JP2014167593A - ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014167593A
JP2014167593A JP2013040159A JP2013040159A JP2014167593A JP 2014167593 A JP2014167593 A JP 2014167593A JP 2013040159 A JP2013040159 A JP 2013040159A JP 2013040159 A JP2013040159 A JP 2013040159A JP 2014167593 A JP2014167593 A JP 2014167593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
gear
roller
cam
cleaning blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013040159A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5785970B2 (ja
Inventor
Hiroki Morishita
浩樹 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013040159A priority Critical patent/JP5785970B2/ja
Priority to US14/191,323 priority patent/US8995870B2/en
Publication of JP2014167593A publication Critical patent/JP2014167593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5785970B2 publication Critical patent/JP5785970B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/161Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1647Cleaning of transfer member
    • G03G2215/1661Cleaning of transfer member of transfer belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】構造を複雑化することなく、クリーニング不良による画像不具合や、中間転写クリーニングユニットからのトナー飛散やトナー落ちを、従来よりも確実に防止する。
【課題を解決するための手段】ベルトクリーニング装置120は、回収ローラー1222と、回収ローラー1222表面のトナーを掻き取るクリーニングブレード1231と、回収ローラー1222表面に柔軟に接触してトナーの逆流を防止するシール材1232と、回収ローラー1222へ伝達される回転駆動力を受けて、回収ローラー1222をその回転軸方向にスラスト移動させる第1スラスト機構20Aと、第1スラスト機構20Aによる回収ローラー1222のスラスト周期よりも短いスラスト周期で、クリーニングブレード1231を回収ローラー1222の回転軸方向にスラスト移動させる第2スラスト機構20Bとを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置の構造や方式にはさまざまなものがあり、カラー画像を形成する一方式として中間転写方式がある。中間転写方式の画像形成装置では、中間転写ベルトに各色のトナー像が転写され(一次転写)、当該トナー像が記録紙に更に転写され(二次転写)、熱圧着により記録紙に画像が定着される。記録紙にトナー像が転写された後の中間転写ベルトにはトナーが残留するため、次の画像形成処理の前に当該残留トナーを除去する必要がある。このため、画像形成装置には、中間転写ベルトに残留するトナーを除去するベルトクリーニング装置が設けられている。
典型的なベルトクリーニング装置は、中間転写ベルトに残留するトナーを回収ローラーの表面に電気的に吸着させ、それをクリーニングブレードで掻き取っている。この構成では、回収ローラーとクリーニングブレードとの接触部分に紙粉が噛み込んで回収ローラー及び中間転写ベルト上にクリーニング不良が発生し、画像上に縦黒筋が発生することがある。なお、感光体のクリーニングユニットにおける同様の問題を解決する技術としては、下記特許文献1に、クリーニングブレードを感光体の回転軸方向にスラストさせて紙粉等の異物を取り除くものが示されている。
特開2012−133268号公報
特許文献1に記載の技術は、中間転写ベルト方式のクリーニングユニットにおけるクリーニングブレードにも適用することができる。しかしながら、中間転写ベルト方式のクリーニングユニットには、クリーニングブレードで掻き取ったトナーが回収ローラー側に逆流するのを防止するために、ウレタン等からなり柔軟性を有するシール材が、回収ローラーの表面に接触した状態で設けられている。この接触部分に紙粉等の異物が噛み込むと、クリーニングブレードで掻き取ったトナーが回収ローラー側に逆流してトナー飛散やトナー落ちが起きるおそれがある。
シール材は、クリーニングブレードと違って回収ローラーの表面に極力弱く接触しているため、当該接触部分に異物が噛み込むとそれを取り除くことが困難である。クリーニングブレードと同様に、シール材をスラスト移動させる構成も考えられるが、通常、シール材はクリーニングユニットの筐体に固定されているため、それをスラスト移動させることは機構的に複雑になる。また、シール材がスラストすることにより上記接触部分の隙間からトナーが飛散するおそれがある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、構造を複雑化することなく、クリーニング不良による画像不具合や、中間転写クリーニングユニットからのトナー飛散やトナー落ちを、従来よりも確実に防止することを目的とする。
