JP2014124092A - モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロータ10Aの極数X1とステータ20のスロット数X2との比X1:X2が(2n):(3n)(nは自然数)となるように構成されたモータMにおいて、マグネット13の磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦230°の範囲内のいずれかに設定される。
【選択図】図2
Description
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2は、インナロータ型のブラシレスモータMを示す。本実施形態のモータMに用いるロータ10Aは、回転軸11の外周面に磁性金属材料よりなる略円環状のロータコア12が固着されており、該コア12の周方向にN極のマグネット13が4個配置されるとともに、コア12に一体形成された突極12aが各マグネット13間に配置され、該突極12aをS極として機能させる8磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。また、ステータ20には、ステータコア21の12個のティース21aにコイル22が巻回された12磁極で構成されたものが用いられる。つまり、本実施形態のブラシレスモータMは、ロータ10Aの極数X1とステータ20のスロット数X2(ティースの数)との比X1:X2が8:12、即ち(2n):(3n)で「n」が4となっている。
(1)本実施形態では、ロータ10Aの極数X1とステータ20のスロット数X2との比X1:X2が(2n):(3n)(nは自然数)となるように構成されたモータMにおいて、マグネット13の磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦230°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、θ1=180°、即ちマグネット13と突極12aとの各磁極占有角度θ1,θ2を構造的に同じとする一般的な構造としたときよりも、トルクの低下を抑えつつトルクリップルの低減を図ることができ(図3参照)、ロータ10Aの回転性能の向上に寄与できる。
・上記第1実施形態では、マグネット13の磁極占有角度θ1を208°≦θ1≦216°の範囲内に設定したが、これよりも広い200°≦θ1≦220°の範囲内においてもトルクリップルを90%まで低減できるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。更にこれよりも広い180°<θ1≦230°の範囲内においても、マグネット13と突極12aとの各磁極占有角度θ1,θ2を構造的に同じとする一般的な構造としたときよりもトルクリップルの低減を図ることができるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
(5)本実施形態では、ロータ10Bの極数X1とステータ20のスロット数X2との比X1:X2が(3n−2):(3n)(nは4以上の偶数)となるように構成されたモータMにおいて、マグネット13の磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦210°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、θ1=180°、即ちマグネット13と突極12aとの各磁極占有角度θ1,θ2を構造的に同じとする一般的な構造としたときよりも、トルクの低下を抑えつつトルクリップルの低減を図ることができ(図7参照)、ロータ10Bの回転性能の向上に寄与できる。
・上記第2実施形態では、マグネット13の磁極占有角度θ1を188°≦θ1≦198°の範囲内に設定したが、これよりも広い184°≦θ1≦202°の範囲内においてもトルクリップルを85%まで低減できるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。更にこれよりも広い180°<θ1≦210°の範囲内においても、マグネット13と突極12aとの各磁極占有角度θ1,θ2を構造的に同じとする一般的な構造としたときよりもトルクリップルの低減を図ることができるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。
・上記第3実施形態では、マグネット13の磁極占有角度θ1を185°≦θ1≦195°の範囲内に設定したが、これよりも広い182°≦θ1≦197°の範囲内においてもトルクリップルを98%まで低減できるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。更にこれよりも広い180°<θ1≦200°の範囲内においても、マグネット13と突極12aとの各磁極占有角度θ1,θ2を構造的に同じとする一般的な構造としたときよりもトルクリップルの低減を図ることができるため、この範囲内のいずれかに設定してもよい。
また、本発明の上記第1〜3実施形態に、以下の第4〜第9実施形態に示すような構成を加えてもよい。
以下、第4実施形態を図面に従って説明する。
