JP2014143885A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子巻線の小型化を実現しつつ、固定子コアのスロットに配置された絶縁シート部材の破れ発生を防止し得るようにした回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】固定子は、周方向に配列された複数のスロット25を有する円環状の固定子コア22と、スロット25に軸方向一方側から挿入され軸方向他方側に延出した開放端部が周方向に捻られてなる斜行部を有し、斜行部の端末同士が互いに接合された複数の導体セグメントにより構成された固定子巻線と、スロット25の内壁面と導体セグメントとの間に介装された絶縁シート部材24と、を備える。絶縁シート部材24は、スロット25の内壁面に沿って筒状に巻かれて周方向両端部同士が重なり合った重なり部24aを有し、重なり部24aの径方向反対側に弛み部24bが設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両等に搭載されて電動機や発電機として使用される回転電機の固定子に関する。
従来、車両に搭載されて使用される回転電機として、回転可能に設けられた回転子と、該回転子と径方向に対向して配置され周方向に配列された複数のスロットを有する固定子コアおよび該固定子コアのスロットに巻装された固定子巻線と、を備えたものが一般に知られている。
そして、特許文献1には、略U字状に形成された複数の導体セグメントの端末同士を接続して構成される固定子巻線が開示されている。この固定子巻線は、複数の導体セグメントの開放端部を軸方向一方側からスロットに挿入して、軸方向他端側に延出した開放端部を周方向に捻って斜行部を形成し、異なる導体セグメントの斜行部の端末同士を溶接等で接合することにより固定子コアに巻装される。
また、特許文献1には、スロットの内壁面と導体セグメントとの間に介装された絶縁シート部材が開示されている。この絶縁シート部材は、固定子コアと固定子巻線との対地絶縁を確保できるようにするために、固定子コアの軸方向端面からの出代(沿面距離)が設定されるよう、軸方向両端部が固定子コアの軸方向端面から突出した状態に配置される。
特許第3899685号公報
ところで、上記特許文献1に開示された固定子のように、複数の導体セグメントを接合して形成される固定子巻線は、スロットから軸方向他端側に延出した開放端部の捻りの根元に、軸方向に延びるストレート部と該ストレート部の先端から周方向に斜行する斜行部とが存在する。したがって、固定子コアの軸方向端面から軸方向外方に突出する固定子巻線のコイルエンド部の突出高さを低くして小型化するためには、スロットから延出した開放端部の軸方向に延びるストレート部を小さくする必要がある。
しかし、そのストレート部を小さくすると、スロットから軸方向他端側に延出した開放端部を周方向に捻る際に、固定子コアの軸方向端面から突出する絶縁シート部材の端部に加わる伸びストレスが増大するため、絶縁シート部材の端部に破れが発生し易くなる。このようにして絶縁シート部材に破れが発生すると、沿面距離が不足して沿面放電等の絶縁不良を引き起こす可能性が増大し、十分な絶縁性を確保できなくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、固定子巻線の小型化を実現しつつ、固定子コアのスロットに配置された絶縁シート部材の破れ発生を防止し得るようにした回転電機の固定子を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、周方向に配列された複数のスロット(25)を有する円環状の固定子コア(22)と、前記スロットに軸方向一方側から挿入され軸方向他方側に延出した開放端部が周方向に捻られてなる斜行部(23e)を有し、前記斜行部の端末同士が互いに接合された複数の導体セグメント(23)により構成された固定子巻線(21)と、前記スロットの内壁面と前記導体セグメントとの間に介装された絶縁シート部材(24)と、を備えた回転電機の固定子において、前記絶縁シート部材は、前記スロットの内壁面に沿って筒状に巻かれて周方向両端部同士が重なり合った重なり部(24a)を有し、前記重なり部の径方向反対側に弛み部(24b)が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁シート部材は、スロットの内壁面に沿って筒状に巻かれて周方向両端部同士が重なり合った重なり部を有し、その重なり部の径方向反対側に弛み部が設けられている。そのため、スロットから軸方向他端側に延出した導体セグメントの開放端部を周方向に捻る際に、固定子コアの軸方向端面から突出する絶縁シート部材の軸方向端部に加わる周方向の伸びストレスは、絶縁シート部材の弛み部が周方向に伸展することで緩和される。これにより、絶縁シート部材の破れ発生が防止される。
