JP2014143781A - 給電用保護チューブの配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド構造体と固定構造体との間で保護チューブ付きのワイヤハーネスを座屈等なくスムーズに屈曲させると共に固定構造体との干渉を防ぐ。
【解決手段】固定構造体53とスライド構造体54との間に屈曲可能な保護チューブ48付きのワイヤハーネスを首振り自在に配索し、固定構造体側における保護チューブの端部48aの側面50に剛性付与部49を形成し、スライド構造体の開閉時に剛性付与部で保護チューブの端部を常時直線的に伸長させた。剛性付与部49を、保護チューブの端部の先端側の均一形状部49aと、端部の基端側の徐変形状部49bとで構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の車両ボディからスライドドアに、剛性付与部を有する保護チューブで覆われたワイヤハーネスを配索する給電用保護チューブの配索構造に関するものである。
従来、自動車の車両ボディからスライドドアにかけてコルゲートチューブ付きのワイヤハーネスを水平に配索し、スライドドアの開閉に伴って、コルゲートチューブ付きのワイヤハーネスを車両ボディとスライドドアとの間でドア開閉方向に屈曲させるようにしたワイヤハーネスの配索構造が各種提案されている。
例えば特許文献1には、スライドドアに固定したケースに水平なガイドレールを設け、ガイドレールに係合したスライダに首振り部材を車両前後方向(水平方向)首振り自在に設け、首振り部材にワイヤハーネスの外周の合成樹脂製のコルゲートチューブの一端部を保持させ、コルゲートチューブには上下にチューブ長手方向のリブを設けて、ワイヤハーネスの垂れ下がりを防いだことが記載されている。ワイヤハーネスは、複数本の電線をコルゲートチューブ内に挿通させて構成される。
特許文献1には、リブとして、コルゲートチューブの周方向の凹溝から凸条を超えて高く突出させたものや、周方向の凹溝から凸条までの範囲で形成したものや、リブの内部を中実又は中空にしたものが記載されている。
また、特許文献2には、スライドドアに固定したプロテクタに板ばねを設け、板ばねでコルゲートチューブ付きのワイヤハーネスを上向きに付勢し、コルゲートチューブ付きのワイヤハーネスをプロテクタの下部開口から車両ボディ側のハーネス保持部材にかけて配索し、コルゲートチューブには側面に凸部又は凹部で成る外力受け部を設け、車両ボディ側のハーネス保持部材の近傍でコルゲートチューブの屈曲部の屈曲外側に外力受け部を配置して、コルゲートチューブの屈曲をスムーズに行わせることが記載されている。
また、特許文献3には、コルゲートチューブではなく、複数の駒部材を連結して成る合成樹脂製のケーブルガイドに給電用のケーブルを挿通し、スライドドアと車体本体との間でケーブルガイドを平面視略S字状に屈曲させるようにしたことが記載されている。
特開2009−11136号公報(図1〜図5) 特開2006−192939号公報(図1〜図6) 特開2004−34759号公報(図1)
しかしながら、上記特許文献1に記載された構造にあっては、スライドドアの開閉途中において、スライドドアと車両ボディとの間におけるワイヤハーネスのドア開閉方向の屈曲動作(形態)にばらつきを生じ兼ねないという懸念があった。
また、特許文献2に記載された構造にあっては、スライドドアの開閉途中におけるスライドドアと車両ボディとの間のワイヤハーネスの弛み(余長)をプロテクタ内の板ばねの付勢力で吸収させるために、給電構造が大型化するという懸念や、コルゲートチューブの全長に渡って凸部ないし凹部を形成するために、コルゲートチューブが高コスト化、重量化するという懸念があった。
また、特許文献3に記載された構造にあっては、多数の駒部材を連結して成るケーブルガイドを使用するために、給電構造が高コスト化、重量化、肥大化するという懸念があった。
これらの懸念は、自動車のスライドドアに限らず、自動車以外の車両のスライドドアや、車両以外の装置等のスライドドア等においても同様に生じ得るものである。スライドドア等をスライド構造体、車両ボディや装置本体等を固定構造体と総称する。
本発明は、上記した点に鑑み、スライド構造体と固定構造体との間で保護チューブ付きのワイヤハーネスを座屈等なくスムーズに屈曲させることができ、保護チューブ付きのワイヤハーネスの屈曲耐久性を高めると共に、保護チューブと固定構造体との干渉を防ぐことのできる給電用保護チューブの配索構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給電用保護チューブの配索構造は、固定構造体とスライド構造体との間に屈曲可能な保護チューブ付きのワイヤハーネスが首振り自在に配索され、該固定構造体側における該保護チューブの端部の側面に剛性付与部が形成され、該スライド構造体の開閉時に該剛性付与部で該保護チューブの該端部が常時直線的に伸長されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の全閉時に固定構造体側で保護チューブの端部が固定構造体に沿って真直に伸びることで、スライド構造体の開き初期時に保護チューブの端部が全閉時と同じ位置に維持され(U字屈曲の動機付けがなされ)、スライド構造体の半開時に、保護チューブの端部から中間部にかけて略U字状にスムーズに屈曲し、同時に中間部からスライド構造体にかけての保護チューブ部分が略逆U字状に屈曲して、固定構造体とスライド構造体との間で保護チューブが略S字状にスムーズに屈曲する。これにより、保護チューブ付きワイヤハーネス(複数本の電線を保護チューブ内に挿通して成るワイヤハーネス)の屈曲耐久性が高まる。
また、スライド構造体の全開時に固定構造体側で保護チューブの端部がスライド構造体に向けて真直に伸びる(突出する)ことで、保護チューブの中間部が固定構造体からスライド構造体側(外側)に離間し、保護チューブの中間部が固定構造体との干渉が防止される。保護チューブとしては蛇腹状のコルゲートチューブが好ましい。
