JP2013186268A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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孝 木原
Akiyoshi Sarudate
彰良 猿館
Kazuaki Hasegawa
和昭 長谷川
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Abstract

【課題】装置全体を小型化することができるレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置(1)において、オートフォーカス用アクチュエータ(2)の光軸方向に沿って設けられた側面には、板厚方向に着磁した磁石板(152)を2枚のヨーク(151、153)で挟んだ磁場発生部材(15a〜15d)が複数個固定され、外側ケースには、オートフォーカス用アクチュエータ(2)の側面に対向する側面の内壁に、磁場発生部材(15a〜15d)を挟むように複数のコイル(14a〜14d)が固定されると共に、磁場発生部材(15a〜15d)の光軸方向に沿った一端部に対向する外側ケースの内壁面に磁場発生部材(15a〜15d)を吸引する磁性金属板(16a〜16d)が固着され、コイル(14a〜14d)の巻回部の一部は、磁場発生部材(15a〜15d)の2枚のヨーク(151、153)の間隙に位置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に携帯電話等に搭載される比較的小型のカメラにおける手ぶれ補正に好適なレンズ駆動装置に関する。
近年、携帯電話等に搭載されるカメラの高性能、高機能化の要求が高まり、カメラ付き携帯電話等に搭載されるレンズ駆動装置において、オートフォーカス機能のみならず手ぶれ補正機能をも具備することが求められている。手ぶれ補正機能を有するレンズ駆動装置として、例えば、磁力(吸引力)により、ボールを挟む2つの面部材を、ボールを挟んだ状態で移動自在に支持する構成(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
特開2011−75834号公報
しかしながら、上述した従来のレンズ駆動装置において、磁石、ヨーク及びコイルを重ねた駆動ユニットを複数個平面上に配置するため、光軸方向に直交する方向の面積が大きくなり、装置の小型化が困難になるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、装置全体を小型化することができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズ体を保持し得るレンズホルダ及び前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させる移動機構を有する第1保持体と、前記第1保持体を光軸方向と直交する面内に移動自在に保持する第2保持体とを具備し、前記第1保持体と前記第2保持体との間に複数の球体を介在させ、前記球体を前記第1保持体と前記第2保持体の両方に当接させた状態で前記第1保持体を前記第2保持体に保持するレンズ駆動装置であって、前記第1保持体の光軸方向に沿って設けられた側面には磁場発生部材が固定され、前記磁場発生部材の光軸方向に沿った一端部に対向する前記第2保持体の内壁面には前記磁場発生部材を吸引する磁性金属板が固着されることを特徴とする。
上記レンズ駆動装置によれば、第1保持体を光軸方向に直交する面内に移動するための磁場発生部材を、第1保持体の光軸方向に沿った側面に配置していることから、第1保持体と第2保持体との間隔を縮めて、レンズ駆動装置における光軸方向と直交する方向の面積を小さくすることができるので、装置全体を小型化することが可能となる。
上記レンズ駆動装置において、前記磁場発生部材は、前記第1保持体の光軸方向に沿って設けられた側面の互いに直交する少なくとも2面にそれぞれ固着されることが好ましい。この場合には、第1保持体を光軸方向に直交する面内に移動するための磁場を、第1保持体の周囲に発生させることができるため、手ぶれ補正を適切に行うことが可能となる。
