JP2014117011A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減でき、下流側のパワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる電力変換装置を得ること。
【解決手段】電力変換装置は、複数のパワーモジュールと、前記複数のパワーモジュールが配列されたベース部と前記ベース部を介して前記複数のパワーモジュールを冷却する複数の放熱フィンとを有するヒートシンクと、前記複数のパワーモジュールの配列方向に沿って前記複数の放熱フィンの間に冷却風を送風させる送風部とを備え、前記ベース部は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部に開口部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
大容量の電力変換装置の場合、許容電流の観点から複数個のパワーモジュールをヒートシンク上に配置するが、ヒートシンクサイズの小型化のためにパワーモジュールは近接配置が希望される。そのためパワーモジュールは、ヒートシンクに設置されたファンの風路方向に直列に並べられる。
しかし、近接配置した場合、ヒートシンクを介してパワーモジュール同士の熱干渉が発生する。風路の上流(吸気側)から下流(排気側)にかけて温度が高くなり、パワーモジュール動作温度に不平衡が生ずる。
ここで、パワーモジュールは温度特性を持っているが、温度不平衡のため動作点が異なり特性にばらつきが出る。パワーモジュールは温度が高いほど発熱が大きいため、悪循環に陥りさらに特性が悪化する。
特許文献1には、風洞内に複数個の放熱フィンが直列に配置され複数個の放熱フィンの各々に受熱板を介して半導体素子が取り付けられた電力変換装置の冷却装置において、風洞を風の通路の風上側から風下側に行くにつれて絞って形成することが記載されている。これにより、特許文献1によれば、複数個の放熱フィンをほぼ均等に冷却できるので、各相の半導体素子の温度上昇値の差は低減されるとされている。
特許文献2には、複数の電子部品がファンにより生じる冷却風の向きの方向に並んでベース部に備えられる電子部品冷却構造において、ベース部に、複数の電子部品を隔てるように通気孔を形成することが記載されている。これにより、特許文献2によれば、冷却フィンに通気孔を通して冷却風が供給されるので、複数の電子部品の間での熱の移動が制限され、許容温度の異なる電子部品を同一の冷却ファンで冷却することが可能となるとされている。
特開2001−25254号公報 特開2010−165761号公報
特許文献1に記載の技術では、風洞内における受熱板の近傍を流れる風(空気)に着目した場合、上流側の半導体素子から受熱板及び放熱フィンを介して受けた熱を保持した風は、下流側の半導体素子の受熱板近傍の放熱フィン付近を流れるので、放熱フィンを介して上流側の半導体素子と下流側の半導体素子とが互いに熱干渉する可能性がある。
特許文献2に記載の技術では、通気孔が断面視において下流側の電子部品に近づくように傾斜しているので、通気孔に空気が吸い込まれる際に下流側の電子部品に直接あたる風が形成されやすい。電子部品に風が直接あたると、電子部品が電気的に劣化する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減でき、下流側のパワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる電力変換装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかる電力変換装置は、複数のパワーモジュールと、前記複数のパワーモジュールが配列されたベース部と前記ベース部を介して前記複数のパワーモジュールを冷却する複数の放熱フィンとを有するヒートシンクと、前記複数のパワーモジュールの配列方向に沿って前記複数の放熱フィンの間に冷却風を送風させる送風部とを備え、前記ベース部は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部に開口部を有することを特徴とする。
本発明によれば、各パワーモジュールの上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィンの間におけるパワーモジュール側の空間に導入できるので、放熱フィンを介した各パワーモジュール間における熱干渉を低減できる。また、各パワーモジュールの上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンを形成できるので、パワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる。すなわち、冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減でき、下流側のパワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる。
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図3は、実施の形態1における空気の流れを示す図である。 図4は、実施の形態2にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図5は、実施の形態2にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図6は、実施の形態2における空気の流れを示す図である。 図7は、実施の形態3にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図8は、実施の形態4にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図9は、実施の形態4における空気の流れを示す図である。 図10は、実施の形態5にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図11は、実施の形態6にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図12は、実施の形態7にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図13は、実施の形態7にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図14は、実施の形態8にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図15は、実施の形態8にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図16は、実施の形態9にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図17は、実施の形態9にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図18は、実施の形態1〜9の変形例における半導体素子の特性を示す図である。 図19は、比較例における空気の流れを示す図である。
以下に、本発明にかかる電力変換装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる電力変換装置1について説明する。
電力変換装置1は、例えば、直流電力を交流電力に変換し、変換された交流電力を負荷に供給することで負荷を駆動するインバータを有する。例えば、インバータは、複数の半導体素子を有し、複数の半導体素子をそれぞれ所定のタイミングでスイッチング動作させることで、直流電力を交流電力に変換する。このため、複数の半導体素子のそれぞれは、発熱しやすい。
