JP2012020820A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータのメインロープ等に作用する負荷の偏りを軽減させる。
【解決手段】実施形態によれば、エレベータは、駆動用モータと共に水平な第1軸周りを回転可能な円板状で、周方向に沿って形成された条溝が第1軸方向に複数配列された巻上げ機駆動輪10と、各条溝に1つずつ懸架された複数のロープからなるメインロープと、巻付け方向変更車30と、ロープ固定部59と、を有する。巻付け方向変更車30は、第1軸方向と異なる方向に延びる水平な第2軸周りを互いに独立に回転し、ロープが1つずつ懸架され複数の単シーブを有する。ロープ固定部59は、各ロープの両側の端部がそれぞれ固定され、端部の固定位置の上下方向位置が調整可能に構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】実施形態によれば、エレベータは、駆動用モータと共に水平な第1軸周りを回転可能な円板状で、周方向に沿って形成された条溝が第1軸方向に複数配列された巻上げ機駆動輪10と、各条溝に1つずつ懸架された複数のロープからなるメインロープと、巻付け方向変更車30と、ロープ固定部59と、を有する。巻付け方向変更車30は、第1軸方向と異なる方向に延びる水平な第2軸周りを互いに独立に回転し、ロープが1つずつ懸架され複数の単シーブを有する。ロープ固定部59は、各ロープの両側の端部がそれぞれ固定され、端部の固定位置の上下方向位置が調整可能に構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、メインロープを有するエレベータに関する。
ロープ式のエレベータは、昇降路内の例えば上方に配置された巻上げ機の駆動輪に懸架されたメインロープに、乗りかごや釣合い錘等が吊り下げられている。メインロープは、通常、複数のロープにより構成される。
当該駆動輪の外周面には、複数の条溝が形成され、これらの条溝に各ロープがそれぞれ懸架される。当該各ロープは、駆動輪の他に、例えば、そらせ車、乗りかごに取り付けられるかごシーブ、および釣合い錘に取り付けられるカウンタシーブ等に、それぞれ懸架される。
例えば、マシンルームレスタイプのロープ式エレベータは、巻上げ機等をより小さい場所に設置する必要がある。このために、各シーブの回転軸が互いに平行に配置されないことが多い。例えば、そらせ車および駆動輪の回転軸が、互いに直交するように配置されることがある。
このようなシーブの配置によって、メインロープを構成する各ロープの巻付け方向が変わる。このとき、各ロープの曲げ方向が変わる。また、当該配置によって、各ロープは、そらせ車と駆動輪とで、掛け渡される長さが互いに異なる。
一方、各ロープは、そらせ車等の各条一律の距離を転動体上で巻き送りされる。そらせ車および駆動輪それぞれの転動体では、互いに異なる長さの分だけロープが伸縮しながら駆動される。
同様に、当該異なる長さの分だけ、転動体上を常時滑りながら各ロープが駆動される。これは、転動体のロープ接触面やメインロープの損耗原因となる。
当該ロープ伸縮の発生を軽減する方法として、そらせ車を軸方向に分割し、それぞれの分割車が独立して回転するように構成されるものが知られている。
メインロープは各シーブに引き回された後は、各ロープに作用する張力の不均衡を確認することが困難なことが多い。この場合、上記のような方法では、そらせ車の特定の分割車や、当該分割車に掛けられたロープのみが極端に損耗する。
このように各部材の損耗度合いがに偏りが生じても、損耗した1つの分割車や1本のロープのみを交換することにはならない。そらせ車全体またはメインロープ全体を交換する必要がある。このため、上記のような偏磨耗によってエレベータの各設備の交換タイミングが早まることになる。
本発明の実施形態は上記課題を解決するためのものであり、その目的は、エレベータのメインロープ等に作用する負荷の偏りを軽減させて、メインロープ等の交換タイミングを延長させることである。