また、上記レンズ駆動装置において、前記磁場発生部材は、板厚方向に着磁した磁石板を、前記板厚方向に2枚のヨークで挟んだものであり、前記ヨークのうち1枚が前記第1保持体に固着されることが好ましい。この場合には、磁場発生部材は、第1保持体の光軸方向に沿って設けられた側面に固着されるため、第1保持体の外側に配置される部材の占める面積を小さくすることができるので、装置全体を小型化することが可能となる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記第2の保持体には、前記第1の保持体の側面に対向する側面の内壁に、前記磁場発生部材を挟むように複数のコイルが固定され、前記コイルの巻回部の一部は前記磁場発生部材の前記2枚のヨークの間隙に位置することが好ましい。この場合には、第1保持体を光軸方向に直交する面内に移動するための磁場発生部材は、光軸方向と直交する方向に偏平な構造としているので、光軸方向と直交する方向の装置本体の小型化も実現できる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記磁性金属板は、前記第2保持体の一部で構成されることが好ましい。この場合には、第2保持体に固着するための磁性金属板を別部材とする必要がなく、部品点数を削減することが可能となる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記磁性金属板は、前記複数の球体と当接することが好ましい。この場合には、第2保持体が複数の球体と当接することにより、削られたり摩耗したりすることを防ぐことが可能となる。
さらに、上記レンズ駆動装置において、前記磁場発生部材の光軸方向に沿った他端部に対向する位置に磁気検出素子を配置することが好ましい。この場合には、磁場発生部材に、第1保持体を光軸方向に直交する面内で移動させる機能だけでなく、第1保持体を第2保持体に保持する機能及び第1保持体の位置を検出する機能をも兼備させることができるため、部品点数を削減することができ、安価なものとなる。
本発明によれば、装置全体を小型化することができるレンズ駆動装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置を組み立てた状態の斜視図である。 上記実施の形態に係るレンズ駆動装置を組み立てた状態の底面図である。 図3に示すレンズ駆動装置からカバー部材を取り除いた場合の斜視図である。 図3のA−A線矢視断面図である。 図7Aは、レンズ駆動装置における磁場発生部材、磁性金属板及び磁気検出素子の側面図であり、図7Bは、レンズ駆動装置における環状コイル及び磁場発生部材の上面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図1においては、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を上方側から示し、図2においては、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を下方側から示している。
図1及び図2に示すように、このレンズ駆動装置1は、カメラのピントを合わせるオートフォーカス機能用のオートフォーカス用アクチュエータ2と、オートフォーカス用アクチュエータ2を手ぶれに応じて微小移動させることによって撮影光軸を一定に保つ手ぶれ補正機能用の手ぶれ補正用アクチュエータと、を含んで構成される。
第1保持体としてのオートフォーカス用アクチュエータ2は、底面部を構成するベース部材3と、図示しないレンズ体を保持するレンズホルダ4と、このレンズホルダ4を光軸方向に移動させる移動機構を構成する磁石5a〜5d、コイル6及びヨーク7と、レンズホルダ4をベース部材3及びヨーク7に弾性的に固定する一対の板ばね(下側板ばね8及び上側板ばね9)と、上側板ばね9をヨーク7に固定するカバー部材10と、を含んで構成される。
ベース部材3は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、矩形状に設けられている。ベース部材3の中央近傍には、図示しないイメージセンサに対応する位置に円形状の開口部31が形成されている。また、ベース部材3の四隅部近傍には、下側板ばね8を固定するためのボス32a〜32dが設けられている。これらのボス32a〜32dは、後述する下側板ばね8の貫通孔81aに挿通された状態で熱かしめ等により変形されることで、下側板ばね8を固定する。なお、図1においては、これらのボス32a〜32dが変形された状態について示している。
ベース部材3の各辺の中央近傍には、レンズホルダ4の位置決め用に用いられる基準面33a〜33dが設けられている。これらの基準面33a〜33dは、平坦状に設けられており、後述するレンズホルダ4の突出片48a〜48dが当接することによってその位置決めに利用される。また、基準面33b、33d近傍には、凹部34a、34bが設けられている。これらの凹部34a、34bには、後述するレンズホルダ4の突出片49a、49bが挿入される。
ベース部材3には、ヨーク7の固定に利用される金属板材11が、その一部を露出した状態でインサート成形されている。この金属板材11は、基準面33aが配置された辺側を開口した略U字形状を有し、ベース部材3の四隅部に対応する位置において、その側面から突出する固定部111a〜111dを有している。これらの固定部111a〜111dに対してヨーク7の下端部をレーザ溶接等によって固着することにより、ベース部材3にヨーク7が固定される。