インバータにおける各半導体素子は、例えば、1以上のパワーモジュールとして実装される。例えば、電力変換装置1が直流電力を3相の交流電力に変換する場合、インバータでは、3相に対応した6つのトランジスタ(例えば、IGBT又はFETなど)が用いられるが、各相ずつパワーモジュール化する場合、それぞれ2つの半導体素子を有する3つのパワーモジュールが必要になる。
あるいは、電力変換装置1が大容量の電力変換装置である場合、電力変換装置1は、複数のインバータを有し、複数のインバータで負荷を駆動する。例えば、インバータごとにパワーモジュール化する場合、それぞれ複数の半導体素子を有する複数のパワーモジュールが必要になる。
このように、電力変換装置1において、複数のパワーモジュールが必要になる場合、複数のパワーモジュールのそれぞれが発熱しやすいので、複数のパワーモジュールのそれぞれを冷却することが望まれる。このとき、複数のパワーモジュールをヒートシンクにおける平板状のベース部上に配置するが、ヒートシンクサイズの小型化のためにパワーモジュールは近接配置が希望される。そのためパワーモジュールは、ヒートシンクに設置されたファンの風路方向に直列に並べられる。
しかし、近接配置した場合、ヒートシンクを介してパワーモジュール同士の熱干渉が発生する。風路の上流(吸気側)から下流(排気側)にかけて温度が高くなり、パワーモジュール動作温度に不平衡が生ずる。
それに対して、例えば、図19に示すように、ベース部BS900における複数のパワーモジュールPM900−1,PM900−2の間に通気孔BS900aを設け、通気孔BS900aが断面視において下流側のパワーモジュールPM900−2に近づくように傾斜させることが考えられる。この場合、通気孔BS900aに空気が吸い込まれる際に下流側のパワーモジュールPM900−2に直接あたる風が形成されやすい。パワーモジュールPM900−2に風が直接あたると、パワーモジュールPM900−2が電気的に劣化する可能性がある。例えば、パワーモジュールPM900−2における絶縁体に腐食等による絶縁劣化が発生して、絶縁不良が発生すると、本来導通すべきでない箇所で短絡等が発生する可能性がある。あるいは、例えば、パワーモジュールPM900−2における導電体に腐食等による導電劣化が発生して、導通不良が発生すると、本来導通すべき箇所で断線等が発生する可能性がある。このように、パワーモジュールPM900−2が電気的に劣化すると、パワーモジュールPM900−2が誤動作する可能性がある。
そこで、実施の形態1では、電力変換装置1において、図1及び図2に示すように、ヒートシンクに関する構成を工夫することで、冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減しながら下流側のパワーモジュールに風が直接あたることの抑制を図る。図1は、電力変換装置1の構成を示す斜視図であり、図2は、電力変換装置1の構成を示す側面図である。
具体的には、電力変換装置1において、図1及び図2に示すように、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3、ヒートシンク10、及び送風部20を備える。
複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3は、例えば、送風部20による冷却風の送風方向に沿って一列に並んでいる。各パワーモジュールPM−1〜PM−3は、上記のように、1以上の(例えば、複数の)半導体素子を有し、その動作時に発熱しやすい。
ヒートシンク10は、ベース部11及び複数の放熱フィン12を有する。ベース部11には、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3が配列されている。複数の放熱フィン12は、ベース部11を介して複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3を冷却するように構成されている。例えば、複数の放熱フィン12は、ベース部11に対して、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の反対側に取り付けられている。
送風部20は、図2に示すように、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向に沿って複数の放熱フィン12の間に冷却風を送風させる。送風部20は、例えば、送風ファン21を有し、図2における左から右へ向かう方向へ吸気流が発生するように送風ファン21を回転駆動させることで、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向に沿って複数の放熱フィン12の間に冷却風を送風させる。
このとき、ヒートシンク10において、ベース部11は、図1及び図2に示すように、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、各段差部11a−1,11a−2に開口部11b−1,11b−2を有する。
例えば、複数の放熱フィン12のそれぞれは、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなる複数の部分を有する。例えば、複数の放熱フィン12は、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3に対応するように、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなる複数の第1の放熱フィンFIN1−1〜FINk−1、複数の第2の放熱フィンFIN1−2〜FINk−2、及び複数の第3の放熱フィンFIN1−3〜FINk−3を有する。また、例えば、ベース部11は、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3に対応するように、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなる第1のベース部BS−1、第2のベース部BS−2、及び第3のベース部BS−3を有する。
例えば、第1の放熱フィンFIN1−1〜FINk−1、第2の放熱フィンFIN1−2〜FINk−2、及び第3の放熱フィンFIN1−3〜FINk−3の下面を略均等な高さとした状態で、第1の放熱フィンFIN1−1〜FINk−1、第2の放熱フィンFIN1−2〜FINk−2、及び第3の放熱フィンFIN1−3〜FINk−3の上面に、それぞれ、第1のベース部BS−1、第2のベース部BS−2、及び第3のベース部BS−3を取り付けることで、ベース部11を、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成することができる。
また、例えば、第1のベース部BS−1、第2のベース部BS−2、及び第3のベース部BS−3の段差部11a−1,11a−2における第2の放熱フィンFIN1−2〜FINk−2、及び第3の放熱フィンFIN1−3〜FINk−3が露出された部分を開口部11b−1,11b−2とすることができる。すなわち、各段差部11a−1,11a−2は、第2のベース部BS−2又は第3のベース部BS−3の端部で形成された壁面BS−2a,BS−3aを上側に有するとともに、開口部11b−1,11b−2を下側に有する。
なお、開口部11b−1,11b−2のベース部11に沿った方向の幅及びベース部11に垂直な方向の幅は、例えば各パワーモジュールPM−1〜PM−3間における温度不平衡を許容上限レベル以下に低減でき、かつヒートシンク10のサイズが最小となる大きさとすることが好ましい。
