JP2014167272A - 燃料ポンプ - Google Patents

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Toru Miyamae
亨 宮前
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Abstract

【課題】吸入弁の質量を増加させることなく、吸入弁の閉弁時に拡径部と軸部との境界部に発生する応力集中が抑制された燃料ポンプを提供する。
【解決手段】燃料ポンプは、燃料を加圧するための加圧室と、加圧室に燃料を吸入するための吸入通路と、加圧室と吸入通路とを連通又は遮断する吸入弁60とを備える。吸入弁60は、開閉方向に延び、吸入通路側に配置された軸部60Aと、軸部60Aの一端部に設けられ、加圧室側に配置された拡径部60Bとを有する。吸入弁60の閉弁時は、拡径部60Bの軸部60A側の面の周縁部が吸入通路と加圧室との接続部に設けられた着座部に当接する。拡径部60Bの内部に、軸部60Aの径rよりも大きい径Rの中空空間60Dが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料ポンプ、詳しくは、供給される液体燃料を加圧して吐出する燃料ポンプに関する。
従来、自動車の内燃機関において、燃料タンクから供給されるガソリン等の液体燃料を加圧してインジェクタ側に吐出する燃料ポンプが知られている(特許文献1、2参照)。
具体的に、燃料ポンプは、燃料を加圧するための加圧室を有し、この加圧室に対して進出又は後退するプランジャが備えられる。加圧室に燃料を吸入するための吸入通路と、加圧室から燃料を吐出するための吐出通路とが前記加圧室に接続される。吸入通路と加圧室との接続部に開閉することにより両者を連通又は遮断する吸入弁が配設され、吐出通路と加圧室との接続部に開閉することにより両者を連通又は遮断する逆止弁が配設される。
プランジャの後退時は、吸入弁のみが開いて吸入通路から加圧室に燃料が吸入される。プランジャの進出時は、吸入弁及び逆止弁が共に閉じて加圧室内の燃料が加圧される。燃料が所定の目標圧力まで加圧されると、逆止弁のみが開いて加圧された燃料が加圧室から吐出通路に吐出される。
ここで、前記吸入弁は、開閉方向に延びる軸部と、この軸部の一端部に設けられた拡径部とを有する構造であり、前記軸部が吸入通路側に配置され、前記拡径部が加圧室側に配置される。閉弁時は、吸入弁が吸入通路側に移動して前記拡径部の軸部側の面の周縁部が吸入通路と加圧室との接続部に設けられた着座部に当接する。開弁時は、吸入弁が加圧室側に移動して前記拡径部が前記着座部から離間する。
特開2012−211583号公報(段落0030、図7) 特開2010−168901号公報(段落0016、図2)
吸入弁の閉弁時は、前記拡径部の軸部側の面の周縁部が着座部に支持された状態で、前記拡径部の反軸部側の面に加圧室内の燃料の圧力(燃圧という)が作用する。そのため、前記周縁部を除く拡径部に加圧室側から吸入通路側に向かう曲げモーメントが発生し、拡径部の軸部側の面における拡径部と軸部との境界部に応力集中が発生し、吸入弁が破損する可能性がある。
このような不具合に対処するため、拡径部と軸部との境界部の外径が連続して変化するように前記境界部に大きな丸みをつけることが考えられる。しかし、そうすると、丸みをつけた分だけ吸入弁の質量が増加し、吸入弁の閉弁時に拡径部が着座部に当接する際に発生する打音が大きくなる。
前記のような問題は、例えばエンジンの高圧縮比化等に伴い、燃料ポンプの吐出圧、すなわち加圧室内の燃圧が高くなるほど大きな問題となる。
本発明は、前記のような現状に鑑みてなされたもので、吸入弁の質量を増加させることなく、吸入弁の閉弁時に拡径部と軸部との境界部に発生する応力集中が抑制された燃料ポンプの提供を目的とする。
前記課題を解決するためのものとして、本発明は、燃料を加圧するための加圧室と、前記加圧室に燃料を吸入するための吸入通路と、開閉することにより前記加圧室と前記吸入通路とを連通又は遮断する吸入弁とを備える燃料ポンプであって、前記吸入弁は、開閉方向に延び、前記吸入通路側に配置された軸部と、この軸部の一端部に設けられ、前記加圧室側に配置された拡径部とを有し、前記吸入弁の閉弁時は、前記拡径部の軸部側の面の周縁部が吸入通路と加圧室との接続部に設けられた着座部に当接し、前記拡径部の内部に、前記軸部の径よりも大きい径の中空空間が形成されていることを特徴とする燃料ポンプである(請求項1)。