また、ベース部材3には、下側板ばね8の導電接続に利用される一対の金属板材12が、その一部を露出した状態でインサート成形されている。これらの金属板材12は、基準面33aが配置された辺の内部に配置され、それぞれベース部材3の上面に露出する接続部121aと、ベース部材3の側面側から僅かに側方に突出する接続片121bと、を有している。これらの接続部121aに、ベース部材3に固定された下側板ばね8の一部が半田付け等によって接続されることにより、下側板ばね8が導電接続される。
レンズホルダ4は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、概して円筒形状に設けられている。レンズホルダ4の外周面には、レンズホルダ4の径方向外側に突出し、コイル6を保持するための4つの保持片41a〜41dが設けられている。これらの保持片41a〜41dの表面には、平面部が形成されている。また、保持片41a〜41dの上端には、コイル6の上方側への移動を規制し、その位置決めを行う位置決め片42a〜42dが設けられている。また、これらの位置決め片42a〜42dの上方には、レンズホルダ4の外周面から径方向外側に突出する突出片43a〜43dが設けられている。
さらに、これらの突出片43a〜43dの上端には、上側板ばね9の位置決めを行う位置決め片44a〜44dが設けられている。これらの位置決め片44a〜44dは、突出片43a〜43dから上方側に突出して設けられ、後述する上側板ばね9の切り欠き部92aと係合可能に構成されている。上側板ばね9の切り欠き部92aに係合させた状態で突出片43a〜43dを上側板ばね9に熱かしめ等することにより、上側板ばね9はレンズホルダ4に固定される。なお、図示しないレンズ体は、例えば、レンズホルダ4の内周に設けられたねじ溝にねじ込まれてレンズホルダ4に取り付けられる。
また、レンズホルダ4の下端部には、外周面よりも径方向外側に延出するように鍔状部45が設けられている。鍔状部45は、レンズホルダ4に対してフランジ状に設けられ、位置決め片42a〜42dと光軸方向に一定距離離間して設けられている。また、鍔状部45は、その上面が光軸方向と直交する平面を構成する一方、その下面に平坦面46が設けられている。平坦面46には、ボス47a〜47d、突出片48a〜48d及び突出片49a、49bが設けられている。ボス47a〜47dは、下側板ばね8の固定に利用される。突出片48a〜48dは、ベース部材3の基準面33a〜33dと当接し、レンズホルダ4の位置決めに利用される。突出片49a、49bには、後述するコイル6の両端部6a、6bが絡げられる。
磁石5a〜5dは、それぞれ直交する一対の側面部51、52と、円弧形状を有する内周面部53とを有しており、ヨーク7の四隅部分に固定される。この場合、磁石5a〜5dは、側面部51、52をヨーク7の四隅の内壁面に対向させると共に、内周面部53を後述するヨーク7の垂下壁面73a〜73dに一定距離を挟んで対向させた状態で固定される。
コイル6は、レンズホルダ4の外周面に設けられた保持片41a〜41dに直接巻回される。保持片41a〜41dに巻回されることにより、コイル6は、これらの保持片41a〜41dに対応する部分が直線状に配置された、概して円環形状に束ねられた状態となる。コイル6の両端部6a、6bは、それぞれレンズホルダ4の鍔状部45の下面側に引き出され、突出片49a、49bに絡げられる。なお、図1及び図2においては、これらの両端部6a、6bが突出片49a、49bに絡げられた状態について示している。
ヨーク7は、例えば、金属材料を機械加工して構成され、図1に示す下方側に開口した箱状に設けられている。また、ヨーク7は、概して矩形状に設けられ、その中央に円形状の開口部71が設けられている。ヨーク7の四隅における下端部には、僅かに側方側に突出する固定片72a〜72dが設けられている。これらの固定片72a〜72dは、ベース部材3の四隅部分から突出する金属板材11の固定部111a〜111dに重なる寸法に設けられている。
開口部71の周縁部におけるヨーク7の四隅部分に対応する位置には、垂下壁面73a〜73dが垂下して設けられている。これらの垂下壁面73a〜73dは、レンズホルダ4を配置した状態において、レンズホルダ4の外周面とコイル6の内周面との間に配置される。さらに、開口部71の周縁部における垂下壁面73a〜73dの間の位置には、レンズホルダ4の突出片43a〜43dを収容可能な凹部74a〜74dが設けられている。そして、これらの凹部74a〜74dの側方には、僅かに開口部71の内側に向けて突出する一対の当接片75a〜75dが設けられている。さらに、ヨーク7の上面における四隅部分の近傍には、後述するカバー部材10の固定ピン103が挿入される貫通孔76a〜76dが設けられている。