次に、電力変換装置1の動作について、図2を用いて説明する。図2では、冷たい空気を破線で示し、熱い空気を実線で示している。
図2における一番下側を右方向に向かう矢印で示す空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−1の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。また、図2における段差部11a−1の開口部11b−1から導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−2の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。また、図2における段差部11a−2の開口部11b−2から導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−3の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。このように、ベース部11を冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成し、各段差部11a−1,11a−2に開口部11b−1,11b−2を有する構成することで、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12の間におけるパワーモジュールPM−1〜PM−3側の空間に導入できるので、各パワーモジュールPM−1〜PM−3間における熱干渉を低減できる。
次に、開口部11b−1,11b−2の近傍における空気の流れについて図3を用いて説明する。図3は、開口部11b−1近傍における空気の流れを例示的に示す図である。
例えば、図3に示すように、段差部11a−1の開口部11b−1から第2の放熱フィンFIN1−2〜FINk−2の間へ空気が吸い込まれる際に、開口部11b−1における上方の空気は、壁部BS−2aに沿って垂直下方に向う流れとなる。すなわち、一点鎖線囲った領域は、疑似的にエアーカーテンACのように機能し、図3中左側から下流側のパワーモジュールPM−2に向う空気をパワーモジュールPM−2の手前のエアーカーテンACで遮断することができる。このように、ベース部11を冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成し、各段差部11a−1,11a−2に開口部11b−1,11b−2を有する構成することで、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できるので、パワーモジュールPM−2に風が直接あたることを抑制できる。
以上のように、実施の形態1では、電力変換装置1において、ベース部11は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部11a−1,11a−2に開口部11b−1,11b−2を有する。これにより、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12の間におけるパワーモジュールPM−1〜PM−3側の空間に導入できるので、放熱フィン12を介した各パワーモジュールPM−1〜PM−3間における熱干渉を低減できる。また、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できるので、パワーモジュールPM−2に風が直接あたることを抑制できる。すなわち、冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減でき、下流側のパワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる。したがって、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の近接配置によるヒートシンク10のサイズ小型化と電力変換装置1の動作信頼性の向上とが可能となる。
また、実施の形態1では、ベース部11は、冷却風の送風方向に沿って配列された複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の間に段差部11a−1,11a−2の開口部11b−1,11b−2を有する。これにより、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12の間におけるパワーモジュールPM−1〜PM−3側の空間に導入でき、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できる。
なお、各パワーモジュールPM−1〜PM−3における各半導体素子は、例えば、半導体で形成され、例えば、シリコン又はGaAsで形成されていてもよい。
また、送風部20は、送風ファン21に代えて、複数の放熱フィン12の上流側に配置され、複数の放熱フィン12の間において上流側から下流側へ向かう排気流を発生させるファンを有してもよい。
また、実施の形態1では、3個のパワーモジュールPM−1〜PM−3について例示的に説明しているが、パワーモジュールの個数は2個であってもよいし、4個以上であってもよい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2にかかる電力変換装置1iについて説明する。以下では、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2が2個の場合について例示的に説明するとともに、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では、疑似的にエアーカーテンACを形成することでパワーモジュールに風が直接あたることの抑制を図っているが、実施の形態2では、パワーモジュールに風が直接あたりにくい位置から外気を導入するための外気導入路を設けることでパワーモジュールに風が直接あたることの抑制を図る。
具体的には、電力変換装置1iは、図4及び図5に示すように、ヒートシンク10に代えてヒートシンク10iを備えるとともに、外気導入路30iをさらに備える。図4は、外気導入路30iを取り付ける前の状態における電力変換装置1iの構成を示す図であり、図5は、外気導入路30iを取り付けた後の状態における電力変換装置1iの構成を示す図である。
ヒートシンク10iは、ベース部11i及び複数の放熱フィン12iを有する。ヒートシンク10iにおいて、ベース部11iは、図4及び図5に示すように、冷却風の送風方向に沿って平坦に形成されており、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間に開口部11b−1iを有する。
例えば、複数の放熱フィン12iのそれぞれは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する。例えば、複数の放熱フィン12iは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する複数の第1の放熱フィンFIN1−1i〜FINk−1iを有する。また、例えば、ベース部11iは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する第1のベース部BS−1iを有する。
例えば、第1の放熱フィンFIN1−1i〜FINk−1iの上面に第1のベース部BS−1iを取り付けることで、ベース部11iを、冷却風の送風方向に沿って均等な高さになるように形成することができる。このベース部11i上に開口部11b−1iを設ける。
