JP2014113835A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014113835A JP2014113835A JP2012267051A JP2012267051A JP2014113835A JP 2014113835 A JP2014113835 A JP 2014113835A JP 2012267051 A JP2012267051 A JP 2012267051A JP 2012267051 A JP2012267051 A JP 2012267051A JP 2014113835 A JP2014113835 A JP 2014113835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- filter
- tank
- pressure regulator
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J35/00—Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J37/00—Arrangements of fuel supply lines, taps, or the like, on motor cycles or engine-assisted cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0011—Constructional details; Manufacturing or assembly of elements of fuel systems; Materials therefor
- F02M37/0023—Valves in the fuel supply and return system
- F02M37/0029—Pressure regulator in the low pressure fuel system
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0076—Details of the fuel feeding system related to the fuel tank
- F02M37/0088—Multiple separate fuel tanks or tanks being at least partially partitioned
- F02M37/0094—Saddle tanks; Tanks having partition walls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
- F02M37/10—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
- F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
- F02M37/50—Filters arranged in or on fuel tanks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0047—Layout or arrangement of systems for feeding fuel
- F02M37/007—Layout or arrangement of systems for feeding fuel characterised by its use in vehicles, in stationary plants or in small engines, e.g. hand held tools
Abstract
【課題】燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる自動二輪車を提供する。
【解決手段】燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5の下面に取り付けられる。燃料ポンプユニットは、燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する。フィルタ21は、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路において燃料ポンプユニットよりも下流に配置される。フィルタは、燃料タンクに取り付けられる。プレッシャレギュレータ22は、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路においてフィルタよりも下流に配置される。プレッシャレギュレータは、燃料タンクに取り付けられる。
【選択図】図5
【解決手段】燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5の下面に取り付けられる。燃料ポンプユニットは、燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する。フィルタ21は、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路において燃料ポンプユニットよりも下流に配置される。フィルタは、燃料タンクに取り付けられる。プレッシャレギュレータ22は、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路においてフィルタよりも下流に配置される。プレッシャレギュレータは、燃料タンクに取り付けられる。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動二輪車に関する。
自動二輪車は、燃料タンクからエンジンに燃料を供給するための燃料ポンプユニットと、フィルタと、プレッシャレギュレータとを備えている。燃料は、燃料ポンプユニットによって燃料タンクから吐出され、フィルタとプレッシャレギュレータとを通って、エンジンに供給される。
