JP2014130952A - 配線基板 - Google Patents

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正行 楠本
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Abstract

【課題】絶縁基体の主面にバーコードを設けるのに十分な面積を確保することが困難な配線基板においても、所定の情報量を有するバーコードを設けた配線基板を提供すること。
【解決手段】樹脂系絶縁材料から成る複数の絶縁層1a〜1eが積層された絶縁基板1の表面および絶縁層1a〜1e間に導体層2a〜2fから成る配線導体が配設されてなる配線基板10であって、絶縁基板1の側面が切断面で形成されているとともにその側面に、導体層2a〜2fの切断面を露出させて成るバーコードCが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を搭載するための配線基板に関するものである。
半導体素子等の電子部品を搭載するための小型の配線基板は、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂等を含む樹脂系の絶縁材料から成る複数の絶縁層が積層された絶縁基板の表面および絶縁層間に銅等の導体層から成る配線導体が配設されて成る。絶縁基板の上面中央部は半導体素子等の電子部品を搭載するための搭載部となっており、下面は外部電気回路基板に接続されるための外部接続面となっている。絶縁基板の搭載部には配線導体の一部から成る円形の電子部品接続パッドが格子状の並びに多数配列されており、これらの電子部品接続パッドには半導体素子等の電子部品の電極が半田や金等の良導電性材料から成るバンプを介して接続される。他方、絶縁基板の外部接続面には、その略全面にわたり配線導体の一部から成る円形の外部接続パッドが格子状の並びに多数配列されており、これらの外部接続パッドは外部電気回路基板の配線導体に半田等の良導電性材料から成る外部接続端子を介して接続される。なお、これらの電子部品接続パッドと外部接続パッドとは所定のもの同士が、絶縁基板内部に配設された配線導体を介して互いに電気的に接続されている。そして、このような配線基板においては、搭載部に半導体素子等の電子部品を搭載するとともに電子部品の電極と電子部品接続パッドとをバンプを介して接続し、しかる後、電子部品と配線基板との間にアンダーフィルと呼ばれる絶縁樹脂を充填して封止することにより電子装置となり、この電子装置における外部接続パッドを外部電気回路基板の配線導体に半田ボール等の外部接続端子を介して接続することにより外部電気回路基板上に実装される。
なお、このような小型の配線基板においては、個々の配線基板の品番や製造履歴等が分るようにするために、配線基板の主面に例えばバーコードをレーザ加工等により形成している場合が増えている。このように配線基板の主面にバーコードをレーザ加工により形成する場合、絶縁基板主面における配線導体のない部分にバーコードを設け、これを画像認識装置により認識してバーコードを読取るようにしている。
しかしながら近時、配線基板の益々の小型化・高密度配線化に伴い、バーコードを設けるのに必要な面積を絶縁基板主面に十分に確保することが困難となってきている。
特開2005−167235号公報
本発明の課題は、絶縁基体の主面にバーコードを設けるのに十分な面積を確保することが困難な配線基板においても、所定の情報量を有するバーコードを設けた配線基板を提供することにある。
本発明の配線基板は、樹脂系絶縁材料から成る複数の絶縁層が積層された絶縁基板の表面および絶縁層間に導体層から成る配線導体が配設されてなる配線基板であって、前記絶縁基板の側面が切断面で形成されているとともに該側面に、前記導体層の切断面を露出させて成るバーコードが形成されていることを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、配線基板を構成する絶縁基板の側面が切断面で形成されているとともに側面に、導体層の切断面を露出させて成るバーコードが形成されていることから、絶縁基板の主面にバーコードを設けるための十分な面積を確保することが困難な場合であっても、所定の情報量を有するバーコードを設けた配線基板を提供することができる。