下側板ばね8は、弾性部材を構成するものであり、例えば、リン青銅等の導電性材料を成形して構成される。下側板ばね8は、一対の板ばねから構成され、それぞれベース部材3に固定される外側固定部81と、レンズホルダ4の下面に固定される内側固定部82と、外側固定部81と内側固定部82とを連結する腕部83と、を有している。外側固定部81の所定位置には、複数の貫通孔81aが設けられている。これらの貫通孔81aに、ベース部材3のボス32a〜32dを挿通してかしめることにより、下側板ばね8はベース部材3に固定される。また、内側固定部82の所定位置には複数の貫通孔82aが設けられている。これらの貫通孔82aに、レンズホルダ4の下面に設けられたボス47a〜47dを挿通してかしめることにより、下側板ばね8はレンズホルダ4に固定される。腕部83は、ベース部材3の四隅部分に対応する外側固定部81の位置から複数回折り返して、外側固定部81と内側固定部82とを連結する。
上側板ばね9は、下側板ばね8と同様に、例えば、リン青銅等の導電性材料を成形して構成される。上側板ばね9は、ヨーク7の上面に固定される環形状を有する外側固定部91と、レンズホルダ4の上面に固定される円環形状を有する内側固定部92と、これらの外側固定部91と内側固定部92とを連結する腕部93と、を有している。外側固定部91の所定位置には、複数の貫通孔91aが設けられている。これらの貫通孔91aに、後述するカバー部材10の固定ピン103が挿通された状態で、上側板ばね9はヨーク7に固定される。また、内側固定部92の所定位置には、複数の切り欠き部92aが設けられている。これらの切り欠き部92aに、レンズホルダ4の位置決め片44a〜44dを収容した状態で、上側板ばね9はレンズホルダ4に固定される。腕部93は、ヨーク7の四隅部分に対応する外側固定部91の位置から複数回折り返して、外側固定部91と内側固定部92とを連結する。
カバー部材10は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して形成されている。カバー部材10は、概して矩形状に設けられ、その中央に円形状の開口部101が設けられている。カバー部材10は、ヨーク7の上面の外形と略同一の形状を有しており、開口部101がヨーク7の開口部71に対応するように構成されている。カバー部材10の四隅部には、後述する球体13a〜13dを収容するための球面状の凹部で構成される軸受け部102a〜102dが設けられている。カバー部材10の下面であって、その四隅部分に対応する位置には、複数の固定ピン103が設けられている。これらの固定ピン103は、上側板ばね9の貫通孔91a及びヨーク7の貫通孔76a〜76dに挿通された状態で熱かしめ等により変形されることで、上側板ばね9をヨーク7の上面に固定する。なお、図2においては、これらのボス32a〜32dが変形された状態について示している。
続いて、手ぶれ補正用アクチュエータを構成する各部品について説明する。手ぶれ補正用アクチュエータは、スラスト軸受けを構成する球体13a〜13dと、環状コイル14a〜14dと、磁場発生部材15a〜15dと、磁性金属板16a〜16dと、磁気検出素子17a、17bと、これらを収容する第2保持体としての外側ケース18と、を含んで構成される。
球体13a〜13dは、例えば、非磁性の金属材料の硬球で構成される。球体13a〜13dは、カバー部材10の軸受け部102a〜102dにその一部が収容され、軸受け部102a〜102dから露出した一部が、後述する外側ケース18における天面部181の下面と当接する。なお、軸受け部102a〜102dに収容された球体13a〜13dと、軸受け部102a〜102dとの間には、軸受内部すきまが生じている。
環状コイル14a〜14dは、それぞれ環形状に束ねられた一対の環状コイルで構成される。環状コイル14a〜14dは、それぞれ図1、2に示す上下方向に延在した形状を有する。環状コイル14a〜14dは、後述する外側ケース18における側面部182a〜182dの内壁に接着剤等により固定される。
磁場発生部材15a〜15dは、2枚のヨーク(第1ヨーク151及び第2ヨーク153)で磁石板152を挟んで構成され、光軸方向と直交する方向に偏平な形状を有する。第1ヨーク151及び第2ヨーク153は、例えば、金属材料を機械加工して構成され、矩形板状に設けられている。磁石板152は、矩形状を有しており、板厚方向に着磁されている。すなわち、磁石板152は、第1ヨーク151に対向する面と、第2ヨーク153に対向する面とで極性が異なるように構成されている。磁石板152は、第1ヨーク151及び第2ヨーク153より表面の面積が小さく設けられている。磁場発生部材15a〜15dは、ヨーク7の光軸方向に沿って延在する側面部の外壁面に固定される。
磁性金属板16a〜16dは、長方形の板状に設けられている。磁性金属板16a〜16dは、磁場発生部材15a〜15dの上方側に配置され、後述する外側ケース18における天面部181の下面に固定されている。磁性金属板16a〜16dの長さは、磁性金属板16a〜16dと対向する磁石板152の端面の長さより短く、磁性金属板16a〜16dの幅は、磁場発生部材15a〜15dの厚さに等しい。