上記目的を達成するための実施形態に係るエレベータは、駆動用モータを備えて昇降路内に配置された巻上げ機と、前記昇降路上方に配置されて、前記駆動用モータと共に水平な第1軸周りを回転可能な円板状で、周方向に沿って形成された条溝が第1軸方向に複数配列されたメインシーブと、前記各条溝に1つずつ懸架された複数のロープからなるメインロープと、それぞれが、前記第1軸方向と異なる方向に延びる水平な第2軸周りを互いに独立に回転し、それぞれにロープが1つずつ懸架された複数の単シーブを有し、前記各単シーブが前記第2軸方向に沿って配列されてなる巻付け方向変更車と、昇降路上方に配置されて、前記各ロープの両側の端部がそれぞれ固定され、前記端部の固定位置の上下方向位置が調整可能に構成された2つのロープ固定部と、を有することを特徴とする。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態のエレベータについて、図1〜図6を用いて説明する。
第1の実施形態のエレベータについて、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るエレベータの構成の一部を示す概略斜視図で、巻上げ機駆動輪10、そらせ車15、および巻付け方向変更車30の位置関係を示す。図2は、図1の巻付け方向変更車30単体の部分切欠斜視図である。図3は、図1の巻上げ機駆動輪10、そらせ車15、および巻付け方向変更車30等の位置関係を模式的に示す上面図である。なお、図3では、メインロープ20は、1本の線で示している。
図4は、図3のIV−IV矢視側面図である。図5は、図3のV部内のそらせ車15および巻付け方向変更車30等の拡大上面図である。図6は、図3の第1ロープ固定部50の正面図である。
先ず、本実施形態のエレベータの構成について説明する。
本実施形態のエレベータは、昇降路上方に配置された巻上げ機(図示せず)と、メインシーブ(巻上げ機駆動輪10)と、この巻上げ機駆動輪10に懸架されたメインロープ20と、を有する。さらに、このエレベータは、メインロープ20が懸架されたそらせ車15と、メインロープ20の巻付け方向を変えるための巻付け方向変更車30と、を有する。また、このエレベータは、メインロープ20の端部を固定する2つのロープ固定部、すなわち、第1ロープ固定部50および第2ロープ固定部59を有する。
また、このエレベータは、昇降路内に鉛直に配置されたかごレール85に沿って上下移動する乗りかご80と、昇降路内に鉛直に配置されたカウンタレール95に沿って上下移動する釣合い錘90と、を有する。
巻上げ機は、駆動力を発生させる駆動用モータを備え、カウンタレール95の上方に取り付けられている。
巻上げ機駆動輪10は、駆動用モータに取り付けられて、水平な第1軸10a周りを回転する回転軸を備えた円板状である。この巻上げ機駆動輪10の外周面には、周方向に沿うように4つの条溝(図示せず)が形成される。これらの4つの条溝は、第1軸10a方向に沿って配列される。
メインロープ20は、4つのロープ、すなわち、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23および第4ロープ24を有し、これらにより構成される。第1〜第4ロープ21〜24は、巻上げ機駆動輪10の4つの条溝にそれぞれ懸架される(図5)。
そらせ車15は、巻上げ機駆動輪10の下方に配置される。このそらせ車15の回転軸は、水平で、第1軸10a方向に互いに平行である。このそらせ車15の外周面には、巻上げ機駆動輪10と同様に、4つの条溝が形成される。これら4つの溝に、第1〜第4ロープ21〜24がそれぞれ懸架される。
巻付け方向変更車30は、水平で且つ第1軸10aに対して垂直に延びる第2軸30aの周りを回転する回転軸を備えた円板状である。図3における第1軸10aおよび第2軸30aは直交する。上下方向位置(高さ)は必ずしも同じでなくてよい。
図1の例では、巻上げ機駆動輪10と上下方向位置がほぼ同じになるように配置される。すなわち、巻上げ機駆動輪10から巻き送られた各ロープは、図1の矢印Xで示すように、そらせ車15を経て、巻付け方向変更車30に移動する。第1〜第4ロープ21〜24それぞれは、そらせ車15から巻付け方向変更車30に巻き送られるときに、巻き付け方向がほぼ90度曲げられる。
この巻付け方向変更車30は、4つの単シーブ、すなわち、第1単シーブ31、第2単シーブ32、第3単シーブ33および第4単シーブ34を有する(図2)。これら第1〜第4単シーブ31〜34は、第2軸30aの周りを互いに独立して回転可能である。第2軸30aの回りを回転する回転軸に、4つの軸受、すなわち、第1軸受41、第2軸受42、第3軸受43および第4軸受44が軸方向に配列されて取り付けられている。
