取り付けてある。
前述した構成を有する本実施形態に係るロープテンション調整装置は、図示しない単一の油圧ポンプにより各油圧シリンダ19に圧油を供給し、各油圧シリンダ19を上昇させることにより、均一な圧力の圧油によって全ての油圧シリンダ19は均等な力でシンブルロッド引き上げ部材18を押し上げる。仮に複数の主ロープ3に不均衡が生じていても、各油圧シリンダ19に均一な油圧がかかることで、最もテンションの低いシンブルロッド12から引き上げられて行き、最終的にすべてのシンブルロッド12で均等なテンションになる。このように油圧シリンダ19の均等な押し上げ力により、各主ロープ3のテンションは均一に調整される。
ここで、シンブルロッド12の端部に取り付けた主ロープの回り止め装置15は、主ロープ3のテンションの調整中に主ロープ3のそれぞれが回転することを防止するためのものである。また、本実施形態に係るロープテンション調整装置に備えられるシリンダベース17は、主ロープ3の回り止め装置15を設けた場合の作業を可能とするために、後述するように水平方向からの装着、及び離脱が可能な分割構造から成っている。
主ロープ3は通常であると、ばね13の上方に配置された座金とナット14の間の摩擦力により回転が防止される。しかし、主ロープ3のテンション調整を行う際には、ナット14と座金の間に距離を設けて主ロープ3の回転を止める摩擦が一時的に取り除かれるため主ロープ3が回転し得る状態となる。このために、主ロープ回り止め装置15を用いることが必要になる。
次に本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15について説明する。
図4は本実施形態に係る主ロープの回り止め装置を示す正面図、図5は図4に係る主ロープの回り止め装置を示す平面図、図6は図4に示す状態から長尺部材及び丸棒を除いた状態を示す正面図、図7は図6に示す丸棒取り付け部材を示す正面図、図8は図7の側面図である。
図4,5に示すように、本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15は、複数のロープ端固定部材10の第1シンブルロッド12A、第2シンブルロッド12Bのそれぞれの端部に挿入可能で、且つ丸棒22のうちの第1丸棒22a、第2丸棒22bの該当するものが挿入される第1丸棒取り付け部材20Aと、第2丸棒取り付け部材20Bを含む丸棒取り付け部材20を備えている。また、主ロープの回り止め装置15は、第1ロープ端固定部材10Aの第1シンブルロッド12Aの端部に取り付けた第1丸棒取り付け部材20Aに挿入される第1丸棒22aに回動可能に連結され、剛性を有する第1長尺体、すなわち金属製の第1プレート23aを備えている。さらに主ロープの回り止め装置15は、第1プレート23aに相対的回動可能に連結されるとともに、第2ロープ端固定部材10Bの第2シンブルロッド12Bの端部に取り付けた第2丸棒取り付け部材20Bに挿入される第2丸棒22bに回動可能に連結され、剛性を有する第2長尺体、すなわち金属製の第2プレート23bを備えている。
図6〜8に示すように、例えば第1シンブルロッド12Aの端部に第1丸棒取り付け部材20Aが挿入される。この第1丸棒取り付け部材20Aには、第1丸棒22aが挿入される貫通穴20Aaと、この貫通穴20Aaと90°ずれた位置に形成される固定用貫通穴20Abとを設けてある。固定用貫通穴20Abと第1シンブルロッド12Aの端部に設けられている貫通穴12Aaとを対向させ、貫通穴20Abと貫通穴12Aaにピン21を挿入することで、第1丸棒取り付け部材20Aを第1シンブルロッド12Aに固定することができる。
第2丸棒取り付け部材20Bにも、貫通穴20Baと、固定用貫通穴とが設けられており、固定用貫通穴と第2シンブルロッド12Bの貫通穴12Baにピン21を挿入することで、第2丸棒取り付け部材20Bを第2シンブルロッド12Bに固定することができる。
本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15は、図4に示すように、第1プレートと第2プレートの組み合わせを複数組、例えば2組備えている。すなわち、本実施形態は、第2丸棒取り付け部材20Bの貫通穴20Baに挿入される第2丸棒22Bに回動可能に連結された第1プレート23cと、この第1プレート23cに相対的回動可能に連結されるとともに、第3丸棒取り付け部材20Cの図6に示す貫通穴20Caに挿入される第3丸棒22cに回動可能に連結された第2プレート22dも備えている。
第3丸棒取り付け部材20Cにも、貫通穴20Caと90°ずれた位置に固定用貫通穴が設けられており、図6に示すように、固定用貫通穴と第3シンブルロッド12Cの貫通穴12Caにピン21を挿入することで、第3丸棒取り付け部材20Cを第3シンブルロッド12Cに固定することができる。