また、本発明によれば、スロットから軸方向他端側に延出した開放端部の捻りの根元に存在する、軸方向に延びるストレート部をより小さくすることが可能となるので、固定子巻線の小型化を実現することができる。
なお、筒状に巻かれた絶縁シート部材の周方向両端部同士が重なり合った重なり部においては、スロットから軸方向他端側に延出した導体セグメントの開放端部を周方向に捻る際に、固定子コアの軸方向端面から突出する絶縁シート部材の軸方向端部に周方向の伸びストレスが加わらないので、絶縁シート部材の破れは発生しない。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載された各部材や部位の後の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的な部材や部位との対応関係を示すものである。
実施形態1に係る回転電機の軸方向断面図である。 実施形態1に係る固定子の全体斜視図である。 実施形態1において固定子コアのスロットに導体セグメントを挿入する状態を示す説明図である。 実施形態1において用いられる導体セグメントの模式的斜視図である。 実施形態1に係る固定子の部分的な断面図である。 実施形態1に係る固定子の接合側エンド部の一部を示す斜視図である。 実施形態1において導体セグメントが収容される固定子コアのスロットを説明するための固定子の部分断面図である。 実施形態1において導体セグメントの開放端部を周方向に捻る前の状態を示す図であって、(a)は径方向内径側から見た正面図であり、(b)は(a)のVIII−VIII線矢視断面図である。 実施形態1において導体セグメントの開放端部を周方向に捻った後の状態を示す図であって、(a)は径方向内径側から見た正面図であり、(b)は(a)のIX−IX線矢視断面図である。 変形例1に係る固定子の部分的な断面図である。 変形例2に係る固定子の部分的な断面図である。 実施形態2に係る固定子の部分的な断面図である。 変形例3に係る固定子の部分的な断面図である。 変形例4に係る固定子の部分的な断面図である。
以下、本発明に係る回転電機の実施形態について図面を参照して具体的に説明する。
〔実施形態1〕
本実施形態に係る回転電機1は、車両用交流発電機として用いられるものであって、図1に示すように、電機子として働く固定子2と、界磁として働く回転子3と、固定子2および回転子3を収容し、締結ボルト4cによって連結、固定されたフロントハウジング4aおよびリアハウジング4bと、交流電力を直流電力に変換する整流器5等を含んで構成されている。
固定子2は、図2に示すように、固定子コア22と、複数の導体セグメント23により構成されたセグメント型の固定子巻線21と、固定子コア22および固定子巻線21間を電気絶縁する絶縁シート部材24とを備えている。この固定子2は、フロントハウジング4aおよびリアハウジング4b間で挟持されることにより固定されており、回転子3の外周側に所定のエアギャップG(図5参照)を介して配置されている。固定子2の詳細な構造については後述する。
回転子3は、図1に示すように、フロントハウジング4aおよびリアハウジング4bに回転可能に支持されたシャフト33と一体になって回転するもので、ランデル型ポールコア32と、界磁巻線31とを備えている。なお、シャフト33の前端部には、自動車に搭載された走行用のエンジン(図示せず)に図示しないベルト等を介して連結されたプーリ20が固定されている。
ランデル型ポールコア32は、フロント側およびリア側の一組のポールコア32a、32bを組み合わせて構成されている。各ポールコア32a、32bは、それぞれが6個の爪状磁極部32cを有し、絶縁処理された銅線を円筒状かつ同心状に巻回して構成された界磁巻線31を前後両側から挟み込むようにシャフト33に嵌挿されている。本実施形態では、ポールコア32a、32bは、各8個の磁極を持ち、即ち、16極の回転子3を形成している。
