JP2014116586A - 電解液組成物及びこれを有するエネルギ貯蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギ貯蔵装置の出力及び容量特性、サイクル寿命特性を向上させることができる、電解液組成物を提供する。
【解決手段】 電解液組成物 は、電解質塩、カーボネート系溶媒、アセトニトリル(acetonitrile)及びプロピオニトリル(propionitrile)のうちの少なくともいずれか一つのニトリル系溶媒を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解液組成物及びこれを有するエネルギ貯蔵装置に関し、特に、出力及び寿命特性を向上させた電解液組成物及びこれを有するエネルギ貯蔵装置に関する。
次世代エネルギ貯蔵装置の中で、ウルトラコンデンサまたはスーパーコンデンサと呼ばれる装置は、速い充放電速度、高い安定性、親環境的特性などによって、次世代エネルギ貯蔵装置として脚光を浴びている。現在、代表的なスーパーコンデンサには、リチウムイオンコンデンサ(lithium Ion Capacitor:LIC)、電気二重層コンデンサ(electric double layer capacitor:EDLC)、擬似コンデンサ(pseudo capacitor)、ハイブリッドコンデンサ(hybrid capacitor)などが挙げられる。
リチウムイオンコンデンサの電解液組成物は、LiPF6のようなリチウム塩をカーボネート系非水系溶媒に溶解させて製造される。リチウム塩の効果的な溶解のためには、エチレンカーボネート(EC)またはプロピレンカーボネート(PC)などのような誘電率の高い溶媒を使わなければならない。しかし、このような環形カーボネート溶媒は常温で固体状態にあるか粘度が非常に高い。そのため、一般に前述のような環形カーボネート溶媒と共に、相対的に誘電率は小さいが低い粘度を有する鎖状カーボネート溶媒を混合した混合溶媒を使っている。
韓国公開特許第10−2009−0099980号公報
本発明は前記の問題点に鑑みて成されたものであって、エネルギ貯蔵装置の出力及び容量特性、サイクル寿命特性を向上させることができる、電解液組成物を提供することに、その目的がある。
また、本発明の他の目的は、出力及び容量特性、サイクル寿命特性が向上されたエネルギ貯蔵装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、本発明による電解液組成物は、電解質塩、カーボネート系溶媒、アセトニトリル(acetonitrile)及びプロピオニトリル(propionitrile)のうちの少なくともいずれか一つのニトリル系搭媒を含む。
本発明の実施形態によれば、前記ニトリル系溶媒の含量は前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して30wt%〜90wt%である。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系溶媒は環形カーボネート溶媒を含む。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系溶媒は環形カーボネート溶媒で、前記環形カーボネート系溶媒の含量は前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して10wt%〜70wt%である。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系溶媒はエチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートを含み、前記エチレンカーボネートと前記プロピレンカーボネートとの混合割合は1:1〜8:1である。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩のうちの少なくともいずれか一つを含む。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、前記リチウム塩と前記アンモニア塩との混合割合は5:5〜9:1である。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度は前記電解液に対して0.1M〜2.0Mである。
本発明の実施形態によれば、前記リチウム塩はLiPF、LiBF、LiSbF、LiAsF、LiClO、LiCFSO、LiN(SOCF、LiN(SO、LiC(SOCF、LiPF(CF、LiPF(C、LiPF(CF、LiPF(iso−C、LiPF(iso−C)、(CF(SONLi、(CF(SONLiのうちの少なくともいずれか一つを含む。
