JP2014168356A - ケース支持部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースの駆動装置上への搭載性や組付性を向上させるケース支持部材を提供する。
【解決手段】ブラケット16は、PCUケース10の側面10aに固定されるケース支持部16aがトランスアクスル14の上面14aに固定される基部16bに対してL字状に曲成される。このため、ブラケット16は、PCUケース10の側面10aとトランスアクスル14の上面14aとの間に取付けられ、PCUケース10の底面とトランスアクスル14の上面14aとの間に取付けられるブラケットに比べその取付けが容易となり、PCUケース10のトランスアクスル14への組付性が向上する。ブラケット16は、基部16bによりトランスアクスル14に取付けられ、例えば色々なサイズのPCUケース10をトランスアクスル14上に搭載させようとすると基部16bの取付位置を移動させられるので、PCUケース10のトランスアクスル14上への搭載性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】ブラケット16は、PCUケース10の側面10aに固定されるケース支持部16aがトランスアクスル14の上面14aに固定される基部16bに対してL字状に曲成される。このため、ブラケット16は、PCUケース10の側面10aとトランスアクスル14の上面14aとの間に取付けられ、PCUケース10の底面とトランスアクスル14の上面14aとの間に取付けられるブラケットに比べその取付けが容易となり、PCUケース10のトランスアクスル14への組付性が向上する。ブラケット16は、基部16bによりトランスアクスル14に取付けられ、例えば色々なサイズのPCUケース10をトランスアクスル14上に搭載させようとすると基部16bの取付位置を移動させられるので、PCUケース10のトランスアクスル14上への搭載性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、インバータユニットおよび制御ユニット等を格納したケースを防振材を介して電動機等を収容する駆動装置上に搭載するために、そのケースの側面とその駆動装置の上面との間に取り付けられるケース支持部材に関し、特に、そのケースの駆動装置上への搭載性や組付性を向上させる技術に関する。
インバータユニットおよび制御ユニットを格納したケースを防振材を介して電動機を収容する駆動装置上に搭載するために、そのケースの底面とその駆動装置上面との間に取り付けられるケース支持部材がある。例えば、特許文献1に示すようなケース支持部材(固定部材2a、2b)がそれである。
ところで、上記特許文献1では、前記ケース支持部材の具体的な形状が示されておらず、例えば前記ケース支持部材の形状によっては、インバータを含むドライバの筺体(ケース)の駆動装置上への搭載性や組付性が悪化してしまう可能性があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ケースの駆動装置上への搭載性や組付性を向上させるケース支持部材を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、(a) インバータユニットおよび制御ユニットを格納したケースを防振材を介して電動機を収容する駆動装置上に搭載するために、そのケースの側面とその駆動装置の上面との間に取り付けられるケース支持部材であって、(b) 前記ケース支持部材は、前記ケースの側面に固定されるケース支持部と前記駆動装置の上面に固定される基部とを備え、そのケース支持部はその基部に対してL字状に曲成されていることにある。
このように構成されたケース支持部材によれば、前記ケース支持部材は、前記ケースの側面に固定されるケース支持部と前記駆動装置の上面に固定される基部とを備え、そのケース支持部はその基部に対してL字状に曲成されている。このため、前記ケース支持部材は、前記ケースの側面と前記駆動装置の上面との間に取り付けられ、前記ケース支持部材が前記ケースの底面と前記駆動装置の上面との間に取り付けられるものに比べてそのケース支持部材の取り付けが容易になるので、前記ケースの前記駆動装置上への組付性が向上する。また、前記ケース支持部材は、その基部によって前記駆動装置の上面に取り付けられ、例えばいろいろなサイズの前記ケースを前記駆動装置上に搭載させようとすると前記基部の取付位置を移動させて前記駆動装置上に取り付けられるので、前記ケースの前記駆動装置上への搭載性が向上する。
