JP2014122005A - 車両用ドアフレーム及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアフレーム5は、意匠面を構成する外壁部21と当該外壁部21に対向する内壁部22とを備えた第1部材41と、対向する一対の側壁45を有して当該各側壁45の先端部が第1部材41の内壁部22に接続されることにより、外壁部21よりも車内側となる位置に中空状の構造部26を形成する第2部材42とを備える。また、内壁部22の第1側端部47Aには、外壁部21との対向面22a側に向かって延びる端壁部48が設けられる。そして、第2部材42の第1側壁45Aには、その先端部45aに、基端側(基壁44側)に折り返されることにより内側に上記内壁部22の端壁部48を挟み込む折返部50が形成される。
【選択図】図2
Description
上記構成によれば、簡素な構成にて、容易にシール部材の保持部を形成することができる。また、貫通孔に挿通された第1部材の挿入部を第2側壁との接合箇所に設定することにより、その接合処理によって当該接合箇所に変形が生じた場合であっても、そのシール部材の保持部形状を維持することができる。そして、これにより、より確実にシール部材を保持することができる。
上記構成によれば、容易且つ確実に、その貫通孔に挿通された挿入部と第2側壁とを締結することができるようになる。
上記構成によれば、容易且つ確実に、その第1部材の内壁部と第2部材の側壁との接続部分を接合(締結)することができる。そして、これにより、その第1部材と第2部材との接続作業を容易化することができる。
上記各構成によれば、高い接続強度を確保しつつ、溶接やリベット締結等のような煩雑な接合作業が施される箇所を低減して、その第1部材と第2部材との接続作業を容易化することができる。
図1に示すように、本実施形態の車両ドア1は、図示しない車両ボディに支持されたドア本体2と、このドア本体2の上方に設けられることにより当該ドア本体2の上端から出没する態様で上下動するウィンドガラス3の窓枠を構成するドアフレーム5とを備えている。
次に、本実施形態におけるドアフレームの分割構造及び分割された構成部品の接続構造について説明する。
即ち、図5のフローチャートに示すように、ドアフレーム5を構成する第1部材41及び第2部材42の組み付けは、先ず、第1部材41側の第1側端部47Aに形成された端壁部48(の先端)に対して、第2部材42側の第1側壁45Aに形成された折曲部54を掛合させることにより行われる(ステップ101)。
(1)ドアフレーム5は、意匠面を構成する外壁部21と当該外壁部21に対向する内壁部22とを備えた第1部材41と、対向する一対の側壁45を有して当該各側壁45の先端部が第1部材41の内壁部22に接続されることにより、外壁部21よりも車内側となる位置に中空状の構造部26を形成する第2部材42とを備える。また、内壁部22の第1側端部47Aには、外壁部21との対向面22a側に向かって延びる端壁部48が設けられる。そして、第2部材42の第1側壁45Aには、その先端部45aに、基端側(基壁44)に折り返されることにより内側に上記内壁部22の端壁部48を挟み込む折返部50が形成される。
上記構成によれば、車両の前後方向に作用する力を、第1部材41側の挿入部52と当該挿入部52が挿通される第2部材42側の貫通孔51(当該貫通孔51が形成された第2側壁45Bの先端部45b)とによって受けることができる。そして、特に、先端部45aに折返部50を有して内壁部22の第1側端部47A(の端壁部48)に接続される第1側壁45Aの接続構造と組み合わせることによって、より効果的に、構造部26の剛性を高めることができる。
(9)第2部材42の第2側壁45Bは、外壁部21及び内壁部22に交差する方向(車両内外方向)に延設された接続壁23の延長線上に配置される。これにより、車両内外方向の剛性を更に高めることができる。
・上記実施形態では、外壁部21の外表面が直接的に意匠面Sを構成することとしたが、当該外壁部21がカバー等によって覆われることにより、そのドアフレーム5の意匠面Sが形成される構成であってもよい。
(イ)前記第2部材の第1側壁は、先端部に前記折返部を有して前記第2部材に接続されるとともに、前記第2部材の第2側壁は、前記内壁部に形成された貫通孔に挿入される挿入部を先端部に有して前記第2部材に接続されること、を特徴とする車両用ドアフレーム。
Claims (10)
- 意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、
対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、を備え、
前記内壁部の側端部には、前記外壁部との対向面側に向かって延びる端壁部が設けられるとともに、
前記側壁の先端部には、基端側に折り返されることにより内側に前記端壁部を挟み込む折返部が設けられた車両用ドアフレーム。 - 請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第2部材の第1側壁は、先端部に前記折返部を有して前記第1部材の内壁部に接続されるとともに、前記第2部材の第2側壁は、前記第1部材の内壁部に設けられた挿入部が挿通される貫通孔を先端部に有して前記内壁部に接続されること、
を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項2に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第2側壁における前記貫通孔よりも先端側の部分がドア開口部の側端面との間に介在されるシール部材の保持部を構成すること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項3に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材の内壁部には、前記貫通孔に挿通された前記挿入部との間に前記第2側壁を挟み込み可能な受け部が形成されること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材の内壁部と前記第2部材の側壁との接続部分には、かしめが施されること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記折返部は、前記第2部材の第1側壁に設けられたフランジ状の折曲部を更に折り曲げてなるとともに、
前記第2部材は、前記端壁部の先端に前記折曲部を掛合させるとともに前記端壁部の先端に対する前記折曲部の掛合部分を支点として回動させることにより、第2側壁の先端部が前記内壁部に対して接続可能な位置に配置されるように形成されてなること、
を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材及び第2部材は、一体に組み付けられることによりドア本体の上方において上下方向に延びる立柱部を構成するものであって、
前記第2部材は、前記立柱部が前記ドア本体に組み付けられた状態において該ドア本体に近い部分ほど前記構造部が太くなるように、前記外壁部及び前記内壁部に交差する内外方向の寸法が徐々に変更されてなること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、
対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、を備え、
前記内壁部の側端部には、前記外壁部との対向面側に向かって延びる端壁部が設けられるとともに、
前記側壁の先端部には、基端側に折り返されることにより内側に前記端壁部を挟み込む折返部が設けられた車両用ドアフレームの製造方法において、
前記第2部材の第1側壁に設けられた折曲部を前記端壁部の先端に掛合させる工程と、
前記端壁部の先端に対する前記折曲部の掛合部分を支点として第2側壁の先端部が前記内壁部に接続される位置に前記第2部材を回動させる工程と、
前記折曲部を更に折り曲げることにより前記折返部を形成する工程と、
を備えること、を特徴とする車両用ドアフレームの製造方法。 - 請求項8に記載の車両用ドアフレームの製造方法において、
前記第2部材を回動させる工程には、前記第2側壁の先端部に形成された貫通孔内に前記内壁部に形成された挿入部を挿入する工程を含むこと、
を特徴とする車両用ドアフレームの製造方法。 - 請求項8又は請求項9に記載の車両用ドアフレームの製造方法において、
前記第1部材の内壁部と前記第2部材の側壁との接続部分にかしめを施す工程を備えること、を特徴とする車両用ドアフレームの製造方法。
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JP2005212646A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Hirotec Corp | 車両用ドア |
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