JP2016032367A - 電力変換装置 - Google Patents

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山中 泰礼
Yasuhiro Yamanaka
泰礼 山中
堺 雅史
Masafumi Sakai
雅史 堺
謙史郎 森下
Kenshiro Morishita
謙史郎 森下
和徳 野々山
Kazunori Nonoyama
和徳 野々山
裕一 坂口
Yuichi Sakaguchi
裕一 坂口
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Abstract

【課題】冷却効率を向上する。
【解決手段】インバータ10は、筐体ベース11aと、筐体ベース11aの前側に配置され、電力変換回路を構成する複数の電子部品を収納する本体部10Aと、筐体ベース11aの後側に配置され、一端が冷却風の吸気口121に接続された第1ダクト120Aと、ヒートシンクベース51及びフィン52を備え、ヒートシンクベース51の板面方向が第1ダクト120Aの延設方向に垂直となるように筐体ベース11aの後側に設置された第1ヒートシンク50と、筐体ベース11aの後側においてヒートシンクベース51に設置され、通電時に発熱するリアクトルLとを有する。
【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、電力変換装置に関する。
特許文献1には、複数の電子部品を有する本体部と冷却風が通風される風洞部とを有する電力変換装置が記載されている。
特開2012−228019号公報
上記電力変換装置において、冷却効率のさらなる向上を図る場合には、装置構成のさらなる最適化が要望される。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、冷却効率を向上できる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、筐体ベースと、前記筐体ベースの一方側に配置され、電力変換回路を構成する複数の電子部品を収納する本体部と、前記筐体ベースの他方側に配置され、一端が冷却風の吸気口に接続された第1ダクトと、第1ヒートシンクベース及び第1フィンを備え、前記第1ヒートシンクベースの板面方向が前記第1ダクトの延設方向に垂直となるように前記筐体ベースの他方側に設置された第1ヒートシンクと、前記筐体ベースの他方側において前記第1ヒートシンクベースに設置され、通電時に発熱する第1発熱部品と、を有する電力変換装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、筐体ベースと、前記筐体ベースの一方側に配置され、電力変換回路を構成する複数の電子部品を収納する本体部と、前記筐体ベースの他方側に配置され、冷却風が通風されるダクトと、前記ダクトに設置され、ヒートシンクベース及びフィンを備えたヒートシンクと、前記筐体ベースの他方側において前記ヒートシンクベースに設置され、通電時に発熱する発熱部品と、前記ヒートシンクベースの板面方向に垂直な方向に沿って前記ヒートシンクに前記冷却風を当てる手段と、を有する電力変換装置が適用される。
本発明の電力変換装置によれば、冷却効率を向上できる。
一実施形態の電力変換システムの全体構成の一例を表すシステム構成図である。 インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す斜視図である。 インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す斜視図である。 インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す模式的な平面図及び側断面図である。 コンデンサをヒートシンクで冷却する変形例における、インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す模式的な平面図及び側断面図である。 パワーモジュールを第1ヒートシンクに設置する変形例における、インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す模式的な平面図及び側断面図である。 ダクトを平面視略L字型とする変形例における、インバータの各構成要素の配置構成の一例を表す模式的な平面図及び側断面図である。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、原則として同一の符号で表し、これらの構成要素についての重複説明は、適宜省略する。また、図面中に注記された「前」「後」「左」「右」「上」「下」の方向は、本明細書中の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」と記述される方向にそれぞれ対応する。但し、一実施形態の電力変換装置の各構成の位置関係は、「前」「後」「左」「右」「上」「下」の概念に限定されるものではない。
<1.電力変換システムの全体構成>
まず、図1を参照しつつ、本実施形態の電力変換システムの全体構成の一例について説明する。