図12及び図13は、インナロータ型のブラシレスモータMを示す。本実施形態のモータMに用いるロータ10Dは、回転軸11の外周面に磁性金属材料よりなる略円環状のロータコア12が固着されており、該コア12の周方向にN極のマグネット13が7個配置されるとともに、コア12に一体形成された突極12aが各マグネット13間に配置され、該突極12aをS極として機能させる14磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。尚、ステータ20には、ステータコア21の12個のティース21aにコイル22が巻回された12磁極で構成されたものが用いられる。マグネット13及び突極12aは、ロータ10Dの外周部に等角度間隔で交互に設けられている。
(14)本実施形態では、ステータ20に対するロータ10Dの空隙S2のうち、マグネット13側の空隙距離(最短空隙距離)Aと突極12a側の空隙距離(最短空隙距離)Bとの比B/Aが、0.3≦B/A<1の範囲内のいずれかに設定されている。これにより、モータトルクの増大とトルクリップル(トルク脈動)の増加の抑制との両立を図ることができ(図15及び図16参照)、ロータ10Dの回転性能の向上を図ることができる。つまり、回転性能の向上したモータMとして提供することができる。
以下、第5実施形態を図面に従って説明する。
図17に示すように、本実施形態のロータ10Dでは、突極12aの外側面12cの湾曲形状の曲率が大きくされ(曲率は外側面12c全体で一定)、突極12aの外側面12cの周方向中央部が周方向両端部よりも径方向外側に相対的に凸なるように構成されている。即ち、ステータ20のティース21aの先端面を繋ぐ円周と同曲率で突極12aの最外周部となる周方向中央部を通過する基準の円周C1に対し、周方向端部ほど曲線的に後退側に好適に離間する構成とされている。
(16)本実施形態では、突極12aの外側面12cにおいて周方向中央部での空隙距離(最短空隙距離)Bと周方向端部での空隙距離Cとの比C/Bが、2≦C/B≦5の範囲内のいずれかに設定されている。これにより、ステータ20側が受けるラジアル力のその脈動を低減できるため(図18参照)、モータMの低振動化を図ることができる。
・上記第4及び第5実施形態についての数値範囲は、状況等に応じて適宜変更してもよい。
以下、第6実施形態を図面に従って説明する。
図19及び図20は、インナロータ型のブラシレスモータに用いられる本実施形態のロータ10Eを示す。ロータ10Eは、回転軸11の外周面に磁性金属材料よりなる略円環状のロータコア12が固着されており、該コア12の周方向にN極のマグネット13が7個配置されるとともに、コア12に一体形成された突極12aが各マグネット13間に配置され、該突極12aをS極として機能させる14磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。尚、図示しないステータには、例えば12個のティースにコイルが巻回された12磁極で構成されたものが用いられる。マグネット13及び突極12aは、ロータ10Eの外周部に等角度間隔で交互に設けられている。
(17)本実施形態では、突極12aはその外側面(表面)12cの全体が一定の曲率を以て湾曲形状をなし、その外側面12cの曲率の半径r1と基準の円周C2の半径Rとの比r1/Rが、0.2≦r1/R≦0.8の範囲内のいずれかに設定されている。つまり、この範囲内では、突極12aの外側面12cの周方向両端部が基準の円周C2から曲線的に後退側に次第に離間する構成となる。これにより、突極12aの周方向両端部ほどステータとの空隙が次第に拡大するため、それに伴って突極12aの磁極端部付近での磁束密度の突出変化度合いが小さくなり、また磁極中央部付近では磁束密度の落ち込み度合いも小さくなる。そのため、マグネット13と突極12aとの間に空隙Sを設けてロータ10Eの磁束密度の急峻な変化の抑制を図るのに加え、その磁束密度の急峻な変化が一層抑制され、トルク脈動の一層の低減を図ることができる。また、突極12aの外側面12cの曲率の半径r1と基準の円周C2の半径Rとの比r1/Rが、0.2≦r1/R≦0.8の範囲内のいずれかに設定されることから、モータトルクの低下が抑制されつつ、トルクリップルの一層の低減がなされ、トルク脈動の一層の低減が図られる(図22及び図23参照)。このことは、モータの高出力・低振動化に寄与できる。
以下、第7実施形態を図面に従って説明する。
上記第6実施形態では、突極12aの外側面12c全体の曲率度合いを適正化する態様であったが、本実施形態では図24に示すように、突極12aの周方向両端の角部12dのR形状の曲率度合いが適正化され、突極12aの外側面12cが周方向中央部から端部に向かうほど、ステータに対して好適に離間するように構成されている。
(18)本実施形態では、突極12aはその周方向両端の角部12dがR形状をなし、その角部12dの曲率の半径r2と突極12aの突出長さhとの比r2/hが、0.2≦r2/h≦0.9の範囲内のいずれかに設定されている。つまり、この範囲内で突極12aを構成することで、突極12aの外側面12cの周方向両端部が基準の円周C2から曲線的に後退側に次第に離間するため、上記した第6実施形態の効果と同様に、ロータ10Eの磁束密度の急峻な変化が一層抑制され、トルク脈動の一層の低減を図ることができる。また、突極12aの角部12dの曲率の半径r2と突極12aの突出長さhとの比r2/hが、0.2≦r2/h≦0.9の範囲内のいずれかに設定されることから、モータトルクの低下が抑制されつつ、トルクリップルの一層の低減がなされ、トルク脈動の一層の低減が図られる(図25及び図26参照)。このことは、モータの高出力・低振動化に寄与できる。