本発明の実施形態によれば、前記アンモニア塩はテトラエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(tetraethyl ammonium tetrafluoroborate:TEABF)、トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(Triethylmethyl ammonium tetrafluoroborate:TEMABF)、ジエチルジメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyldimethyl ammonium tetrafluoroborate:DEDMABF)、ジエチルメチルメトキシエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyl−methyl−methoxyethyl ammonium tetrafluoroborate:DEMEBF)、スピロビピロリジニウムテトラフルオロボラート(spirobipyrrolidiniumte trafluoroborate:SBPBF)、スピロピペリジンピピロリジニウムテトラフルオロボラート(spiropiperidinepyrrolidiniumte trafluoroborate:SPPBF)のうちの少なくともいずれか一つを含む。
本発明によるエネルギ貯蔵装置は陽極、陰極及び電解液組成物を含み、前記電解液組成物は電解質塩、カーボネート系溶媒、アセトニトリル(acetonitrile)及びプロピオニトリル(propionitrile)のうちの少なくともいずれか一つのニトリル系溶媒を含む。
本発明の実施形態によれば、前記ニトリル系溶媒の含量は前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して30wt%〜90wt%である。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系溶媒は環形カーボネート溶媒を含む。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系絡媒は環形カーボネート溶媒で、前記環形カーボネート系溶媒の含量は前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して10wt%〜70wt%である。
本発明の実施形態によれば、前記カーボネート系溶媒はエチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートを含み、前記エチレンカーボネートと前記プロピレンカーボネートとの混合割合は1:1〜8:1である。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩のうちの少なくともいずれか一つを含む。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、前記リチウム塩と前記アンモニア塩との損合割合は5:5〜9:1である。
本発明の実施形態によれば、前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度は前記電解液に対して0.1M〜2.0Mである。
本発明の実施形態による電解液組成物は、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、溶媒として環形カーボネートと共に鎖状カーボネートに比べて誘電率が高く且つ粘度が著しく低いニトリル系溶媒を混合した混合溶媒を使って、エネルギ貯蔵装置の初期容量及び抵抗特性、サイクル寿命特性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明の実施形態によるエネルギ貯蔵装置は、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、溶媒として環形カーボネートと共に鎖状カーボネートに比べて誘電率が高く且つ粘度が著しく低いニトリル系溶媒を混合した電解液組成物を使って、エネルギ貯蔵装置の初期容量及び抵抗特性、サイクル寿命特性を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態によるエネルギ貯蔵装置を示す図面である。
以下、本発明の好適な実施の形態は図面を参考にして詳細に説明する。次に示される各実施の形態は当業者にとって本発明の思想が十分に伝達されることができるようにするために例として挙げられるものである。従って、本発明は以下示している各実施の形態に限定されることなく他の形態で具体化されることができる。そして、図面において、装置の大きさ及び厚さなどは便宜上誇張して表現されることができる。明細書全体に渡って同一の参照符号は同一の構成要素を示している。
本明細書で使われた用語は、実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文句で特別に言及しない限り複数形も含む。明細書で使われる「含む」とは、言及された構成要素、ステップ、動作及び/又は素子は、一つ以上の他の構成要素、ステップ、動作及び/又は素子の存在または追加を排除しないことに理解されたい。
以下、本発明の実施形態による電解液組成物及びこれを有するエネルギ貯蔵装置に対して詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態によるエネルギ貯蔵装置を示す図面である。図1に示すように、本発明の実施形態によるエネルギ貯蔵装置100は、電極構造物110、分離膜120及び電解液組成物130を含む。