図1に示すように、電力変換システム1は、電力変換装置の一例であるインバータ(DC−ACコンバータ)10と、インバータ10に接続される、外部装置の一例である太陽電池アレイ20とを有する。
太陽電池アレイ20は、太陽光による光エネルギーを直接的に直流電力に変換してインバータ10に供給する。この太陽電池アレイ20は、相互接続された複数の太陽電池がパネル状に配列されて構成された太陽電池パネル(太陽電池モジュール)20aが複数枚配列されて構成され、例えば建屋の屋上等に設置される。そして、太陽電池アレイ20は、直列に接続された複数枚の太陽電池パネル20aのブロックをストリングとして、1以上のストリングを有し、各ストリングごとにインバータ10に接続され、各ストリングごとに直流電力をインバータ10に供給する。
なお、本実施形態では、外部装置として太陽電池アレイ20を用いる場合について説明するが、外部装置としては、電力変換装置に電力を供給可能な装置であればよく、太陽電池アレイ20以外の外部装置を用いてもよい。例えば、外部装置として、燃料電池等の電池や風力発電機等の発電機等を用いてもよい。
インバータ10は、太陽電池アレイ20から各ストリングごとに入力される直流電力を所定の交流電力(例えば単相交流電力)に変換して系統電源30に出力する。また、インバータ10には、電気器具40の電源接続用に端子(図示せず)が設けられており、この端子から電気器具40に接続することにより、インバータ10から電気器具40に交流電力を出力可能である。
このインバータ10は、筐体ベース11a(後述の図4(b)参照)と、筐体ベース11aの一方側の一例である前側に配置された本体部10Aと、筐体ベース11aの他方側の一例である後側に配置された風洞部10Bとを有する。なお、本体部10Aと風洞部10Bとの筐体ベース11aに対する位置関係を上記と反対にしてもよい。本体部10Aは、電力変換回路を構成する複数の電子部品(詳細は後述)と、これら複数の電子部品等を収納した本体ケース13とを有する。風洞部10Bは、冷却風が通風される風洞を形成するダクト120(後述の図2等参照)と、ダクト120等を収納したダクトケース12とを有する。本実施形態では、ダクトケース12及び本体ケース13は、それぞれ略直方体状の形状を備えるが、他の形状であってもよい。つまり、ダクトケース12及び本体ケース13は、筐体11を構成する。なお、筐体11は、1つのケースで構成されてもよい。
ダクトケース12の例えば外側四隅の近傍には、インバータ10を壁面(図示せず)に取り付けるための取付ブラケット18が設けられている。なお、図1以外の各図中では、取付ブラケット18の図示が省略されている。
本体ケース13には、閉じ状態とされた際に当該本体ケース13内に配置された複数の電子部品を覆う、開閉可能なフェイスプレート14が設けられている。フェイスプレート14には、当該フェイスプレート14の開閉操作を行うためのハンドル15と、各種表示を行う表示部16とが設けられている。
なお、本実施形態では、電力変換装置としてインバータ10を用いる場合について説明するが、電力変換装置としては、入力される電力を所定の電力に変換可能な装置であればよく、インバータ10以外の電力変換装置を用いてもよい。例えば、電力変換装置として、交流電力を直流電力に変換する装置(AC−DCコンバータ)、直流電力を別の直流電力に変換する装置(DC−DCコンバータ)、交流電力を別の交流電力に変換する装置(AC−ACコンバータ)等を用いてもよい。
なお、上記で説明した電力変換システム1の全体構成は、あくまで一例であり、上記以外の構成であってもよい。
<2.インバータの各構成要素の配置構成>
次に、図2、図3、及び図4(a)(b)を参照しつつ、インバータ10の各構成要素の配置構成の一例について説明する。なお、図2中では、パワーモジュールを除く本体部10Aの各構成や筐体ベース11aの図示を省略している。また、図3中では、図2に示す構成からコンデンサや第2ヒートシンク等の図示を省略している。また、図4(a)は、図2に示す構成を模式的に図示した平面図、図4(b)は、図4(a)に示す構成を右方向から見た側断面図であり、これら図4(a)(b)中では、冷却風の流れ方向の一例を太線矢印により模式的に図示している。
図2、図3、及び図4(a)(b)において、上述のように、インバータ10は、筐体ベース11aと、本体部10Aと、風洞部10Bとを有する。本体部10Aは、筐体ベース11aの前側、風洞部10Bは、筐体ベース11aの後側に区画して配置されている(図4(a)参照)。
(2−1.本体部)
本体部10Aは、上述のように、電力変換回路を構成する複数の電子部品と、フェイスプレート14が設けられた本体ケース13とを有する(図4(b)参照)。
複数の電子部品としては、電力変換回路の一部を構成する電子部品であればよく、種類、数、通電時の発熱の有無等を含め特に限定されるものではない。但し、本実施形態では、複数の電子部品のうちに、通電時に発熱する第3発熱部品の一例であるパワーモジュールPMが例えば3つ含まれる場合について説明する。なお、パワーモジュールPMは、風洞ケース12に収納される場合もある。
なお、各図中では、本体ケース13に収納されたパワーモジュールPM以外の電子部品の図示が省略されている。