第1〜第4単シーブ31〜34は、第1〜第4軸受41〜44にそれぞれ取り付けられて、第2軸30a方向に沿って配列される。第1〜第4単シーブ31〜34には、第1〜第4ロープ21〜24がそれぞれ懸架される。第1〜第4ロープ21〜24の巻き送り速度に応じて、第1〜第4単シーブ31〜34は独立して回転することができる。
上述したように、そらせ車15および巻付け方向変更車30の間で、第1〜第4ロープ21〜24は、巻き付け方向がほぼ90度曲げられる。このため、第1〜第4ロープ21〜24は、そらせ車15から巻き送られて巻付け方向変更車30に到達する時間にばらつきが生じる。このとき、第1〜第4ロープ21〜24が巻付け方向変更車30に到達する状況に応じて、第1〜第4単シーブ31〜34が独立して回転する。これにより、第1〜第4ロープ21〜24が滑りながら移動することが抑制される。
乗りかご80の下部には2つのかごシーブ、すなわち第1かごシーブ81および第2かごシーブ82が取り付けられている。第1および第2かごシーブ81、82は、これらの回転軸が水平で且つ互いに平行に配置されている。これらの回転軸は、第1軸10aに所定の角度を保つように配置される。また、これらの回転軸は、第2軸30aに対して、第1軸10aに対する上記角度とは異なる角度を保つように配置される。
乗りかご80は、第1および第2かごシーブ81、82それぞれに第1〜第4ロープ21〜24が掛けられて、昇降路内を移動可能である。乗りかご80が上下移動するときには、第1および第2かごシーブ81、82が、第1〜第4ロープ21〜24上を回転しながら移動する。
釣合い錘90の上部には2つのカウンタシーブ、すなわち第1カウンタシーブ91および第2カウンタシーブ92が取り付けられている。第1および第2カウンタシーブ91、92は、これらの回転軸が水平で、上記第1軸10aに平行に配置されている。釣合い錘90は、第1および第2カウンタシーブ91、92それぞれに、第1〜第4ロープ21〜24が掛けられて、昇降路内に吊り下げられる。釣合い錘90が上下移動するときには、第1および第2カウンタシーブ91、92が、第1〜第4ロープ21〜24上を回転しながら移動する。
第1ロープ固定部50は、かごレール85の上方に固定されて、第1〜第4ロープ21〜24の乗りかご80側の端部を固定する(図6)。第1ロープ固定部50は、ヒッチプレート57と、4つのシャックルロッド、すなわち第1シャックルロッド51、第2シャックルロッド52、第3シャックルロッド53および第4シャックルロッド54、を有する。第1〜第4ロープ21〜24の端部は、第1〜第4シャックルロッド51〜54に連結される。
第1〜第4シャックルロッド51〜54は、ヒッチプレート57に形成された貫通穴(図示せず)を貫通した状態で固定される。このとき、第1〜第4シャックルロッド51〜54には、コイルばね55が外挿され、ばね受等を介してナット56で抜け止め固定される。
また、ヒッチプレート57と、コイルばね55との間に、高さ調整管60が挿入される。この高さ調整管60は、円環状の金属製の部材である。この高さ調整管60によって、第1〜第4ロープ21〜24の端部の上下方向位置が調整可能になる。
第2ロープ固定部59は、カウンタレール95の上方で、そらせ車15の下方に固定されて、第1〜第4ロープ21〜24の釣合い錘90側の端部を固定する(図4)。第2ロープ固定部59は、詳細な図示は省略しているが、第1ロープ固定部50と同様に、ヒッチプレート57と、4つのシャックルロッドと、高さ調整管60と、を有する。第1〜第4ロープ21〜24の端部は、当該4つのシャックルロッドに連結される。第1〜第4ロープ21〜24の端部の上下方向位置は、高さ調整管60によって、調整可能である。
続いて、本実施形態の第1〜第4ロープ21〜24の引き回しについて説明する。
第1〜第4ロープ21〜24は、巻上げ機駆動輪10に懸架されているときに互いに隣り合うロープが、そらせ車15に懸架されるときと同じになる。すなわち、巻上げ機駆動輪10の一方の(図3における下方の)軸方向端部から第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に配置されるときには、そらせ車15の図5における下方の軸方向端部から、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に配置される。
