JP2014143310A - 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2014143310A
JP2014143310A JP2013011168A JP2013011168A JP2014143310A JP 2014143310 A JP2014143310 A JP 2014143310A JP 2013011168 A JP2013011168 A JP 2013011168A JP 2013011168 A JP2013011168 A JP 2013011168A JP 2014143310 A JP2014143310 A JP 2014143310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
liquid
ammonia
chemical
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013011168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5954195B2 (ja
Inventor
Koji Kagawa
興司 香川
Hiroshi Kono
央 河野
Kazuyoshi Shinohara
和義 篠原
Takuro Masuzumi
拓朗 増住
Tatsuhiro Ueki
達博 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2013011168A priority Critical patent/JP5954195B2/ja
Publication of JP2014143310A publication Critical patent/JP2014143310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5954195B2 publication Critical patent/JP5954195B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】アンモニアを含む薬液を用いて基板を処理するにあたり、基板へのアンモニアの付着を抑制することが可能な基板処理装置等を提供する。
【解決手段】基板処理装置において、基板保持部10は、筐体41内に配置され、基板Wを水平に保持し、ノズル51は基板Wの表面にアンモニアを含む薬液を供給する。アンモニア吸収部61は、前記筐体内に拡散したアンモニアを吸収する酸性の吸収液を貯溜し、吸収液供給部505は、アンモニア吸収部61に、酸性の吸収液を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンモニアを含む薬液を用いて基板を処理する技術に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)の表面に集積回路の積層構造を形成する半導体装置の製造工程において、回転するウエハに各種の薬液を供給してごみや自然酸化物等を除去する基板処理装置が知られている。
この種の処理においては、回転するウエハの周囲に薬液が飛散して薬液成分のミストや蒸気が発生し、ウエハへ付着することによってウエハを汚染してしまうおそれがある。そこで、基板を保持する基板保持部の周囲に液受け用の部材(以下、カップという)を配置したり、これら基板保持部やカップを配置した筐体内に、清浄空気や不活性ガスのダウンフローを形成したりすることによって、ウエハの処理が行われる雰囲気を清浄な状態に維持している(例えば引用文献1)。
特開2007−173308号公報:段落0025、図2
筐体内に気体の滞留部ができる場合がある。空気より軽いアンモニアを使用する場合、筐体内でアンモニアのミストが拡散し、ウエハの上方の気体の滞留部等に溜まってしまう。このアンモニアが、ダウンフローの流れ等に乗ってウエハの表面に付着すると、ウエハを汚染するおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アンモニアを含む薬液を用いて基板を処理するにあたり、基板へのアンモニアの付着を抑制することにある。
本発明に係る基板処理装置は、筐体内に配置され、基板を水平に保持する基板保持部と、
前記基板の表面にアンモニアを含む薬液を供給する薬液ノズルと、
前記筐体内に設けられ、当該筐体内に拡散したアンモニアを吸収する酸性の吸収液を貯溜するアンモニア吸収部と、
前記アンモニア吸収部に、酸性の吸収液を供給する吸収液供給部と、を備えたことを特徴とする。
上述の基板処理装置は以下の特徴を備えていてもよい。
(a)前記アンモニア吸収部は、前記基板保持部に保持された基板よりも高い位置に設けられていること。
(b)前記アンモニア吸収部に貯溜された液体を排出するための排出部と、前記薬液ノズルから基板の表面にアンモニアを含む薬液を供給するとき、アンモニア吸収部に酸性の吸収液を供給することと、前記基板の乾燥を開始する前に、前記排出部から前記アンモニア吸収部の吸収液を排出することとを実行するように制御信号を出力する制御部と、を備えたこと。
(c)前記基板に、薬液をリンス洗浄するためのリンス液を供給するリンス液ノズルと、有機溶媒を含む乾燥用の液体を供給する乾燥液ノズルと、を備え、前記制御部は、前記リンス液の供給停止後、前記基板に乾燥液ノズルから前記乾燥用の液体を供給した後、前記基板の乾燥を行い、前記乾燥用の液体の供給を開始する前に、前記排出部から前記アンモニア吸収部の吸収液を排出することを実行するように制御信号を出力すること。
