JP2006192939A - 余長吸収装置のコルゲートチューブ構造及び余長吸収装置 - Google Patents

余長吸収装置のコルゲートチューブ構造及び余長吸収装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コルゲートチューブの伸縮に伴う内部の電線の耐久性の低下を防ぎつつ、コルゲートチューブの屈曲性を確保する。
【解決手段】スライドドア41にプロテクタ42を縦置きに設け、コルゲートチューブ3を備えるワイヤハーネス2をプロテクタ内で屈曲して余長吸収可能に収容しつつ、プロテクタの下部開口45から車両ボディ側に揺動自在に導出した余長吸収装置1で、コルゲートチューブ3の長手方向に外力受け部4を形成し、外力受け部でスライドドア開閉時のコルゲートチューブの伸縮を阻止した。外力受け部4をコルゲートチューブ3の側面3aの高さ方向中央に形成した。スライドドアの開閉時にハーネス保持部材5でコルゲートチューブ3を反転自在に支持し、ハーネス保持部材からプロテクタ42までの間のワイヤハーネスの屈曲部7において外力受け部4を屈曲外側に位置させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のスライドドアに設けたプロテクタ内でワイヤハーネスの余長を吸収させつつ、ワイヤハーネス外周のコルゲートチューブによって内部電線の伸縮負荷を防止した余長吸収装置のコルゲートチューブ構造に関するものである。
図7〜図8は従来の余長吸収装置の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
この余長吸収装置50は、自動車のスライドドア41に配設され、ワイヤハーネス43を屈曲自在に収容する合成樹脂製のプロテクタ42(図ではベースのみを示し、カバーの図示は省略している)と、プロテクタ内でワイヤハーネス43を上向きに付勢する金属製の板ばね44とを備えたものである。
板ばね44の下端部がワイヤハーネス43と共にプロテクタ42の前端下部側に固定され、板ばね44の先端部がワイヤハーネス43を摺接自在に支持している。板ばね44の先端部に合成樹脂製のキャップ(図示せず)を装着して、キャップでワイヤハーネス44を安定に支持することもある。また、板ばね44とワイヤハーネス43とをテープ等で固定することもある。
ワイヤハーネス43は複数本の電線43aを合成樹脂製のコルゲートチューブ43bで覆って構成され、コルゲートチューブ43bの前端下部がプロテクタ42にテープ巻き等で固定されている。コルゲートチューブ43bは周方向の環状の凹溝と凸条とを交互に有して良好な屈曲性を発揮すると共に、複数本の電線を集束してプロテクタ内での電線のばらけを防止し、且つ板ばね44と電線との摺接を防止して、ワイヤハーネス43の余長吸収を確実に行わせる。
ワイヤハーネス43の一方の電線部分43aがプロテクタ42の前部から導出されてスライドドア側の補機に接続され、ワイヤハーネス43の他方のコルゲートチューブ部分43bがプロテクタ42の長形の下部開口45から渡り空間46(図8)を経て車両ボディ47側に揺動自在に配索され、車両ボディ側のハーネス保持部材(図示せず)で回動自在に保持されている。渡り空間45においてワイヤハーネス43内の電線43aがコルゲートチューブ43bによって外部との干渉や水滴や塵の侵入等から安全に保護される。
図7はスライドドア41の全閉状態、図8は同じく全開間近の半開状態をそれぞれ示している。スライドドア41の全閉状態でワイヤハーネス43は後方へ引っ張られ、スライドドア41の全開状態でワイヤハーネス43は前方へ引っ張られ、特にスライドドア41の半開状態でワイヤハーネス43は下向きに弛もうとするが、板ばね44で上向きに付勢されて弛み(余長)が吸収され、垂れ下がりによる挟み込み等が防止される。
図9〜図10は、スライドドアの給電用以外に使用される合成樹脂製のコルゲートチューブの各形態を参考的に示すものである(特許文献2,3参照)。
図9に示すコルゲートチューブ51は断面円形に形成され、周方向の複数の凸条52の一部を切欠して凹部54を形成したことを特徴とするものである。コルゲートチューブ51は凹部54の近傍で切断され、凹部54に筒状のカップリング(図示せず)の内面の突起が挿通されて凸条間の凹溝53の途中で係止され、カップリングを介して二本のコルゲートチューブが連結される。
図10に示すコルゲートチューブ55は平型状に形成され、周方向の複数の凸条56に凹部58を形成し、凹部58と凸条間の凹溝57とを連通させたことを特徴とするものである。各凹部58はコルゲートチューブ55の長辺部の表裏において対角方向に設けられている。このコルゲートチューブ55は建設用のコンクリートの内部に埋め込まれ、凹部58はコルゲートチューブが潰れた際の空気抜きとして作用する。