前記電極構造物110は、陰極112及び陽極114を備える。前記陰極112と前記陽極114とは前記電解液組成物130を通じて電気化学反応の媒介体であるキャリアイオンをやりとる。前記陰極112はリチウムイオンの吸脱着が可能な炭素材料を有する活物質を有する。一例として、前記陰極112はグラファイト(graphite)を有する活物質が塗布された集電体を備える。前記陽極114は活性炭(activated carbon)を有する活物質が塗布された集電体を備える。
前記分離膜120は前記陰極112と前記陽極114との間に配置され、これらの陰極112と陽極114とを電気的に区切る。前記分離膜210には、不織布、ポリテトラフルオロエチレン(Poly tetra fluorethylene:PTFE)、多孔性フィルム、クラフト紙、セルロース系電解紙、レーヨン繊維、その外の多様な種類のシートのうちの少なくともいずれか一つが挙げられる。
前記電解液組成物130は前記第1及び第2の電極112、114間で前記陰極及び陽極112、114間に陽イオン132及び陰イオン134の移動媒介体として用いられる。前記電解液組成物130は所定の溶媒に電解質を溶解させて製造されたことであってもよい。一例として、前記電解液組成物130は2個以上の電解質塩を有する電解質塩、環形カーボネート系溶媒及びニトリル系溶媒を含む。
前記電解質塩は第1の電解質塩及び第2の電解質塩を含む。前記第1の電解質塩は前記陰極及び陽極112、114の内部に吸蔵される充填反応メカニズムを有する前記陽イオン132を有し、前記第2の電解質塩は前記第1及び第2の電極112、114の表面で吸脱着される充放電反応メカニズムを有する陽イオン132を有する。一例として、前記第1の電解質塩はリチウム系電解質(以下、「リチウム塩」と称す)で、前記第2の電解質は非リチウム系電解質塩を含む。
前記リチウム塩は、エネルギ貯蔵装置100の充放電動作時に前記陰極112と前記陽極114との間のキャリアイオンとして、リチウムイオン(Li)を含む塩であってもよい。前記リチウム塩には、LiPF、LiBF、LiSbF、LiAsF、LiClO、LiCFSO、LiN(SOCF、LiN(SO、LiC(SOCF、LiPF(CF、LiPF(C、LiPF(CF、LiPF(iso−C、LiPF(iso−C)、(CF(SONLi及び(CF(SONLiのうちの少なくともいずれか一つが挙げられる。
前記非リチウム系電解質塩はアンモニウム系陽イオン(NR )を含む。例えば、前記非リチウム系電解質(以下、「アンモニア塩」と称す)は、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(tetraethyl ammonium tetrafluoroborate:TEABF)、トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(Triethylmethyl ammonium tetrafluoroborate:TEMABF)、ジエチルジメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyldimethyl ammonium tetrafluoroborate:DEDMABF)、ジエチルメチルメトキシエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyl−methyl−methoxyethyl ammonium tetrafluoroborate:DEMEBF)、スピロピピロリジニウムテトラフルオロボラート(spirobipyrrolidinium tetrafluoroborate:SBPBF)、スピロピペリジンピピロリジニウムテトラフルオロボラート(spiropiperidinepyrrolidinium tetrafluoroborate:SPPBF)のうちの少なくともいずれか一つを含む。
一方、前記リチウム塩は、相対的に高い溶液安定性を有するため、エネルギ貯蔵装置100の充放電駆動電圧増加に寄与する。また、前記リチウムイオン(Li)は前記陰極及び陽極112、114の内部に吸蔵される充放電メカニズムのキャリアイオンとして使われる。よって、前記リチウム塩は物理的な電荷の吸脱着による反応メカニズムを有する非リチウム系電解液に比べて、前記エネルギ貯蔵装置100の容量及びエネルギ密度の増加に寄与する。
また、前記アンモニウムイオン(NH )は前記陰極及び陽極112、114の表面でイオンの物理的な吸脱着によって、電荷の蓄積及び放出が行われるため、充放電速度がリチウム塩に比べて相対的に速くなる。これによって、前記アンモニア塩は前記エネルギ貯蔵装置100の充放電効率の向上に寄与する。また、前記アンモニア塩は電極の吸蔵及び脱離によって収縮されるか膨張されるという現象が発生されないため、前記アンモニア塩を有する前記エネルギ貯蔵装置100は、ただリチウム系電解質を有するエネルギ貯蔵装置に比べて、長い寿命を有する。よって、前記リチウム塩と前記アンモニア塩とをと共に使う場合、相対的に前記リチウム塩の使用量が減少し、リチウムの加水分解量を減らすことができるため、前記リチウム塩によるエネルギ貯蔵装置100の特性を低下させることを防止すると共に、出力や容量特性及びサイクル寿命特性を向上させることができる。