本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15を、第1シンブルロッド12Aと第2シンブルロッド12Bと第3シンブルロッド12Cに装着させた状態において行われる第1主ロープ3Aのテンション調整作業に際して、第1シンブルロッド12Aの端部に取り付けた第1丸棒取り付け部材20Aの貫通穴20Aaに挿入した第1丸棒22a及び第1シンブルロッド12Aが上下方向に動いたときには、第1丸棒22aに対して第1プレート23aが回動し、第1プレート23aと第2プレート23bとが相対的に回動し、第2シンブルロッド12Bの端部に取り付けた第2丸棒取り付け部材20Bの貫通穴20Baに挿入した第2丸棒22bに対して第2プレート23bが回動する。
このような各回動動作によって、第1プレート23aと第2プレート23bの組み合わせ形状が変化する。この形状の変化によって、第1丸棒22aと第1シンブルロッド12の上下方向の移動による影響が吸収され、第2主ロープ3Bに取り付けられている第2シンブルロッド12Bを、第1丸棒22aと第1シンブルロッド12の上下方向の移動にかかわらず上下方向に対して影響を受けない状態に保つことができる。
なお、このように第1主ロープ3Aのテンション調整作業が行われる間、2組目を構成する第1プレート23c及び第2プレート23dは回動せず、したがって、第3主ロープ3Cに取り付けられている第3シンブルロッド12Cは上下方向に対して他のシンブルロッドの移動の影響を受けない状態に保たれる。そして、このような動作中、第1丸棒22a、第2丸棒22b、第3丸棒22cは互いに平行な状態に維持される。
また、第2主ロープ3Bのテンション調整作業を行うに際して、第2シンブルロッド12Bの端部に取り付けられている第2丸棒取り付け部材20Bの貫通穴20Baに挿入した第2丸棒22b及び第2シンブルロッド12Bが上下方向に動いたときには、第2丸棒22bに対して第2プレート23b及び2組目の第1プレート23cが回動し、第2プレート23bと第1プレート23cとが相対的に回動するとともに、2組目の第1プレート23cと第2プレート23dとが相対的に回動し、第1丸棒22aに対して第1プレート23aが回動し、第3丸棒22cに対して2組目の第2プレート23dが回動する。
このような各回動動作によって、第1プレート23a,23cと第2プレート23b,23dの組み合わせ形状が変化する。この形状の変化によって、第2丸棒22bと第2シンブルロッド12Bの上下方向の移動による影響が吸収され、第1主ロープ3Aに取り付けられている第1シンブルロッド12A、及び第3主ロープ3Cに取り付けられている第3シンブルロッド12Cを、第2丸棒22bと第2シンブルロッド12Bの上下方向の移動にかかわらず上下方向に対して影響を受けない状態に保つことができる。そして、このような動作中、第1丸棒22a、第2丸棒22b、第3丸棒22cは互いに平行な状態に維持される。
また、第3主ロープ3Cのテンション調整作業を行うに際して、第3シンブルロッド12Cの端部に取り付けられた第3丸棒取り付け部材20Cの貫通穴20Caに挿入した第3丸棒22c及び第3シンブルロッド12Cが上下方向に動いたときには、第3丸棒22cに対して2組目の第2プレート23dが回動し、第2プレート23dと2組目の第1プレート23cとが相対的に回動し、第2丸棒22bに対して第1プレート23cが回動する。
このような各回動動作によって、2組目の第1プレート23cと第2プレート23dの組み合わせ形状が変化する。この形状の変化によって、第3丸棒22cと第3シンブルロッド12Cの上下方向の移動による影響が吸収され、第2主ロープ3Bに取り付けられている第2シンブルロッド12Bを、第3丸棒22cと第3シンブルロッド12Cの上下方向の移動にかかわらず上下方向に対して影響を受けない状態に保つことができる。
なお、このように第3主ロープ3Bのテンション調整作業を行う間、1組目の第2プレート23b及び第1プレート23aは回動せず、したがって第1主ロープ3Aに取り付けられている第1シンブルロッド12Aは上下方向に対して他のシンブルロッドの移動の影響を受けない状態に保たれる。そして、このような動作中、第1丸棒22a、第2丸棒22b、第3丸棒22cは互いに平行な状態に維持される。