特開2001−354085号公報(第7〜9頁、図4,図7) 実開平3−194号公報(第1図) 実開平2−139413号公報(第1図)
しかしながら、上記各形態のコルゲートチューブを用いたとしても、従来の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造(図7〜図8)にあっては、コルゲートチューブが屈曲性のみならず良好な伸縮性を有しているために、スライドドアの開閉動作でワイヤハーネスが屈曲と同時に引っ張られたり(特にドア全閉時)圧縮されたり(ドア半開時等)した際に、コルゲートチューブが伸縮し、内部の電線が一体的に伸縮して、電線に引張力や圧縮力が作用し、電線の耐久性(寿命)を低下させる要因になりかねないという懸念があった。この問題は自動車のスライドドアの余長吸収装置に限らず、その他のスライドドアやスライド構造体等においても同様に起こり得るものである。
本発明は、上記した点に鑑み、コルゲートチューブの伸縮に伴う内部の電線の耐久性の低下を防ぐと共に、コルゲートチューブの屈曲性を確保し得る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造及び余長吸収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、スライドドアにプロテクタが縦置きに設けられ、コルゲートチューブを備えるワイヤハーネスが該プロテクタ内で屈曲して余長吸収可能に収容されつつ、該プロテクタの下部開口から車両ボディ側に揺動自在に導出された余長吸収装置において、前記コルゲートチューブの長手方向に外力受け部が形成され、該外力受け部が前記スライドドアの開閉時における該コルゲートチューブの伸縮を阻止することを特徴とする。
上記構成により、スライドドアの全閉時にワイヤハーネスが後方に引っ張られつつプロテクタから大きく引き出され、スライドドアの半開時にワイヤハーネスが車両ボディとの間で大きく弛もうとするが、プロテクタ内の弾性部材等によって弛み吸収されつつ圧縮され、スライドドアの全開時にワイヤハーネスが前方に引っ張られつつ揺動してプロテクタから引き出される。これらワイヤハーネスの引張や圧縮に際してワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めて、コルゲートチューブの長手方向の伸びや縮みを防止する。外力受け部はコルゲートチューブ長手方向の剛性を高める。これにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止され、電線の耐久性が向上する。
請求項2に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、請求項1記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造において、前記外力受け部が前記プロテクタ内において前記コルゲートチューブの側面の高さ方向中央に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、スライドドアの開閉時にワイヤハーネスがプロテクタ内で上下方向に屈曲する際に、コルゲートチューブの左右又は左又は右の側面に外力受け部が配置されているから、ワイヤハーネスの上下方向の屈曲性を何ら阻害することがない。
請求項3に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、請求項2記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造において、前記スライドドアの開閉時に車両ボディ側のハーネス保持部材が前記コルゲートチューブを反転自在に支持し、該ハーネス保持部材から前記プロテクタまでの間における前記ワイヤハーネスの屈曲部において前記外力受け部が屈曲外側に位置するように該コルゲートチューブの一方の側面に該外力受け部が配置されたことを特徴とする。
上記構成により、スライドドアの全閉時にワイヤハーネスがプロテクタの後方で車両ボディ側のハーネス保持部材に向けて横方向(左右方向)に屈曲(湾曲)するが、この際、コルゲートチューブの外力受け部が屈曲部の屈曲外側面に位置しているから、外力受け部が引張方向の力を受けつつスムーズに屈曲し、ワイヤハーネスの屈曲がスムーズに行われる。例えば、外力受け部が屈曲内側面にある場合は、外力受け部が圧縮方向の力を受けるため、コルゲートチューブの屈曲性が悪くなる。また、スライドドアの全開時にワイヤハーネスがプロテクタの前方で車両ボディ側のハーネス保持部材に向けて横方向(左右方向)に屈曲(湾曲)し、且つ全閉時に対してワイヤハーネスがハーネス保持部材を中心に周方向に180゜回転するから、コルゲートチューブの外力受け部が屈曲部の屈曲外側面に位置し、外力受け部が引張方向の力を受けつつスムーズに屈曲し、ワイヤハーネスの屈曲がスムーズに行われる。