図1は、本発明の配線基板の実施形態の一例を説明するための概略断面図である。 図2は、図1に示す配線基板の製造方法を説明するための概略上面図である。 図3は、図1に示す配線基板の製造方法を説明するための概略上面図である。 図4は、図1に示す配線基板の概略斜視図である。 図5は、図1、4に示す配線基板の製造方法を説明するための要部拡大透視図である。
次に、本発明の配線基板における実施形態の一例を添付の図を基に説明する。図1に示すように、本例の配線基板10は、複数の絶縁層1a〜1eを積層して成る絶縁基板1の表面および各絶縁層1a〜1eの間に導体層2a〜2fが配設されている。導体層2a〜2fは配線導体を形成している。さらに、最表層の絶縁層1c、1eの表面には、ソルダーレジスト層3a、3bが積層されている。
絶縁基板1の上面中央部は、半導体素子等の電子部品101が搭載される搭載部Aを形成している。この搭載部Aには、電子部品接続パッド4が導体層2dの一部により形成されている。電子部品接続パッド4は、ソルダーレジスト層3aに設けられた開口部から外部に露出している。これらの電子部品接続パッド4には、電子部品101の電極102がバンプBを介して電気的に接続される。
他方、絶縁基板1の下面は、外部電気回路基板と接続するための接続面となっている。この下面には、外部接続パッド5が導体層2fの一部により形成されている。外部接続パッド5は、ソルダーレジスト層3bに設けられた開口部から外部に露出している。これらの外部接続パッド5は、外部電気回路基板の配線導体に半田ボールを介して電気的に接続される
絶縁層1aは、例えばガラス繊維束を縦横に織り込んだガラス織物にエポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂系の絶縁材料から成る。絶縁層1aは、例えば厚みが0.3〜1.5mm程度であり、その上面から下面にかけて直径が0.1〜1mm程度の複数のスルーホール6を有している。絶縁層1aの上面には導体層2aが被着されており、絶縁層1aの下面に導体層2bが配設されている。さらに、スルーホール6の内面にはスルーホール導体7が被着されており、このスルーホール導体7を介して導体層2aと2bとが電気的に接続されている。
このような絶縁層1aは、ガラス織物に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸させた絶縁シートを熱硬化させた後、これに上面から下面にかけてドリル加工を施すことにより製作される。なお、絶縁層1a上下面の導体層2a、2bは、絶縁層1a用の絶縁シートの上下全面に厚みが3〜50μm程度の銅箔を貼着しておき、この銅箔をシートの硬化後にサブトラクティブ法によりエッチング加工することにより形成される。また、スルーホール導体7は、絶縁層1aにスルーホール6を設けた後に、スルーホール6の内面に無電解めっき法および電解めっき法により厚みが3〜50μm程度の銅めっき膜を析出させることにより形成される。
スルーホール6の内部には、エポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂から成る孔埋め樹脂8が充填されている。孔埋め樹脂8は、スルーホール6を塞ぐことによりスルーホール6の直上および直下に導体層2a、2bおよび絶縁層1b、1dを形成可能とするためのものである。このような孔埋め樹脂8は、未硬化のペースト状の熱硬化性樹脂をスルーホール6内にスクリーン印刷法により充填し、それを熱硬化させた後、その上下面を平坦に研磨することにより形成される。
絶縁層1aの上面には、絶縁層1b、1cが積層されている。また、絶縁層1aの下面には絶縁層1d、1eが積層されている。絶縁層1b〜1eは、エポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を含む樹脂系の絶縁材料から成る。絶縁層1b〜1eの厚みは、それぞれの20〜60μm程度である。各層絶縁の1b〜1eの上面から下面にかけては、直径が30〜100μm程度の複数のビアホール9が形成されている。
絶縁層1bの上面には導体層2cが被着されており、絶縁層2cの上面には導体層2dが被着されている。導体層2cの一部は絶縁層1bのビアホール9内に充填されて導体層2aに電気的に接続されており、導体層2dの一部は絶縁層1cのビアホール9内に充填されて導体層2cに電気的に接続されている。
絶縁層1dの下面には導体層2eが被着されており、絶縁層1eの下面には導体層2fが被着されている。導体層2eの一部は絶縁層1dのビアホール9内に充填されて導体層2bに電気的に接続されており、導体層2fの一部は絶縁層1eのビアホール9内に充填されて導体層2eに電気的に接続されている。