(d)前記薬液ノズルを第1薬液ノズルとしたとき、前記基板の表面に、前記アンモニアを含む薬液とは異なる他の薬液を供給する第2薬液ノズルを備え、前記制御部は、前記基板へのアンモニアを含む薬液の供給とその後のリンス液の供給が行われた後、当該基板の乾燥を開始するまでの期間中に、前記第2の薬液ノズルからの他の薬液の供給と、前記他の薬液に替えて、前記リンス液ノズルからのリンス液の供給と、を行うことを実行するように制御信号を出力すること。
(d)前記アンモニア吸収部は、上面側から見て、前記酸性の吸収液と筐体内の雰囲気との接触領域が、前記基板保持部に保持された基板を周方向に囲むように配置されていること。
(e)前記薬液ノズルを第1薬液ノズルとしたとき、前記基板の表面に、前記アンモニアを含む薬液とは異なる他の薬液を供給する第2薬液ノズルと、前記筐体内を流れる気流の流量を調節する流量調節部と、を備え、第1の薬液ノズルからアンモニアを含む薬液が供給される期間中は、第2の薬液ノズルからの他の薬液が供給される期間よりも前記筐体内を流れる気流の流量を増大させるように制御信号を出力する前記制御部を備えたこと。
(f)前記酸性の吸収液は、硫酸、塩酸、フッ酸からなる群から選択された少なくとも一つの酸の溶液を含むこと。
本発明は、アンモニアを含む薬液の使用時に筐体内に拡散したアンモニアを吸収し、基板へのアンモニアの付着を抑制することができる。
発明の実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す図である。 前記基板処理装置に設けられているアンモニア吸収部を上面側から見た平面図である。 前記基板処理装置によるウエハの処理シーケンスを示す説明図である。 前記基板処理装置の作用を示す第1の説明図である。 アンモニア吸収部の作用を示す説明図である。 前記基板処理装置の作用を示す第2の説明図である。 前記基板処理装置の作用を示す第3の説明図である。 前記基板処理装置の作用を示す第4の説明図である。 他の実施の形態に関わる基板処理装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に関わる基板処理装置の構成について、図1、2を参照しながら説明する。図1に示すように、基板処理装置は、筐体41内に、ウエハWを水平姿勢で保持するウエハ保持部10(基板保持部)とカップ部30とを設けた構造となっている。ウエハ保持部10は、円板状の回転プレート11と、回転プレート11の上面に取り付けられた複数例えば3つの保持ピン12とを有しており、ウエハWの周縁部の複数箇所を前記保持ピン12により保持するメカニカルスピンチャックとして構成されている。回転プレート11には、外部の搬送アームとの間でウエハWの受け渡しを行う際に、ウエハの下面を支持して持ち上げるリフトピン13を有する図示しない昇降プレートが組み込まれている。
回転プレート11の下面中央部には、上下方向に伸びる回転軸14が設けられており、この回転軸14の下端には、回転軸14を介して回転プレート11を鉛直軸周りに回転させるための電動モータ等からなる回転駆動部15が設けられている。
また回転プレート11には、3本(図1には1本だけ示す)の支柱23を介して、円環状のガイドリング21が取り付けられている。ガイドリング21の内周面は回転するウエハWに供給された後にウエハWから振り切られて飛散する薬液やリンス液、乾燥用の液体(以下、これらをまとめて処理液という)を受け止めて、カップ部30内に案内する。
カップ部30には、最も外側に位置する不動の環状の第1カップ31と、その内側に位置する昇降可能な環状の第2カップ32と、さらにその内側に位置する昇降可能な環状の第3カップ33と、さらにその内側に位置する不動の内壁34とが設けられている。第2カップ32及び第3カップ33は、図1に概略的に示したそれぞれの昇降機構32A、33Aにより昇降する。第1カップ31と第2カップ32との間には第1流路311が形成され、第2カップ32と第3カップ33との間には第2流路321が形成され、第3カップ33と内壁34との間には第3流路331が形成される。
カップ部30の底面部(筐体41の底面部)には、第1流路311、第2流路321及び第3流路331に連通するカップ排気口35が形成されている。カップ排気口35には、カップ排気路36が接続されている。カップ排気路36は、流路切替弁701を介して工場排気系の一部をなす酸性排気ライン71、アルカリ性排気ライン72及び有機排気ライン73に選択的に接続されている。各排気ライン71〜73は負圧になっているためカップ部30の内部空間及びこれらカップ部30やウエハ保持部10を収容した筐体41の内部空間は、前記カップ排気口35を介して排気される。またカップ排気路36には、不図示の流量調節弁が設けられており、その開度調節によりカップ排気口35からの排気量を増減することができる。これらカップ排気口35やカップ排気路36等は、本例の排気部に相当する。
第1流路311、第2流路321及び第3流路331の各々の途中には屈曲部が設けられており、屈曲部で急激に向きを変えられることにより各流路を流れる気液混合流体から液体成分が分離される。分離された液体成分は、第1流路311に対応する液受け312、第2流路321に対応する液受け322、及び第3流路331に対応する液受け332内に落下する。液受け312、322、332は、それぞれに対応する排液口313、323、333を介して、工場の酸性排液系、アルカリ性排液系、有機排液系(いずれも図示せず)に接続されている。