フロントハウジング4aの軸方向端面(前端面)およびリアハウジング4bの軸方向端面(後端面)には、吸入孔42a、42bがそれぞれ設けられている。そして、フロント側の吸入孔42aから吸い込んだ冷却風を軸方向および径方向に吐き出すための斜流ファン35がフロント側のポールコア32aの前端面に溶接等により固着されている。同様に、リア側の吸入孔42bから吸い込んだ冷却風を径方向に吐き出すための遠心ファン36がリア側のポールコア32bの後端面に溶接等により固着されている。また、フロントハウジング4aおよびリアハウジング4bには、固定子コア22の軸方向両端から突出した固定子巻線21のコイルエンド部に対向した部分に冷却風の吐出孔41がそれぞれ設けられている。
シャフト33の後端部には、界磁巻線31の両端に電気的に接続されたスリップリング37、38が形成されており、これらのスリップリング37、38を介してブラシ装置7から界磁巻線31に対して給電が行われるようになっている。
上述した構成を有する車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ20にエンジンからの回転力が伝えられると、回転子3がシャフト33と共に所定方向に回転する。この状態で、スリップリング37、38を介してブラシ装置7から回転子3の界磁巻線31に励磁電圧を印加することにより、ポールコア32a、32bのそれぞれの爪状磁極部32cが励磁されて、回転子3の回転周方向に沿って交互にNS磁極が形成される。これにより、固定子巻線21に三相交流電圧を発生させることができ、整流器5の出力端子から所定の直流電流を取り出すことができる。
次に、固定子2の詳細について図2〜図7を参照しつつ説明する。固定子コア22は、円環状の複数の電磁鋼板を軸方向に積層して形成されている。この固定子コア22は、外周部を構成する円環状のバックコア部22aと、バックコア部22aから径方向内方へ突出し周方向に所定距離を隔てて配列された複数のティース部22bとを有する。
固定子コア22の隣接する二つのティース部22bの間には、多相の固定子巻線21を収容できるように、軸方向に貫通するスロット25が形成されている。本実施形態では、回転子3の磁極数16に対応して、2組の3相の固定子巻線21を収容するように、96個のスロット25が周方向に等間隔に配置されている。各スロット25を区画する二つのティース部22bの突出先端には、周方向に所定距離を隔てて互いに対向するフランジ部22cが形成されている。このフランジ部22cは、突出先端に向かうにつれて径方向幅が次第に小さくなるように先細り状に形成されている。これにより、各スロット25の内径側で互いに対向する一対のフランジ部22c,22cの間には、固定子コア22の内周面に開口し軸方向に延びるスリット状の開口部25aが形成されている。
固定子コア22のスロット25に装備された固定子巻線21は、接合端部23f(図4参照)同士が互いに接合された複数の略U字状の導体セグメント23により構成されている。導体セグメント23は、例えば銅等の金属材料よりなる導体部と、導体部の外周表面を覆う絶縁皮膜とからなる断面が矩形の角線で形成されている。なお、接合端部23fは、絶縁皮膜が剥離されて内部の導体部が露出した状態になっている。
この導体セグメント23は、図3に示すように、一対の直線部23g、23gとそれぞれの直線部23g、23gの一端部同士を連結するターン部23hとからなるU字形状のものが採用されている。この導体セグメント23は、一対の直線部23g、23gが所定のスロットピッチ離れた2個のスロット25内に軸方向一方側から挿入された後、スロット25から軸方向他方側の外部に延出する直線部23g、23gの開放端部が、周方向の何れか一方側へ所定の角度をもって斜めに斜行するように折り曲げられている。
これにより、導体セグメント23は、図4に示すように、スロット25内に収容され軸方向に沿って直線状に延びる一対のスロット収容部23a、23aと、スロット25から軸方向両側にそれぞれ露出し周方向に延び出すコイルエンド部とを有する。コイルエンド部は、各スロット収容部23a、23aの一端同士を連結するように一体に設けられてスロット25の軸方向一端側(車両用交流発電機1のリア側で図1の右側。以下、同様)から突出するターン側エンド部23bと、各スロット収容部23a、23aの他端に一体に設けられてスロット25の軸方向他端側(車両用交流発電機1のフロント側で図1の左側。以下、同様)から突出する一対の接合側エンド部23c、23cとから構成されている。