パワーモジュールPMは、IGBT等の半導体素子で構成されたスイッチング素子を備え、入力される電力を所定の電力に変換して出力する。
(2−2.風洞部)
風洞部10Bは、上述のように、ダクト120と、ダクトケース12とを有する。さらに、風洞部10Bは、ダクト120に設置された第1ヒートシンクの一例であるヒートシンク50(以下「第1ヒートシンク50」ともいう。)と、通電時に発熱する第1発熱部品の一例であるリアクトルLとを有する。
(2−2−1.吸気口及び排気口)
ダクトケース12は、四方の外周壁12A,12B,12C,12Dと、底板12Eとを有し、前方が筐体ベース11aで塞がれている。
このダクトケース12には、冷却風を外部から吸気する際の入口となる吸気口121と、冷却風を外部へ排気する際の出口となる2つの排気口122A,122B(以下適宜「排気口122」と総称する。)とが形成されている。なお、ダクトケース12には、吸気口121が2つ以上形成されてもよいし、排気口122が1つのみ又は3つ以上形成されてもよい。また、図1〜図3では排気口122Aに排気口カバーを設けた場合を図示しているが、排気口カバーの構造は図示する例に限定されるものではなく、また排気口カバーを設けなくともよい。また、吸気口121にフィルタ等を設けてもよい。
本実施形態では、吸気口121は、ダクトケース12の下側の外周壁12Aの例えば左右方向略中央部に形成されている。なお、吸気口121は、ダクトケース12の下側以外の外周壁に形成されてもよい。また、排気口122Aは、ダクトケース12の右側の外周壁12Bの例えば上下方向中央部よりも上側に形成され、排気口122Bは、ダクトケース12の左側の外周壁12Cにおける上記右側の外周壁12Bの排気口122Aと対向する位置に形成されている。なお、ダクトケース12における排気口122A,122Bの形成位置は、互いに対向しない位置であってもよい。また、排気口122A,122Bは、ダクトケース12の右側及び左側以外の外周壁に形成されてもよい。
ダクトケース12内の排気口122A,122B近傍には、それぞれ冷却風を外部へ排気するための排気ファン75A,75B(以下適宜「排気ファン75」と総称する。)が設置されている。なお、排気ファン75を設置する代わりに、ダクトケース12内の吸気口121近傍に、冷却風を外部から吸気するための吸気ファンを設置してもよい。
(2−2−2.ダクト)
ダクト120は、第1ダクト120Aと、第2ダクト120Bとで構成されている。なお、ダクト120は、1つのみ又は3つ以上のダクトで構成されてもよい。
第1ダクト120Aは、筐体ベース11aの一部と、底板12Eの一部と、これらの間に配置された間仕切り壁12a,12bとにより構成され、両端が開口となっている。この第1ダクト120Aは、その一端が吸気口121に接続され、上下方向に延設されている。つまり、第1ダクト120Aの延設方向は、上下方向である。なお、第1ダクト120Aの延設方向は、上下方向に限定されるものではなく、他の方向であってもよい。間仕切り壁12a,12bは、それぞれ、ダクトケース12内において、吸気口121の右端部及び左端部から、排気口122A,122Bの下端部に対応する上下方向位置よりも上側まで、上下方向に延設されている。したがって、第1ダクト120Aの他端の開口123は、排気口122A,122Bの下端部に対応する上下方向位置よりも上側に位置している。なお、間仕切り壁12a,12bはそれぞれ、排気口122A,122Bの下端部に対応する上下方向位置まで延設されてもよい。
第2ダクト120Bは、上下方向に対し傾斜した方向に延設され、第1ダクト120Aの他端に接続されている。本実施形態では、第2ダクト120Bは、上下方向に対し傾斜した方向の一例として、左右方向に延設されている。つまり、第2ダクト120Bの延設方向は、左右方向である。なお、第2ダクト120Bは、左右方向に対し傾斜した方向等に延設されてもよい。また、第2ダクト120Bは、その左右方向中間位置(例えば中央位置)に第1ダクト120Aの他端が位置するように、第1ダクト120Aの他端に接続されており、ダクト120は、全体として平面視略T字型となっている。なお、第2ダクト120Bは、その左端側又は右端側に第1ダクト120Aの他端が位置するように、第1ダクト120Aの他端に接続されてもよい。
この第2ダクト120Bは、筐体ベース11aの一部と、底板12Eの一部と、これらの間に配置された間仕切り壁12c,12d,12eとにより構成され、両端が開口となっている。そして、第2ダクト120Bは、その両端が排気口122A,122Bに接続されている。なお、ダクトケース12における排気口122の数を1つとする場合等には、第2ダクト120Bは、その一端が排気口122に接続され、その他端が閉塞されればよい。間仕切り壁12c,12dは、それぞれ、ダクトケース12内において、排気口122B,122Aの各々の下端部近傍から、間仕切り壁12b,12aの各々の上下方向中間部に亘って、左右方向に延設されている。間仕切り壁12eは、ダクトケース12内において、排気口122A,122Bの各々の上端部近傍間に亘って、左右方向に延設されている。
(2−2−3.第1ヒートシンク及びリアクトル)