請求項2に係る給電用保護チューブの配索構造は、請求項1記載の給電用保護チューブの配索構造において、前記剛性付与部が、前記保護チューブの端部の先端側に配置された均一形状部と、該端部の基端側に配置された徐変形状部とで構成されたことを特徴とする。
上記構成により、剛性付与部の均一形状部が保護チューブの端部の剛性を高め、剛性付与部の徐変形状部が保護チューブの屈曲時に曲げ応力を徐々に吸収して集中応力を防いで、保護チューブの端部の基端の折れ曲がりを防ぐ。「端部の基端側に配置された」とは、「端部の先端から端部に沿って遠ざかる方向に配置された」の意味である。
請求項3に係る給電用保護チューブの配索構造は、請求項1又は2記載の給電用保護チューブの配索構造において、前記剛性付与部が、前記スライド構造体の全開時に開き方向に位置する一方の前記側面にのみ形成されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の全開時に固定構造体から保護チューブがスライド構造体開き方向を向き、保護チューブの端部の一側面の剛性付与部が保護チューブの裏側になって外部から隠されることで、見栄えが向上する。
請求項4に係る給電用保護チューブの配索構造は、請求項1〜3の何れかに記載の給電用保護チューブの配索構造において、前記スライド構造体の全閉時に、前記保護チューブの前記端部が該スライド構造体の開き方向に45°ないしそれ以下の開き角度で配置されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の半閉時から全開時にかけて、固定構造体側の保護チューブの端部がスライド構造体開き方向に反転しやすくなり、保護チューブが折れ曲がりや引っ掛かりなくスムーズに反転される。
請求項1記載の発明によれば、スライド構造体の全閉時に保護チューブの端部が直線的に伸びて、スライド構造体の半開時に保護チューブを略S字状にスムーズに屈曲させることで、保護チューブ付きワイヤハーネスの屈曲耐久性を向上させることができる。また、スライド構造体の全開時に保護チューブの端部が直線的に伸びて、保護チューブの中間部を固定構造体から離間させることで、固定構造体との干渉とそれに伴う保護チューブの傷みを防止することができる。これらによってスライド構造体への常時給電の信頼性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、剛性付与部の均一形状部が保護チューブの端部の剛性を高め、剛性付与部の徐変形状部が保護チューブの屈曲時に端部の曲げ応力を徐々に吸収することで、保護チューブの端部の基端の折れ曲がりや応力集中を防いで、保護チューブを一層スムーズにS字屈曲させて、保護チューブ付きワイヤハーネスの屈曲耐久性を一層向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、スライド構造体の全開時に固定構造体から保護チューブがスライド構造体開き方向を向き、保護チューブの端部の一側面の剛性付与部が保護チューブの裏側になって外部から隠されるので、見栄えを向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、スライド構造体の半閉時から全開時にかけて、固定構造体側の保護チューブの端部がスライド構造体開き方向に反転しやすくなるので、保護チューブをスムーズに反転させることができ、これによって保護チューブ付きワイヤハーネスの屈曲耐久性を高めることができる。
本発明に係る給電用保護チューブの配索構造の一実施形態を示す平面図である。 給電用保護チューブの一端部の形態の第一例を示す、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 車両ボディ側の給電装置の一例を示す、(a)はスライドドア全閉時の状態の斜視図、(b)はスライドドア全開時の状態の斜視図である。 スライドドア側の給電装置の一例を示す正面図である。 給電用保護チューブの一端部の形態の第二例を示す、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 給電用保護チューブの一端部の形態の第三例を示す平面図である。 給電用保護チューブの一端部の形態の第四例を示す平面図である。
図1〜図3は、本発明に係る給電用保護チューブの配索構造の一実施形態を示すものである。図1においては、図1の右側からスライドドアの全閉時、半開時、全開時の各状態を便宜上それぞれ実線で示している。
図1の如く、この給電用保護チューブ48の配索構造は、自動車のスライドドア(スライド構造体)54と車両ボディ(固定構造体)53との間で、コルゲートチューブ(保護チューブ)48付きのワイヤハーネス(以下単にコルゲートチューブと記載する)を、スライドドア半開時にスムーズに平面視略S字状に屈曲させると共に、スライドドア全開時に車両ボディ53の乗降口53aの下側後端部53bとの干渉を防止するべく、車両ボディ側においてコルゲートチューブ48の一端部48aの一側面に剛性付与部としてのリブ49を設けたことを特徴としている。
車両ボディ側の給電装置1は乗降口53aの下側に配置され、スライドドア側の給電装置55はスライドドア54の下部に配置され、コルゲートチューブ48は車両ボディ側の給電装置1からスライドドア側の給電装置55にかけて配索され、車両ボディ側の給電装置1に、コルゲートチューブ48のリブ(剛性付与部)49を有する一端部48aが保持(固定)され、スライドドア側の給電装置55に、コルゲートチューブ48の通常の形態の(剛性付与部のない)他端部48bが保持(固定)されている。