前述したように、本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15は、第1,第2,第3丸棒22a,22b,22c、剛性を有する第1プレート23a,23c、及び第2プレート23b,23d等を介して、第1主ロープ3A、第2主ロープ3B、及び第3主ロープ3Cの回り止めを実現させることができる。また、本実施形態は、1組目の第1プレート23aと第2プレート23b、及び2組目の第1プレート23cと第2プレート23dのそれぞれの組み合わせ形状の変化によって、テンション調整作業が行われる該当する主ロープ3のテンション調整による影響が吸収され、同時に回り止めがなされている他の主ロープ3のテンション調整による影響が吸収され、該当する主ロープ3のテンション調整作業を実施することができる。これにより、本実施形態によれば、第1主ロープ3A、第2主ロープ3B、及び第3主ロープ3Cのうちの該当する主ロープ3のテンション調整作業の影響に伴う他の主ロープ3のテンション調整が不要となって、主ロープ3のテンション調整作業が簡単になり、この主ロープ3のテンション調整作業の能率を向上させることができる。
なお、前述した説明では理解を容易にするためにそれぞれの第1,第2,第3シンブルロッド12A,12B,12Cを個別にテンション調整するような動作で説明したが、第1主ロープ3A、第2主ロープ3B、及び第3主ロープ3Cのそれぞれの第1,第2,第3シンブルロッド12A,12B,12Cと、第1,第2,第3丸棒22a,22b,22cの上下方向の動きは、他の該当するシンブルロッド12A,12B,12C及び丸棒22a,22b,22cに影響を与えないため、第1主ロープ3A、第2主ロープ3B、及び第3主ロープ3Cを同時に動かしてテンション調整した場合も同様に作用し、互いに影響を与えることがない。これによって、第1,第2,第3主ロープ3A,3B,3Cを同時に動かしてテンション調整する場合でも、良好な回り止め性能を発揮できる。その結果、第1,第2,第3主ロープ3A,3B,3Cで上下する高さにかなりの差があっても、互いに上下動した影響を与えることなく、第1,第2,第3主ロープ3A,3B,3Cが相互に回転しないように確実に規制することができる。これにより本実施形態は、第1,第2,第3主ロープ3A,3B,3Cのテンション調整作業の能率向上に貢献する。
また、本実施形態は、第1プレート23aと第2プレート23b、及び第1プレート23cと第2プレート23dの2組の各2つのプレートの組み合わせを備えていることから、2つの主ロープ3A,3Bだけでなく、第3主ロープ3Cも含めて回り止めと、張力調整を実現させることができる。
また、本実施形態は、第2シンブルロッド12Bの端部に取り付けられている第2丸棒取り付け部材20Bの貫通穴20Baに挿入される第2丸棒22bの長さ寸法を、他の第1,第3シンブルロッド12A,12Cに係る第1,第3丸棒22a,22cの長さ寸法と異ならせ、例えば長い寸法に設定してある。このように構成することにより、例えばエレベータの昇降路の壁面位置等の基準位置から第2シンブルロッド12Bまでの距離が、基準位置から第1シンブルロッド12Aの位置までの距離、及び基準位置から第3シンブルロッド12Cの位置までの距離と異なっている場合に有効であり、このような場合に第1シンブルロッド12A、第2シンブルロッド12B、第3シンブルロッド12Cに対して、本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15を安定して保持させることができる。このように第1,第2,第3丸棒22a,22b,22cは、その長さを調整することによって、ロープ配置の異なる様々な形態の主ロープ3の回り止めを行うことができる。
次に、本実施形態に係るロープテンション調整装置に備えられる前述のシリンダベースについて説明する。
図9は本発明の一実施形態に係るロープテンション調整装置に備えられるシリンダベースを示す正面図、図10は図9に示すシリンダベースの平面図、図11は図9に示すシリンダベースの主要部を示す正面図、図12は図11に示すシリンダベースの主要部を示す平面図、図13は図10に示すシリンダベースに備えられるストッパを示す正面図、図14は図13に示すストッパの側面図である。
図9,10に示すように、本実施形態に係るロープテンション調整装置に備えられるシリンダベース17は、円筒体を形成する一対の主要部17aと、それぞれの主要部17aを互いに対向させた状態で固定する2つのストッパ17bとで構成されている。
図11,12に示すように、シリンダベース17の主要部17aは、半円部24と、この半径部24の両端にそれぞれ設けられた接合部25と、これらの接合部25に設けられた折り曲げ部25aとによって構成され、半円部24の中央位置には開口部16が形成されている。
また、図12に示すように、2つの接合部25のうちの一方の接合部25には、突起部26を設けてあり、他方の接合部25には、相手方の主要部17aの接合部25に形成された突起部26と係合する係合穴27を設けてある。すなわち、一対の主要部17aは互いに、突起部26と係合穴27との嵌め合いを介して組み立てられるようになっている。