第1ヒートシンク50は、第1ヒートシンクベースの一例であるヒートシンクベース51と、第1フィンの一例である複数のフィン52とを備える。フィン52は、ヒートシンクベース51の一方側の表面からその板面方向と垂直な方向に突出する。ヒートシンクベース51の他方側の表面には、上記リアクトルLがダクトケース12内に位置するように設置されている。そして、第1ヒートシンク50は、複数のフィン52がダクト120内に位置し、ヒートシンクベース51の板面方向が上下方向と垂直となるように、ダクトケース12内に設置されている。つまり、ヒートシンクベース51の板面方向は、上下方向と垂直な面方向であり、複数のフィン52は、ヒートシンクベース51の一方側の表面から上下方向に突出している。つまり、フィン52の突出方向は、上下方向であり、フィン52の板面方向は、前後方向と垂直な面方向である。そして、第1ヒートシンク50は、ダクトケース12内において上下方向に沿って冷却風が当たる位置に設置されている。つまり、上下方向に沿って第1ヒートシンク50に冷却風を当てることを可能とした、第1ダクト120A及び第1ヒートシンク50の構成は、ヒートシンクベースの板面方向と垂直な方向に沿ってヒートシンクに冷却風を当てる手段の一例に相当する。
なお、上記第1ヒートシンク50に設置される発熱部品としては、通電時に発熱する電子部品であれば、種類、数等を含め特に限定されるものではない。但し、本実施形態では、コイル状の部品の一例であるリアクトルLが例えば3つ設置される場合について説明する。なお、リアクトルL以外のコイル状の部品(例えばトランス等)が設置されたり、コイル状以外の電子部品(例えばパワーモジュールPM等)が設置されてもよい。リアクトルLは、例えば巻線の軸方向を上下方向として、巻線を保護するための保護カバーがヒートシンクベース51の他方側の表面に例えばネジ止めされて設置されている。なお、リアクトルLは、例えば巻線の軸方向を左右方向として、巻線の端面が(直接的に又は伝熱板を介して)ヒートシンクベース51の他方側の表面に接触するように設置されてもよい。
第1ヒートシンク50は、複数のフィン52が第2ダクト120B内に位置し、ヒートシンクベース51に設置されたリアクトルLが第2ダクト120B外に位置するように、第2ダクト120Bの第1ダクト120Aとの接続部128近傍に設置されている。
具体的には、ダクトケース12内の第2ダクト120Bの外部、この例では上側には、筐体ベース11aの一部と、底板12Eの一部と、右側の外周壁12Bの一部と、左側の外周壁12Cの一部と、上記間仕切り壁12eとより、リアクトルLが収納される収納スペース125が形成されている。なお、ダクトケース12内における収納スペース125の位置は、第2ダクト120Bの上側に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。また、ダクトケース12内に収納スペース125を必ずしも形成しなくともよい。そして、第1ヒートシンク50は、複数のフィン52が第2ダクト120B内に位置し、リアクトルLが設置されたヒートシンクベース51が間仕切り壁12eの開口(図示せず)を塞ぐように間仕切り壁12eの上面に設置されている。
また、複数のフィン52は、第1ダクト120Aの開口123に対応する部分520(以下「開口対応部520」ともいう。)と、開口123の外側に対応する部分523(以下「開口外対応部523」ともいう。)とに区分される。
開口外対応部523は、開口対応部520よりも突出高さが高い部分524(以下「第1開口非対応部524」ともいう。)を開口対応部520側に備え、突出高さが変化する部分525(以下「第2開口非対応部525」ともいう。)を開口対応部520と反対側に備える。つまり、開口外対応部523の開口対応部520と反対側の端部は、突出高さが当該端部側に向けて次第に小さくなるように傾斜している。なお、開口外対応部523は、全域に亘って開口対応部520よりも突出高さが高く形成されてもよい。あるいは、開口外対応部523は、開口対応部520と突出高さが等しく形成されたり、開口対応部520よりも突出高さが低く形成されてもよい。
開口対応部520は、その左右方向略中央の部分522(以下「第1開口対応部522」ともいう。)の突出高さが、その他の部分521(以下「第2開口対応部521」ともいう。)よりも低くなっている。なお、開口対応部520は、その左右方向略中央部分で分断されてもよい。あるいは、開口対応部520は、全域に亘って突出高さが等しく形成されてもよい。そして、ヒートシンクベース51の第1開口対応部522に対応する位置には、仕切板70が、その板面方向が左右方向と垂直になり、第1ダクト120Aの開口123を二分するように、上下方向においてフィン52と重複して設置されている。なお、仕切板70の設置位置は、第2ダクト120B内における第1ダクト120Aの開口123を二分することが可能な位置であればよく、上記位置に限定されるものではない。また、仕切板70は、必ずしも設置しなくともよい。
(2−2−4.第2ヒートシンク)