基板処理装置はさらに、ウエハ保持部10に保持されて回転するウエハWに向けて処理液を吐出(供給)する複数のノズル51〜53を備えている。本例では、ウエハWの表面に付着している有機性の汚れやパーティクルを除去するためのSC1(アンモニア水と過酸化水素水との混合水溶液)の供給を行う第1ノズル51と、ウエハWの表面の自然酸化物を除去するためのDHF(Diluted HydroFluoric acid)の供給を行う第2ノズル52と、乾燥用の液体であるIPA(IsoPropyl Alcohol)の供給を行う第3ノズル53とが設けられている。また、第1ノズル51、第2ノズル52は、これらの薬液(SC1、DHF)をリンス洗浄するためのリンス液であるDIW(DeIonized Water)の供給を行うこともできる。
これらのノズル51〜53はノズルアーム54の先端部に保持されており、ノズルアーム54の基端部には回転駆動部55が設けられている。この回転駆動部55にてノズルアーム54を回動させることにより、ウエハ保持部10に保持されたウエハWの中央部上方の処理位置と、カップ部30の側方の退避位置との間でノズル51〜53を移動させることができる。
ここで、SC1は、本例における「アンモニアを含む薬液」に相当し、第1ノズル51は、薬液ノズル(第1薬液ノズル)に相当している。また、DHFは、「アンモニアを含む薬液とは異なる薬液」に相当し、第2ノズル52は第2薬液ノズルに相当している。また、これら第1ノズル51、第2ノズル52は、リンス液ノズルとしても兼用されている。さらに、第3ノズル53は、有機溶媒であり、乾燥用の液体であるIPAの供給を行う乾燥液ノズルに相当する。
各ノズル51〜53は、処理液供給ライン56や開閉弁V1〜V4を介して、各処理液のタンクや流量調節機構等を備えた処理液供給部(DIW供給部501、SC1供給部502、DHF供給部503、IPA供給部504)に接続されている。図示の便宜上、図1、4、6〜8では、共通の処理液供給ライン56を介してこれら処理液供給部が各ノズル51〜53に接続されているように示しているが、実際には第1ノズル51はDIW供給部501及びSC1供給部502に、第2ノズル52はDIW供給部501及びDHF供給部503に、また第3ノズル53はIPA供給部504に、各々独立した処理液供給ライン56を介して接続されている。
また筐体41の天井部の上面には、給気ファン452とフィルタユニット453とを備えたファンフィルタユニット(FFU)45が設けられている。FFU45は、給気ファン452を制御することにより、筐体41への給気量を調節することができる。さらに、前記天井部の下方側には、多数の給気孔43が形成された整流板42が設けられている。整流板42は、FFU45から下方に吹き出され、筐体41の天井部と整流板42との間に形成される拡散部44内に広がった清浄空気を、筐体41内に向けて均一に分散して供給する。そして、給気孔43から供給された清浄空気が、カップ部30内に流れ込み、筐体41の底面部側のカップ排気口35に流れ込むことにより、筐体41内には給気孔43からウエハWに向かって下向きに流れる清浄空気のダウンフローが形成される。FFU45や給気孔43等は本例の給気部に相当している。
さらに本例の基板処理装置は、ウエハWへのSC1の供給により、筐体41内に拡散するアンモニアのミストや蒸気を吸収する吸収液63を貯留したアンモニア吸収部61が設けられている。図1、2に示すように、本例のアンモニア吸収部61は、上面に溝部62が形成された細長い樋状の部材であり、筐体41の内壁面に沿って環状に配設されている。アンモニア吸収部61は、整流板42より下方であって、処理位置と退避位置との間を移動するノズル51〜53の移動経路よりも上方に配置されている。
既述のように空気よりも軽いアンモニアは、筐体41内を上昇し、比較的ダウンフローの流れが弱い整流板42の下方で内壁近傍部に滞留し易い。そこでアンモニア吸収部61は、溝部62の開口部をアンモニアが滞留し易い領域に向け、この溝部62内に、アンモニアの吸収液63を貯留することにより、筐体41内で滞留しているアンモニアを吸収して除去する。図1のa-a’の位置にて矢視した図2に示すようにアンモニア吸収部61は、上面側から見て、吸収液63の液面(吸収液63と筐体41内の雰囲気とが接触する領域)が、ウエハ保持部10に保持されたウエハWを周方向に囲むように配置される。
アンモニア吸収部61に貯溜される吸収液としては、アルカリ性のアンモニアと反応する酸性の溶液、例えば硫酸、塩酸、フッ酸からなる群から選択された少なくとも一つの酸の溶液を含むものが用いられる。本例では、濃度が0.001〜0.1重量%の硫酸を用いている。
アンモニア吸収部61は、給液ライン631、開閉バルブV6を介して吸収液63のタンクや流量調節機構等を備えた硫酸供給部505に接続されている。また、給液ライン631は、開閉バルブV5を介して既述のDIW供給部501に接続されており、アンモニア吸収部61の溝部62に付着した吸収液63を洗浄する洗浄液64としてDIWを供給することができる。