前述のようなリチウム塩またはアンモニア塩の濃度は多様に調節されてもよい。前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度は略0.1M〜2.0Mであってもよく、望ましくは、略0.3M〜1.5Mである。前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度が0.1M未満の場合、電解液としての機能が具現されないことがある。これに反して、前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度が2.0M超の場合、電解質の溶解度及び伝導度の上昇が飽和され、セルの特性が低下され、セルの製造単価が高くなる。
また、前記電解液組成物130は、適用しようとするエネルギ貯蔵装置の種類及び応用分野によって、前記リチウム塩と前記非リチウム塩との相対的な含量比を多様に調節することができる。例えば、前記エネルギ貯蔵装置が出力特性の強調される分野において使われる場合、相対的にアンモニア塩のモル濃度をさらに増加させることが望ましい。前記エネルギ貯蔵装置が容量特性を強調する分野において使われる場合、相対的にリチウム塩のモル濃度をさらに増加させることが望ましい。前記電解液内のリチウム塩の含量が前記混合割合基準に比べて少ない場合、前記エネルギ貯蔵装置の容量が減少されることがある。特に、前記エネルギ貯蔵装置がリチウムイオンキャパシタ(LIC)の場合、初期充放電の時、初期SEI film formationによるリチウムイオンの消耗によって、電極の非可逆容量が大きくなり、前記エネルギ貯蔵装置の溶液安定性が低くなる。これに反して、前記電解液組成物内の前記リチウム塩の含量が前記の割合基準に比べて多い場合に、一般にリチウム塩を使った方がアンモニア塩を使った方に比べて電解液のイオン伝導度が小さいため、エネルギ貯蔵装置の出力特性も低下する。
前記カーボネート系溶媒には、相対的に誘電率及び粘度の高い環形カーボネートが挙げられる。この環形カーボネートとして、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)のうちの少なくともいずれか一つが挙げられる。
前記ニトリル系溶媒は、前記環形カーボネートに比べて低い粘度を有すると共に、鎖状カーボネートに比べて高い誘電率を有する。前記環形カーボネートは、常温で固体かまたは粘度が非常に高いため、前記環形カーボネートのみで電解質の溶解のための溶媒として使うのに難しい。そのため、相対的に環形カーボネートに粘度の低い溶媒を混合した混合溶媒を使っているが、該使われる鎖状カーボネートは誘電率が著しく低いため、前記電解液組成物の機能を低下させることがある。よって、前記鎖状カーボネートの代りに、高い誘電率を有すると共に著しく低い粘度を有するニトリル系溶媒を使う。すると、前記電解質の効果的な溶解が可能になると共に、電解液組成物の機能を向上させることができる。このようなニトリル系溶媒には、アセトニトリル(acetonitrile)及びプロピオニトリル(propionitrile)のうちのいずれか一つが挙げられる。
前述のような溶媒の詳細含量は多様に調節されてもよい。前記環形カーボネートは、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートとの混合比を1:1〜8:1に調節して使うことができる。電解液を構成する溶媒の中で、カーボネート系溶媒の総含量は総混合溶媒組成に対して略10wt%〜70wt%が望ましい。エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートとを混合して使う場合において、相対的により熱的電気化学的に不安定なプロピレンカーボネートの含量が前記エチレンカーボネートに対比して1:1超の場合、寿命特性が低下し、ガスの発生が多くなる。これに反して、フロピレンカーボネートの含量が前記エチレンカーボネートに対比して8:1未満の場合、初期に電極を保護するようなSEI被膜の形成の効率が良くなく、むしろ寿命特性が低下してしまう。
また、ニトリル系溶媒の含量は、電解液を構成する全体混合溶媒組成に対して略30wt%〜90wt%である。前記ニトリル系溶媒の含量が30wt%未満の場合、電解液の粘度が高くなり、伝導度が低くなり、低温特性及び寿命特性が低下する。これに反して、前記ニトリル系溶媒の含量が90%超の場合、電解液を構成する混合溶媒の中で電極のSEI被膜の形成に寄与するカーボネート成分の含量が相対的に少なく、寿命特性が低下され、高温で蒸気圧が大きくなり、セルの脹れ現像が発生される。
