JP2014153277A - 車両用計器の指針体 - Google Patents

車両用計器の指針体

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Abstract

【課題】視覚効果の高い車両用計器の指針体を提供する。
【解決手段】筒状に形成され、前方に向かって開口する開口窓120を有する遮光性のキャップ部品10と、キャップ部品10内に収容され、後方から光を導く透光性の導光部品20と、キャップ部品10内に収容され、後方の導光部品20から光が導かれて発光することにより、拡散した光を前方の開口窓120を通してキャップ部品10外に射出する透光性の光拡散部品30と、キャップ部品10内に収容され、後方から導光部品20を覆う遮光性のカバー部品50とを、備え、キャップ部品10は、光拡散部品30を後方から係止する第1係止部16と、カバー部品50が導光部品20を光拡散部品30との間に挟んだ状態で、カバー部品50を後方から係止する第2係止部18とを、有し、第1係止部16と第2係止部18とは、複数ずつ設けられてキャップ部品10の周方向に交互に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両において状態量を表示する車両用計器に設けられ、当該状態量に対応した指標を指示する指針体に、関する。
従来、光源からの光により指針体を発光させる車両用計器が、提案されている。例えば、特許文献1に開示されている車両用計器のキャップ部品には、開口窓がC字型のスリット状に形成されており、後方から光を導く導光部、及び開口窓を通してキャップ部品外に光を射出する露出部が、透光性の樹脂で一体的に形成されている。そして、光源から出た光は、導光部の一部である針状部から外部に射出されると共に、露出部から開口窓を通して外部に射出される。
特開2012−189501号公報
ところで、本発明者らは、開口窓を通して外部に射出される光について、光を拡散する視覚効果を提供することを、想起した。しかしながら、特許文献1に開示されている車両用計器では、光を拡散する効果のない露出部から光が外部に射出されるので、上述の視覚効果を得られないことが判明した。
本発明は、以上説明した課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、視覚効果の高い車両用計器の指針体を提供することにある。
本発明は、車両において状態量を表示する車両用計器に設けられ、当該状態量に対応した指標を指示する指針体において、筒状に形成され、前方に向かって開口する開口窓を有する遮光性のキャップ部品と、キャップ部品内に収容され、後方から光を導く透光性の導光部品と、キャップ部品内に収容され、後方の導光部品から光が導かれて発光することにより、拡散した光を前方の開口窓を通してキャップ部品外に射出する透光性の光拡散部品と、キャップ部品内に収容され、後方から導光部品を覆う遮光性のカバー部品とを、備え、キャップ部品は、光拡散部品を後方から係止する第1係止部と、カバー部品が導光部品を光拡散部品との間に挟んだ状態で、カバー部品を後方から係止する第2係止部とを、有し、第1係止部と第2係止部とは、複数ずつ設けられてキャップ部品の周方向に交互に配置されることを特徴とする。
このような本発明によると、光が光拡散部材を透過し、開口窓を通して外部に射出されるので、光を拡散する視覚効果を提供できる。また、第1係止部により後方から係止される光拡散部品と、第2係止部により後方から係止されるカバー部品との間には、導光部品が挟まれる。これによれば、導光部品、光拡散部品、及びカバー部品のうち少なくとも1つの撓みを利用して、導光部品を光拡散部品とカバー部品との間に容易に挟み込んで固定することができる。加えて、第1係止部と第2係止部とは、複数ずつ設けられてキャップ部品の周方向に交互に配置されるので、これら部品の大きさの精度に係わらず、導光部品と光拡散部品とが全周において少ない偏りで圧接される。したがって、開口窓を通して外部に射出される光について、輝度が高く且つ輝度ムラの少ない視覚効果を発揮できる。以上より、視覚効果の高い車両用計器の指針体を提供可能となる。
また、本発明のさらなる特徴では、光拡散部品は、開口窓内に収容されてキャップ部品外に露出する露出部を、有し、露出部と導光部品との間から外れた箇所にて、第1係止部により係止される。
このような特徴によると、光拡散部品は、露出部と導光部品との間から外れた箇所にて、第1係止部により係止される。故に、導光部品から露出部へ向かう光が第1係止部と干渉し難くなることで、第1係止部により乱反射される光が少なくなるので、第1係止部の影響による輝度ムラの少ない視覚効果を提供できる。
また、本発明のさらなる特徴では、カバー部品は、指針体の重心を調整する指針バランサーを有する。