さらにアンモニア吸収部61は、排液ライン632、流路切替弁702を介して酸性排液ライン74及び一般排液ライン75に接続されていて、アンモニア吸収部61に貯溜された液体(吸収液63、洗浄液64)をこれらの排液ライン74、75へと切り替えて排出することができる。図1に示すように、溝部62の縦断面形状は、アンモニア吸収部61の内周部縁及び外周部縁から中央へ向けて徐々に低くなるテーパー面が形成されており、溝部62内の液体を排出しやすくしている。
さらに基板処理装置は、その全体の動作を統括制御する制御部8と接続されている。制御部8は例えばCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には基板処理装置の作用、即ちウエハ保持部10へのウエハWの受け渡しや回転するウエハWに各種の処理液を供給して処理を行う動作についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。さらに制御部8はステップ群を実行するための制御信号を出力する。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
次に、上述の基板処理装置にて実行される動作の内容について図3〜8を参照しながら説明する。図3は、本基板処理装置がウエハWに対して実行する処理のシーケンス(上段側)と、各処理の期間中におけるアンモニア吸収部61の状態(下段側)との対応関係を示している。図3においては、矢印で示す方向へと左端側からウエハWの処理が進行し、SC1処理→リンス洗浄→DHF処理→リンス洗浄→IPA供給→振切乾燥の順に処理が実行される。また、図4、6〜8において、各開閉弁V1〜V6に付した符号「O」は、開閉弁V1〜V6を開いて各供給部501〜505から液体を供給している状態を示し、符号「S」はこれらを閉じて液体の供給を停止している状態を示している。
初めに図4に示すように、例えばウエハWが搬入される前に、硫酸供給部505からアンモニア吸収部61に吸収液63を供給し、予め溝部62内に吸収液63を貯溜した状態としてから吸収液63の供給を停止する。また、FFU45からの清浄空気の供給、及びカップ排気口35からの排気は常時行われており、筐体41内にはダウンフローが形成されている。
次いで、外部の搬送アームにて、筐体41の側壁に設けられた不図示の搬入出口を介して基板処理装置内にウエハWを搬入し、リフトピン13を介して保持ピン12にウエハWを受け渡す。
このときカップ部30は、次に実行されるSC1処理に対応して第2カップ32を上昇させる一方、第3カップ33を降下させ、カップ部30に進入した気流やウエハWから振り切られた液体が第2流路321を通過する位置設定となっている。また、流路切替弁701はカップ排気路36の接続先としてアルカリ性排気ライン72を選択している。
しかる後、ノズル51〜53を退避位置から処理位置まで移動させ、ウエハ保持部10を作動させてウエハWを鉛直軸周りに回転させてから、SC1供給部502の下流の開閉弁V2を開き、ウエハWにSC1を供給する。SC1は回転するウエハWの表面に広がって、有機性の汚れやパーティクルの除去を行った後、端部に到達してウエハWから振り切られる。
ウエハWから振り切られたSC1は、ガイドリング21に案内されて第2流路321内に流れ込み、排液口323からアルカリ性排液系へと排出される。一方、筐体41内に形成されているダウンフローは、カップ部30の開口部を介して第2流路321に進入し、液受け322やカップ排気口35を通過してアルカリ性排気ライン72へ向けて排出される。
ウエハWに供給されたSC1の蒸気やミストの大部分は、液受け322へ流れ込む気流に乗り、液受け322にて気液分離されて液体として排液口323へ排出されるか、気流とともにアルカリ性排気ライン72へと排出される。一方で、第2流路321へと流れ込む気流に乗らなかったSC1の蒸気やミストのうち、空気よりも軽いアンモニア成分は、筐体41内を上昇し、筐体41の内壁近傍等、ダウンフローの流れが弱い領域に滞留する。
本基板処理装置のアンモニア吸収部61は、このようにアンモニアが滞留し易い領域に設けられており、図5に示すようにアンモニアの滞留部へ向けて吸収液63の液面を露出させているので、アンモニア吸収部61内の硫酸とアンモニアとが接触する。この結果、アンモニアが吸収液63に吸収されて硫酸と反応し、硫酸アンモニウム塩を生成し、アンモニアは吸収液63内に取り込まれる。
ここで、吸収液63へのアンモニアの吸収は、吸収液63の液面に接触するアンモニア成分の速度が高くなるほどその吸収効率が高くなる。そこで、SC1の供給時にはFFU45からの給気量及びカップ排気口35からの排気量を増大させて、筐体41内の気流の流速を高くし、アンモニアの吸収効率を高めてもよい。カップ排気口35からの排気量を増大させることにより、第2流路321に流れ込む気流の量を増やして、筐体41内を上昇するアンモニアの量を低減する効果もある。この観点において、FFU45の給気ファン451やカップ排気路36に設けられた流量調節弁は、本実施の形態の流量調節部に相当する。
SC1によるウエハWの処理を所定時間実行したら、図6に示すように第1ノズル51からウエハWに供給する処理液をDIWに切り替えてウエハWのリンス洗浄を実行する。処理液の切り替えに合わせて第3カップ33を上昇させ、気流や液体を第3流路331に通過させる位置設定を行うと共に、カップ排気路36の接続先を変更して、液体および気体の排出先を有機排液系及び有機排気ライン73に切り替える。