また、そらせ車15に懸架されているときに互いに隣り合うロープは、巻付け方向変更車30に懸架されるときと同じになる。すなわち、そらせ車15の一方の(図5における下方の)軸方向端部から第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に配置されるときには、巻付け方向変更車30の図5における右方の軸方向端部から、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に配置される。
すなわち、本実施形態の第1〜第4ロープ21〜24は、第1ロープ固定部50から各シーブを経て第2ロープ固定部59に引き回されるときに互いに交差しない。
また、図5における第4ロープ24は、第1ロープ21に対して外側に引き回される。すなわち、メインロープ20は、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に内側から外側に配置される。
仮に、第1および第2ロープ固定部50、59について、第1〜第4ロープ21〜24それぞれの上下方向位置を全て同じにすると、第4ロープ24は、第1ロープ21に比べて伸びた状態になる。この場合、第4ロープ24に作用する張力は、第1ロープ21に作用する張力よりも大きくなる。この例のロープの引き回しでは、第1ロープ21、第2ロープ22、第3ロープ23、第4ロープ24の順に作用する張力が大きくなる。
これに対して、本実施形態では、第1および第2ロープ固定部50、59について、第1〜第3シャックルロッド51〜53それぞれのコイルばね55およびヒッチプレート57の間に、高さ調整管60がそれぞれ挿入される。この例では、第4ロープ24を最も低い位置(基準)にして、第3ロープ23、第2ロープ22、第1ロープ21の順にロープ端部の上下方向位置が高くなるように、当該高さ調整管60が挿入される。
また、巻上げ機駆動輪10および第1ロープ固定部50の間にある第1〜第4ロープ21〜24それぞれのロープ長の差は、乗りかご80の昇降路内の位置により変動する。例えば、乗りかご80が最上階にあるときは、巻上げ機駆動輪10から第1ロープ固定部50までの長さが最短になる。当該ロープ長の差は、幾何学的に算出することができる。このとき、第1〜第4ロープ21〜24は、巻付け方向変更車30等によって曲げられる(捩じられる)量も大きくなる。
このときの第1〜第4ロープ21〜24の当該ロープ長の差に基づいて、第1〜第4ロープ21〜24の端部の上下方向位置を、調整することもできる。
同様に、巻上げ機駆動輪10および第2ロープ固定部59の間にある第1〜第4ロープ21〜24それぞれのロープ長についても、第2ロープ固定部59における第1〜第4ロープ21〜24の上下方向位置を調整すればよい。
以上の説明からわかるように本実施形態によれば、メインロープ20の第1〜第4ロープ21〜24を引き回された後に発生する張力不均衡を低減させることが可能になる。これにより、メインロープ20の偏った損耗を抑制でき、交換タイミングをより長くすることが可能になる。
また、第1〜第4ロープ21〜24が懸架される各条溝に作用する押付け力のばらつきも抑制できるため、そらせ車15、巻付け方向変更車30等の設備の使用期間をより長くすることが可能になる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態のエレベータについて、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るエレベータのそらせ車15および巻付け方向変更車30等を示す上面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図6)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第2の実施形態のエレベータについて、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るエレベータのそらせ車15および巻付け方向変更車30等を示す上面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図6)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の巻付け方向変更車30は、第1〜第4単シーブ31〜34の直径が互いに異なるように構成される。この例では、第4単シーブ34、第3単シーブ33、第2単シーブ32、第1単シーブ31の順に、直径が大きくなるように構成される。