ターン側エンド部23bは、その先端に湾曲変形により形成された略V字状のターン部23hを有している。一方、接合側エンド部23cは、周方向に捻られて固定子コア22の軸方向端面に対して所定の角度をもって斜めに斜行する斜行部23eと、この斜行部23eの先端に屈曲変形により一体に形成された接合端部23fとを有している。
固定子コア22の各スロット25には、それぞれ偶数本(本実施形態では4本)の電気導体(各導体セグメント23のスロット収容部23a)が収容されている。一つのスロット25内の4本の電気導体は、図5に示すように、径方向に沿って内側から内端層、内中層、外中層、外端層の順で一列に配列されている。各スロット25内に収容されたこれらの電気導体が所定のパターンで接続されることにより、固定子巻線21が形成される。なお、一つのスロット25内の4本の電気導体は同相の固定子巻線21を形成している。
スロット25内の電気導体は、軸方向一端側のターン側エンド部23bにおいては、ターン部23hを経由することにより電気的に接続されている。これにより、固定子コア22の軸方向一端側には、スロット25から突出した多数のターン部23hによって第1コイルエンド群21aが形成されている(図2参照)。また、軸方向他端側の接合側エンド部23cにおいては、接合端部23f同士をアーク溶接によって接合することにより電気的に接続されている。これにより、固定子コア22の軸方向他端側には、スロット25から突出した多数の接合側エンド部23cによって第2コイルエンド群21bが形成されている(図2,6参照)。
各スロット25内の1本の電気導体は、所定の磁極ピッチ離れた他のスロット25内の1本の他の電気導体と対をなしている。例えば、図7に示すように、一つのスロット25内の内端層の電気導体231aは、固定子コア22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ(NS磁極ピッチ)離れた他のスロット25内の外端層の電気導体231bと対をなしている。同様に、一つのスロット25内の内中層の電気導体232aは、固定子コア22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の外中層の電気導体232bと対をなしている。
そして、固定子コア22の軸方向一端側のターン側エンド部23bにおいて、これらの対をなす電気導体、即ち、内端層の電気導体231aと外端層の電気導体231bとは、ターン部23h(231c)を経由することにより接続されている。また、内中層の電気導体232aと外中層の電気導体232bとは、ターン部23h(232c)を経由することにより接続されている。
即ち、固定子コア22の軸方向一端側のターン側エンド部23bにおいては、一つのスロット25内の内端層の電気導体231aと内中層の電気導体232aが、当該スロット25から固定子コア22の時計回り方向に向けて延出している。また、一つのスロット25内の外端層の電気導体231bと外中層の電気導体232bが、当該スロット25から固定子コア22の反時計回り方向に向けて延出している。
一方、一つのスロット25内の内中層の電気導体232aは、固定子コア22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の内端層の電気導体231a’とも対をなしている。同様に、一つのスロット25内の外端層の電気導体231b’は、固定子コア22の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット25内の外中層の電気導体232bとも対をなしている。
そして、固定子コア22の軸方向他端側の接合側エンド部23cにおいて、これらの対をなす電気導体、即ち、内中層の電気導体232aと内端層の電気導体231a’とは、接合端部23f同士(232dと231d’)の接合により接続されている(図4参照)。また、外端層の電気導体231b’と外中層の電気導体232bとは、接合端部23f同士(231e’と232e)の接合により接続されている(図4参照)。
即ち、固定子コア22の軸方向一端側のターン側エンド部23bにおいては、一つのスロット25内の内端層の電気導体231aと外中層の電気導体232bが、当該スロット25から固定子コア22の反時計回り方向に向けて延出している。また、一つのスロット25内の内中層の電気導体232bと外端層の電気導体231bが、当該スロット25から固定子コア22の時計回り方向に向けて延出している。