車両ボディ側の給電装置1は、図3(a)(b)にも示す如く、コルゲートチューブ48のリブ(剛性付与部)49の設けられた一端部48aを保持する首振り部材(回動部材)5と、首振り部材5をスライドドア開閉方向(前後方向)に首振り(回動)自在に支持した支持部材3とで構成されている。首振り部材5の筒状のハーネス導出部(導出壁)21内にコルゲートチューブ48のリブ49を有する一端部48aの一端(先端)側の部分が挿入保持されている。ハーネス導出部21の一側の内面にはリブ49を挿通させる溝22が設けられている。
スライドドア側の給電装置55は、図4にも示す如く、コルゲートチューブ48の通常の形態の(剛性付与部のない)他端部48bを保持する首振り部材(回動部材)67と、首振り部材67をドア開閉方向(前後方向)に首振り(回動)自在に支持した支持部材61とで構成されている。
コルゲートチューブ48の一端部48aのリブ(剛性付与部)49は、図1の左側の図の如くスライドドア54の全開時に、車両外側(スライドドア側)から乗車しようとする者が見ても分からないように、スライドドア全開時におけるコルゲートチューブ48の車両後側の側面48a1に設けられている。これにより、コルゲートチューブ48の一端部48aのリブ49に起因する見栄えの低下が防止されている。
図1の右側の図の如くスライドドア54の全閉時に、コルゲートチューブ48の一端部48aのリブ49はスライドドア54の車両内側の面に沿って位置するので、当然ながら車両外側からはリブ49が見えず、車両内側(車室側)からもリブ49が見えないので、見栄えの低下は起こらない。
図2(a)(b)の如く、コルゲートチューブ(保護チューブ)48のリブ49は、コルゲートチューブ48の先端(一端)48a’から他端に向けてチューブ長手方向に短い距離で均一な断面形状で延びた真直部(均一形状部)49aと、真直部49aからチューブ他端に向けて真直部と同程度ないしそれ以上の長さでチューブ長手方向に傾斜状に徐々にリブ高さを低下させて延びた傾斜部(徐変形状部)49bとで構成されている。
このリブ形状によって、図1における車両ボディ側の給電装置1から導出されたコルゲートチューブ48の一端部48aのリブ終端49c(図2)における折れ曲がりが防止される。すなわち、リブ49の真直部(均一形状部)49aは傾斜部(徐変形状部)49bに比べて剛性が高いので、コルゲートチューブ48の一端部48aはリブ49の真直部(均一形状部)49aの範囲で直線的に伸び、リブ49の傾斜部(徐変形状部)49bは真直部(均一形状部)49aに比べて剛性が徐々に低くなっているので、コルゲートチューブ48の一端部48aはリブ49の傾斜部(徐変形状部)49bの範囲で徐々に屈曲を開始し、リブ49の傾斜部(徐変形状部)49bがコルゲートチューブ48の曲げ応力を徐々に吸収して、過大な応力負荷によるコルゲートチューブ48の折れ曲がりを防ぐ。
図2(a)(b)の如く、コルゲートチューブ48は断面長円形に形成され、図1においてコルゲートチューブ48の長径部が上下方向に配置され、短径部が左右方向(図1の右側の図の如くスライドドア全閉時)ないし前後方向に配置される。これにより、スライドドア54の開閉時におけるリブ49以外の範囲のコルゲートチューブ部分の屈曲性が確保されている。リブ49はコルゲートチューブ48の短径側の一側壁(側面)50の中央に配置されている。明細書で上下前後左右の方向性は車両の方向と一致させている。図1のスライドドア54は車両左側のものであり、前方に閉じて後方に開く。
図2(a)(b)におけるコルゲートチューブ48の長径側の上下の中空のリブ51は、図1におけるコルゲートチューブ48の垂れ下がりを防ぐ既存のものである。本例のコルゲートチューブ48の一端部48aのリブ(剛性付与部)49は、上下の垂れ防止用のリブ51のないコルゲートチューブにも適用可能である。また、リブ(剛性付与部)49は断面円形のコルゲートチューブにも適用可能である。
図2(a)(b)の如く、コルゲートチューブ48は、周方向の凸条(山部)58と凹溝(谷部)59とをチューブ長手方向に交互に等ピッチで有し、コルゲートチューブ48の短径側の一側壁(側面)50(凹溝59の内周壁ないし底壁59aと、凸条58の外周壁58a)にリブ(剛性付与部)49を有している。リブ49は中実で板状に形成され、一側壁50から直角に外向きに突出している。凸条58の内部(径方向内側)には内向きの凹溝(図示せず)が形成され、内向きの凹溝はコルゲートチューブ48の内側のハーネス挿通空間52に連通し、凸条58はチューブ長手方向の両側に側端壁を有し、リブ49は凸条58の側端壁にも直交ないし交差して続き、各凸条58及び凹溝59で縦(長手方向)断面矩形波状の蛇腹形状部をなしている。
リブ(剛性付与部)49は凹溝59の内周壁(底壁)59aの外面と凸条58の外周壁58aの外面とから一体に立設され、リブ49の真直部(均一形状部)49aと、真直部49aに続く傾斜部(徐変形状部)49bの高い部分49b1とは凸条58よりも高く突出し、リブ49の傾斜部49bの低い終端側の部分49b2は凸条58よりも低く位置して例えば凹溝59の内周壁(底壁)59aの外面に交差して一体に続いている。
なお、コルゲートチューブ48の凹凸58,59の深さや板厚等に応じて、リブ49の真直部49aの高さを例えば凸条58と同程度の高さとすることも可能である。また、リブ49を垂れ下がり防止用のリブ51のように中空に形成することも可能である。剛性付与部としてのリブ49の横断面形状(図2(b))は矩形板状に限らず台形状や三角形状等とすることも可能である。また、リブ49に代えて後述の図5〜図7の各種の剛性付与部をコルゲートチューブ48の一端部48aに設けることも有効である。
コルゲートチューブ48の一端部48aの両側面(両側壁)にそれぞれリブ49を設けることも可能ではあるが、図1の右側の図のスライドドア全閉時におけるコルゲートチューブ48の一端部48aの車両内側の側壁60のリブが一端部48aの車両内側の側壁(屈曲外側面)50の伸びを阻害して、図1の中央の図のスライドドア半開時におけるコルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部の略U字状の屈曲をスムーズに行い難くなるという懸念がある。