この発明によれば、燃料を加圧するための加圧室とこの加圧室に燃料を吸入するための吸入通路とを連通又は遮断する吸入弁を備えた燃料ポンプにおいて、吸入弁の拡径部の内部に軸部の径よりも大きい径の中空空間が形成されているので、たとえ吸入弁の閉弁時に拡径部の軸部側の面の周縁部が着座部に支持された状態で拡径部の反軸部側の面に加圧室内の燃圧が作用しても、拡径部の軸部側の面における拡径部と軸部との境界部への前記燃圧の伝達が弱められる。そのため、前記境界部に発生する応力集中が抑制され、吸入弁が破損する可能性が低減される。
しかも、拡径部が中空構造とされることにより、吸入弁が軽量化するので、吸入弁の閉弁時に拡径部が着座部に当接する際に発生する打音も抑制される。
以上により、本発明によれば、吸入弁の質量を増加させることなく、吸入弁の閉弁時に拡径部と軸部との境界部に発生する応力集中が抑制された燃料ポンプが提供される。
本発明において、好ましくは、前記軸部の内部にも中空空間が形成され、この軸部の中空空間と前記拡径部の中空空間とが相互に連続している(請求項2)。
この構成によれば、拡径部の軸部側の面における拡径部と軸部との境界部を含めたその周辺部の剛性が均一化する。そのため、前記境界部に発生する応力集中がより一層抑制される。また、吸入弁の軽量化がさらに進み、吸入弁の閉弁時に発生する打音もより一層抑制される。
本発明において、好ましくは、前記拡径部と軸部との境界部の外径が連続して変化するように前記境界部に丸みが形成されている(請求項3)。
この構成によれば、前記境界部の外径が連続して変化するので、前記境界部に発生する応力集中がさらに抑制される。しかも、吸入弁が中空構造とされて軽量化しているので、たとえ丸みが形成された分だけ吸入弁の質量が増加しても、打音が大きくなる問題は抑制される。
本発明において、好ましくは、前記拡径部の中空空間の径は、前記着座部に当接する前記拡径部の周縁部の内径よりも小さい値に設定されている(請求項4)。
この構成によれば、前記拡径部の周縁部の剛性が低下しないので、吸入弁の閉弁時は、前記周縁部が着座部に安定して支持され、吸入弁の閉弁状態が安定して維持される。
本発明は、燃料を加圧するための加圧室とこの加圧室に燃料を吸入するための吸入通路とを連通又は遮断する吸入弁を備えた燃料ポンプにおいて、吸入弁の質量を増加させることなく、吸入弁の閉弁時に拡径部と軸部との境界部に発生する応力集中が抑制されるから、吸入弁の閉弁時に発生する打音が抑制されつつ、吸入弁が破損する可能性が低減される。
本発明の一実施形態に係る燃料ポンプを備えたエンジンの概略図である。 前記燃料ポンプの全体構成を示す断面図である。 前記燃料ポンプに備えられている吸入弁及びその周辺部の拡大断面図である。 前記吸入弁の要部拡大断面図である。 前記吸入弁の拡径部の軸部側の面における拡径部と軸部との境界部及びその周辺部の応力分布を示す部分拡大斜視図である。 前記拡径部の中空空間の径が図5よりも大きい場合の応力分布を示す部分拡大斜視図である。 前記拡径部の中空空間の径が図6よりも大きい場合の応力分布を示す部分拡大斜視図である。 前記応力分布を重ねて示すグラフである。 問題の所在の説明図である。 前記実施形態の作用の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
(1)全体構成
本実施形態において、本発明に係る燃料ポンプ30は、図1に示すエンジン1に採用されている。エンジン1は、直列4気筒、4サイクルの火花点火式ガソリンエンジンである。エンジン1は、エンジン本体2に設けられた各気筒3(図1には1つのみ図示)に摺動自在に挿嵌されたピストン4と、ピストン4にコネクティングロッド5を介して連結されたクランクシャフト6と、ピストン4の上方に画成された燃焼室7に燃料を噴射するインジェクタ8と、燃焼室7の天井部に配設された点火プラグ9と、吸気カムシャフト10で駆動されて吸気ポート11を開閉する吸気弁12と、排気カムシャフト13で駆動されて排気ポート14を開閉する排気弁15とを備えている。燃料ポンプ30は、エンジン本体2の上部に設けられたヘッドカバー16に隣接して気筒列方向の一端部の排気側に配設されている。