例えば、特許文献1に開示されている自動二輪車では、燃料ポンプユニットは、燃料タンクに取り付けられている。また、フィルタとプレッシャレギュレータとは、車体フレームに取り付けられている。フィルタとプレッシャレギュレータとは、それぞれ、配管を介して燃料ポンプユニットに接続されている。
燃料ポンプユニットよりも上流にフィルタを配置すると、フィルタを燃料タンクの内部に配置する必要がある。この場合、フィルタ或いはフィルタと燃料ポンプユニットとを接続する配管へのアクセスは容易ではない。これに対して、上記のように、燃料の供給経路において燃料ポンプユニットよりも下流にフィルタを配置すると、フィルタを燃料タンクの外部に容易に配置することができる。この場合、フィルタ或いはフィルタと燃料ポンプユニットとを接続する配管へのアクセスを容易にすることができる。これにより、自動二輪車のメンテナンス性を向上させることができる。
しかしながら、特許文献1の自動二輪車のように、フィルタとプレッシャレギュレータとが、車体フレームに取り付けられている場合には、燃料タンクを車体から取り外す際に、フィルタと燃料ポンプユニットとを接続する配管を取り外す必要がある。また、プレッシャレギュレータと燃料ポンプユニットとを接続する配管も取り外す必要がある。さらに、これらの配管を燃料ポンプユニットから取り外すために、燃料タンク内の残留燃料を取り除く必要がある。このため、燃料タンクの取り外し時の作業性が低下する。
本発明の課題は、燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる自動二輪車を提供することにある。
第1の態様に係る自動二輪車は、ヘッドパイプと、車体フレームと、燃料タンクと、エンジンと、燃料ポンプユニットと、フィルタと、プレッシャレギュレータと、を備える。車体フレームは、ヘッドパイプから後方かつ下方に延びる。燃料タンクは、車体フレームの上方に配置されるタンク上部と、車体フレームの側方に配置されるタンク側部とを含む。燃料タンクは、車体フレームを上方から跨ぐように配置される。エンジンは、車体フレームの下方に配置される。燃料ポンプユニットは、燃料タンクの下面に取り付けられる。燃料ポンプユニットは、燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する。フィルタは、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路において燃料ポンプユニットよりも下流に配置される。フィルタは、燃料タンクに取り付けられる。プレッシャレギュレータは、燃料タンクからエンジンへの燃料の供給経路においてフィルタよりも下流に配置される。プレッシャレギュレータは、燃料タンクに取り付けられる。
第2の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、フィルタは、タンク側部に取り付けられる。
第3の態様に係る自動二輪車は、第2の態様に係る自動二輪車であって、フィルタは、タンク側部の下方に位置する。
第4の態様に係る自動二輪車は、第1から第3の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、カバー部材をさらに備える。カバー部材は、フィルタの側方に配置され、空気の流れを案内する。
第5の態様に係る自動二輪車は、第1から第4の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、燃料タンクの下面は、後斜め下方に向かって傾斜している。燃料ポンプユニットは、燃料タンクの後部に取り付けられる。フィルタとプレッシャレギュレータとは、燃料ポンプユニットの取り付け位置よりも前方で燃料タンクに取り付けられる。
第6の態様に係る自動二輪車は、第1から第5の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、インジェクタをさらに備える。インジェクタは、プレッシャレギュレータと配管を介して接続され、エンジンへ燃料を供給する。プレッシャレギュレータとインジェクタとは、車両前後方向において燃料ポンプユニットとフィルタとの間に配置される。
第7の態様に係る自動二輪車は、第6の態様に係る自動二輪車であって、プレッシャレギュレータは、フィルタよりも上方に配置される。
第8の態様に係る自動二輪車は、第1から第7の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、フィルタの軸線は、フィルタが対向する燃料タンクの面に沿って配置される。
第9の態様に係る自動二輪車は、第1から第8の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、プレッシャレギュレータの軸線は、プレッシャレギュレータが対向する燃料タンクの面に沿って配置される。
第10の態様に係る自動二輪車は、第1から第9の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、タンク上部の下面は、タンク側部の下面よりも上方に位置している。プレッシャレギュレータは、タンク上部の下面に取り付けられる。
第11の態様に係る自動二輪車は、第1から第10の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、フィルタは、燃料ポンプユニットと配管を介して接続される。
第12の態様に係る自動二輪車は、第1から第11の態様のいずれかに係る自動二輪車であって、プレッシャレギュレータは、フィルタと配管を介して接続される。
第1の態様に係る自動二輪車では、フィルタが、燃料ポンプユニットよりも下流に配置される。また、プレッシャレギュレータが、フィルタよりも下流に配置される。従って、フィルタ及びプレッシャレギュレータへのアクセスを容易にすることができる。これにより、自動二輪車のメンテナンス性が向上する。また、フィルタ及びプレッシャレギュレータは、燃料タンクに取り付けられる。このため、燃料タンクをフィルタ及びプレッシャレギュレータと共に、車体から容易に取り外すことができる。これにより、燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる。