ここで、好適には、前記ケース支持部は、所定の間隔を隔てて前記ケース支持部材の基部からそれぞれ複数本突設されているので、前記ケース支持部材は、例えばそれら複数本の前記ケース支持部との間が連結されているケース支持部材に比べて、それらケース支持部との間の部分の肉が肉抜きされている。このため、前記駆動装置によって前記ケース支持部材が振動すると、前記ケース支持部材は、上記肉抜きされていないケース支持部材に比べて、その肉抜きされた部分から発生する発音がなくなり前記ケース支持部材における固有振動モードの数が減るので、そのケース支持部材から発生する発音量およびその頻度が低減する。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が好適に適用されたPCUケース(ケース)10を防振材12を介してトランスアクスル(駆動装置)14上に搭載するために、そのPCUケース10の側面10aとトランスアクスル14の上面14aとの間に取り付けられた一対のブラケット(ケース支持部材)16を示す図である。なお、図2は、上記図1を矢印II方向から見た図である。
トランスアクスル14は、例えば図示しないが、バッテリーの充電や駆動用電力の供給を行う第1電動機と、エンジンの補助動力源として状況に応じてエンジン出力をアシストする第2電動機と、エンジン動力を前記第1電動機と出力軸に分割するシングルピニオン型の遊星歯車装置から構成される動力分割機構と、前記第2電動機の動力を増幅し出力軸に伝達するリダクション機構と、カウンターギヤ対およびファイナルギヤ対からなる減速機構と、ディファレンシャル機構等とをトランスアクスルケース内に収容するハイブリッド車両用の動力伝達装置である。このように構成されたトランスアクスル14では、図示しないエンジンから入力される動力や前記第2電動機の動力が前記出力軸に伝達され、その出力軸から前記カウンターギヤ対、前記ファイナルギヤ対、前記ディファレンシャル機構を順次介して図示しない駆動輪へ伝達されるようになっている。
PCUケース10は、図1に示すように、例えばインバータユニット18および制御ユニット20等を位置固定の状態で液密に格納している。なお、上記インバータユニット18は、例えば図示しないが、トランスアクスル14内の前記第1電動機で発電された電気エネルギーをそのインバータユニット18を介して図示しない蓄電装置に蓄電させたり、その蓄電装置に蓄電された電気エネルギーをそのインバータユニット18を介してトランスアクスル14内の前記第2電動機に供給させるように、それ等と電気的に接続されている。
制御ユニット20は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、例えばエンジンや、トランスアクスル14内の前記第1電動機および前記第2電動機等に関するハイブリッド駆動制御等の車両制御を実行する。
図1乃至図3に示すように、一対のブラケット16には、それぞれ、PCUケース10の側面10aに固定された板状の複数本のケース支持部16aと、トランスアクスル14の上面14aに固定された板状の基部16bと、その基部16bとケース支持部16aとを連結する円弧状に曲成された板状の連結部16cとが一体に備えられている。また、ブラケット16は、ケース支持部16aが基部16bに対してL字状となるように、すなわち図1および図3に示すようにケース支持部16aのPCUケース10の側面10aに対向する面16dと基部16bのトランスアクスル14の上面14aに対向する面16eとの角度θが直角となるように曲成されている。すなわち、ブラケット16は、図1に示すように、L字状に形成されている。
ケース支持部16aは、図2および図3に示すように、互いに同様の形状で、予め定められた所定の間隔Aを隔ててブラケット16の基部16bからそれぞれ複数本(本実施例では2本)突設されている。すなわち、ブラケット16は、図3に示すように、例えばそれら2本のケース支持部16aとの間が連結されているブラケットと比べてそれらケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされるように形成されている。