図13に示すように、ストッパ17bは二股の形状をしており、図9,10に示すようにこの二股の間に主要部17aの接合部25を挿入させるようにして、このストッパ17bを主要部17aに組み込むことが行われる。また、図14に示すように、ストッパ17bには指で掴み易くするための折り曲げ部17b1を形成してある。
上述したシリンダベース17を有する本実施形態に係るロープテンション調整装置の部品取り付け手順について、図2,15,16を用いて以下に説明する。
図15はロープテンション調整装置に一体型シリンダベースを取り付けた場合を説明する図、図16は本実施形態に係るロープテンション調整装置の組み付け時の状態を示す正面図である。
図2に示すように、ロープ端固定部材10を構成しているナット14は、調整ナット14aと固定ナット14bとから成っている。これらの調整ナット14aと固定ナット14bを締め付けることで、調整ナット14aのそれぞれと、対応するシンブルロッド12とが固定される。また、調整ナット14aとばね13の上方に配置された座金との摩擦力により、前述したようにシンブルロッド12を含むロープ端固定部材10の回転が防止される。
主ロープ3の張力を調整する際、一旦、固定ナット14bを緩め、調整ナット14aを回転自在な状態にしてから、調整ナット14aを回し、位置を変えることが行われる。ここで主ロープ3が回転しないように、固定ナット14bを緩める前にロープ端固定部材10の回り止め処理を行うことが必要になる。
本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15は、一体型シリンダベース17Aを用いる場合、主ロープの回り止め装置15をロープ端固定部材10の端部に取り付ける前に、シンブルロッド引き上げ部材18、油圧シリンダ19、及びシリンダベース17Aを、ロープ端固定部材10に装着させる必要がある。しかしながら、図15に示すように、ロープ端固定部材10に一体型シリンダベース17Aを取り付けてしまうと、ナット14(調整ナット14a、固定ナット14b)を覆ってしまうため、工具で固定ナット14bを緩めることができなくなる。なおここで言う一体型シリンダベース17Aとは、円筒状の形状で半割り等の分割ができないものを言っている。
本実施形態に係るロープテンション調整装置では、図16に示すように、まずシリンダベース17以外のシンブルロッド引き上げ部材18と油圧シリンダ19とを取り付けた状態で、主ロープの回り止め装置15を取り付けることが行われる。
この状態では、ナット14の周囲に妨げとなるものがないので、スパナ等の工具を用いて固定ナット14bを緩めることができる。このとき、既に主ロープの回り止め装置15が取り付けられているので、主ロープ3は回転しないように規制される。
固定ナット14bを緩めた後、シンブルロッド12とナット14とを挟み込むようにして1対のシリンダベース17の主要部17aのそれぞれを水平方向から取り付け、これらの主要部17aをストッパ17bで固定することが行われる。
以上の手順で主ロープ3の回転を規制しながら、ロープ端固定部材10への本実施形態に係るロープテンション調整装置の部品取り付けが完了する。以降、本実施形態に係るロープテンション調整装置を使用して所定の作業手順により、ロープテンションの調整作業が行われる。
なお、本実施形態に係るロープテンション調整装置を使用してロープテンションの調整作業を行う場合、シンブルロッド12のナット14から上方の高さが足りない場合も起こり得る。そのような場合には、シンブルロッド12の先端に、シンブルロッド12に対して回転しないように回り止めされた、シンブルロッド12と同径の同じねじ山を有する延長ロッドを設けるようにすると都合がよい。延長ロッドは、その用いられる目的上、先端形状等も、シンブルロッド12と同等のものとする。このような延長ロッドを用いた場合には、シンブルロッド12の先端に取り付けるのと同様の手順で、延長ロッドの先端に、本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15を取り付ければよい。このようにすることで、前述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、第1丸棒22aと第2丸棒22bのそれぞれに互いに可動に取り付けられた第1プレート23aと第2プレート23bの組み合わせと、第2丸棒22bと第3丸棒22cのそれぞれに互いに可動に取り付けられた第1プレート23cと第2プレート23dの別の組み合わせの2つの組み合わせを設けた構成にしてあるが、本発明は、第1プレートと第2プレートの1組の組み合わせを基本とし、主ロープ3の本数に合せて、3つ以上の複数組の第1プレートと第2プレートとの組み合わせを設けることができる。例えば、5本の主ロープ3を有し、これらの5本の主ロープ3が、さいころの5の目のように配置されたエレベータにおいては、5本の主ロープ3のうちの3本の主ロープ3を本実施形態に係る主ロープの回り止め装置15で回り止めし、残りの2本の主ロープ3は、同じ長さの丸棒22を備えた別の主ロープの回り止め装置で回り止めすればよい。このようにすることで、エレベータに備えられる全ての主ロープ3の回り止めを行うことができる。