絶縁層1aの上下面に絶縁層1b〜1eを積層するには、まず絶縁層1b、1d用の未硬化の絶縁フィルムを絶縁層1aの上下面に貼着し、これを熱硬化させるとともにレーザ加工によりビアホール9を穿孔し、さらにその上に同様にして絶縁層1c、1e用の未硬化の絶縁フィルム貼着し、これを熱硬化させるとともにレーザ加工によりビアホール9を穿孔することによって形成される。なお、各絶縁層1b〜1eの表面およびビアホール9内に被着された導体層2c〜2fは、各絶縁層1b〜1eを形成する毎に各絶縁層1b〜1eの表面およびビアホール9内に5〜50μm程度の厚みの銅めっき膜を公知のセミアディティブ法により所定のパターンに被着させることによって形成される。
ソルダーレジスト層3a、3bは、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から成る。ソルダーレジスト層3a、3bの厚みはそれぞれ10〜30μm程度である。これらのソルダーレジスト層3a、3bは、最表層の導体層2d、2fを外部から保護するとともに導体層2d、2fからなる配線導体同士の電気的な絶縁信頼性を良好に確保するためのものである。このようなソルダーレジスト層3a、3bは、例えばアクリル変性エポキシ樹脂等の感光性を有する熱硬化性樹脂を含むペーストまたはフィルムを最表層の絶縁層1c、1e上に積層するとともに、そのペーストまたはフィルムを所定のパターンに露光および現像した後、熱硬化させることにより形成される。
ところで、このような配線基板10は、一辺が数〜数十mmと小さいことから、図2に示すように、大型のパネルP中に多数個の配線基板10を縦横の並びに一体的に形成した後、図3に示すように、各配線基板10の境界に沿ってダイシングマシーンにより切断することにより、多数個を同時集約的に製造する方法が採用されている。
そして、本例の配線基板10においては、図4に示すように、その側面にバーコードCが形成されている。バーコードCは、導体層2a〜2fの一部をパネルPの切断により各配線基板10の側面に露出させることにより形成されている。具体的には、図5に示すように、パネルP中の配線基板10における外周部に、導体層2a〜2fの何れかから成るバーコードC形成用のパターンCPを、その一部が切断部位Dに突出するように設けておき、そのパターンCPをパネルPの切断時に同時に切断してパターンCPの切断面を各配線基板10の側面に露出させることにより形成される。このように、配線基板10によれば、切断面である側面に、導体層2a〜2fの切断面を露出させて成るバーコードCが形成されていることから、絶縁基板1の主面にバーコードを設けるための十分な面積を確保することが困難な場合であっても、所定の情報量を有するバーコードを設けた配線基板10を提供することができる。
なお、パネルP中に一体的に形成された各配線基板10のそれぞれにバーコードC形成用のパターンCPを設ける場合、サブトラクティブ法やセミアディティブ法でパターン形成に用いられるマスクパターンを形成する際、ダイレクトイメージ露光によりマスクパターンを形成し、製造ロット番号やロット中のパネル番号、パネル中での位置等の情報を含むようにパターンCPを配線基板10毎に設けることが好ましい。なお、パターンCPは配線導体から独立した独立パターンとして設けることが好ましいが、電源用やグランド用のベタパターンがある場合、そのベタパターンの一部により形成してもよい。
1 絶縁基板
1a〜1e 絶縁層
2a〜2f 導体層
10 配線基板
C バーコード

Claims (1)

  1. 樹脂系絶縁材料から成る複数の絶縁層が積層された絶縁基板の表面および絶縁層間に導体層から成る配線導体が配設されてなる配線基板であって、前記絶縁基板の側面が切断面で形成されているとともに該側面に、前記導体層の切断面を露出させて成るバーコードが形成されていることを特徴とする配線基板。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200690A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Nec Corp 印刷配線板
JP2006210387A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Nec Saitama Ltd 配線板、読取装置、及び配線板情報読取システム

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