このような特徴によると、指針バランサーはカバー部品に設けられることで、導光部品及び光拡散部品から分離させられるので、導光部品及び光拡散部品は、カバー部品に比べて指針バランサーの荷重による影響を受けにくい。したがって、指針体の作動時又は振動時に、導光部品及び光拡散部品の圧接状態を安定させて、視覚効果の高い状態を保つことができる。
一実施形態における車両用計器を示す正面図である。 一実施形態における車両用計器の指針体を示す正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3のIV部を示す拡大図である。 図2のV−V線断面図である。 図2のVI−VI線断面図である。 図6のVII部を示す拡大図である。 一実施形態における車両用計器の指針体の分解図である。 図2の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態における車両用計器1は、車両に備えられ、状態量(例えば車速)を表示する。車両用計器1は、図1に示すように、表示板2、指標3、及び指針体4等を備えている。表示板2の前方側には、指針体4が配置されている。表示板2には、指針体4の回転方向に向かって指標3が形成されている。ここで指標3とは、例えば状態量を表す目盛及び文字である。
指針体4は、状態量に対応した指標3を指示する。図2に示すように、指針体4は、後方から導かれた光を、導光部品20の一部である射出部240から光を拡散させずに外部に射出すると共に、光拡散部品30の一部であるリング状の露出部32から光を拡散させて外部に射出することが可能となっている。車両の乗員は、前方へ射出するこれらの光を視認することで、指針体4により指示される指標3、すなわち対応する状態量を容易に知ることが可能となる。
ここで、本実施形態における前方とは、射出部240及び露出部32から光が射出され、車両の乗員がこれらの光を目視する目視側、すなわち乗員側の方向を示す。また、本実施形態における後方とは、前方に対する反対方向を示す。
(部品構成)
このような視覚効果を実現する車両用計器1の指針体4の部品構成を、以下に詳細に説明する。本実施形態における指針体4は、図8に示すように、キャップ部品10、導光部品20、光拡散部品30、遮光部品40、及びカバー部品50を備えている。
キャップ部品10は、ABS樹脂ないしはポリプロピレン等の合成樹脂により形成される遮光性の部品である。キャップ部品10は、図2、3に示すように、キャップ本体部12及び針状キャップ部14を一体的に有している。キャップ本体部12は、円筒状に形成され、前方に向かって開口する円筒孔状の開口窓120を有している。また、針状キャップ部14は、キャップ本体部12から側方に向かって断面U字状に伸びており、前方に向かって開口する矩形孔状の開口窓140を有している。
キャップ部品10は、図1に示すように、指針体4の外形を形成すると共に、透光性の導光部品20及び光拡散部材30を収容して覆うことにより、高い視覚効果を提供可能とする。
導光部品20は、ポリカーボネイト等の合成樹脂により形成される透光性の部品である。導光部品20は、図8に示すように、導光ボス部22、針状導光部24、及び軸部26を一体的に有している。導光ボス部22は円板状に形成されている。針状導光部24は、導光ボス部22から側方に向かって突出する針状に形成されている。そして、図1に示すように、針状導光部24は、キャップ部品10内に収容されることで、開口窓140を通して前方に露出する射出部240を有している。軸部26は、図3に示すように、導光ボス部22から後方に向かって突出する筒状に形成されており、指針体4を駆動するための車両用計器1の指針駆動軸(図示しない)が内部に挿入されるようになっている。
導光部品20は、図2、3に示すように、キャップ部品10内に収容される。車両用計器1の光源(図示しない)からの光が軸部26の後方に入射されることにより、軸部26から導光ボス部22へと導光され、さらにその光が導光ボス部22から針状導光部24へと導光される。針状導光部24へと導光された光は、射出部240から開口窓140を通して外部に射出される。
光拡散部品30は、光拡散剤が練込まれたポリカーボネイト等の合成樹脂により形成される、半透明又は乳白色の透光性の部品である。光拡散部品30は、図8に示すように、円環板状に形成されている。
遮光部品40は、ABS樹脂ないしはポリプロピレン等の合成樹脂により形成される遮光性の部品である。遮光部品40は、図8に示すように、円板状に形成されており、光拡散部品30の内周側に組付け可能となっている。
光拡散部品30と遮光部品40とは、図8に示すように、互いに組付けられた状態で、キャップ部品10内に収容される。図2、3に示すように、光拡散部品30の外周縁と開口窓120の内周縁とが、全周に渡り接して配置される。そして、開口窓120においてキャップ部品10と遮光部品40との間にリング状のスリットが形成され、光拡散部品30のうちリング状の露出部32が当該スリットから露出する。