逆に言えば、図1の右側のスライドドア全閉時におけるコルゲートチューブ48の車両外側の側壁(側面)50のリブ49は、図1の中央の図のスライドドア半開時におけるコルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部48cの屈曲内側面48c1に続いているので、中間部48cの屈曲外側面48c2の伸び(屈曲)を阻害せず、中間部48cの屈曲内側面48c1は伸びずに圧縮されるので、中間部48cの屈曲内側面48c1の圧縮(屈曲)を何ら阻害することがなく、コルゲートチューブ48の平面視略S字状のスムーズな屈曲に寄与する。このことは、リブ49に代えて後述の図5〜図7の各種の剛性付与部をコルゲートチューブ48の一端部48aに設けた場合においても同様である。
図2のコルゲートチューブ48とその一端部48aのリブ49の形成方法としては、例えば、環状の不図示の樹脂材を押出成形し、二分割式の不図示の金型の内面側の周方向の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形すると同時に、一方又は他方の金型の内面に設けた軸方向の溝で板状のリブ49を部分的に一体成形する。あるいは、両方の金型の内面側の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形してコルゲートチューブ本体を形成した後、射出成形で板状のリブ49をコルゲートチューブ本体の一端部48aのみに部分的に形成する。
図1の右側の図の如く、スライドドア54の全閉時に、コルゲートチューブ48は車両ボディ側の給電装置1からスライドドア側の給電装置55にかけて前方に引っ張られて車両ボディ53の外面ないしスライドドア54の内面に沿って前後に伸長する。
この際、車両ボディ側の給電装置1から導出されたコルゲートチューブ48の一端部48aの一側面のリブ(剛性付与部)49がコルゲートチューブ48の一端部48aを直線的に真直に維持し、図3(a)の如く車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5を車両前方に向けて回動させた位置に維持させて、スライドドア54の次の開き動作に備える。なお、図3(a)(b)において図1とは左右反転して車両ボディ側の給電装置1を示している。
図1の右側の図のスライドドア54の全閉状態からスライドドア54の開き動作を開始すると、図1の中央の図の如く、コルゲートチューブ48の一端部48aの一側面のリブ49によって、コルゲートチューブ48の一端部48aが寸法Lの範囲で車両前方に向けて直線的に真直に伸び、且つ車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5が図3(a)の如く車両前方に向けて回動した位置に維持されているので、コルゲートチューブ48の一端部48aが屈曲することなく、車両ボディ側の給電装置1とスライドドア側の給電装置55との間でコルゲートチューブ48が引っ掛かりや座屈等なく平面視略S字状にスムーズに屈曲する。
すなわち、コルゲートチューブ48の一端部48aが後方に屈曲することなくリブ49の剛性付与によって前方に向けて(少し車両外側に向いていてもよい)直線的に伸びた状態で、コルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部48cが後方に向けて平面視略U字状に屈曲し(略U字状の屈曲部を符号48cで示す)、それと同時に、スライドドア側の給電装置55(図4)から後方に導出されたコルゲートチューブ48の他端部48bがほぼ図1の右側の図のスライドドア全閉時の状態(後向きに導出された状態)のまま、コルゲートチューブ48の長手方向中間部48cにかけて前方に向けて平面視略逆U字状に屈曲する(略逆U字状の屈曲部を符号48で示す)。これにより、コルゲートチューブ48が両給電装置1,55の間で平面視略S字状にスムーズに屈曲する。
これにより、スライドドア開き操作時のコルゲートチューブ48の屈曲耐久性が向上すると共に、スライドドア54の開き操作が小さな力でスムーズに行われる。コルゲートチューブ48の一端部48aのリブ49でコルゲートチューブ48が平面視略S字状に屈曲することは、スライドドア54の閉じ操作時においても同様であるので、スライドドア閉じ操作時のコルゲートチューブ48の屈曲耐久性も向上すると共に、スライドドア54の閉じ操作も小さな力でスムーズに行われる。
もしもコルゲートチューブ48の一端部48aにリブ49を設けない場合には、図1の右側の図のスライドドア全閉状態から例えばスライドドア54を強く開いた際に、コルゲートチューブ48の一端部48aが車両後方に向けて屈曲し、図1の中央の図のスライドドア54の半開時に、車両ボディ側の給電装置1と最接近したスライドドア側の給電装置55との間でコルゲートチューブ48が座屈等(コルゲートチューブチューブ48が長手方向に圧縮される状態)を起こして、スムーズな略S字状の屈曲を行えなくなる懸念がある。コルゲートチューブ48の一端部48aの側面のリブ49によってこの懸念が解消され、コルゲートチューブ48が常に平面視略S字状にスムーズに屈曲する。
スライドドア54は全閉時に車両ボディ53に密接し、開き初期時に車両ボディ側の不図示のガイドレールの湾曲部に沿って車両外側に離間し、スライドドア54の半開時に両給電装置1,55が左右に対向接近しつつ両給電装置1,55の間でコルゲートチューブ48が平面視略S字状に屈曲する。
図1の中央の図のスライドドア半開状態からスライドドア54をさらに後方に移動させて開くことで、車両ボディ側の給電装置1から導出されたコルゲートチューブ48の一端部48aの一側面のリブ49がコルゲートチューブ48の一端部48aを直線的に伸長させた状態に維持しつつ、車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5が車両後方に向けて回動(首振り)する。