ブラケット16のケース支持部16aとPCUケース10の側面10aとの間には、例えばゴム等からなる防振材12が介在させられている。図4に詳細に示すように、ブラケット16のケース支持部16aには、そのケース支持部16aからPCUケース10の側面10aに接近する方向に筒状に突き出された筒部16fが一体に備えられており、PCUケース10には、その側面10a上に配設された中央部に穴22aを有する円板部材22と、その円板部材22の内周部からケース支持部16aの筒部16f内に突き出す円筒状の第1円筒部材24とがナット26aおよびボルト26bによって構成される締結装置26によってPCUケース10に一体的に固定されている。また、第1円筒部材24の外周側には、防振材12を介して円筒状の第2円筒部材28が配設されており、例えばゴム等から成る防振材12と、第1円筒部材24、第2円筒部材28、および円板部材22とが加硫接着により接続されている。本実施例では、防振材12に接着された第2円筒部材28がブラケット16のケース支持部16aの筒部16f内に圧入されることによって、PCUケース10に防振材12を介してブラケット16のケース支持部16aが取り付けられるようになっている。なお、ブラケット16の基部16bには、一対の取付穴16gが穿設されており、例えば図示しない締付ボルト等によって、トランスアクスル14のトランスアクスルケースにブラケット16の基部16bが取り付けられるようになっている。
ここで、上述のように構成されたブラケット16を用いて行った以下に示す実験1乃至実験4の結果を図5乃至図8を用いて示す。
[実験1]
上記実験1では、本実施例のようにブラケット16を防振材12を介してPCUケース10に取り付けた場合と、比較例としてブラケット16を防振材12を介さずに直接PCUケース10に取り付けた場合において、トランスアクスル14を加振させてPCUケース10およびブラケット16から発音する音圧和(dB)をそれぞれ測定した。なお、上記実験1では、トランスアクスル14において、車両前方側の前面、車両後方側の後面、車両上方側の上面、車両側方側の側面から10cm離れた位置にそれぞれマイクを配置させて、それらマイクから測定される音圧(dB)からそれら音圧の合成和すなわち音圧和(dB)を計算した。
上記実験1では、本実施例のようにブラケット16を防振材12を介してPCUケース10に取り付けた場合と、比較例としてブラケット16を防振材12を介さずに直接PCUケース10に取り付けた場合において、トランスアクスル14を加振させてPCUケース10およびブラケット16から発音する音圧和(dB)をそれぞれ測定した。なお、上記実験1では、トランスアクスル14において、車両前方側の前面、車両後方側の後面、車両上方側の上面、車両側方側の側面から10cm離れた位置にそれぞれマイクを配置させて、それらマイクから測定される音圧(dB)からそれら音圧の合成和すなわち音圧和(dB)を計算した。
図5は、上記実験1の実験結果を示す図であり、実線が本実施例を示し、破線が防振材12を用いない比較例を示している。図5に示すように、周波数が約500Hzから約1700Hzの範囲内において、本実施例におけるPCUケース10およびブラケット16から発音する音圧和(dB)が、比較例におけるPCUケース10およびブラケット16から発音する音圧和(dB)よりも低くなっている。このため、防振材12をブラケット16に設けることによって、その防振材12によりPCUケース10へ伝達するトランスアクスル14の振動が減衰されてPCUケース10からの発音が比較例に比べて低減したと考えられる。
[実験2]
上記実験2では、本実施例のように防振材12をブラケット16のケース支持部16aとPCUケース10の側面10aとの間に介在させた場合と、比較例として防振材12をブラケット16の基部16bとトランスアクスル14の上面14aとの間に介在させた場合において、トランスアクスル14を加振させてPCUケース10の振動すなわち振動加速度(G)をそれぞれ測定した。
上記実験2では、本実施例のように防振材12をブラケット16のケース支持部16aとPCUケース10の側面10aとの間に介在させた場合と、比較例として防振材12をブラケット16の基部16bとトランスアクスル14の上面14aとの間に介在させた場合において、トランスアクスル14を加振させてPCUケース10の振動すなわち振動加速度(G)をそれぞれ測定した。
図6は、上記実験2の実験結果を示す図であり、実線が本実施例を示し、破線が防振材12を基部16bとトランスアクスル14との間に設けた比較例を示している。図6に示すように、本実施例でのPCUケース10の最大振動加速度(G)が、比較例でのPCUケース10の最大振動加速度(G)よりも低くなっており、本実施例におけるPCUケース10の振動レベルが比較例に比べて低下している。このため、本実施例では比較例に比べて防振材12の位置がPCUケース10の重心近くとなり、PCUケース10のロールモーメントが低減されたため、本実施例におけるPCUケース10の振動レベルおよび共振周波数が比較例に比べて低下したと考えられる。
[実験3]