第2の態様に係る自動二輪車では、フィルタへのアクセスが容易である。このため、フィルタのメンテナンス性を向上させることができる。
第3の態様に係る自動二輪車では、フィルタへのアクセスが容易である。このため、フィルタのメンテナンス性を向上させることができる。
第4の態様に係る自動二輪車では、フィルタがカバー部材によって保護される。また、カバー部材によって案内される空気の流れによって、フィルタでの燃料の高温化を抑制することができる。
第5の態様に係る自動二輪車では、燃料ポンプユニットを低い位置に配置することができる。これにより、燃料タンク内の燃料を有効に利用することができる。また、燃料ポンプユニットとフィルタとプレッシャレギュレータとをコンパクトに配置することができる。
第6の態様に係る自動二輪車では、プレッシャレギュレータとインジェクタとの間の距離を小さくすることができる。このため、プレッシャレギュレータとインジェクタとを接続する配管を短くすることができる。それにより、インジェクタから配管を外すときに配管から出てくる燃料量を少なくすることができる。
第7の態様に係る自動二輪車では、インジェクタから配管を外すときに、プレッシャレギュレータより上流側の燃料が配管から流出し難い。このため、インジェクタから配管を外すときに配管から出てくる燃料量をさらに少なくすることができる。
第8の態様に係る自動二輪車では、フィルタと燃料タンクとをコンパクトに配置することができる。
第9の態様に係る自動二輪車では、プレッシャレギュレータと燃料タンクとをコンパクトに配置することができる。
第10の態様に係る自動二輪車では、プレッシャレギュレータを高い位置に配置することができる。
第11の態様に係る自動二輪車では、フィルタと燃料ポンプユニットとを接続する配管を外すことなく、燃料タンクを車体から容易に取り外すことができる。これにより、燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる。
第12の態様に係る自動二輪車では、フィルタとプレッシャレギュレータを接続する配管を外すことなく、燃料タンクを車体から容易に取り外すことができる。これにより、燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車1を図1に示す。図1は、自動二輪車1の側面図である。なお、以下の説明において、特に説明が無い限り、前、後、左、右は、自動二輪車1に乗車したライダーから見た前、後、左、右を意味するものとする。自動二輪車1は、車体フレーム2と、エンジン3と、シート4と、燃料タンク5と、前輪6と、後輪7と、を備えている。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、フロントフレーム16と、リアフレーム17とを有する。ヘッドパイプ11にはフロントフォーク14が支持されている。フロントフォーク14の上端にはハンドル15が固定されている。また、ヘッドパイプ11の前方には、ヘッドライトユニット13が配置されている。フロントフォーク14の下部には前輪6が回転可能に支持されている。前輪6の上方には、フロントフェンダー8が配置されている。
フロントフレーム16は、複数個所で屈曲したパイプ状部材から構成されている。フロントフレーム16の後端には、スイングアーム12が上下に揺動可能に連結されている。スイングアーム12の後端には、後輪7が回転可能に支持されている。フロントフレーム16は、アッパーフレーム部18を含む。アッパーフレーム部18は、ヘッドパイプ11から後方かつ下方に延びている。
リアフレーム17は、左右一対のパイプ状部材から構成されている。なお、図1では、左右のパイプ状部材のうち左側に位置するもののみが図示されている。リアフレーム17は、フロントフレーム16に繋がっており、フロントフレーム16から後方に延びている。
車体フレーム2の上部には、シート4及び燃料タンク5が取り付けられている。燃料タンク5は、シート4の前方に配置されている。燃料タンク5は、フロントフレーム16の上方に配置されている。シート4は、リアフレーム17の上方に配置されている。
エンジン3は、図示しないチェーンを介して後輪7に駆動力を伝達する。エンジン3は、燃料タンク5の下方に配置されており、フロントフレーム16に支持されている。エンジン3は、アッパーフレーム部18の下方に配置されている。
図2は、燃料タンク5及びその周囲の構造を示す側面図である。図3は、図2におけるIII−III断面図である。図2及び図3に示すように、燃料タンク5の側方には、カバー部材191,192が配置されている。カバー部材191,192は、空気の流れを案内する。側面視において、カバー部材191,192は、燃料タンク5の一部と重なるように配置されている。また、側面視において、カバー部材191,192は、エンジン3の一部と重なるように配置されている。詳細には、カバー部材191,192は、第1カバー部材191と第2カバー部材192とを含む。第1カバー部材191は、燃料タンク5の左側方に位置する。第2カバー部材192は、燃料タンク5の右側方に位置する。
図3に示すように、燃料タンク5は、アッパーフレーム部18を上方から跨ぐように配置されている。詳細には、燃料タンク5は、タンク上部501と、第1タンク側部502と、第2タンク側部503とを含む。タンク上部501は、アッパーフレーム部18の上方に配置されている。第1タンク側部502は、アッパーフレーム部18の左側方に配置されている。第2タンク側部503は、アッパーフレーム部18の右側方に配置されている。タンク上部501の下面は、第1タンク側部502の下面及び第2タンク側部503の下面よりも上方に位置している。