燃料タンク21に貯留されている液体燃料(ガソリン)は、汲み上げポンプ22により汲み上げられて、供給管23を経由して燃料ポンプ30に供給される。燃料ポンプ30に供給された燃料は、燃料ポンプ30により所定の目標圧力まで加圧された後、吐出管24を経由して蓄圧レール25に供給される。蓄圧レール25に供給された燃料は、蓄圧レール25からインジェクタ8に送られて、インジェクタ8から燃焼室7に噴射される。
(2)燃料ポンプ
(a)構成
図2に示すように、燃料ポンプ30は、相互に連結されたカムハウジング31とバルブハウジング32とを有する。カムハウジング31は燃料ポンプ30の下部分の外観を構成し、バルブハウジング32は燃料ポンプ30の上部分の外観を構成する。
カムハウジング31は、排気カムシャフト13の一端部に一体に設けられたポンプ用カム33を収容する。このポンプ用カム33に従動するローラ34を軸34aで回転自在に支持するスライダ35がカムハウジング31に上下方向に摺動自在に挿嵌されている。
スライダ35とバルブハウジング32との間にコイルスプリング36が介装されている。このコイルスプリング36によりスライダ35を介してローラ34がポンプ用カム33の作用面に付勢されている。
スライダ35に上下方向に延びるプランジャ37が一体に立設されている。プランジャ37の上部分はバルブハウジング32の軸中心部に形成された円筒空間38に突入している。
図3に示すように、前記円筒空間38の上方に拡径円筒空間39が形成されている。この拡径円筒空間39はバルブハウジング32の軸中心部に形成され、前記円筒空間38よりも径が大きく、前記円筒空間38と連続して形成されている。この拡径円筒空間39に、下から順に、円環状のスペーサ40、円筒状の着座部材41、及び円筒状の固定部材42が積層されている。前記スペーサ40及び着座部材41は固定部材42により拡径円筒空間39内に固定されている。
前記着座部材41は、上から順に、軸中心部に形成されたガイド孔41a、このガイド孔41aと連続して形成された内部空間41b、及びこの内部空間41bの下部開口にテーパー状に形成された着座部41cを有する。
前記着座部材41に吸入弁60が備えられている。吸入弁60は、上下方向に延びる軸部60Aと、この軸部60Aの下端部に設けられた弁本体としての円盤状の拡径部60Bとを有する。この吸入弁60の軸部60Aが前記ガイド孔41aに上下方向に摺動自在に挿嵌されている。
吸入弁60の軸部60Aの上端部にブラケット61が組み付けられている。このブラケット61と着座部材41との間にコイルスプリング62が介装されている。このコイルスプリング62により吸入弁60が上方に付勢されている。
吸入弁60の拡径部60Bの軸部60A側の面(上面)の周縁部はテーパー状に形成されている。吸入弁60が上方に移動したとき、前記拡径部60Bの上面のテーパー状の周縁部が前記着座部材41の下面のテーパー状の着座部41cに当接する。つまり吸入弁60が閉じた閉弁状態となる。一方、吸入弁60が下方に移動したとき、前記拡径部60Bの周縁部が前記着座部材41の着座部41cから離間する。つまり吸入弁60が開いた開弁状態となる(図2及び図3の状態)。
図3に示すように、バルブハウジング32の側壁の一部に、第1連通路47、第1連通路47よりも径が大きい第2連通路48、及び第1連通路47よりも径が大きく第2連通路48よりも径が小さい第3連通路49が、バルブハウジング32の径方向の内方側から外方側に向けてこの順に相互に連続して形成されている。これらの連通路47〜49は協働して円筒空間38の上部とバルブハウジング32の外周部とを連通する。
第2連通路48に逆止弁50がバルブハウジング32の径方向に摺動自在に挿嵌され、第3連通路49に受け部材51が固定されている。逆止弁50と受け部材51との間にコイルスプリング52が介装されている。このコイルスプリング52により逆止弁50がバルブハウジング32の径方向の内方側に付勢されている。