1 乗かご
2 つり合いおもり
3 主ロープ
3A 第1主ロープ
3B 第2主ロープ
3C 第3主ロープ
10 ロープ端固定部材
10A 第1ロープ端固定部材
10B 第2ロープ端固定部材
10C 第3ロープ端固定部材
11 ロープソケット
12 シンブルロッド
12A 第1シンブルロッド
12Aa 貫通穴
12B 第2シンブルロッド
12Ba 貫通穴
12C 第3シンブルロッド
12Ca 貫通穴
13 ばね
14 ナット
14a 調整ナット
14b 固定ナット
15 主ロープの回り止め装置
16 開口部
17 シリンダベース
17a 主要部
17b ストッパ
17b1 折り曲げ部
17A 一体型シリンダベース
18 シンブルロッド引き上げ部材
19 油圧シリンダ
20 丸棒取り付け部材
20A 第1丸棒取り付け部材
20Aa 貫通穴
20Ab 固定用貫通穴
20B 第2丸棒取り付け部材
20Ba 貫通穴
20C 第3丸棒取り付け部材
20Ca 貫通穴
21 固定ピン
22 丸棒
22a 第1丸棒
22b 第2丸棒
22c 第3丸棒
23a 第1プレート(第1長尺部材)
23b 第2プレート(第2長尺部材)
23c 第1プレート(第1長尺部材)
23d 第2プレート(第2長尺部材)
24 半円部
25 接合部
25a 折り曲げ部
26 突起部
27 係合穴

Claims (3)

  1. 乗かごと、つり合いおもりと、これらの乗りかごとつり合いおもりを懸架する複数の主ロープと、前記主ロープの端部のそれぞれに取り付けられ、第1シンブルロッドと第2シンブルロッドを含む複数のシンブルロッド、前記シンブルロッドを介して前記主ロープを支持するばね、前記シンブルロッドに螺合して前記ばねの伸縮量を決定するナット、及び前記主ロープと前記シンブルロッドを接続するロープソケットを有し、第1ロープ端固定部材と第2ロープ端固定部材を含む複数のロープ端固定部材を備えたエレベータに用いられ、前記複数のロープ端固定部材相互間の回転を規制する主ロープの回り止め装置において、
    前記複数のロープ端固定部材の前記シンブルロッド端部に挿入可能で、且つ第1丸棒、第2丸棒のうちの該当するものが挿入される貫通穴を有する第1丸棒取り付け部材と第2丸棒取り付け部材を含む複数の丸棒取り付け部材と、
    前記第1ロープ端固定部材の前記第1シンブルロッド端部に取り付けた前記第1丸棒取り付け部材の貫通穴に挿入される前記第1丸棒に回動可能に連結され、剛性を有する第1長尺体と、
    前記第1長尺体に相対的回動可能に連結されるとともに、前記第2ロープ端固定部材の前記第2シンブルロッド端部に取り付けた前記第2丸棒取り付け部材の貫通穴に挿入される前記第2丸棒に回動可能に連結され、剛性を有する第2長尺体とを備えたことを特徴とする主ロープの回り止め装置。
  2. 請求項1に記載の主ロープの回り止め装置を備えるとともに、前記複数のロープ端固定部材のそれぞれに設けられるシンブルロッド引き上げ部材と、前記シンブルロッド引き上げ部材を移動させる複数の油圧シリンダと、前記ばねの反力を対応する前記油圧シリンダに伝えるシリンダベースと、前記油圧シリンダを作動させる単一の油圧ポンプとを備え、
    前記油圧ポンプにより前記油圧シリンダのそれぞれに圧油を供給することにより前記シンブルロッド引き上げ部材を移動させて、前記主ロープのテンションを調整する主ロープのテンション調整装置において、
    前記シリンダベースは、水平方向からの装着、及び離脱が可能な分割構造から成ることを特徴とする主ロープのテンション調整装置。
  3. 請求項2に記載の主ロープのテンション調整装置を用いて前記主ロープのテンションを調整する主ロープのテンション調整方法において、
    前記複数のロープ端固定部材のそれぞれに前記油圧シリンダと前記シンブルロッド引き上げ部材を設置し、
    この状態で前記主ロープ回り止め装置を設置し、
    その後、前記油圧シリンダと前記ばねの間に、分割された前記シリンダベースを組み立てて設置して前記主ロープのテンションの調整を行うことを特徴とする主ロープのテンション調整方法。
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