図4は、自動二輪車1が備える燃料供給系を示す模式図である。燃料供給系は、燃料ポンプユニット20と、燃料フィルタ21と、プレッシャレギュレータ22と、インジェクタ23と、酸素センサ24と、コントローラ25とを含む。
燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5に取り付けられている。燃料フィルタ21は、燃料タンク5からエンジン3への燃料の供給経路において燃料ポンプユニット20よりも下流に配置されている。燃料フィルタ21は、第1燃料管26によって燃料ポンプユニット20と接続されている。燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5内の燃料を第1燃料管26に送り出す。燃料フィルタ21は、燃料をろ過する。
プレッシャレギュレータ22は、燃料タンク5からエンジン3への燃料の供給経路において燃料フィルタ21よりも下流に配置されている。プレッシャレギュレータ22は、第2燃料管27によって燃料フィルタ21と接続されている。プレッシャレギュレータ22は、第1燃料管26と第2燃料管27と第3燃料管28との燃料を一定圧力に保つ。インジェクタ23は、第3燃料管28によってプレッシャレギュレータ22と接続されている。インジェクタ23は、エンジン3の吸気管73内の空気に燃料を噴射する。また、プレッシャレギュレータ22と燃料ポンプユニット20とは、戻り燃料管29によって接続されている。インジェクタ23に供給されなかった余剰燃料は、戻り燃料管29を通って燃料ポンプユニット20に戻る。
酸素センサ24は、エンジン3の排気管74内に配置される。酸素センサ24は、例えばジルコニアを用いたセンサである。酸素センサ24は、排気ガス中の酸素濃度を検出する。酸素センサ24は、酸素センサ24の温度が所定の活性化温度以上に達したときに、有効な精度で酸素濃度を検出することができる。酸素センサ24は、検出した酸素濃度に対応した信号をコントローラ25に送る。
コントローラ25は、CPUなどの演算装置やメモリなどの記録装置を含む電子制御装置である。コントローラ25は、燃料ポンプユニット20からの燃料の吐出量を制御する。コントローラ25は、インジェクタ23からの燃料噴射量を制御する。コントローラ25は、酸素センサ24が検出した酸素濃度に適した空燃比を演算する。
例えば、燃料中のアルコールの含有率が変更されると、排気ガス中の酸素濃度が変化する。この場合、コントローラ25は、変化後の酸素濃度に適した空燃比を演算する。そして、コントローラ25は、演算結果に基づいて、インジェクタ23を制御する。例えば、コントローラ25は、酸素センサの出力値から現在のアルコール含有率を推定し、推定されたアルコール含有率に基づいて噴射量を算出する。
コントローラ25は、演算した空燃比或いはアルコール含有率を記憶する。コントローラ25は、エンジン3の冷間始動時には、記憶した空燃比或いはアルコール含有率に基づいてインジェクタ23を制御する。冷間始動とは、エンジン3が外気温度と同じ温度である状態で始動することを意味する。冷間始動時には、酸素センサ24の温度が活性化温度より低くなっている。
図5は、燃料供給系を示す自動二輪車1の一部の側面断面図である。図6は、燃料供給系を示す自動二輪車1の一部を下方から見た図である。図5及び図6に示すように、燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5の下面に取り付けられている。燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5の後部に取り付けられている。燃料タンク5の下面は、後斜め下方に向かって傾斜している。従って、燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5において比較的低い部分に取り付けられている。
燃料フィルタ21は、燃料タンク5に取り付けられている。燃料フィルタ21は、第1タンク側部502に取り付けられている。詳細には、燃料フィルタ21は、ブラケット71を介して、燃料タンク5に取り付けられている。図3に示すように、ブラケット71は、第1タンク側部502に固定されており、第1タンク側部502から下方に突出している。燃料フィルタ21は、第1タンク側部502の下方に位置している。図5に示すように、燃料フィルタ21は、燃料ポンプユニット20よりも前方に位置している。燃料フィルタ21は、燃料タンク5の前端よりも後方に位置している。
燃料フィルタ21の軸線は、燃料フィルタ21が対向する燃料タンク5の面に沿って配置されている。すなわち、燃料フィルタ21の軸線は、第1タンク側部502の下面に沿って配置されている。第1カバー部材191は、燃料フィルタ21の左側方に配置されている。側面視において、燃料フィルタ21は、第1カバー部材191に重なるように配置されている。図3に示すように、燃料フィルタ21は、車両左右方向において第1カバー部材191とエンジン3との間に位置している。
図5に示すように、プレッシャレギュレータ22は、燃料タンク5に取り付けられている。プレッシャレギュレータ22は、タンク上部501の下面に取り付けられている。詳細には、プレッシャレギュレータ22は、ブラケット72を介して燃料タンク5に取り付けられている。プレッシャレギュレータ22は、燃料フィルタ21よりも上方に配置されている。プレッシャレギュレータ22は、戻り燃料管29と燃料ポンプユニット20との取付部分よりも上方に配置されている。
プレッシャレギュレータ22は、燃料ポンプユニット20よりも前方に位置している。プレッシャレギュレータ22は、燃料フィルタ21よりも後方に位置している。すなわち、プレッシャレギュレータ22は、前後方向において燃料ポンプユニット20と燃料フィルタ21との間に位置している。また、側面視において、インジェクタ23は、プレッシャレギュレータ22の下方に位置している。従って、プレッシャレギュレータ22とインジェクタ23とは、前後方向において燃料ポンプユニット20と燃料フィルタ21との間に配置されている。