また、第1ダクト120Aには、第2ヒートシンクの一例であるヒートシンク60(以下「第2ヒートシンク60」ともいう。)が設置されている。なお、例えばパワーモジュールPMを風洞部10Bに設ける場合等には、第1ダクト120Aに第2ヒートシンク60を設置しなくてもよい。第2ヒートシンク60は、第2ヒートシンクベースの一例であるヒートシンクベース61と、第2フィンの一例である複数のフィン62とを備える。フィン62は、ヒートシンクベース61の一方側の表面からその板面方向と垂直な方向に突出する。ヒートシンクベース61の他方側の表面には、上記パワーモジュールPMが本体ケース13内に位置するように例えば3つ設置されている。そして、第2ヒートシンク60は、複数のフィン62が第1ダクト120A内に位置し、パワーモジュールPMが設置されたヒートシンクベース61が筐体ベース11aの開口(図示せず)を塞ぎ、且つヒートシンクベース61の板面方向が前後方向と垂直となるように、第1ダクト120Aに設置されている。この際、複数のフィン62の板面方向は、左右方向と垂直な面方向となっている。
また、図3及び図4(b)に示すように、第1ダクト120A内において上記第2ヒートシンク60のフィン62と吸気口121との間、つまりフィン62の下側には、冷却風の風向きを部分的に偏向させる偏向部材80が設置されている。偏向部材80は、例えば板部材を2箇所で屈曲させて成形されており、上下方向に沿って延設された第1板部81と、第1板部81から斜め前方に傾斜して延設された第2板部82と、上下方向に沿って延設された第3板部83とを有する。第1板部81は、例えば溶接等により底板12Eに固定される。このような構成により、偏向部材80は、図4(b)に示すように配置されたコンデンサCの後側からの冷却風の風向きを部分的に前向きに偏向させる。
なお、偏向部材80の構造は上記に限定されるものではない。また、冷却風の風向きを偏向させる必要性がない場合等には、第1ダクト120A内に偏向部材80が設置されなくてもよい。また、偏向部材80による冷却風の風向きの偏向方向は、第1ダクト120A内での発熱部品やヒートシンクの配置態様等に応じて適宜変更されてもよい。
(2−2−5.コンデンサ)
また、筐体11には、通電時に発熱する第2発熱部品の一例であるコンデンサCが、その少なくとも一部が第1ダクト120A内に位置するように、設置されている。なお、第1ダクト120Aに設置される発熱部品としては、通電時に発熱する電子部品であれば、種類、数等を含め特に限定されるものではない。但し、本実施形態では、円筒型のコンデンサCが例えば4つ設置される場合について説明する。コンデンサCは、コンデンサカバーに覆われ、端子が配置された一端部が本体ケース13内に位置し、それ以外の部分が第1ダクト120A内に位置するように、設置されている。具体的には、コンデンサCは、第1ダクト120A内において、上記第2ヒートシンク60よりも冷却風の流れ方向上流側、つまり第2ヒートシンク60よりも下側に、設置されている。なお、コンデンサCは、第1ダクト120A内において、第2ヒートシンク60よりも冷却風の流れ方向下流側、つまり第2ヒートシンク60よりも上側に、設置されてもよい。
(2−2−6.発熱部品の配置順序)
ここで、上記パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサC間での耐熱温度及び発熱量の関係の一例について説明する。すなわち、パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサC間では、リアクトルL、パワーモジュールPM、コンデンサCの順に、耐熱温度が高くなっている。また、パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサC間では、パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサCの順に、発熱量が多くなっている。
本実施形態では、上述のように、第1ダクト120Aには、パワーモジュールPMが設置された第2ヒートシンク60が設置されると共に、第2ヒートシンク60よりも冷却風の流れ方向上流側にコンデンサCが設置され、第2ダクト120Bには、リアクトルLが設置された第1ヒートシンク50が設置されている。すなわち、パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサC間では、冷却風の流れ方向上流側から下流側に向けて上記の耐熱温度が低い部品から順に、つまり、コンデンサC、パワーモジュールPM、リアクトルLの順に、配置されている。なお、パワーモジュールPM、リアクトルL、及びコンデンサC間での配置の順番は、冷却風の流れ方向上流側から下流側に向けて耐熱温度が低い部品から順に配置する場合に限定されるものではなく、冷却風の流れ方向上流側から下流側に向けて発熱量が多い部品から順に配置する等してもよい。
なお、上記で説明したインバータ10の各構成要素の配置構成は、あくまで一例であり、上記以外の配置構成であってもよい。
<3.本実施形態による効果>