逆止弁50はバルブハウジング32の内方側に移動すると閉弁状態となり(図2及び図3の状態)、バルブハウジング32の外方側に移動すると開弁状態となる。
本実施形態において、前記プランジャ37の上端面と、前記吸入弁60の拡径部60Bの反軸部60A側の面(下面)と、前記逆止弁50の内方側の端面とで囲まれたバルブハウジング32内の空間が、燃料を加圧するための加圧室46を構成する。詳しくは、円筒空間38の上部を含んで形成される前記プランジャ37と前記吸入弁60との間の上部空間45と、前記第1連通路47とが加圧室46を構成する。
つまり、プランジャ37は、ポンプ用カム33により加圧室46に対して進出又は後退する(図2及び図3は最も後退した状態を示す)。
図3に示すように、バルブハウジング32の側壁の他の一部に、バルブハウジング32の外周部と拡径円筒空間39とを連通する第4連通路44が形成されている。着座部材41の側壁の一部に、拡径円筒空間39と着座部材41の内部空間41bとを連通する第5連通路41dが形成されている。
本実施形態において、前記第4連通路44、前記着座部材41の外周部の拡径円筒空間39、前記第5連通路41d、及び前記内部空間41bが、加圧室46に燃料を吸入するための吸入通路80を構成する。
つまり、吸入弁60は、吸入通路80と加圧室46との接続部に配設され、開閉することにより吸入通路80と加圧室46とを連通又は遮断する(図2及び図3は連通した状態を示す)。着座部41cは、吸入通路80と加圧室46との接続部に設けられている。
本実施形態において、前記第2連通路48、前記逆止弁50に形成された連通路及び内部空間50a、前記コイルスプリング52の介装空間52a、前記受け部材51に形成された内部空間51a、及び前記第3連通路49が、加圧室46から燃料を吐出するための吐出通路90を構成する。
つまり、逆止弁50は、吐出通路90と加圧室46との接続部に配設され、開閉することにより吐出通路90と加圧室46とを連通又は遮断する(図2及び図3は遮断した状態を示す)。
図2に示すように、バルブハウジング32の外周面の一部に凹部81が形成されている。この凹部81は前記第4連通路44が位置する部分に形成されている。この凹部81を覆うようにカバー部材82が組み付けられている。これらの凹部81とカバー部材82とにより燃料導入室83が画成されている。
燃料導入室83に圧力脈動を低減するためのパルセーションダンパ43が収容されている。燃料導入室83に前記燃料タンク21からの供給管23(図1参照)のポンプ側端部が接続されている。一方、前記第3連通路49の外方側の端部に前記蓄圧レール25への吐出管24(図1参照)のポンプ側端部が接続されている。
前記供給管23から燃料導入室83に供給された燃料は、パルセーションダンパ43で圧力脈動が低減された後、図3に示す吸入通路80(44,39,41d,41b)、加圧室46(45,47)、及び吐出通路90(48,50a,52a,51a,49)を順に通過して、前記吐出管24に吐出される。
図2に示すように、バルブハウジング32の上端にソレノイド装置79が配設されている。ソレノイド装置79は、作動(オン)時に吸入弁60を閉じ、非作動(オフ)時に吸入弁60を開くためのものである。
ソレノイド装置79は、基部材74、カバー部材77、固定部材76、及びコネクタ部材78により外観が構成されている。基部材74の軸中心部にガイド部材75が配設されている。このガイド部材75に出力ロッド70が上下方向に摺動自在に挿嵌されている。
出力ロッド70の下端部は吸入弁60の軸部60Aの上端部と当接し(図3参照)、出力ロッド70の上端部は可動鉄心71に連結されている。可動鉄心71と固定部材76との間にコイルスプリング72が介装されている。このコイルスプリング72により出力ロッド70が下方に付勢されている。
出力ロッド70を下方に付勢するコイルスプリング72の付勢力は、吸入弁60を上方に付勢するコイルスプリング62(図3参照)の付勢力よりも大きい。そのため、ソレノイド装置79の非作動時は、吸入弁60は前記コイルスプリング72により出力ロッド70を介して下方に移動し、開弁状態となる(図2及び図3の状態)。
カバー部材77にソレノイド73が収容されている。ソレノイド73の非通電(オフ)時は、前述のように、吸入弁60は前記コイルスプリング72により下方に移動し、開弁状態となる。
