JP2012250821A - エレベーター - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で隣接したソケット同士の衝突による騒音の発生等を防止したエレベーターを得る。
【解決手段】この発明に係るエレベーターは、一直線上に配置された複数のロッド12のそれぞれに螺着された六角ナット19が収まる矩形状の角穴を有する回転防止具18を、角穴に六角ナット19が収ってコイルばね17の上面に載置する。回転防止具18は、対辺寸法が六角ナット19の対角寸法よりも小さく、一直線上に配置された各ロープシャックル2の回転が規制される。
【選択図】図2
【解決手段】この発明に係るエレベーターは、一直線上に配置された複数のロッド12のそれぞれに螺着された六角ナット19が収まる矩形状の角穴を有する回転防止具18を、角穴に六角ナット19が収ってコイルばね17の上面に載置する。回転防止具18は、対辺寸法が六角ナット19の対角寸法よりも小さく、一直線上に配置された各ロープシャックル2の回転が規制される。
【選択図】図2
Description
この発明は、昇降路の上側に取付けられ、ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルを備えたエレベーターに関する。
従来、隣接したロープシャックル同士の干渉を防ぐ装置として、例えば複数のエレベーターロープを規制した装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、複数本のエレベーターロープの上端部をそれぞれ固定した複数のロープシャックルのソケットの下側に、各エレベーターロープが貫通する貫通穴を有するロープ規制具を備えており、このロープ規制具により、各エレベーターロープの水平方向の移動を規制することで、隣接したソケット同士が衝突して騒音が発生するのを防止している。
この装置は、複数本のエレベーターロープの上端部をそれぞれ固定した複数のロープシャックルのソケットの下側に、各エレベーターロープが貫通する貫通穴を有するロープ規制具を備えており、このロープ規制具により、各エレベーターロープの水平方向の移動を規制することで、隣接したソケット同士が衝突して騒音が発生するのを防止している。
しかしながら、上記引用文献1のものは、複数本の各ロープを規制するロープ規制具は、それぞれ半円状の溝が複数設けられ、組み合わせることで複数の貫通穴を形成する2枚の外板及び内板と、外板及び内板を結合する通しボルト及びナットとを有しているので、部品点数が増大し、また外板及び内板に各ロープを規制するための複数の溝加工を施さなければならず、部品コストが高くなるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、簡単な構造で隣接したソケット同士の衝突による騒音の発生等を防止したエレベーターを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーターは、
ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に螺着して各前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
一直線上に配置された複数の前記ロッドのそれぞれに螺着された前記六角ナットが収まる矩形状の角穴を有し、この角穴に六角ナットが収って前記弾性体の上面に載置された回転防止具とを備え、
前記回転防止具は、前記角穴の対向した長辺間の対辺寸法が前記六角ナットの対向した角間の対角寸法よりも小さく、前記六角ナットの回転が前記角穴により規制されることで前記ロープシャックルの回転が規制されるようになっている。
ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に螺着して各前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
一直線上に配置された複数の前記ロッドのそれぞれに螺着された前記六角ナットが収まる矩形状の角穴を有し、この角穴に六角ナットが収って前記弾性体の上面に載置された回転防止具とを備え、
前記回転防止具は、前記角穴の対向した長辺間の対辺寸法が前記六角ナットの対向した角間の対角寸法よりも小さく、前記六角ナットの回転が前記角穴により規制されることで前記ロープシャックルの回転が規制されるようになっている。
また、この発明に係るエレベーターは、
ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に少なくとも2個螺着して前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
千鳥足状に配置された複数のロッドにそれぞれ螺着された一対の前記六角ナットで挟持されて固定されているとともに連結穴を有する回転防止体と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第1の連結棒と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第2の連結棒とを備えている。
ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に少なくとも2個螺着して前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
千鳥足状に配置された複数のロッドにそれぞれ螺着された一対の前記六角ナットで挟持されて固定されているとともに連結穴を有する回転防止体と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第1の連結棒と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第2の連結棒とを備えている。