上記実験3では、例えば図3に示すように、本実施例のような2本のケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされているブラケット16と、比較例として2本のケース支持部16aとの間が連結されているブラケット16すなわち2本のケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされていないブラケット16とにおいて、それらブラケット16を加振させそれらブラケット16の固有振動モードの数を測定した。
上記実験3では、例えば図3に示すように、本実施例のような2本のケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされているブラケット16と、比較例として2本のケース支持部16aとの間が連結されているブラケット16すなわち2本のケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされていないブラケット16とにおいて、それらブラケット16を加振させそれらブラケット16の固有振動モードの数を測定した。
図7は、上記実験3の実験結果を示す図であり、△印が本実施例のブラケット16における固有振動モードを示し、○印がブラケット16間の肉抜きのない比較例のブラケット16における固有振動モードを示している。図7に示すように、本実施例のブラケット16における固有振動モードの数が5つであり、比較例のブラケット16における固有振動モードの数が11であり、ブラケット16のケース支持部16aとの間の部分の肉抜きによってブラケット16の固有振動モードの数が減少している。このため、ブラケット16が振動することによって、本実施例のブラケット16は、比較例のような肉抜きされていないブラケット16に比べて、その肉抜きされた部分での振動がなくなりそのブラケット16の固有振動モードの数が低減したと考えられる。
[実験4]
上記実験4では、本実施例のようにブラケット16が取り付けられたトランスアクスル14と、比較例としてブラケット16が取り付けられていないトランスアクスル14とにおいて、トランスアクスル14を加振させてそのトランスアクスル14の上面14aから発音する音圧(dB)をそれぞれ測定した。
上記実験4では、本実施例のようにブラケット16が取り付けられたトランスアクスル14と、比較例としてブラケット16が取り付けられていないトランスアクスル14とにおいて、トランスアクスル14を加振させてそのトランスアクスル14の上面14aから発音する音圧(dB)をそれぞれ測定した。
図8は、上記実験4の実験結果を示す図であり、実線が本実施例を示し、破線がブラケット16が設けられていない比較例を示している。図8に示すように、周波数が約850Hzから約1700Hzの範囲内において、本実施例におけるトランスアクスル14の上面14aから発音する音圧(dB)が、比較例におけるトランスアクスル14の上面14aから発音する音圧(dB)よりも低くなっている。このため、ブラケット16がトランスアクスル14に設けられることによって、そのブラケット16がトランスアクスル14のトランスアクスルケースに対するスティフナ効果(補強効果)となり、トランスアクスル14の上面14aから発音する音圧が比較例に比べて低減したと考えられる。
上述のように、本実施例のブラケット16によれば、ブラケット16は、PCUケース10の側面10aに固定される板状のケース支持部16aとトランスアクスル14の上面14aに固定される板状の基部16bとを備え、ケース支持部16aは基部16bに対してL字状に曲成されている。このため、ブラケット16は、PCUケース10の側面10aとトランスアクスル14の上面14aとの間に取り付けられ、ブラケットがPCUケース10の底面とトランスアクスル14の上面14aとの間に取り付けられるものに比べてブラケット16の取り付けが容易になるので、PCUケース10のトランスアクスル14上への組付性が向上する。また、ブラケット16は、基部16bによってトランスアクスル14の上面14aに取り付けられ、例えばいろいろなサイズのPCUケース10をトランスアクスル14上に搭載させようとすると基部16bの取付位置を移動させてトランスアクスル14上に取り付けられるので、PCUケース10のトランスアクスル14上への搭載性が向上する。
また、本実施例のブラケット16によれば、ブラケット16は、所定の間隔Aを隔ててブラケット16の基部16bからそれぞれ2本突設されているので、ブラケット16は、例えばそれら2本のケース支持部16aとの間が連結されているブラケットに比べて、それらケース支持部16aとの間の部分の肉Nが肉抜きされている。このため、例えばトランスアクスル14によってブラケット16が振動すると、ブラケット16は、上記肉抜きされていないブラケット16に比べて、その肉抜きされた部分から発生する発音がなくなりブラケット16における固有振動モードの数が減るので、そのブラケット16から発生する発音量およびその頻度が低減する。