以上説明したように、本実施形態のインバータ10では、筐体ベース11aの前側に、複数の電子部品を収納する本体部13が配置されている。また、筐体ベース11aの後側には、第1ダクト120Aが配置されると共に、リアクトルLが設置されたヒートシンクベース51の板面方向が第1ダクト120Aの延設方向に垂直となるように、第1ヒートシンク50が設置されている。これにより、複数の電子部品を収納する本体部13とリアクトルLが配置される風洞部12とを筐体ベース11aにより区画することができるので、電子部品をリアクトルLの熱から保護することができる。また上記構成により、吸気口121より吸い込まれ第1ダクト120A内を流れた冷却風を、ヒートシンクベース51の板面方向に垂直な方向に沿って第1ヒートシンク50に当てることができる。これにより、例えば第1ヒートシンク50に対し冷却風を板面方向に平行な方向に沿って流す場合に比べて、リアクトルLの冷却効率を向上できる。
また、本実施形態では特に、第1ダクト120Aには、ヒートシンクベース61の板面方向が第1ダクト120Aの延設方向に平行となり、且つフィン62が第1ダクト120A内に位置するように、第2ヒートシンク60が設置されている。これにより、第1ヒートシンク50の上流側においてリアクトルLとは別の発熱部品であるパワーモジュールPMを第2ヒートシンク60により冷却することができる。このようにして、第1ダクト120Aを流れる冷却風を無駄なく有効活用できるので、冷却効率をさらに向上できる。
また、本実施形態では特に、筐体ベース11aの後側に、第1ダクト120Aの延設方向に対して傾斜した方向に延設されると共に、第1ダクト120Aの他端に接続され両端が排気口122A,122Bに接続された第2ダクト120Bが配置されている。そして、第1ヒートシンク50が、フィン52が第2ダクト120B内に位置し、リアクトルLが第2ダクト120B外に位置するように、接続部128近傍に設置される。これにより、第1ダクト120Aと第2ダクト120Bとの接続部128において冷却風の風向きを偏向させる位置に第1ヒートシンク50を配置できるので、リアクトルLの冷却効率を向上できる。
また上記構成により、リアクトルLの設置スペースである収納スペース125と冷却風の通風スペースである第2ダクト120Bとを区画することができるので、リアクトルLを外気より保護することができる。具体的には、例えばインバータ10を海岸近くに設置したような場合に、塩分を多く含む外気によるリアクトルLの腐食を抑制できる。また、リアクトルLは、発熱量が比較的大きな発熱部品であるが、第1ヒートシンク50への伝熱性はパワーモジュールPMに比べて低い。そこで、第1ヒートシンク50については、前述のようにヒートシンクベース51の板面方向に垂直な方向から冷却風を当てることにより、冷却効率を向上させる一方、リアクトルLは耐熱温度が比較的高いことから、筐体ベース11aの後側の収納スペース125に密閉して収納することにより、電子部品をリアクトルLの熱から保護することができる。
また、本実施形態では特に、ヒートシンクベース51から第1ダクト120Aの延設方向に突出する複数のフィン52が、第1ダクト120Aの開口123に対応する部分520よりも突出高さが高い部分524を開口123の外側に対応する部分523に有する。これにより、冷却風が第1ヒートシンク50に当たる部分での乱流の発生を抑制し、風向きの偏向をスムーズにして、風量が減少するのを抑制できる。
また、本実施形態では特に、第2ダクト120B内に第1ダクト120Aの開口123を二分するように、板面方向がフィン52の板面方向と垂直な仕切板70が設置されている。これにより、冷却風が第1ヒートシンク50に当たる部分での冷却風の分岐を促進できるので、乱流の発生を抑制し、風量が減少するのを抑制できる。
また、本実施形態では特に、複数のフィン52が、第1ダクト120Aの開口123に対応する部分520において、仕切板70に対応する部分522の突出高さが他の部分521よりも低くなっている。これにより、フィン52の突出方向において当該フィン52と重複するように仕切板70を設置することができるので、インバータ10の第1ダクト120Aの延設方向の寸法を小型化できる。
また、本実施形態では特に、排気口122A,122B近傍に、冷却風を排気する排気ファン75A,75Bが設置されている。これにより、例えば吸気口121に吸気ファンを設置する場合に比べて、冷却風がヒートシンク50,60やコンデンサC等に当たる際に生じる乱流を抑制でき、風量の減少を抑制できる。
また、本実施形態では特に、リアクトルL、コンデンサC、及びパワーモジュールPMが、冷却風の流れ方向上流側から下流側に向けて耐熱温度が低い部品から順に配置される。つまり、耐熱温度は部品の寿命に影響する(特にコンデンサC等の部品は耐熱温度が比較的低く、使用温度が部品の寿命に大きく影響する)ことから、放熱量が大きい(冷却能力が高い)上流側ほど耐熱温度が低い部品を配置することにより、各発熱部品を耐熱温度以下で使用することが可能となり、部品の寿命(この例では特にコンデンサCの寿命)を長くすることができる。
また、本実施形態では特に、冷却風の風向きを部分的に偏向させる偏向部材80が、第1ダクト120A内において第2ヒートシンク60のフィン62の吸気口121側に設置されている。これにより、偏向部材80の下流側に位置する第2ヒートシンク60のフィン62に対し冷却風を集中させて当てることができるので、冷却効率をさらに向上できる。特に、コンデンサCの後側の空隙を流れた冷却風はそのまま第2ヒートシンク60の後側の空隙に流れやすく、そのままでは冷却に寄与しないこととなるため、偏向部材80を底板12E側に設置することにより、冷却風を有効活用できる。