プレッシャレギュレータ22の軸線は、プレッシャレギュレータ22が対向する燃料タンク5の面に沿って配置される。すなわち、プレッシャレギュレータ22の軸線は、タンク上部501の下面に沿って配置されている。図6に示すように、プレッシャレギュレータ22は、燃料タンク5の車両左右方向における中心線よりも燃料フィルタ21側に偏心して配置されている。
燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22とは、燃料ポンプユニット20の取り付け位置よりも前方で燃料タンク5に取り付けられている。燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22と燃料ポンプユニット20とは、前後方向において燃料タンク5の前端と後端との間に配置されている。
本実施形態に係る自動二輪車1では、燃料フィルタ21が、燃料の供給経路において燃料ポンプユニット20よりも下流に配置される。また、プレッシャレギュレータ22が、燃料の供給経路において燃料フィルタ21よりも下流に配置される。従って、燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22が燃料タンク5内に配置される場合と比べて、燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22へのアクセスが容易である。これにより、自動二輪車1のメンテナンス性が向上する。
燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22は、燃料タンク5に取り付けられる。このため、燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22が燃料タンク5に取り付けられた状態で、燃料タンク5を車体から容易に取り外すことができる。また、このとき、複数の燃料管のうち第3燃料管28のみを取り外すだけでよく、第1燃料管26と第2燃料管27と戻り燃料管29とを取り外す必要が無い。従って、第1燃料管26と第2燃料管27と戻り燃料管29とを取り外す作業を省略することができる。また、第1燃料管26と第2燃料管27と戻り燃料管29との内部の残留燃料を処理する作業を省略することができる。これにより、燃料タンク5の取り外し時の作業性が向上する。
燃料フィルタ21は、第1タンク側部502に取り付けられている。このため、燃料フィルタ21へのアクセスが容易である。燃料フィルタ21は、第1タンク側部502の下方に位置している。このため、燃料フィルタ21へのアクセスが容易である。
第1カバー部材191が、燃料フィルタ21の側方に配置されている。このため、燃料フィルタ21が第1カバー部材191によって保護される。また、第1カバー部材191によって案内される空気の流れによって、燃料フィルタ21での燃料の高温化を抑制することができる。
燃料タンク5の下面は、後斜め下方に向かって傾斜しており、燃料ポンプユニット20は、燃料タンク5の後部に取り付けられる。このため、燃料ポンプユニット20を低い位置に配置することができる。これにより、燃料タンク5内の燃料の残量が少なくなっても、燃料を有効に利用することができる。
燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22とは、燃料ポンプユニット20の取り付け位置よりも前方で燃料タンク5に取り付けられる。これにより、燃料ポンプユニット20と燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22とをコンパクトに配置することができる。また、燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22と燃料ポンプユニット20とは、前後方向において燃料タンク5の前端と後端との間に配置されている。従って、燃料フィルタ21とプレッシャレギュレータ22と燃料ポンプユニット20とは、燃料タンク5の下方の空間にコンパクトに配置されている。
プレッシャレギュレータ22とインジェクタ23とは、車両前後方向において燃料ポンプユニット20と燃料フィルタ21との間に配置されている。従って、プレッシャレギュレータ22とインジェクタ23との間の距離が小さい。このため、プレッシャレギュレータ22とインジェクタ23とを接続する第3燃料管28を短くすることができる。それにより、インジェクタ23から第3燃料管28を外すときに第3燃料管28から出てくる燃料量を少なくすることができる。
プレッシャレギュレータ22は、燃料フィルタ21よりも上方に配置されている。このため、インジェクタ23から第3燃料管28を外すときに、プレッシャレギュレータ22より上流側の燃料が第3燃料管28から流出し難い。例えば、第2燃料管27及び戻り燃料管29内に残留している燃料が、第3燃料管28から流出し難い。このため、インジェクタ23から第3燃料管28を外すときに第3燃料管28から出てくる燃料量をさらに少なくすることができる。
燃料フィルタ21の軸線は、燃料フィルタ21が対向する燃料タンク5の面に沿って配置されている。このため、燃料フィルタ21と燃料タンク5とをコンパクトに配置することができる。
プレッシャレギュレータ22の軸線は、プレッシャレギュレータ22が対向する燃料タンク5の面に沿って配置されている。このため、プレッシャレギュレータ22と燃料タンク5とをコンパクトに配置することができる。
プレッシャレギュレータ22は、タンク上部501の下面に取り付けられる。このため、プレッシャレギュレータ22が第1タンク側部502の下面に取り付けられる場合と比べて、プレッシャレギュレータ22を高い位置に配置することができる。
次に、燃料ポンプユニット20の構造について説明する。図7は、燃料ポンプユニット20の側面断面図である。図7に示すように、燃料ポンプユニット20は、ケース31と、隔壁部32と、燃料ポンプ33と、フィルタユニット34とを含む。
