JP2014160195A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Takashi Kihara
孝 木原
Kazuaki Hasegawa
和昭 長谷川
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Abstract

【課題】光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化すること。
【解決手段】レンズホルダ(7)のX軸方向における一方側の外周及びY軸方向における一方側の外周には、ヨーク(13)を挟んでそれぞれコイル(1401a、1401b)が固定されると共に、コイル(1401a、1401b)と対向して磁石(1101、1102)がそれぞれ配設され、磁石(1101、1102)を介して光軸方向に離間した状態でコイル(1201、1202)が対向配置されており、磁石(1101、1102)とコイル(1401a、1401b)とでレンズホルダ(7)を移動する第1移動機構を構成し、磁石(1101、1102)とコイル(1201、1202)とで支持部材(6)を移動する第2移動機構を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に携帯電話等に搭載される比較的小型のカメラにおける手ぶれ補正に好適なレンズ駆動装置に関する。
近年、カメラ付き携帯電話等に搭載されるレンズ駆動装置においては、カメラの高性能、高機能化の要求に伴い、オートフォーカス機能のみならず手ぶれ補正機能をも具備することが求められている。手ぶれ補正機能を有するレンズ駆動装置としては、例えば、フォーカスコイル及びこのフォーカスコイルの外側に配置された永久磁石を備えるオートフォーカス用レンズ駆動装置全体を揺動可能に支持するサスペンションワイヤと、オートフォーカス用レンズ駆動装置の永久磁石と対向して配置された手振れ補正用コイルとを有する手振れ補正装置によって手ぶれを補正する構成などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−65140号公報
しかしながら、上述したような構成においては、手振れ補正装置の筐体が矩形状を有し、その筐体に対応する四辺に永久磁石が配置されている。したがって、フォーカスコイルの外側に永久磁石を配置するスペースを確保しなければならず、光軸方向と直交する方向におけるレンズ駆動装置の寸法の小型化が困難であるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズ体を保持可能なレンズホルダ及び前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させる第1移動機構を有する保持体と、前記保持体を光軸方向と直交し、かつ互いに直交する第1方向及び第2方向に移動させる第2移動機構とを具備し、前記第1移動機構は、前記レンズホルダの周囲に配置された第1コイル及び磁石を備えて構成されるレンズ駆動装置において、前記レンズホルダの前記第1方向における一方側の外周及び前記第2方向における一方側の外周には、前記レンズホルダに設けられたヨークを挟んでそれぞれ前記第1コイルが固定されると共に、前記第1コイルと対向して前記磁石がそれぞれ配設され、前記磁石を介して光軸方向に離間した状態で第2コイルが対向配置されており、前記磁石と前記第2コイルが前記第2移動機構を構成していることを特徴とする。
上記レンズ駆動装置によれば、第1移動機構及び第2移動機構で磁石が兼用されると共に、これらの磁石がレンズホルダの第1方向及び第2方向の一方側の外周に配置されることから、レンズホルダを挟んで磁石が配置される場合のように、レンズホルダの両側に磁石を配置するスペースを確保する必要がない。これにより、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
上記レンズ駆動装置においては、前記第1コイルに通電していない初期状態において、前記磁石と前記ヨークとの間に作用する磁力によって前記レンズホルダが光軸方向における中立位置に保持されることが好ましい。この場合には、初期状態で磁石とヨークとの間に作用する磁力によってレンズホルダが光軸方向における中立位置に保持されることから、レンズホルダを光軸方向の一方側又は他方側の限界位置まで移動させる際の移動距離を短縮できるので、レンズホルダを移動させる際に必要となる電流量を低減することが可能となる。また、初期状態で磁石とヨークとの間に作用する磁力によってレンズホルダが光軸方向における中立位置に保持されることから、レンズホルダを中立位置に復帰するための特別な構成を必要としないので、装置本体を構成する部品点数を抑制することが可能となる。
特に、上記レンズ駆動装置においては、光軸方向における前記ヨークの寸法が対応する前記磁石の光軸方向における寸法以下の寸法に構成されていることが好ましい。この場合には、ヨークを基準にレンズホルダの位置決めを行うことにより、磁石から発生する磁界のうち、相対的に強い磁力が及ぶ範囲にヨークを配置できるので、高い精度でレンズホルダを光軸方向における中立位置に配置することが可能となる。
例えば、上記レンズ駆動装置において、前記保持体は、前記磁石が設けられる支持部材を有し、前記レンズホルダと前記支持部材との間にはボールが配設されており、前記磁力によって、前記ボールが前記レンズホルダと前記支持部材との間に挟持されると共に、前記レンズホルダが前記支持部材に対して光軸方向に移動可能に構成される。この場合には、支持部材との間に配設されたボールと接触した状態でレンズホルダが支持部材に対して光軸方向に移動可能に構成されることから、レンズホルダが光軸方向に移動する際の摩擦を低減できるので、レンズホルダを円滑に移動させることが可能となる。
特に、上記レンズ駆動装置において、前記ボールは、前記レンズホルダの中央部を挟むように、当該レンズホルダの周方向に離間した2箇所に配設されることが好ましい。この場合には、レンズホルダの中央部を挟んで離間した2箇所にボールが配設されることから、支持部材に対してレンズホルダを、その中央部を挟んで大きく離間した2箇所で支持できるので、安定性を確保しながらレンズホルダを光軸方向に移動させることが可能となる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記支持部材は、上面視にて矩形状を有し、前記ボールは、前記支持部材の対角に対応する位置に配設されることが好ましい。この場合には、支持部材の対角に対応する位置にボールが配設されることから、デッドスペースとなり易い支持部材の隅部周辺を有効活用できるので、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
また、上記レンズ駆動装置においては、前記ヨークが単一の部材で構成され、前記ヨークが前記レンズホルダに取り付けられると共に、当該ヨークにそれぞれの前記第1コイルの一端が接続されることが好ましい。この場合には、レンズホルダに取り付けられるヨークが単一の部材で構成されると共に、それぞれの第1コイルの一端がヨークに接続されることから、双方の第1コイルに対する電力供給経路としてヨークを利用でき、簡単な構成で第1コイルに電力供給を行うことが可能となる。
また、上記レンズ駆動装置においては、前記保持体を移動可能に支持するサスペンションワイヤを備え、前記サスペンションワイヤは、導電性を有する金属材料で構成されると共に、当該サスペンションワイヤの一端が、前記支持部材に固定される導電性材料からなる金属部材を介して前記支持部材に接続される。この場合には、サスペンションワイヤ及びこれが接続される金属部材が導電性材料で構成されることから、これらを電力供給経路として利用できるので、特別な構成を必要とすることなく第1コイル等への電力供給を行うことが可能となる。
また、上記レンズ駆動装置において、前記支持部材には、非磁性の金属板材が埋設されており、前記保持体を前記第1方向に移動させるための1組の磁石が前記金属板材を挟んで光軸方向に並べて配設されると共に、前記保持体を前記第2方向に移動させるための他の1組の磁石が前記金属板材を挟んで光軸方向に並べて配設される。この場合には、保持体を第1方向、第2方向に移動させるためにそれぞれ1組の磁石が支持部材に設けられることから、保持体を移動させる磁力を確保でき、円滑に保持体を第1方向、第2方向に移動させることが可能となる。また、金属板材が埋設されて支持部材が構成されることから、支持部材に2組の磁石を保持するための強度を持たせると共に、支持部材の設計の自由度を確保できる。これにより、例えば、サスペンションワイヤの一端が支持部材に接続される場合においても、支持部材の寸法が大きくなるのを回避しながら、その接続部分を形成することが可能となる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記第1コイルは、光軸方向に沿って延在する平板状に束ねられることが好ましい。この場合には、光軸方向に沿って延在する平板状に第1コイルが束ねられることから、第1コイルにおける光軸方向の直交する方向の寸法を低減できるので、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
本発明によれば、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有する支持部材周辺の拡大図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有するレンズホルダ周辺の拡大図である。 上記レンズ駆動装置を組み立てた状態を上方側から示した斜視図である。 図4に示すレンズ駆動装置から上側ケースを取り除いた場合の斜視図である。 上記レンズ駆動装置を組み立てた状態を下方側から示した斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置が有するヨークを通過する断面図である。 図4に示すレンズ駆動装置のA−A線矢視断面図である。 図4に示すレンズ駆動装置のB−B線矢視断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有する支持部材6周辺の拡大図である。図3は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有するレンズホルダ7周辺の拡大図である。なお、図1においては、レンズホルダ7の一部を簡略化している。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置1は、図示しないレンズ体を保持可能なレンズホルダ7を光軸方向(図1に示すZ方向)に移動させることで、カメラのピントを合わせるオートフォーカス機能を備える。また、レンズ駆動装置1は、レンズホルダ7の外周側に設けられた支持部材6を光軸方向と直交し、かつ互いに直交する方向(図1に示すX軸、Y軸方向)に移動(微小移動)させることで、撮影光軸を一定に保つ手ぶれ補正機能を備える。
図1に示すように、レンズ駆動装置1は、装置本体の筐体の一部を構成する下側ケース2と、この下側ケース2の上面に重ねて配置される下側FPC(フレキシブルプリント基板)3と、この下側FPC3にサスペンションワイヤ4及び金属部材5を介して支持される支持部材6とを備える。また、レンズ駆動装置1は、図示しないレンズ体を保持するレンズホルダ7と、装置本体の筐体の一部を構成する上側ケース8と、この上側ケース8の天井面に重ねて配置される上側FPC9とを備える。
下側ケース2は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、概して平板形状を有している。下側ケース2は、矩形状を有しており、その四隅部には、サスペンションワイヤ4を下側FPC3に固定するための4つの固定孔201a〜201dが形成されている。また、これらの固定孔201a〜201dの内側には、円形状の開口部202が形成されている。この開口部202は、レンズ駆動装置1が実装される基板上の撮像素子を収容する。開口部202は、固定孔201d側に偏って形成されている。開口部202の外側であって、固定孔201aと固定孔201bとの間の辺及び固定孔201bと固定孔201cとの間の辺の外縁部との間には、一対の貫通部203a、203bが設けられている。これらの貫通部203a、203bは、後述する磁気検出素子1001a、1001bを収容可能な寸法に設けられている。
下側FPC3は、下側ケース2の上面に重ねられる矩形状部301と、この矩形状部301の一辺から外側に延出して設けられた延出部302とを有している。矩形状部301の四隅部には、サスペンションワイヤ4を貫通するための4つの貫通孔301a〜301dが形成されている。また、矩形状部301には、下側ケース2の開口部202に対応する位置に開口部303が形成されている。延出部302には、引き回しパターンと導通する図示しない外部接続端子が設けられる。延出部302の基端部周辺には、スリット304が形成されている。このスリット304は、後述する上側FPC9の連結部901の先端が挿通され、下側FPC3の引き回しパターンと上側FPC9の引き回しパターンとを電気的に接続するために設けられている。なお、下側FPC3は、下側ケース22の上面に、両面テープや接着剤等により固定されている。
下側FPC3の下面の所定位置には、一対の磁気検出素子1001a、1001bが実装される。これらの磁気検出素子1001a、1001bは、下側FPC3が下側ケース2に重ねられた場合に、貫通部203a、203bに収容される位置に配置される。例えば、これらの磁気検出素子1001a、1001bは、ホール素子で構成される。詳細について後述するように、これらの磁気検出素子1001a、1001bは、支持部材6における図1に示すX軸方向、Y軸方向の移動に伴う磁場の強度の変化を検出する。なお、図1に示すX軸方向、Y軸方向は、それぞれ第1方向、第2方向を構成する。
サスペンションワイヤ4は、弾性を有すると共に導電性を有する金属材料からなり、4本のサスペンションワイヤ401a〜401dから構成される。一端部(下端部)が貫通孔301a〜301dを貫通して、下側FPC3の下面(引き回しパターン)に半田付けされる。一方、サスペンションワイヤ4の他端部(上端部)は、後述する貫通孔501a、502a、503a、503bを貫通して金属板材501〜503の上面に半田付けされる。
金属部材5は、リン青銅などの導電性を有する金属板材に打ち抜き加工を施して形成される。金属部材5は、3つの金属板材501〜503から構成される。金属板材501、502には、それぞれサスペンションワイヤ401a、401bの上端部が貫通する貫通孔501a、502aが形成されている。また、金属板材503には、サスペンションワイヤ401c、401dの上端部が貫通する貫通孔503a、503bが形成されている。また、金属板材501〜503には、これらを支持部材6の上面に固定するための開口部が形成されている。
支持部材6は、例えば、絶縁性の樹脂材料で構成される本体部601に対して、非磁性材料からなる金属板材602を埋設して構成される。支持部材6は、本体部601及び金属板材602により、上面視にて概して矩形状を有する。本体部601は、上面視にて隣接する2辺に対応して設けられる側壁部603と、この側壁部603の隣接する2辺が交差する角部の対角に配置される保持部604とを有する。なお、図1に示す支持部材6においては、金属板材501〜503を固定するための部分が熱変形された状態について示している。図2においても同様である。
本体部601を構成する側壁部603の内壁には、円弧面603aが設けられている。また、側壁部603の両端部周辺には、図2に示すように、後述するレンズホルダ7の係止片703、704及びボール1501、1502を収容する収容部605a、605bが設けられている(図7参照)。これらの収容部605a、605bは、側壁部603の端部にて支持部材6の内側に突出して設けられた突出片603bと、この突出片603bから離間する位置で支持部材6の内側に突出して設けられた突出片603cとで形成される空間で構成される。
本体部601に埋設される金属板材602は、支持部材6の光軸方向(図1に示すZ軸方向)の中央近傍に配置されている。より具体的には、金属板材602は、側壁部603の両端部と保持部604とを連結するように配置されている。例えば、金属板材602は、インサート成形により本体部601に埋設される。金属板材602は、概してL字形状に構成され、その屈曲部分を保持部604により保持されることが好ましい。
なお、ここでは、単一の部材で金属板材602を構成する場合について説明しているが、一対の直線形状を有する部材で金属板材602を構成することも可能である。詳細について後述するように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1において、支持部材6には磁石1101、1102が固定されるため、一定以上の強度を確保すべく金属板材602を埋設している。しかしながら、一定以上の強度を確保できれば、支持部材6を樹脂材料により一体成形することも可能である。
なお、金属板材602は、図1に示すように、支持部材6から2箇所にて露出する。以下においては、説明の便宜上、支持部材6から露出する一方を金属部材602aと呼び、他方を金属部材602bと呼ぶものとする。金属部材602aの上面及び下面には、一対の磁石1101(1101a、1101b)が固定され、金属部材602bの上面及び下面には、一対の磁石1102(1102a、1102b)が固定される(図2参照)。なお、一対の磁石1101は、支持部材6をX軸方向(第1方向)に移動させるための1組の磁石を構成し、一対の磁石1102は、支持部材6をY軸方向(第2方向)に移動させるための他の1組の磁石を構成する。
これらの磁石1101、1102は、概して角柱形状を有している。磁石1101a、1102aの下面が、それぞれ金属部材602a、602bの上面に固定される。一方、磁石1101b、1102bの上面が、それぞれ金属部材602a、602bの下面に固定される。これらの磁石1101、1102は、例えば、接着剤等によりそれぞれ金属部材602a、602bに接着される。
これらの磁石1101、1102にそれぞれ対向してコイル1201、1202が配置されている。これらのコイル1201、1202は、第2コイルを構成するものであり、光軸方向(図1に示すZ軸方向)と直交する方向に沿って延在する平板状に束ねられている。これらのコイル1201、1202の外形は、上面視にて、概して長方形状を含んでおり、長辺に対応する部分が磁石1101、1102の表面(上面、下面)と同等の形状に構成されている。また、それぞれコイル1201、1202の中央部は、空芯状態となっている。なお、これらの磁石1101、1102と、コイル1201、1202とで保持体を構成する支持部材6及びレンズホルダ7を移動させる第2移動機構が構成される。
コイル1201は、一対のコイル1201a、1201bで構成される。コイル1201aは、その両端が上側FPC9の下面に半田付けされ、その下面が磁石1101aの上面に対向して配置されている。一方、コイル1201bは、その両端が下側FPC3の上面に半田付けされ、その上面が磁石1101bの下面に対向して配置されている。同様に、コイル1202は、一対のコイル1202a、1202bで構成される。コイル1202aは、その両端が上側FPC9の下面に半田付けされ、その下面が磁石1102aの上面に対向して配置されている。一方、コイル1202bは、その両端が下側FPC3の上面に半田付けされ、その上面が磁石1102bの下面に対向して配置される。なお、コイル1201a、1202aは、上側FPC9の下面に、コイル1201b、1202bは、下側FPC3の上面に、それぞれ接着剤等によって固定されている。
レンズホルダ7は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、概して円筒形状に設けられている。レンズホルダ7の内周面には、ねじ溝が設けられており(図3参照)、図示しないレンズ体を光軸方向に調整可能に固定できる。レンズホルダ7の外周面には、レンズホルダ7の径方向外側に突出する一対の突出面部701、702が設けられている。これらの突出面部701、702は、互いに直交する方向に突出して設けられている。具体的には、突出面部701が図1に示すX軸方向に突出し、突出面部702が図1に示すY軸方向に突出して設けられている。
突出面部701には、後述するコイル1401aを保持するための一対の保持片701a、701bが設けられている。これらの保持片701a、701bは、図1に示すY軸方向に一定距離だけ離間して配置されている。同様に、突出面部702には、後述するコイル1401bを保持するための一対の保持片702a、702bが設けられている。これらの保持片702a、702bは、図1に示すX軸方向に一定距離だけ離間して配置されている。
これらの突出面部701、702の外周には、ヨーク13及び一対のコイル1401(1401a、1401b)が取り付けられる。ヨーク13は、磁性を有する金属板材に打ち抜き加工及び曲げ加工を施して形成される。ヨーク13は、2箇所で屈曲した形状を有し、突出面部701、702の外周に沿うように配置される。ヨーク13には、突出面部701、702の保持片701a、701b及び保持片702a、702bを貫通させるための開口部が設けられている。これらの開口部を保持片701a、701b及び保持片702a、702bが貫通した状態で、ヨーク13は、レンズホルダ7の外周面に固定される。例えば、ヨーク13は、接着剤等により固定される。
コイル1401a、1401bは、第1コイルを構成するものであり、光軸方向(図1に示すZ軸方向)に沿って延在する平板状に束ねられている。これらのコイル1401a、1401bの中央部は、空芯状態となっている。ヨーク13を介して突出する保持片701a、701b及び保持片702a、702bは、図3に示すように、これらの空芯状態となる一部に収容される。コイル1401a、1401bは、空芯状態となる一部で保持片701a、701b及び保持片702a、702bを収容した状態で突出面部701、702の一部に固定される。例えば、コイル1401a、1401bは、接着剤等により固定される。これらのコイル1401a、1401bの一端は、ヨーク13の一部に接続され、他端は、支持部材6に固定された金属部材5の一部に半田付けされる(図3、図5参照)。なお、これらのコイル1401a、1401bと、ヨーク13と、上述した磁石1101、1102とでレンズホルダ7を光軸方向に移動させる第1移動機構が構成される。また、この第1移動機構と、レンズホルダ7及び支持部材6とを含む構成部材で保持体が構成される。
また、突出面部701、702の外側であって、レンズホルダ7の外周面には、一対の係止片703、704が設けられている。係止片703は、突出面部701を挟んで突出面部702の反対側の位置に配置されている。一方、係止片704は、突出面部702を挟んで突出面部701の反対側の位置に配置されている。係止片703の先端には、保持片701a、701bと同一方向(図1に示すX軸方向)に突出する突出部703aが設けられている。一方、係止片704の先端には、保持片702a、702bと同一方向(図1に示すY軸方向)に突出する突出部704aが設けられている。
これらの係止片703、704は、ボール1501、1502と共に、支持部材6の収容部605a、605bに収容される。ボール1501、1502は、球形状をなした球体であり、それぞれ非磁性の金属材料で構成される。本実施の形態では、ボール1501、1502として、それぞれ複数(より具体的には、3つ)のボールを備える場合について説明するが、その数量についてはこれに限定されない。詳細について後述するように、これらのボール1501、1502は、支持部材6に押し付けられたレンズホルダ7を光軸方向(図1に示すZ軸方向)に円滑に移動させる役割を果たす。
上側ケース8は、例えば、非磁性材料を機械加工して構成され、図1に示す下方側に開口した箱状に設けられている。上側ケース8は、上面視にて概して矩形状に設けられる上面部801と、この上面部801の側縁部から垂下して設けられる側面部802とを有する。上面部801の中央には、円形状の開口部801aが設けられている。側面部802を構成する側面部802aの中央には、後述する上側FPC9の連結部901を収容する膨出部802bが設けられている。また、側面部802aの下端部は、他の側面部802の下端部よりも短く設けられており、レンズ駆動装置1が組み立てられた状態において、下側FPC3の延出部302を外部に露出可能に構成されている。
上側FPC9は、上側ケース8の上面部801の下面(天井面)に固定される。例えば、上側FPC9は、上側ケース8の天井面に両面テープや接着剤等により接着される。上側FPC9は、上側ケース8の天井面のうち、隣接する一対の辺に対応する形状を有している。上側ケース8の側面部802aに対応する上側FPC9の側縁部に垂下して連結部901が設けられている。この連結部901の先端は、下側FPC3のスリット304に挿通される。連結部901の表面に設けられた引き回しパターンにより、上側FPC9の引き回しパターンと下側FPC3の引き回しパターンとが電気的に接続される。
次に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を組み立てた状態について説明する。図4は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を組み立てた状態を上方側から示した斜視図である。図5は、図4に示すレンズ駆動装置1から上側ケース8を取り除いた場合の斜視図である。図6は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を組み立てた状態を下方側から示した斜視図である。なお、図4〜図6においては、レンズホルダ7及び支持部材6が移動していない初期状態におけるレンズ駆動装置1を示している。また、説明の便宜上、図5においては、上側FPC9を省略し、図6においては、下側ケース2、下側FPC3及びサスペンションワイヤ4を省略している。
図4に示すように、レンズ駆動装置1は、組み立てられた状態において、下側ケース2と上側ケース8とで形成される内部空間に支持部材6やレンズホルダ7を含む構成部品が収容された状態となっている。図示しないレンズ体は、上側ケース8の上面部801に形成された開口部801aを介してレンズホルダ7にねじ込むことで組み付けられ、レンズホルダ7と一体的に移動可能に構成される。また、上側ケース8の側面部802aの下方側からは、下側FPC3の延出部302が露出している。
レンズ駆動装置1の内部においては、図5に示すように、下側ケース2の上面に下側FPC3が重ねられ、サスペンションワイヤ4により支持部材6が上側FPC9及び下側FPC3に固定されたコイル1201、1202から離間した状態で支持されている。この場合において、サスペンションワイヤ401a〜401dは、その下端部が下側FPC3の下面に半田付けされ、貫通孔301a〜301dを貫通して上方側に延出している。一方、サスペンションワイヤ401a〜401dの上端部は、支持部材6の本体部601(側壁部603及び保持部604)の上面に熱かしめ等により固定された金属板材501〜503の上面に半田付けされている。すなわち、支持部材6は、サスペンションワイヤ4及び金属部材5を介して吊り上げられた状態となっている。
また、支持部材6の金属板材602に固定された磁石1101、1102は、これらの上面及び下面がコイル1201、1202の表面に接触することなく対向して配置されている。レンズホルダ7は、支持部材6の内側に配置されており、後述する磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力により所定位置(支持部材6における光軸方向の中立位置)に配置されている。
一方、下側FPC3の下面においては、図6に示すように、磁石1101b、1102bの下面に対応する位置に磁気検出素子1001a、1001bが実装されている。これらの磁気検出素子1001a、1001bは、初期状態において、磁石1101b、1102bの長手方向の中央近傍の位置に配置されている。これらの磁気検出素子1001a、1001bは、それぞれ支持部材6における図6に示すX軸、Y軸方向の移動に伴う磁場の強度の変化を検出する。磁気検出素子1001a、1001bにより検出された信号は、下側FPC3の引き回しパターンを介して、レンズ駆動装置1が搭載される携帯電話装置等の制御部に出力される。
以下、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の構成部材の位置関係について図7〜図9を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有するヨーク13を通過する断面図である。図8は、図4に示すレンズ駆動装置1のA−A線矢視断面図である。図9は、図4に示すレンズ駆動装置1のB−B線矢視断面図である。なお、図7〜図9においても、初期状態におけるレンズ駆動装置1を示している。また、図8及び図9においては、説明の便宜上、磁石1101、1102の着磁状態を示している。
図7に示すように、コイル1401a、1401bは、レンズホルダ7の図7に示すX軸、Y軸方向における一方側の外周にヨーク13を挟んで設けられている。そして、これらのコイル1401a、1401bに離間した状態でそれぞれ磁石1101、1102が対向して設けられている。また、図8、図9に示すように、磁石1101を介して光軸方向に離間した状態で一対のコイル1201a、1201bが対向配置されると共に、磁石1102を介して光軸方向に離間した状態で一対のコイル1202a、1202bが対向配置されている。
レンズ駆動装置1においては、レンズホルダ7を移動させる磁力を供給すると共に、支持部材6を移動させる磁力を供給する磁石1101、1102が兼用されると共に、これらの磁石1101、1102がレンズホルダ7の図7に示すX軸方向、Y軸方向の一方側の外周に配置されることから、レンズホルダ7を挟んで一対の磁石が配置される場合のように、一対の磁石を配置するスペースを確保する必要がなく、X軸方向、Y軸方向における装置本体の寸法を小型化できるものとなっている。
磁石1101、1102、ヨーク13及びコイル1401a、1401bの位置関係についてより具体的に説明する。図7〜図9に示すように、コイル1401a、1401bは、それぞれ磁石1101、1102の内面と対向して配置されている。上述したように、コイル1401a、1401bは、光軸方向(図1に示すZ軸方向)に沿って延在する平板状に束ねられており、その一面(外側の面)が磁石1101、1102と対向し、その他面(内側の面)がヨーク13と対向した状態となっている。このようにコイル1401a、1401bを、光軸方向に沿って延在する平板状に束ねていることから、コイル1401a、1401bにおける光軸方向の直交する方向の寸法を低減できるので、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法の小型化が実現される。
ヨーク13は、これらのコイル1401a、1401bの内側に配置されている。光軸方向(図8、図9に示すZ軸方向)におけるヨーク13の寸法は、コイル1401a、1401bを挟んでそれぞれ対向する磁石1101、1102の同方向の寸法よりも短く構成されている。ヨーク13は、磁性を有する金属板材で構成されることから、磁石1101、1102からの磁力によって引き付けられる。このため、ヨーク13が固定されたレンズホルダ7も磁石1101、1102側に引き付けられた状態となっている。この場合、レンズホルダ7は、支持部材6の保持部604側に引き付けられている。また、コイル1401a、1401bに通電していない初期状態において、レンズホルダ7は、磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力により、支持部材6における光軸方向の中立位置に配置される。
支持部材6の収容部605aには、図7に示すように、レンズホルダ7の係止片703及びボール1501が収容されている。上述したように、レンズホルダ7は、磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力によって、支持部材6の保持部604側に引き付けられている。このため、ボール1501は、係止片703及び突出部703aの内壁面と、これに対向する収容部605aの内壁面との間に挟持される。同様に、収容部605bには、レンズホルダ7の係止片704及びボール1502が収容されている。ボール1502は、係止片704及び突出部704aの内壁面と、これに対向する収容部605bの内壁面との間に挟持されている。図7に示すように、ボール1501、1502は、レンズホルダ7の中央部を挟むように、このレンズホルダ7の周方向に離間した2箇所に配設されている。また、ボール1501とボール1502の中心同士を通る平面で区画される一方の領域に磁石1101と磁石1102の双方が配置されている。これにより、ボール1501、1502は、磁石1101、1102の磁力を受けて、安定した状態でレンズホルダ7と支持部材6との間に保持されるものとなる。
なお、磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力は、レンズホルダ7が光軸方向(図7に示すZ軸方向)に移動可能な程度に設定されている。このため、ボール1501、1502は、レンズホルダ7(より具体的には、係止片703、704)の内壁面と、これに対向する収容部605の内壁面との間で転動可能に挟持される。すなわち、収容部605a、605bに収容されたボール1501、1502は、レンズホルダ7における光軸方向の移動を許容しながら、支持部材6とレンズホルダ7との間に保持された状態となっている。
支持部材6の金属板材602(602a、602b)に固定された磁石1101、1102は、図8、図9に示すように、上側FPC9、下側FPC3に固定されたコイル1201、1202に対向して配置されている。下側FPC3の下面に実装される磁気検出素子1001aは、それぞれ磁石1101、コイル1201の中央部に対応する位置に配置されている(図9参照)。同様に、下側FPC3の下面に実装される磁気検出素子1001bは、それぞれ磁石1102、コイル1202の中央部に対応する位置に配置されている(図8参照)。
なお、磁石1101、1102においては、レンズホルダ7の径方向に沿って異なる磁極が配置されている。また、磁石1101においては、上方側に配置される一方の磁石1101aの磁極と、下方側に配置される他方の磁石1101bの磁極とが異なる磁極に構成されている。例えば、磁石1101aの外側部分がS極に着磁される一方、内側部分がN極に着磁されている。磁石1101bの外側部分がN極に着磁される一方、内側部分がS極に着磁されている。同様に、磁石1102においては、上方側に配置される一方の磁石1102aの磁極と、下方側に配置される他方の磁石1102bの磁極とが異なる磁極に構成されている。例えば、磁石1102aの外側部分がS極に着磁される一方、内側部分がN極に着磁されている。磁石1102bの外側部分がN極に着磁される一方、内側部分がS極に着磁されている。
次に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の動作について説明する。まず、磁石1101、1102により、レンズ駆動装置1の筐体内部に発生する磁界について説明する。レンズ駆動装置1の筐体内部においては、図8、図9に示すように、磁石1101、1102の周辺に磁界が発生している。
磁石1101、1102の上方側に発生する磁界においては、磁石1101、1102の内側から外側に向かって進む磁力線が発生している。一方、磁石1101、1102の下方側に発生する磁界においては、磁石1101、1102の外側から内側に向かって進む磁力線が発生している。コイル1201、1202は、これらの磁界を構成する磁力線の経路上に配置されている。また、磁気検出素子1001a、1001bは、磁石1101、1102の下方側に発生する磁界を構成する磁力線の経路上に配置されている。
また、磁石1101、1102の内側(レンズホルダ7側)に発生する磁界においては、上方側に配置される磁石1101a、1102aから下方側に配置される磁石1101b、1102bに向かって進む磁力線が発生している。一方、磁石1101、1102の外側に発生する磁界においては、下方側に配置される磁石1101b、1102bから上方側に配置される磁石1101a、1102aに向かって進む磁力線が発生している。
コイル1401a、1401bは、磁石1101、1102の内側に発生する磁界を構成する磁力線の経路上に配置されている。特に、磁石1101、1102の内側に発生する磁界を構成する磁力線の経路は、レンズホルダ7の外周に固定されたヨーク13により制御される。上方側に配置される磁石1101a、1102a、下方側に配置される磁石1101b、1102b及びヨーク13からなる磁気回路においては、コイル1401a、1401bと交差する磁力線が増加するように構成されている。
このように磁界が発生する状況下において、コイル1401a、1401bに電流が流れると、これらのコイル1401a、1401bには推力(ローレンツ力)が発生する。このように発生する推力により、レンズホルダ7は、光軸方向(図7〜図9に示すZ軸方向)に移動する。
例えば、コイル1401a、1401bの上方側部分に図8、図9に示す紙面奥から手前方向(図8においてはX軸正方向、図9においてはY軸負方向)の電流を流すと、コイル1401a、1401bにはZ軸正方向(上方向)の推力が発生する。逆に、コイル1401a、1401bの上方側部分に紙面手前から奥方向(図8においてはX軸負方向、図9においてはY軸正方向)の電流を流すと、コイル1401a、1401bにはZ軸負方向(下方向)の推力が発生する。この場合において、磁石1101、1102は、支持部材6に固定されていることから、これらの推力に応じてレンズホルダ7が光軸方向に移動する。
レンズ駆動装置1においては、例えば、レンズ駆動装置1を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じてコイル1401a、1401bに通電する電流量や向きを制御することによって推力を制御し、コイル1401a、1401bを上下移動してその位置決めを行う。これにより、コイル1401a、1401bが固定されるレンズホルダ7の位置決めを行うと共に、レンズホルダ7に組みつけられたレンズ体の位置決めを行うことが可能となる。なお、コイル1401a、1401bへの通電を停止すると、レンズホルダ7は、磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力により中立位置(初期位置)に復帰する。
このようにレンズホルダ7が光軸方向に移動する際、支持部材6との間に配設されたボール1501、1502と接触した状態でレンズホルダ7が移動する。これにより、レンズホルダ7が光軸方向に移動する際の摩擦を低減できるので、レンズホルダ7を円滑に移動させることが可能となる。特に、ボール1501、1502は、上面視にて、レンズホルダ7の中央部を挟んで離間した2箇所に配設されているので、支持部材6に対して、レンズホルダ7を大きく離間した2箇所で支持することができることから、レンズホルダ7を安定して光軸方向に移動させることが可能となる。また、支持部材6は、上面視にて矩形状を有し、これらのボール1501、1502は、支持部材6の対角に対応する位置に配設されていることから、デッドスペースとなり易い支持部材6の隅部周辺を有効活用できるので、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
また、レンズ駆動装置1においては、レンズホルダ7を光軸方向に移動する移動機構を構成するコイル1401a、1401b及びヨーク13がレンズホルダ7に取り付けられ、同移動機構を構成する磁石1101、1102が支持部材6に取り付けられている。このため、これらの磁石1101、1102がレンズホルダ7に取り付けられる場合と比べてレンズホルダ7を軽量化でき、レンズホルダ7を円滑に移動させることが可能となる。
特に、レンズ駆動装置1においては、ヨーク13が導電性を有する単一の部材で構成され、このヨーク13がレンズホルダ7に取り付けられると共に、ヨーク13にコイル1401a、1401bの一端が接続されている。これにより、コイル1401a、1401bに対する電力供給経路としてヨーク13を利用できるので、簡単な構成でコイル1401a、1401bに電力供給を行うことが可能となる。
なお、上述のように、コイル1401a、1401bの他端は、支持部材6に固定された金属部材5に接続されている。これらのコイル1401a、1401bに対する電流は、下側FPC3に半田付けされたサスペンションワイヤ4、金属部材5を介して供給される。このようにレンズ駆動装置1においては、これらのサスペンションワイヤ4及び金属部材5をコイル1401a、1401bに対する電力供給経路として利用するので、特別な構成を有することなく簡単な構成でコイル1401a、1401bに対して電力供給を行うことが可能となる。
一方、上述のように磁界が発生する状況下において、コイル1201、1202に電流が流れると、これらのコイル1201、1202には推力(ローレンツ力)が発生する。このように発生する推力により、支持部材6は、サスペンションワイヤ4の揺動に伴って図8、図9に示すX軸方向及びY軸方向に移動する。
例えば、コイル1202a、1202bの内側部分に図8に示すX軸負方向(紙面手前から奥方向)の電流を流すと、コイル1202a、1202bにはY軸負方向(図8に示す右方向)の推力が発生する。逆に、コイル1202a、1202bの内側部分に図8に示すX軸正方向(紙面奥から手前方向)の電流を流すと、コイル1202a、1202bにはY軸正方向(図8に示す左方向)の推力が発生する。図9に示すコイル1201a、1201bについても同様である。この場合において、コイル1201、1202は、下側FPC3、上側FPC9に固定されていることから、これらの推力に応じて支持部材6が光軸方向と直交する方向に移動する。
レンズ駆動装置1においては、例えば、レンズ駆動装置1を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じてコイル1201、1202に通電する電流量や向きを制御することによって推力を制御し、磁石1101、1102を光軸方向と直交する方向に移動してその位置決めを行う。これにより、磁石1101、1102が固定される支持部材6の位置決めを行うと共に、この支持部材6に支持されるレンズホルダ7の位置決めを行うことが可能となる。なお、コイル1201、1202への通電を停止すると、支持部材6は、サスペンションワイヤ4の弾性力により初期位置に復帰する。
以上説明したように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、レンズホルダ7を移動させる磁力を供給すると共に、支持部材6を移動させる磁力を供給する磁石1101、1102が兼用されると共に、これらの磁石1101、1102がレンズホルダ7の光軸方向と直交する方向(図8、図9に示すX軸方向及びY軸方向)の一方側の外周に配置されることから、レンズホルダ7を挟んで一対の磁石が配置される場合のように、レンズホルダ7の両側に一対の磁石を配置するスペースを確保する必要がない。これにより、光軸方向と直交する方向における装置本体の寸法を小型化することが可能となる。
また、レンズ駆動装置1においては、初期状態で磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力によってレンズホルダ7が支持部材6における光軸方向の中立位置に保持される。これにより、レンズホルダ7を光軸方向の一方側(上方側)又は他方側(下方側)の限界位置まで移動させる際の移動距離を短縮できるので、レンズホルダ7を移動させる際に必要となる電流量を低減することが可能となる。
さらに、レンズ駆動装置1においては、初期状態で磁石1101、1102とヨーク13との間に作用する磁力によってレンズホルダ7が支持部材6における光軸方向の中立位置に保持されることから、レンズホルダ7を中立位置に復帰するための特別な構成を必要としないので、装置本体を構成する部品点数を抑制することが可能となる。しかも、光軸方向におけるヨーク13の寸法が磁石1101、1102の寸法より短く構成されていることから、磁石1101、1102から発生する磁界のうち、相対的に強い磁力が及ぶ範囲にヨーク13を配置できるので、高い精度でレンズホルダ7を保持体における光軸方向の中立位置に配置することが可能となる。
さらに、レンズ駆動装置1において、支持部材6には、金属板材602が埋設されており、支持部材6を光軸方向と直交する方向に移動させるための2組の磁石1101、1102が金属板材602を挟んで光軸方向に並べて配設されている。これにより、支持部材6を移動させる磁力を確保でき、円滑に支持部材6を光軸方向と直交する方向に移動させることが可能となる。しかも、金属板材602が埋設されて支持部材6が構成されることから、支持部材6に2組の磁石1101、1102を保持するための強度を持たせると共に、支持部材6の設計の自由度を確保できる。これにより、例えば、サスペンションワイヤ4の一端が支持部材6に接続される場合においても、支持部材6の寸法が大きくなるのを回避しながら、その接続部分を形成することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
例えば、上記実施の形態においては、光軸方向におけるヨーク13の寸法が、磁石1101、1102の同方向における寸法より短く構成される場合について説明している。しかしながら、光軸方向におけるヨーク13の寸法については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。ヨーク13がレンズホルダ7に固定された状態において、支持部材6の光軸方向における中立位置にレンズホルダ7を配置できることを前提として、任意の寸法を採用することができる。但し、支持部材6の光軸方向における中立位置に高精度にレンズホルダ7を配置する観点からは、光軸方向におけるヨーク13の寸法を磁石1101、1102の寸法以下の寸法に構成することが好ましい。
また、上記実施の形態においては、ボール1501、1502を、レンズホルダ7の中央部を挟むように、支持部材6の対角に対応する位置に配設する場合について説明している。しかしながら、ボール1501、1502の配置については、これらの位置に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、これらのボール1501、1502を、支持部材6の対角とは異なる、レンズホルダ7の周方向に離間した2箇所に配設してもよい。この場合にも、支持部材6に対してレンズホルダ7をその周方向に離間した2箇所で支持できるので、安定性を確保しながらレンズホルダ7を光軸方向に移動させることが可能となる。但し、ボール1501、1502が配設される位置は、レンズホルダ7の中央部を挟むような2箇所とすることが好ましい。
さらに、上記実施の形態においては、ヨーク13を単一の部材で構成し、コイル1401a、1401bに対する電力供給経路として利用する場合について説明している。しかしながら、ヨーク13の構成及び機能については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、ヨーク13を複数の部材で構成することもできる。また、コイル1401a、1401bに対する電力供給経路として利用しない構成としてもよい。
同様に、上記実施の形態においては、サスペンションワイヤ4を、コイル1401a、1401bに対する電力供給経路として利用する場合について説明している。しかしながら、サスペンションワイヤ4の機能については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。コイル1401a、1401bに対する電力供給経路として利用しない構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、支持部材6を光軸方向と直交する方向に移動させるために2対の磁石1101(1101a、1101b)、1102(1102a、1102b)を備える場合について説明している。しかしながら、レンズ駆動装置1に備える磁石の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、2対の磁石1101(1101a、1101b)、1102(1102a、1102b)と同様の機能を有する単一の磁石を備えるようにしてもよい。
1 レンズ駆動装置
2 下側ケース
3 下側FPC(フレキシブルプリント基板)
4、401a〜401d サスペンションワイヤ
5 金属部材
501〜503 金属板材
6 支持部材
601 本体部
602、602a、602b 金属板材
603 側壁部
604 保持部
605a、605b 収容部
7 レンズホルダ
701、702 突出面部
701a、701b、702a、702b 保持片
703、704 係止片
703a、704a 突出部
8 上側ケース
9 上側FPC(フレキシブルプリント基板)
1001a、1001b 磁気検出素子
1101、1101a、1101b 磁石
1102、1102a、1102b 磁石
1201、1201a、1201b コイル
1202、1202a、1202b コイル
13 ヨーク
1401、1401a、1401b コイル
1501、1502 ボール

Claims (10)

  1. レンズ体を保持可能なレンズホルダ及び前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させる第1移動機構を有する保持体と、前記保持体を光軸方向と直交し、かつ互いに直交する第1方向及び第2方向に移動させる第2移動機構とを具備し、前記第1移動機構は、前記レンズホルダの周囲に配置された第1コイル及び磁石を備えて構成されるレンズ駆動装置において、
    前記レンズホルダの前記第1方向における一方側の外周及び前記第2方向における一方側の外周には、前記レンズホルダに設けられたヨークを挟んでそれぞれ前記第1コイルが固定されると共に、前記第1コイルと対向して前記磁石がそれぞれ配設され、前記磁石を介して光軸方向に離間した状態で第2コイルが対向配置されており、前記磁石と前記第2コイルが前記第2移動機構を構成していることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第1コイルに通電していない初期状態において、前記磁石と前記ヨークとの間に作用する磁力によって前記レンズホルダが光軸方向における中立位置に保持されることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 光軸方向における前記ヨークの寸法が対応する前記磁石の光軸方向における寸法以下の寸法に構成されていることを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記保持体は、前記磁石が設けられる支持部材を有し、前記レンズホルダと前記支持部材との間にはボールが配設されており、前記磁力によって、前記ボールが前記レンズホルダと前記支持部材との間に挟持されると共に、前記レンズホルダが前記支持部材に対して光軸方向に移動可能に構成されることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記ボールは、前記レンズホルダの中央部を挟むように、当該レンズホルダの周方向に離間した2箇所に配設されることを特徴とずる請求項4記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記支持部材は、上面視にて矩形状を有し、前記ボールは、前記支持部材の対角に対応する位置に配設されることを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記ヨークが単一の部材で構成され、前記ヨークが前記レンズホルダに取り付けられると共に、当該ヨークにそれぞれの前記第1コイルの一端が接続されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記保持体を移動可能に支持するサスペンションワイヤを備え、前記サスペンションワイヤは、導電性を有する金属材料で構成されると共に、当該サスペンションワイヤの一端が、前記支持部材に固定される導電性材料からなる金属部材を介して前記支持部材に接続されることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記支持部材には、非磁性の金属板材が埋設されており、前記保持体を前記第1方向に移動させるための1組の磁石が前記金属板材を挟んで光軸方向に並べて配設されると共に、前記保持体を前記第2方向に移動させるための他の1組の磁石が前記金属板材を挟んで光軸方向に並べて配設されることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記第1コイルは、光軸方向に沿って延在する平板状に束ねられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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