一方で図3に示すように、アンモニア吸収部61は、引き続き吸収液63が貯溜された状態となっており、SC1処理時に放出されたアンモニアの吸収を継続する。そして、リンス洗浄の実行期間中、予め設定された時間が経過したら、図6に示すように流路切替弁702を作動させて排液ライン632を酸性排液ライン74に接続し、アンモニア吸収部61内の吸収液63を排出する。吸収液63へのアンモニアの吸収効率を高めるため、筐体41への給排気量を増やしている場合には、例えばこのタイミングで給排気量を低下させてもよい。
吸収液63が排出されたら、DIW供給部501の開閉弁V5を開き洗浄液64(DIW)をアンモニア吸収部61に供給して溝部62内の洗浄を行う。しかる後、流路切替弁702を作動させて酸性排液ライン74と排液ライン632を閉じ、アンモニア吸収部61に洗浄液64を貯溜する。アンモニア吸収部61の吸収液63を洗い流すことにより、ウエハWを乾燥する際に、硫酸等の成分が揮発し筐体内で拡散しウエハWに付着することを防止できる。
予め設定した時間だけリンス洗浄を行ったら、図7に示すように第2カップ32、第3カップ33を降下させ、気流や液体が第1流路311を通過する位置設定を行うと共に、カップ排気路36の接続先を変更して、液体および気体の排出先を酸性排液系及び酸性排気ライン71に切り替える。しかる後、ウエハWに供給する処理液を第2ノズル52からのDHFに切り替え、自然酸化物の除去を行う。
DHF処理を所定時間実行したら、第2ノズル52からウエハWに供給する処理液をDIWに切り替えてDHFのリンス洗浄を行う。
予め設定した時間だけリンス洗浄を行ったら、図8に示すように流路切替弁702を作動させて排液ライン632を一般排液ライン75に接続し、アンモニア吸収部61内の洗浄液64を排出する。この結果、アンモニア吸収部61の溝部62の表面が露出した状態となるが、溝部62の表面に付着した吸収液63は洗浄液64にて洗浄され、外部へと排出される。
しかる後、DIWの供給を停止する一方、IPA供給部504の下流の開閉弁V4を開いて第3ノズル53に乾燥用の液体であるIPAを供給する。処理液の切り替えに合わせて第2カップ32、第3カップ33を上昇させ、気流や液体が第3流路331を通過する位置設定を行うと共に、カップ排気路36の接続先を変更している、液体および気体の排出先を有機排液系及び有機排気ライン73に切り替える。所定時間経過後、IPAの供給を停止する。この結果、回転するウエハWに残存するDIWがIPAと共に振り切られ、ウエハWが乾燥した状態となる。
ウエハWの乾燥を行う前にアンモニア吸収部61から洗浄液64を排出しておくことにより、筐体41内の湿度上昇を抑え、ウエハW表面での結露に起因するウォーターマークの発生を抑えることができる。なお、SC1を洗浄した既述のタイミングにて、アンモニア吸収部61に洗浄液64を貯めることなく排出して、アンモニア吸収部61内が空の状態でDHF処理やリンス洗浄をおこなってもよい。
ウエハWを乾燥させたら、ノズル51〜53を退避位置に退避させ、外部の搬送アームを筐体41内に進入させて、処理済みのウエハWを搬出する。
本実施の形態に係る基板処理装置によれば以下の効果がある。アンモニアを含むSC1を用いたウエハWの処理が行われる筐体41内に、アンモニアを吸収する酸性の吸収液63を貯溜したアンモニア吸収部61が設けられているので、SC1の使用時に筐体41内に拡散したアンモニアを吸収し、ウエハWへのアンモニアの付着を抑制することができる。
また、DHFによる薬液洗浄時にアンモニアが存在すると、アンモニアはDHFと結合し、フッ化アンモニウム(NHF)が生成される。生成されたフッ化アンモニウムは、リンス処理時に、ウエハW表面に形成された純水の液膜内に入り込む。その後の乾燥処理時には、ウエハW表面上の純水がIPAに置換された後ウエハWが乾燥されるが、純水中に残っているフッ化アンモニウムが、乾燥後にウエハW表面に残存しウエハWを汚染する原因となっていた。アンモニア吸収部61の吸収液63は、SC1の使用時に筐体41内に拡散したアンモニアを吸収するので、SC1以降のウエハWの処理時にウエハへのアンモニアの付着を抑制することができる。
ここでアンモニア吸収部61の構成やその配置位置は、図1、2に示した例に限定されるものではない。例えば図9は、カップ部30の最外位置に配置されている第1カップ31の上面に、吸収液63や洗浄液64を貯留することが可能な溝部62を形成することによりアンモニア吸収部61aを構成した例を示している。ウエハWの近傍にアンモニア吸収部61aを配置することにより、SC1の供給時には発生源の近くでアンモニアを吸収し、ウエハWへのアンモニアの付着を抑制することができる。なお、図9において、図1等に示した基板処理装置と同様の構成要素には、これらの図と共通の符号を付してある。
このほか、アンモニア吸収部61は、上面側から見たとき吸収液63の液面がウエハWを囲むように環状に配置される場合に限定されるものでもない。例えば、直方体形状の筐体41の天井部側の四隅にてアンモニアが滞留し易い場合には、カップ形状のアンモニア吸収部61をこれらの四隅の位置に配置してもよい。
さらに、アンモニア吸収部61の構成は、溝部62等が形成された容器形状のアンモニア吸収部61内に吸収液63を満たして貯溜を行う方式に限定されない。例えばトレイ上にスポンジ等の保水力の高い部材を配置し、当該部材に吸収液63を含浸させることにより、吸収液を貯留してもよい。