さらに、図3に示すように、内端層の電気導体231aと外端層の電気導体231bとが、一連の導電体を略U字状に成形してなる大セグメント231により提供される。そして、内中層の電気導体232aと外中層の電気導体232bとが一連の導電体を略U字状に成形してなる小セグメント232により提供される。なお、基本となる略U字状の導体セグメント23は、大セグメント231および小セグメント232によって構成される。
以上の構成を、全てのスロット25の基本となる導体セグメント23について繰り返す。なお、固定子巻線21の各相について、基本となる導体セグメント23により、固定子コア22の周りを2周する巻線(コイル)が形成される。しかし、固定子巻線21の各相について、出力用引き出し線および中性点用引き出し線を一体に有するセグメント、並びに1周目と2周目とを接続するターン部23hを有するセグメントは、基本となる導体セグメント23とは異なる異形セグメントで構成される。これら異形セグメントを用いて、固定子巻線21の各相の巻線端が星型結線により結線される。
固定子コア22の各スロット25には、矩形の絶縁紙をスロット25の軸直角方向の断面形状に合わせて角筒状に巻くことにより形成された絶縁シート部材24が、各スロット25の内壁面に沿って配置されている。この絶縁シート部材24は、スロット25の軸方向長さよりも少し長くされており、軸方向両端部のそれぞれが固定子コア22の軸方向端面からスロット25の外部へ突出した状態に配置されている(図2,3参照)。
角筒状に巻かれた絶縁シート部材24は、周方向両端部同士が重なり合った重なり部24aを有し、この重なり部24aがスロット25の外径側に位置するように配置されている。絶縁シート部材24の重なり部24aの径方向反対側(スロット25の内径側)には、絶縁シート部材24が断面V字状に屈曲して内径側へ凸となるように形成された弛み部24bが設けられている。これにより、スロット5内の最内径側の電気導体231aと弛み部24bとの間に空間部が形成されている。このように配置された絶縁シート部材24によって、各スロット25に収容された4本の電気導体(スロット収容部23a)とスロット25の内壁面との間の電気絶縁が行われる。
この絶縁シート部材24は、各スロット25に挿入された複数の導体セグメント23の接合端部23f同士が接合されて固定子コア22に固定子巻線21が巻装される前に、各スロット25内にそれぞれ配置されている。その後、各スロット25に軸方向一方側から挿入されて軸方向他方側に延出した導体セグメント23の一対の接合側エンド部23cが互いに周方向反対側に捻られることにより斜行部23eが形成される際に、固定子コア22の軸方向他方側端面から突出した絶縁シート部材24の軸方向他方側端部の内径側が斜行部23eにより圧迫される。
このとき、各スロット25の内径側においては、図8(a)(b)に示すように、内端層の電気導体231aが、当該スロット25から固定子コア22の反時計回り方向に向けて延出し、内中層の電気導体232aが、当該スロット25から固定子コア22の時計回り方向に向けて延出している。そのため、絶縁シート部材24の軸方向他方側端部の内径側は、図9(a)(b)に示すように、周方向両側に引っ張られる。しかし、絶縁シート部材24の軸方向他方側端部は、弛み部24bが周方向に伸展することで周方向への伸びストレスが緩和される。これにより、絶縁シート部材24の軸方向他方側端部に破れが発生しない。
なお、各スロット25の外径側においては、絶縁シート部材24の軸方向他方側端部は、互いに周方向反対側に捻られることにより形成される二つの斜行部23eが圧迫した際に、重なり部24aが互いに周方向にずれることによって伸びストレスが加わらないので、絶縁シート部材24の破れは発生しない。
このようにして各スロット25から軸方向他方側に延出した各導体セグメント23の斜行部23eのうち、所定の斜行部23eの接合端部23f同士(端末同士)が溶接で接合されることにより、複数の導体セグメント23が所定の状態に接続される。これにより、固定子コア22のスロット25に巻装された三相の固定子巻線21が形成される。
その後、固定子コア22の各スロット25内に収容された複数の導体セグメント23同士(スロット収容部23a同士)は、絶縁シート部材24の内側に形成された空間部に向けて滴下されたワニス等の接着部材26により固定される。このとき、スロット25内には、絶縁シート部材24の弛み部24bによって空間部が形成されていることから、絶縁シート部材24の内側に接着部材26が入り易いので、固定子巻線21の固定が容易になる。また、滴下された接着部材26が硬化することで、スロット25の内径側の開口部25aから侵入する異物に対してより堅固になり、導体セグメント23の絶縁皮膜の損傷が防止される。
以上のように構成された本実施形態の固定子2によれば、スロット25の内壁面と電気導体(スロット収容部23a)との間に介装された絶縁シート部材24は、重なり部24aの径方向反対側(内径側)に設けられた弛み部24bを有する。そのため、スロット25から軸方向他端側に延出した導体セグメント23の開放端部を周方向に捻る際に、固定子コア22の軸方向端面から突出する絶縁シート部材24の軸方向端部に加わる周方向の伸びストレスを、弛み部24bが周方向に伸展することで緩和させることができる。これにより、絶縁シート部材24の破れ発生を防止することができる。さらに、スロット25から軸方向他端側に延出した開放端部の捻りの根元に存在する、軸方向に延びるストレート部をより小さくすることが可能となるので、固定子巻線21の小型化を実現することができる。
また、本実施形態の絶縁シート部材24は、弛み部24bがスロット25の開口部25a側(内径側)に位置するように配置されているので、固定子コア22の内径側から衝突する異物に対して、弛み部24bで衝撃を吸収することができる。これにより、異物の衝突による導体セグメント23の絶縁皮膜の損傷を防止することができる。
また、スロット25内に収容された複数の電気導体(スロット収容部23a)同士は、弛み部24bに向けて滴下された接着部材26により固定されている。そのため、弛み部24bに存在する空間部から絶縁シート部材24の内側に接着部材26が入り易いので、固定子巻線21の固定を容易に行うことができる。さらに、弛み部24bに向けて滴下された接着部材26が硬化することで、スロット25の内径側の開口部5aから侵入する異物に対してより堅固になるので、導体セグメント23の絶縁皮膜の損傷をより確実に防止することができる。
〔変形例1〕
上記の実施形態1では、絶縁シート部材24に設けられる弛み部24bは、絶縁シート部材24が断面V字状に屈曲して内径側へ凸となるように形成されているが、図10に示す変形例1のように、弛み部24cを、絶縁シート部材24が断面U字状に屈曲して内径側へ凸となるように形成してもよい。
このようにすれば、実施形態1の断面V字状の弛み部24bに比べ、弛み部24cの周方向長さを長くすることができるので、周方向への伸展量を大きくすることができる。
〔変形例2〕
上記の実施形態1の弛み部24bに代えて、図11に示す変形例2のように、弛み部24dを、絶縁シート部材24が2回以上折り曲げられた蛇腹状に形成してもよい。このようにすれば、変形例1の断面U字状の弛み部24cよりも、弛み部24dの周方向長さを更に長くすることができるので、周方向への伸展量をより一層大きくすることができる。
〔実施形態2〕
実施形態2に係る回転電機の固定子2は、基本的構成が実施形態1と同じであり、固定子コア22に設けられたスロット25の形状、および絶縁シート部材24の配置の仕方が実施形態1と異なる。よって、実施形態1と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、以下、異なる点および重要な点について説明する。なお、実施形態1と異なる部材や部位を除き、実施形態1と共通する部材や部位については同じ符号を用いる。
固定子コア22に設けられた複数のスロット25は、図12に示すように、外径側の内壁面が断面V字状に屈曲して外径側へ凸となるように形成されている。そして、各スロット25を区画する二つのティース部22bの突出先端に、周方向に所定距離を隔てて互いに対向するように設けられたフランジ部22dは、径方向幅が略一定にされている。即ち、実施形態2のスロット25は、実施形態1のスロット25と断面形状が径方向において反対となるように形成されている。
実施形態2の絶縁シート部材24は、矩形の絶縁紙をスロット25の軸直角方向の断面形状に合わせて角筒状に巻くことにより形成され、各スロット25の内壁面に沿って配置されている。この絶縁シート部材24も、周方向両端部同士が重なり合った重なり部24aを有し、重なり部24aの径方向反対側には、絶縁シート部材24が断面V字状に屈曲して外径側へ凸となるように形成された弛み部24bが設けられている。