そして、図1の左側の図のスライドドア全開状態において、車両ボディ側の給電装置1から後方に移動したスライドドア側の給電装置55に向けてコルゲートチューブ48が引っ張られ、コルゲートチューブ48の一端部48aは一側面のリブ49で直線的に伸びており、且つ車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5は支持部材3の後側のストッパ側壁9(図3)でそれ以上の後方への首振りが阻止されるので、コルゲートチューブ48の一端部48aが後方に屈曲することなく、車両ボディ側の給電装置1からほぼスライドドア厚み方向に(正確にはやや斜め後方に向けて)車両外側に向けて突出し、コルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部48cが車両外側に向けて突出しつつ後方に湾曲状に屈曲する(屈曲部を符号48cで示す)。
それにより、コルゲートチューブ48の長手方向中間部48cが車両ボディ53の乗降口53aの外向きに突出した後端部53bよりも車両外側且つ車両前側に位置して、コルゲートチューブ48の長手方向中間部48cと車両ボディ53の乗降口53aの後端部53bとの干渉が防止され、干渉に伴うコルゲートチューブ48の摩耗や破損が防止される。
もしもコルゲートチューブ48の一端部48aの一側面にリブ49を設けない場合には、図1の左側の図のスライドドア全開状態で、コルゲートチューブ48の一端部48aが車両ボディ側の給電装置1から直に後方に向けて屈曲するので、コルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部分48cが車両ボディ53の乗降口53aの後端部53bに接近して干渉する心配がある。コルゲートチューブ48の一端部48aの側面のリブ49によって車両ボディ53とコルゲートチューブ48との干渉が確実に防止される。
図1の右側及び中央の図と図3(a)の角度(開き角度)θの如く、スライドドア54の全閉時における車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5の車両ボディ内側への回動端位置を車両前後方向の(スライドドア54と平行な)仮想の基準線41に対して車両外側に少し傾斜させた位置として、首振り部材5から導出されたコルゲートチューブ48の一端部48aを直線的に角度θだけ車両外側に向けて傾斜させておくことが好ましい。
角度θは0°から45°の範囲(0°<θ≦45°)であることが好ましい。スライドドア54の全閉時に車両内側(室内)からコルゲートチューブ48が見えてしまう心配をなくすには、角度θは10°〜15°程度であることが好ましい。
図3(a)(b)の如く、車両ボディ側の給電装置1は、首振り部材5を回動自在に支持する支持部材3に首振り部材回動停止用の前後の垂直な側壁8,9を設けており、前側の側壁8の角度を車両前後方向の仮想の基準線41に対して首振り部材5の回動軸中心から角度θだけ車両外側に傾斜させることで、スライドドア全閉時に前側の側壁8に首振り部材5のハーネス導出壁21の他側面を当接させて、コルゲートチューブ48の回動端位置(コルゲートチューブ48の一端部48aを角度θだけ傾斜させた状態)を得ることができる。
図1の右側の図のスライドドア全閉時にコルゲートチューブ48の一端部48aを直線的に角度θだけ車両外側に向けて傾斜させておくことで、コルゲートチューブ48を、例えば図1の中央の図のスライドドア半開時の平面視略S字状の屈曲状態から図1の左側の図のスライドドア全開時の後方への反転状態にスムーズに移行させることができる。これによっても、コルゲートチューブ48の屈曲耐久性を向上させることができる。
図1,図3,図4の車両ボディ側の給電装置1とスライドドア側の給電装置55とには、それぞれ不図示のばね部材(捩りコイルばね)を設けて、車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5をばね部材で図1の矢印F1の如く時計回りに車両ボディ53側に向けて付勢し、スライドドア側の給電装置55の首振り部材67をばね部材で図1の矢印F2の如く時計回りにスライドドア54側に向けて付勢することが可能である。
この場合、図3の車両ボディ側の給電装置1の支持部材3の上部カバー4の内側に環状のばね部材(捩りコイルばね)が収容され、図4のスライドドア側の給電装置55の支持部材61の下部カバー64の内側に環状のばね部材(捩りコイルばね)が収容される。
図1の右側の図のスライドドア全閉状態で、車両ボディ側の給電装置1のばね部材は首振り部材5をコルゲートチューブ48のリブ49のある一端部48aと共に矢印F1の如く車両ボディ側に向けて付勢して、リブ49との相乗効果で、図1の中央の図のスライドドア半開時におけるコルゲートチューブ48の平面視略S字状の屈曲を確実に動機付けして一層行わせやすくする。
また、図1の中央の図のスライドドア半開状態で、車両ボディ側の給電装置1のばね部材は首振り部材5をコルゲートチューブ48のリブ49のある一端部48aと共に矢印F1の如く車両ボディ側に向けて付勢して、コルゲートチューブ48の一端部48aに続く中間部49cを車両ボディ53の乗降口53aの後端部53bから前方に離間させて、乗降口53aの後端部53bとの干渉をリブ49との相乗効果で一層確実に防止する。
勿論、車両ボディ側の給電装置1のばね部材を用いなくとも、リブ(剛性付与部)49の作用のみでコルゲートチューブ48のスムーズな略S字状の屈曲や、コルゲートチューブ48と車両ボディ53との干渉の防止が行われることは言うまでもない。むしろ、車両ボディ側の給電装置1のばね部材を排除することで、車両ボディ側の給電装置1の構造を簡素化、軽量化、低コスト化することができる。