以下、第8実施形態を図面に従って説明する。
上記第6及び第7実施形態では、突極12aの外側面12cや角部12dの曲率度合いを適正化する態様であったが、本実施形態では図27及び図28に示すように、マグネット13の外側面13bの曲率度合いが適正化され、マグネット13の外側面13bが周方向中央部から端部に向かうほど、ステータに対して好適に離間するように構成されている。
(19)本実施形態では、マグネット13はその外側面(表面)13bの全体が一定の曲率を以て湾曲形状をなし、その外側面13bの曲率の半径r3と基準の円周C2の半径Rとの比r3/Rが、0.4≦r3/R≦0.8の範囲内のいずれかに設定されている。つまり、この範囲内でマグネット13を構成することで、マグネット13の外側面13bの周方向両端部が基準の円周C2から曲線的に後退側に次第に離間するため、上記した第6実施形態の効果と同様に、ロータ10Eの磁束密度の急峻な変化が一層抑制され、トルク脈動の一層の低減を図ることができる。また、マグネット13の外側面13bの曲率の半径r3と基準の円周C2の半径Rとの比r3/Rが、0.4≦r3/R≦0.8の範囲内のいずれかに設定されることから、モータトルクの低下が抑制されつつ、トルクリップルの一層の低減がなされ、トルク脈動の一層の低減が図られる(図30及び図31参照)。このことは、モータの高出力・低振動化に寄与できる。
・上記第6〜第8実施形態についての数値範囲は、状況等に応じて適宜変更してもよい。
以下、第9実施形態を図面に従って説明する。
図32及び図33は、インナロータ型のブラシレスモータMを示す。本実施形態のモータMに用いるロータ10Fは、回転軸11の外周面に磁性金属材料よりなる略円環状のロータコア12が固着されており、該コア12の周方向にN極のマグネット13が7個配置されるとともに、コア12に一体形成された突極12aが各マグネット13間に配置され、該突極12aをS極として機能させる14磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。尚、ステータ20には、ステータコア21の12個のティース21aにコイル22が巻回された12磁極で構成されたものが用いられる。マグネット13及び突極12aは、ロータ10Fの外周部に等角度間隔で交互に設けられている。
(20)本実施形態のロータ10Fは、マグネット13よりも突極12aが径方向外側に相対的に突出するように構成されており、隣接の突極12a間においてマグネット13を覆うためのカバー部材14が突極12aよりも突出しないように突極12aの側面先端側に係止されて設けられている。つまり、突極12aには当然ながらカバー部材14が必要ないため突極12aをカバー部材14にて覆わない構成とするのに加え、マグネット13が突極12aよりも相対的に後退させているその後退分のスペースにカバー部材14を配置して突極12aよりもカバー部材14が径方向外側に突出しない構成とすることで、突極12a部分とステータ20との空隙S2、即ち磁気的な離間距離を極めて小さいまま維持することができる。これにより、突極12aとステータ20との間の磁気抵抗を小さいまま維持することができ、モータMの出力低下の抑制を図ることができる。
・上記第9実施形態では、マグネット13の飛散防止のためのカバー部材14を突極12aの先端部に設けた係止溝12fに嵌挿して固定したが、固定態様はこれに限定されるものではない。
(付記1)ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置されるとともに、前記ロータコアの一体形成された突極が各マグネット間に空隙を以て配置され、前記突極を他方の磁極として機能するように構成されたロータであって、ステータに対するロータの空隙のうち、前記マグネット側の最短空隙距離Aと前記突極側の最短空隙距離Bとの比B/Aが、0.3≦B/A<1の範囲内に設定されていることを特徴とするロータ。
前記突極の表面にて周方向中央部よりも周方向端部側が後退する形状をなすものであり、周方向中央部での最短空隙距離Bと周方向端部での空隙距離Cとの比C/Bが、2≦C/B≦5の範囲内に設定されていることを特徴とするロータ。
この構成によれば、突極の表面は、一定の曲率の湾曲形状にて形成される。このような湾曲形状をなす突極の表面にかかる空隙距離比C/Bが適正に設定され、モータの低振動化が図られる。
(付記13)付記1〜12のいずれか1つに記載のロータを備えたことを特徴とするモータ。
(付記16)ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置されるとともに、前記ロータコアの一体形成された突極が各マグネット間に配置され、前記突極を他方の磁極として機能するように構成されたロータと、該ロータと対向するステータとからなるモータであって、
前記ロータの極数X1と前記ステータのスロット数X2との比X1:X2が(2n):(3n)(nは自然数)となるように構成され、
前記マグネットと前記突極との間をその起点と終点とした各磁極占有角度(電気角)をθ1,θ2とし、θ1+θ2=360°であり、
前記突極における磁束密度は、磁極中央部付近が磁極端部付近よりも落ち込むように変化するものであって、
前記マグネットの磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦230°の範囲内に設定されていることを特徴とするモータ。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(2n):(3n)(nは自然数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、200°≦θ1≦220°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルをより低減でき(図3参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(2n):(3n)(nは自然数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、208°≦θ1≦216°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルを更に低減でき(図3参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
前記ロータの極数X1と前記ステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n−1):(3n)(nは3以上の奇数)、又は(3n−2):(3n)(nは4以上の偶数)となるように構成され、
前記マグネットと前記突極との間をその起点と終点とした各磁極占有角度(電気角)をθ1,θ2とし、θ1+θ2=360°であり、
前記突極における磁束密度は、磁極中央部付近が磁極端部付近よりも落ち込むように変化するものであって、
前記マグネットの磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦210°の範囲内に設定されていることを特徴とするモータ。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n−1):(3n)(nは3以上の奇数)、又は(3n−2):(3n)(nは4以上の偶数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、184°≦θ1≦202°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルをより低減でき(図7参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n−1):(3n)(nは3以上の奇数)、又は(3n−2):(3n)(nは4以上の偶数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、188°≦θ1≦198°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルを更に低減でき(図7参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
前記ロータの極数X1と前記ステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n+1):(3n)(nは奇数)、又は(3n+2):(3n)(nは偶数)となるように構成され、
前記マグネットと前記突極との間をその起点と終点とした各磁極占有角度(電気角)をθ1,θ2とし、θ1+θ2=360°であり、
前記突極における磁束密度は、磁極中央部付近が磁極端部付近よりも落ち込むように変化するものであって、
前記マグネットの磁極占有角度θ1が、180°<θ1≦200°の範囲内に設定されていることを特徴とするモータ。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n+1):(3n)(nは奇数)、又は(3n+2):(3n)(nは偶数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、182°≦θ1≦197°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルをより低減でき(図11参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
この構成によれば、ロータの極数X1とステータのスロット数X2との比X1:X2が(3n+1):(3n)(nは奇数)、又は(3n+2):(3n)(nは偶数)となるように構成されたモータにおいて、マグネットの磁極占有角度θ1が、185°≦θ1≦195°の範囲内のいずれかに設定される。これにより、トルクリップルを更に低減でき(図11参照)、ロータの回転性能の向上に寄与できる。
Claims (1)
- ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数配置されるとともに、前記ロータコアの一体形成された突極が各マグネット間に配置され、前記突極を他方の磁極として機能するように構成されたロータと、該ロータと対向するステータとからなるモータであって、
前記マグネットと前記突極との間をその起点と終点とした各磁極占有角度(電気角)をθ1,θ2とし、θ1+θ2=360°であり、
前記突極における磁束密度は、磁極中央部付近が磁極端部付近よりも落ち込むように変化するものであって、
前記マグネットの磁極占有角度θ1が前記突極の磁極占有角度θ2よりも大きいことを特徴とするモータ。
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