即ち、実施形態2の絶縁シート部材24と実施形態1の絶縁シート部材24は、同様に構成されている。しかし、実施形態2の絶縁シート部材24は、重なり部24aがスロット25の内径側(開口部25a側)に位置し、弛み部24bがスロット25の外径側に位置するように配置あれている点で、実施形態1と異なる。
以上のように構成された実施形態2の固定子2によれば、絶縁シート部材24は、重なり部24aの径方向反対側(内径側)に設けられた弛み部24bを有する。そのため、固定子巻線21の小型化を実現しつつ、固定子コア22のスロット25に配置された絶縁シート部材24の破れ発生を防止することができる等、実施形態1と同様の作用および効果を奏する。
〔変形例3〕
上記の実施形態2では、絶縁シート部材24に設けられる弛み部24bは、絶縁シート部材24が断面V字状に屈曲して外径側へ凸となるように形成されているが、図13に示す変形例3のように、弛み部24cを、絶縁シート部材24が断面U字状に屈曲して外径側へ凸となるように形成してもよい。
このようにすれば、実施形態2の断面V字状の弛み部24bに比べ、弛み部24cの周方向長さを長くすることができるので、周方向への伸展量を大きくすることができる。
〔変形例4〕
上記の実施形態2の弛み部24bに代えて、図14に示す変形例2のように、弛み部24dを、絶縁シート部材24が2回以上折り曲げられた蛇腹状に形成してもよい。このようにすれば、変形例3の断面U字状の弛み部24cよりも、弛み部24dの周方向長さを更に長くすることができるので、周方向への伸展量をより一層大きくすることができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態1,2に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。例えば、実施形態1,2では、絶縁シート部材24として絶縁紙を採用していたが、これに代えて、プラスチックシートやセラミックシート、あるいはそれらを積層した複合シート等を採用することができる。
また、上記の実施形態1,2では、本発明に係る回転電機の固定子を車両用交流発電機に適用した例を説明したが、本発明は、車両に搭載される回転電機として、発電機、あるいは電動機、さらには両者を選択的に使用し得る回転電機にも適用することができる。
1…車両用交流発電機(回転電機)、 2…固定子、 3…回転子、 21…固定子巻線、 22…固定子コア、 23…導体セグメント、 23e…斜行部、 24…絶縁シート部材、 24a…重なり部、 24b,24c,24d…弛み部、 25…スロット、 25a…開口部、 26…接着部材。

Claims (5)

  1. 周方向に配列された複数のスロット(25)を有する円環状の固定子コア(22)と、前記スロットに軸方向一方側から挿入され軸方向他方側に延出した開放端部が周方向に捻られてなる斜行部(23e)を有し、前記斜行部の端末同士が互いに接合された複数の導体セグメント(23)により構成された固定子巻線(21)と、前記スロットの内壁面と前記導体セグメントとの間に介装された絶縁シート部材(24)と、を備えた回転電機の固定子において、
    前記絶縁シート部材は、前記スロットの内壁面に沿って筒状に巻かれて周方向両端部同士が重なり合った重なり部(24a)を有し、前記重なり部の径方向反対側に弛み部(24b)が設けられていることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 前記スロット内に収容された複数の前記導体セグメント同士は、前記弛み部に向けて滴下された接着部材(26)により固定されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記スロットは、前記固定子コアの内周面に開口するスリット状の開口部(25a)を有し、前記絶縁シート部材は、前記弛み部が前記開口部側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記弛み部に向けて接着部材(26)が滴下され、硬化されていることを特徴とする請求項3に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記弛み部は、前記絶縁シート部材が2回以上折り曲げられて蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
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