この発明によるエレベーターによれば、一直線上に配置された複数のロッドのそれぞれに螺着された六角ナットが収まる矩形状の角穴を有する簡単な構成の回転防止具を、角穴に六角ナットが収って弾性体の上面に載置するだけで、一直線上に配置された各ロープシャックルの回転が規制され、隣接したソケット同士の衝突による騒音の発生を簡単に防止することができる。
また、この発明によるエレベーターによれば、千鳥足状に配置された複数の回転防止体のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体の各連結穴に挿通して各ロープシャックルの回転を規制する第1の連結棒と、千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通して各ロープシャックルの回転を規制する第2の連結棒とを備えているので、千鳥足状に配置された各ロープシャックルの回転が規制され、隣接したソケット同士の衝突による騒音の発生を簡単に防止することができる。
以下、この発明に係るエレベーターについて図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のエレベーターを示す概要図である。
このエレベーターは、半かけ2:1ローピング方式のエレベーターであり、複数本のロープ1の両端部は、ロープシャックル2のソケット3により固定されている。
ロープ1は、途中、昇降路10を上下動するかご5の上部に設けられたかご吊り車4、かご5に連動するつり合おもり6の上部に設けられたつり合おもり吊り車7、駆動綱車8及びそらせ車9にそれぞれ巻き掛けられている。
昇降路10の底面には、かご5、つり合おもり6にそれぞれ対向した緩衝器11が設けられている。
図1はこの発明の実施の形態1のエレベーターを示す概要図である。
このエレベーターは、半かけ2:1ローピング方式のエレベーターであり、複数本のロープ1の両端部は、ロープシャックル2のソケット3により固定されている。
ロープ1は、途中、昇降路10を上下動するかご5の上部に設けられたかご吊り車4、かご5に連動するつり合おもり6の上部に設けられたつり合おもり吊り車7、駆動綱車8及びそらせ車9にそれぞれ巻き掛けられている。
昇降路10の底面には、かご5、つり合おもり6にそれぞれ対向した緩衝器11が設けられている。
各ロープシャックル2は、図2に示すように、ロープ1が露出した側が同じ方向に向いて一列に配列された楔式のソケット3と、このソケット3から垂直上方向に延びたロッド12とから構成されている。各ロッド12は、表面に雄ねじ加工された雄ねじ部13が形成されている。
昇降路10の上側に設けられた機械室床14には、支持部15を介して綱止め板16が固定されている。この綱止め板16には、各ロッド12がそれぞれ空隙を有して貫通する複数の貫通穴が形成されている。各ロッド12は、綱止め板16の貫通穴を貫通した先端部に中心軸線に沿って弾性体であるコイルばね17が遊挿されている。
各コイルばね17上には、図5に示す回転防止具18が載置されている。各ロッド12は、先端部に2個の六角ナット19が螺着されている。この六角ナット19がロッド12に螺着されることで、ロープシャックル2は、綱止め板16にコイルばね17を介して取付けられている。
また、各ロッド12の雄ねじ部13は、ロープ1の張力を調整するためのもので、各六角ナット19の回転により各ロッド12を上下動させることでロープ1の張力が調整され、また六角ナット19を締付けることでロープ1の張力が維持される。また、コイルばね17の伸縮に連動してロープシャックル2が上下動する。
昇降路10の上側に設けられた機械室床14には、支持部15を介して綱止め板16が固定されている。この綱止め板16には、各ロッド12がそれぞれ空隙を有して貫通する複数の貫通穴が形成されている。各ロッド12は、綱止め板16の貫通穴を貫通した先端部に中心軸線に沿って弾性体であるコイルばね17が遊挿されている。
各コイルばね17上には、図5に示す回転防止具18が載置されている。各ロッド12は、先端部に2個の六角ナット19が螺着されている。この六角ナット19がロッド12に螺着されることで、ロープシャックル2は、綱止め板16にコイルばね17を介して取付けられている。
また、各ロッド12の雄ねじ部13は、ロープ1の張力を調整するためのもので、各六角ナット19の回転により各ロッド12を上下動させることでロープ1の張力が調整され、また六角ナット19を締付けることでロープ1の張力が維持される。また、コイルばね17の伸縮に連動してロープシャックル2が上下動する。
回転防止具18は、矩形状の角穴20を有している。角穴20には、一直線上に配置された複数の六角ナット19のうち下段の六角ナット19が収まっている。
この角穴20は、対向した長辺間の対辺寸法L1が六角ナット19の対向した二面間の対面寸法L2よりも大きく、六角ナット19の対向した角間の対角寸法L3よりも小さく形成されている(図6参照)。
この角穴20は、対向した長辺間の対辺寸法L1が六角ナット19の対向した二面間の対面寸法L2よりも大きく、六角ナット19の対向した角間の対角寸法L3よりも小さく形成されている(図6参照)。
この実施の形態によるエレベーターによれば、回転防止具18の対辺寸法L1が、六角ナット19の対角寸法L3よりも小さく形成されており、回転防止具18を、六角ナット19が角穴20に収まるようにコイルばね17の上面に載置するだけで、直線上に配置された各ロープシャックル2の回転を規制することができ、隣接したソケット3同士の衝突による騒音の発生を防止することができる。
