JP2016086552A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に対してスライドドアをスライドさせる際に安定して所定方向へ屈曲させることができ、しかも、配線スペースを極力抑えて良好な見映えも得ることが可能なワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】車体1に対して一端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持され、スライドドア2に対して他端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持されたコルゲートチューブ12を有し、コルゲートチューブ12は、スライドドア2が閉位置に配置された閉状態で、スライドドア2側及び車体1側に小屈曲部31S及び大屈曲部31Lが形成され、これらの小屈曲部31S及び大屈曲部31Lは、互いに反する方向へ屈曲され、小屈曲部31Sの曲率半径が大屈曲部31Lの曲率半径よりも小さくされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車体とスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスに関する。
車両に配索されるワイヤハーネスとして、車体と、車体の昇降口において車体に対してスライド可能なスライドドアとの間に配策されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第5085943号公報
ところで、車体とスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスは、スライドドアの開閉時における屈曲方向を安定させることが要求される。
特許文献1記載のワイヤハーネスでは、スライドドアを閉じた状態において車体側へ屈曲した状態となるように、付勢手段によって車体側へ膨出させている。これにより、この特許文献1記載のワイヤハーネスではスライドドアの開閉時に、予め膨出させた屈曲方向に安定して屈曲する。
しかし、このワイヤハーネスでは、スライドドアを閉じた状態において車体側へ膨出させるので、車体との接触を避けるために大きな配線スペースを要し、また、車体側へ張り出していることで、見映えも良くなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車体に対してスライドドアをスライドさせる際に安定して所定方向へ屈曲させることができ、しかも、配線スペースを極力抑えて良好な見映えも得ることが可能なワイヤハーネスを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、下記(1)〜(8)を特徴としている。
(1) 車体と、該車体に対して閉位置と開位置との間でスライド可能に設けられて前記車体の昇降口を開閉するスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスであって、
前記車体に対して一端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持され、前記スライドドアに対して他端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持された外装部材を有し、
前記外装部材には、前記スライドドアが閉位置に配置された閉状態で、前記スライドドア側及び前記車体側にそれぞれ屈曲部が形成され、
これらの屈曲部は、互いに反する方向へ屈曲され、一方の曲率半径が他方の曲率半径よりも小さくされている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
(2) 前記スライドドア側の前記屈曲部が前記車体側の前記屈曲部よりも曲率半径が小さくされている
ことを特徴とする(1)に記載のワイヤハーネス。
(3) 前記車体側の前記屈曲部が前記スライドドア側の前記屈曲部よりも曲率半径が小さくされている
ことを特徴とする(1)に記載のワイヤハーネス。
(4) 前記外装部材の前記車体における支持箇所及び前記スライドドア側の支持箇所の少なくとも一方に設けられて前記外装部材の支持端を鉛直軸回りに付勢する付勢手段を有し、該付勢手段の付勢力を調整するによって前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス。
(5) 前記外装部材の長さと、前記外装部材の前記車体及び前記スライドドアへの支持位置とを調整することで前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス。
(6) 前記屈曲部が予め形成された前記外装部材を用いる
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス。
(7) 前記外装部材の前記車体における支持箇所及び前記スライドドア側の支持箇所の少なくとも一方に前記外装部材の支持端の回動範囲を規制する回動規制壁を有し、該回動規制壁による前記外装部材の支持端の回動範囲を調整するによって前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス。
(8) 前記スライドドアの閉状態時における前記外装部材の収容空間の大きさを調整することで前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス。
上記(1)の構成のワイヤハーネスでは、スライドドアを開閉する際に、閉状態において小さい曲率半径の屈曲部の屈曲方向へ安定して屈曲させることができる。これにより、スライドドアの開閉時にワイヤハーネスが意図しない方向へ屈曲されてスライドドアの開閉が困難となったり、ワイヤハーネスが損傷するような不具合なく、スライドドアを円滑に開閉させることができる。また、一方側へ膨出する一つの屈曲部を設けた場合と比較し、閉状態における配線スペースを極力小さくすることができ、見映えを良くすることができる。また、車体やスライドドアとの接触を抑制し、スライドドアの繰り返しの開閉による損傷を抑えることができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスでは、スライドドアを開閉させる際に、スライドドア側の屈曲部の屈曲方向に安定して屈曲させることができる。
上記(3)の構成のワイヤハーネスでは、スライドドアを開閉させる際に、車体側の屈曲部の屈曲方向に安定して屈曲させることができる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスでは、付勢手段による付勢力を調整することで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する二つの屈曲部を容易に形成することができる。
上記(5)の構成のワイヤハーネスでは、外装部材の長さと、外装部材の車体及びスライドドアへの支持位置を調整することで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する二つの屈曲部を容易に形成することができる。
上記(6)の構成のワイヤハーネスでは、屈曲部が予め形成された外装部材を用いることで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する二つの屈曲部を容易に形成することができる。
上記(7)の構成のワイヤハーネスでは、外装部材の車体側の支持箇所及びスライドドア側の支持箇所の少なくとも一方において外装部材の支持端の鉛直軸回りへの回動範囲を調整することで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する二つの屈曲部を容易に形成することができる。
上記(8)の構成のワイヤハーネスでは、スライドドアの閉状態時における外装部材の収容空間の大きさを調整して外装部材を撓ませることで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する二つの屈曲部を容易に形成することができる。
本発明によれば、車体に対してスライドドアをスライドさせる際に安定して所定方向へ屈曲させることができ、しかも、配線スペースを極力抑えて良好な見映えも得ることが可能なワイヤハーネスを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るワイヤハーネスを示す図であって、図1(a)はスライドドアが閉状態のときの斜視図、図1(b)はスライドドアが開状態のときの斜視図である。 図2は、ワイヤハーネスのコルゲートチューブの車体側の端部が接続された車体側給電具の水平方向の断面図である。 図3は、ワイヤハーネスのコルゲートチューブのスライドドア側の端部が接続されたドア側給電具の水平方向の断面図である。 図4は、第1実施形態に係るワイヤハーネスのコルゲートチューブの形状を説明するスライドドアが閉状態のときの概略平面図である。 図5は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す図であって、図5(a)から図5(e)は、それぞれ概略平面図である。 図6は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す概略平面図である。 図7は、比較例に係るワイヤハーネスの概略平面図である。 図8は、第2実施形態に係るワイヤハーネスのコルゲートチューブの形状を説明するスライドドアが閉状態のときの概略平面図である。 図9は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す図であって、図9(a)から図9(e)は、それぞれ概略平面図である。 図10は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す概略平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るワイヤハーネスについて説明する。
図1は、本実施形態に係るワイヤハーネスを示す図であって、図1(a)はスライドドアが閉状態のときの斜視図、図1(b)はスライドドアが開状態のときの斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス11は、自動車等の車両の車体1と、車体1に対してスライド可能なスライドドア2との間に配策されている。スライドドア2は、車体1に対してスライドされることで、車体1に設けられた昇降口3を開閉する。具体的には、図1(a)に示すように、スライドドア2が閉位置に配置されて昇降口3が閉じられた閉状態からスライドドア2が開方向A(図1(a)中矢印A方向)へスライドされ、図1(b)に示すように、スライドドア2が開位置に配置されて昇降口3が開かれた開状態とされることで、昇降口3が開放される。これとは逆に、図1(b)に示すように、スライドドア2が開状態から閉方向B(図1(b)中矢印B方向)へスライドされ、図1(a)に示すように、スライドドア2が閉状態とされることで、昇降口3が閉鎖される。
ワイヤハーネス11は、スライドドア2に設けられた種々の電装品や補機等への電力供給、あるいは車体1側とスライドドア2の電装品や補機等との間での信号の送受信を行うために設けられる。ワイヤハーネス11は、複数本の電線束(図示略)を有しており、電線束は、コルゲートチューブ(外装部材)12に通されて保護されている。コルゲートチューブ12は、合成樹脂からなる筒状体であり、外周が蛇腹状に形成されて容易に屈曲可能とされている。
車体1には、車体側給電具14が設けられ、スライドドア2には、ドア側給電具16が設けられている。ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12は、一端が車体側給電具14に接続され、他端がドア側給電具16に接続されている。
図2は、ワイヤハーネスのコルゲートチューブの車体側の端部が接続された車体側給電具の水平方向の断面図である。図3は、ワイヤハーネスのコルゲートチューブのスライドドア側の端部が接続されたドア側給電具の水平方向の断面図である。
図2に示すように、車体側給電具14は、車体1に固定された合成樹脂製のアウタ部材21と、アウタ部材21に水平方向回動自在(首振り自在)に軸支され、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12の端部を支持したインナ部材22とを含んで構成される。アウタ部材21及びインナ部材22により、車体側給電具14は、コルゲートチューブ12の端部を通過する垂直方向を軸にして、コルゲートチューブ12を水平方向に回動自在に軸支する。アウタ部材21は、回動規制壁21a,21bを有しており、インナ部材22は、回動規制壁21a,21bに当接することで回動範囲が規制される。
図3に示すように、ドア側給電具16は、スライドドア2のインナパネルに固定されたアウタ部材25と、アウタ部材25に水平方向回動自在(首振り自在)に軸支され、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12の端部を支持したインナ部材26とで構成されている。アウタ部材25とインナ部材26により、ドア側給電具16は、コルゲートチューブ12の端部を通過する垂直方向を軸にして、コルゲートチューブ12を水平方向に回動自在に軸支する。アウタ部材25は、回動規制壁25aを有しており、インナ部材26は、回動規制壁25aに当接することで回動範囲が規制される。また、ドア側給電具16には、インナ部材26を車体1側に向けて付勢するばね部材(付勢手段)27を備えている。
そして、車体側給電具14及びドア側給電具16では、スライドドア2が開閉されると、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12の動きに合わせ、コルゲートチューブ12の端部が接続されているインナ部材22,26が垂直軸線を中心に回動する。これにより、スライドドア2の開閉時におけるワイヤハーネス11の端部での無理な屈曲が抑えられる。
図4は、第1実施形態に係るワイヤハーネスのコルゲートチューブの形状を説明するスライドドアが閉状態のときの概略平面図である。
図4に示すように、第1実施形態に係るワイヤハーネス11では、ドア側給電具16に設けたばね部材27の弾性力を調整することで、スライドドア2が閉状態のときに(図1(a)参照)、コルゲートチューブ12に、小屈曲部31Sと大屈曲部31Lとが形成されている。小屈曲部31Sは、大屈曲部31Lよりも曲率半径が小さくされている。小屈曲部31Sはワイヤハーネス11におけるスライドドア2側に形成され、大屈曲部31Lはワイヤハーネス11における車体1側に形成されている。これらの小屈曲部31Sと大屈曲部31Lとは、互いに逆方向に膨出している。具体的には、スライドドア2側の小屈曲部31Sでは、コルゲートチューブ12が車体1側へ膨出するように屈曲され、車体1側の大屈曲部31Lでは、コルゲートチューブ12がスライドドア2側へ膨出するように屈曲されている。
次に、スライドドア2が開閉される際のワイヤハーネス11の動きを説明する。
図5は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す図であって、図5(a)から図5(e)は、それぞれ概略平面図である。図6は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す概略平面図である。
(スライドドアの開動作時)
図5(a)に示すように、閉状態(図6中aの状態)からスライドドア2が開き始めると、図5(b)に示すように、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12は、ドア側給電具16が車体側給電具14へ近づくことで、小屈曲部31Sにおける屈曲部分の範囲が徐々に大きくなり、大屈曲部31Lの曲率半径がさらに大きくなって次第に直線状になる(図6中bの状態)。
図5(c)に示すように、スライドドア2がさらに開方向Aへスライドし、スライドドア2の開方向Aへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14に並ぶと、コルゲートチューブ12は、大屈曲部31Lが消滅し、全体が小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態となる(図6中cの状態)。
図5(d)に示すように、スライドドア2がさらに開方向Aへスライドし、スライドドア2の開方向Aへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14よりもスライド方向前方へ移動すると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分がドア側給電具16によって引っ張られる。また、コルゲートチューブ12は、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態が維持される(図6中dの状態)。
図5(e)に示すように、スライドドア2が閉状態の位置までスライドすると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分がドア側給電具16によって引っ張られる。また、コルゲートチューブ12は、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態が維持されるとともに、曲率半径が大きくされる(図6中eの状態)。
(スライドドアの閉動作時)
図5(e)に示すように、開状態(図6中eの状態)からスライドドア2が閉じ始めると、図5(d)に示すように、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12は、ドア側給電具16が車体側給電具14へ近づくことで、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した屈曲部分の範囲が徐々に大きくなる(図6中dの状態)。
図5(c)に示すように、スライドドア2がさらに閉方向Bへスライドし、スライドドア2の閉方向Bへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14に並ぶと、コルゲートチューブ12は、全体が小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態となる(図6中cの状態)。
図5(b)に示すように、スライドドア2がさらに閉方向Bへスライドし、スライドドア2の閉方向Bへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14よりもスライド方向前方へ移動すると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分に曲げ力が付与されることで、屈曲範囲がスライドドア2側に移動し、曲率半径が小さな小屈曲部31Sが形成される。また、コルゲートチューブ12の車体1側の部分は直線状に延ばされた状態とされる(図6中bの状態)。
図5(a)に示すように、スライドドア2が開状態の位置までスライドすると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側に形成された小屈曲部31Sの曲率半径がさらに小さくされるとともに、コルゲートチューブ12の車体1側の部分がスライドドア2側へ膨出し、小屈曲部31Sよりも曲率半径が大きな大屈曲部31Lが形成される(図6中aの状態)。
このように、上記第1実施形態に係るワイヤハーネス11によれば、スライドドア2を開閉する際に、閉状態において小さい曲率半径の小屈曲部31Sの屈曲方向へ安定して屈曲させることができる。これにより、スライドドア2の開閉時にワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12が意図しない方向へ屈曲されてスライドドア2の開閉が困難となったり、ワイヤハーネス11が損傷するような不具合なく、スライドドア2を円滑に開閉させることができる。
ところで、図7に示すように、スライドドア2を閉じた状態において、コルゲートチューブ12全体を一方へ膨出させておくことでも、コルゲートチューブ12はスライドドア2の開閉時に予め膨出させた方向に安定して屈曲する。
しかし、この場合、スライドドア2を閉じた状態において、コルゲートチューブ12の全体を一方へ膨出させるので、スライドドア2の閉状態時において、ワイヤハーネス11が膨出側へ張り出してしまい、平面内でのワイヤハーネス11の配線スペースの幅寸法Wが大きくなり、見映えも悪くなってしまう。また、ワイヤハーネス11を車体1側へ膨出させた場合では、ワイヤハーネス11が車体1に接触し、また、ワイヤハーネス11をスライドドア2側へ膨出させた場合では、ワイヤハーネス11がスライドドア2に接触してしまう。これにより、スライドドア2の繰り返しの開閉によってワイヤハーネス11が損傷するおそれがある。
これに対して、第1実施形態に係るワイヤハーネス11では、コルゲートチューブ12の車体1側及びスライドドア2側に、互いに反する方向へ膨出する小屈曲部31S及び大屈曲部31Lを形成したので、スライドドア2の閉状態時において、ワイヤハーネス11の張り出しを極力抑えてワイヤハーネス11の配線スペースの幅寸法Wを小さくすることができ、見映えを良くすることができる(図4参照)。また、ワイヤハーネス11の車体1やスライドドア2との接触を抑制し、スライドドア2の繰り返しの開閉によるワイヤハーネス11の損傷を抑えることができる。
また、ドア側給電具16に設けたばね部材27による付勢力を調整することで、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する小屈曲部31Sと大屈曲部31Lの二つの屈曲部を容易に形成することができる。
なお、ワイヤハーネス11のコルゲートチューブ12に小屈曲部31Sと大屈曲部31Lを形成する手段としては、ばね部材27の付勢力の調整に限らない。例えば、コルゲートチューブ12の長さと車体側給電具14及びドア側給電具16によるコルゲートチューブ12の支持位置を調整したり、予め小屈曲部31S及び大屈曲部31Lを有する形状のコルゲートチューブ12を用いたり、車体側給電具14及びドア側給電具16におけるインナ部材22,26の回動範囲を回動規制壁21a,21b,25aで調整することでも、異なる曲率半径で反対方向へ膨出する小屈曲部31Sと大屈曲部31Lの二つの屈曲部を容易に形成することができる。また、スライドドア2の閉状態時におけるコルゲートチューブ12の車両での収容空間の大きさを調整してコルゲートチューブ12を撓ませることで、コルゲートチューブ12に小屈曲部31Sと大屈曲部31Lを容易に形成することもできる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るワイヤハーネスについて説明する。
なお、上記第2実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態に係るワイヤハーネスのコルゲートチューブの形状を説明するスライドドアが閉状態のときの概略平面図である。
図8に示すように、第2実施形態に係るワイヤハーネス11Aの場合も、スライドドア2が閉状態のときに(図1(a)参照)、コルゲートチューブ12の小屈曲部31Sと大屈曲部31Lとが形成されている。小屈曲部31Sはコルゲートチューブ12における車体1側に形成され、大屈曲部31Lはコルゲートチューブ12におけるスライドドア2側に形成されている。これらの小屈曲部31Sと大屈曲部31Lとは、互いに逆方向に屈曲している。具体的には、スライドドア2側の大屈曲部31Lでは、コルゲートチューブ12が車体1側へ膨出するように屈曲され、車体1側の小屈曲部31Sでは、コルゲートチューブ12がスライドドア2側へ膨出するように屈曲されている。
次に、スライドドア2が開閉される際のワイヤハーネス11Aの動きを説明する。
図9は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す図であって、図9(a)から図9(e)は、それぞれ概略平面図である。図10は、スライドドアの開閉時におけるコルゲートチューブの形状の変化を示す概略平面図である。
(スライドドアの開動作時)
図9(a)に示すように、閉状態(図10中aの状態)からスライドドア2が開き始めると、図9(b)に示すように、ワイヤハーネス11Aのコルゲートチューブ12は、ドア側給電具16が車体側給電具14へ近づくことで、小屈曲部31Sにおける屈曲部分の範囲が徐々に大きくなり、大屈曲部31Lの曲率半径がさらに大きくなって次第に直線状になる(図10中bの状態)。
図9(c)に示すように、スライドドア2がさらに開方向Aへスライドし、スライドドア2の開方向Aへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14に並ぶと、コルゲートチューブ12は、大屈曲部31Lが消滅し、全体が小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態となる(図10中cの状態)。
図9(d)に示すように、スライドドア2がさらに開方向Aへスライドし、スライドドア2の開方向Aへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14よりもスライド方向前方へ移動すると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分がドア側給電具16によって押し出される。また、コルゲートチューブ12は、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態が維持される(図10中dの状態)。
図9(e)に示すように、スライドドア2が閉状態の位置までスライドすると、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分がドア側給電具16によって押し出される。また、コルゲートチューブ12は、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態が維持されるとともに、曲率半径が大きくされる(図10中eの状態)。
(スライドドアの閉動作時)
図9(e)に示すように、開状態(図10中eの状態)からスライドドア2が閉じ始めると、図9(d)に示すように、ワイヤハーネス11Aのコルゲートチューブ12は、ドア側給電具16が車体側給電具14へ近づくことで、小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した屈曲部分の範囲が徐々に大きくなる(図10中dの状態)。
図9(c)に示すように、スライドドア2がさらに閉方向Bへスライドし、スライドドア2の閉方向Bへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14に並ぶと、コルゲートチューブ12は、全体が小屈曲部31Sの屈曲方向に屈曲した状態となる(図10中cの状態)。
図9(b)に示すように、スライドドア2がさらに閉方向Bへスライドし、スライドドア2の閉方向Bへのスライド方向においてドア側給電具16が車体側給電具14よりもスライド方向前方へ移動すると、コルゲートチューブ12の車体1側の部分に曲げ力が付与されることで、屈曲範囲が車体1側に移動し、曲率半径が小さな小屈曲部31Sが形成される。また、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分は直線状に延ばされた状態とされる(図10中bの状態)。
図9(a)に示すように、スライドドア2が開状態の位置までスライドすると、コルゲートチューブ12の車体1側に形成された小屈曲部31Sの曲率半径がさらに小さくされるとともに、コルゲートチューブ12のスライドドア2側の部分が車体1側へ膨出し、小屈曲部31Sよりも曲率半径が大きな大屈曲部31Lが形成される(図10中aの状態)。
この第2実施形態に係るワイヤハーネス11Aの場合も、スライドドア2を開閉する際に、閉状態において小さい曲率半径の小屈曲部31Sの屈曲方向へ安定して屈曲させることができる。これにより、スライドドア2の開閉時にワイヤハーネス11が意図しない方向へ屈曲されてスライドドア2の開閉が困難となったり、ワイヤハーネス11が損傷するような不具合なく、スライドドア2を円滑に開閉させることができる。また、一方側へ膨出する一つの屈曲部を設けた場合と比較し、閉状態における配線スペースを極力小さくすることができ、見映えを良くすることができる。また、車体1やスライドドア2との接触を抑制し、スライドドア2の繰り返しの開閉による損傷を抑えることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るワイヤハーネスの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[8]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車体(1)と、該車体(1)に対して閉位置と開位置との間でスライド可能に設けられて前記車体(1)の昇降口(3)を開閉するスライドドア(2)との間に配策されるワイヤハーネス(11,11A)であって、
前記車体(1)に対して一端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持され、前記スライドドア(2)に対して他端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持された外装部材(コルゲートチューブ12)を有し、
前記外装部材(コルゲートチューブ12)には、前記スライドドア(2)が閉位置に配置された閉状態で、前記スライドドア(2)側及び前記車体(1)側にそれぞれ屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が形成され、
これらの屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)は、互いに反する方向へ屈曲され、一方の曲率半径が他方の曲率半径よりも小さくされている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
[2] 前記スライドドア(2)側の前記屈曲部(小屈曲部31S)が前記車体(1)側の前記屈曲部(大屈曲部31L)よりも曲率半径が小さくされている
ことを特徴とする[1]に記載のワイヤハーネス。
[3] 前記車体(1)側の前記屈曲部(小屈曲部31S)が前記スライドドア(2)側の前記屈曲部(大屈曲部31L)よりも曲率半径が小さくされている
ことを特徴とする[1]に記載のワイヤハーネス。
[4] 前記外装部材(コルゲートチューブ12)の前記車体(1)における支持箇所及び前記スライドドア(2)側の支持箇所の少なくとも一方に設けられて前記外装部材(コルゲートチューブ12)の支持端を鉛直軸回りに付勢する付勢手段(ばね部材27)を有し、該付勢手段(ばね部材)の付勢力を調整するによって前記外装部材(コルゲートチューブ12)に前記屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が形成されている
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス。
[5] 前記外装部材(コルゲートチューブ12)の長さと、前記外装部材(コルゲートチューブ12)の前記車体(1)及び前記スライドドア(2)への支持位置とを調整することで前記外装部材(コルゲートチューブ12)に前記屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が形成されている
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス。
[6] 前記屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が予め形成された前記外装部材(コルゲートチューブ12)を用いる
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス。
[7] 前記外装部材(コルゲートチューブ12)の前記車体(1)における支持箇所及び前記スライドドア(2)側の支持箇所の少なくとも一方に前記外装部材(コルゲートチューブ12)の支持端の回動範囲を規制する回動規制壁(21a,21b,25a)を有し、該回動規制壁(21a,21b,25a)による前記外装部材(コルゲートチューブ12)の支持端の回動範囲を調整するによって前記外装部材(コルゲートチューブ12)に前記屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が形成されている
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス。
[8] 前記スライドドア(2)の閉状態時における前記外装部材(コルゲートチューブ12)の収容空間の大きさを調整することで前記外装部材(コルゲートチューブ12)に前記屈曲部(小屈曲部31S,大屈曲部31L)が形成されている
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス。
1 車体
2 スライドドア
3 昇降口
11,11A ワイヤハーネス
12 コルゲートチューブ(外装部材)
21a,21b,25a 回動規制壁
27 ばね部材(付勢手段)
31L 大屈曲部(屈曲部)
31S 小屈曲部(屈曲部)

Claims (8)

  1. 車体と、該車体に対して閉位置と開位置との間でスライド可能に設けられて前記車体の昇降口を開閉するスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスであって、
    前記車体に対して一端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持され、前記スライドドアに対して他端が鉛直軸線を中心に回動可能に支持された外装部材を有し、
    前記外装部材には、前記スライドドアが閉位置に配置された閉状態で、前記スライドドア側及び前記車体側にそれぞれ屈曲部が形成され、
    これらの屈曲部は、互いに反する方向へ屈曲され、一方の曲率半径が他方の曲率半径よりも小さくされている
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記スライドドア側の前記屈曲部が前記車体側の前記屈曲部よりも曲率半径が小さくされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記車体側の前記屈曲部が前記スライドドア側の前記屈曲部よりも曲率半径が小さくされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記外装部材の前記車体における支持箇所及び前記スライドドア側の支持箇所の少なくとも一方に設けられて前記外装部材の支持端を鉛直軸回りに付勢する付勢手段を有し、該付勢手段の付勢力を調整するによって前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記外装部材の長さと、前記外装部材の前記車体及び前記スライドドアへの支持位置とを調整することで前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記屈曲部が予め形成された前記外装部材を用いる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  7. 前記外装部材の前記車体における支持箇所及び前記スライドドア側の支持箇所の少なくとも一方に前記外装部材の支持端の回動範囲を規制する回動規制壁を有し、該回動規制壁による前記外装部材の支持端の回動範囲を調整するによって前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  8. 前記スライドドアの閉状態時における前記外装部材の収容空間の大きさを調整することで前記外装部材に前記屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
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