一方、ソレノイド73の通電(オン)時は、可動鉄心71が前記コイルスプリング72の付勢力に打ち勝って上方に引き寄せられる。そのため、ソレノイド装置79の作動時は、吸入弁60はコイルスプリング62(図3参照)により上方に移動し、閉弁状態となる。
つまり、ソレノイド装置79は、非作動時に吸入弁60を開弁状態とする、ノーマルオープンタイプである。
(b)動作
燃料ポンプ30は、燃料を加圧室46に吸入する吸入行程、加圧室46内の燃料を加圧する加圧行程、加圧した燃料を加圧室46から吐出する吐出行程を繰り返す。
エンジン1の運転中、プランジャ37は、ポンプ用カム33の作用により加圧室46に対して進出又は後退する往復移動を繰り返す。プランジャ37が加圧室46に進出するとき、加圧室46の容積は減少し、プランジャ37が加圧室46から後退するとき、加圧室46の容積は増大する。
いま、プランジャ37が最も進出し、加圧室46の容積が最小になっているとする。このとき、吐出行程が終了し、吸入行程が開始する。プランジャ37は、進出移動から後退移動に切り替わる。吸入弁60は、ソレノイド装置79がオンからオフに切り替わることにより、閉弁状態から開弁状態に切り替わる。逆止弁50は、加圧室46内の燃圧が上昇から下降に切り替わることにより、バルブハウジング32の外方側に移動する開弁状態からバルブハウジング32の内方側に移動する閉弁状態に切り替わる。加圧室46には燃料が満ちている。プランジャ37の後退に伴い加圧室46の容積が増大するため、吸入通路80から加圧室46に燃料が吸入される。
プランジャ37が最も後退し、加圧室46の容積が最大になると、吸入行程が終了し、加圧行程が開始する(図2及び図3の状態)。プランジャ37は、後退移動から進出移動に切り替わる。吸入弁60は、ソレノイド装置79がオフからオンに切り替わることにより、開弁状態から閉弁状態に切り替わる。逆止弁50は、加圧室46内の燃圧が低下しているのでバルブハウジング32の内方側に移動する閉弁状態のままである。プランジャ37の進出に伴い加圧室46の容積が減少するため、加圧室46内の燃料が加圧される。
プランジャ37の進出移動の途中で、加圧室46内の燃料が所定の目標圧力(例えば120MPa)まで加圧されると、加圧行程が終了し、吐出行程が開始する。すなわち、逆止弁50が加圧室46内の燃圧を受けて閉弁状態からバルブハウジング32の外方側に移動する開弁状態に切り替わる。これにより、加圧された燃料が加圧室46から吐出通路90に吐出される。この加圧行程はプランジャ37が最も進出するまで続き、その後、吸入行程に移行する。
燃料ポンプ30の吐出圧は、吸入行程における加圧室46への燃料の吸入量で調整される。燃料の吸入量は、吸入弁60の開弁時間の長さ、つまりソレノイド装置79のオフ時間の長さで調整される。
(3)問題の所在
燃料ポンプ30の動作中、吸入弁60の閉弁時(加圧室46内の燃圧が上昇する加圧行程及び吐出行程)は、拡径部60Bの上面の周縁部が着座部41cに支持された状態で、拡径部60Bの下面に加圧室46内の燃圧が作用する。そのため、前記周縁部を除く拡径部60Bに加圧室46側から吸入通路80側に向かう曲げモーメントが発生し、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60X(図3参照)に応力集中が発生し、吸入弁60が破損する可能性がある。
このような不具合に対処するため、図9に鎖線で示すように、拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xの外径が連続して変化するように前記境界部60Xに大きな丸みをつけることが考えられる。しかし、そうすると、丸みをつけた分だけ吸入弁60の質量が増加し、吸入弁60の閉弁時に拡径部60Bが着座部41cに当接する際に発生する打音が大きくなる。
本実施形態では、インジェクタ8は燃料を吸気ポート11ではなく燃焼室7に直接噴射する直噴式である。また、エンジン1の幾何学的圧縮比及び有効圧縮比は燃焼効率向上の観点から従来のガソリンエンジンに比べて高い値に設定されている。そのため、燃料ポンプ30の吐出圧、すなわち加圧室46内の燃圧が従来に比べて高い値に設定されている(例えば120MPa)。その結果、前記のような吸入弁60の破損の問題及び打音の問題がより大きくなる。