また、楔式のソケット3は、図2及び図3から分かるように、ソケット3のロープ1が露出した部位が膨出しており、この部位が配列されたロープシャックル2の直線に対して垂直方向に向いているので、それだけ隣接したソケット3間で大きな空隙寸法が確保され、隣接したソケット3同士の衝突による騒音の発生をより確実に防止することができる。
ところで、図7に示すように、隣接したロープ1同士の間隔はかご5が上昇する際には、綱止め板16近傍の複数のロープ1は互いに微小に接近した水平移動する。
そして、例えば、誤って各ソケット3が異なる方向に向いて配置し、隣接した各ソケット3間の距離が短くなってしまった場合、ソケット3同士が衝突して騒音が発生し、さらにはロッド12に曲げモーメントが生じ、ロッド12が変形するおそれがある。
これに対して、この実施の形態では、回転防止具18は、たとえソケット3同士が衝突しても、回転防止具18の対辺寸法L1が、六角ナット19の対面寸法L2よりも大きく形成されているので、六角ナット19は、水平方向に移動し、ロッド12に曲げ応力は発生しない。
そして、例えば、誤って各ソケット3が異なる方向に向いて配置し、隣接した各ソケット3間の距離が短くなってしまった場合、ソケット3同士が衝突して騒音が発生し、さらにはロッド12に曲げモーメントが生じ、ロッド12が変形するおそれがある。
これに対して、この実施の形態では、回転防止具18は、たとえソケット3同士が衝突しても、回転防止具18の対辺寸法L1が、六角ナット19の対面寸法L2よりも大きく形成されているので、六角ナット19は、水平方向に移動し、ロッド12に曲げ応力は発生しない。
さらに、この回転防止具18は、図8に示すように、各ロープシャックル2の上下位置が一致しない場合においても、回転防止具18をコイルばね17上に各六角ナット19が収まるように載置することで、簡単に、ロープシャックル2の回転を規制することができ、隣接したソケット3同士の衝突による騒音の発生を防止することができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2のエレベーターの要部を示す正面図、図10は図9の側面図、図11は図9の平面図である。
この実施の形態では、各一対の六角ナット19間に図12(a)に示す回転防止体21が挟持されている。この回転防止体21は、ロッド12の先端部が貫通する貫通穴22が形成されたベース23と、このベース23の両側から起立し、図12(b)に示す連結棒24が挿通する連結穴25を有する一対の起立部26とを有している。
他の構成は、実施の形態1のエレベーターと同じである。
図9はこの発明の実施の形態2のエレベーターの要部を示す正面図、図10は図9の側面図、図11は図9の平面図である。
この実施の形態では、各一対の六角ナット19間に図12(a)に示す回転防止体21が挟持されている。この回転防止体21は、ロッド12の先端部が貫通する貫通穴22が形成されたベース23と、このベース23の両側から起立し、図12(b)に示す連結棒24が挿通する連結穴25を有する一対の起立部26とを有している。
他の構成は、実施の形態1のエレベーターと同じである。
この実施の形態でも、実施の形態1と同様に、連結棒24を回転防止体21の連結穴25に挿通するだけで、直線上に配置された各ロープシャックル2の回転を規制することができ、隣接したソケット3同士の衝突による騒音の発生を防止することができる。
また、この実施の形態では、網止め板16の貫通穴が千鳥足状に形成され、ロープシャックル2の配置が千鳥足状にされる場合でも適用できる。
即ち、この場合には、図13及び図14から分かるように、距離Aだけ離れて千鳥足状に配置された複数の回転防止体21のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体21は、ロープ1が露出した部位が配列されたロープシャックル2の直線に対して垂直方向に向いて配置されている。
この複数の回転防止体21の連結穴25に第1の連結棒24Aが挿通している。
また、千鳥足状に配置された複数の回転防止体21のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体21は、ロープ1が露出した部位が配列されたロープシャックル2の直線に対して垂直方向に向いて配置されている。
この複数の回転防止体21の連結穴25に第2の連結棒24Bが挿通している。
各ロープシャックル2は、隣接したソケット3の向きが正反対に配置されている。
即ち、この場合には、図13及び図14から分かるように、距離Aだけ離れて千鳥足状に配置された複数の回転防止体21のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体21は、ロープ1が露出した部位が配列されたロープシャックル2の直線に対して垂直方向に向いて配置されている。
この複数の回転防止体21の連結穴25に第1の連結棒24Aが挿通している。
また、千鳥足状に配置された複数の回転防止体21のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体21は、ロープ1が露出した部位が配列されたロープシャックル2の直線に対して垂直方向に向いて配置されている。
この複数の回転防止体21の連結穴25に第2の連結棒24Bが挿通している。
各ロープシャックル2は、隣接したソケット3の向きが正反対に配置されている。
このように、各ロープシャックル2が千鳥状に配置された場合でも、第1の連結棒24A、第2の連結棒24Bを各回転防止体21の連結穴25に挿通するだけで、直線上に配置された各ロープシャックル2の回転を規制することができ、隣接したソケット3同士の衝突による騒音の発生を防止することができる。