さらに、ウエハWに供給される処理液の組み合わせも上述の例に限定されない。DHFに替えて、またはDHFに加えて他の種類の薬液の供給を行ってもよいし、SC1による処理を単独で行ってもよい。処理液の組み合わせが変わった場合でも、ウエハWへのSC1の供給時にアンモニア吸収部61が吸収液63を貯留した状態となっており、ウエハWの乾燥を行う前に洗浄液64による洗浄、洗浄液64の排出を行うとよい。
またアンモニア吸収部61においては、図3等を用いて説明したように、吸収液63の排出や洗浄液64による洗浄、アンモニア吸収部61の排出動作を実行することは必須の要件ではない。アンモニア吸収部61内に吸収液63を貯留した状態のまま、各処理液によるウエハWの処理を実行し、複数枚のウエハWの処理を行ってもよい。この場合には、吸収液63によるアンモニアの吸収能力が所定の基準値を下回るタイミングにて新たな吸収液63と入れ替えるとよい。
そして、基板処理装置の構成についても図1、9に示した例に限定されるものではない。例えばカップ部30に、昇降自在な第2カップ32や第3カップ33を設けずに共通の排液口へ向けて液体を排出し、その下流に設けた流路切替弁等で排出先の切り替えをおこなってもよい。
W ウエハ
10 ウエハ保持部
30 カップ部
35 カップ排気口
41 筐体
45 FFU(ファンフィルタユニット)
501 DIW供給部
502 SC1供給部
503 DHF供給部
504 IPA供給部
505 硫酸供給部
51 第1ノズル
52 第2ノズル
53 第3ノズル
61 アンモニア吸収部
63 吸収液
64 洗浄液
8 制御部

Claims (16)

  1. 筐体内に配置され、基板を水平に保持する基板保持部と、
    前記基板の表面にアンモニアを含む薬液を供給する薬液ノズルと、
    前記筐体内に設けられ、当該筐体内に拡散したアンモニアを吸収する酸性の吸収液を貯溜するアンモニア吸収部と、
    前記アンモニア吸収部に、酸性の吸収液を供給する吸収液供給部と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記アンモニア吸収部は、前記基板保持部に保持された基板よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記アンモニア吸収部に貯溜された液体を排出するための排出部と、
    前記薬液ノズルから基板の表面にアンモニアを含む薬液を供給するとき、アンモニア吸収部に酸性の吸収液を供給することと、前記基板の乾燥を開始する前に、前記排出部から前記アンモニア吸収部の吸収液を排出することとを実行するように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記基板に、薬液をリンス洗浄するためのリンス液を供給するリンス液ノズルと、有機溶媒を含む乾燥用の液体を供給する乾燥液ノズルと、を備え、
    前記制御部は、前記リンス液の供給停止後、前記基板に乾燥液ノズルから前記乾燥用の液体を供給した後、前記基板の乾燥を行い、前記乾燥用の液体の供給を開始する前に、前記排出部から前記アンモニア吸収部の吸収液を排出することを実行するように制御信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 前記薬液ノズルを第1薬液ノズルとしたとき、前記基板の表面に、前記アンモニアを含む薬液とは異なる他の薬液を供給する第2薬液ノズルを備え、
    前記制御部は、前記基板へのアンモニアを含む薬液の供給とその後のリンス液の供給が行われた後、当該基板の乾燥を開始するまでの期間中に、前記第2の薬液ノズルからの他の薬液の供給と、前記他の薬液に替えて、前記リンス液ノズルからのリンス液の供給と、を行うことを実行するように制御信号を出力することを特徴とする請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 前記アンモニア吸収部は、上面側から見て、前記酸性の吸収液と筐体内の雰囲気との接触領域が、前記基板保持部に保持された基板を周方向に囲むように配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  7. 前記基板保持部の周囲に配設され、回転する基板から振り切られた液体を受けるカップと、
    前記筐体の天井部側から当該筐体内に清浄な気体を供給する給気部と、
    前記筐体の底面部側であって、前記カップを介して、前記筐体内の排気を行う排気部と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  8. 前記薬液ノズルを第1薬液ノズルとしたとき、前記基板の表面に、前記アンモニアを含む薬液とは異なる他の薬液を供給する第2薬液ノズルと、
    前記筐体内を流れる気流の流量を調節する流量調節部と、を備え、
    第1の薬液ノズルからアンモニアを含む薬液が供給される期間中は、第2の薬液ノズルからの他の薬液が供給される期間よりも前記筐体内を流れる気流の流量を増大させるように制御信号を出力する前記制御部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 前記酸性の吸収液は、硫酸、塩酸、フッ酸からなる群から選択された少なくとも一つの酸の溶液を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  10. 筐体内で水平に保持された基板の表面に、アンモニアを含む薬液を供給する工程と、
    前記筐体内に配置されたアンモニア吸収部に貯溜された酸性の吸収液に、前記筐体内に拡散したアンモニアを吸収させる工程と、を含むことを特徴とする基板処理方法。
  11. 前記薬液ノズルから基板の表面にアンモニアを含む薬液を供給するとき、アンモニア吸収部に酸性の吸収液を供給する工程と、
    前記基板の乾燥を開始する前に、前記アンモニア吸収部の酸性の吸収液を排出する工程と、を含むことを特徴とする請求項10に記載の基板処理方法。
  12. 前記基板に、薬液をリンス洗浄するためのリンス液を供給する工程と、
    前記リンス液の供給停止後、前記基板に乾燥液ノズルから前記乾燥用の液体を供給した後、前記基板の乾燥を行う工程と、
    前記乾燥用の液体の供給を開始する前に、前記排出部から前記アンモニア吸収部の吸収液を排出する工程と、を含むことを特徴とする請求項11に記載の基板処理方法。
  13. 前記基板へのアンモニアを含む薬液の供給とその後のリンス液の供給が行われた後、当該基板の乾燥を開始するまでの期間中に、前記アンモニアを含む薬液とは異なる他の薬液の供給と、前記他の薬液に替えてリンス液の供給と、を行う工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の基板処理方法。
  14. 前記アンモニアを含む薬液が供給される期間中は、他の薬液が供給される期間よりも前記筐体内を流れる気流の流量を増大させる工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の基板処理方法。
  15. 前記酸性の吸収液は硫酸、塩酸、フッ酸からなる群から選択された少なくとも一つの酸の溶液を含むことを特徴とする請求項10ないし14のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  16. 水平に保持された基板の表面に、アンモニアを含む薬液を供給することにより当該基板の処理を行う基板処理装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記プログラムは請求項10ないし15のいずれか一つに記載された基板処理方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
JP2013011168A 2013-01-24 2013-01-24 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP5954195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011168A JP5954195B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011168A JP5954195B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014143310A true JP2014143310A (ja) 2014-08-07
JP5954195B2 JP5954195B2 (ja) 2016-07-20

Family

ID=51424385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013011168A Expired - Fee Related JP5954195B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5954195B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107785292A (zh) * 2016-08-24 2018-03-09 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理方法
CN110047778A (zh) * 2018-01-15 2019-07-23 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和存储介质
CN110073472A (zh) * 2016-12-19 2019-07-30 株式会社斯库林集团 基板处理方法、送液方法以及基板处理装置
CN110197800A (zh) * 2018-02-27 2019-09-03 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和计算机可读取的存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239130A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Ishikawajima Plant Construction Co Ltd アンモニア除害装置
JP2009267145A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2012119722A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239130A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Ishikawajima Plant Construction Co Ltd アンモニア除害装置