スライドドア側の給電装置55にばね部材(捩りコイルばね)を用いた場合、スライドドア側の給電装置55のばね部材は、図1の右側の図のスライドドア54の全閉時に給電装置55の首振り部材67をコルゲートチューブ48の他端部48bと共に矢印F2の如く車両外側に向けて付勢して、図1の中央の図のスライドドア半開時におけるスライドドア側のコルゲートチューブ48の平面視逆U字状の屈曲(符号48dで示す部分の屈強)を助長して、両給電装置1,55の間におけるコルゲートチューブ48の略S字状の屈曲動作を一層スムーズに行わせると共に、スライドドア半開時から全開時におけるコルゲートチューブ48の反転動作を一層スムーズに行わせる。
また、図1の左側の図のスライドドア全開時に、スライドドア側のコルゲートチューブ48の他端部48bを矢印F2の如く車両後方に向けて付勢して、スライドドア54の全開状態からのスライドドア半開時のコルゲートチューブ48の略S字状の屈曲を助長(動機付け)する。
スライドドア側の給電装置55のばね部材を用いなくとも、図1の右側の図及び図3(a)の如く、スライドドア54の全閉時に、車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5の回動端位置を角度θだけ少し車両外側に向けた位置に設定することで、スライドドア54の全閉ないし半開時から全開時におけるコルゲートチューブ48の反転動作をスムーズに行わせることができるので、スライドドア側の給電装置55のばね部材を排除したり、あるいはスライドドア側の給電装置55のばね部材のばね力を小さく設定して、スライドドア側の給電装置55の軽量化、低コスト化を図ることができる。
図3(a)の如く、車両ボディ側の給電装置1は、支持部材3のベース部材2の下側の水平な基板部7と上側のカバー部材4との間に環状の首振り部材5を回動自在に軸支して構成されている。ベース部材2の基板部7がカバー部材4と共に車両ボディ53にねじ閉め等で固定される。ベース部材2とカバー部材4とで支持部材3が構成される。
首振り部材5は環状の外周壁15からスライドドア側に突出した筒状のハーネス導出部21を有し、ハーネス導出部21にコルゲートチューブ48の一端部48aが保持され(コルゲートチューブ48の凹溝59(図2)にハーネス導出部21の内周の不図示のリブが係合する)、コルゲートチューブ48の一端部48aから導出されたワイヤハーネスの不図示の電線部分が首振り部材5の奥側の不図示の開口を経て車両ボディ側に配索される。なお、図3の給電装置1は一例であり、図1において車両ボディ側に不図示の他の給電装置を用いることも可能である。
図4の如く、スライドドア側の給電装置55は、垂直な立壁部70と、立壁部70の下側に水平に設けられたカバー部64とで支持部材61を成し、立壁部70の上部の水平方向開閉自在なカバー63と下側のカバー部64の上面の基板部69とで首振り部材67の縦方向の筒壁部89を回動自在に支持し、縦方向の筒壁部89から水平に横方向に筒状のハーネス導出部90が突出され、ハーネス導出部90にコルゲートチューブ48の他端部48bが保持される(コルゲートチューブ48の他端部48bの凹溝59にハーネス導出部90の内面の不図示のリブが係合する)。
コルゲートチューブ48の他端部48bから縦方向の筒壁部89を経て上向きに配索されたワイヤハーネスの電線部分88は、首振り部材67の上部に設けられた略L字状の管部78を経て横向きにスライドドア54に配索される。略L字状の管部78は上方から首振り部材67内への埃や砂や水等といった異物の侵入を防ぐ。なお、図4の給電装置55は一例であり、図1においてスライドドア側に不図示の他の給電装置を用いることも可能である。
図1,図3の実施形態のコルゲートチューブ48においては、一端部48aの剛性付与部として、図2のリブ49を用いた例で説明したが、図2のコルゲートチューブ48の一端部48aのリブに代えて、図5のコルゲートチューブ482の一端部48aの中空の凹部68や、図6のコルゲートチューブ483の一端部48aの蛇腹(凹凸)部のピッチを変更した形状71や、図7のコルゲートチューブ484の一端部48aの凹凸のない滑らかな面部72を、それぞれ剛性付与部として用いることも可能である。各例のコルゲートチューブ482〜484は合成樹脂材で形成されている。図5〜図7において図2のコルゲートチューブ48と同じ構成部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図5(a)(b)のコルゲートチューブ(保護チューブ)482は、一端部48aの一側壁(側面)50に中空の凹部(凹溝部)68を形成したことを特徴とするものである。コルゲートチューブ482の凹溝59と凸条58の形状やピッチや、コルゲートチューブ482が断面長円形であることや、コルゲートチューブ482の長径側の端部に垂れ下がり防止用のリブ51が形成されていることは、図2の例と同様であるので説明を省略する。
中空の凹部(凹溝部)68はコルゲートチューブ482の短径側の一側壁50の中央に形成され、コルゲートチューブ482の先端(一端)48a’から他端に向けて真直に形成された均一な幅の幅広部(均一形状部)68aと、幅広部68aから他端に向けてチューブ長手方向に漸次テーパ状に縮幅されて続くテーパ状幅狭部(徐変形状部)68bとで構成されている。テーパ状幅狭部68bの長さは幅広部68aの長さと同程度ないしはそれよりも長く規定されている。
図2の例のリブ49においても同様であるが、均一形状部68aと徐変形状部68bとの長さの比率はコルゲートチューブ482の屈曲半径等に応じて適宜設定される。均一形状部68aをなくして徐変形状部68bのみで剛性付与部68を構成することも可能である。但し、この場合は剛性付与部68の剛性が低下するので、コルゲートチューブ482の一端部48aが直線形状を保ちにくく、一端部48aの屈曲がある程度許容されてしまう懸念がある。
図5(a)(b)の如く、凹部(凹溝部)68の幅広部(均一形状部)68aは、コルゲートチューブ482の周方向の凹溝59の環状の内周壁(底壁)59aと、内周壁59aから軸方向の凹部68の幅方向の両端において周方向の凸条58の環状の外周壁58aにかけて直角に立ち上げられた平行な両側壁部68cとで構成され、両側壁部68cは外周壁58aに直交して続いている。凹部68のテーパ状の幅狭部(徐変形状部)68bは、周方向の凹溝59の内周壁59aと、内周壁59aから凸条58の外周壁58aにかけて直角に立ち上げられ、終端68dに向けて互いに近接した両側壁68eとで構成され、両側壁68eの終端68dは鋭角的(くさび状)に交差し、内周壁59aの面積は終端68dにかけて漸次減少している。
コルゲートチューブ482に高い剛性を付与する幅広部(均一形状部)68aと、剛性を付与しつつコルゲートチューブ482の折れ曲がりを防止するテーパ状の幅狭部(徐変形状部)68bとで成る剛性付与部68の作用効果は、図2の真直部(均一形状部)49aと傾斜部(徐変形状部)49bとで成るリブ(剛性付与部)49の図1,図3における作用効果と同様であるので説明を省略する(図1,図3における作用効果の説明における「リブ49」を「凹溝部68」と置き換えて凹溝部68の作用効果に代える)。
図5のコルゲートチューブ482を使用した場合は、図3の車両ボディ側の給電装置1の首振り部材5のハーネス導出部21に図2のリブ49を挿入させるような溝22を形成する必要はない。首振り部材5のハーネス導出部21にはコルゲートチューブ482の凹溝部68の幅広部(均一形状部)68aの先端48a’側の部分が挿入保持される。これは、図2のリブ49においても同様であるが、もしもハーネス導出部21内に均一形状部68を挿入しない場合には、ハーネス導出部21の先端においてコルゲートチューブ482の一端部48aが容易に屈曲してしまう懸念があるからである。
図5のコルゲートチューブ482の凹溝部(剛性付与部)68の形成方法は、例えば、環状の樹脂材を押出成形し、二分割式の金型の内面側の周方向の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形すると同時に、一方又は他方の金型の内面側の軸方向の矩形部分と楔状部分とで成る突条で凹溝部68を部分的に一体成形する。
図6のコルゲートチューブ(保護チューブ)483は、コルゲートチューブ483の一端部48aにおいて蛇腹形状部71の周方向の各凸条75,76のチューブ長手方向の幅W1,W2を一端部48a以外の蛇腹部の各凸条58の幅W3よりも大きくし、且つコルゲートチューブ483の一端部48aの一端側(先端側)半部69の各凸条75の幅W1を最も大きく且つ同一として均一形状部69を成し、一端部48aの基端側半部70の凸条76の幅W2を一端側(先端側)半部69の各凸条75の幅W1よりも徐々に(漸次)小さくして徐変形状部70を成したことを特徴としている。蛇腹形状の均一形状部69と蛇腹形状の徐変形状部70とで蛇腹形状の剛性付与部71が構成されている。
コルゲートチューブ483の一端部48a以外の部分の凸条58の幅W3は図2や図5のコルゲートチューブ48,482の凸条58の幅と同じであり、コルゲートチューブ483の一端部48aの各凹溝59のチューブ長手方向の幅W4は一端部48a以外の部分の各凹溝59の幅と同じである。コルゲートチューブ483の一端部48aにおいて一端側半部69の凸条75の幅W1及びピッチは大、基端側半部70の凸条76の幅W2及びピッチは中、コルゲートチューブ483の一端部48a以外の部分の凸条58の幅W3及びピッチは小であり、基端側半部70の凸条76の幅W2及びピッチが漸次小さく徐変されている。
コルゲートチューブ483の一端部48aの先端側の部分が図3の車両ボディ側の給電装置1のハーネス導出部21内に挿入保持される。ハーネス導出部21の内面には、コルゲートチューブ483の一端部48aの先端側半部69の凹溝59のピッチに合わせて保持用のリブが設けられる。コルゲートチューブ483は図2,図5の例と同様に断面長円形のものであり、長径側の両端に垂れ下がり防止用のリブ51が設けられている。
コルゲートチューブ483の均一形状部69を徐変形状部70の一部に代える(均一形状部69をなくして徐変形状部70のみを延長形成する)ことも可能であるが、この場合はコルゲートチューブ483の一端部48aの先端側半部69の徐変形状部70の剛性が十分に高くないと、図1の車両ボディ側の給電装置1から導出されたコルゲートチューブ483の一端部48aを常時直線的に伸長させることは難しい。これは図2,図5の例においても同様である。
コルゲートチューブ483の幅広の各凸条75と幅狭の各凹溝59とで成る大ピッチな蛇腹部(均一形状部)69と、漸次幅狭となった各凸条76と幅狭の各凹溝59とで成るピッチの徐変した蛇腹部(徐変形状部)70とで構成される蛇腹形状部(剛性付与部)71の作用効果は、図2のコルゲートチューブ48の真直部(均一形状部)49aと傾斜部(徐変形状部)49bとで成るリブ(剛性付与部)49の図1,図3における作用効果と同様であるので説明を省略する(図1,図3における作用効果の説明における「リブ49」を「剛性の蛇腹形状部71」と置き換えて剛性の蛇腹形状部71の作用効果に代える)。
図6のコルゲートチューブ483のピッチの異なる蛇腹形状部(剛性付与部)71の形成方法は、例えば、環状の樹脂材を押出成形し、二分割式の金型の内面側の周方向の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形する際に、一方及び他方の金型の内面側の周方向の突条75,76のピッチを部分的に変化させておくことで、ピッチの異なる蛇腹形状部71を部分的に一体成形することができる。
図7のコルゲートチューブ(保護チューブ)484は、一端部48aの一側部(径方向半部)の外面の凹凸58,59をなくして、あるいは外面と内面の各凹凸58,59をなくして、一端部48aの一側部に滑らかな湾曲状の外面部72あるいは滑らかな湾曲状の外面部72と不図示の滑らかな湾曲状の内面部とで成る剛性付与部72’を形成したことを特徴としている。
コルゲートチューブ484の一端部48aの他側部(径方向半部)73には通常の凹溝59と凸条58が形成されており、コルゲートチューブ484の一端部48aの一側部以外の部分の凹溝59と凸条58の各形状及びピッチは図2,図5におけるものと同じである。
図7の例においてコルゲートチューブ484の一端部48aの一側部の滑らかな外面部72は、一端部49aに続く中間部の凹溝59の深さの半分程度の位置に形成されているが、滑らかな外面部72を凸条58の頂面と同じ高さで形成することも可能である。このように、滑らかな外面部72の高さは凹溝59の底面と凸条58の頂面との間の範囲で適宜設定可能である。
図7の例のコルゲートチューブ484の滑らかな外面部72の高さは均一で、均一形状部72aのみを形成しているが、例えば、図2のリブ49の傾斜部(徐変形状部)49bのように、図7の滑らかな外面部72の先端側半部72aを高く形成して均一形状部(72a)とし、滑らかな外面部72の基端側半部72bを漸次低く傾斜させて外面部72bの基端(終端)72cを凹溝59の底面と同じ高さにして徐変形状部(72b)とすることも可能である。
また、図5のコルゲートチューブ482の凹溝部68のように、図7のコルゲートチューブ484の滑らかな外面部72の幅Wを徐々に漸次縮小して徐変形状部とすることも可能である。この場合、幅広で滑らかな外面部72aで均一形状部が構成され、漸次縮幅された幅狭で滑らかな外面部72bで徐変形状部が構成される。
図7のコルゲートチューブ484の滑らかな外面部(剛性付与部)72の形成方法は、例えば、環状の樹脂材を押出成形し、二分割式の金型の内面側の周方向の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形する際に、一方又は他方の金型の内面を部分的に凹凸にない滑らかな湾曲面としておくことで、滑らかな湾曲状の外面部72を部分的に一体成形する。この場合は、コルゲートチューブ484の一端部48aの外面部72のみならず不図示の内面部も滑らかな湾曲面となる。
また、環状の樹脂材を押出成形し、二分割式の金型の内面側の周方向の凹凸部で環状の樹脂材に凹溝59と凸条58を真空ないし加圧成形した後、射出成形でコルゲートチューブ484の外面側の各凹溝59を樹脂材で部分的に埋めて厚肉部(剛性付与部)72とすることも可能である。この場合、凸条58の頂面と同一高さまで凹溝59を埋めれば滑らかな外面部(剛性付与部)72が得られ、凸条58の頂面と凹溝59の底面との間の範囲で凹溝59を埋めれば、凸条58の頂部側を露出(突出)させた厚肉部(剛性付与部)72が得られる。何れの構造も有効である。凹溝59を樹脂材で埋めた場合、剛性付与部72’の徐変形状部72bは凹溝59を埋める高さを徐々に低くして形成され、徐変形状部72bの基端(終端)72cは凹溝59の底面と同じ高さに位置する。
厚肉部の滑らかな湾曲状の外面部(均一形状部)72aと、外面部(均一形状部)72aに続くから漸次低く傾斜した厚肉部(徐変形状部)72bとで構成される剛性付与部72の作用効果は、図2の真直部(均一形状部)49aと傾斜部(徐変形状部)49bとで成るリブ(剛性付与部)49の図1,図3における作用効果と同様であるので説明を省略する。図7のコルゲートチューブ484は断面長円形のもので、滑らかな外面部(剛性付与部)72は短径側の一側方に形成され、長径側の両端部には垂れ下がり防止用のリブ51が形成されている。
なお、図5〜図7の各例においてコルゲートチューブ482〜484を断面円形とすることも可能である。また、蛇腹状のコルゲートチューブ48として合成樹脂製ではなくゴム製のものを使用することも可能である。コルゲートチューブ48に電線挿入用の切れ目を長手方向に形成してもよい。また、保護チューブとして、蛇腹状のコルゲートチューブ48に代えて、平滑な外周面と内周面とを有する合成樹脂製等のチューブを用いることも可能である(この場合は図2の剛性付与部49を適用可能である)。
本発明に係る給電用保護チューブの配索構造は、例えば自動車のスライドドアと車両ボディとの間で保護チューブ付きのワイヤハーネスを座屈等なくスムーズに屈曲させて、保護チューブ付きワイヤハーネスの屈曲耐久性を高めると共に、保護チューブと車両ボディとの干渉を防ぐために利用することができる。
48,482,483,484 コルゲートチューブ(保護チューブ)
48a 一端部
49 リブ(剛性付与部)
49a,68a,69,72a 均一形状部
49b,68b,70,72b 徐変形状部
50 一側壁(側面)
53 車両ボディ(固定構造体)
54 スライドドア(スライド構造体)
68 凹部(剛性付与部)
71 ピッチを変えた蛇腹形状部(剛性付与部)
72 滑らかな外面部(剛性付与部)

Claims (4)

  1. 固定構造体とスライド構造体との間に屈曲可能な保護チューブ付きのワイヤハーネスが首振り自在に配索され、該固定構造体側における該保護チューブの端部の側面に剛性付与部が形成され、該スライド構造体の開閉時に該剛性付与部で該保護チューブの該端部が常時直線的に伸長されたことを特徴とする給電用保護チューブの配索構造。
  2. 前記剛性付与部が、前記保護チューブの端部の先端側に配置された均一形状部と、該端部の基端側に配置された徐変形状部とで構成されたことを特徴とする請求項1記載の給電用保護チューブの配索構造。
  3. 前記剛性付与部が、前記スライド構造体の全開時に開き方向に位置する一方の前記側面にのみ形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の給電用保護チューブの配索構造。
  4. 前記スライド構造体の全閉時に、前記保護チューブの前記端部が該スライド構造体の開き方向に45°ないしそれ以下の開き角度で配置されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の給電用保護チューブの配索構造。
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