なお、各ロープシャックル2が、三直線以上の複数線で配置された場合にも、各直線に沿って連結棒を回転防止体の連結穴に挿通することで、ロープシャックル2の回転を簡単に規制することができる。
なお、各ロープシャックル2が、三直線以上の複数線で配置された場合にも、各直線に沿って連結棒を回転防止体の連結穴に挿通することで、ロープシャックル2の回転を簡単に規制することができる。
なお、上記各実施の形態では、弾性体としてコイルばねを用いた場合について説明したが、例えば筒状の弾性ゴムであってもよい。
また、上記各実施の形態では、楔式のソケット3のロープシャックル2の場合で説明したが、例えばバビット式のソケットのロープシャックルであってもよい。
また、上記各実施の形態では、楔式のソケット3のロープシャックル2の場合で説明したが、例えばバビット式のソケットのロープシャックルであってもよい。
1 ロープ、2 ロープシャックル、3 ソケット、4 かご吊り車、5 かご、6 つり合おもり、7 吊り合おもり吊り車、8 駆動綱車、9 そらせ車、10 昇降路、11 緩衝器、12 ロッド、13 雄ねじ部、14 機械室床、15 支持部、16 綱止め板、17 コイルばね(弾性体)、18 回転防止具、19 六角ナット、20 角穴、21 回転防止体、22 貫通穴、23 ベース、24 連結棒、24A 第1の連結棒、24B 第2の連結棒、26 起立部、L1 対辺寸法、L2 対面寸法、L3 対角寸法。
Claims (4)
- ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に螺着して各前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
一直線上に配置された複数の前記ロッドのそれぞれに螺着された前記六角ナットが収まる矩形状の角穴を有し、この角穴に六角ナットが収って前記弾性体の上面に載置された回転防止具とを備え、
前記回転防止具は、前記角穴の対向した長辺間の対辺寸法が前記六角ナットの対向した角間の対角寸法よりも小さく、前記六角ナットの回転が前記角穴により規制されることで前記ロープシャックルの回転が規制されるようになっていることを特徴とするエレベーター。 - 前記回転防止具は、前記対辺寸法が前記六角ナットの対向した二面間の対面寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のエレベーター。
- ロープの上端部を固定したソケットを有するロープシャックルと、
このロープシャックルのロッドの端部に中心軸線に沿って遊挿された弾性体と、
この弾性体の下端部が当接して昇降路の上側に固定されているとともに各前記ロッドが貫通する複数の貫通穴を有する綱止め板と、
各前記ロッドの上端部に少なくとも2個螺着して前記ロープシャックルを前記弾性体を介して前記綱止め板に取付けた六角ナットと、
千鳥足状に配置された複数のロッドにそれぞれ螺着された一対の前記六角ナットで挟持されて固定されているとともに連結穴を有する回転防止体と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち一方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第1の連結棒と、
千鳥足状に配置された複数の前記回転防止体のうち他方の直線上に配置された複数の回転防止体の各前記連結穴に挿通し、各前記ロープシャックルの回転を規制する第2の連結棒とを備えていることを特徴とするエレベーター。 - 前記ソケットは、楔式のソケットであって、前記ロープが露出した側が前記一直線に対して垂直方向に向いて配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011125418A JP2012250821A (ja) | 2011-06-03 | 2011-06-03 | エレベーター |
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JP2011125418A Withdrawn JP2012250821A (ja) | 2011-06-03 | 2011-06-03 | エレベーター |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014169178A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 主ロープの回り止め装置、及びそれを有する主ロープのテンション調整装置、主ロープのテンション調整方法 |
JP2016011183A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 東芝エレベータ株式会社 | 主ロープ固定装置およびエレベータ装置 |
JP2020193057A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 回り止め具 |
-
2011
- 2011-06-03 JP JP2011125418A patent/JP2012250821A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7296782B2 (ja) | 2019-05-27 | 2023-06-23 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 回り止め具 |
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