また、本実施形態では特に、第1ダクト10Aには、冷却風の流れ方向上流側から順に、コンデンサC、及び、パワーモジュールPMが設置された第2ヒートシンク60が設置されている。これにより、コンデンサCの寿命を長く保ちつつ、発熱量が最も大きなパワーモジュールPMについては第2ヒートシンク60を用いて効率的に冷却できる。
<4.変形例等>
なお、実施形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(4−1.コンデンサをヒートシンクで冷却する場合)
上記実施形態では、コンデンサCの一部をダクトケース12に収納して冷却風で直接冷却する場合を例に挙げて説明したが、コンデンサCを本体ケース13に収納してヒートシンクを用いて冷却してもよい。
図5(a)(b)に示すように、本変形例では、第1ダクト120Aにおいて、第2ヒートシンク60よりも冷却風の流れ方向上流側、つまり第2ヒートシンク60よりも下側に、第2ヒートシンクの一例であるヒートシンク90(以下「第2ヒートシンク90」という。)が設置されている。
第2ヒートシンク90は、第2ヒートシンクベースの一例であるヒートシンクベース91と、第2フィンの一例である複数のフィン92とを備える。フィン92は、ヒートシンクベース91の一方側の表面からその板面方向と垂直な方向に突出する。ヒートシンクベース91の他方側の表面には、例えば平板型のコンデンサC′が本体ケース13内に位置するように例えば4つ設置されている。そして、第2ヒートシンク90は、複数のフィン92が第1ダクト120A内に位置し、コンデンサC′が設置されたヒートシンクベース91が筐体ベース11aの開口(図示せず)を塞ぎ、且つヒートシンクベース91の板面方向が前後方向と垂直となるように、第1ダクト120Aにおいて第2ヒートシンク60よりも下側に設置されている。この際、複数のフィン92の板面方向は、左右方向と垂直な面方向となっている。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(4−2.パワーモジュールを第1ヒートシンク50に設置する場合)
上記実施形態では、電力変換装置であるインバータ10がリアクトルLを備える場合について説明したが、リアクトルLを備えない電力変換装置も考えられる。この場合には、リアクトルLに代えてパワーモジュールPMを第1ヒートシンク50に設置してもよい。
図6(a)(b)に示すように、本変形例では、例えば3つのパワーモジュールPMが、第1ヒートシンク50のヒートシンクベース51に設置されることで、収納スペース125内に配置されている。つまり、本変形例では、上記実施形態と異なり、本体ケース13にはパワーモジュールPMが収納されておらず、また第1ダクト120Aには第2ヒートシンク60が設置されておらず、さらに収納スペース125にはリアクトルLに代えてパワーモジュールPMが配置されている。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(4−3.ダクトを平面視略L字型とする場合)
上記実施形態では、ダクト120が全体として平面視略T字型となっていた場合を例に挙げて説明したが、ダクトを全体として平面視略L字型としてもよい。
図7(a)(b)に示すように、本変形例では、上記実施形態と異なり、ダクトケース12には、吸気口121と、排気口122Aとが形成され、排気口122Bは形成されておらず、また排気ファン75Bも設置されていない。
そして、第2ダクト120B′は、その左端側に第1ダクト120Aの他端が位置するように、第1ダクト120Aの他端に接続されており、ダクト120′は、全体として平面視略L字型となっている。この第2ダクト120B′は、筐体ベース11aの一部と、底板12Eの一部と、これらの間に配置された間仕切り壁12c,12e′とにより構成され、一端(この例では右端)が開口となっている。そして、第2ダクト120B′は、その右端が排気口122Aに接続され、その左端が閉塞されている。そして、第1ヒートシンク50′は、第1フィンの一例である複数のフィン52′が第2ダクト120B′内に位置し、リアクトルLが例えば2つ設置された第1ヒートシンクベースの一例であるヒートシンクベース51′が間仕切り壁12e′の開口(図示せず)を塞ぐように間仕切り壁12e′の上面に設置されている。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(4−4.その他)
なお、以上においては、ダクトケース12の風洞が第1ダクト120Aと第2ダクト120B等との2つのダクトで形成される構成される場合について説明したが、ダクトケース12の風洞は、1つのダクトで形成されてもよい。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 インバータ(電力変換装置の一例)
10A 本体部
11a 筐体ベース
50 第1ヒートシンク
51 ヒートシンクベース(第1ヒートシンクベースの一例)
52 フィン(第1フィンの一例)
60 第2ヒートシンク
61 ヒートシンクベース(第2ヒートシンクベースの一例)
62 フィン(第2フィンの一例)
70 仕切板
75A 排気ファン
75B 排気ファン
80 偏向部材
120 ダクト
120A 第1ダクト
120B 第2ダクト
121 吸気口
122A 排気口
122B 排気口
123 開口
128 接続部
C コンデンサ(第2発熱部品の一例)
L リアクトル(第1発熱部品の一例、コイル状の部品の一例)
PM パワーモジュール(第3発熱部品の一例)

Claims (13)

  1. 筐体ベースと、
    前記筐体ベースの一方側に配置され、電力変換回路を構成する複数の電子部品を収納する本体部と、
    前記筐体ベースの他方側に配置され、一端が冷却風の吸気口に接続された第1ダクトと、
    第1ヒートシンクベース及び第1フィンを備え、前記第1ヒートシンクベースの板面方向が前記第1ダクトの延設方向に垂直となるように前記筐体ベースの他方側に設置された第1ヒートシンクと、
    前記筐体ベースの他方側において前記第1ヒートシンクベースに設置され、通電時に発熱する第1発熱部品と、
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 第2ヒートシンクベース及び第2フィンを備え、前記第2ヒートシンクベースの板面方向が前記第1ダクトの延設方向に平行且つ前記第2フィンが前記第1ダクト内に位置するように、前記第1ダクトに設置された第2ヒートシンクをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記筐体ベースの他方側において、前記第1ダクトの延設方向に対して傾斜した方向に延設されると共に前記第1ダクトの他端に接続され、一端又は両端が前記冷却風の排気口に接続された第2ダクトをさらに有し、
    前記第1ヒートシンクは、
    前記第1フィンが前記第2ダクト内に位置し、前記第1発熱部品が前記第2ダクト外に位置するように、前記第2ダクトの前記第1ダクトとの接続部近傍に設置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第1ヒートシンクは、
    前記第1ヒートシンクベースから前記第1ダクトの延設方向に突出する複数の前記第1フィンを有し、
    前記複数の第1フィンは、
    前記第1ダクトの前記他端の開口に対応する部分よりも突出高さが高い部分を前記開口の外側に対応する部分に有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記複数の第1フィンは、
    前記第1ダクトの前記開口に対応する部分において、他の部分よりも突出高さが低い部分を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記排気口を両端に有する前記第2ダクト内に前記第1ダクトの前記開口を二分するように設置され、板面方向が前記第1フィンの板面方向と垂直な仕切板をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の電力変換装置。
  7. 前記複数の第1フィンは、
    前記第1ダクトの前記開口に対応する部分において、前記仕切板に対応する部分の突出高さが他の部分よりも低い
    ことを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記排気口近傍に設置され、前記冷却風を排気するように構成された排気ファンをさらに有する
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 少なくとも一部が前記第1ダクト内に位置するように設置され、通電時に発熱する第2発熱部品と、
    前記本体部において前記第2ヒートシンクベースに設置され、通電時に発熱する第3発熱部品と、をさらに有し、
    前記第1発熱部品、前記第2発熱部品及び前記第3発熱部品は、
    前記冷却風の流れ方向上流側から下流側に向けて耐熱温度が低い部品から順に配置される
    ことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記第1ダクト内において前記第2ヒートシンクの前記第2フィンと前記吸気口との間に設置され、前記冷却風の風向きを部分的に偏向させる偏向部材をさらに有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記第1ダクトには、
    前記冷却風の流れ方向上流側から順に、前記第2発熱部品であるコンデンサ、及び、前記第3発熱部品であるパワーモジュールが設置された第2ヒートシンクが設置される
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の電力変換装置。
  12. 前記第1発熱部品は、
    コイル状の部品である
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  13. 前記第1発熱部品は、
    リアクトルである
    ことを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
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