本発明の一局面に係るベルトクリーニング装置は、駆動源からの駆動力で回転し、中間転写ベルト上の残留トナーを電気的に吸着して回収する回収ローラーと、前記回収ローラーの回転軸に沿って延び、先端が前記回収ローラーの表面と圧接して、前記駆動源からの駆動力で回転する前記回収ローラーの表面に吸着されているトナーを掻き取るクリーニングブレードと、前記回収ローラーの回転軸に沿って延び、先端が前記回収ローラーの表面と柔軟に接触して、前記クリーニングブレードによって掻き取られたトナーの逆流を防止するシール材と、前記回収ローラーへ伝達される回転駆動力を受けて、前記回収ローラーをその回転軸方向にスラスト移動させる第1スラスト機構と、前記回収ローラーへ伝達される回転駆動力を受けて、前記第1スラスト機構による前記回収ローラーのスラスト周期よりも短いスラスト周期で、前記クリーニングブレードを前記回収ローラーの回転軸方向にスラスト移動させる第2スラスト機構と、を備える。
本発明によれば、クリーニングブレードだけではなく回収ローラーもその回転軸方向にスラストするため、シール材に対して回収ローラーがスラストすることになり、クリーニングブレード及びシール材と回収ローラーとのそれぞれの接触部分に噛み込んだ紙粉等の異物を取り除くことができる。これにより、当該ベルトクリーニング装置からのトナー飛散やトナー落ちを防止することができる。例えば可撓性を有する柔軟な素材からなるシール材を、その先端部が回収ローラーの表面に接触した状態を維持したままでスラスト移動させる構成の実現には、複雑な機構が必要となるが、本発明では、シール材ではなく回収ローラー側をスラスト移動させるため、スラスト機構を比較的簡易な構成とすることが可能である。またクリーニングブレードにより適切なクリーニング性能が得られるスラスト速度で、シール材に対して回収ローラーをスラスト移動させると、シール材に与える負荷が大きくなるが、本発明では、クリーニングブレードのスラスト周期は、回収ローラーのスラスト周期よりも短いスラスト周期とされるため、クリーニングブレードによる適切なクリーニング性能を確保しつつ、シール材に大きな不可を与えることなく、シール材及び回収ローラー表面間における紙粉等の除去を的確に行うことができる。
本発明によれば、構造を複雑化することなく、クリーニング不良による画像不具合や、中間転写クリーニングユニットからのトナー飛散やトナー落ちを、従来よりも確実に防止することが可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 中間転写ユニットの斜視図である。 中間転写ユニットにおける中間転写クリーニングユニット周辺の部分断面図である。 中間転写クリーニングユニットの斜視図である。 スラスト機構周辺の部分斜視図である。 中間転写クリーニングユニットの部分斜視図である。 クリーニングブレードをスラスト移動させるスラストカムギヤの斜視図である。 回収ローラーをスラスト移動させるスラストカムギヤ群の斜視図である。 中間転写クリーニングユニットの別角度の部分斜視図である。 クリーニングブレードのスラスト動作を説明する図である。 クリーニングブレードのスラスト動作を説明する図である。 クリーニングブレードのスラスト動作を説明する図である。 回収ローラーのスラスト動作を説明する図である。 回収ローラーのスラスト動作を説明する図である。 回収ローラーのスラスト動作を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態に係るベルトクリーニング装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び画像読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を画像読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。画像読取部5により生成された画像データは、内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラムと、感光体ドラムへトナーを供給する現像装置と、トナーを収容するトナーカートリッジ(不図示)と、帯電装置と、露光装置と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125a及び従動ローラー125bに張架されている中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
従動ローラー125bに張架された中間転写ベルト125部分には、ベルトクリーニング装置120が設けられている。ベルトクリーニング装置120は、中間転写ベルト125の外周面上に残存するトナーを回収する。
なお、中間転写ベルト125、1次転写ローラー126、駆動ローラー125a、及び従動ローラー125b、更にベルトクリーニング装置120は、中間転写ユニット50に実装されている。
次に、中間転写ユニット50について説明する。図2(A)は中間転写ユニット50を上方から見た外観を示す斜視図、(B)は中間転写ユニット50を下方から見た外観を示す斜視図である。
中間転写ユニット50は、装置本体11内において画像形成部12の上方に取り付けられている。図2(A)に示すように、中間転写ユニット50は、上記のように、中間転写ベルト125、1次転写ローラー126、駆動ローラー125a、従動ローラー125b、及びベルトクリーニング装置120を実装する。
中間転写ユニット50は、ケーシング51を備えている。ケーシング51には、中間転写ユニット50が備える各機構が取り付けられている。ケーシング51は、上面部51cと、当該上面部51cの縁部に設けられた側面部51a,51bとからなる。ケーシング51の一端部には、駆動ローラー125aが回転自在に支持され、他端部には、従動ローラー125bが支持されている。