ケース31は、円筒状の外形を有する。ケース31の一方の端部は開かれており、他方の端部は閉じられている。なお、燃料ポンプユニット20の以下の説明において、ケース31の閉じられている端部から開かれている端部に向かう方向を上、その逆の方向を下と定義する。従って、ケース31の上部には開口310が設けられており、ケース31の下部は底面311によって閉じられている。燃料ポンプユニット20の説明において、水平方向とは、上下方向に垂直な方向を意味する。また、燃料ポンプユニット20の以下の説明において、平面視とは、上下方向から見た図を意味する。
ケース31は、内部空間35と吐出通路36とを含む。吐出通路36は、上下方向に延びている。ケース31は、吐出口37と戻り口38とを含む。吐出口37は、吐出通路36の下部に配置されている。戻り口38は、内部空間35の下部に配置されている。
隔壁部32は、ケース31の内部空間35を、戻り燃料室39と主燃料室40とに区画している。隔壁部32は、ケース31の内部空間35を上下に区画している。戻り燃料室39は、隔壁部32の下方に位置する。主燃料室40は、隔壁部32の上方に位置する。従って、戻り燃料室39は、主燃料室40の下方に配置されている。上述した戻り口38は、戻り燃料室39に配置される。主燃料室40は、ケース31の上部の開口310を通してケース31の外部に連通している。隔壁部32は、ケース31と別体の部材である。ケース31の内側面は段部41を含む。隔壁部32は、段部41に支持されている。
フィルタユニット34は、戻り燃料室39に配置される。図8は、図7におけるVIII−VIII断面図である。図7及び図8に示すように、フィルタユニット34は、第1接続管42とフィルタ43とを含む。第1接続管42は、フィルタ43と燃料ポンプ33とを接続する。第1接続管42は、吸い込み口44を含む。吸い込み口44は、戻り燃料室39に配置されている。フィルタ43は、吸い込み口44に取り付けられている。フィルタ43は、戻り燃料室39内において戻り口38と向き合うように配置される。フィルタ43は、戻り燃料室39を、戻り口38が配置される空間と、第1接続管42が配置される空間とに分けるように配置される。
第1接続管42は、第1管部45と第2管部46と第3管部47とを含む。第1管部45は、吸い込み口44に接続されている。第1管部45は、水平方向に延びている。第2管部46は、第1管部45に接続されている。第2管部46は、水平方向且つ第1管部45と交差する方向に延びている。第3管部47は、第2管部46に接続されている。第3管部47は上下方向に延びている。図7に示すように、隔壁部32は、取付開口48を含む。第3管部47の上部は、取付開口48に接続されている。
燃料ポンプ33は、燃料を、吸い込み口44から吸い込み、吐出口37から吐出する。燃料ポンプ33は、隔壁部32の上方に配置される。燃料ポンプ33は、吸い込み部51と吐出部52とを含む。燃料ポンプ33は、吸い込み部51から燃料を吸い込み、吐出部52から吐出する。吸い込み部51は、燃料ポンプ33の下面に設けられている。吸い込み部51は、第1接続管42に接続されている。具体的には、吸い込み部51は、第3管部47の上部に接続されている。吐出部52は、燃料ポンプ33の上面に設けられている。吐出部52は、第2接続管53に接続されている。第2接続管53は、吐出部52と吐出通路36とを接続する。
隔壁部32は、第1の開口54を含む。第1の開口54は、主燃料室40と戻り燃料室39とを連通させる。図9は、図7におけるIX−IX断面図である。なお、図9においては、燃料ポンプ33の図示を省略しており、燃料ポンプ33の位置のみを二点鎖線で示している。図9に示すように、第1の開口54は、吸い込み口44からできるだけ遠く離れるように配置される。具体的には、平面視において、第1の開口54と吸い込み口44との間には、燃料ポンプ33が位置している。また、第1の開口54から吸い込み口44までの経路長は、戻り口38から吸い込み口44までの経路長よりも長い。
図7及び図9に示すように、ケース31の側面は、第2の開口55を含む。第2の開口55は、主燃料室40とケース31の外部とを連通させる。隔壁部32は、平坦部56と縦壁部57とを含む。燃料ポンプ33は、平坦部56上に載置される。上述した取付開口48と第1の開口54とは、平坦部56に設けられている。縦壁部57は、平坦部56から上方に突出している。縦壁部57は、隔壁部32と一体的に形成されている。縦壁部57は、第1の開口54と第2の開口55との間に配置される。すなわち、縦壁部57は、第2の開口55から第1の開口54へ向かう燃料の流れに干渉するように配置されている。縦壁部57は、ケース31の内側面に沿って湾曲した形状を有する。縦壁部57は、ケース31の内側面から離れて配置されており、第2の開口55に向き合うように配置されている。縦壁部57の上端は、第2の開口55よりも上方に位置している。図7に示すように、縦壁部57とケース31の内側面との間の空間58の上部は開かれている。図8に示すように、この空間58の第2の開口55に近い方の水平方向の端部58aは、閉じられている。この空間58の第2の開口55に遠い方の水平方向の端部59bは、開かれている。
隔壁部32は、上方に向かって突出した凸部61を含む。凸部61は、平坦部56から上方へ向かって突出している。凸部61は、隔壁部32を貫通している孔62を含む。孔62は、凸部61の上面に設けられている。平面視において、凸部61の少なくとも一部は、戻り口38と吸い込み口44との間に配置される。平面視において、凸部61の少なくとも一部は、戻り口38とフィルタ43との間の空間に重なっている。すなわち、凸部61の少なくとも一部は、戻り口38とフィルタ43との間の空間の上方に位置する。凸部61は、燃料ポンプ33の側方に配置される。凸部61の一方の側面61aは、燃料ポンプ33の側面に沿って湾曲した形状を有する。凸部61の他方の側面は、ケース31の内側面に沿って湾曲した形状を有する。
