JP2014140966A - 色調補正フィルム及びこれを用いた透明導電性フィルム - Google Patents

色調補正フィルム及びこれを用いた透明導電性フィルム Download PDF

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Abstract

【課題】透過光の着色を抑え、且つタッチパネル使用者が偏光サングラスを使用した場合でも虹ムラが見えず、且つ引き裂かれ難い透明導電性フィルム、及びその下地用の色調補正フィルムを提供する。
【解決手段】色調補正フィルムは、光等方性基材フィルムの一方の面に、直接第一色調補正層及び第二色調補正層が積層されている。第一色調補正層は金属酸化物微粒子を含み、屈折率が1.59〜1.82、膜厚が25〜90nmである。第二色調補正層はシリカ微粒子を含み、屈折率が1.32〜1.52、膜厚が10〜55nmである。この色調補正フィルムの第二色調補正層上に、屈折率1.85〜2.35、膜厚5〜50nmの錫ドープ酸化インジウム層を積層して透明導電性フィルムとする。
【選択図】なし

Description

本発明は、タッチパネル用の色調補正フィルム、及び当該色調補正フィルム上に錫ドープ酸化インジウム層からなる透明導電層を備えた透明導電性フィルムに関する。
現在、画像表示部に直接触れることにより情報を入力できるデバイスとして、タッチパネルが広く用いられている。タッチパネルは光を透過する入力装置を液晶表示装置等のディスプレイ画面上に配置したものであり、代表的な形式として、透明電極と指との間に生じる電流容量の変化を利用した静電容量式タッチパネルがある。
タッチパネル用の透明導電性フィルムとしては、透明基材フィルム上に、酸化錫を含有するインジウム酸化物(錫ドープ酸化インジウム、ITO)や酸化亜鉛等の金属酸化物からなる透明導電層を積層したものが一般的に用いられている。このような透明導電性フィルムは、透明導電層における光の反射及び吸収に由来する可視光短波長領域の透過率の低下により、全光線透過率の低下や、黄色の呈色が見られることが多い。そのため、タッチパネルの下に配置される表示装置の発色を正確に表現することが難しいという問題があった。加えて、ディスプレイの光学的均一性に優れ、繊細な画像表示が可能であることが求められる。
この問題を解決するために、透明導電層を多層光学膜と組み合わせた透明導電性フィルムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、ポリエステルフィルムからなる透明基材フィルムの表面から順に、ハードコート層、高屈折率層(第一色調補正層)、低屈折率層(第二色調補正層)、及び錫ドープ酸化インジウム層が積層されている。この透明導電性フィルムでは、このような積層構成において各層の厚みと屈折率を規定し、色相調整機能と反射低減機能とを適切に発揮させることで、全光線透過率を高めるとともに着色の低減が図られている。具体的には、高屈折率層は、金属酸化物微粒子と紫外線硬化性バインダーより形成され、屈折率が1.63〜1.86、膜厚が40〜90nmであり、低屈折率層は、屈折率が1.33〜1.53、膜厚が10〜50nmであり、錫ドープ酸化インジウム層は、屈折率が1.85〜2.35、膜厚が5〜50nmである透明導電性フィルムが提案されている。
また、特許文献2には、透明基材フィルムをセルロースエステルフィルムやシクロオレフィンポリマーフィルムとすれば、光学的異方性がない点等で好ましいことが記載されている。
特開2011−98563号公報 特開2004−347928号公報
しかし、特許文献1に記載の透明導電性フィルムでは、偏光性のあるポリエステルフィルムを透明基材フィルムとして用い、これに応じた各層の厚みと屈折率に規定していることから、タッチパネル使用者が偏光サングラスを使用した場合、ポリエステルフィルムの延伸に起因した虹ムラが見えるといった課題があった。
また、特許文献2に記載の光学用フィルムは、ハードコート層が設けられており、これによって光学用フィルムが引裂かれ易くなるといった課題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、透過光の着色を抑え、且つタッチパネル使用者が偏光サングラスを使用した場合でも虹ムラが見えず、且つ引き裂かれがたい、即ち耐引裂性の高い透明導電性フィルム、及びその下地フィルムとして用いられる色調補正フィルムを提供することにある。
第1の発明は、光等方性基材フィルムの一方の面に、直接第一色調補正層及び第二色調補正層がこの順で積層されており、前記第一色調補正層は、金属酸化物微粒子を含み、屈折率が1.59〜1.82、膜厚が25〜90nmであり、前記第二色調補正層は、シリカ微粒子を含み、屈折率が1.32〜1.52、膜厚が10〜55nmである、色調補正フィルムである。尚、本発明における膜厚とは、物理膜厚のことであり、光学膜厚ではない。
第2の発明は、第1の発明の色調調整フィルムの前記第二色調補正層上に錫ドープ酸化インジウム層が積層されており、前記錫ドープ酸化インジウム層は、屈折率が1.85〜2.35、膜厚が5〜50nmである、透明導電性フィルムである。
なお、本発明において数値範囲を示す「○○〜××」とは、その下限(○○)及び上限(××)の数値を含む意味である。したがって、正確に表せば「○○以上××以下」となる。
本発明によれば、光等方性基材フィルムを透明基材フィルムとして用い、更に各層(第一色調補正層、第二色調補正層及び錫ドープ酸化インジウム層)の屈折率および膜厚を適切に設定したことで、透過光の着色を抑え、更に、タッチパネル使用者が偏光サングラスを使用した場合でも虹ムラが見えず、且つ耐引裂性の高い透明導電性フィルムを提供することができる。また、その下地フィルムとして用いられる色調補正フィルムを提供することができる。
《色調補正フィルム》
本実施形態の色調補正フィルムは、光等方性基材フィルムを透明基材フィルムとして用い、その一方の面に直接、すなわちハードコート層を積層せずに、第一色調補正層及び第二色調補正層が透明基材フィルム側からこの順で積層された構成である。以下に、この色調補正フィルムの構成要素について順に説明する。
<光等方性基材フィルム>
光等方性基材フィルムは、ポリカーボネート樹脂、トリアセチルセルロース樹脂、ノルボルネン系樹脂、シクロオレフィン樹脂からなるフィルムを使用できる。ポリカーボネート樹脂からなるフィルムとしては帝人化成株式会社製ポリカーボネートフィルム(「ピュアエース」C110−100、屈折率:1.59)、トリアセチルセルロース樹脂からなるフィルムとしては富士フィルム株式会社製トリアセチルセルロースフィルム(フジタック、屈折率:1.49)、ノルボルネン系樹脂からなるフィルムとしてはJSR株式会社製アートンフィルム、シクロオレフィン樹脂からなるフィルムとしては日本ゼオン株式会社製ゼオノアフィルム(ZF14,ZF16、屈折率:1.53)等が挙げられる。光等方性基材フィルムの膜厚は通常25〜400μm程度、好ましくは25〜200μm程度である。
<第一色調補正層>
第一色調補正層は、光等方性基材フィルム及び第二屈折率層よりも屈折率の大きい高屈折率層であって、第二色調補正層との屈折率の相対関係によって、互いに協働して色調補正フィルムないし透明導電性フィルムの色調を調整(透過色の着色を抑制)する層である。第一色調補正層は、金属酸化物微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂とを混合してなる第一色調補正層用塗液を活性エネルギー線(例えば紫外線や電子線)により硬化させた硬化物からなる。
金属酸化物微粒子は、屈折率を積極的に高めるために配合されるものである。このような金属酸化物微粒子としては、酸化チタン及び酸化ジルコニウムが好ましい。酸化チタン及び酸化ジルコニウムの屈折率は製法によって異なるが、1.9〜3.0であることが好ましい。
金属酸化物微粒子は、金属酸化物微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第一色調補正層中に30〜90重量部含まれる。金属酸化物微粒子の含有量が30重量部未満では、第一色調補正層の屈折率が後述の範囲外となるため好ましくない。一方、金属酸化物微粒子の含有量が90重量部を超えると、塗膜に対する金属酸化物微粒子の相対量が多くなり、塗膜がもろくなるため好ましくない。また、金属酸化物微粒子の一次の数平均粒径は500nm以下が好ましく、1〜100nmがより好ましい。
また、バインダーとして用いられる活性エネルギー線硬化型樹脂は、屈折率が1.4〜1.7であることが好ましい。活性エネルギー線硬化型樹脂としては、例えば単官能(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレートなどが挙げられる。単官能(メタ)アクリレートとして具体的には、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸(ポリ)エチレングリコール基含有(メタ)アクリル酸エステル等が好ましい。多官能(メタ)アクリレートとしては、多価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化合物、ウレタン変性アクリレート等の(メタ)アクリロイル基を2個以上含む多官能重合性化合物等が挙げられる。なお、本明細書では、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート及びメタクリレートを指す。また、同様に、後述の「(メタ)アクリル単量体」は、アクリル単量体及びメタクリル単量体を指し、「(メタ)アクリロイル基」は、アクリロイル基及びメタクリロイル基を指す。活性エネルギー線硬化型樹脂は、金属酸化物微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第一色調補正層中に10〜70重量部含まれる。活性エネルギー線硬化型樹脂の含有量が10重量部未満では、塗膜に対する活性エネルギー線硬化型樹脂の相対量が少なく塗膜がもろくなるため好ましくない。一方、活性エネルギー線硬化型樹脂の含有量が70重量部を超えると、第一色調補正層の屈折率が後述の範囲外となるため好ましくない。
さらに、第一色調補正層は光重合開始剤も含む。光重合開始剤は、紫外線(UV)等の活性エネルギー線によりハードコート層用塗液を硬化させて塗膜を形成する際の重合開始剤として用いられる。光重合開始剤としては、活性エネルギー線照射により重合を開始するものであれば特に限定されず、公知の化合物を使用できる。例えば、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフェリノプロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン等のアセトフェノン系重合開始剤、ベンゾイン、2,2−ジメトキシ1,2−ジフェニルエタン−1−オン等のベンゾイン系重合開始剤、ベンゾフェノン、[4−(メチルフェニルチオ)フェニル]フェニルメタノン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン等のベンゾフェノン系重合開始剤、2−クロロチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン等のチオキサントン系重合開始剤等が挙げられる。光重合開始剤は、金属酸化物微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第一色調補正層中に0.1〜10重量部含まれる。光重合開始剤の含有量が0.1重量部未満では、活性エネルギー線硬化型樹脂の硬化が不十分となる。一方、光重合開始剤の含有量が10重量部を超えると、光重合開始剤が不必要に多くなり好ましくない。
第一色調補正層用塗液は、金属酸化物微粒子、活性エネルギー線硬化型樹脂、及び光重合開始剤を含む樹脂組成物を適宜溶媒によって希釈し調製される。溶媒としては、この種の色調補正フィルム等において各層形成用の塗液に従来から使用されている公知のものであれば特に制限は無く、例えばアルコール系、ケトン系、エステル系の溶媒が適時選択できる。
第一色調補正層は、金属酸化物微粒子、活性エネルギー線硬化型樹脂、及び光重合開始剤をそれぞれ上記範囲で含むことによって、屈折率が1.59〜1.82になるように形成される。さらに、第一色調補正層の乾燥硬化後の膜厚は25〜90nmであることが必要である。第一色調補正層の屈折率が1.59未満の場合は、JIS Z 8729に規定されているL*a*b*表色系における透過色のb*の値が大きくなってしまい、透明導電性フィルムの透過色の黄色味が明瞭に認識されるようになる。また、第一色調補正層の屈折率が1.82より大きい場合は、塗膜中の粒子の割合が多くなり、ヘイズ値が上昇してしまうため全光線透過率が低下する。第一色調補正層の膜厚が上記の範囲外では、b*の値が大きくなり、透明導電性フィルムの透過色の黄色味の着色が明瞭に認識されるようになる。
<第二色調補正層>
第二色調補正層は、第一色調補正層よりも屈折率の低い低屈折率層であって、第一色調補正層との屈折率の相対関係によって、互いに協働して色調補正フィルムないし透明導電性フィルムの色調を調整(透過色の着色を抑制)する層である。第二色調補正層は、シリカ微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂とを混合してなる第二色調補正層用塗液を活性エネルギー線(例えば紫外線、電子線)により硬化させた硬化物からなる。
シリカ微粒子は、屈折率を積極的に低くするために配合されるものである。シリカ微粒子としては、コロイダルシリカや中空シリカ微粒子が好ましい。コロイダルシリカ及び中空シリカ微粒子の屈折率は製法によって異なるが、1.25〜1.50であることが好ましい。シリカ微粒子は、シリカ微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第二色調補正層中に0〜90重量部含まれることが好ましい。シリカ微粒子の含有量が90重量部より多いと、塗膜強度が弱くなるため好ましくない。また、シリカ微粒子の一次の数平均粒径は500nm以下が好ましく、1〜100nmがより好ましい。
バインダーとして用いられる活性エネルギー線硬化型樹脂は、第一色調補正層で使用する活性エネルギー線硬化型樹脂と同種のものを使用すればよい。加えて、第一色調補正層で使用する活性エネルギー線硬化型樹脂の水素原子のいくつかをフッ素で置換した化合物を用いても良い。従来から使用されている公知のものであれば特に制限は無く用いることができる。例えば、単官能(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレートの完全又は部分フッ素化アルキル、アルケニル、アリールエステル類、完全又は部分フッ素化ビニルエーテル類、完全又は部分フッ素化ビニルエステル類、完全又は部分フッ素化ビニルケトン類などが挙げられる。また、活性エネルギー線硬化型樹脂は、異なる2種類以上を混合して用いても良い。活性エネルギー線硬化型樹脂は、シリカ微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第二色調補正層中に10〜100重量部含まれる。活性エネルギー線硬化型樹脂の含有量が10重量部未満では、塗膜に対する活性エネルギー線硬化型樹脂の相対量が少なく塗膜がもろくなるため好ましくない。
さらに、第二色調補正層は光重合開始剤も含む。当該光重合開始剤も第一色調補正層で使用する光重合開始剤と同種のものを使用すればよい。光重合開始剤は、シリカ微粒子と活性エネルギー線硬化型樹脂との合計100重量部に対して、第二色調補正層中に0.1〜10重量部含まれる。光重合開始剤の含有量が0.1重量部未満では、活性エネルギー線硬化型樹脂の硬化が不十分となる。一方、光重合開始剤の含有量が10重量部を超えると、光重合開始剤が不必要に多くなり好ましくない。第二色調補正層用塗液の溶媒も、第一色調補正層で使用する溶媒と同種のものを使用すればよい。
第二色調補正層は、シリカ微粒子及び活性エネルギー線硬化型樹脂をそれぞれ上記範囲で含むことによって、屈折率が1.32〜1.52になるように形成される。さらに、第二色調補正層の乾燥硬化後の膜厚は10〜55nmであることが必要である。第二色調補正層の屈折率が1.32未満の場合は、塗膜中の粒子の割合が多くなり、ヘイズ値が上昇してしまうため全光線透過率が低下する。また、第二色調補正層の屈折率が1.52より大きい場合は、JIS Z 8729に規定されているL*a*b*表色系における透過色のb*の値が大きくなってしまい、透明導電性フィルムの透過色の黄色味が明瞭に認識されるようになる。第二色調補正層の膜厚が上記の範囲外では、b*の値が大きくなってしまい、透明導電性フィルムの透過色の黄色味の着色が明瞭に認識されるようになる。
<第一色調補正層、第二色調補正層の形成>
第一色調補正層は、光等方性基材フィルムの一方面に、直接第一色調補正層用塗液を塗布した後に、活性エネルギー線照射により硬化することで形成される。また、第二色調補正層は、形成された第一色調補正層上に第二色調補正層用塗液を塗布した後に、活性エネルギー線照射により硬化することで形成される。
第一色調補正層用塗液、第二色調補正層用塗液の塗布方法は特に制限されず、例えばロールコート法、スピンコート法、ディップコート法、スプレーコート法、バーコート法、ナイフコート法、ダイコート法、インクジェット法、グラビアコート法等公知のいかなる方法も採用できる。また、活性エネルギー線の種類は特に制限されないが、利便性等の観点から紫外線を用いることが好ましい。尚、第一色調補正層の光等方性基材フィルムに対する密着性を向上させるために、予め光等方性基材フィルム表面にコロナ放電処理等の前処理を施すことも可能である。
《透明導電性フィルム》
透明導電性フィルムは、色調補正フィルムの第二色調補正層上に錫ドープ酸化インジウム層を積層した構成である。すなわち、透明導電性フィルムは、上(表側)から錫ドープ酸化インジウム層、第二色調補正層、第一色調補正層、光等方基材フィルムが順に積層した構成である。
透明導電性フィルムの透過光の着色は、JIS Z 8729に規定されるLab表色系のb*で評価でき、好ましくは−2<b*<2、より好ましくは−1≦b*≦1である。b*≧2の場合、透明導電性フィルムが黄色に着色して見えるため好ましくない。一方、b*≦−2の場合、透明導電性フィルムが青色に着色して見えるため好ましくない。
透明導電性フィルムの全光線透過率は、好ましくは90%以上である。全光線透過率が90%未満の場合、タッチパネルなどの部材に使用した時に輝度が悪化するため好ましくない。また、ヘイズ値は、好ましくは1%未満である。ヘイズ値が1%以上の場合、透明性が低下し、タッチパネルなどの部材に使用した時に表示画像の視認性が悪化するため好ましくない。
<錫ドープ酸化インジウム層>
第二色調補正層の上に積層される錫ドープ酸化インジウム層(以下、ITO層と略することがある)は、透明導電層であり、屈折率が1.85〜2.35、膜厚が5〜50nmである。屈折率がこの範囲を外れると、第一色調補正層及び第二色調補正層との光学干渉が適切に作用しなくなるため、透明導電性フィルムの透過色が着色を呈し、全光線透過率も低下する。膜厚が5nmより薄い場合は、均一に成膜することが難しく、安定した抵抗が得られないため好ましくない。また、膜厚が50nmより厚い場合は、ITO層自身による光の吸収が強くなり、透過色の着色低減効果が薄れると共に、全光線透過率が小さくなる傾向があるため好ましくない。
<錫ドープ酸化インジウム層の形成>
錫ドープ酸化インジウム層の製膜方法は、特に限定されず、例えば蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、CVD法を採用できる。これらの中では、層の厚み制御の観点より蒸着法及びスパッタリング法が特に好ましい。尚、錫ドープ酸化インジウム層を形成した後、必要に応じて、100℃〜200℃の範囲内でアニール処理を施して結晶化することができる。具体的には、高い温度で結晶化すると錫ドープ酸化インジウム層の屈折率は小さくなる傾向を示す。従って、錫ドープ酸化インジウム層の屈折率は、アニール処理の温度と時間を制御することで調整可能である。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はそれら実施例の範囲に限定されるものではない。
〔第一色調補正層用塗液の調製〕
第一色調補正層用塗液として下記原料を使用し、各原料を下記表1に記載した組成にて、金属酸化物微粒子及び活性エネルギー線硬化型樹脂と、光重合開始剤と、溶媒を、重量比で100:5:1000の割合で混合し、第一色調補正層用塗液C1−1〜C1−5を調製した。
各原料としては、金属酸化物微粒子として、一次の数平均粒径が30nmの酸化ジルコニウム微粒子分散液(シーアイ化成(株)製 ZRMEK25%−F47)または一次の数平均粒径が30nmの酸化チタン微粒子分散液(シーアイ化成(株)製 RTTMIBK15WT%−N24)を使用した。活性エネルギー線硬化型樹脂として、6官能ウレタンアクリレート(日本合成化学工業(株)製紫光UV−7600B)を使用した。光重合開始剤として、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製IRGACURE184を使用した。また、溶媒としてメチルイソブチルケトンを使用した。
得られた第一色調補正層用塗液C1−1〜C1−5を用いて形成される色調補正層の屈折率を、下記方法により測定した。その結果も表1に示す。
<屈折率(ITO層以外の層)>
(1)屈折率が1.67のPETフィルム(商品名「A4100」、東洋紡績株式会社製)上に、ディップコーター(杉山元理化学機器株式会社製)により、各層用塗液をそれぞれ乾燥硬化後の膜厚で100〜1000nm程度になるように層の厚さを調整して塗布した。
(2)乾燥後、紫外線照射装置(岩崎電気株式会社製)により窒素雰囲気下で120W高圧水銀灯を用いて、400mJの紫外線を照射して硬化した。硬化後のPETフィルム裏面をサンドペーパーで荒らし、黒色塗料で塗りつぶしたものを反射分光膜厚計(「FE-3000」、大塚電子株式会社製)により、反射スペクトルを測定した。
(3)反射スペクトルより読み取った反射率から、下記に示すn-Cauchyの波長分散式(式1)の定数を求め、光の波長589nmにおける屈折率を求めた。
N(λ)=a/λ+b/λ+c (式1)
(N:屈折率、λ:波長、a、b、c:波長分散定数)
Figure 2014140966
〔第二色調補正層用塗液の調製〕
第二色調補正層用塗液として下記原料を使用し、各原料を下記表2に記載した組成にて、微粒子成分(シリカ微粒子又は金属酸化物微粒子)及び活性エネルギー線硬化型樹脂と、光重合開始剤と、溶媒を、重量比で100:5:4000の割合で混合して、第二色調補正層用塗液C2−1〜C2−11を調製した。また、得られた第二色調補正層用塗液C2−1〜C2−11を用いて形成される色調補正層の屈折率を、上記方法にて測定した。その結果も表2に示す。
各原料としては、シリカ微粒子として、一次の数平均粒径が60nmの日揮触媒化成(株)製アクリル修飾中空シリカ微粒子スルーリアNAUまたは一次の数平均粒径が60nmの扶桑化学工業(株)製PL−1を使用した。また金属酸化物微粒子として、一次の数平均粒径が30nmの酸化ジルコニウム微粒子分散液(シーアイ化成(株)製 ZRMEK25%−F47)を使用した。また活性エネルギー線硬化型樹脂として、日本化薬(株)製DPHA又は官能基含有含フッ素モノマー、架橋基含有含フッ素モノマー、および密着性基含有モノマーの混合物であるダイキン工業(株)製オプツールAR110又は2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9−ヘキサデカフロロ−1,10−デカニルジアクリレート、同モノエステル及び同末端アクリル酸不可物の混合物である共栄社化学(株)製16FDA又は市販の低屈折率材料であるJSR(株)製オプスターTU2205を使用した。光重合開始剤として、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製IRGACURE907を使用した。そして溶媒として、イソプロピルアルコールを使用した。
Figure 2014140966
〔ハードコート層用塗液(HC1−1)の調製〕
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)100重量部、光重合開始剤[商品名:IRGACURE184、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製]5重量部、及びイソブチルアルコール150重量部を混合してハードコート層用塗液(HC1−1)を調製した。ハードコート層用塗液(HC1−1)を用いて形成されるハードコート層の屈折率は1.51であった。
(実施例1−1)
光等法性基材フィルムとして日本ゼオン株式会社製ゼオノアフィルム(製品名:ZF14,膜厚:100μm)の一面に、第一色調補正層用塗液(C1−1)をバーコーターにて塗布し、120W高圧水銀灯にて400mJの紫外線を照射して硬化させることにより第一色調補正層を形成した。第一色調補正層上に、第二色調補正層用塗液(C2−1)をバーコーターにて塗布し、120W高圧水銀灯にて400mJの紫外線を照射して硬化させることにより第二色調補正層を形成し、色調補正フィルム(S1−1)を作製した(各層の膜厚は下記表3を参照)。
(実施例1−2〜実施例1−15)
第一色調補正層、第二色調補正層を下記表3に記載した材料及び膜厚とした以外は、実施例1−1と同様にして、色調補正フィルム(S1−2〜S1−15)を作製した。
(実施例1−16)
光等方性基材フィルムとして帝人化成株式会社製ポリカーボネートフィルム(「ピュアエース」C110−100,膜厚:100μm)を用いた以外は、実施例1−1と同様にして、色調補正フィルム(S1−16)を作製した。
Figure 2014140966
(比較例1−1〜比較例1−7)
第一色調補正層、第二色調補正層を下記表4に記載した材料及び膜厚とした以外は、実施例1−1と同様にして、色調補正フィルム(S’1−1〜S’1−7)を作製した。
(比較例1−8)
光等方性基材フィルムを厚さ125μmのPETフィルムへと変更した以外は、実施例1−1と同様にして、色調補正フィルム(S’1−8)を作製した。
(比較例1−9)
光等法性基材フィルムとして日本ゼオン株式会社製ゼオノアフィルム(製品名:ZF14,膜厚:100μm)の一面に、ハードコート層用塗液(HC1−1)をバーコーターにて塗布し、120W高圧水銀灯にて400mJの紫外線を照射して硬化させることによりハードコート層を形成した。ハードコート層上に、第一色調補正層用塗液(C1−1)をバーコーターにて塗布し、120W高圧水銀灯にて400mJの紫外線を照射して硬化させることにより第一色調補正層を形成した。第一色調補正層上に、第二色調補正層用塗液(C2−1)をバーコーターにて塗布し、120W高圧水銀灯にて400mJの紫外線を照射して硬化させることにより第二色調補正層を形成し、色調補正フィルム(S’1−9)を作製した。
Figure 2014140966
(実施例2−1)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が20nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、150℃、30分のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
(実施例2−2〜実施例2−16)
表3に記載された各色調補正フィルム(S1−2〜S1−16)を用い、実施例2−1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
(実施例2−17)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が20nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、150℃、2時間のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
(実施例2−18)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が20nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、100℃、1時間のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
(実施例2−19)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が50nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、150℃、30分のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
得られた各実施例の透明導電性フィルムについて、ITO層の屈折率、透過色b*、全光線透過率、ヘイズ値、虹ムラ、及び引裂力を次の方法で評価した。その結果を下記表5に示す。
<屈折率(ITO層)>
(1)屈折率が1.67のPETフィルム(商品名「A4100」、東洋紡績株式会社製)上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行い、実膜厚20nmの透明導電層としての錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、下記実施例および比較例のそれぞれの条件でアニーリングを施し、透明導電性フィルムを作製した。
(2)上記透明導電性フィルム裏面をサンドペーパーで荒らし、黒色塗料で塗りつぶしたものを反射分光膜厚計(「FE-3000」、大塚電子株式会社製)により、反射スペクトルを測定した。
(3)反射スペクトルより読み取った反射率から、上記(式1)を用いて、光の波長589nmにおける屈折率を求めた。
<透過色>
色差計(「SQ−2000」、日本電色工業株式会社製)を用いて透明導電性フィルムの透過色、b*を測定した。このb*は、JIS Z 8729に規定されているL*a*b*表色系における値である。
<全光線透過率・ヘイズ値>
ヘイズメーター(「NDH2000」、日本電色工業株式会社製)により透明導電性フィルムの全光線透過率(%)及びヘイズ値を測定した。
<虹ムラ>
透明導電性フィルムを偏光サングラスで観察し、下記の2段階で評価した。
○:虹ムラが見えない
×:虹ムラが見える
<引裂力>
引張・圧縮試験機(「STA−1150」、株式会社エー・アンド・デイ社製)を用いてにより透明導電性フィルムの引裂力(N)を測定した。この引裂力は、JIS K 7128−1に規定されている引裂力における値である。
○:引裂力が0.3(N)以上
×:引裂力が0.3(N)未満
Figure 2014140966
(比較例2−1〜比較例2−9)
表4に記載された各色調補正フィルム(S’1−1〜S’1−9)を用い、実施例2−1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
(比較例2−10)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が20nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、150℃、2時間のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
(比較例2−11)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が20nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、100℃、1時間のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
(比較例2−12)
上記色調補正フィルム(S1−1)の第二色調補正層上にインジウム:錫=10:1のITOターゲットを用いてスパッタリングを行うことにより、膜厚が50nmの錫ドープ酸化インジウム層(ITO層)を形成し、150℃、30分のアニール処理を施し、透明導電性フィルムを作製した。
得られた各比較例の透明導電性フィルムについて、各実施例と同様にITO層の屈折率、透過色b*、全光線透過率、ヘイズ値、虹ムラ、引裂力を上記と同様の方法にて評価した。その結果を下記表6に示す。
Figure 2014140966
表5の結果から明らかなように、実施例2−1〜2−19では、透明基材フィルムとして光等方基材フィルムを使用し、これに応じて第一色調補正層、第二色調補正層及び錫ドープ酸化インジウム層の屈折率と膜厚が適正な範囲にあることから、偏光サングラスで観察しても虹ムラが生じず、引裂力が大きく且つ透過色b*の値が小さく透明導電性フィルムの着色を十分に抑えることが出来た。
その一方、表6の結果から明らかなように、比較例2−1〜2−7、2−10〜2−12は、第一色調補正層、第二色調補正層、錫ドープ酸化インジウム層の屈折率、及び膜厚のいずれかが不適正な範囲にあるため、透過色b*の値が大きく透明導電性フィルムが着色する結果となった。また、比較例2−8は透明基材フィルムとしてPETフィルムを使用したことにより、偏光サングラスで観察した際に虹ムラが見える結果となった。また、比較例2−9はハードコート層を備えていることにより、引裂力の値が0.1(N)となり×判定となった。

Claims (2)

  1. 光等方性基材フィルムの一方の面に、直接第一色調補正層及び第二色調補正層がこの順で積層されており、
    前記第一色調補正層は、金属酸化物微粒子を含み、屈折率が1.59〜1.82、膜厚が25〜90nmであり、
    前記第二色調補正層は、シリカ微粒子を含み、屈折率が1.32〜1.52、膜厚が10〜55nmである、色調補正フィルム。
  2. 請求項1に記載の色調補正フィルムの前記第二色調補正層上に、錫ドープ酸化インジウム層が積層されており、
    前記錫ドープ酸化インジウム層は、屈折率が1.85〜2.35、膜厚が5〜50nmである、透明導電性フィルム。

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