(4)特徴的構成
本実施形態では、吸入弁60の質量を増加させることなく、吸入弁60の閉弁時に拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xに発生する応力集中を抑制するため、図4に示すように、吸入弁60の拡径部60Bの内部に中空空間60Dが形成されている。中空空間60Dは、拡径部60Bと同様、円盤状である。中空空間60Dの径Rは、軸部60Aの径rよりも大きい値に設定されている。
本実施形態では、拡径部60Bだけでなく、吸入弁60の軸部60Aの内部にも中空空間60Cが形成されている。これらの軸部60Aの中空空間(軸部中空空間)60Cと拡径部60Bの中空空間(拡径部中空空間)60Dとは相互に連続している。
本実施形態では、拡径部中空空間60Dの径Rは、吸入弁60の閉弁時に着座部41cに当接する拡径部60Bの上面の周縁部の内径よりも小さい値に設定されている。換言すれば、拡径部中空空間60Dは前記周縁部までは及んでいない。
このような構成により次のような作用が得られる。図10(a)は、閉弁時に着座部41cに着座した吸入弁60の模式図、図10(b)は、前記吸入弁60の拡径部60Bの上面に発生する加圧室46側から吸入通路80側に向かう曲げモーメントの大きさを示すグラフである。図10(b)において、x1,x8は拡径部60Bの周縁部の外端の位置、x2,x7は拡径部60Bの周縁部の内端の位置、x3,x6は拡径部中空空間60Dの外端の位置、x4,x5は軸部60Aの外周面の位置を示す。
図10(a)に示すように、吸入弁60の閉弁時は、拡径部60Bの上面の周縁部が着座部41cに支持された状態で、拡径部60Bの下面に加圧室46内の燃圧Pが作用している。この状態を単純支持はり(拡径部60B)に等分布荷重(燃圧P)が作用している状態と考えると、拡径部60Bが中実である場合は、図10(b)に鎖線で示すように、拡径部60Bの上面の各位置x1〜x8に発生する加圧室46側から吸入通路80側に向かう(下方から上方に向かう)曲げモーメントの大きさは、着座部41cに支持された周縁部からの径方向の距離が遠くなるほど(すなわち軸中心部に近づくほど)大きくなる。
拡径部60Bの上面の軸中心部には、上下方向に延びて上下方向の荷重に対する剛性が大きい軸部60Aが連結している。そのため、軸部60Aが前記曲げモーメントを受けて上下方向に変形し難いので、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xに応力集中が発生し、吸入弁60が破損する可能性がある。
これに対し、拡径部60Bを中空構造とすることで、拡径部60Bの下面から上面への燃圧Pの伝達が弱められる。詳しくは、拡径部中空空間60Dが形成されている範囲内において、拡径部60Bの下面から上面への燃圧Pの伝達が弱められる。その結果、図10(b)に実線で示すように、x3〜x6の範囲内において、前記曲げモーメントの大きさが低下する。
しかも、拡径部中空空間60Dの径Rが軸部60Aの径rよりも大きい値に設定されているから、前記x3〜x6の範囲内に軸部60Aの外周面の位置x4,x5が含まれる。そのため、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xに発生する前記曲げモーメントの大きさが低下する。その結果、前記境界部60Xに発生する応力集中が抑制され、吸入弁60が破損する可能性が低減される。
加えて、軸部60Aの内部にも中空空間60Cが形成されているから、軸部60Aの剛性が低下し、軸部60Aが変形し易くなる。さらに、軸部中空空間60Cと拡径部中空空間60Dとが相互に連続しているから、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xを含めたその周辺部の剛性が均一化する。その結果、前記境界部60Xに発生する応力集中がより一層抑制される。