導光部品20と光拡散部品30とは、図3、4に示すように、光拡散部品30が導光部品20よりも前方側となってキャップ部品10内に収容されることで、導光ボス部22の前側端面と光拡散部品30の後側端面とが圧接される。そして、導光ボス部22まで導光された光が、光拡散部品30へと入射する。光拡散部品30に入射した光は、光拡散部品30により拡散されて、露出部32から開口窓120を通して外部に射出される。このようにして光拡散部品30は、導光部品20から光が導かれて発光するのである。
カバー部品50は、ABS樹脂ないしはポリプロピレン等の合成樹脂により形成される遮光性の部品である。カバー部品50は、図8に示すように、カバー本体部52及び針状カバー部54を一体的に有する。カバー本体部52は、円環板状に形成されている。針状カバー部54は、カバー本体部52から側方に向かって突出する帯板状に、形成されている。かかる形状によりカバー部品50は、図3に示すように、キャップ部品10内に収容されて後方から導光部品20の導光ボス部22及び針状導光部24を覆うことで、導光部品20により導光されて射出される光が指針体4の後方から漏洩することを、抑制する。
(部品の組付け)
図2〜4、6、7に示すように、光拡散部品30は、遮光部品40に組付けられた状態で、キャップ部品10の第1係止部16により係止される。本実施形態における第1係止部16は、キャップ本体部12の内壁前方箇所に備えられている3つの突起16a、16b、16cから、構成されている。各突起16a、16b、16cは、キャップ本体部12のうち周方向の異なる3箇所に配置されている。具体的には、図2〜4、8に示すように突起16aは、径方向にキャップ本体部12の中心を挟んで針状キャップ部14と反対箇所に配置される。また、図2、6〜8に示すように突起16b、16cは、針状キャップ部14から周方向両側に60度ずれた箇所にそれぞれ配置される。各突起16a、16b、16cは、例えば、前方に平面を有する三角錐状等に形成されている。なお、図2において、破線にて表されている第1係止部16及び第2係止部18は、模式的に本来の大きさよりも大きく図示されている。
図3、6に示すように、光拡散部品30は、遮光部品40に組付けられた状態で、キャップ部品10の撓みを利用して、キャップ部品10の後方から開口窓120と各突起16a、16b、16cとの間まで挿入されることで、各突起16a、16b、16cにより後方から係止固定される。
図4、7に示すように、光拡散部品30の露出部32は、後方に向かう程、光拡散部品30の外周縁が開口窓120の内周縁側に傾くと共に、光拡散部品30の内周縁が遮光部品40の外周縁側に傾くテーパ状に、形成されている。そして、露出部32は、遮光部品40とキャップ部品10と間のリング状のスリットに収容固定される。したがって、仮に、光拡散部品30、遮光部品40、及びキャップ部品10に製造誤差等による大きさのばらつきが発生し、光拡散部品30と遮光部品40との間、又は光拡散部品30とキャップ部品10との間に隙間が生じた場合であっても、車両の乗員が前方から当該隙間を視認し得ない。
図2、4、7に示すように各突起16a、16b、16cは、光拡散部品30の露出部32と導光部品20との間から外れた箇所にて、光拡散部品30を係止している。また、導光部品20の形状により導光部品20から光拡散部品30への光の入射角が調整され、光が導光部品20と光拡散部品30との圧接界面から直接露出部32へ向かうようになっている。故に、導光部品20から露出部32へ向かう光が各突起16a、16b、16cと干渉し難くなることで、各突起16a、16b、16cにより乱反射される光が少なくなるのである。
図2、3、5に示すようにカバー部品50は、導光部品20を光拡散部品30との間に挟んだ状態で、キャップ部品10の第2係止部18により係止される。本実施形態における第2係止部18は、キャップ本体部12の後方箇所に備えられている2つの突起18a、18b及び針状キャップ部14の先端内壁に備えられている突起18cから、構成されている。各突起18a、18b、18cは、キャップ本体部12のうち周方向の異なる3箇所に配置されている。具体的には、図2、3、5、8に示すように突起18a、18bは、突起18cを形成する針状キャップ部14から周方向両側に90度ずれた箇所に、それぞれ配置される。突起18a、18bは、例えば、前方に平面を有する三角錐状等に形成され、また突起18cは、例えば、前方に平面を有する板状等に形成されている。
カバー部品50は、導光部品20を光拡散部品30との間に挟んだ状態で、キャップ部品10の撓みを利用して、各突起18a、18b、18cの前方まで挿入されることで、各突起18a、18b、18cにより後方から係止固定される。