中間転写ベルト125は、このように支持された駆動ローラー125a及び従動ローラー125b間に張架された状態で、その上方及び両側方が上面部51c及び側面部51a,51bからなるケーシング51により覆われている。図2(B)に示すように、中間転写ベルト125の下部は、ケーシング51から露出した状態とされている。中間転写ユニット50を装置本体11内に装填した状態で、露出した中間転写ベルト125部分の下方となる装置本体11内に、各色用の画像形成ユニットが配設されている。
次に、中間転写ユニット50の内部構成を説明する。図3は中間転写ユニット50における従動ローラー125b及びベルトクリーニング装置120周辺を示す側断面図である。図4(A)はベルトクリーニング装置120の斜視図、(B)は(A)とは異なる角度から見たベルトクリーニング装置120の斜視図である。
中間転写ユニット50のケーシング51内には、上述した中間転写ベルト125、駆動ローラー125a、及び従動ローラー125bの他、中間転写ベルト125に張力を付与するテンションローラーと、各色の1次転写ローラー126(図1)と、ベルトクリーニング装置120とが備えられている。
本発明の一実施形態に係るベルトクリーニング装置120は、従動ローラー125bに張架された状態の中間転写ベルト125の外周面部分に接触して、当該外周面に残存するトナーを静電吸着して回収する。
ベルトクリーニング装置120は、ブラシローラー1221と、回収ローラー1222と、シール材1232と、クリーニングブレード1231と、トナー貯留部124と、トナー搬送スクリュー127とを有している。
ブラシローラー1221は、従動ローラー125bに張架された状態の中間転写ベルト125の外周面に接触して、当該外周面上に残存しているトナーを静電吸着により回収する。ブラシローラー1221は、例えば、樹脂性のフィラメントからなる不織布等を回転軸711の全周に巻き付けられて構成されている。ブラシローラー1221の回転軸711は、従動ローラー125bの回転軸方向に延び、ケーシング51に軸支されている。ブラシローラー1221は、回転軸1221aを回転中心として従動ローラー125bの回転方向(図3に示す矢印D1方向)とは反対方向(図5に示す矢印D2方向)に回転する。
回収ローラー1222は、例えば金属製とされ、ブラシローラー1221の表面に接触して、ブラシローラー1221が回収したトナーをブラシローラー1221から電気的に回収する。回収ローラー1222の回転軸721は、ブラシローラー1221の回転軸方向に延び、ケーシング51に軸支されている。回収ローラー1222は、回転軸721を回転中心としてブラシローラー1221の回転方向とは同一方向(図3に示す矢印D3方向)に回転する。
シール材1232は、ウレタン等の可撓性素材でできており、トナー貯留部124に固定して取り付けられている。シール材1232は、その先端部が、回収ローラー1222の表面に柔軟に接触するように設けられている。シール材1232は、その先端端部がクリーニングブレード1231と比較して回収ローラー1222の表面に極力弱く接触する設定とされている。シール材1232の先端部と回収ローラー1222表面との接触位置においては、回収ローラー1222の表面に付着したトナーを通過させつつ、クリーニングブレード1231により回収ローラー1222の表面から掻き取られたトナーをブラシローラー1221側に逆流させないようにしている。
クリーニングブレード1231は、平板状部材からなり、回収ローラー1222の回転軸方向に延びる。クリーニングブレード1231は、図3に示す側面視における先端部が回収ローラー1222の表面に接触するようにケーシング51に取り付けられている。クリーニングブレード1231は、回収ローラー1222の表面から、回収ローラー1222が回収したトナーを掻き取る。当該掻き取られたトナーは、トナー貯留部124に落下して溜まる。
トナー貯留部124には、トナー搬送スクリュー127が設けられている。トナー搬送スクリュー127は、回収ローラー1222の回転軸方向に延び、その回転軸1271はケーシング51に軸支されている。トナー搬送スクリュー127の回転軸1271の周面には、螺旋状にトナー搬送羽根1272が設けられており、当該トナー搬送羽根1272によって、トナー貯留部124内のトナーが、回転軸1271方向における所定位置に配された図略の排トナータンクに集められる。これにより、中間転写ベルト125外周面上の残存トナーが回収される。
ベルトクリーニング装置120には、スラスト機構20が設けられている。
次に、ベルトクリーニング装置120に備えられているスラスト機構について説明する。図5(A)は、ベルトクリーニング装置120のスラスト機構周辺を示す斜視図、(B)はベルトクリーニング装置120のスラスト機構周辺を(A)とは異なる角度から見た状態を示す斜視図である。図6はベルトクリーニング装置120及びスラスト機構の主要部分を抜粋して示す斜視図である。図7はスラストカムギヤの斜視図である。図8は、第1スラスト機構の第1ギヤ及び各スラスト調整ギヤを分解して示す斜視図である。図9は、スラスト機構が設けられていない側となるベルトクリーニング装置120の端部を示す斜視図である。
ベルトクリーニング装置120は、クリーニングブレード1231及び回収ローラー1222を互いに独立して回収ローラー1222の回転軸方向にスラスト移動させるスラスト機構20を備えている。スラスト機構20は、第1スラスト機構20Aと、第2スラスト機構20Bとを備える。
第1スラスト機構20Aは、回収ローラー1222をその回転軸1224の延びる方向(回転軸方向)にスラスト移動させる機構である。
第2スラスト機構20Bは、第1スラスト機構20Aによる回収ローラー1222のスラスト周期よりも短いスラスト周期で、クリーニングブレード1231を回収ローラー1222の回転軸方向にスラスト移動させる機構である。
第1スラスト機構20Aを説明する。第1スラスト機構20Aは、第1スラストカムギヤ250を備える。第1スラストカムギヤ250は、後述する複数のギヤ等を有してなり、回収ローラー1222を予め定められたスラスト周期でスラスト移動させる。第1スラストカムギヤ250は、例えば、ベルトクリーニング装置120の各駆動系に駆動力を供給するモーター等である駆動源からの駆動力により回転する。