なお、開口部11b−1iの複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の配列方向の幅及び配列方向に垂直な方向の幅は、例えば各パワーモジュールPM−1,PM−2間における温度不平衡を許容上限レベル以下に低減でき、かつヒートシンク10iのサイズが最小となる大きさとすることが好ましい。
外気導入路30iは、複数の放熱フィン12i側から外気を開口部11b−1i経由で複数の放熱フィン12iの間へ導入するように開口部11b−1iを覆う。
具体的には、図5に示すように、外気導入路30iは、第1の筒部31i、第2の筒部32−1i,32−2i、及び第3の筒部33−1i,33−2iを有する。第1の筒部31iは、開口部11b−1i(図4参照)を外側から覆いながらベース部11iから遠ざかるように延びている。例えば、第1の筒部31iは、ベース部11iに垂直な方向から透視した場合に、開口部11b−1iを囲むように延びている。また、例えば、第1の筒部31iは、ベース部11iに沿った方向から見た場合に、開口部11b−1iを覆う位置から、ベース部11iから遠ざかるように、例えば、パワーモジュールPM−1,PM−2より高い位置まで延びている。
第2の筒部32−1i,32−2iは、第1の筒部31iに連通しベース部11iに沿って平面視におけるベース部11iの外側まで延びている。第2の筒部32−1i,32−2iは、例えば、ベース部11iに沿った方向であってパワーモジュールPM−1,PM−2の配列方向と交差する方向に延びている。例えば、第2の筒部32−1iは、パワーモジュールPM−1,PM−2の配列方向と交差する方向における第1の筒部31iの一端から平面視におけるベース部11iの外側まで延びている。第2の筒部32−1iは、第1の筒部31iの一端において第1の筒部31iに連通されている。例えば、第2の筒部32−2iは、パワーモジュールPM−1,PM−2の配列方向と交差する方向における第1の筒部31iの他端から平面視におけるベース部11iの外側まで延びている。第2の筒部32−2iは、第1の筒部31iの他端において第1の筒部31iに連通されている。
第3の筒部33−1i,33−2iは、第2の筒部32−1i,32−2iに連通しベース部11iの外側で複数の放熱フィン12i側に延びている。第3の筒部33−1i,33−2iは、例えば、ベース部11iに(例えば垂直に)交差する方向であって複数の放熱フィン12i側に延びている。例えば、第3の筒部33−1iは、第2の筒部32−1iの第1の筒部31iに連通されている側と反対側の一端から側面視におけるベース部11iの上面より低い位置まで延びている(図6(a)参照)。第3の筒部33−1iは、第2の筒部32−1iの一端において第2の筒部32−1iに連通されている。例えば、第3の筒部33−2iは、第2の筒部32−2iの第1の筒部31iに連通されている側と反対側の一端から側面視におけるベース部11iの上面より低い位置まで延びている(図6(a)参照)。第3の筒部33−2iは、第2の筒部32−2iの一端において第2の筒部32−2iに連通されている。第3の筒部33−1i,33−2iは、それぞれ、複数の放熱フィン12i側の一端に、外気を導入するための開口を有する。
次に、電力変換装置1iの動作について、図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)は、主に、ヒートシンク10iの外部における空気の流れを示し、図6(b)は、主に、ヒートシンク10iの内部における空気の流れを示す。図6(a)、(b)では、冷たい空気を破線で示し、熱い空気を実線で示している。
図6(b)における一番下側を右方向に向かう矢印で示す空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−1の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。また、図6(b)における外気導入路30iを介して外部から導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−2の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。このように、外気導入路30iを設けて、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間の開口部11b−1iに外気導入路30iを介して外気を導入するように構成することで、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12iの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に導入できるので、各パワーモジュールPM−1,PM−2間における熱干渉を低減できる。
また、例えば、図6(a)に示すように、外気導入路30iから外気が吸い込まれる際に、外気導入路30iの先端(第3の筒部33−1i,33−2iにおける複数の放熱フィン12i側の一端)が例えばベース部11iの上面11iaより低い位置にあるので、ヒートシンク10iの外部における空気流が形成される空間を、2点鎖線より下側の空間に限定できる。これにより、2点鎖線より上側の空間における空気流の発生を抑制できるので、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたることを抑制できる。
以上のように、実施の形態2では、外気導入路30iが、複数の放熱フィン12i側から外気を開口部11b−1i経由で複数の放熱フィン12iの間へ導入するように開口部11b−1iを覆う。これにより、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたりにくい位置から外気を導入することができ、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたることを抑制できる。
また、実施の形態2では、外気導入路30iにおいて、第1の筒部31iが、開口部11b−1iを外側から覆いながらベース部11iから遠ざかるように延びている。第2の筒部32−1i,32−2iは、第1の筒部31iに連通しベース部11iに沿って平面視におけるベース部11iの外側まで延びている。第3の筒部33−1i,33−2iは、第2の筒部32−1i,32−2iに連通しベース部11iの外側で複数の放熱フィン12i側に延びている。これにより、開口部11b−1iを覆いながら、複数の放熱フィン12i側から外気を開口部11b−1i経由で複数の放熱フィン12iの間へ導入することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3にかかる電力変換装置1jについて説明する。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では、疑似的にエアーカーテンACを形成することでパワーモジュールに風が直接あたることの抑制を図っているが、実施の形態3では、パワーモジュールに風が直接あたりにくい位置から外気を導入するための外気導入路を設けることでパワーモジュールに風が直接あたることの抑制を図る。
具体的には、電力変換装置1jは、図7に示すように、外気導入路30j−1,30j−2をさらに備える。図7は、外気導入路30j−1,30j−2を取り付けた後の状態における電力変換装置1jの構成を示す図である。
外気導入路30j−1,30j−2は、複数の放熱フィン12側から外気を開口部11b−1,11b−2(図1参照)経由で複数の放熱フィン12の間へ導入するように開口部11b−1,11b−2を覆う。