ここで、第1係止部16と第2係止部18との配置について、図2を用いて詳細に説明する。第1係止部16と第2係止部18とは、先に説明した配置によりキャップ部品10の周方向に交互に配置されて、軸方向には重なっていない。具体的には、針状キャップ部14の位置を起点とすると、第2係止部18の突起18c、第1係止部16の突起16b、第2係止部18の突起18a、第1係止部16の突起16a、第2係止部18の突起18b、第1係止部16の突起16cの順に、周方向の位置がずれて配置されている。
仮に、第1係止部16と第2係止部18とがそれぞれ軸方向に重なって配置され、キャップ部品10、導光部品20、又は光拡散部品30に製造誤差等による大きさのばらつきが発生したとする。この場合、突起が存在する箇所では、第1係止部16及び第2係止部18により導光部品20と光拡散部品30とが隙間少なく圧接される。しかし、突起が存在しない領域では、各部品20、30が大きさのばらつきによりぶら下がるように大きく弾性変形をするので、導光部品20と光拡散部品30との間に、大きな隙間が生じてしまう。このように隙間の空き方に偏りが生じてしまうと、光が導光部品20から光拡散部品30へと入射するときに、光が意図しない方向へ屈折されてしまい、光量の損失及び周方向の輝度ムラが発生してしまうのである。
一方、本実施形態のように第1係止部16と第2係止部18とが、キャップ部品10の周方向に交互に配置されている場合を考える。導光部品20及び光拡散部品30は、第1係止部16の突起16a、16b、16cが存在する箇所間の領域を第2係止部18の突起18a、18b、18cが補間するように、後方から間接的に係止される。故に、光拡散部品30が多くの箇所から係止されて弾性変形量が減少し、導光部品20は光拡散部品30に追随するように撓ませることができるので、導光部品20と光拡散部品30が全周において少ない偏りで圧接される。
さて、図4に示すように、カバー部品50は、指針バランサー60を有している。指針バランサー60は、径方向にカバー本体部52の中心を挟んで針状カバー部54と反対方向に配置され、指針体4の重心を軸部26付近となるように調整する。
第2係止部18の各突起18a、18b、18cと指針バランサー60とは、周方向にずれて配置されて、軸方向には重なっていない。具体的には、第2係止部18のうち指針バランサー60との距離が最も近い突起18a、18bは、指針バランサー60に対して、それぞれ周方向両側に90度ずれて配置されている。
なお、導光部品20と光拡散部品30とが全周においてより少ない偏りで圧接されるためには、第2係止部18についても第1係止部16のように周方向に等間隔で配置されることがより好ましい。しかし、本実施形態においては、第2係止部18は、指針バランサー60との関係が考慮されて、先に説明したような突起18a、18bの配置となっているのである。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態によると、光が光拡散部材30を透過し、開口窓120を通して外部に射出されるので、光を拡散する視覚効果を提供できる。また、第1係止部16により後方から係止される光拡散部品30と、第2係止部18により後方から係止されるカバー部品50との間には、導光部品20が挟まれる。これによれば、導光部品20、光拡散部品30、及びカバー部品50のうち少なくとも1つの撓みを利用して、導光部品20を光拡散部品30とカバー部品50との間に容易に挟み込んで固定することができる。加えて、第1係止部16と第2係止部18とは、複数ずつ設けられてキャップ部品10の周方向に交互に配置されるので、これら部品10、20、30の大きさの精度に係わらず、導光部品20と光拡散部品30とが全周において少ない偏りで圧接される。したがって、開口窓120を通して外部に射出される光について、輝度が高く且つ輝度ムラの少ない視覚効果を発揮できる。以上より、視覚効果の高い車両用計器1の指針体4を提供可能となる。
また、本実施形態によると、光拡散部品30は、露出部32と導光部品20との間から外れた箇所にて、第1係止部16により係止される。故に、導光部品20から露出部32へ向かう光が第1係止部16と干渉し難くなることで、第1係止部16により乱反射される光が少なくなるので、第1係止部16の影響による輝度ムラの少ない視覚効果を提供できる。
また、本実施形態によると、指針バランサー60はカバー部品50に設けられることで、導光部品20及び光拡散部品30から分離させられるので、導光部品20及び光拡散部品30は、カバー部品50に比べて指針バランサー60の荷重による影響を受けにくい。したがって、指針体4の作動時又は振動時に、導光部品20及び光拡散部品30の圧接状態を安定させて、視覚効果の高い状態を保つことができる。
また、本実施形態によると、指針バランサー60と第2係止部18とがずれて配置されるので、指針バランサー60の荷重によりカバー部品50が第2係止部18から外れることを、カバー部品50の撓みにより抑制することができる。したがって、指針体4の作動時又は振動時に、導光部品20及び光拡散部品30の圧接状態を安定させて、視覚効果の高い状態を保つことができる。