加えて、拡径部中空空間60Dの径Rは、吸入弁60の閉弁時に着座部41cに当接する拡径部60Bの周縁部の内径よりも小さい値に設定されているから、前記周縁部の剛性が低下せず、前記周縁部の変形が抑制される。そのため、吸入弁60の閉弁時は、前記周縁部が着座部41cに安定して支持され、吸入弁60の閉弁状態が安定して維持される。
図5〜図7は、図4に示す吸入弁60に関し、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60X及びその周辺部の応力分布の解析結果を示す部分拡大斜視図である。図中、ハッチングの濃い部分ほど応力が大きいことを示す。
吸入弁60の寸法に関し、軸部60Aの直径(図10(b)のx4〜x5)は3mm(図4のr=1.5mm)、拡径部60Bの直径(図10(b)のx1〜x8)は12mm、拡径部60Bの周縁部の内径(図10(b)のx2〜x7)は10mmとした。拡径部中空空間60Dの直径(図10(b)のx3〜x6)は、図5が4mm(図4のR=2mm)、図6が5mm(図4のR=2.5mm)、図7が6mm(図4のR=3mm)とした。軸部中空空間60Cの直径は2mmとした。
図示したように、拡径部中空空間60Dの径Rが大きくなるほど、拡径部60Bの上面に発生する応力が分散し低下することが分かる。
図8は、図5〜図7の解析結果をグラフで示したものである。図中、点線R2は図5、実線R2.5は図6、破線R3は図7に相当する。縦軸は応力(MPa)、横軸は軸心からの径方向距離(mm)である。すなわち、軸心からの径方向距離が1.5mmから5mmの範囲で解析結果を示す(図10(b)のx4〜x2及びx5〜x7の範囲)。
図示したように、拡径部中空空間60Dの径Rが大きくなるほど、拡径部60Bの上面に発生する応力が分散し低下することがさらによく分かる。
図8に、比較のため、軸部中空空間60C及び拡径部中空空間60Dを全く形成しない場合を鎖線R0で示し、軸部中空空間60C及び拡径部中空空間60Dを形成するが拡径部中空空間60Dの径Rが軸部60Aの径rよりも大きくない場合を鎖線R1で示す。
図示したように、吸入弁60が中実構造の場合(鎖線R0)は、拡径部60Bの上面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xに著しい応力集中が発生し、拡径部中空空間60Dが前記境界部60Xをカバーできていない場合(鎖線R1)は、前記応力集中は幾分弱まるものの、依然として前記境界部60Xに大きい応力集中が発生している。
(5)作用等
以上のように、本実施形態では、燃料を加圧するための加圧室46と、前記加圧室46に燃料を吸入するための吸入通路80と、開閉することにより前記加圧室46と前記吸入通路80とを連通又は遮断する吸入弁60とを備える燃料ポンプ30において、次のような特徴的構成を採用した。
すなわち、前記吸入弁60は、開閉方向に延び、前記吸入通路80側に配置された軸部60Aと、この軸部60Aの一端部に設けられ、前記加圧室46側に配置された拡径部60Bとを有する。前記吸入弁60は、閉弁時は、前記拡径部60Bの軸部60A側の面の周縁部が、吸入通路80と加圧室46との接続部に設けられた着座部41cに当接する。
その上で、前記拡径部60Bの内部に、前記軸部60Aの径rよりも大きい径Rの中空空間60Dが形成されている。
この構成によれば、燃料を加圧するための加圧室46とこの加圧室46に燃料を吸入するための吸入通路80とを連通又は遮断する吸入弁60を備えた燃料ポンプ30において、吸入弁60の拡径部60Bの内部に軸部60Aの径rよりも大きい径Rの中空空間60Dが形成されているので、たとえ吸入弁60の閉弁時に拡径部60Bの軸部60A側の面の周縁部が着座部41cに支持された状態で拡径部60Bの反軸部60A側の面に加圧室46内の燃圧Pが作用しても、拡径部60Bの軸部60A側の面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xへの前記燃圧Pの伝達が弱められる。そのため、前記境界部60Xに発生する応力集中が抑制され、吸入弁60が破損する可能性が低減される。
しかも、拡径部60Bが中空構造とされることにより、吸入弁60が軽量化するので、吸入弁60の閉弁時に拡径部60Bが着座部41cに当接する際に発生する打音も抑制される。
以上により、本実施形態によれば、吸入弁60の質量を増加させることなく、吸入弁60の閉弁時に拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xに発生する応力集中が抑制された燃料ポンプ30が提供される。
本実施形態では、前記軸部60Aの内部にも中空空間60Cが形成され、この軸部中空空間60Cと前記拡径部中空空間60Dとが相互に連続している。
この構成によれば、拡径部60Bの軸部60A側の面における拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xを含めたその周辺部の剛性が均一化する。そのため、前記境界部60Xに発生する応力集中がより一層抑制される。また、吸入弁60の軽量化がさらに進み、吸入弁60の閉弁時に発生する打音もより一層抑制される。
本実施形態では、前記拡径部中空空間60Dの径R(図10(b)のx3〜x6)は、前記着座部41cに当接する前記拡径部60Bの周縁部の内径(図10(b)のx2〜x7)よりも小さい値に設定されている。
この構成によれば、前記拡径部60Bの周縁部の剛性が低下しないので、吸入弁60の閉弁時は、前記周縁部が着座部41cに安定して支持され、吸入弁60の閉弁状態が安定して維持される。
なお、図4に鎖線で示すように、吸入弁60の拡径部60Bと軸部60Aとの境界部60Xの外径が連続して変化するように前記境界部60Xに丸みを形成してもよい。
この構成によれば、前記境界部60Xの外径が連続して変化するので、前記境界部60Xに発生する応力集中がさらに抑制される。しかも、吸入弁60が中空構造とされて軽量化しているので、たとえ丸みが形成された分だけ吸入弁60の質量が増加しても、打音が大きくなる問題は抑制される。
また、前記実施形態では、吸入弁60の軸部60Aの内部にも中空空間60Cを形成したが、吸入弁60の拡径部60Bの内部にのみ中空空間60Dを形成してもよい。
また、エンジン1は火花点火式ガソリンエンジンに限らず、HCCI燃焼(Homogeneous-Charge Compression Ignition Combustion)が可能な予混合圧縮着火式ガソリンエンジンでもよい。
1 エンジン
7 燃焼室
8 インジェクタ
21 燃料タンク
23 供給管
24 吐出管
25 蓄圧レール
30 燃料ポンプ
37 プランジャ
41c 着座部
46 加圧室
50 逆止弁
60 吸入弁
60A 軸部
60B 拡径部
60C 軸部中空空間
60D 拡径部中空空間
60X 境界部
79 ソレノイド装置
80 吸入通路
90 吐出通路
P 燃圧
R 拡径部中空空間の径
r 軸部の径

Claims (4)

  1. 燃料を加圧するための加圧室と、
    前記加圧室に燃料を吸入するための吸入通路と、
    開閉することにより前記加圧室と前記吸入通路とを連通又は遮断する吸入弁とを備える燃料ポンプであって、
    前記吸入弁は、開閉方向に延び、前記吸入通路側に配置された軸部と、この軸部の一端部に設けられ、前記加圧室側に配置された拡径部とを有し、
    前記吸入弁の閉弁時は、前記拡径部の軸部側の面の周縁部が吸入通路と加圧室との接続部に設けられた着座部に当接し、
    前記拡径部の内部に、前記軸部の径よりも大きい径の中空空間が形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 請求項1に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記軸部の内部にも中空空間が形成され、この軸部の中空空間と前記拡径部の中空空間とが相互に連続していることを特徴とする燃料ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記拡径部と軸部との境界部の外径が連続して変化するように前記境界部に丸みが形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記拡径部の中空空間の径は、前記着座部に当接する前記拡径部の周縁部の内径よりも小さい値に設定されていることを特徴とする燃料ポンプ。
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