具体的には、図7に示すように、外気導入路30j−1,30j−2は、第1の筒部31j、第2の筒部32−1j,32−2j、及び第3の筒部33−1j,33−2jを有する。第1の筒部31jは、開口部11b−1,11b−2(図1参照)を外側から覆いながらベース部11に沿うように延びている。例えば、第1の筒部31jは、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向から透視した場合に、開口部11b−1,11b−2を囲むように延びている。また、例えば、第1の筒部31jは、ベース部11に垂直な方向から見た場合に、開口部11b−1,11b−2を覆う位置から、ベース部11に沿うように、例えば、パワーモジュールPM−1,PM−2の近傍で且つパワーモジュールPM−1,PM−2より下流側の位置まで延びている。
第2の筒部32−1j,32−2jは、第1の筒部31jに連通しベース部11に沿って平面視におけるベース部11の外側まで延びている。第2の筒部32−1j,32−2jは、例えば、ベース部11に沿った方向であってパワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向と交差する方向に延びている。例えば、第2の筒部32−1jは、パワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向と交差する方向における第1の筒部31jの一端から平面視におけるベース部11の外側まで延びている。第2の筒部32−1jは、第1の筒部31jの一端において第1の筒部31jに連通されている。例えば、第2の筒部32−2jは、パワーモジュールPM−1〜PM−3の配列方向と交差する方向における第1の筒部31jの他端から平面視におけるベース部11の外側まで延びている。第2の筒部32−2jは、第1の筒部31jの他端において第1の筒部31jに連通されている。
第3の筒部33−1j,33−2jは、第2の筒部32−1j,32−2jに連通しベース部11の外側で複数の放熱フィン12側に延びている。第3の筒部33−1j,33−2jは、例えば、ベース部11に(例えば垂直に)交差する方向であって複数の放熱フィン12側に延びている。例えば、第3の筒部33−1jは、第2の筒部32−1jの第1の筒部31jに連通されている側と反対側の一端から側面視におけるベース部11の上面より低い位置まで延びている(図6(a)参照)。第3の筒部33−1jは、第2の筒部32−1jの一端において第2の筒部32−1jに連通されている。例えば、第3の筒部33−2jは、第2の筒部32−2jの第1の筒部31jに連通されている側と反対側の一端から側面視におけるベース部11の上面より低い位置まで延びている(図6(a)参照)。第3の筒部33−2jは、第2の筒部32−2jの一端において第2の筒部32−2jに連通されている。第3の筒部33−1j,33−2jは、それぞれ、複数の放熱フィン12側の一端に、外気を導入するための開口を有する。
次に、電力変換装置1jの動作について、実施の形態2と同様であるため、図6(a)、(b)を用いて説明する。
図6(b)における一番下側を右方向に向かう矢印で示す空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−1の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。また、図6(b)における外気導入路30j−1を介して外部から導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−2の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。さらに、図示しないが、外気導入路30j−2を介して外部から導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−3の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。このように、外気導入路30j−1,30j−2を設けて、複数のパワーモジュールPM−1〜PM−3の間の開口部11b−1,11b−2に外気導入路30j−1,30j−2を介して外気を導入するように構成することで、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12の間におけるパワーモジュールPM−1〜PM−3側の空間に導入できるので、各パワーモジュールPM−1〜PM−3間における熱干渉を低減できる。
また、例えば、図6(a)に示すように、外気導入路30j−1,30j−2から外気が吸い込まれる際に、外気導入路30j−1,30j−2の先端(第3の筒部33−1j,33−2jにおける複数の放熱フィン12側の一端)が例えばベース部11の上面より低い位置にあるので、ヒートシンク10jの外部における空気流が形成される空間を、2点鎖線より下側の空間に限定できる。これにより、2点鎖線より上側の空間における空気流の発生を抑制できるので、パワーモジュールPM−1〜PM−3に風が直接あたることを抑制できる。
以上のように、実施の形態3では、外気導入路30j−1,30j−2が、複数の放熱フィン12側から外気を開口部11b−1,11b−2経由で複数の放熱フィン12の間へ導入するように開口部11b−1,11b−2を覆う。これにより、パワーモジュールPM−1〜PM−3に風が直接あたりにくい位置から外気を導入することができ、パワーモジュールPM−1〜PM−3に風が直接あたることを抑制できる。
また、実施の形態3では、ベース部11は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部11a−1,11a−2に開口部11b−1,11b−2を有する。これにより、各外気導入路30j−1,30j−2について高さの異なる開口部11b−1,11b−2経由で複数の放熱フィン12の間へ外気を導入できるので、外気導入路30j−1,30j−2を介して導入された外気同士の熱干渉も抑制できる。
また、実施の形態3では、外気導入路30j−1,30j−2において、第1の筒部31jが、開口部11b−1を外側から覆いながらベース部11に沿うように延びている。第2の筒部32−1j,32−2jは、第1の筒部31jに連通しベース部11に沿って平面視におけるベース部11の外側まで延びている。第3の筒部33−1j,33−2jは、第2の筒部32−1j,32−2jに連通しベース部11の外側で複数の放熱フィン12j側に延びている。これにより、開口部11b−1,11b−2を覆いながら、複数の放熱フィン12側から外気を開口部11b−1,11b−2経由で複数の放熱フィン12の間へ導入することができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4にかかる電力変換装置1pについて説明する。以下では、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2が2個の場合について例示的に説明するとともに、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では、ヒートシンクを階段状にして段差部に開口部を形成することでパワーモジュールごとに外気を導入しているが、実施の形態4では、ヒートシンクをパワーモジュールごとに分割して隙間を形成することでパワーモジュールごとに外気を導入する。