第1スラスト機構20Aは、第1スラストカムギヤ250と、ギヤガイド25とを備える。第1スラストカムギヤ250は、第1ギヤ21と、スラスト調整ギヤ23,24とを備える。
第1ギヤ21は、予め定められた歯数を有し、回収ローラー1222の回転軸1224に取り付けられている。第1ギヤ21は、上記駆動源の回転軸130と一体的に供回りする駆動ギヤ131と噛合して、当該駆動源からの駆動力により回転軸1224と一体的に回転し、回収ローラー1222を回転させる。図8に示すように、第1ギヤ21の回転軸方向における一側面には、スラスト調整ギヤ23に形成された後述のカム231と摺動するカムフォロワー211が形成され、第1ギヤ21の他側面には、スラスト調整ギヤ24に形成された後述のカム241と摺動するカムフォロワー212が形成されている。
カムフォロワー211は、最低部211aと、最低部211aに繋げて形成され、最低部211aからカムフォロワー211の回転方向に半周移動した位置に形成された最高部211bとを有する円弧状とされている。これにより、第1ギヤ21と共にカムフォロワー211が1回転すると、カムフォロワー211の高さは、最低値から最高値まで変動し、当該最高値への変動後、再び最低値に復帰する。カムフォロワー212は、カムフォロワー211と同様の構成とされる。但し、第1ギヤ21の回転方向位置において、カムフォロワー211の高さが最低値となる部分に対しては、これに対する第1ギヤ21の裏面に、カムフォロワー212の高さが最高値となる部分が位置するように、カムフォロワー211,212の互いの高さの最高部及び最低部が設定される。
スラスト調整ギヤ23,24は、回収ローラー1222の回転軸1224に遊嵌させた状態として取り付けられている。スラスト調整ギヤ23は、回収ローラー1222側となる第1ギヤ21の側方に配設され、スラスト調整ギヤ24は、スラスト調整ギヤ23の配設側とは反対側となる第1ギヤ21の側方に配置されている。
また、スラスト調整ギヤ23,24は、第1ギヤ21の上記歯数とは異なる予め定められた歯数を有している。スラスト調整ギヤ23,24は、上記駆動源の駆動ギヤ131と噛合して、当該駆動源からの駆動力により、回転軸1224とは独立して回転する。すなわち、スラスト調整ギヤ23,24は、回転軸1224に対して空回りする。
図8に示すように、スラスト調整ギヤ23の第1ギヤ21に対向する側の側面には、第1ギヤ21のカムフォロワー211と当接して摺動するカム231が形成されている。カム231は、例えば、カムフォロワー211と同様の形状であり、最低部231aと、最低部231aに繋げて形成されて最低部231aからスラスト調整ギヤ23の回転方向に半周移動した位置に形成された最高部231bとを有する円弧状とされている。
スラスト調整ギヤ24の第1ギヤ21に対向する側の側面にも、例えばカム231と同様の形状で最低部241a及び最高部241bを有するカム241が形成されている。
ギヤガイド25は、図5(A)及び図6に示すように、スラスト調整ギヤ23,24を上記回転軸方向における両側方から挟み込んで支持し、スラスト調整ギヤ23,24が回収ローラー1222の回転軸方向へ移動することを規制する。すなわち、ギヤガイド25は、回収ローラー1222の回転軸方向におけるスラスト調整ギヤ23,24の配設位置を固定する。
スラスト調整ギヤ23,24の各カム231,241は、第1ギヤ21の上記カムフォロワーと当接して摺動することにより、第1ギヤ21を、回収ローラー1222の回転軸方向にスラスト調整ギヤ23,24の間で移動させる。当該カム及びカムフォロワーの動きの詳細については後述する。
第2スラスト機構20Bを説明する。第2スラスト機構20Bは、クリーニングブレード1231の一端に取り付けられたカムフォロワー1234と、カムギヤ(第2スラストカムギヤ)22とを備える。
カムフォロワー1234は、クリーニングブレード1231の一端からカムギヤ22側に延び、その先端が、カムギヤ22の側面に設けられているカム221に接触するように構成されている。
クリーニングブレード1231は、回収ローラー1222の回転軸方向に移動自在にケーシング51に取り付けられている。図9に示すように、クリーニングブレード1231を保持するクリーニングブレードホルダー1233の長手方向においてベルトクリーニング装置120の配設側とは反対となる他端には、押しバネ1235が取り付けられている。クリーニングブレードホルダー1233の端部には、クリーニングブレードホルダー1233及びこれに保持されたクリーニングブレード1231をケーシング51に支持させる支持軸1236が設けられている。押しバネ1235は、支持軸1236に取り付けられ、その一端がクリーニングブレードホルダー1233に取り付けられ、他端がケーシング51に取り付けられている。これにより、押しバネ1235は、カムフォロワー1234が後述するカムギヤ22のカム221を押圧する向きに、クリーニングブレードホルダー1233を付勢する。
カムギヤ22は、ケーシング51に軸支され、第1スラスト機構20Aの第1ギヤ21と噛合することにより、上記駆動源からの駆動力で回転する。カムギヤ22には、図7に示すように、カムフォロワー1234に対向する面にカム221が形成されている。カム221は、カムフォロワー1234に当接して、回収ローラー1222の回転軸方向におけるクリーニングブレード1231の押し込み量を可変させて、予め定められたスラスト周期でクリーニングブレード1231をスラスト移動させる。カム221の形状は、スラスト調整ギヤ23,24の各カム231,241と同様に、最低部221aと、最低部221aに繋げて形成されて最低部221aからカムギヤ22の回転方向に半周移動した位置に形成された最高部221bとを有する円弧状とされるが、最低部221aから最高部221bまでの高さ、すなわち、カム221によるクリーニングブレード1231のその長手方向におけるスラスト時の移動量は、回収ローラー1222表面に対するクリーニングブレード1231の当接部における紙粉等の除去に適した値に適宜定められる。本実施形態では、カムギヤ22が1回転することでカム221がクリーニングブレード1231をスラスト移動させるスラスト周期は、第1ギヤ21が1回転したときに第1スラスト機構20Aが回収ローラー1222をスラスト移動させるスラスト周期よりも短い周期とされている。