請求項4に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、コルゲートチューブを備えたワイヤハーネスを屈曲させて余長吸収可能に収納する余長吸収装置において、前記コルゲートチューブの長手方向に外力受け部が形成され、該外力受け部が該コルゲートチューブの伸縮を阻止することを特徴とする。
上記構成により、余長吸収装置からのワイヤハーネスの引張や余長吸収装置におけるワイヤハーネスの圧縮に際して、ワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めて、コルゲートチューブの長手方向の伸びや縮みを防止する。外力受け部はコルゲートチューブ長手方向の剛性を高める。これにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止され、電線の耐久性が向上する。
請求項5に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、請求項4記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造において、前記外力受け部は、前記コルゲートチューブのワイヤハーネス屈曲方向における略中央に形成されていることを特徴とする。
上記構成により、例えばワイヤハーネスが余長吸収装置内で上下方向に屈曲する際に、コルゲートチューブの左右又は左又は右の側面に外力受け部が配置されているから、ワイヤハーネスの上下方向の屈曲性を何ら阻害することがない。
請求項6に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、請求項1〜5の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造において、前記外力受け部が凸部又は凹部であることを特徴とする。
上記構成により、請求項1〜3の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、外力受け部としての凸部又は凹部がコルゲートチューブに長手方向の剛性を付与し、スライドドアの開閉時にコルゲートチューブを長手方向に伸縮しにくくする。また、請求項4又は5記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、外力受け部としての凸部又は凹部がコルゲートチューブに長手方向の剛性を付与し、コルゲートチューブを長手方向に伸縮しにくくする。これらにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸縮が阻止される。凸部はコルゲートチューブの周方向の凸条に直交してチューブ長手方向に真直に続く。凸部の突出高さは凸条と同じあるいは凸条よりも低くても有効である。また、凹部は凸条を横断してチューブ長手方向に真直に続く。凹部の高さはコルゲートチューブの周方向の凹溝と同一高さ又はそれよりも低くても有効である。凸部や凹部はコルゲートチューブの樹脂成形時に一体に形成される。
請求項7に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、請求項1〜6の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造において、前記コルゲートチューブが断面長円形又は平型のものであることを特徴とする。
上記構成により、請求項1〜3の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、断面長円形又は平型のコルゲートチューブの側面に外力受け部が形成され、コルゲートチューブは少なくともプロテクタ内で断面縦長の姿勢で配置され、プロテクタから車両ボディにかけての部分でも断面縦長の姿勢を維持しやすく、側面の外力受け部が常に規定の位置(ワイヤハーネスの屈曲性を妨げない位置)に維持される。また、請求項4又は5記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、コルゲートチューブは少なくとも余長吸収装置内で断面縦長の姿勢で配置され、余長吸収装置から外部にかけての部分でも断面縦長の姿勢を維持しやすく、側面の外力受け部が常に規定の位置(ワイヤハーネスの屈曲性を妨げない位置)に維持される。
