JP2014118733A - パネルの固定装置および設置方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パネルPの一対の縁Peに縁材Gを装着すると共に、縁材Gを長尺材4に装着する工程と、一対の挟みパーツ1をレール状の取付部Hに組み付ける工程と、挟みパーツ1に一対の係合パーツ2を挿入する工程と、長尺材4を挟みパーツ1に摺動させて装着する工程と、係合ピン3を係合孔20および貫通孔10を貫通させて挿入し、係合ピン3を係合孔20に係合させることで、一対の係合パーツ2により挟みパーツ1が第2の方向Dに離れないように固定する工程とを備える。
【選択図】図3
Description
前記縁材Gに沿って延び前記縁材Gを保持する長尺材4と、
前記第1の方向D1に延びるレール状の取付部Hに取り付けられ、前記第1の方向D1に直交する第2の方向D2に2分割され、前記取付部Hを前記第2の方向D2に挟んで前記取付部Hに取り付けられると共に前記長尺材4が前記第1の方向D1に沿って移動可能な状態で装着される一対の挟みパーツ1と、
前記第2の方向D2から前記挟みパーツ1内に挿入されて前記第1の方向D1に互いに対面した状態で接した接面2Fを有し、前記挟みパーツ1同士を前記第2の方向D2に固定させるための一対の係合パーツ2と、
前記一対の挟みパーツ1に形成され前記パネルPの法面に直交する法線方向Zに貫通する貫通孔10と、
前記一対の係合パーツ2に前記接面2Fの一部を切り欠いて形成され、前記法線方向Zに貫通する係合孔20と、
前記法線方向Zから前記係合孔20および貫通孔10に挿入されて貫通し、前記係合孔20に対し前記第2の方向D2に係合して、前記一対の挟みパーツ1が互いに分離しないように固定する係合ピン3とを備える。
前記一対の挟みパーツ1を前記レール状の取付部Hに組み付ける工程と、
前記挟みパーツ1に前記一対の係合パーツ2を挿入する工程と、
前記長尺材4を前記挟みパーツ1に摺動させて装着する工程と、
前記係合ピン3を前記係合孔20および前記貫通孔10を貫通させて挿入し前記係合ピン3を前記係合孔20に係合させることで、前記一対の係合パーツ2により前記挟みパーツ1が前記第2の方向Dに離れないように固定する。
なお、本発明において、ゴム製の縁材Gおよび長尺材4はパネルPの一辺の全長にわたって設けられている必要はなく、部分的に設けられていてもよい。また、長尺材4は挟みパーツよりも長い長さを有していればよい。
前記係合ピン3は前記溝4Gに係合する第1係合部31と、前記挟みパーツ1の外面11に係合する第2係合部32とを有し、前記第1および第2係合部31,32の間に前記挟みパーツ1および長尺材4を挟んで前記長尺材4を前記挟みパーツ1に対して固定する。
図1に示すように、たとえば液晶パネルのようなパネルPは縦横にマトリクス状(行列状)に配置される。
すなわち、前記一対の挟みパーツ1の各パーツを前記ハゼHの左右から挟んで前記挟みパーツ1が前記ハゼHに取り付けられる。
後述するように、前記挟みパーツ1には前記長尺材4が前記第1の方向D1(図1)に沿って移動可能な状態で装着される。
すなわち、一対の挟みパーツ1の各パーツには一方のパーツの凸部(凹部)と他方のパーツの凹部(凸部)とが対応するように凸部と凹部とが互い違いに形成されている。
また、前記挟みパーツ1には前記係合パーツ2が前記第2の方向D2に挿入されると共に嵌合する嵌合孔12が形成されている。
一方、図3に示すように、前記ハゼHは前記第2の方向D2の外側に向かって延びる突条Hrを有している。
前記挟みパーツ1の底面と前記延出部14との間の間隙に前記ハゼHの前記突条Hrが係合することで、前記挟みパーツ1が前記ハゼHに取り付けられる。
図3に示すように、前記長尺材4の外側の溝4Hに前記縁部2Eが嵌合される。
なお、係合ピン3の頭部の形状や構造は特に限定されるものではなく、手で回転できるものでもよく、あるいは、工具が係合する形状であってもよい。
また、前記係合パーツ2を前記挟みパーツ1に装着する際に前記係合パーツ2の内側面2Wが前記嵌合孔12を形成する挟みパーツ1に当接するため、前記係合ピン3によって前記係合パーツ2が前記第2の方向D2に固定されると前記挟みパーツ1も同様に固定される。
前記係合ピン3は前記溝4Gに係合する第1係合部31と、前記挟みパーツ1の外面11に係合する第2係合部32とを有し、前記第1および第2係合部31,32の間に前記挟みパーツ1および長尺材4を挟んで前記長尺材4を前記挟みパーツ1に対して固定する。
予め、工場において、図2の前記パネルPの一対の縁Peに前記ジッパーガスケットGを装着すると共に、前記ジッパーガスケットGを長尺材4に装着して、パネルアセンブリApを得る。
まず、前記係合パーツ2を前記挟みパーツ1に装着する際に、前記係合パーツ2の縁部E2が前記挟みパーツ1の板状部15よりも内側とならないように設定する。このとき、前記挟みパーツ1に挿入されている前記係合パーツ2の係合孔20は上半分と下半分とが左右に若干ズレている。
次に、前記長尺材4を前記ハゼ把み具Arに装着した後、図示しない治具を前記係合パーツ2の係合孔20に挿通して90°回転させて前記係合パーツ2の各パーツを中央に向って引き寄せて前記係合パーツ2の縁部2Eを前記長尺材4の外側の溝4Hに係合させる。
この場合、前記長尺材4を前記ハゼ把み具Arの上方から装着することができる。
その後、前記係合ピン3によって、前記ハゼ把み具Arと前記長尺材4とを互いに離れないように固定する。
Ar:ハゼ把み具 R:レール部 C:把み部
P:パネル Pe:パネルの縁
G:ジッパーガスケット(縁材の一例)G0:本体部 G1:第1装着溝 G2:第2装着溝 G3:ジッパー
D1:第1の方向 D2:第2の方向 Z:法線方向
H:ハゼ(レール状の取付部の一例)F:外枠 Hr:突条
S:スペーサ Sa:間隙
1:挟みパーツ 10:貫通孔 11:外面 12:嵌合孔 13:凸部 14:延出部 15:板状部
2:係合パーツ 20:係合孔 2F:接面 2E:縁部 2W:内側面
2P:プラスチック層 2M:金属層
3:係合ピン 31:第1係合部 32:第2係合部
4:長尺材 40:装着部 4G:内側の溝 4H:外側の溝
Claims (7)
- パネルPの互いに向かい合う一対の縁Peに沿って第1の方向D1に延び当該縁Peに固定されるゴム製の縁材Gと、
前記縁材Gに沿って延び前記縁材Gを保持する長尺材4と、
前記第1の方向D1に延びるレール状の取付部Hに取り付けられ、前記第1の方向D1に直交する第2の方向D2に2分割され、前記取付部Hを前記第2の方向D2に挟んで前記取付部Hに取り付けられると共に前記長尺材4が前記第1の方向D1に沿って移動可能な状態で装着される一対の挟みパーツ1と、
前記第2の方向D2から前記挟みパーツ1内に挿入されて前記第1の方向D1に互いに対面した状態で接した接面2Fを有し、前記挟みパーツ1同士を前記第2の方向D2に固定させるための一対の係合パーツ2と、
前記一対の挟みパーツ1に形成され前記パネルPの法面に直交する法線方向Zに貫通する貫通孔10と、
前記一対の係合パーツ2に前記接面2Fの一部を切り欠いて形成され、前記法線方向Zに貫通する係合孔20と、
前記法線方向Zから前記係合孔20および貫通孔10に挿入されて貫通し、前記係合孔20に対し前記第2の方向D2に係合して、前記一対の挟みパーツ1が互いに分離しないように固定する係合ピン3とを備えるパネルの固定装置。 - 請求項1において、
前記挟みパーツ1および係合パーツ2は前記第1の方向D1に間欠的に複数組配置され前記挟みパーツ1および/または係合パーツ2には、前記長尺材4に対し前記法線方向Zに係合し、かつ、前記長尺材4が前記第1の方向D1にスライドして挿入されるのを許容するレール部Rが形成されている。 - 請求項1もしくは2の固定装置において、前記長尺材4の側面には前記第1の方向D1に沿って延びる溝4Gが形成され、
前記係合ピン3は前記溝4Gに係合する第1係合部31と、前記挟みパーツ1の外面11に係合する第2係合部32とを有し、前記第1および第2係合部31,32の間に前記挟みパーツ1および長尺材4を挟んで前記長尺材4を前記挟みパーツ1に対して固定する。 - 請求項1〜3のいずれか1項の固定装置において、前記挟みパーツ1には前記係合パーツ2が前記第2の方向D2に挿入されると共に嵌合する嵌合孔12が形成されている。
- 請求項1〜4のいずれか1項の固定装置において、前記係合パーツ2における前記係合孔20を定義する部位が、プラスチック層2Pと金属層2Mとが積層された素材で形成されている。
- 請求項1〜5のいずれか1項の固定装置において、前記ゴム製の縁材Gは、前記パネルPの縁Peが装着される第1装着溝G1と、ジッパーG3を装着するための第2装着溝G2とを備えたジッパーガスケットGで形成されている。
- 請求項1〜6のいずれか1項の固定装置を用いたパネルPの設置方法であって、
前記パネルPの一対の縁Peに前記縁材Gを装着すると共に、前記縁材Gを長尺材4に装着する工程と、
前記一対の挟みパーツ1を前記レール状の取付部Hに組み付ける工程と、
前記挟みパーツ1に前記一対の係合パーツ2を挿入する工程と、
前記長尺材4を前記挟みパーツ1に摺動させて装着する工程と、
前記係合ピン3を前記係合孔20および前記貫通孔10を貫通させて挿入し、前記係合ピン3を前記係合孔20に係合させることで、前記一対の係合パーツ2により前記挟みパーツ1が前記第2の方向Dに離れないように固定する工程とを備える。
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JP2007107345A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Nippon Tetsupan Kk | 太陽光発電外囲構造 |
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