これにより、第1〜第4ロープ21〜24の引き回す長さを調整することができ、第1の実施形態で説明した高さ調整管60で調整する量を少なくすることが可能になり、ロープ引き回しの後の張力調整が容易になる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、第4ロープ24が第1ロープ21よりも引き回す長さが長くなる例について説明したが、これに限らない。そらせ車15や巻付け方向変更車30等の配置によって生じる各ロープの張力不均衡に基づいて、対応するシャックルロッドに高さ調整管60を挿入することができる。
また、例えば、第2ロープ固定部59および第2カウンタシーブ92の間に、張力が他よりも小さいロープにシーブを配置してもよい。
また、上記実施形態は、メインロープ20が4つのロープ21〜24で構成された例について説明したが、これに限らない。ロープが2本以上であれば適用可能である。
10…メインシーブ(巻上げ機駆動輪)、10a…第1軸、15…そらせ車、20…メインロープ、21…第1ロープ、22…第2ロープ、23…第3ロープ、24…第4ロープ、30…巻付け方向変更車、30a…第2軸、31…第1単シーブ、32…第2単シーブ、33…第3単シーブ、34…第4単シーブ、41…第1軸受、42…第2軸受、43…第3軸受、44…第4軸受、50…第1ロープ固定部、51…第1シャックルロッド、52…第2シャックルロッド、53…第3シャックルロッド、54…第4シャックルロッド、55…コイルばね、56…ナット、57…ヒッチプレート、59…第2ロープ固定部、60…高さ調整管、80…乗りかご、81…第1かごシーブ、82…第2かごシーブ、85…かごレール、90…釣合い錘、91…第1カウンタシーブ、92…第2カウンタシーブ、95…カウンタレール
Claims (6)
- 駆動用モータを備えて昇降路内に配置された巻上げ機と、
前記昇降路上方に配置されて、前記駆動用モータと共に水平な第1軸周りを回転可能な円板状で、周方向に沿って形成された条溝が第1軸方向に複数配列されたメインシーブと、
前記各条溝に1つずつ懸架された複数のロープからなるメインロープと、
それぞれが、前記第1軸方向と異なる方向に延びる水平な第2軸周りを互いに独立に回転し、それぞれにロープが1つずつ懸架された複数の単シーブを有し、前記各単シーブが前記第2軸方向に沿って配列されてなる巻付け方向変更車と、
昇降路上方に配置されて、前記各ロープの両側の端部がそれぞれ固定され、前記端部の固定位置の上下方向位置が調整可能に構成された2つのロープ固定部と、
を有することを特徴とするエレベータ。 - 前記第2軸が前記第1軸に互いに垂直に配置されていること、を特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
- 鉛直上方から見たときの前記第1軸および第2軸の交点に対して近い側から遠い側に向かって配列される前記各ロープの順序が、前記メインシーブおよび前記巻付け方向変更車で、同じになるように引き回されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ。
- 前記メインシーブおよび巻付け方向変更車よりも下方に配置されて、前記第1軸に互いに平行な第3軸周りを回転し前記各ロープが懸架されて、懸架された前記各ロープの一方が前記メインシーブに延びて前記メインシーブに懸架されて、他方が巻付け方向変更車に延びて前記巻付け方向変更車に懸架されるように配置されたそらせ車を有し、
鉛直上方から見たときの前記第1軸および第2軸の交点に対して近い側から遠い側に向かって配列される前記各ロープの順序が、前記巻付け方向変更車および前記そらせ車で、同じになるように引き回されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のエレベータ。 - 前記単シーブの直径が互いに異なるように構成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 前記単シーブは、第2軸方向の一方の方向に直径が大きくなるように構成されていること、を特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20131001 |