請求項8記載の余長吸収装置は、請求項1〜7の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造を備えることを特徴とする。
上記構成により、請求項1〜3の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネスがプロテクタ内を進退しつつプロテクタ内の弾性部材等によってワイヤハーネスの弛みが吸収され、これらワイヤハーネスの進退時の引張や圧縮に際してワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めて、コルゲートチューブの長手方向の伸びや縮みを防止し、これにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止され、電線の耐久性が向上する。また、請求項4又は5記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造においては、ワイヤハーネスの進退時の引張や圧縮に際してワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めて、コルゲートチューブの長手方向の伸びや縮みを防止し、これにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止され、電線の耐久性が向上する。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネスに引張力や圧縮力が作用した際に、コルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めてコルゲートチューブの伸びや縮みを防止するから、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止されて、電線の耐久性(寿命)が向上する。これにより、スライドドア内の各補機等への常時給電の信頼性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネスが上下方向に屈曲する際に、コルゲートチューブの側面の外力受け部がワイヤハーネスの上下方向の屈曲性を何ら阻害することがなく、コルゲートチューブ本来の屈曲性が発揮されつつ、外力受け部でコルゲートチューブの伸縮が防止されて電線の耐久性が向上する。
請求項3記載の発明によれば、スライドドアの全開時と全閉時とで車両ボディ側のハーネス保持部材を支点にコルゲートチューブが周方向に反転し、ハーネス保持部材の近傍でコルゲートチューブの外力受け部が常に屈曲部の屈曲外側面に位置するから、コルゲートチューブすなわちワイヤハーネスの横方向の屈曲が全閉時と全開時とで常にスムーズに行われ、コルゲートチューブ本来の屈曲性が発揮されつつ、外力受け部でコルゲートチューブの伸縮が防止されて電線の耐久性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、ワイヤハーネスに引張力や圧縮力が作用した際に、コルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めてコルゲートチューブの伸びや縮みを防止するから、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止されて、電線の耐久性(寿命)が向上する。これにより、余長吸収装置による常時給電の信頼性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、例えばワイヤハーネスが上下方向に屈曲する際に、コルゲートチューブの側面の外力受け部がワイヤハーネスの上下方向の屈曲性を何ら阻害することがなく、コルゲートチューブ本来の屈曲性が発揮されつつ、外力受け部でコルゲートチューブの伸縮が防止されて電線の耐久性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、外力受け部としての凸部又は凹部が例えばスライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの伸縮を防止し、コルゲートチューブ内の各電線の伸縮を防止して耐久性を向上させる。凸部や凹部はコルゲートチューブの樹脂成形時に金型成形によって容易且つ低コストで形成することができる。
請求項7記載の発明によれば、断面長円形又は平型のコルゲートチューブを使用することで、側面の外力受け部の位置が常にワイヤハーネスの屈曲性を妨げない位置に正確に維持されて、例えばスライドドアの開閉時におけるワイヤハーネスの屈曲性が確実に良好に確保される。
請求項8記載の発明によれば、例えばスライドドアの開閉に伴ってコルゲートチューブの外力受け部が引張力や圧縮力を受け止めてコルゲートチューブの伸びや縮みを防止し、これにより、コルゲートチューブ内の各電線の伸びや縮みが防止され、電線の耐久性(寿命)が向上し、スライドドア内の各補機等への常時給電の信頼性が向上する。
図1〜図2は、本発明に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造の一実施形態を示すものであり、図1はスライドドアの全閉状態、図2はスライドドアの全開状態をそれぞれ示している。
この余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は、合成樹脂製のプロテクタ42内で板ばね44によってワイヤハーネス2の余長を吸収する余長吸収装置1において、ワイヤハーネス2の外周保護部材として合成樹脂製の断面長円形(楕円形)のコルゲートチューブ3を用い、コルゲートチューブ3の左右両側すなわちプロテクタ42の厚さ方向に位置する長辺側の湾曲状の側面3a,3bのうちの一方の側面3aに外力受け部4をコルゲートチューブ長手方向に沿って形成したことを特徴とするものである。
さらに、このコルゲートチューブ3の外力受け部4は、車両ボディ47側のハーネス保持部材5とスライドドア41との間におけるワイヤハーネス2の屈曲部7の屈曲方向外側に位置するように形成されていることを特徴としている。
コルゲートチューブ3の外力受け部4とは、図3〜図5に示す如く、断面長円形のコルゲートチューブ3の一方の長辺側の側面3aすなわち短径側の湾曲状の壁部の高さ方向中央において、周方向の凸条8や凹溝9と直交してチューブ長手方向に真直に連続して形成された凸部41,43(図3,図5)又は凹部42(図4)を言う。
なお、コルゲートチューブ3は断面長円形に限らず、図6に示すような断面平型(長辺側の側面3a,3bが平坦面で構成された形状)のもの34であってもよく、あるいは断面真円形のもの(図示せず)であってもよい。何れの場合も外力受け部4はコルゲートチューブ3の高さ方向中央において一側面(一側壁)3aに設けられる。
断面長円形や平型のコルゲートチューブ31〜34を用いるのは、余長吸収装置1の薄型化を図るためであり、当然の事ながらコルゲートチューブ3は余長吸収装置1のプロテクタ42内で縦置きすなわち長辺側の側面3a,3bが左右、短辺側の面3c,3dが上下に位置するように配置される。
図3のコルゲートチューブ31の外力受け部である凸部41は、周方向の環状の複数の凸条8すなわち山部に直交して凸条8と同じ高さでチューブ長手方向に真直に続いている。各凸条8の間の凹溝9すなわち谷部は凸部41で横断され、凸部41の上下の壁面4a,4bは凹溝9の底面(符号9で代用)に直交し、且つ凸条8の前後の壁面8a,8bに直交している。凸条8と凹溝9と凸部41の各壁部の板厚はほぼ同じであり、凸条8及び凸部41の内側面は凹溝状にへこんでチューブ内側のハーネス挿通空間10に連通している。
図4のコルゲートチューブ32の外力受け部である凹部42は、周方向の環状の凸条8すなわち山部を切欠する如く横断して凹溝9すなわち谷部と同じ高さでチューブ長手方向に真直に続いている。凹部42の上下の壁面4c,4dは凹溝9の底面(符号9で代用)に直交し、且つ凸条8の外周面(符号8で代用)に直交している。凹部42と凹溝9の各底面(符号42,9で代用)は湾曲状の同一面に位置している。凸条8と凹溝9と凹部42の各壁部の板厚はほぼ同じであり、凸条8の内側面は凹溝状にへこんでチューブ内側のハーネス挿通空間10に連通している。
なお、図4において、凹部42を各凹溝9の内面側(ハーネス挿通空間10側)に膨出させてチューブ長手方向に直線状に形成することも有効である。この場合、図4(b)で凸条8を横断する凹部42の上下の壁面4c,4dが各凹溝9にも形成されることになる。
図5のコルゲートチューブ33の外力受け部である凸部43は図3の凸部41のほぼ半分の高さに形成され、凸部43は周方向の各凹溝9を横断し、周方向の各凸条8の前後の壁面8a,8bの高さ方向中間部に凸部43の頂面(符号43で代用)が直交して続いている。各凸部43は各凸条8を介してチューブ長手方向に真直に延びている。凸条8と凹溝9と凸部43の各壁部の板厚はほぼ同じであり、凸条8及び凸部43の内側面は凹溝状にへこんでチューブ内側のハーネス挿通空間10に連通している。
なお、凸部43の高さは凸条8の高さの1/2に限らず、2/3や1/3等、必要に応じてすなわちコルゲートチューブ33に作用する引張や圧縮といった外力の大きさ等に応じて適宜高さに設定可能である。図3における凸条8と同じ高さの凸部41が外力に対して一番大きな受け止め力を発揮する。
図6の平型のコルゲートチューブ34の凸部44は図3の凸部41と同様の形態である。平型のコルゲートチューブ34においても図4の凹部42や図5の凸部43等と同様な形態を採用することができる。図示しない断面円形のコルゲートチューブにおいても図3の凸部41や図4の凹部42や図5の凸部43等と同様な形態を採用することができる。また、図3や図5等の凸部41,43,44を中空ではなく中実とすることも可能である。
図1,図2の余長吸収装置においては、図3〜図5等の何れかの形態のコルゲートチューブ31〜33の外力受け部41〜43を採用している。図1,図2においては便宜上、コルゲートチューブを符号3、外力受け部を符号4で示している。スライドドア41やプロテクタ42や板ばね44自体の構造は従来(図7)と同様であるので、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図1において、自動車のスライドドア(図では車両左側のスライドドアを示す)41は前方に閉じ、後方に開く。スライドドア41の金属製のインナパネル41aに合成樹脂製のプロテクタ(図ではプロテクタベースのみを示し、プロテクタカバーは図示を省略している)42がボルト11等で固定され、プロテクタ42の前端側にワイヤハーネス2と金属製の板ばね44の各一方が固定され、ワイヤハーネス2はプロテクタ内で板ばね44で上向きに付勢されつつ湾曲して収容され、ワイヤハーネス2の他方がプロテクタ42の長形の下部開口45から渡り空間46(図2)を経て車両ボディ47側のハーネス保持部材5で回動自在に支持されている。
プロテクタ42は垂直な基板部12と、基板部12に直交した湾曲状の周壁13と、プロテクタ前部のハーネス固定部兼板ばね固定部14と、前端側のハーネス導出用の開口15と、下端のハーネス導出用の開口45とを備えている。また、車両ボディ側のハーネス保持部材5は長円形筒状の分割式のインナ部材(図示せず)と、インナ部材を回動自在に支持するケース(符号5で代用)とで構成され、インナ部材はワイヤハーネス2のコルゲートチューブ3の凹溝9(図3)に係合するリブを有してコルゲートチューブ3の外周面側を保持する。インナ部材は少なくとも±180°の範囲で回動自在である。
ワイヤハーネス2はプロテクタ内で断面長円形のコルゲートチューブ3が断面縦長の姿勢で配置されて、コルゲートチューブ3の左右の長辺側の側面3a,3bがプロテクタベース(符号42で代用)とプロテクタカバー(図示せず)との垂直な各基板部12の内面に接し、コルゲートチューブ3の下側の短辺側の湾曲面3dが板ばね44で弾性的に支持されている。
図1でワイヤハーネス2の一方(前側部分)はコルゲートチューブ3が断面縦長の姿勢でプロテクタ42の前端側で前向きにほぼ90°の角度で大きく湾曲して(屈曲部を符号6で示す)、前端側の開口15からプロテクタ外部に導出され、ワイヤハーネス2の他方(後側部分)はコルゲートチューブ3が断面縦長の姿勢でプロテクタ42の後端側の裾部16に沿って下部開口45からプロテクタ外部に導出され、断面縦長の姿勢で車両ボディ47に向けて湾曲状にほぼ90°の角度で屈曲して、車両ボディ側のハーネス保持部材5を経てボディ内部へ配索され、車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)のコネクタに接続される。
コルゲートチューブ3の外力受け部4は図1で点線で示す如く、コルゲートチューブ3の全長に渡って一方の長辺側の側面3aの高さ方向中央に設けられ、プロテクタベース42の垂直な基板部12や基板部12に続く前端の開口15の側壁面15aに接し、且つプロテクタ42の後方で車両ボディ側へ向かう湾曲状の屈曲部7の屈曲外側面に位置している。
プロテクタ42の前端側でワイヤハーネス2は大きく屈曲しているが、その屈曲部6においてコルゲートチューブ3の外力受け部4は屈曲中心線上に位置しているから、ワイヤハーネス2の屈曲性を何ら妨げることがない。これはプロテクタ内のワイヤハーネス2の大きな屈曲半径の湾曲部分2aにおいても同様である。また、プロテクタ後方の屈曲部7において、コルゲートチューブ3の外力受け部4は後方の屈曲外側(屈曲半径の大きな側)の長辺側の側面3aの高さ方向中央に位置しているから、ワイヤハーネス2の屈曲性が損なわれることがない。
例えば、ワイヤハーネス2の前側の屈曲部6においてコルゲートチューブ3の外力受け部4が上側の短辺部3cに位置する場合は、コルゲートチューブ3の屈曲性すなわちワイヤハーネス2の屈曲性が大きく損なわれることになる。また、後側の屈曲部7においてコルゲートチューブ3の外力受け部4が屈曲内側の長辺部3bに位置する場合は、同様にコルゲートチューブ3の屈曲性すなわちワイヤハーネス2の屈曲性が損なわれてしまう。
そして、上記の如く外力受け部4がワイヤハーネス2の屈曲性を確保した状態で、ワイヤハーネス2の引張や圧縮に対して大きな受け止め力を発揮するから、スライドドア41の全閉時等にワイヤハーネス2に大きな引張力が作用した場合でも、コルゲートチューブ3の外力受け部4がその引張力を受け止めて、コルゲートチューブ3の弾性的な伸長を極力阻止し、それにより、コルゲートチューブ内の各電線(図示せず)に引張力が作用せず、電線の耐久性が高まる。
図1のスライドドア41の全閉状態からスライドドア41を後方に開く過程で、スライドドア41の半開時にワイヤハーネス2が大きく弛もうとするが、板ばね44がワイヤハーネス2を上向きに持ち上げて弛みを防止しつつ、図2のスライドドア41の全開状態となる。
スライドドア41の半開時にプロテクタ42が車両ボディ側のハーネス保持部材5に対向して最接近し、この際にワイヤハーネス2に圧縮方向の力が作用するが、コルゲートチューブ3の外力受け部4がその圧縮力を受け止めて、コルゲートチューブ3の弾性的な圧縮を極力阻止し、それにより、コルゲートチューブ内の各電線に圧縮力が作用せず、電線の耐久性が高まる。
図1の全閉状態から図2の全開状態に至る間で(全開から全閉に至る間も同じである)プロテクタ42の下部開口45から車両ボディ47のハーネス保持部材5にかけて導出されたワイヤハーネス部分は相対的に前方に揺動しつつハーネス保持部材5のインナ部材と共に180°回転(反転)する。
図2の全開状態で、ワイヤハーネス2は前方に引っ張られつつプロテクタ内で小径に屈曲する。ワイヤハーネス2はプロテクタ内で断面縦長の姿勢で位置し、プロテクタ42の下部開口45から前方に断面縦長の姿勢で配索され、プロテクタ42の前方で車両ボディ側のハーネス保持部材5に向けてほぼ90°の角度で湾曲する。ハーネス保持部材5によってワイヤハーネス2は全閉時から180°反転している。
コルゲートチューブ3の外力受け部4はプロテクタベース42の垂直な基板部12や前部開口15の側壁面15aに接して位置すると共に、プロテクタ前方の屈曲部7において前側の屈曲外側面(屈曲半径の大きな側の長辺側の側面3a)の高さ方向中央に位置している。
スライドドア41の全閉時と同様に、プロテクタ42の前部開口15側におけるワイヤハーネス2の屈曲部6においてコルゲートチューブ3の外力受け部4は屈曲中心線上に位置しているから、ワイヤハーネス2の屈曲性を何ら妨げることがない。これはプロテクタ内のワイヤハーネス2の湾曲部分2aにおいても同様である。
また、プロテクタ前方の車両ボディ側へのワイヤハーネス2の屈曲部7において、コルゲートチューブ3の外力受け部4は前方の屈曲外側面3aに位置しているから、ワイヤハーネス2の屈曲性が損なわれることがない。前方の屈曲部7における外力受け部4はスライドドア全閉時に較べてハーネス保持部材5を中心に周方向に180°反転しているから、この屈曲部7における外力受け部4は前方の屈曲外側面3aに位置する訳である。
そして、外力受け部4がワイヤハーネス2の屈曲性を確保した状態で、ワイヤハーネス2の引張や圧縮に対して大きな受け止め力を発揮するから、スライドドア41の全開時等にワイヤハーネス2に大きな引張力が作用した場合でも、コルゲートチューブ3の外力受け部4がその引張力を受け止めて、コルゲートチューブ3の弾性的な伸長を極力阻止し、それにより、コルゲートチューブ内の各電線に引張力が作用せず、電線の耐久性が高まる。
なお、図1〜図2の実施形態においては断面長円形のコルゲートチューブ3を用いたが、断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)を用いた場合でも、外力受け部4の位置や作用効果は同様である。すなわち、外力受け部4はプロテクタベース42の基板部12に接し、プロテクタ42の前部開口15とその近傍の屈曲部6において外力受け部4は上下ではなく高さ方向中間部(一側部)に位置して、屈曲部6の屈曲性を確保し、スライドドア41の全開時や全閉時に車両ボディ側のハーネス保持部材5の近傍の屈曲部7において外力受け部4は常に屈曲外側面に位置して屈曲性を確保し、それらの状態でワイヤハーネス2の引張や圧縮を外力受け部4が阻止して電線の耐久性を向上させる。
また、コルゲートチューブ3の外力受け部4は少なくともプロテクタ42の前部のハーネス固定部14から車両ボディ側のハーネス保持部材5にかけての間で形成されていればよい。
また、上記図1〜図2の実施形態は最良の形態を示したものであり、例えばワイヤハーネス2の引張力や圧縮力を外力受け部4で受け止めてコルゲートチューブ3の伸縮を阻止することのみを目的とする場合には、外力受け部4をコルゲートチューブ3の一側面3aに限らず、他側面3bに設けたり、両側面3a,3bに設けたり、一側面3aや他側面3bの高さ方向中央に限らず、側面の上部ないし下部に設けたり、コルゲートチューブ3の上端3cや下端3dに設けることも可能である。
また、プロテクタ42のハーネス固定部14は図1の実施形態に限らず、例えばプロテクタ42の前部開口15側の側壁部分15aにテープやバンド巻きでワイヤハーネス2を固定するようにしてもよい。
また、余長吸収装置1の板ばね44に代えて図示しない棒状のばねや螺旋状の板ばねや、ワイヤハーネス2の外周に巻いたコイルばね等を使用することも可能である。これらのばねは弾性部材と総称される。
また、上記実施形態においては、自動車のスライドドア用の余長吸収装置1を示したが、本発明に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造は自動車のスライドドア用に限らず、例えば工作機用等のスライドドアや他のスライド構造体における常時給電にも適用可能なものである。
本発明に係る余長吸収装置のコルゲートチューブ構造の一実施形態を示すスライドドア全閉状態の斜視図である。 同じくスライドドア全開状態の斜視図である。 コルゲートチューブの第一の形態を示す、(a)は(b)のA−A断面図、(b)は側面図である。 コルゲートチューブの第二の形態を示す、(a)は(b)のB−B断面図、(b)は側面図である。 コルゲートチューブの第三の形態を示す、(a)は(b)のC−C断面図、(b)は側面図である。 コルゲートチューブの第四の形態を示す断面図である。 従来の余長吸収装置を示すスライドドア全閉時の斜視図である。 同じくスライドドア半開時の斜視図である。 従来のコルゲートチューブの一形態を示す斜視図である。 従来のコルゲートチューブの他の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 余長吸収装置
2 ワイヤハーネス
3(31〜34) コルゲートチューブ
3a 一方の側面
4 外力受け部
1,43 凸部(外力受け部)
2 凹部(外力受け部)
5 ハーネス保持部材
7 屈曲部
41 スライドドア
42 プロテクタ
45 下部開口
47 車両ボディ

Claims (8)

  1. スライドドアにプロテクタが縦置きに設けられ、コルゲートチューブを備えるワイヤハーネスが該プロテクタ内で屈曲して余長吸収可能に収容されつつ、該プロテクタの下部開口から車両ボディ側に揺動自在に導出された余長吸収装置において、
    前記コルゲートチューブの長手方向に外力受け部が形成され、該外力受け部が前記スライドドアの開閉時における該コルゲートチューブの伸縮を阻止することを特徴とする余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  2. 前記外力受け部が前記プロテクタ内において前記コルゲートチューブの側面の高さ方向中央に形成されたことを特徴とする請求項1記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  3. 前記スライドドアの開閉時に車両ボディ側のハーネス保持部材が前記コルゲートチューブを反転自在に支持し、該ハーネス保持部材から前記プロテクタまでの間における前記ワイヤハーネスの屈曲部において前記外力受け部が屈曲外側に位置するように該コルゲートチューブの一方の側面に該外力受け部が配置されたことを特徴とする請求項2記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  4. コルゲートチューブを備えたワイヤハーネスを屈曲させて余長吸収可能に収納する余長吸収装置において、
    前記コルゲートチューブの長手方向に外力受け部が形成され、該外力受け部が該コルゲートチューブの伸縮を阻止することを特徴とする余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  5. 前記外力受け部は、前記コルゲートチューブのワイヤハーネス屈曲方向における略中央に形成されていることを特徴とする請求項4記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  6. 前記外力受け部が凸部又は凹部であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  7. 前記コルゲートチューブが断面長円形又は平型のものであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の余長吸収装置のコルゲートチューブ構造を備えることを特徴とする余長吸収装置。
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