JP2009267145A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2012119722A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107785292A (zh) * 2016-08-24 2018-03-09 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理方法
CN107785292B (zh) * 2016-08-24 2024-01-05 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理方法
CN110073472A (zh) * 2016-12-19 2019-07-30 株式会社斯库林集团 基板处理方法、送液方法以及基板处理装置
CN110073472B (zh) * 2016-12-19 2023-02-28 株式会社斯库林集团 基板处理方法、送液方法以及基板处理装置
CN110047778A (zh) * 2018-01-15 2019-07-23 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和存储介质
CN110047778B (zh) * 2018-01-15 2024-03-22 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和存储介质
CN110197800A (zh) * 2018-02-27 2019-09-03 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和计算机可读取的存储介质
CN110197800B (zh) * 2018-02-27 2024-03-22 东京毅力科创株式会社 基片处理装置、基片处理方法和计算机可读取的存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP5954195B2 (ja) 2016-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7181764B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP5472169B2 (ja) 液処理装置、液処理方法および記憶媒体
US8371318B2 (en) Liquid processing apparatus, liquid processing method, and storage medium
US20140137893A1 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium
KR102009613B1 (ko) 기판 처리 방법
KR102605399B1 (ko) 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
US10643865B2 (en) Substrate cleaning apparatus
US9764345B2 (en) Substrate processing apparatus and nozzle cleaning method
TWI654705B (zh) 基板處理裝置
JP5980704B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP6618113B2 (ja) 基板処理装置
JP7149087B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP7220537B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP5954195B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体
CN109564862A (zh) 基板处理装置及基板处理方法
JP2017005107A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP6489524B2 (ja) 基板処理装置
JP6184890B2 (ja) 基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体
TWI718458B (zh) 處理液吐出配管以及基板處理裝置
KR102664177B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
KR102632159B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP5667592B2 (ja) 基板処理装置
JP7055658B2 (ja) 基板処理装置
JP2016072383A (ja) 基板処理装置
JP6184892B2 (ja) 基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5954195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees