JP2014133548A - 乳幼児収容具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両や乳母車等の運搬車体に取付けた場合に、衝撃から乳幼児を適切に保護することのできる乳幼児収容具を提供すること。
【解決手段】乳幼児収容具(1)は、二重構造であり、外容器部(10)と、外容器部(10)内に配置され、乳幼児を収容するための内容器部(20)とを備える。乳幼児収容具(1)は、これら外容器部(10)と内容器部(20)とを連結し、内容器部(20)を揺動可能に支持する軸部材(40)をさらに備える。内容器部(10)および外容器部(20)が、平面視において、各々、一方方向に長く、一方方向に直交する他方方向に短い形状を有している場合、軸部材(40)の軸線は、ある形態において、長手方向である一方方向に延在する。
【選択図】図12

Description

本発明は、乳幼児収容具に関し、特に、車両や乳母車等の運搬車体に取付け可能な乳幼児収容具に関する。
たとえば車両シートに取付け可能な乳幼児収容具においては、急ブレーキや衝突事故などの異常事態時においても、収容具内の乳幼児の安全を守るべく、従来より種々の提案がなされている。
異常事態時における乳幼児への衝撃を緩和するために、たとえば英国特許第1518108号明細書(特許文献1)では、乳幼児が収容される強固な収容部(rigid enclosure)が、車両シートの左右方向に配置されるフラットベースの端部から上方に延びる一対のアームに対し、回転可能に支持されることが記載されている。
また、実開平1−89061号公報(特許文献2)では、乳幼児が収容される半円弧状のバスケットが、半円弧状のフレームの可動台と連動することで、車と平行方向の力が遠心力に変換されて半円運動することが記載されている。
英国特許第1518108号明細書 実開平1−89061号公報
上記特許文献1の車載用の乳幼児ベッドでは、フラットベースは、車両の前後方向に側壁を有さないため、収容部の側壁は、前後方向において剥き出し状態である。したがって、前方車への衝突事故などのように強い衝撃があった場合には、収容部単体で外力に耐えることは困難である。
また、特許文献2の車載用の乳幼児ベッドでは、半円弧状のバスケットが半円運動することから、強い衝撃があった場合には、乳幼児の総移動距離が大きくなる。そのため、特に、6ヵ月未満の乳児にとっては身体への負担が大きく、安全性が確保できない恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両や乳母車等の運搬車体に取付けた場合に、衝撃から乳幼児を適切に保護することのできる乳幼児収容具を提供することである。
この発明のある局面に従う乳幼児収容具は、外容器部と、外容器部内に配置され、乳幼児を収容するための内容器部と、外容器部と内容器部とを連結し、内容器部を揺動可能に支持する第1の軸部材とを備える。
好ましくは、第1の軸部材は、内容器部の対向する壁部分を、外容器部上に支持する。
好ましくは、内容器部および外容器部は、平面視において、各々、一方方向に長く、一方方向に直交する他方方向に短い形状を有している。第1の軸部材の軸線は、一方方向に延在することが望ましい。あるいは、第1の軸部材の軸線は、他方方向に延在してもよい。
好ましくは、内容器部は、外容器部上に支持される第1の内容器部と、第1の内容器部上に支持される第2の内容器部とを含み、第1の軸部材は、外容器部と第1の内容器部とを連結する。この場合、乳幼児収容具は、第1の内容器部と第2の内容器部とを連結し、第2の内容器部を揺動可能に支持する第2の軸部材をさらに備えることが望ましい。
また、第1の軸部材の軸線と第2の軸部材の軸線とは、直交することが望ましい。
または、外容器部は、第1の軸部材を支持する、上下方向に長い孔部を含んでいてもよい。
好ましくは、両端が、外容器部の対向する壁部分に取付けられ、外容器部の上方空間を延びる持ち手部材をさらに備える。
好ましくは、外容器部を着脱可能に取付けるためのベース部材をさらに備える。
この場合、ベース部材の前端部分から車両の床面に当接するまで上下方向に延びるレッグサポート部材をさらに備えることが望ましい。
好ましくは、第1の軸部材は、内容器部を浮かせた状態で支持する。
内容器部は、乳幼児の臀部を支える座面と、乳幼児の背中を支える背もたれ面とが略フラットな関係で延在するベッド状の形態を有していることが望ましい。
また、内容器部は、乳幼児の臀部を支える座面に対し、乳幼児の背中を支える背もたれ面が立ち上がった椅子状の形態を有していてもよい。
その場合、内容器部は、座面部の裏面が、第1の軸部材を中心とする円筒面を有し、外容器部は、円筒面に当接する円筒受け面を有していることが望ましい。
また、外容器部および内容器部の少なくともいずれか一方に、通常状態における内容器部の位置を固定するための固定手段が設けられてもよい。
好ましくは、内容器部は、外容器部によって完全に覆われている。
本発明によれば、内容器部が外容器部に対して揺動可能に支持される。したがって、乳幼児収容具が運搬車体に取付けられた場合に、衝撃から乳幼児を適切に保護することができる。また、特に、乳幼児収容具がベッド状の形態を有する場合には、持運び時においても、内容器部内の乳幼児を水平に維持することができる。
本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの正面図である。 本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの部分側面図である。 本発明の実施の形態1における軸部材の取付け構造を示す概略部分断面図である。 軸部材の取付けをロックする回転ロック部材の動作を示す図である。 軸部材の取付けをロックする回転ロック部材の動作を示す図である。 外容器部の一方の側面に取付けられた回転ロック部材を外側から見た場合の斜視図である。 外容器部の他方の側面に取付けられた回転ロック部材を内側から見た場合の斜視図である 回転ロック部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの車両シートへの取付け状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す側面図である。 本発明の実施の形態1の比較例における乳幼児用ベッドの車両シートへの取付け状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドの分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドの軸部材の構造を示す概略部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドの通常状態を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態2において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態2において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドの分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドの通常状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態3において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す側面図である。 本発明の実施の形態3において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドの通常状態を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態3において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態3において、乳幼児用ベッドが揺動する様子を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドの分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドの通常状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドの通常状態を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態4において、車両の左右方向のうちの一方からの衝撃を受けた場合の乳幼児用ベッドを模式的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態4の変形例における乳幼児用ベッドの構造を模式的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態4の変形例において、車両の左右方向のうちの一方からの衝撃を受けた場合の乳幼児用ベッドを模式的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態5に係る乳幼児用椅子の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る乳幼児用椅子の通常状態を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態5に係る乳幼児用椅子が揺動する様子を模式的に示す側面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
本実施の形態の乳幼児収容具は、乳幼児を収容する収容空間を有する育児器具であり、車両や乳母車等の運搬車体に取付けて使用可能である。乳幼児収容具は、少なくとも、乳幼児の臀部を支える座面と、乳幼児の背中を支える背もたれ面とを有していればよく、座面および背もたれ面が略フラットに形成されていてもよいし、座面に対し背もたれ面が傾斜していてもよい。つまり、乳幼児収容具は、ベッド状に形成されて、乳幼児を寝かせた状態で収容してもよいし、椅子状に形成されて、乳幼児を座らせた状態で収容してもよい。なお、乳幼児収容具が特にベッド状の形態を有する場合には、キャリーコットとしても使用できるように、可搬式であることが望ましい。
以下にまず、ベッド状に形成された乳幼児収容具(以下「乳幼児用ベッド」という)の実施の形態1〜4について説明する。椅子状に形成された乳幼児収容具(以下「乳幼児用椅子」という)については、実施の形態5として後に説明する。
<実施の形態1>
(乳幼児用ベッドの構造について)
はじめに、本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッドの構造例について説明する。
図1は、乳幼児用ベッド1の外観を示す斜視図である。図2は、乳幼児用ベッド1の正面図である。図3は、乳幼児用ベッド1の分解斜視図である。本実施の形態では、たとえば車両シートに乳幼児用ベッド1を取付けた場合に、車両の前方を向く側を、乳幼児用ベッド1の正面として説明する。
図1〜3を参照して、乳幼児用ベッド1は、外容器部10と、内容器部20と、軸部材40と、持ち手部材50と、ベース部材80とを備える。
外容器部10および内容器部20は、たとえば箱型形状を有しており、底壁と、底壁の四方を取り囲む4つの側壁とを含んでいる。また、外容器部10および内容器部20は、平面視において、各々、一方方向に長く、一方方向に直交する他方方向に短い形状を有している。本実施の形態において、図1の矢印A2で示される一方方向を「長手方向」、図1の矢印A1で示される他方方向を「短手方向」と表現する。外容器部10および内容器部20の材質は、たとえばエチレンプロピレンゴム、硬質プラスチック等、硬質の材料であることが望ましい。
外容器部10は、その短手方向A1が車両の前後方向と一致するように、車両シートに取付けられる。外容器部10は、図2に示されるように、底壁の下面に、下方向に突出する凸部11,12を有している。凸部11,12は、長手方向A2に沿って配置される。
ベッド状の形態を有する内容器部20は、外容器部10内に配置され、乳幼児を収容する。このように、本実施の形態の乳幼児用ベッド1は、外容器部10および内容器部20の二重ベッド構造である。内容器部20は、外容器部10によって完全に覆われていることが望ましい。また、内容器部20は、その底壁と側壁との境界、および、隣接する側壁同士の境界が緩やかな円弧状となるように形成されていることが望ましい。
内容器部20において、乳幼児は、典型的には、車両の左右方向(長手方向A2)が身長方向となるよう仰向きに収容される。内容器部20は、乳幼児が寝かせられる略フラットな寝床面23を有している。寝床面23は、底壁の上面に形成され、上記した座面および背もたれ面を含む。寝床面23には、複数の通気孔(図示せず)が設けられていてもよい。
なお、後述するように、乳幼児収容具を椅子状の形態として(たとえば「チャイルドシート」として)使用する場合等においては、外容器部10および内容器部20は、ともに、短手方向A1に延びる一対の短手側側壁(つまり、乳幼児の頭側および足側に位置する側壁)のうちの少なくとも一方を有さない構造であってもよい。
軸部材40は、外容器部10と内容器部20とを連結し、内容器部20を浮かせた状態で揺動可能に支持する。軸部材40は、内容器部20の対向する壁部分を、外容器部10上に支持する。本実施の形態では、軸部材40は、その軸線が長手方向A2に延在するように配置されている。より具体的には、一対の軸部材40が、内容器部20の対向する短手側側壁の略中央に位置する壁部分を支持するように設けられている。これにより、内容器部20は、軸部材40を中心として車両の前後方向に揺動可能である。なお、内容器部20は、軸部材40を中心として揺動可能であればよく、必ずしも外容器部10より完全に浮いた状態で支持されている必要はない。つまり、内容器部20は、外容器部10と部分的に接した状態で支持されていてもよい。また、軸部材40は、通常状態において内容器部20を平衡支持できればよく、その取付け位置は限定されない。
なお、軸部材40の材質は、強度が求められるため、たとえば金属であってよい。軸部材40の取付け構造については後に詳述する。
持ち手部材50は、両端が、外容器部10の対向する壁部分に取付けられ、外容器部10の上方空間を延びるように配置される。より具体的には、持ち手部材50の両端は、外容器部10の対向する長手側側壁(長手方向に延びる側壁)の外側に取付けられる。持ち手部材50は、キャリーコットとして使用する場合に、均衡が保てる位置、すなわち寝床面23がおおよそ水平となる位置に取付けられている。なお、持ち手部材50は、図示した第1の位置から、外容器部10の側壁に沿う第2の位置まで回動可能であってもよい。乳幼児用ベッド1を車両シート上に取付けた場合に、持ち手部材50を第2の位置に移動させておくことで、内容器部20に乳幼児を寝かしたり抱き上げたりする際に、持ち手部材50が邪魔になることがない。
ベース部材80は、車両シート上に配置される。ベース部材80の上面には、外容器部10の凸部11を受け入れるための凹部(図示せず)が設けられている。ベース部材80のこの凹部(図示せず)と外容器部10の一方の凸部11との嵌合状態がロックされることで、外容器部10がベース部材80に固定される。この場合、外容器部10の他方の凸部12の下端面が車両シート上に載置されることで、乳幼児用ベッド1が、車両シートに対し、安定的に取付けられる。このように、ベース部材80は、外容器部10を着脱可能に取付けることができる。
ベース部材80は、図1等に示されるように、その前端部分から車両の床面に当接するまで上下方向に延びるレッグサポート部材82を有していることが望ましい。これにより、より安定的に、乳幼児用ベッド1を車両に取付けることができる。
なお、本実施の形態では、ベース部材80を介して、乳幼児用ベッド1が車両シートに取付けられることとしたが、ベース部材80を介さずに、乳幼児用ベッド1が直接車両シートに取付けられてもよい。乳幼児用ベッド1は、車両に据え付けられたシートベルト(図示せず)により外容器部10の所定位置を固定することで、車両シートに固定できる。この場合、車両シートの座部に、外容器部10の凸部11,12が当接される。したがって、凸部11,12の上下方向の長さは、略同一であることが望ましい。
また、ベース部材80を介さずに乳幼児用ベッド1を車両シートに取付ける場合、持ち手部材50の縦棒部51が、車両の背もたれ部に当接するようにしてもよい。このようにすることで、乳幼児用ベッド1の車両シートへの取付け状態を安定させることができるとともに、車両の前後方向の衝突時における外容器部10のリバウンド動作を抑制することができる。この動作を実現するためには、持ち手部材50の横棒部52と縦棒部51との交差角度をほぼ90度にするのが好ましい。
ここで、軸部材40の取付け構造について詳細に説明する。
図4は、乳幼児用ベッド1の部分側面図である。図5は、軸部材40の取付け構造を示す概略部分断面図である。図6および図7は、軸部材40の取付けをロックする回転ロック部材13の動作を示す図である。なお、図4、図6および図7には、乳幼児用ベッド1を正面から見た場合に、右側に位置する回転ロック部材13またはその一部が示されている。
図1,3〜5を参照して、軸部材40は、内容器部20に固定されている。軸部材40は、内容器部20の短手側側壁から外方向に延びている。軸部材40の端部には、フランジ部41が設けられている。
図1,3〜7を参照して、外容器部10の各短手側側壁の略中央部分には、軸取付け部16が設けられている。図6,7に示されるように、軸取付け部16は、側壁の上端部に設けられたU字形状の切り込み部15と、軸部63を中心に回動可能な回転ロック部材13とを含む。切り込み部15には、図5に示されるように、軸部材40の軸部分42が嵌め入れられる。回転ロック部材13は、切り込み部15に嵌め入れられた軸部材40をロックする。
回転ロック部材13は、上部側に設けられたゲート部61と、下部側に設けられた操作部62とを含む。ゲート部61は、図6に示すロック状態において、切り込み部15の上方空間を遮る。このとき、ゲート部61の端部が、切り込み部15の側壁に設けられた凹部14(図7)に入り込むことで、ロック状態が維持される。
回転ロック部材13の回転機構については、図8〜10を参照して説明する。図8は、外容器部10の一方の側面(正面から見て右側)に取付けられた回転ロック部材13を外側から見た場合の斜視図であり、図9は、外容器部10の他方の側面(正面から見て左側)に取付けられた回転ロック部材13を内側から見た場合の斜視図である。図10は、回転ロック部材13の分解図である。
上述の軸部63には、バネ66が挿入されている。バネ66の一端66aは、ロック部材13の裏面側の突起64に固定され、その他端66bは、外容器部10本体側(軸取付け部16)に固定される。バネ66は、軸部63の表面側の孔63aに差し込まれたボルト65と、裏面側に配置される留め具67とによって、軸部63内に固定される。
操作部62は、表側に張出しており、操作部62がユーザの手によって押し下げられると、ロック状態が解除される。具体的には、操作部62が押し下げられることによって、軸部63を中心として回転ロック部材13が時計方向に回転する。そうすると、切り込み部15の上方空間を遮っていたゲート部61が、外容器部10の筐体内に収容される。これにより、切り込み部15の上方空間は開放状態となるため、軸部材40の取り外しが可能となる。操作部62の押し下げが解除されると、回転ロック部材13はバネ66の付勢力によって反時計方向に回転する。そうすると、ゲート部61の端部が、凹部14に入り込みその底面に当接することで、回転ロック部材13は、元の位置(ロック状態時の位置)に戻される。
このように、本実施の形態では、内容器部20に固定された軸部材40が、外容器部10に設けられた軸取付け部16に取付けられるため、軸部材40端部のフランジ部41は、外容器部10の外側に配置される。そのため、乳幼児を内容器部20に寝かしたり抱き上げたりする際に、乳幼児にフランジ部41が接触する心配がない。
なお、外容器部10側に軸部材40を設け、内容器部20側に軸取付け部16を設けてもよい。この場合、外容器部10に固定された軸部材40のフランジ部41が、内容器部20の内側に突出しないような、軸部材および軸取付け部材の構造とすることが望ましい。
また、外容器部10に対し内容器部20が揺動可能に支持されていれば、軸部材40の形状、および、軸取付け部16の構造は上記したような例に限定されない。
また、本実施の形態では、軸取付け部16に回転ロック部材13を採用することで、軸部材40を取り外し可能としたが、回転ロック部材13がない構成であってもよい。つまり、外容器部10において、切り込み部15に相当する位置に、たとえば円状の孔部を設けて、当該孔部に軸部材40を固定的に挿入しておいてもよい。
(使用態様について)
次に、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1の使用態様について説明する。
図11は、本発明の実施の形態1に係る乳幼児用ベッド1の車両シートへの取付け状態を示す側面図である。図12は、乳幼児用ベッド1が揺動する様子を示す側面図である。図13は、比較例における乳幼児用ベッドの車両シートへの取付け状態を示す側面図である。なお、これらの図では、理解を容易にする観点から、内容器部20(120)も実線で示している。
図11を参照して、座部201および背もたれ部202を含む車両シート200に、乳幼児用ベッド1が取付けられた場合、ベース部材80の後端面が背もたれ部202に当接し、ベース部材80の底面が座部201に当接する。
ここでまず、図13を参照して、軸部材40が存在しない乳幼児用ベッド101が車両シート200に取付けられた場合について説明する。乳幼児用ベッド101は、外容器部110と内容器部120とが、連結部140によって完全に固定されている。つまり、内容器部120は、揺動不可能である。この場合、車両シート200の座部201の傾斜角度によっては、内容器部20の寝床面123が水平とならない場合がある。図13の例では、寝床面123の、車両前後方向の傾きに対応する線L2は、床面300に対して傾斜している。このように、当該比較例の乳幼児用ベッド101では、内容器部120内の乳幼児が、たとえば車両前方側に傾いた状態となってしまう場合がある。
これに対し、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1は、軸部材40により内容器部20が揺動可能に支持されている。そのため、本実施の形態では、外容器部10が、車両シート200の座部201の傾斜角度に依存して傾いて設置されたとしても、内容器部20の寝床面23は、自重により水平となる。つまり、寝床面23の、車両前後方向の傾きに対応する線L1は、通常状態において、常に床面300と平行となる。したがって、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1によれば、内容器部20内の乳幼児は常に水平状態で寝かせられるため、乳幼児への負担をなくすことができる。
さらに、比較例では、内容器部120の位置(傾き)が固定されているため、車両の前後方向いずれかへの衝撃があった場合、内容器部120内の乳幼児は衝撃を身体の一部(側部)に集中して受けることになる。また、図13の例のように、内容器部120が、外容器部110と一体的に車両の前方側に傾いて配置されている場合、急ブレーキ時や後方からの衝突事故時には、内容器部120内の乳幼児が前方方向へ飛び出してしまう危険性もある。
これに対し、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1では、内容器部20が軸部材40を中心として車両の前後方向に揺動する。したがって、たとえば、急ブレーキ時や前方への衝突事故等、車両の前方向きの慣性力が働く場合、および、後方からの衝突事故等、車両の後方向きの慣性力が働く場合に、内容器部20は、慣性の法則により慣性力の向きに揺動する。すなわち、車両の前方向きの慣性力が働く場合は、図12に示されるように、内容器部20は、車両の前方方向に揺動する。車両の後方向きの慣性力が働く場合には、内容器部20は、車両の後方方向に揺動する。一方方向に揺動した内容器部20は、その後、他方方向へも緩やかに揺動した後、元の位置に戻る。
内容器部20がこのように揺動することで、内容器部20内に収容されている乳幼児は、衝撃を身体の背面側で分散して受けることができる。また、慣性力の働く方向に、内容器部20から乳幼児が飛び出してしまうことも回避できる。さらに、本実施の形態では、内容器部20は、外容器部10に完全に覆われた状態である。したがって、強力な衝突があった場合でも、外容器部10において衝撃外力を吸収できるため、内容器部20の損傷等を抑制することができる。その結果、本実施の形態の乳幼児用ベッド1を車両シート200に取付けた場合、車両に特有の異常事態においても、乳幼児を衝撃から適切に保護することができる。
また、乳幼児用ベッド1をキャリーコットとして使用する際にも、内容器部20の寝床面23は水平が保たれるため、内容器部20内の乳幼児は、移動中も快適に過ごすことができる。
なお、本実施の形態では、乳幼児用ベッド1を車両シートに取付けた例を示したが、乳母車等に取付けた場合でも、乳幼児を衝撃から適切に保護することができる。
なお、乳幼児用ベッド1は、内容器部20の過揺動を防止するための機構を備えていてもよい。たとえば、軸部材40における軸部分42(図5)の表面をゴム等の樹脂で覆い、軸部分42に抵抗を持たせるようにしてもよい。
また、乳幼児用ベッド1を室内で使用する際等、内容器部20が揺動しないようにしておきたい場合もあると考えられる。そのため、乳幼児用ベッド1に、軸部材40の回転を禁止する公知のロック機構を設けてもよい。ただし、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1は、内容器部20を取り外し可能であるため、室内で使用したい場合には、内容器部20を取り外して、外容器部10上に乳幼児を寝かすようにすることもできる。
<実施の形態2>
上記実施の形態1に示した乳幼児用ベッド1では、車両の前後方向の衝撃に対処できるものであった。これに対し、本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドは、車両の左右方向の衝撃に対処できる。
以下に、上記実施の形態1との相違点について詳細に説明する。
(乳幼児用ベッドの構造について)
はじめに、本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッドの構造例について説明する。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同様の構成についてはそれらと同じ符号を用いている。
図14は、本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッド1Aの外観を示す斜視図である。図15は、乳幼児用ベッド1Aの分解斜視図である。図16は、乳幼児用ベッド1Aの軸部材の構造を示す概略部分断面図である。
図14および15を参照して、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Aは、実施の形態1における外容器部10、内容器部20および軸部材40に代えて、それぞれ、外容器部10A、内容器部20Aおよび軸部材40Aを備えている。
本実施の形態において、軸部材40Aは、その軸線が短手方向A1に延在するように配置されている。より具体的には、一対の軸部材40Aが、内容器部20Aの対向する長手側側壁の略中央に位置する壁部分を支持するように設けられている。これにより、内容器部20Aは、軸部材40Aを中心として車両の左右方向に揺動可能である。なお、軸部材40Aは、通常状態において内容器部20Aを平衡支持できればよく、その取付け位置は限定されない。
本実施の形態における軸部材40Aの取付け構造は、次のとおりである。
図14〜16を参照して、軸部材40Aは、内容器部20Aの長手側側壁から外方向に延びている。内容器部20Aの長手側側壁は、中央部分の高さが端部分の高さよりも高くなるよう緩やかな山型形状である。軸部材40Aは、この中央部分の上方位置に配置されている。なお、軸部材40Aの形状等は、実施の形態1の軸部材40と同様であってよい。
外容器部10Aの各長手側側壁の略中央部分には、軸取付け部16Aが上方に突出して設けられている。軸取付け部16Aには、短手方向A1に貫通する孔部15Aが設けられている。本実施の形態では、軸部材40Aが当該孔部15Aに固定的に挿入されている。
なお、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、軸取付け部16Aは、軸部材40Aを取外し可能な構造であってもよい。
また、外容器部10Aに軸部材40Aが設けられ、内容器部20Aに軸取付け部16Aが設けられてもよい。
(使用態様について)
次に、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Aの使用態様について説明する。
図17は、本発明の実施の形態2に係る乳幼児用ベッド1Aの通常状態を示す正面断面図である。図18,19は、乳幼児用ベッド1Aが揺動する様子を示す正面断面図である。なお、図17〜19では、ベース部材80(図14等)の図示を省略している。
車両シートに乳幼児用ベッド1Aを取付けた場合、寝床面23は、通常状態においては、図17に示されるように、水平状態が保たれる。
図18および19を参照して、車両の左右方向の一方側から衝撃があった場合、慣性の法則により、内容器部20Aは、軸部材40Aを中心として、衝撃の向きとは反対側の向きに揺動する。たとえば、車両の左側から衝撃があった場合、慣性力は右側に働くため、内容器部20Aは右側に揺動する。したがって、内容器部20A内の乳幼児は、衝撃を身体の一部(頭部または脚部)で集中して受けることなく、背面側に分散して受けることができる。その結果、本実施の形態の乳幼児用ベッド1Aを車両シートに取付けた場合、車両に特有の異常事態においても、乳幼児を衝撃から適切に保護することができる。
<実施の形態3>
上記実施の形態1に示した乳幼児用ベッド1では、車両の前後方向の衝撃に対処でき、上記実施の形態2で示した乳幼児用ベッド1Aでは、車両の左右方向の衝撃に対処できるものであった。これに対し、本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドは、車両の前後および左右の両方向からの衝撃に対処できる。
以下に、上記実施の形態1,2との相違点について詳細に説明する。
(乳幼児用ベッドの構造について)
はじめに、本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッドの構造例について説明する。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1,2と同様の構成についてはそれらと同じ符号を用いている。
図20は、本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッド1Bの外観を示す斜視図である。図21は、乳幼児用ベッド1Bの分解斜視図である。
図20および21を参照して、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Bは、実施の形態1と同様に外容器部10を備えるが、内容器部20に代えて内容器部20Bを備える。内容器部20Bは、外容器部10上に浮かした状態で支持される第1の内容器部21と、当該第1の内容器部21上に浮かした状態で支持される第2の内容器部22とを含んでいる。本実施の形態では、第2の内容器部22の底壁に、寝床面23が設けられている。
また、乳幼児用ベッド1Bは、実施の形態1で用いた軸部材40と、実施の形態2で用いた軸部材40Aとの両方を備えている。軸部材40は、外容器部10と第1の内容器部21とを連結し、第1の内容器部21を浮かした状態で支持する。具体的には、一対の軸部材40が、第1の内容器部21の対向する短手側側壁の略中央に位置する壁部分を支持するように設けられている。軸部材40Aは、第1の内容器部21と第2の内容器部22とを連結し、第2の内容器部22を浮かした状態で支持する。具体的には、一対の軸部材40Aが、第2の内容器部22の対向する長手側側壁の略中央に位置する壁部分を支持するように設けられている。つまり、軸部材40Aの軸線は、軸部材40の軸線と直交する位置関係である。
上記構成とすることで、本実施の形態によれば、第1の内容器部21および第2の内容器部22は、それらが一体として、軸部材40を中心に車両の前後方向に揺動可能である。また、第2の内容器部22のみが、軸部材40Aを中心として車両の左右方向に揺動可能である。
本実施の形態における軸部材40,40Aの取付け構造は、次のとおりである。
図20および21を参照して、第1の内容器部21には、各長手側側壁の略中央部分に、実施の形態2と同様の軸取付け部16Aが設けられている。第2の内容器部22に設けられた軸部材40Aが、この軸取付け部16Aに取付けられることで、第1の内容器部21と第2の内容器部22とが揺動可能に連結される。また、外容器部10には、各長手側側壁の略中央部分に、実施の形態1と同様の軸取付け部16が設けられている。第1の内容器部21に設けられた軸部材40が、この軸取付け部16に取付けられることで、外容器部10と、第1の内容器部21および第2の内容器部22とが揺動可能に連結される。
各軸部材40,40Aの具体的な取付け構造は、実施の形態1,2と同様であってよいため、その説明は繰り返さない。
なお、第2の内容器部22より外側に位置するフランジ部41は、第1の内容器部21および第2の内容器部22が一体的に車両の前後方向に揺動される際に、外容器部10の内側面に当たらないように構成されているものとする。あるいは、軸部材40Aは、第2の内容器部22より外側に突出しない構成としてもよい。
(使用態様について)
次に、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Bの使用態様について説明する。
図22は、本発明の実施の形態3に係る乳幼児用ベッド1Bの通常状態を示す側面図である。図23,24は、乳幼児用ベッド1Bが揺動する様子を示す側面図である。図25は、乳幼児用ベッド1Bの通常状態を示す正面断面図である。図26,27は、乳幼児用ベッド1Bが揺動する様子を示す正面断面図である。なお、図25〜27では、ベース部材80(図10等)の図示を省略している。
車両シート200に乳幼児用ベッド1Bを取付けた場合、寝床面23は、通常状態においては、図22に示されるように水平である。
図23および24を参照して、車両の前後方向の一方側から衝撃があった場合、内容器部20Bは、慣性の法則により、軸部材40を中心として、衝撃の向きとは反対側に揺動する。つまり、車両の後方からの衝撃があった場合、図23に示されるように、内容器部20Bは一体的に車両の後方方向に揺動する。また、車両の前方からの衝撃があった場合には、図24に示されるように、内容器部20Bは一体的に車両の前方方向に揺動する。
さらに、図26および27を参照して、車両の左右方向の一方側から衝撃があった場合には、内容器部20Bのうちの第2の内容器部22のみが、軸部材40Aを中心として、衝撃の向きとは反対側に揺動する。
したがって、本実施の形態によれば、車両の前後方向および左右方向のいずれから衝撃があったとしても、第2の内容器部22内の乳幼児は、その衝撃を身体の背面側に分散して受けることができる。その結果、本実施の形態の乳幼児用ベッド1Bを車両シートに取付けた場合、車両に特有の異常事態においても、より確実に、乳幼児を衝撃から保護することができる。
なお、本実施の形態では、外容器部10と第1の内容器部21とを連結する軸部材40が、短手側側壁に取付けられ、第1の内容器部21と第2の内容器部22とを連結する軸部材40Aが、長手側側壁に取付けられた。しかしながら、軸部材40,40Aの取付け位置は、逆であってもよい。つまり、第1の内容器部21と第2の内容器部22とが一体的に、車両の左右方向に揺動し、第2の内容器部22のみが車両の前後方向に揺動するように、軸部材40,40Aおよび軸取付け部16,16Aを配置してもよい。
<実施の形態4>
上記実施の形態3に示した乳幼児用ベッド1Bでは、内容器部20Bを二重構造とし、それぞれの軸線が直交する2組の軸部材40,40Aを設けることで、車両の前後および左右の両方向からの衝撃に対処できるものであった。しかしながら、このような衝撃に対処できるようにするためには、実施の形態3のような構造に限定されない。本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドは、内容器部を二重構造とせず、かつ、1組の軸部材のみで、車両の前後および左右の両方向からの衝撃に対処できる。
以下に、上記実施の形態3との相違点について詳細に説明する。
(乳幼児用ベッドの構造について)
はじめに、本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッドの構造例について説明する。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1と同様の構成についてはそれらと同じ符号を用いている。
図28は、本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッド1Cの外観を示す斜視図である。図29は、乳幼児用ベッド1Cの分解斜視図である。
図28および29を参照して、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Cは、実施の形態1と同様に内容器部20および軸部材40を備えているが、外容器部10に代えて外容器部10Bを備える。外容器部10Bは、各短手側側壁の略中央部分に、上方に突出した形状の軸取付け部16Bを有している。
軸取付け部16Bは、長手方向A2に貫通する孔部15Bが設けられている。孔部15Bは、上下方向に長い長孔形状である。本実施の形態では、軸部材40が当該孔部15Bに固定的に挿入されている。通常状態において、軸部材40は、内容器部20の自重により、孔部15Bの最下方位置にある。
(使用態様について)
次に、本実施の形態に係る乳幼児用ベッド1Cの使用態様について説明する。
図30は、本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッド1Cの通常状態を示す側面図である。図31は、本発明の実施の形態4に係る乳幼児用ベッド1Cの通常状態を示す正面断面図である。図32は、車両の左右方向のうちの一方からの衝撃を受けた場合の乳幼児用ベッド1Cを模式的に示す正面断面図である。なお、図31,32では、ベース部材80(図28等)の図示を省略している。
図30および31を参照して、車両シート200に乳幼児用ベッド1Cが取付けられた場合、通常状態において、寝床面23は水平である。車両の前後方向の一方側から衝撃があった場合、実施の形態1と同様に、内容器部20は、軸部材40を中心として、衝撃の向きとは反対側に(つまり、慣性力が働く方向に)揺動する。
図32を参照して、車両の左右方向の一方側から衝撃があった場合、外容器部10は、衝撃の向きと同じ方向に押される。一方で、内容器部20は、現状の位置に留まろうとするため、内容器部20は、衝撃の向きとは反対側の向き(慣性力の向き)に移動しようとする。そのため、図32に示されるように、衝撃が加えられた側の軸部材40は、孔部15B内において、最下方位置から上方へ移動する。
したがって、本実施の形態のように、内容器部20が二重構造ではなく、1組の軸部材40しか存在しなくても、実施の形態3と同様の効果を奏することができる。すなわち、車両の前後方向および左右方向のいずれから衝撃があったとしても、内容器部20内の乳幼児は、その衝撃を身体の背面側に分散して受けることができる。その結果、本実施の形態の乳幼児用ベッド1Cを車両シートに取付けた場合も、車両に特有の異常事態において、より確実に、乳幼児を衝撃から保護することができる。
なお、本実施の形態では、内容器部20の短手側側壁に軸部材40を設け、当該軸部材40が、外容器部10の短手側側壁に設けられた長孔形状の孔部15B内を上下方向に移動することとした。しかしながら、内容器部20の長手側側壁に軸部材を設け、当該軸部材が、外容器部10の長手側側壁に設けられた長孔形状の孔部内を上下方向に移動する構造としてもよい。つまり、実施の形態2の図15で示した孔部15Aを、上下方向に長い長孔形状とすることで、車両の前後方向および左右方向からの衝撃に対応可能としてもよい。
なお、衝撃が加えられた側の軸部材40が最下方位置から上方へ移動し易くするために、軸部材40の軸線が斜め上方に延びるように軸部材40を傾斜させておいてもよい。あるいは、別途、軸部材40の上方への移動を案内する案内手段を設けてもよい。たとえば、孔部15Bの下部より、斜め上方向に傾斜して延びる板部材(図示せず)を設け、慣性力が働いた場合に、当該板部材上を、軸部材40のフランジ部41が斜め上方にスライドすることで、上方への移動を行い易くしてもよい。
あるいは、慣性の法則を利用しなくても、衝撃が加えられた側の軸部材40を最下方位置から上方へ移動可能とするための物理的な案内手段を別途設けてもよい。物理的な案内手段を設けた乳幼児用ベッドの一例を、実施の形態4の変形例として以下に示す。
(変形例)
図33は、本発明の実施の形態4の変形例における乳幼児用ベッド1Dの構造を模式的に示す正面断面図である。図34は、車両の左右方向のうちの一方からの衝撃を受けた場合の乳幼児用ベッド1Dを模式的に示す正面断面図である。
図33および34を参照して、本実施の形態における変形例では、外容器部10Cの短手側側壁の下部には、孔部18が設けられている。乳幼児用ベッド1Dは、案内手段として、孔部18を通り、長手方向にスライド可能なスライド部材70を備えている。スライド部材70は、少なくとも、車両の左右方向のうち車体に近い側に配置されているものとする。
スライド部材70は、通常状態において、外容器部10Cより側方に突出する部分と、外容器部10C内に配置される部分とを含む。後者の部分は、傾斜面71を有しており、傾斜面71は、内容器部20の短手側側壁と下面との間の湾曲面に接する。
図34を参照して、車両の左右方向のうち、乳幼児用ベッド1Dの取付け位置に近い側の車体への強い衝撃(側突)があったと仮定する。その場合、車体が内側に変形するため、スライド部材70が、変形した車体により外容器部10Cの内側へ押し込まれる。そうすると、スライド部材70の傾斜面71が、内容器部20の下面を押し上げるため、衝撃が加えられた側の軸部材40は、孔部15Bの最下方位置から上方位置へと押し上げられる。したがって、本変形例においては、車両の左右方向のうち、スライド部材70が設けられた側から強い衝撃があった場合に、内容器部20を確実に傾斜させることができる。
以上説明したように、各実施の形態および変形例に係る乳幼児用ベッドによれば、内容器部が外容器部に対して揺動可能に支持される。したがって、乳幼児用ベッドが車両や乳母車等の運搬車体に取付けられた場合に、衝撃から乳幼児を適切に保護することができる。また、持運び時においても、内容器部内の乳幼児を水平に維持することができる。
<実施の形態5>
本実施の形態では、乳幼児収容具が乳幼児用椅子である場合の構造例および使用状態について説明する。以下に、実施の形態1で示した乳幼児用ベッドとの相違点について詳細に説明する。
(乳幼児用椅子の構造について)
はじめに、本発明の実施の形態5に係る乳幼児用椅子の構造例について説明する。図35は、本発明の実施の形態5に係る乳幼児用椅子1Eの外観を示す斜視図である。図36は、乳幼児用椅子1Eの通常状態を模式的に示す側面図である。
図35を参照して、乳幼児用椅子1Eは、実施の形態1における外容器部10、内容器部20および軸部材40に代えて、外容器部10D、内容器部20Cおよび軸部材40Bを備えている。乳幼児用椅子1Eは、図36に示されるように、たとえば、ベース部材80を介して車両シート200に後ろ向きに取付けられる。したがって、本実施の形態では、外容器部10および内容器部20の短手方向A1が、車両の左右方向に一致している。
内容器部20Cは、椅子状の形態を有しており、その底壁は、座面24に対し背もたれ面25が立ち上がった状態となるよう形成されている。また、内容器部20Cは、長手方向A2に延びる一対の側壁(長手側側壁)を含むが、上記実施の形態1〜4で示したような短手側側壁を含まない。内容器部20Cの座面24および背もたれ面25の境界部分は、緩やかな円弧状に形成されていることが望ましい。なお、内容器部20Cにたとえば1歳未満の乳幼児が収容される場合、座面24には、乳幼児の臀部だけでなく脚部も載せられる。
図35に示されるように、背もたれ面25には、内容器部20Cのみを貫通する複数高さの肩ベルト通し孔26が形成されている。また、座面24にも、内容器部20Cのみを貫通する股ベルト通し孔(図示せず)が形成されている。
外容器部10Dは、内容器部20Cの底壁と一対の側壁とを下方側から覆うように配置されている。つまり、外容器部10Dもまた、底壁と、長手方向A2に延びる一対の側壁(長手側側壁)とを含んでいる。このように、乳幼児用椅子1Eは、内容器部20Cおよび外容器部10Dの二重椅子構造である。外容器部10Dの底壁のうち、内容器部20Cの座面部(座面24が形成された部分)を支持する部分の下面には、下方向に突出する凸部11Aが設けられている。この凸部11Aが、ベース部材80の凹部(図示せず)に嵌合される。なお、本実施の形態においても、乳幼児用椅子1Eを持運び可能とするための持ち手部材(図示せず)が、外容器部10Dのたとえば側壁に設けられてもよい。
軸部材40Bは、実施の形態2の軸部材40Aと同様に、その軸線が短手方向に延在するように配置されている。一対の軸部材40Bは、たとえば、内容器部20Cの対向する側壁の略中央に位置する壁部分であって、座面24寄りに設けられている。本実施の形態では、軸部材40Bは、通常状態において内容器部20Cを平衡支持していなくてもよい。なお、外容器部10Dの各側壁の略中央部分には、たとえば、実施の形態2で示した軸取付け部16A(図35において不図示)が設けられている。
本実施の形態では、内容器部20Cの底壁裏面は、外容器部10Dの底壁上面17と少なくとも部分的に接した状態で軸部材40Bに支持されていることが望ましい。外容器部10Dの底壁上面17から内容器部20Cを完全に浮かした状態で配置しようとすると、軸部材40Bによって安定的に(平衡状態で)内容器部20Cを支持することができないからである。そのため、本実施の形態では、内容器部20Cは、座面部の裏面が、軸部材40Bを中心とする円筒面を有し、外容器部10Dは、その円筒面に当接する円筒受け面を有している。
これに対し、内容器部20Cの背もたれ部(背もたれ面25が形成された部分)の少なくとも前方(上方)側の裏面は、略フラットな形状で、外容器部10Dの底壁上面17と当接している。そのため、内容器部20Cは、通常状態において車両後方側(図36において反時計方向)への回動が一応は阻止される。しかし、このような場合でも、外容器部10Dおよび内容器部20Cの少なくともいずれか一方に、通常状態における内容器部20Cの位置を固定するための固定手段がさらに設けられることが望ましい。本実施の形態では、たとえば、内容器部20Cの背もたれ部の上端(つまり、底壁の前方端)に外容器部10D側へ突出する突起部27が設けられている。突起部27は、通常状態において、外容器部10Dにおける底壁の前(上)端部に引掛けられることにより、内容器部20Cの位置が固定される。
上記のように、本実施の形態において内容器部20Cは、図36において時計方向の回転モーメントが作用した場合に揺動するように、外容器部10D上に取付けられている。
(使用態様について)
本実施の形態に係る乳幼児用椅子1Eの使用態様については、図37をさらに参照して説明する。図37は、乳幼児用椅子1Eが揺動する様子を模式的に示す側面図である。
車両の前後方向からの衝撃があった場合であって、図37において時計方向の回転モーメントが作用した場合、内容器部20Cは、軸部材40Bを中心として、車両の前方方向に揺動する。内容器部20Cは、通常状態においてもその前端側が斜め上方に延びているため、衝撃時(異常状態)には、立ち上がるように揺動する。内容器部20Cがこのように揺動することで、内容器部20C内に収容されている乳幼児は、衝撃を身体の背面側で分散して受けることができる。
なお、本実施の形態では、固定手段として、内容器部20Cの底壁の前端側に突起部27を設けることとしたが、内容器部20Cの車両後方方向(図36等において反時計方向)への回動を阻止できればこれに限定されない。たとえば、外容器部10Dの後端に突起部を設けてもよいし、外容器部10Dおよび内容器部20Cの双方に、それぞれが係合可能な係合凹部および係合凸部などを設けてもよい。
また、本実施の形態では、図36等において時計方向の回転モーメントが作用した場合にのみ内容器部20Cが揺動することとしたが、乳幼児を安定した状態で収容できれば、反時計方向の回転モーメントが作用した場合にも内容器部20Cが揺動するようしてもよい。この場合、上記実施の形態1〜4に示した乳幼児用ベッドと同様に、内容器部20Cと外容器部10Dとは、少なくとも部分的に浮いた状態で連結されてもよい。
また、乳幼児用椅子においても、車両の左右方向に揺動する形態や、車両の前後方向および左右方向の両方に揺動する形態を採用することもできる。前者の形態の場合、一対の軸部材は、実施の形態1の軸部材40のように、その軸線が長手方向に延在するように配置されればよい。また、後者の形態の場合には、たとえば、実施の形態3で示したように、内容器部を二重構造とし、それぞれの軸線が直交する2組の軸部材を設けてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C,1D,1E,101 乳幼児用ベッド、10,10A,10B,10C,10D,110 外容器部、11,11A,12 凸部、13 回転ロック部材、14 凹部、15 切り込み部、15A,15B 孔部、16,16A,16B 軸取付け部材、20,20A,20B,20C,120 内容器部、21 第1の内容器部、22 第2の内容器部、23,123 寝床面、24 座面、25 背もたれ面、26 肩ベルト通し孔、27 突起部、40,40A,40B 軸部材、41 フランジ部、50 持ち手部材、61 ゲート部、62 操作部、63 軸部、70 スライド部材、80 ベース部材、82 レッグサポート、140 連結部、200 車両シート、201 座部、202 背もたれ部、300 床面。

Claims (16)

  1. 外容器部と、
    前記外容器部内に配置され、乳幼児を収容するための内容器部と、
    前記外容器部と前記内容器部とを連結し、前記内容器部を揺動可能に支持する第1の軸部材とを備える、乳幼児収容具。
  2. 前記第1の軸部材は、前記内容器部の対向する壁部分を、前記外容器部上に支持する、請求項1に記載の乳幼児収容具。
  3. 前記内容器部および前記外容器部は、平面視において、各々、一方方向に長く、前記一方方向に直交する他方方向に短い形状を有しており、
    前記第1の軸部材の軸線は、前記一方方向に延在する、請求項1または2に記載の乳幼児収容具。
  4. 前記内容器部および前記外容器部は、平面視において、各々、一方方向に長く、前記一方方向に直交する他方方向に短い形状を有しており、
    前記第1の軸部材の軸線は、前記他方方向に延在する、請求項1または2に記載の乳幼児収容具。
  5. 前記内容器部は、
    前記外容器部上に支持される第1の内容器部と、
    前記第1の内容器部上に支持される第2の内容器部とを含み、
    前記第1の軸部材は、前記外容器部と前記第1の内容器部とを連結し、
    前記第1の内容器部と前記第2の内容器部とを連結し、前記第2の内容器部を揺動可能に支持する第2の軸部材をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  6. 前記第1の軸部材の軸線と前記第2の軸部材の軸線とは、直交する、請求項5に記載の乳幼児収容具。
  7. 前記外容器部は、前記第1の軸部材を支持する、上下方向に長い孔部を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  8. 両端が、前記外容器部の対向する壁部分に取付けられ、前記外容器部の上方空間を延びる持ち手部材をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  9. 前記外容器部を着脱可能に取付けるためのベース部材をさらに備える、請求項1〜8のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  10. 前記ベース部材の前端部分から車両の床面に当接するまで上下方向に延びるレッグサポート部材をさらに備える、請求項9に記載の乳幼児収容具。
  11. 前記第1の軸部材は、前記内容器部を浮かせた状態で支持する、請求項1〜10のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  12. 前記内容器部は、乳幼児の臀部を支える座面と、乳幼児の背中を支える背もたれ面とが略フラットな関係で延在するベッド状の形態を有している、請求項1〜11のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  13. 前記内容器部は、乳幼児の臀部を支える座面に対し、乳幼児の背中を支える背もたれ面が立ち上がった椅子状の形態を有している、請求項1〜10のいずれかに記載の乳幼児収容具。
  14. 前記内容器部は、座面部の裏面が、前記第1の軸部材を中心とする円筒面を有し、
    前記外容器部は、前記円筒面に当接する円筒受け面を有している、請求項13に記載の乳幼児収容具。
  15. 前記外容器部および前記内容器部の少なくともいずれか一方に、通常状態における前記内容器部の位置を固定するための固定手段が設けられる、請求項14に記載の乳幼児収容具。
  16. 前記内容器部は、前記外容器部によって完全に覆われている、請求項1〜15のいずれかに記載の乳幼児収容具。
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