磁気検出素子17a、17bは、例えば、ホール素子で構成され、それぞれ磁場発生部材15c、15dの下方側に配置されている。磁気検出素子17a、17bは、例えば、レンズ駆動装置1が実装される基板上に固定される。
外側ケース18は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、図1に示す下方側に開口した箱状に設けられている。外側ケース18は、概して矩形状に設けられた天面部181と、この天面部181の外縁部から垂下して設けられた側面部182a〜182dとを有している。天面部181の中央には、円形状の開口部183が設けられている。開口部183は、カバー部材10の開口部101及びヨーク7の開口部71と対応するように構成されている。
外側ケース18の側面部182a〜182dにおける各辺の中央位置には、側方側に膨出した膨出部184a〜184dが設けられている。これらの膨出部184a〜184dの内側部分には、ヨーク7の外壁面に固定された磁場発生部材15a〜15dの一部がそれぞれ収容される。
外側ケース18の側面部182a〜182dの内側における四隅部分には、その部分のみ壁面の厚さが略2倍となった肉厚部185が設けられている。また、外側ケース18における天面部181の下面の周縁部における肉厚部185の側方には、僅かに内側に突出する突出片186が設けられている。これらの肉厚部185及び突出片186は、環状コイル14a〜14dの位置決めに利用される。
続いて、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1を組み立てた状態について説明する。図3は、レンズ駆動装置1を組み立てた状態の斜視図である。図4は、レンズ駆動装置1を組み立てた状態の底面図である。図5は、図3に示すレンズ駆動装置1から外側ケース18を取り除いた場合の斜視図である。図6は、レンズ駆動装置1に外側ケース18を取り付けた場合における、図3のA−A線矢視断面図である。
図3に示すように、このような構成を有するレンズ駆動装置1を組み立てると、外側ケース18の内部にオートフォーカス用アクチュエータ2が配置される。オートフォーカス用アクチュエータ2において、カバー部材10の開口部101の内部には、レンズホルダ4が配置されている。図示しないレンズ体は、このレンズホルダ4に、図3に示す上方側からねじ込むことで組みつけられ、このレンズホルダ4と一体的に移動可能に構成される。
図4に示すように、オートフォーカス用アクチュエータ2は、外側ケース18の中心位置に配置される。オートフォーカス用アクチュエータ2の各側面の中央には、磁場発生部材15a〜15dが固定されている。具体的には、磁場発生部材15a〜15dにおける第1ヨーク151が、それぞれヨーク7の側面部の外壁面に固定されている。このように、オートフォーカス用アクチュエータ2と磁場発生部材15a〜15dとは密接するため、レンズ駆動装置1全体を小型化することが可能となる。一方、これらの磁場発生部材15a〜15dの外側の一部は、外側ケース18の膨出部184a〜184dにそれぞれ収容されている。オートフォーカス用アクチュエータ2及び磁場発生部材15a〜15dと、外側ケース18の外壁面との間には、隙間が生じている。
環状コイル14a〜14dは、外側ケース18における側面部182a〜182dの内壁に固定される。具体的には、環状コイル14a〜14dは、肉厚部185に側面部が当接し、突出片186(図4において不図示、図2参照)に頂点部が当接した状態で、外側ケース18に固定される。このように固定された状態において、環状コイル14a〜14dは、それぞれ磁場発生部材15a〜15dを挟むように配置される。この場合、環状コイル14a〜14dの巻回部の一部は、磁場発生部材15a〜15dにおける第1ヨーク151と第2ヨーク153との間隙に位置している。磁気検出素子17a、17bは、それぞれ磁場発生部材15c、15dと重なるように配置されている。
オートフォーカス用アクチュエータ2において、カバー部材10の内部では、図5に示すように、ヨーク7及びレンズホルダ4上に、上側板ばね9が配置されている。ヨーク7は、固定片72a〜72dがベース部材3の四隅部分から突出する金属板材11の固定部111a〜111d上に重なるように配置される。これらの固定片72a〜72dと固定部111a〜111dとを、レーザ溶接等により接合することでベース部材3にヨーク7が固定される。
また、カバー部材10の軸受け部102a〜102dには、それぞれ球体13a〜13dが回転可能に収容される。磁場発生部材15a〜15dの上方には、外側ケース18における天面部181の下面に固定された磁性金属板16a〜16dが配置されている。
図6に示すように、球体13a〜13dの軸受け部102a〜102dから露出する一部は、外側ケース18における天面部181の下面と当接している。軸受け部102a〜102dに収容された球体13a〜13dと、軸受け部102a〜102dとの間には、軸受内部すきまが生じているため、球体13a〜13dは、軸受け部102a〜102d内を転がって移動することができる。このとき、球体13a〜13dが外側ケース18における天面部181の下面表面を移動することにより、オートフォーカス用アクチュエータ2を光軸方向と直交する方向に自在に移動できる。
カバー部材10における開口部101の内部には、レンズホルダ4が配置されている。レンズホルダ4は、下側板ばね8によりベース部材3に固定される一方、上側板ばね9によりヨーク7に固定され、これらの下側板ばね8及び上側板ばね9の付勢力によって、初期状態に保持されている。また、ヨーク7の外壁部と垂下壁面73a(73c)との間には、ヨーク7の四隅部の内壁部に固定された磁石5a(5c)と、コイル6とが配置されている。
次に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の動作について説明する。まず、オートフォーカス用アクチュエータ2の動作について説明する。オートフォーカス用アクチュエータ2は、レンズ体の光軸方向の移動、すなわち、図5に示すZ軸方向の移動を制御する。
図6に示すように、オートフォーカス用アクチュエータ2において、四隅部分に配置された磁石5a〜5dの周辺には、例えば、磁石5a〜5dの内周面部53からコイル6を介してヨーク7の垂下壁面73a〜73dに達し、ヨーク7の上面部及び外壁部を介して磁石5a〜5dの外周面に戻る磁界が発生している。レンズホルダ4の外周面に保持されたコイル6に通電すると、コイル6に流れる電流が、磁石5a〜5dが発生する磁界と作用することにより、コイル6を図6に示す上下方向に移動させる推力が発生する。これにより、レンズホルダ4は、下側板ばね8及び上側板ばね9の付勢力に抗して上下方向に移動する。
オートフォーカス用アクチュエータ2においては、例えば、レンズ駆動装置1本体を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じてコイル6に通電する電流量を制御することによってこの推力を制御し、コイル6を上下移動してその位置決めを行う。これにより、コイル6が保持されるレンズホルダ4の位置決めを行うと共に、レンズホルダ4に組み付けられたレンズ体の位置決めを行うことが可能となる。なお、コイル6への通電を停止すると、レンズホルダ4は、下側板ばね8及び上側板ばね9の付勢力に応じて初期位置に復帰する。
続いて、レンズ駆動装置1による手ぶれ補正用アクチュエータの動作について図7を参照して説明する。手ぶれ補正用アクチュエータの動作は、オートフォーカス用アクチュエータ2の光軸方向と直交する面内の移動、すなわち、図5に示すX軸方向及びY軸方向の移動を制御する。
図7Aは、レンズ駆動装置1における磁場発生部材15d、磁性金属板16d及び磁気検出素子17bの側面図である。磁場発生部材15dにおける磁石板152は、例えば、図7に示すように左側半分(レンズ駆動装置1の外側部分)がN極、右側半分(レンズ駆動装置1の内側部分)がS極に構成されている。この場合には、N極から出た磁力線は第2ヨーク153、磁性金属板16d及び第1ヨーク151を介してS極に戻る構成となる。すなわち、磁石板152まわりの磁場は、矢印Bで示すように発生している。これにより、磁性金属板16dは、磁石板152側に吸引される構成となる。磁性金属板16a〜16dは外側ケース18における天面部181の下面に固定されているため、磁性金属板16a〜16dと共に外側ケース18も磁石板152側に吸引される。これにより、球体13a〜13dは、外側ケース18における天面部181の下面に押し付けられて保持された構成となる。
磁性金属板16dと磁場発生部材15dとの対向する面の面積は、磁性金属板16dの方が小さく設けられている(図5参照)。この場合には、磁性金属板16dと磁場発生部材15dとの中心位置が一致した状態でオートフォーカス用アクチュエータ2が静止する。オートフォーカス用アクチュエータ2側に固定された磁場発生部材15a〜15dの中心位置が、すべて外側ケース18に固定された磁性金属板16a〜16dの中心位置と一致することにより、オートフォーカス用アクチュエータ2は外側ケース18の中心位置に保持される。
図7Bは、レンズ駆動装置1における環状コイル14d及び磁場発生部材15dの上面図である。これらの環状コイル14d及び磁場発生部材15dと、オートフォーカス用アクチュエータ2を挟んでこれらに対向配置される環状コイル14b及び磁場発生部材15bとは(図5参照)、図5に示すX軸方向の移動を制御する。環状コイル14dの磁石板152側の一部に対して、図7Bに示すZ軸負方向(紙面手前から奥方向)に電流を流すと、環状コイル14dには、矢印Fの方向(X軸負方向)の力がかかる。これにより、環状コイル14dが固定された外側ケース18にもX軸負方向の力がかかり、球体13a〜13dの回転に伴ってオートフォーカス用アクチュエータ2全体はX軸正方向に移動する。