続いて、本発明の他の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明において、実施例相互に共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のブラケット(ケース支持部材)30は、PCUケース10の側面10aと防振材12を介して固定されるケース支持部16hの形状が、前述の実施例1のブラケット16のケース支持部16aの形状と異なる点で相違しており、その他の点は、実施例1のブラケット16と略同様である。
ケーブル支持部16hは、図9に示すように、所定の間隔を隔てて基部16bから2本突き出されている。また、上記突き出された2本のケーブル支持部16hは、先端部が基部16bから離間するに連れてそれら先端部が互いに接近するように傾斜させられている。
本実施例のブラケット(ケース支持部材)32は、PCUケース10の側面10aと防振材12を介して固定されるケース支持部16iの形状が、前述の実施例1のブラケット16のケース支持部16aの形状と異なり、そのケーブル支持部16hが図10に示すように所定の間隔を隔てて基部16bから4本突き出している。なお、図10に示されているPCUケース10、ブラケット32の基部16b、およびトランスアクスル14は、上記ケース支持部16iの形状の理解を容易とするために大きさが実施例1のものと変更しているが、例えば機能等は実施例1のものと同じであり同一の符号が付してある。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、その他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例において、ブラケット16、30、32のケース支持部16a、16h、16iは、所定の間隔を隔てて基部16bから2本或いは4本突設されていたが、ケース支持部16a、16h、16iの本数は2本或いは4本に制限されない。例えば1本、3本等、何本でも良い。
また、前述の実施例において、図1に示すようにケース支持部16aのPCUケース10の側面10aに対向する面16dと基部16bのトランスアクスル14の上面14aに対向する面16eとの角度θが直角となるように曲成されていたが、必ずしも上記角度θが厳密に直角となる必要はない。つまり、PCUケース10の側面10aの形状やトランスアクスル14の上面14aの形状によって上記角度θが適宜変わるので、ケース支持部16aは基部16bに対して略L字状に曲成させられていても良い。
また、前述の実施例において、PCUケース10には、インバータユニット18および制御ユニット20が格納されていたが、それ以外の装置が格納されていても良い。また、前述の実施例において、ブラケット16は、第1電動機および第2電動機を備えるトランスアクスル14上に取り付けられたが、トランスアクスル14以外のものにブラケット16を取り付けても良い。すなわち、ブラケット16は、電動機を収容する駆動装置上に取り付けられるものである。
尚、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:PCUケース(ケース)
10a:側面
12:防振材
14:トランスアクスル(駆動装置)
14a:上面
16、30、32:ブラケット(ケース支持部材)
16a、16h、16i:ケース支持部
16b:基部
18:インバータユニット
20:制御ユニット
10a:側面
12:防振材
14:トランスアクスル(駆動装置)
14a:上面
16、30、32:ブラケット(ケース支持部材)
16a、16h、16i:ケース支持部
16b:基部
18:インバータユニット
20:制御ユニット
Claims (2)
- インバータユニットおよび制御ユニットを格納したケースを防振材を介して電動機を収容する駆動装置上に搭載するために、該ケースの側面と該駆動装置の上面との間に取り付けられるケース支持部材であって、
前記ケース支持部材は、前記ケースの側面に固定されるケース支持部と前記駆動装置の上面に固定される基部とを備え、該ケース支持部は該基部に対してL字状に曲成されていることを特徴とするケース支持部材。 - 前記ケース支持部は、所定の間隔を隔てて前記基部からそれぞれ複数本突設されていることを特徴とする請求項1のケース支持部材。
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