具体的には、電力変換装置1pは、図8に示すように、ヒートシンク10(図1参照)に代えて、ヒートシンク10pを備える。ヒートシンク10pは、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2に対応して互いに分割された複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを有する。複数のヒートシンク体13−1p,13−2pは、例えば、1つのヒートシンク体13−1p,13−2pに1つのパワーモジュールPM−1,PM−2が配置されるように、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2に対応している。複数のヒートシンク体13−1p,13−2pは、冷却風の送風方向に沿って互いに隙間GPをあけて配置されている。複数のヒートシンク体13−1p,13−2pは、例えば、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間に隙間GPを有する。
なお、隙間GPにおける複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の配列方向の幅は、例えば各パワーモジュールPM−1,PM−2間における温度不平衡を許容上限レベル以下に低減でき、かつヒートシンク10pのサイズが最小となる大きさとすることが好ましい。
各ヒートシンク体13−1p,13−2pは、例えば、互いに同様の形状及び大きさを有する。各ヒートシンク体13−1p,13−2pは、例えば、ベース部11p及び複数の放熱フィン12pを有する。ヒートシンク体13−1p,13−2pにおいて、ベース部11pは、図8に示すように、冷却風の送風方向に沿って平坦に形成されている。
例えば、複数の放熱フィン12pのそれぞれは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する。例えば、複数の放熱フィン12pは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する複数の第1の放熱フィンFIN1−1p〜FINk−1pを有する。また、例えば、ベース部11pは、冷却風の送風方向に沿って均等な高さを有する第1のベース部BS−1pを有する。
例えば、第1の放熱フィンFIN1−1p〜FINk−1pの上面に第1のベース部BS−1pを取り付けることで、ベース部11pを、冷却風の送風方向に沿って均等な高さになるように形成することができる。
次に、電力変換装置1pの動作について、図9を用いて説明する。図9は、電力変換装置1pにおける空気の流れを示す図である。図9では、冷たい空気を破線で示し、熱い空気を実線で示している。
図9における一番下側を右方向に向かう矢印で示す空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−1の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。また、図9における隙間GPから導入された空気は、最初冷たい空気であるが、パワーモジュールPM−2の熱を受けて暖められた後、熱い空気として送風ファン21まで流れる。このように、ヒートシンク10pを複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間で分割して複数のヒートシンク体13−1p,13−2pとし、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pの間に隙間GPを有するように構成することで、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12の間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に導入できるので、各パワーモジュールPM−1,PM−2間における熱干渉を低減できる。
次に、隙間GPの近傍における空気の流れについて説明する。
例えば、図9に示すように、隙間GPからヒートシンク体13−2pの第1の放熱フィンFIN1−1p〜FINk−1pの間へ空気が吸い込まれる際に、隙間GPにおける上方の空気は、図3に示す場合と同様に、壁部BS−1pa(図8参照)に沿って垂直下方に向う流れとなる。すなわち、一点鎖線囲った領域は、疑似的にエアーカーテンACのように機能し、図3中左側から下流側のパワーモジュールPM−2に向う空気をパワーモジュールPM−2の手前のエアーカーテンACで遮断することができる。このように、ヒートシンク10pを複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間で分割して複数のヒートシンク体13−1p,13−2pとし、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pの間に隙間GPを有するように構成することで、各パワーモジュールPM−1〜PM−3の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できるので、パワーモジュールPM−2に風が直接あたることを抑制できる。
以上のように、実施の形態4では、ヒートシンク10pが、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2に対応して互いに分割された複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを有する。複数のヒートシンク体13−1p,13−2pは、冷却風の送風方向に沿って互いに隙間GPをあけて配置されている。これにより、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12pの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に導入できるので、放熱フィン12pを介した各パワーモジュールPM−1,PM−2間における熱干渉を低減できる。また、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できるので、下流側のパワーモジュールPM−2に風が直接あたることを抑制できる。すなわち、冷却風の上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの熱干渉を低減でき、下流側のパワーモジュールに風が直接あたることを抑制できる。
また、実施の形態4では、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pは、1つのパワーモジュールPM−1,PM−2が1つのヒートシンク体13−1p,13−2pに配置されるように、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2に対応している。すなわち、ヒートシンク10pを複数のパワーモジュールPM−1,PM−2の間で分割して複数のヒートシンク体13−1p,13−2pとする。これにより、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の個所で冷たい空気を複数の放熱フィン12pの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に導入でき、各パワーモジュールPM−1,PM−2の上流側の直前の空間に疑似的にエアーカーテンACを形成できる。
また、実施の形態4では、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pが、同様の形状及び大きさを有する。これにより、ヒートシンク10pの加工費・材料費を低減でき、電力変換装置1pの製造コストを低減できる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5にかかる電力変換装置1qについて説明する。以下では、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態4では、隙間GPが側面視において略I形状であるが、実施の形態5では、隙間GP1が側面視において略V形状になる。
