JP7217075B2 - スライドドア構造 - Google Patents
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Description
[1]
車体に対して閉位置と開位置との間で移動可能に設けられるスライドドアと、前記車体と前記スライドドアとの間に配索されるワイヤハーネスと、を備えたスライドドア構造であって、
前記ワイヤハーネスは、
前記車体に一端が支持されるとともに前記スライドドアに他端が支持され、前記スライドドアの移動に伴って変形可能であり、前記スライドドアが前記閉位置にあるときに当該ワイヤハーネスの前記一端と前記他端との間の少なくとも一部が前記スライドドアに接触した状態が維持される、ように構成され、
前記ワイヤハーネスは、
一又は複数の電線を含む電線部と、前記電線部に沿うように延びる帯状体及び前記帯状体から前記帯状体の厚さ方向に延出し且つ前記帯状体に沿って並ぶ複数の延出片を有する規制部と、前記電線部及び前記規制部を内部に収容する筒状の外装部と、を有し、
前記規制部は、
前記スライドドアが前記閉位置にあるとき、隣り合う前記延出片同士が接触することにより、当該規制部が前記スライドドアに向けて凸となるように湾曲した中間箇所を有するように当該規制部の形状を保持するとともに、前記中間箇所に対応する位置にある前記外装部が前記スライドドアに接触した状態を維持する、ように構成される、
スライドドア構造であること。
[2]
上記[1]に記載のスライドドア構造において、
前記中間箇所に対応する前記複数の前記延出片の一部の形状と、前記中間箇所とは異なる他の箇所に対応する前記複数の前記延出片の他部の形状と、が異なる、
スライドドア構造であること。
図1(a)~図1(c)に示すように、本実施形態に係るスライドドア構造は、自動車等の車両の車体1に対して閉位置と開位置との間でスライド可能なスライドドア2と、車体1とスライドドア2との間に配索されるワイヤハーネス11と、を備える。スライドドア2は、車体1に対してスライドされることで、車体1に設けられた昇降口3を開閉する。昇降口3は、車内の前後に配置された座席4の間における車体1の側部に設けられている。
次いで、図4~図6を参照しながら、ワイヤハーネス11に設けられた規制部33(即ち、帯状体34及び複数の延出片35)の構成及び作用について説明する。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
車体(1)に対して閉位置と開位置との間で移動可能に設けられるスライドドア(2)と、前記車体(1)と前記スライドドア(2)との間に配索されるワイヤハーネス(11)と、を備えたスライドドア構造であって、
前記ワイヤハーネス(11)は、
前記車体(1)に一端が支持されるとともに前記スライドドア(2)に他端が支持され、前記スライドドア(2)の移動に伴って変形可能であり、前記スライドドア(2)が前記閉位置にあるときに当該ワイヤハーネス(11)の前記一端と前記他端との間の少なくとも一部(A)が前記スライドドア(2)に接触した状態が維持される、ように構成される、
スライドドア構造。
[2]
上記[1]に記載のスライドドア構造において、
前記ワイヤハーネス(11)は、
一又は複数の電線を含む電線部(31)と、前記電線部(31)に沿うように延びる帯状体(34)及び前記帯状体から前記帯状体の厚さ方向に延出し且つ前記帯状体に沿って並ぶ複数の延出片(35)を有する規制部(33)と、前記電線部(31)及び前記規制部(33)を内部に収容する筒状の外装部(32)と、を有し、
前記規制部(33)は、
前記スライドドア(2)が前記閉位置にあるとき、隣り合う前記延出片(35)同士が接触することにより、当該規制部(33)が前記スライドドア(2)に向けて凸となるように湾曲した中間箇所(A)を有するように当該規制部(33)の形状を保持するとともに、前記中間箇所(A)に対応する位置にある前記外装部(32)が前記スライドドア(2)に接触した状態を維持する、ように構成される、
スライドドア構造。
[3]
上記[2]に記載のスライドドア構造において、
前記中間箇所(A)に対応する前記複数の前記延出片(35)の一部の形状と、前記中間箇所(A)とは異なる他の箇所(B)に対応する前記複数の前記延出片(35)の他部の形状と、が異なる、
スライドドア構造。
2 スライドドア
11 ワイヤハーネス
31 電線部
32 保護チューブ(外装部)
33 規制部
34 帯状体
35 延出片
35a 側面
A 湾曲箇所(中間箇所)
B 湾曲箇所(他の箇所)
Claims (2)
- 車体に対して閉位置と開位置との間で移動可能に設けられるスライドドアと、前記車体と前記スライドドアとの間に配索されるワイヤハーネスと、を備えたスライドドア構造であって、
前記ワイヤハーネスは、
前記車体に一端が支持されるとともに前記スライドドアに他端が支持され、前記スライドドアの移動に伴って変形可能であり、前記スライドドアが前記閉位置にあるときに当該ワイヤハーネスの前記一端と前記他端との間の少なくとも一部が前記スライドドアに接触した状態が維持される、ように構成され、
前記ワイヤハーネスは、
一又は複数の電線を含む電線部と、前記電線部に沿うように延びる帯状体及び前記帯状体から前記帯状体の厚さ方向に延出し且つ前記帯状体に沿って並ぶ複数の延出片を有する規制部と、前記電線部及び前記規制部を内部に収容する筒状の外装部と、を有し、
前記規制部は、
前記スライドドアが前記閉位置にあるとき、隣り合う前記延出片同士が接触することにより、当該規制部が前記スライドドアに向けて凸となるように湾曲した中間箇所を有するように当該規制部の形状を保持するとともに、前記中間箇所に対応する位置にある前記外装部が前記スライドドアに接触した状態を維持する、ように構成される、
スライドドア構造。 - 請求項1に記載のスライドドア構造において、
前記中間箇所に対応する前記複数の前記延出片の一部の形状と、前記中間箇所とは異なる他の箇所に対応する前記複数の前記延出片の他部の形状と、が異なる、
スライドドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018181755A JP7217075B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | スライドドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018181755A JP7217075B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | スライドドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020054125A JP2020054125A (ja) | 2020-04-02 |
JP7217075B2 true JP7217075B2 (ja) | 2023-02-02 |
Family
ID=69994268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018181755A Active JP7217075B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | スライドドア構造 |
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Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JP2004034759A (ja) | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 車両用スライドドアの給電装置 |
JP2008062784A (ja) | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Yazaki Corp | 常時給電装置 |
JP2016086552A (ja) | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2016136809A (ja) | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 矢崎総業株式会社 | 湾曲規制部材及び給電装置 |
JP2018078693A (ja) | 2016-11-08 | 2018-05-17 | 矢崎総業株式会社 | 湾曲規制部材、それを備えた保護チューブ組立体及び給電装置 |
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Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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