次に、上記構成でなるスラスト機構20によるクリーニングブレード1231のスラスト動作を説明する。図10〜図12は、クリーニングブレード1231のスラスト動作を説明する図である。
クリーニングブレード1231は、カムギヤ22の回転によりカム221が変位し、当該カム221に当接して摺動するカムフォロワー1234が、カム221の変位に追従した動作を行うことでスラスト動作を行う。図10に示すように、カムフォロワー1234が最低部221aに当接して、カムギヤ22のカム221の変位が最低値の状態であるとき、クリーニングブレード1231の長手方向、すなわち、回収ローラー1222の回転軸方向において、クリーニングブレード1231は、最も右端に位置している。
ここから、上記駆動源の駆動ギヤ131が回転して、当該駆動ギヤ131と噛合する第1ギヤ21が回転し、回収ローラー1222がその回転軸方向にスラスト移動を開始すると、当該第1ギヤ21と噛合するカムギヤ22の回転により、図11に示すように、カムギヤ22の回転量に応じてカム221の変位量が変化して矢印A方向に徐々に増大する。このカム221の変位に応じた距離だけ、クリーニングブレード1231は矢印A方向にスラスト移動する。
図11に示す状態から、更にカムギヤ22が回転して、図12に示すように、カムフォロワー1234が最高部221bに当接して、カム221の変位量が最大値になると、クリーニングブレード1231は矢印A方向において最も左側の位置に移動する。
なお、図12に示す状態から、更にカムギヤ22が回転すると、カム221の変位量は減少に転じ、再び図10に示すカム221の変位量が最低値となる状態に復帰する。すなわち、本実施形態では、クリーニングブレード1231は、カムギヤ22が図10に示した状態から1回転すると、図10に示した最も右端の位置と、図12に示した最も左端の位置との間を往復するスラスト移動を行う。このように、クリーニングブレード1231は、カムギヤ22の回転周期と同じ周期でスラスト動作を行う。カムギヤ22の回転に応じて、図10〜図12に示した状態が繰り返される。
クリーニングブレード1231は、回収ローラー1222表面に付着したトナーを掻き取るために回収ローラー1222に強い圧で接触しているため、比較的早くスラストさせないと異物除去の効果が低い。そこで、例えば、第1ギヤ21及びカムギヤ22の歯数を同一にする。この場合、回収ローラー1222が1回転するごとに、クリーニングブレード1231がスラスト移動により1往復する。すなわち、回収ローラー1222の回転周期と、クリーニングブレード1231のスラスト周期とを同じにする。これにより、クリーニングブレード1231を、回収ローラー1222表面上でその回転軸方向に比較的早くスラスト移動させて、クリーニングブレード1231と回収ローラー1222との接触部分に噛み込んだ異物が除去される状態とする。但し、クリーニングブレード1231のスラスト周期は上記に限定されず、適宜変更が可能である。
続いて、回収ローラー1222のスラスト動作を説明する。図13〜図15は、回収ローラー1222のスラスト動作を説明するための図である。
ここで、本実施形態では、第1ギヤ21の歯数が20歯、スラストカム調整ギヤ23,24の各歯数が19歯とされる例を示す。
回転する駆動ギヤ131との噛合により、駆動源の駆動力を受けて第1ギヤ21が回転すると、第1スラスト機構20Aでは、上述したように、回収ローラー1222は、その回転軸1224と共に回転する。このとき、駆動ギヤ131と噛合しているスラスト調整ギヤ23,24も同時に回転する。このスラスト調整ギヤ23,24の回転に伴ってカム231,241が変位すると、当該カム231,241に摺動する第1ギヤ21のカムフォロワー211,212のカム231,241に対する接触状態に応じた移動量で、第1ギヤ21、回転軸1224、及び回収ローラー1222が回転軸方向にスラスト移動する。
例えば、図13に示すように、第1ギヤ21のカムフォロワー211の最高部211bとスラスト調整ギヤ23のカム231の最低部231aが当接し、第1ギヤ21のカムフォロワー211の最高部211bとスラスト調整ギヤ24のカム241の最高部241bが当接する状態にあるものとする。このとき、第1ギヤ21が図13に示す矢印方向において最も左端位置に移動した状態となる。
この図13に示す状態から、第1ギヤ21、及びスラスト調整ギヤ23,24が駆動ギヤ131の回転に伴って回転すると、第1ギヤ21の歯数は20歯、スラスト調整ギヤ23,24の各歯数は19歯であるため、第1ギヤ21の回転量とスラスト調整ギヤ23,24の回転量の違いにより、第1ギヤ21のカムフォロワー211とスラスト調整ギヤ23のカム231との当接状態と、第1ギヤ21のカムフォロワー212とスラスト調整ギヤ24のカム241との当接状態は維持されず、カムフォロワー211がカム231に対して当接する箇所と、カムフォロワー212がカム241に対して当接する箇所は、第1ギヤ21、及びスラスト調整ギヤ23,24の回転量に応じて変化する。このため、第1ギヤ21のカムフォロワー211とスラスト調整ギヤ23のカム231との当接状態と、第1ギヤ21のカムフォロワー212とスラスト調整ギヤ24のカム241との当接状態は、例えば、図14に示す状態に変化し、第1ギヤ21は、図13に示した上記最も左端の位置よりも右側に移動した状態となる。
図14に示す状態から、更に第1ギヤ21、及びスラスト調整ギヤ23,24が駆動ギヤ131の回転に伴って回転し、図15に示すように、第1ギヤ21のカムフォロワー211の最高部211bとスラスト調整ギヤ23のカム231の最高部231bが当接し、第1ギヤ21のカムフォロワー212の最低部212aとスラスト調整ギヤ24のカム241の最高部241bが当接する状態に到ると、第1ギヤ21が最も右端位置に移動した状態となる。