また、本実施形態によると、第1係止部16と第2係止部18とは、少なくとも三つとなる同数ずつ設けられるので、それぞれ導光部品20と光拡散部品30とを安定して係止することができる。したがって、指針体4の作動時又は振動時に、導光部品20及び光拡散部品30の圧接状態を安定させて、視覚効果の高い状態を保つことができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に、変形例1としては、図9に示すように、第2係止部2018は、キャップ本体部12に全ての突起18a、18b、2018cを設けていてもよい。なお、図9において、破線にて表されている第1係止部16及び第2係止部2018は、模式的に本来の大きさよりも大きく図示されている。
変形例2としては、図9に示すように、指針体4は、遮光部品40を備えていなくてもよく、光拡散部品2030は、円盤状に形成されていてもよい。この変形例2では、光拡散部品2030の一部である円盤状の露出部2032から光を拡散させて外部に射出することができる。
変形例3としては、光拡散部品30は、露出部32と導光部品20との間にて、第1係止部16により係止されてもよい。
変形例4としては、カバー部品50は、指針体4の重心を調整する指針バランサー60を有していなくてもよい。かかる変形例4の場合、例えば、導光部品20又は光拡散部品30が、指針バランサー60を有していてもよい。
変形例5としては、第2係止部18は、キャップ部品10の周方向において指針バランサー60の存在する領域に、軸方向に重ねて配置されていてもよい。
変形例6としては、第1係止部16は、2つ又は4つ以上の突起から構成されていてもよい。また、第2係止部18は、2つ又は4つ以上の突起から構成されていてもよい。また、第1係止部16を構成する突起と第2係止部18を構成する突起とは、異なる数ずつ設けられてもよい。
1 車両用計器、2 表示板、3 指標、4 指針体、10 キャップ部品、120 開口窓、16 第1係止部、16a、16b、16c 突起、18、2018 第2係止部、18a、18b、18c、2018c 突起、20 導光部品、22 導光ボス部、30、2030 光拡散部品、32、2032 露出部、40 遮光部品、50 カバー部品、60 指針バランサー

Claims (6)

  1. 車両において状態量を表示する車両用計器(1)に設けられ、当該状態量に対応した指標(3)を指示する指針体(4)において、
    筒状に形成され、前方に向かって開口する開口窓(120)を有する遮光性のキャップ部品(10)と、
    前記キャップ部品内に収容され、後方から光を導く透光性の導光部品(20)と、
    前記キャップ部品内に収容され、後方の前記導光部品から光が導かれて発光することにより、拡散した光を前方の前記開口窓を通して前記キャップ部品外に射出する透光性の光拡散部品(30、2030)と、
    前記キャップ部品内に収容され、後方から前記導光部品を覆う遮光性のカバー部品(50)とを、備え、
    前記キャップ部品は、
    前記光拡散部品を後方から係止する第1係止部(16)と、
    前記カバー部品が前記導光部品を前記光拡散部品との間に挟んだ状態で、当該カバー部品を後方から係止する第2係止部(18、2018)とを、有し、
    前記第1係止部と前記第2係止部とは、複数ずつ設けられて前記キャップ部品の周方向に交互に配置されることを特徴とする車両用計器の指針体。
  2. 前記光拡散部品は、前記開口窓内に収容されて前記キャップ部品外に露出する露出部(32,2032)を、有し、当該露出部と前記導光部品との間から外れた箇所にて、前記第1係止部により係止されることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器の指針体。
  3. 前記カバー部品は、前記指針体の重心を調整する指針バランサー(60)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用計器の指針体。
  4. 前記第2係止部は、前記指針バランサーとは前記キャップ部品の周方向にずれて配置されることを特徴とする請求項3に記載の車両用計器の指針体。
  5. 前記第1係止部と前記第2係止部とは、少なくとも3つとなる同数ずつ、設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用計器の指針体。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用計器の指針体と、
    前記指標を形成する表示板(2)とを備えることを特徴とする車両用計器。
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