一方、環状コイル14dの磁石板152側の一部に対して、図7Bに示すZ軸正方向(紙面奥から手前方向)に電流を流すと、環状コイル14dには、X軸正方向の力がかかる。これにより、環状コイル14dが固定された外側ケース18にもX軸正方向の力がかかり、球体13a〜13dの回転に伴ってオートフォーカス用アクチュエータ2全体はX軸負方向に移動する。
同様に、環状コイル14a及び磁場発生部材15aと、オートフォーカス用アクチュエータ2を挟んでこれらに対向配置される環状コイル14c及び磁場発生部材15cとは、図5に示すY軸方向の移動を制御する。すなわち、環状コイル14a、14cに流す電流の向きを切り替えることにより、オートフォーカス用アクチュエータ2をY軸方向に移動可能に構成されている。
磁場発生部材15a〜15dは、オートフォーカス用アクチュエータ2の全ての側面にそれぞれ固定されているため、オートフォーカス用アクチュエータ2を光軸方向に直交する面内に移動するための磁場を、オートフォーカス用アクチュエータ2の周囲に発生させることができる。これにより、手ぶれ補正を適切に行うことが可能となる。
このように、球体13a〜13d、環状コイル14a〜14d及び磁場発生部材15a〜15dによってX軸方向及びY軸方向の移動を制御することにより、オートフォーカス用アクチュエータ2は外側ケース18に対し光軸方向に直交する面内で移動して手ぶれ補正を行うことができる。手ぶれ補正は、例えば、レンズ駆動装置1を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じて、環状コイル14a〜14dに通電する電流量及び方向を制御することによって環状コイル14a〜14dにかかる力を制御して行う。これにより、オートフォーカス用アクチュエータ2の光軸方向に直交する面内での位置決めを行うことが可能となる。なお、環状コイル14a〜14dへの通電を停止すると、オートフォーカス用アクチュエータ2は、磁場発生部材15a〜15dと磁性金属板16a〜16dとの間の吸引力に応じて、初期位置に復帰する。
図7Aに示すように、磁場発生部材15dの下方側に配置される磁気検出素子17bには、第2ヨーク153及び第1ヨーク151の下端からもれる磁力線が入力される。これにより、磁気検出素子17bは、オートフォーカス用アクチュエータ2のY軸方向の移動量に比例した出力を得ることができる。同様に、磁場発生部材15cの下方側に配置される磁気検出素子17aは、オートフォーカス用アクチュエータ2のX軸方向の移動量に比例した出力を得ることができる。したがって、2つの磁気検出素子17a、17bによって、オートフォーカス用アクチュエータ2のX軸方向及びY軸方向の移動量を検出することが可能となる。
このように、磁場発生部材15a〜15dは、オートフォーカス用アクチュエータ2を光軸方向に直交する面内で移動させる機能、オートフォーカス用アクチュエータ2を磁性金属板16a〜16dを介して外側ケース18に保持する機能、及び、オートフォーカス用アクチュエータ2の位置を検出する機能を兼備する。これにより、レンズ駆動装置1全体の部品点数を削減することができ、レンズ駆動装置1を安価なものとすることが可能となる。
このように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、オートフォーカス用アクチュエータ2を光軸方向に直交する面内に移動するための磁場発生部材15a〜15d及び環状コイル14a〜14dを、それぞれオートフォーカス用アクチュエータ2の光軸方向に沿った側面及び当該側面に対向する外側ケース18の側面部182a〜182dの内壁に配置していることから、オートフォーカス用アクチュエータ2と外側ケース18との間隔を縮めて、レンズ駆動装置1における光軸方向と直交する方向の面積を小さくすることができるので、装置全体を小型化することが可能となる。
また、オートフォーカス用アクチュエータ2を移動する際、外側ケース18との間に介在させた球体13a〜13dでオートフォーカス用アクチュエータ2を支持することから、外側ケース18に対してオートフォーカス用アクチュエータ2の位置が光軸方向に変動する事態を防止できるので、手ぶれ補正駆動時にサスペンションワイヤ等を用いる場合のようにイメージセンサとレンズ間の距離変化が生じる事態を確実に防止でき、手ぶれ補正時における制御を容易化することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
例えば、上記実施の形態においては、磁性金属板16a〜16dは、外側ケース18における天面部181の下面に固定される場合について説明しているが、磁性金属板の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、磁性金属板は、外側ケース18の一部で構成されるようにしてもよい。具体的には、天面部181の下面側に磁性金属板をインサート成形することにより構成できる。これにより、外側ケース18に固定するための磁性金属板を、別部材として用意する必要がなくなり、装置全体の部品点数を削減することが可能となる。また、この場合において、球体13a〜13dは、磁性金属板を構成する天面部181の下面と当接するため、天面部181の下面が、削られたり摩耗したりすることを防ぐことが可能となる。
また、例えば、上記実施の形態においては、オートフォーカス用アクチュエータ2におけるヨーク7が上面視にて矩形状に構成される場合について説明しているが、ヨーク7の構成についてはこれに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、ヨーク7は、上面視にて八角形形状に構成されていてもよい。この場合には、ヨーク7の光軸方向に沿って設けられた側面の互いに直交する少なくとも2面に、磁場発生部材15a〜15dを固定することで、上記実施の形態に記述した効果と同様の効果を得ることができる。
1 レンズ駆動装置
2 オートフォーカス用アクチュエータ
3 ベース部材
31 開口部
32a〜32d ボス
33a〜33d 基準面
34a、34b 凹部
4 レンズホルダ
41a〜41d 保持片
42a〜42d 位置決め片
43a〜43d 突出片
44a〜44d 位置決め片
45 鍔状部
46 平坦面
47a〜47d ボス
48a〜48d 突出片
49a、49b 突出片
5a〜5d 磁石
51、52 側面部
53 内周面部
6 コイル
6a、6b 両端部
7 ヨーク
71 開口部
72a〜72d 固定片
73a〜73d 垂下壁面
74a〜74d 凹部
75a〜75d 当接片
76a〜76d 貫通孔
8 下側板ばね
81 外側固定部
81a 貫通孔
82 内側固定部
82a 貫通孔
83 腕部
9 上側板ばね
91 外側固定部
91a 貫通孔
92 内側固定部
92a 切り欠き部
93 腕部
10 カバー部材
101 開口部
102a〜102d 軸受け部
103 固定ピン
11 金属板材
111a〜111d 固定部
12 金属板材
121a 接続部
121b 接続片
13a〜13d 球体
14a〜14d 環状コイル
15a〜15d 磁場発生部材
151 第1ヨーク
152 磁石板
153 第2ヨーク
16a〜16d 磁性金属板
17a、17b 磁気検出素子
18 外側ケース
181 天面部
182a〜182d 側面部
183 開口部
184a〜184d 膨出部
185 肉厚部
186 突出片

Claims (7)

  1. レンズ体を保持し得るレンズホルダ及び前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させる移動機構を有する第1保持体と、前記第1保持体を光軸方向と直交する面内に移動自在に保持する第2保持体とを具備し、前記第1保持体と前記第2保持体との間に複数の球体を介在させ、前記球体を前記第1保持体と前記第2保持体の両方に当接させた状態で前記第1保持体を前記第2保持体に保持するレンズ駆動装置であって、
    前記第1保持体の光軸方向に沿って設けられた側面には磁場発生部材が固定され、前記磁場発生部材の光軸方向に沿った一端部に対向する前記第2保持体の内壁面には前記磁場発生部材を吸引する磁性金属板が固着されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記磁場発生部材は、前記第1保持体の光軸方向に沿って設けられた側面の互いに直交する少なくとも2面にそれぞれ固着されることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記磁場発生部材は、板厚方向に着磁した磁石板を、前記板厚方向に2枚のヨークで挟んだものであり、前記ヨークのうち1枚が前記第1保持体に固着されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記第2の保持体には、前記第1の保持体の側面に対向する側面の内壁に、前記磁場発生部材を挟むように複数のコイルが固定され、前記コイルの巻回部の一部は前記磁場発生部材の前記2枚のヨークの間隙に位置することを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記磁性金属板は、前記第2保持体の一部で構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記磁性金属板は、前記複数の球体と当接することを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記磁場発生部材の光軸方向に沿った他端部に対向する位置に磁気検出素子を配置することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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