このため、第1ギヤ21、及びスラスト調整ギヤ23,24が駆動ギヤ131の回転に伴って回転すると、第1ギヤ21は、回転軸1224の延びる方向において、スラスト調整ギヤ23及びスラスト調整ギヤ24の各配設位置の間で、上記最左端位置と最右端位置との間を往復するスラスト移動を行う。このとき、当該第1ギヤ21のスラスト移動は、カムフォロワー211,212とカム231,241との機械的接触により案内されるため、カムフォロワー211,212の変位量と、カム231,241の変位量とに的確に対応した移動量で、第1ギヤ21、回転軸1224、及び回収ローラー1222をスラスト移動させることが可能である。
また、このように第1ギヤ21、及びスラスト調整ギヤ23,24が駆動ギヤ131の回転に伴って回転しているときは、第1ギヤ21と噛合するカムギヤ22も回転するため、クリーニングブレード1231も図13〜図15に示したスラスト移動を行う。
シール材1232は、例えばt0.1〜t0.2程度の非常に薄いウレタンシートにより形成されて回収ローラー1222の表面に当接しているため、回収ローラー1222のスラスト周期が、上述したクリーニングブレード1231のように短いと、シール材1232に過度な負荷がかかる。その結果、シール材1232に撓みが発生し、回収ローラー1222とシール材1232との間に隙間が生じてそこからトナー落ちが発生するおそれが生じる。したがって、回収ローラー1222は、シール材1232になるべく負荷を与えない程度に比較的遅い速度でスラスト移動させる必要がある。
本実施形態では、上記のように、第1ギヤ21の歯数を20歯、スラスト調整ギヤ23,24の歯数をそれよりも1つ少ない19歯にしているため、第1ギヤ21が20回転する毎に回収ローラー1222はその回転軸方向に1往復するスラスト移動を行う。すなわち、回収ローラー1222は、自身の回転周期に対して20倍の周期でスラスト移動する。このとき、例えば、カムギヤ22の歯数を第1ギヤ21の歯数と同一の20歯にすると、クリーニングブレード1231を、回収ローラー1222のスラスト周期の1/20となる短い周期でスラスト移動させることが可能となる。なお、ここに示す第1ギヤ21及びスラスト調整ギヤ23,24の歯数は単なる一例であり、当該各歯数を変更することによって、回収ローラー1222のスラスト周期を調整することが可能である。
これにより、(1)回収ローラー1222を比較的遅い速度でスラスト移動させて、シール材1232に過度に大きな負荷を掛けることなく、シール材1232と回収ローラー1222との接触部分に噛み込んだトナーや紙粉等の異物を取り除くことを可能にすると共に、(2)クリーニングブレード1231については、クリーニングブレード1231と回収ローラー1222表面間に噛み込んだトナーや紙粉等の異物を除去可能な適正速度でスラスト移動を行わせることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係るベルトクリーニング装置120によれば、クリーニングブレード1231及び回収ローラー1222の各スラスト周期を個別に適正化することができ、クリーニングブレード1231及びシール材1232と回収ローラー1222との接触部分に噛み込んだ異物を効率よく取り除くことができる。これにより、ベルトクリーニング装置120からのトナー飛散やトナー落ちを防止することができる。
例えば可撓性を有する柔軟な素材からなるシール材1232を、その先端部が回収ローラー1222の表面に接触した状態を維持したままでスラスト移動させる構成の実現には、複雑な機構が必要となるが、本実施形態では、シール材1232ではなく回収ローラー1222側をスラスト移動させるため、スラスト機構20を比較的簡易な構成とすることが可能である。また、クリーニングブレード1231により適切なクリーニング性能が得られるスラスト速度で、シール材1232に対して回収ローラー1222をスラスト移動させると、シール材1232に与える負荷が大きくなるが、本実施形態では、回収ローラー1222のスラスト周期は、クリーニングブレード1231のスラスト周期よりも長いスラスト周期とされるため、クリーニングブレード1231による適切なクリーニング性能を確保しつつ、シール材1232に大きな負荷を与えることなくシール材1232及び回収ローラー1222表面間における紙粉等の除去を的確に行うことができる。
従って、上記実施形態によれば、ベルトクリーニング装置120の構造を複雑化することなく、クリーニング不良による画像不具合や、中間転写クリーニングユニットからのトナー飛散やトナー落ちを、従来よりも確実に防止することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図15を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
12Bk,12C,12M,12Y 画像形成ユニット
20 スラスト機構
20A 第1スラスト機構
20B 第2スラスト機構
21 第1ギヤ
211,212 カムフォロワー
22 カムギヤ
221 カム
23,24 スラスト調整ギヤ
231,241 カム
25 ギヤガイド
250 第1スラストカムギヤ
50 中間転写ユニット
51 ケーシング
120 ベルトクリーニング装置
1231 クリーニングブレード
1221 ブラシローラー
1222 回収ローラー
1224 回転軸
1231 クリーニングブレード
1232 シール材
1233 クリーニングブレードホルダー
1234 カムフォロワー
1235 バネ
1236 支持軸
125 中間転写ベルト
P 記録紙

Claims (4)

  1. 駆動源からの駆動力で回転し、中間転写ベルト上の残留トナーを電気的に吸着して回収する回収ローラーと、
    前記回収ローラーの回転軸に沿って延び、先端が前記回収ローラーの表面と圧接して、前記駆動源からの駆動力で回転する前記回収ローラーの表面に吸着されているトナーを掻き取るクリーニングブレードと、
    前記回収ローラーの回転軸に沿って延び、先端が前記回収ローラーの表面と柔軟に接触して、前記クリーニングブレードによって掻き取られたトナーの逆流を防止するシール材と、
    前記回収ローラーへ伝達される回転駆動力を受けて、前記回収ローラーをその回転軸方向にスラスト移動させる第1スラスト機構と、
    前記回収ローラーへ伝達される回転駆動力を受けて、前記第1スラスト機構による前記回収ローラーのスラスト周期よりも短いスラスト周期で、前記クリーニングブレードを前記回収ローラーの回転軸方向にスラスト移動させる第2スラスト機構と、を備えたベルトクリーニング装置。
  2. 前記第1スラスト機構は、前記駆動源からの駆動力により回転して、前記回収ローラーを予め定められたスラスト周期でスラスト移動させる第1スラストカムギヤを備え、
    前記第2スラスト機構は、前記クリーニングブレードの一端に取り付けられたカムフォロワーと、当該カムフォロワーと当接して、前記回収ローラーのスラスト周期よりも短いスラスト周期で前記クリーニングブレードをスラスト移動させるカムを前記カムフォロワーに対向する面に有し、前記第1スラストカムギヤに噛合して回転する第2スラストカムギヤとを備える請求項1に記載のベルトクリーニング装置。
  3. 前記第1スラスト機構が備える前記第1スラストカムギヤは、
    前記回収ローラーの回転軸に取り付けられ、前記駆動源からの駆動力により当該回転軸と一体的に回転する第1ギヤと、
    前記第1ギヤに対向する面にカムが形成され、前記回収ローラーの回転軸に遊嵌させた状態で前記第1ギヤの両側方にそれぞれ取り付けられ、前記第1ギヤとは異なる歯数を有して前記駆動源からの駆動力により回転するスラスト調整ギヤと、
    前記各スラスト調整ギヤを両側方から挟み込んで支持し、当該各スラスト調整ギヤが前記回収ローラーの回転軸方向へ移動することを規制するギヤガイドとを有し、
    前記第1ギヤの両側面には、それぞれカムフォロワーが設けられ、
    前記各スラスト調整ギヤのカムは、前記第1ギヤのカムフォロワーと摺動することにより、前記第1ギヤを前記回収ローラー及びその回転軸と共に、前記回収ローラーの回転軸方向において前記両方のスラスト調整ギヤ間で移動させる請求項2に記載のベルトクリーニング装置。
  4. 前記中間転写ベルトを含む中間転写ユニットと、
    前記中間転写ベルトに対向して配置される画像形成ユニットと、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のベルトクリーニング装置と、を備えた画像形成装置。
JP2013040159A 2013-02-28 2013-02-28 ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP5785970B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040159A JP5785970B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
US14/191,323 US8995870B2 (en) 2013-02-28 2014-02-26 Belt cleaning device and image forming apparatus having the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040159A JP5785970B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014167593A true JP2014167593A (ja) 2014-09-11
JP5785970B2 JP5785970B2 (ja) 2015-09-30

Family

ID=51388290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013040159A Expired - Fee Related JP5785970B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8995870B2 (ja)
JP (1) JP5785970B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017173367A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206367B2 (ja) * 2014-09-22 2017-10-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6500856B2 (ja) * 2016-07-28 2019-04-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置
JP6593367B2 (ja) * 2017-02-20 2019-10-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ベルトクリーニング装置、画像形成装置
CN116793793B (zh) * 2023-06-28 2024-04-12 珠海市人民医院 皮屑收集涂片设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10293512A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2011191624A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2013007824A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013011798A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4982239A (en) * 1987-08-07 1991-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having reciprocating cleaning means