上述した本発明の実施形態による溶媒は、環形カーボネートとニトリル系溶媒との混合溶媒によってなされることと説明したが、これに限定するものではない。例えば、該溶媒には、選択的に鎖状カーボネート溶媒をさらに追加してもよい。前記鎖状カーボネートには、ジメチルカーボネート(Dimethyl Carbonate:DMC)、エチルメチルカーボネート(Ethylmethyl Carbonate:EMC)、ジエチルカーボネート(Diethyl Carbonate:DEC)、メチルプロピルカーボネート(Methylpropyl Cabonate:MPC)、ジプロピルカーボネート(Dipropyl Carbonate:DPC)、メチルブチルカーボネート(Methylbuthyl Carbonate:MBC)、ジブチルカーボネート(Dibutyle Carbonate:DBC)のうちの少なくともいずれか一つが挙げられる。その他に、ガンマブチロラクトン(Gaillillabutyrolactone)、スルブオラン(sulfolane)、エチルアセテート(ethylacetate)、メチルアセテート(methylacetate)、メチルプロピオネート(methylpropionate)、その外の多様な種類のエーテル、エステル、アミド系列の溶媒が追加に使われてもよい。
前述のような構造のエネルギ貯蔵装置100は、活性炭素を利用する電気二重層電荷吸着(electric double layer charging)を充放電反応メカニズムとして駆動される電気二重層コンデンサ(electric double layer capacitor:EDLC)で構成されてもよい。または、前記エネルギ貯蔵装置100は、リチウムイオン(Li)を電気化学反応メカニズムのキャリアイオンとして使うリチウムイオンコンデンサ(Lithium Ion Capacitor:LIC)で構成されてもよい。
前述のように、本発明の実施形態による電解液組成物は、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、溶媒として環形カーボネートと共に、鎖状カーボネートに比べて誘電率が高く且つ粘度が著しく低いニトリル系溶媒を混合した混合溶媒を使って、初期の容量及び抵抗特性を向上させると共に、サイクル寿命特性を向上させることができるという効果を奏する。
<実施例>
陽極には、市販中のEDLC級活性炭電極材を使って、陰極には、リチウムイオンバッテリー(LIB)級グラファイト電極材料をリチウムドーピングして使われるリチウムイオンコンデンサ(LIC)を下記の表1、表3及び表5のように各々セルとして製造する。これらの表に表示された比較例及び実施例の各々に対して、常温で初期特性及びサイクル寿命試験(50,000cycle)を行った後、これに対する結果を表2、表4及び表6に各々揃えた。
陽極及び陰極は各々、活物質:AB導電材:PVDFバインダ=80:10:10になるように、混合スラリーを製造した後、コーティング及び真空乾燥して製造した。続いて、製造された電極を各々100mm×100mm大きさで切って積層してエネルギ貯蔵装置を製造した。作動電圧は2.2〜3.8Vの範囲で100C速度で充放電サイクルを行いながら、容量及び抵抗特性を評価し、表2、表4及び表6に各々揃えた。
Figure 2014116586
Figure 2014116586
上記の表1及び表2に示すように、実施例1−1と実施例1−2とを比べると、リチウム塩を単体で含む電解液組成物に比べて、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使う電解液組成物の初期容量及びサイクル寿命特性が向上することが認められ、全て比較例1−1及び1−2に比べて向上した特性を発揮した。実施例1−2と比較例1−1とを比べると、電解液組成物の中でエチレンカーボネート(EC)の比を一部減少させ、プロピレンカーボネート(PC)を一定量混合すれば、抵抗特性及びサイクル寿命特性が改善することが認められた。また、実施例1−2と比較例1−2とを比べると、電解液組成物を液相で維持すると共に伝導度及び粘度を向上させるために、環形カーボネート(EC、PC)に混合する低貼度の鎖状カーボネートであるエチルメチルカーボネート(EMC)をアセトニトリル(ACN)で取り替える場合、初期容量及び抵抗特性、サイクル寿命特性が向上することが認められた。
これによって、電解液組成物として、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、環形カーボネート系溶媒に、鎖状カーボネート系溶媒の代りにニトリル系溶媒を使えば、初期容量及びサイクル寿命特性が一番大きく向上することが認められた。
Figure 2014116586
Figure 2014116586
上記の表3及び表4に示すように、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、基本溶媒としてエチレンカーボネート(EC)及びプロピレンカーボネート(PC)を基本組成にし、ニトリル系溶媒であるアセトニトリル(ACN)を一定単位で含量を調節してテストした。その結果、アセトニトリル溶媒を一定量以上添加する場合、初期容量及び抵抗特性が改善されたことが認められた。特に、実施例2−1〜2−7と比較例2−1〜2−3とを比べると、電解液を構成する総混合溶媒に対比して使われるアセトニトリルの含量が総混合溶媒組成の中で略30wt%〜90wt%の場合に、初期容量及び抵抗特性が非常に改善され、サイクル寿命特性が大きく向上したことが認められた。
Figure 2014116586
Figure 2014116586
上記の表5及び6に示すように、リチウム塩とアンモニア塩との混合塩を使って、基本溶媒としてエチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、アセトニトリル(ACN)を使って、エチレンカーボネート(EC)及びプロピレンカーボネート(PC)の相対的な含量を調節してテストした。その結果、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートとの混合比を一定な比率で調節する場合、サイクル寿命特性が向上することが認められた。特に、実施例3−1〜3−5と比較例3−1〜3−4とを比べると、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートとの混合比を略1:1〜8:1以内に調節した場合、サイクル寿命特性が大きく向上したことが認められた。
また、上述した実施例によれば、電解液を構成する電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩のうちのいずれか一つを単体として使ってもよい。この時、前記リチウム塩または前記アンモニア塩のモル濃度は各々0.1M〜2.0Mになる。または、電解液を構成する電解質塩は、リチウム塩及びアンモニア塩を混合して使ってもよい。特に、LICセルを製造する場合、電解液を構成する電解質塩はリチウム塩:アンモニア塩を5:5〜9:1の混合割合(モル濃度基準)で混合して特性をより一層改善することができる。リチウム塩とアンモニア塩とを混合して使う実施例1−1の場合の方が、リチウム塩を単体として使う実施例1−2に比べて、初期容量及び抵抗特性が改善されることが認められた。また、サイクル寿命特性が大きく向上したことが認められた。
前述のように、本発明による電解液組成物は、電解液組成物を液相で維持すると共に伝導度及び粘度を向上させるために、混合する低貼度の鎖状カーボネート(EMC)の代りに、誘電率が高く且つ粘度も一般的なカーボネート系溶媒に比べて著しく低い二トリル系溶媒(ACN)を混合して使う場合、初期容量及び抵抗特性が非常に優秀で、サイクル寿命特性が向上することが認められた。特に、リチウム塩及びアンモニア塩から成る混合塩を使って、電解液を構成する溶媒の中でニトリル系溶媒の総合量を全体混合溶媒組成に対比した略30wt%〜90wt%に調節し、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートとの混合比を1:1〜8:1に調節した場合、初期容量及び抵抗特性、サイクル寿命特性が大きく向上することが認められた。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エネルギ貯蔵装置
110 電極構造物
112 陰極
114 陽極
120 分離膜
130 電解液組成物
132 陽イオン
134 陰イオン

Claims (18)

  1. 電解質塩と、カーボネート系溶媒と、アセトニトリル(acetonitrile)及びプロピオニトリル(propionitrile)のうちの少なくともいずれか一つのニトリル系溶媒とを含む電解液組成物。
  2. 前記ニトリル系溶媒の含量は、前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して30wt%〜90wt%である請求項1に記載の電解液組成物。
  3. 前記カーボネート系溶媒は、環形カーボネート系溶媒を含む請求項1または2に記載の電解液組成物。
  4. 前記カーボネート系溶媒は、環形カーボネート系溶媒であり、
    前記環形カーボネート系溶媒の含量は、前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して10wt%〜70wt%である請求項1から3のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  5. 前記カーボネート系溶媒は、エチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートを含み、
    前記エチレンカーボネートと前記プロピレンカーボネートとの混合割合は1:1〜8:1である請求項1から4のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  6. 前記電解質塩は、リチウム塩及びアンモニア塩のうちの少なくともいずれか一つを含む請求項1から5のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  7. 前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、
    前記リチウム塩と前記アンモニア塩との混合割合は5:5〜9:1である請求項1から6のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  8. 前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、
    前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度は前記電解液組成物に対して0.1M〜2.0Mである請求項1から7のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  9. 前記リチウム塩は、LiPF、LiBF、LiSbF、LiAsF、LiClO、LiCFSO、LiN(SOCF、LiN(SO、LiC(SOCF、LiPF(CF、LiPF(C、LiPF(CF、LiPF(iso−C、LiPF(iso−C)、(CF(SONLi、(CF(SONLiのうちの少なくともいずれか一つを含む請求項6から8のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  10. 前記アンモニア塩は、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(tetraethyl ammonium tetrafluoroborate:TEABF)、トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(Triethylmethyl ammonium tetrafluoroborate:TEMABF)、ジエチルジメチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyldimethyl ammonium tetrafluoroborate:DEDMABF)、ジエチルメチルメトキシエチルアンモニウムテトラフルオロボラート(diethyl−methyl−methoxyethyl ammonium tetrafluoroborate:DEMEBF)、スピロビピロリジニウムテトラフルオロボラート(spirobipyrrolidiniumte trafluoroborate:SBPBF)、スピロピペリジンピピロリジニウムテトラフルオロボラート(spiropiperidinepyrrolidiniumte trafluoroborate:SPPBF)のうちの少なくともいずれか一つを含む請求項6から9のいずれか1項に記載の電解液組成物。
  11. 陽極、陰極及び電解液組成物を含み、
    前記電解液組成物は、電解質塩と、カーボネート系溶媒と、アセトニトリル及びプロピオニトリルのうちの少なくともいずれか一つのニトリル系溶媒とを含むエネルギ貯蔵装置。
  12. 前記ニトリル系溶媒の含量は、前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して30wt%〜90wt%である請求項11に記載のエネルギ貯蔵装置。
  13. 前記カーボネート系溶媒は、環形カーボネート系溶媒を含む請求項11または12に記載のエネルギ貯蔵装置。
  14. 前記カーボネート系溶媒は環形カーボネート系溶媒で、
    前記環形カーボネート系溶媒の含量は、前記電解液組成物に含まれた総混合溶媒に対して10wt%〜70wt%である請求項11から13のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵装置。
  15. 前記カーボネート系溶媒はエチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートを含み、
    前記エチレンカーボネートと前記プロピレンカーボネートとの混合割合は1:1〜8:1である請求項11から14のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵装置。
  16. 前記電解質塩は、リチウム塩及びアンモニア塩のうちの少なくともいずれか一つを含む請求項11から15のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵装置。
  17. 前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、
    前記リチウム塩と前記アンモニア塩との混合割合は5:5〜9:1である請求項11から16のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵装置。
  18. 前記電解質塩はリチウム塩及びアンモニア塩を含み、
    前記リチウム塩または前記アンモニア塩の濃度は前記電解液組成物に対して0.1M〜2.0Mである請求項11から17のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵装置。
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