具体的には、図10に示すように、電力変換装置1qの各ヒートシンク体13−1q,13−2qにおいて、複数の放熱フィン12qは図10に示すような構成になる。図10は、電力変換装置1qの構成を示す側面図である。例えば、複数の第1の放熱フィンFIN1−1q〜FINk−1qのそれぞれをベース部11pから遠ざかるに従って幅が広くなるようにする。すなわち、複数の第1の放熱フィンFIN1−1q〜FINk−1qのそれぞれは、側面視において、各第1の放熱フィンFIN1−1p〜FINk−1p(図9参照)が、図10に破線の丸で示す下流側の上部近傍の部分で上流側に傾くテーパを有するように切断された略台形状を有する。これにより、隙間GP1が側面視において略V形状になる。これにより、隙間GPから導入された空気を複数の放熱フィン12qの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に容易に導入できる(図10参照)。
このように、実施の形態5では、複数のヒートシンク体13−1q,13−2qの間の隙間GP1は、冷却風の送風方向に垂直な方向から見た場合に略V形状を有している。これにより、隙間GPから導入された空気を複数の放熱フィン12qの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に容易に導入でき、放熱フィン12pを介した各パワーモジュールPM−1,PM−2間における熱干渉を容易に低減できる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6にかかる電力変換装置1nについて説明する。以下では、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態4では、隙間GPが側面視において略I形状であるが、実施の形態6では、隙間GP1が側面視において略逆V形状になる。
具体的には、図11に示すように、電力変換装置1nの各ヒートシンク体13−1n,13−2nにおいて、複数の放熱フィン12nは図11に示すような構成になる。図11は、電力変換装置1nの構成を示す側面図である。例えば、複数の第1の放熱フィンFIN1−1n〜FINk−1nのそれぞれをベース部11pから遠ざかるに従って幅が狭くなるようにする。これにより、隙間GP2が側面視において略逆V形状になる。すなわち、複数の第1の放熱フィンFIN1−1n〜FINk−1nのそれぞれは、側面視において、各第1の放熱フィンFIN1−1p〜FINk−1p(図9参照)が、図11に破線の丸で示す上下流両側の下部近傍の部分で下上流側にそれぞれ傾くテーパを有するように切断された略逆等脚台形状を有する。これにより、図11に白抜き破線の矢印で示すように、パワーモジュールに風が直接あたりにくい位置で隙間GP2から複数の放熱フィン12nの間へ空気を導入できる。
このように、実施の形態6では、複数のヒートシンク体13−1n,13−2nの間の隙間GP2は、冷却風の送風方向に垂直な方向から見た場合に略V形状を有している。これにより、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたりにくい位置で隙間GP2から外気を導入することができ、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたることをさらに抑制できる。
また、実施の形態6では、複数の放熱フィン12nのそれぞれが、略逆等脚台形状を有する。これにより、ヒートシンク10nの配置体積を増やすことなく、複数の放熱フィン12nによるパワーモジュールPM−1,PM−2の熱拡散効果を向上させることができる。
実施の形態7.
次に、実施の形態7にかかる電力変換装置1rについて説明する。以下では、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態4では、複数のヒートシンク体のそれぞれにおけるベース部と放熱フィンとの位置関係が同様であるが、実施の形態7では、複数のヒートシンク体の間でベース部と放熱フィンとの位置関係を変化させる。
具体的には、図12に示すように、電力変換装置1rのヒートシンク10rにおいて、ヒートシンク体13−1rにおけるベース部11rと複数の放熱フィン12rとの位置関係が、ヒートシンク体13−2rにおけるベース部11rと複数の放熱フィン12rとの位置関係と異なる。例えば、ヒートシンク体13−1rにおけるベース部11rと複数の放熱フィン12rとの位置関係は、ヒートシンク体13−2rにおけるベース部11rと複数の放熱フィン12rとの位置関係と逆になっている。これにより、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2が冷却風の送風空間に対して上流と下流とで異なる面(例えば、右側面、左側面、上面のうちの異なる面)に位置するようになる。
このように、実施の形態7では、複数のヒートシンク体において、隣接するヒートシンク体の間でベース体と複数の放熱フィン体との位置関係が異なる。これにより、隣接するヒートシンク体を介した上流側のパワーモジュールと下流側のパワーモジュールとの間の熱干渉を低減できる。
実施の形態8.
次に、実施の形態8にかかる電力変換装置1sについて説明する。以下では、実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態4では、複数のヒートシンク体の間で隙間GPが形成される箇所に特に制限を設けていないが、実施の形態8では、隙間GP’が形成される箇所に制限を設ける。
具体的には、電力変換装置1sは、仕切板50s−1,50s−2をさらに備える。仕切板50s−1,50s−2は、例えば、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを両側から挟む。各仕切板50s−1,50s−2は、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを複数の放熱フィン12p(図8参照)側で側方から覆う。例えば、仕切板50s−1は、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを複数の放熱フィン12p側で第1の側方から覆う。また、仕切板50s−2は、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを複数の放熱フィン12p側で第1の側方と反対側の第2の側方から覆う。これにより、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pの間の隙間GP(図9参照)が上部の隙間GP’に制限される。このとき、仕切板50s−1,50s−2は、筐体を兼ねたものとすることもできる。
このように、実施の形態8では、仕切板50s−1,50s−2が、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pを複数の放熱フィン12p側で側方から覆う。これにより、隙間GP’から導入された空気を複数の放熱フィン12qの間におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間に容易に導入でき、放熱フィン12pを介した各パワーモジュールPM−1,PM−2間における熱干渉を容易に低減できる。
また、実施の形態8では、仕切板50s−1,50s−2は、筐体を兼ねたものとすることができる。これにより、追加部品が発生しないので、電力変換装置1sを低コストで製造できる。
実施の形態9.
次に、実施の形態9にかかる電力変換装置1tについて説明する。以下では、実施の形態8と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態8では、実施の形態4における隙間GPの下側を制限しているが、実施の形態9では、隙間GPのさらに上端側も制限する。
具体的には、電力変換装置1sは、第2の仕切板60t−1,60t−2をさらに備える。第2の仕切板60t−1,60t−2は、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pの隙間GP’におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の部分(隙間GP’における上端側の部分)を覆う。また、第2の仕切板60t−1,60t−2は、複数のパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間と複数の放熱フィン12p側の空間とを仕切る。すなわち、隙間GP’を仕切板50s−1,50s−2と第2の仕切板60t−1,60t−2との間の隙間GP”に制限する。これにより、ヒートシンク10pの外部における空気流が形成される空間を、第2の仕切板60t−1,60t−2より下側の空間に限定できる。これにより、第2の仕切板60t−1,60t−2より上側の空間における空気流の発生を抑制できるので、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたることを抑制できる。
以上のように、実施の形態9では、第2の仕切板60t−1,60t−2が、複数のヒートシンク体13−1p,13−2pの隙間GP’におけるパワーモジュールPM−1,PM−2側の部分を覆うとともに複数のパワーモジュールPM−1,PM−2側の空間と複数の放熱フィン12p側の空間とを仕切る。これにより、第2の仕切板60t−1,60t−2より上側の空間における空気流の発生を抑制できるので、パワーモジュールPM−1,PM−2に風が直接あたることを抑制できる。
なお、上記の実施の形態1〜実施の形態9において、各パワーモジュールにおける各半導体素子は、例えば、通常の半導体(例えば、シリコン又はGaAs)で形成されてもよいことが例示されているが、各半導体素子は、通常の半導体に代えて、ワイドバンドギャップ半導体で形成されてもよい。ワイドバンドギャップ半導体は、例えば、SiC、窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いて形成される半導体などである。
各パワーモジュールにおける各半導体素子をワイドバンドギャップ半導体で形成した場合、例えばSiCについて図18に示されるように、同じ動作電流で比較したときに損失をより低くできるので、同じ動作電流に対する発熱量を低減でき、各パワーモジュールをヒートシンク上により近接配置できる。すなわち、各パワーモジュールにおける各半導体素子をワイドバンドギャップ半導体で形成するとともに、上記の実施の形態1〜実施の形態9に従ってSiCデバイスに与える冷却特性を変えることにより、温度不平衡をさらに低減することができるため、SiCの低損失性を活かしたパワーモジュールの更なる近接配置と動作信頼性の向上とが可能となる。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、パワーモジュールの冷却に有用である。
1,1i,1j,1p,1q,1n,1r,1s,1t 電力変換装置、10,10i,10p ヒートシンク、20 送風部、30i,30j 外気導入路、PM パワーモジュール。

Claims (13)

  1. 複数のパワーモジュールと、
    前記複数のパワーモジュールが配列されたベース部と前記ベース部を介して前記複数のパワーモジュールを冷却する複数の放熱フィンとを有するヒートシンクと、
    前記複数のパワーモジュールの配列方向に沿って前記複数の放熱フィンの間に冷却風を送風させる送風部と、
    を備え、
    前記ベース部は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部に開口部を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記ベース部は、冷却風の送風方向に沿って配列された前記複数のパワーモジュールの間に前記段差部の前記開口部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 複数のパワーモジュールと、
    前記複数のパワーモジュールが配列されたベース部と前記ベース部を介して前記複数のパワーモジュールを冷却する複数の放熱フィンとを有し、前記ベース部が前記複数のパワーモジュールの間に開口部を有するヒートシンクと、
    前記複数のパワーモジュールの配列方向に沿って前記複数の放熱フィンの間に冷却風を送風させる送風部と、
    前記複数の放熱フィン側から外気を前記開口部経由で前記複数の放熱フィンの間へ導入するように前記開口部を覆う外気導入路と、
    を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 前記外気導入路は、
    前記開口部を外側から覆いながら延びた第1の筒部と、
    前記第1の筒部に連通し前記ベース部に沿って平面視における前記ベース部の外側まで延びた第2の筒部と、
    前記第2の筒部に連通し前記ベース部の外側で前記複数の放熱フィン側に延びた第3の筒部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記ベース部は、冷却風の送風方向に沿って階段状に高さが高くなるように形成されており、段差部に前記開口部を有する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電力変換装置。
  6. 複数のパワーモジュールと、
    前記複数のパワーモジュールが配列されたベース部と前記ベース部を介して前記複数のパワーモジュールを冷却する複数の放熱フィンとを有するヒートシンクと、
    前記複数のパワーモジュールの配列方向に沿って前記複数の放熱フィンの間に冷却風を送風させる送風部と、
    を備え、
    前記ヒートシンクは、前記複数のパワーモジュールに対応して互いに分割された複数のヒートシンク体を有し、
    前記複数のヒートシンク体は、冷却風の送風方向に沿って互いに隙間をあけて配置されている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  7. 前記複数のヒートシンク体は、1つのパワーモジュールが1つのヒートシンク体に配置されるように、前記複数のパワーモジュールに対応している
    ことを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記隙間は、冷却風の送風方向に垂直な方向から見た場合に略V形状を有している
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電力変換装置。
  9. 前記隙間は、冷却風の送風方向に垂直な方向から見た場合に略逆V形状を有している
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電力変換装置。
  10. 前記複数のヒートシンク体のそれぞれは、
    パワーモジュールが配置されるベース体と、
    前記ベース体を介して前記パワーモジュールを冷却する複数の放熱フィン体と、
    を有し、
    前記複数のヒートシンク体では、隣接するヒートシンク体の間で前記ベース体と前記複数の放熱フィン体との位置関係が異なる
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電力変換装置。
  11. 前記複数のヒートシンク体を前記複数の放熱フィン側で側方から覆う仕切板をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電力変換装置。
  12. 前記複数のヒートシンク体の隙間における前記パワーモジュール側の部分を覆うとともに前記複数のパワーモジュール側の空間と前記複数の放熱フィン側の空間とを仕切る第2の仕切板をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項11に記載の電力変換装置。
  13. 前記パワーモジュールは、ワイドバンドギャップ半導体で形成された半導体素子を有する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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