JPH08272271A (ja) * 1993-06-15 1996-10-18 Canon Inc クリーニング装置
JPH11150968A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Shibaura Mechatronics Corp コンデンサ分相永久磁石形同期電動機
JP3919351B2 (ja) * 1998-08-31 2007-05-23 キヤノン株式会社 帯電ローラのクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2000187416A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 電子写真方式の出力装置およびそれを用いたムラ発生原因特定方法
JP2000315004A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Ricoh Co Ltd カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JP2006330453A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7471924B2 (en) * 2005-07-25 2008-12-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning unit and image forming apparatus
JP5279436B2 (ja) * 2008-10-09 2013-09-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5323043B2 (ja) 2010-12-24 2013-10-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10293512A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2011191624A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd クリーニング装置および画像形成装置
JP2013007824A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013011798A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017173367A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140241751A1 (en) 2014-08-28
JP5785970B2 (ja) 2015-09-30
US8995870B2 (en) 2015-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5785970B2 (ja) ベルトクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2008116752A (ja) 画像形成装置
JP5879290B2 (ja) 中間転写ユニット及び画像形成装置
JP6333015B2 (ja) 転写ユニットおよび画像形成装置
JP6102349B2 (ja) 画像形成装置
JP2012177745A (ja) トナークリーニング装置又は前記トナークリーニング装置を使用した画像形成装置
US9217984B1 (en) Image carrier unit and image forming apparatus including same
JP6589901B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6332182B2 (ja) 像担持体ユニット及びそれを備えた画像形成装置
JP6060133B2 (ja) 画像形成装置
JP5064178B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP5875022B2 (ja) 画像形成装置
JP2015025931A (ja) 画像形成装置
US20150234341A1 (en) Cleaning device and image forming apparatus
JP2012022216A (ja) 清掃装置及び画像形成装置
JP5549549B2 (ja) 現像剤回収装置及び画像形成装置
JP6500856B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6248975B2 (ja) 画像形成装置
JP2004240075A (ja) 画像形成装置
JP6635065B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2006195279A (ja) トナー搬送機構及び画像形成装置
JP2007187844A (ja) 画像形成装置
JP2006330553A (ja) 画像形成装置
WO2015068789A1 (ja) 画像形成装置
JP2006030491A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5785970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees