JP2014161830A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリガーGの操作により、容器体100内の液をシリンダ筒30内に吸い上げてノズルEの噴出口より噴出するトリガー液液体噴出器であって、通常のトリガー操作により液の連続噴出が可能となるトリガー式液体噴出器を提案する。
【解決手段】補助シリンダ21を後方に突設した縦流路Paを下部縦流路Pa1及び上部縦流路Pa2に画成し、下部縦流路内とシリンダ筒内とを、シリンダ筒内と補助シリンダ内とを連通し、且つ、補助シリンダ内と上部縦流路内とを連通し、下部縦流路内に第1逆止弁V1を、連絡流路に第2逆止弁V2を設け、トリガーの操作により、シリンダ筒内の加圧液が第2逆止弁を介して補助シリンダ内に導入された後、上部縦流路、射出流路を介して噴出口より噴出し、トリガーの操作後に補助シリンダ内に残存する液がピストンの加圧により上部縦流路、射出流路を介してノズルの噴出口より噴出可能に構成した。
【選択図】図1

Description

本発明はトリガー式液体噴出器に関する。
トリガー操作により内臓ポンプ機構の作用で、装着した容器体内の液を汲み上げ、先端のノズルより液状、霧状等に噴出するトリガー式液体噴出が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
上記トリガー式液体噴出器は、装着した容器体内とパイプを介して連通する縦流路と、縦流路の上部に連通して前方へ延設し、先端に嵌着したノズル内と連通する射出流路と、射出流路下方に於いて縦流路内と連通して前方へ突設したシリンダ筒と、を備えた本体を備え、シリンダ筒内を摺動するプランジャを操作するトリガーを、射出流路前部位置の本体より揺動可能に垂設している。
そして、トリガー操作によりシリンダ筒内を加圧することで、シリンダ筒内液を縦流路、射出流路を介してノズルの噴出口より噴出する如く構成している。
特許第3781904号公報
本発明は、上記した従来のトリガー式液体噴出器の形態で、通常のトリガー操作により液の連続噴出が可能となるトリガー式液体噴出器を提案する。また、その構造も簡素であり、従来品と比較しても大きさの変化を少なく形成でき、取り扱い操作も簡便なトリガー式液体噴出器を提案する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体100内とパイプ50を介して連通する縦流路Paと、縦流路Paと連通して前方へ突設したシリンダ筒30と、シリンダ筒30上方位置に於いて縦流路Paと連通して前方へ延設した射出流路Pbとを備え、射出流路Pbを画成する射出筒18の先端にノズルEを装着し、射出筒18前部より揺動可能に垂設したトリガーGの操作により、容器体100内の液をシリンダ筒30内に吸い上げて、ノズルEの噴出口より噴出するトリガー式液体噴出器であって、前方付勢状態のピストン65を装着した補助シリンダ21を縦流路Pa後方に突設するとともに、縦流路Paを下部縦流路Pa1及び上部縦流路Pa2に画成し、下部縦流路Pa1内とシリンダ筒30内とを連通するとともに、シリンダ筒30内と補助シリンダ21内とを連絡流路24を介して連通し、且つ、補助シリンダ21内と上部縦流路Pa2内とを連通し、下部縦流路Pa1内には上流から下流に一方的に連通する第1逆止弁V1を設けるとともに、連絡流路24に上流から下流に一方的に連通する第2逆止弁V2を設け、トリガーGの操作により、シリンダ筒30内の加圧液が連絡流路24から第2逆止弁V2を介し、ピストン65を押し込んで補助シリンダ21内に導入された後、上部縦流路Pa2、射出流路Pbを介してノズルEの噴出口より噴出し、トリガーGの操作後に補助シリンダ21内に残存する液がピストン65の加圧により上部縦流路Pa2、射出流路Pbを介してノズルEの噴出口より噴出可能に構成した。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、補助シリンダ21に、ピストン65の後限位置を規定する圧力解除孔26を開口するとともに、圧力解除孔26から容器体100内に至る液戻し流路Pcを設けた。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段又は第2の手段に於いて、第2逆止弁V2が、補助シリンダ21の前壁20に開口した透孔23を、後面をピストン65の前面と当接した状態の第2逆止弁体63で開閉可能に閉塞し、第2逆止弁体63を、前後揺動可能に設けた揺動弁で構成した。
本発明は、トリガーGの操作により、シリンダ筒30内の加圧液が連絡流路24から第2逆止弁V2を介し、ピストン65を押し込んで補助シリンダ21内に導入された後、上部縦流路Pa2、射出流路Pbを介してノズルEの噴出口より噴出し、トリガーGの操作後に補助シリンダ21内に残存する液がピストン65の加圧により上部縦流路Pa2、射出流路Pbを介してノズルEの噴出口より噴出可能に構成したので、通常のトリガー操作により液の連続噴出が可能となる。また、その構造も簡素であり、従来品と比較しても大きさの変化を少なく形成でき、取り扱い操作も簡便である。
補助シリンダ21に、ピストン65の後限位置を規定する圧力解除孔26を開口するとともに、圧力解除孔26から容器体100内に至る液戻し流路Pcを設けた場合には、補助シリンダ21内の圧力調整が可能であり、補助シリンダ21内から容器体100内への調整液の還流を容易に行なえる利点がある。
第2逆止弁V2が、補助シリンダ21の前壁20に開口した透孔23を、後面をピストン65の前面と当接した状態の第2逆止弁体63で開閉可能に閉塞し、第2逆止弁体63を、前後揺動可能に設けた揺動弁で構成した場合には、液圧により開放される第2逆止弁体63をピストン65により閉じることができ、第2逆止弁V2の開閉をより確実に行なえる利点がある。
トリガー式液体噴出器の縦断面図である。(第1実施例) 図1の二点鎖線Xで囲まれた部分の要部拡大断面図である。(第1実施例) 補助シリンダ内のピストンの作用を説明する簡略図である。(第1実施例)
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明トリガー式液体噴出器の第1実施例を示し、図中1はトリガー式液体噴出器を示す。尚、説明の便宜上、図1の左方を前部、右方を後部、手前を右部、奥方を左部として説明する。
トリガー式液体噴出器1は、装着キャップAと、本体Bと、本体カバーCと、連結部材Dと、ノズルEと、プランジャFと、トリガーGとを備えている。
装着キャップAは、容器体100の口頸部101外周に螺着してトリガー式液体噴出器1を容器体100に装着固定するもので、周壁10の上端よりフランジ状の頂壁11を延設して構成しており、本体Bの下部に回動可能に連設されている。
第1実施例に於いて、本体Bは更に、本体部B1と、シリンダ部材B2と、インテイクB3とを組み付け構成している。
本体部B1は、上端を閉塞した下端開口の連結筒部15を備え、連結筒部15の頂板16の後部偏心位置に基端を開口した有頂の縦筒17を上方に起立し、また、縦筒17の上端部に基端を開口した射出筒18を前方へ延設している。また、連結筒部15上の縦筒17前面より、前面を開口し、後端を閉塞したシリンダ嵌合筒19を突設している。更に、縦筒17の上下方向中間部より後方へ、前壁20の一部を縦筒17の一部と共有する後端開口の補助シリンダ21を突設している。
シリンダ部材B2は、シリンダ嵌合筒19内に嵌合させた外周のシリンダ筒30の後端縁よりフランジ状の奥壁を延設し、奥壁の内周縁より前方へ、先端閉塞の筒状突部31を突設している。奥壁の下部に基端を開口した連結筒部32を縦筒17の下部所定位置に穿設した透孔に嵌着している。また、シリンダ嵌合筒19とシリンダ筒30との間には環状の隙間33を設けており、この環状の隙間33を介してシリンダ筒30の上部に穿設した第1通気孔34と、シリンダ嵌合筒19下部に穿設した第2通気孔22とを連通している。
インテイクB3は、連結筒部15内に、上端を連結筒部15の頂板16と隙間をあけて嵌合させた有頂の大径筒部40と、大径筒部40の頂板41の後部偏心位置を貫通して上方に起立させ、縦筒17内下部に嵌着した小径筒部42とを備えている。そして、連結筒部15より下方へ突出した大径筒部40の外周よりフランジ43を突設し、該フランジ43上面に装着キャップA上端の頂壁11を当接させて本体部B1に対して装着キャップAを回動可能に装着している。
小径筒部42は、大径筒部40の頂板41上方の上下方向中間部を肉厚な肉厚部分42aに、その上下を、小外径の上部の肉薄部分42b及び下部の肉薄部分42cにそれぞれ形成しており、上端に蓋体44を嵌着してその上端開口を閉塞している。蓋体44は、上部の肉薄部分42bの上部外周に嵌着した嵌合筒部45の上端より小径筒部42上端開口を閉塞する蓋板46を延設して構成している。そして、縦筒17の下端部に肉厚部分42a外周を液密に嵌着するとともに、その上方の縦筒17に蓋体44の嵌合筒部45外周を液密に嵌着し、肉厚部分42aと嵌合筒部45との間の上部の肉薄部分42b外周に、後述する連絡流路24を構成する環状の隙間が形成される。
蓋体44で上下に区画される下方の小径筒部42内を、縦流路Paを構成する下部縦流路Pa1として、上方の縦筒17内を、縦流路Paを構成する上部縦流路Pa2として画成している。下部縦流路Pa1内には、上流から下流に一方的に連通する第1逆止弁V1を設けている。第1逆止弁V1は、小径筒部42内に突設した第1逆止弁座48と、玉状弁体で構成される第1逆止弁体49とで構成している。また小径筒部42後部の、肉厚部分42aから下部の肉薄部分42cにわたり、後述する液戻し流路Pcの一部を構成する縦長空間を画成している。更に、小径筒部42の下端部には吸上用のパイプ50の上端を嵌着し、その下端を容器体100内に垂下している。
また、肉厚部分42aの上端部前部に穿設した透孔と、シリンダ部材B2の連結筒部32内とで、下部縦流路Pa1内とシリンダ筒30内を連通する連通路51を形成している。また、肉厚部分42aの上端部に開口した連通路51を構成する透孔は、その上方の上部の肉薄部分42b外周に形成された環状の隙間と連通する如く開口しており、また、この環状の隙間は、縦筒17の一部と一部を共有する補助シリンダ21の前壁20に穿設した透孔23を介して補助シリンダ21内と連通している。従って、連通路51、前記隙間、透孔23とで、シリンダ筒30内から、補助シリンダ21内へと連通する連絡流路24を形成している。
大径筒部40の頂板41には第3通気孔52を穿設し、プランジャFを押し込んだ際に外部と容器体100内が、上記第1通気孔34、環状の隙間33、第2通気孔22、第3通気孔52を介して連通し、負圧化した容器体100内に外気が導入される如く構成している。
前記補助シリンダ21は、前記した如く、前壁20の下部に連絡流路24を構成する透孔23を穿設しており、また、その上方には、上部縦流路Pa2内と連通する透孔25を穿設している。更に、補助シリンダ21の下部所定位置には圧力解除孔26を穿設している。また、補助シリンダ21内には、連絡流路24を開閉可能に閉塞して上流から下流に一方的に連通する第2逆止弁V2を構成する弁部材60が設けられており、また、前方付勢状態でピストン65が設けられている。
弁部材60は、補助シリンダ21の前壁20後面周縁部に嵌着したリング状の装着部61よりヒンジ62を介して前後揺動可能に突設した第2逆止弁体63を備えており、この第2逆止弁体63と補助シリンダ21の前壁20に開口した透孔23周縁部の第2逆止弁座27とで第2逆止弁V2を構成しており、第2逆止弁体63は、当初後面をピストン65の前面と当接した状態で第2逆止弁座27に圧接されている。
ピストン65は、補助シリンダ21内周に摺動可能に嵌合する環状の摺動部66を、板状の閉塞板67の周縁部に突設しており、本体カバーCとの間に介在させたコイルスプリングsにより常時前方へ付勢させている。
本体カバーCは、本体Bの上面、両側面、後面を被覆して本体Bに嵌着固定している。本体カバーCの後壁からは補助シリンダ21の外周位置に筒部70を突設している。筒部70の内面後部を補助シリンダ21の外周後端部分を液密に嵌着し、筒部70の先端部を縦筒17裏面より突設した支持筒28内に液密に嵌着させ、補助シリンダ21周囲に、圧力解除孔26を介して補助シリンダ21内と連通する横環状空間を形成している。この横環状空間は、縦筒17に形成した透孔29を介して、前記した小径筒部42後部の、肉厚部分42aから下部の肉薄部分42cにわたり画成した縦長空間と連通しており、従って、圧力解除孔26、前記横環状空間、透孔29、前記縦長空間を介して、補助シリンダ21内と容器体100内とを連通する液戻し流路Pcを形成している。この液戻し流路Pcは、ピストン65が押圧されて圧力解除孔26と補助シリンダ21内とが連通する位置まで後方へ押し込まれた際に、補助シリンダ21内の液が液戻し流路Pcを介して容器体100内に還流され、補助シリンダ21内が減圧される際に機能する。また、本体カバーCの後面には係止リブ71を突設しており、この係止リブ71とピストン65との間にコイルスプリングsを介在させて常時ピストン65を前方へ付勢させている。
連結部材Dは、射出流路Pbを画成する射出筒18の先端外周に装着筒部80を嵌合させて射出筒18の先端に嵌着しており、連結部材Dを介して射出筒18の先端にノズルEを連結している。装着筒部80先端に射出筒18先端面を被覆する基板81を備え、基板81に設けた透孔82を介して射出流路pb内とノズルE先端の噴出口とを連通している。また、装着筒部80の前部両側からはバネ板83を一体に垂設している。
ノズルEは、連結部材Dに回動可能に連結し、内部には連結部材Dとで構成した、ノズルEの回動位置により、液の噴出停止、霧状の噴出、液状の噴射の形態を、選択できる公知の切り替え機構を備えている。
プランジャFは、シリンダ筒30内周に摺動可能に嵌合させた摺動部90を、シリンダ筒30と筒状突部31との間を前後動可能な周壁部91の後端部より突設し、周壁部91の先端を柱状頭部92で閉塞して構成しており、摺動部90が第1通気孔34を閉塞する位置から後方への押し込みが可能に装着されている。
トリガーGは、前板の両側より一対の側板を延設し、前板と側板の下端には底板を延設しており、バネ板83垂設部分後方の連結部材Dの両側に、前板上方に突出した両側板の上端部をそれぞれ枢着して、前後揺動可能に装着されている。また、連結部材Dの左右より一体に垂設された一対のバネ板83の下端部を、トリガーGの両側面上部にそれぞれ連係させて常時前方へ付勢された状態で枢着されている。更に、プランジャFの先端部をトリガーGの上部に連係させて、トリガーGの引き込みによりプランジャFの押し込みが可能に、押し込んだ状態からバネ板83の弾性復元力で元の状態に復元するトリガーにより、プランジャFを元の状態に引き戻すよう構成されている。
上記した如く、第1実施例に於けるトリガー式液体噴出器1は、装着した容器体100内とパイプ50、第1逆止弁V1を介して下部縦流路Pa1とが連通し、下部縦流路Pa1と連通路51を介してシリンダ筒30内とが連通し、また、シリンダ筒30内と連絡流路24、第2逆止弁V2を介して補助シリンダ21内とが連通し、更に、補助シリンダ21内と透孔25を介して上部縦流路Pa2内とが連通し、また、上部縦流路Pa2内と射出筒18で画成される射出流路Pb内とが連通し、射出流路Pb内とノズルEの噴出口とが連通する如く構成されている。
上記の如く構成したトリガー式液体噴出器1は、図1の状態から(この場合には図3(a)に示す如く、ピストン65は最前部に位置し、ピストン65の前面と第2逆止弁体63とが圧接している。)トリガーGを後方へ引くことで、プランジャFを押し込み、シリンダ筒30内の液が連絡流路24を介して第2逆止弁V2を開き補助シリンダ21内に圧入される。次いで、補助シリンダ21内に圧入された加圧液は上部縦流路Pa2、射出流路PbよりノズルE内を介してノズルEの噴出口より噴出される。この際、補助シリンダ21内に圧入された液は全部が排出されずに、図3(b)に示す如く、ピストン65が後方位置のまま補助シリンダ21内に一部が残存する。
次いでトリガーGの引き込みをやめるとバネ板83の弾性復元力によりトリガーGが元の状態に戻されるとともに、プランジャFが引き出され、負圧化したシリンダ筒30内に第1逆止弁部V1を開いて容器体100内の液が導入される。その際、補助シリンダ21内のピストン65は前方付勢力で前進し補助シリンダ21内の液を加圧して上部縦流路Pa2、射出流路Pbを介してノズルEの噴出口より噴出される。従って、トリガーGを繰り返し引くことで、液の連続噴出が可能となる。
トリガーGの操作を連続して行なうことで、補助シリンダ21内への圧入液が増加して、図3(c)に示す如く、ピストン65の摺動部66が圧力解除孔26を開放する位置まで到達すると、液が液戻し流路Pcを介して容器体100内に還流され、補助シリンダ21内が減圧される。
尚、上記した如き液を噴出する具体例として、例えば、縦流路Paへ供給された液のうち約50%がノズルEから噴出され、残りの約50%が補助シリンダ21内に残存する如く設計することもできる。また、トリガーGを繰り返し作動させることで、補助シリンダ21内に液体を大量にためる如く設計することも可能である。
ノズル内に従来から使用している蓄圧弁を有する蓄圧機構を設けると、さらに液体の噴出圧力が安定化し、噴霧状態が良好となる。
1:トリガー式液体噴出器
A:装着キャップ
10…周壁、11…頂壁
B:本体
B1:本体部
15…連結筒部、16…頂板,17…縦筒、18…射出筒、19…シリンダ嵌合筒、
20…前壁、21…補助シリンダ、22…第2通気孔、23…透孔、24…連絡流路、
25…透孔、26…圧力解除孔、27…第2逆止弁座、28…支持筒、29…透孔
B2:シリンダ部材
30…シリンダ筒、31…筒状突部、32…連結筒部、33…環状の隙間、
34…第1通気孔
B3:インテイク
40…大径筒部、41…頂板、42…小径筒部、42a…肉厚部分、
42b…上部の肉薄部分、42c…下部の肉薄部分、43…フランジ、
44…蓋体、45…嵌合筒部、46…蓋板、48…第1逆止弁座、49…第1逆止弁体、50…吸上用のパイプ、51…連通路、52…第3通気孔
60:弁部材
61…装着部、62…ヒンジ、63…第2逆止弁体
65:ピストン
66…摺動部、67…閉塞板
C:本体カバー
70…筒部、71…係止リブ
D:連結部材
80…装着筒部、81…基板、82…透孔、83…バネ板
E:ノズル
F:プランジャ
90…摺動部、91…周壁部、92…柱状頭部
G:トリガー
V1:第1逆止弁
V2:第2逆止弁
Pa:縦流路
Pa1:下部縦流路
Pa2:上部縦流路
Pb:射出流路
Pc:液戻し流路
s:コイルスプレング
100:容器体
101…口頸部

Claims (3)

  1. 容器体(100)内とパイプ(50)を介して連通する縦流路(Pa)と、縦流路(Pa)と連通して前方へ突設したシリンダ筒(30)と、シリンダ筒(30)上方位置に於いて縦流路(Pa)と連通して前方へ延設した射出流路(Pb)とを備え、射出流路(Pb)を画成する射出筒(18)の先端にノズル(E)を装着し、射出筒(18)前部より揺動可能に垂設したトリガー(G)の操作により、容器体(100)内の液をシリンダ筒(30)内に吸い上げて、ノズル(E)の噴出口より噴出するトリガー式液体噴出器であって、前方付勢状態のピストン(65)を装着した補助シリンダ(21)を縦流路(Pa)後方に突設するとともに、縦流路(Pa)を下部縦流路(Pa1)及び上部縦流路(Pa2)に画成し、下部縦流路(Pa1)内とシリンダ筒(30)内とを連通するとともに、シリンダ筒(30)内と補助シリンダ(21)内とを連絡流路(24)を介して連通し、且つ、補助シリンダ(21)内と上部縦流路(Pa2)内とを連通し、下部縦流路(Pa1)内には上流から下流に一方的に連通する第1逆止弁(V1)を設けるとともに、連絡流路(24)に上流から下流に一方的に連通する第2逆止弁(V2)を設け、トリガー(G)の操作により、シリンダ筒(30)内の加圧液が連絡流路(24)から第2逆止弁(V2)を介し、ピストン(65)を押し込んで補助シリンダ(21)内に導入された後、上部縦流路(Pa2)、射出流路(Pb)を介してノズル(E)の噴出口より噴出し、トリガー(G)の操作後に補助シリンダ(21)内に残存する液がピストン(65)の加圧により上部縦流路(Pa2)、射出流路(Pb)を介してノズル(E)の噴出口より噴出可能に構成したことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  2. 補助シリンダ(21)に、ピストン(65)の後限位置を規定する圧力解除孔(26)を開口するとともに、圧力解除孔(26)から容器体(100)内に至る液戻し流路(Pc)を設けた請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 第2逆止弁(V2)が、補助シリンダ(21)の前壁20に開口した透孔(23)を、後面をピストン(65)の前面と当接した状態の第2逆止弁体(63)で開閉可能に閉塞し、第2逆止弁体(63)を、前後揺動可能に設けた揺動弁で構成した請求項1又は請求項2に記載のトリガー式液体噴出器。
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