ケース31の外側面にはフランジ部63が配置されている。フランジ部63は、燃料タンク5の下面に取り付けられる。これにより、燃料ポンプユニット20が、燃料タンク5に取り付けられる。燃料ポンプユニット20においてフランジ部63より上方の部分は、燃料タンク5の内部に配置される。燃料ポンプユニット20においてフランジ部63より下方の部分は、燃料タンク5の外部に配置される。
燃料ポンプユニット20における燃料の流れを説明すると以下の通りである。燃料タンク5内の燃料は、ケース31の上部の開口310を通って主燃料室40に流れる。また、燃料タンク5内の燃料は、第2の開口55を通って主燃料室40に流れる。燃料は、主燃料室40から第1の開口54を通って戻り燃料室39に流れる。また、上述した戻り燃料管29からの余剰燃料は、戻り口38を通って戻り燃料室39に流れる。燃料ポンプ33は、戻り燃料室39の燃料を吸い込み口44から吸い込み、吐出口37から吐出する。吐出口37から吐出された燃料は、上述したインジェクタ23に供給される。
本実施形態に係る燃料ポンプユニット20では、吸い込み口44が戻り燃料室39内に配置されている。このため、エンジン3の始動時には、戻り燃料室39内の燃料が、主燃料室40内の燃料よりも優先してエンジン3に供給される。エンジン3の始動時において、戻り燃料室39内の燃料は、給油によって組成が変化する前の燃料である。一方、主燃料室40内の燃料は、給油によって組成が変化した燃料である。戻り燃料室39と主燃料室40とは隔壁部32によって区画されているため、戻り燃料室39内の燃料と主燃料室40の燃料とが混ざり難い。従って、エンジン3の始動直後には、給油前の既知の燃料の組成に基づいて燃料噴射制御を行なうことができる。また、燃料ポンプ33に接続される配管の容積を大きくする必要が無いため、燃料ポンプユニット20を小型化することができると共に、自動二輪車1への取付が容易になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
燃料供給系の構成は、上述した構成に限られない。例えば、燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22の一方が燃料ポンプユニット20に一体化されてもよい。この場合、燃料フィルタ21及びプレッシャレギュレータ22の他方は、燃料ポンプユニット20と別体とされ、燃料タンク5に取り付けられる。この場合、燃料管26,27,28,29の一部は省略されてもよい。
燃料ポンプユニット20、燃料フィルタ21、或いはプレッシャレギュレータ22の位置は、上述した位置に限らず変更されてもよい。例えば、上記の実施形態では、燃料フィルタ21は第1タンク側部502に取り付けられているが、第2タンク側部503に取り付けられてもよい。言い換えれば、燃料フィルタ21は、第2カバー部材192の内方に配置されてもよい。或いは、燃料フィルタ21は、第1タンク側部502又は第2タンク側部503の側方に配置されてもよい。
酸素センサ24は、エンジン3のシリンダヘッド内に形成された排気通路部分に配置されてもよい。或いは、酸素センサ24は、シリンダヘッドに接続された排気管74に配置されてもよい。酸素センサ24は、ヒータ付きのセンサと、ヒータ無しのセンサとのどちらであってもよい。
燃料ポンプユニット20の構成は、上述した構成に限られない。例えば、隔壁部は、ケースの内部空間を水平方向に区画してもよい。第1の開口の位置は、上述した位置に限られない。ただし、エンジン3始動時に燃料の組成の変化を小さく抑えるためには、第1の開口は、吸い込み口からできるだけ離れて配置されることが好ましい。
ケース及び隔壁部の構造が変更されてもよい。例えば、図10は、変形例に係る燃料ポンプユニット20の側面断面を模式的に示す図である。図10に示すように、ケース31は、第1ケース部31aと第2ケース部31bとを有する。第1ケース部31aと第2ケース部31bとは、互いに別体の部材である。第2ケース部31bは、第1ケース部31aの下方に配置されており、第1ケース部31aに取り付けられる。隔壁部32は、第1ケース部31aの底面である。
縦壁部の位置が、変更されてもよい。ただし、第2の開口が第1の開口の近くに配置される場合には、縦壁部は、第1の開口と第2の開口との間に位置することが好ましい。
自動二輪車は、アルコール燃料を用いる車両に限らず、ガソリン燃料を用いる車両であってもよい。
本発明によれば、燃料タンクの取り外し時の作業性を向上させることができる自動二輪車を提供することができる。
11 ヘッドパイプ
2 車体フレーム
5 燃料タンク
3 エンジン
20 燃料ポンプユニット
21 燃料フィルタ
22 プレッシャレギュレータ
191 第1カバー部材
23 インジェクタ
2 車体フレーム
5 燃料タンク
3 エンジン
20 燃料ポンプユニット
21 燃料フィルタ
22 プレッシャレギュレータ
191 第1カバー部材
23 インジェクタ
Claims (12)
- ヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプから後方かつ下方に延びる車体フレームと、
前記車体フレームの上方に配置されるタンク上部と前記車体フレームの側方に配置されるタンク側部とを含み、前記車体フレームを上方から跨ぐように配置される燃料タンクと、
前記車体フレームの下方に配置されるエンジンと、
を備える自動二輪車であって、
前記燃料タンクの下面に取り付けられ、前記燃料タンクから前記エンジンへ燃料を供給するための燃料ポンプユニットと、
前記燃料タンクから前記エンジンへの燃料の供給経路において前記燃料ポンプユニットよりも下流に配置されており、前記燃料タンクに取り付けられるフィルタと、
前記燃料タンクから前記エンジンへの燃料の供給経路において前記フィルタよりも下流に配置されており、前記燃料タンクに取り付けられるプレッシャレギュレータと、
を備えることを特徴とする自動二輪車。 - 前記フィルタは、前記タンク側部に取り付けられる、
請求項1に記載の自動二輪車。 - 前記フィルタは、前記タンク側部の下方に位置する、
請求項2に記載の自動二輪車。 - 前記フィルタの側方に配置され、空気の流れを案内するカバー部材をさらに備える、
請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記燃料タンクの下面は、後斜め下方に向かって傾斜しており、
前記燃料ポンプユニットは、前記燃料タンクの後部に取り付けられ、
前記フィルタと前記プレッシャレギュレータとは、前記燃料ポンプユニットの取り付け位置よりも前方で燃料タンクに取り付けられる、
請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記プレッシャレギュレータと配管を介して接続され、前記エンジンへ燃料を供給するためのインジェクタをさらに備え、
前記プレッシャレギュレータと前記インジェクタとは、車両前後方向において燃料ポンプユニットと前記フィルタとの間に配置される、
請求項1から5のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記プレッシャレギュレータは、前記フィルタよりも上方に配置される、
請求項6に記載の自動二輪車。 - 前記フィルタの軸線は、前記フィルタが対向する前記燃料タンクの面に沿って配置される、
請求項1から7のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記プレッシャレギュレータの軸線は、前記プレッシャレギュレータが対向する前記燃料タンクの面に沿って配置される、
請求項1から8のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記タンク上部の下面は、前記タンク側部の下面よりも上方に位置しており、
前記プレッシャレギュレータは、前記タンク上部の下面に取り付けられる、
請求項1から9のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記フィルタは、前記燃料ポンプユニットと配管を介して接続される、
請求項1から10のいずれかに記載の自動二輪車。 - 前記プレッシャレギュレータは、前記フィルタと配管を介して接続される、
請求項1から11のいずれかに記載の自動二輪車。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012267051A JP2014113835A (ja) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | 自動二輪車 |
ES13194342.5T ES2534290T3 (es) | 2012-12-06 | 2013-11-26 | Motocicleta |
EP13194342.5A EP2740653B1 (en) | 2012-12-06 | 2013-11-26 | Motorcycle |
BR102013030693-2A BR102013030693B1 (pt) | 2012-12-06 | 2013-11-28 | motocicleta |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012267051A JP2014113835A (ja) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | 自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014113835A true JP2014113835A (ja) | 2014-06-26 |
Family
ID=49683502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012267051A Pending JP2014113835A (ja) | 2012-12-06 | 2012-12-06 | 自動二輪車 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2740653B1 (ja) |
JP (1) | JP2014113835A (ja) |
BR (1) | BR102013030693B1 (ja) |
ES (1) | ES2534290T3 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105460135A (zh) * | 2014-09-09 | 2016-04-06 | 光阳工业股份有限公司 | 摩托车稳压器的配置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3830734B2 (ja) * | 1999-09-02 | 2006-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両の燃料タンク構造 |
JP4322297B2 (ja) * | 2007-08-22 | 2009-08-26 | 株式会社デンソー | 内燃機関の制御装置 |
JP4889669B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | 燃料供給装置 |
JP5315192B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2013-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の燃料供給装置 |
-
2012
- 2012-12-06 JP JP2012267051A patent/JP2014113835A/ja active Pending
-
2013
- 2013-11-26 EP EP13194342.5A patent/EP2740653B1/en active Active
- 2013-11-26 ES ES13194342.5T patent/ES2534290T3/es active Active
- 2013-11-28 BR BR102013030693-2A patent/BR102013030693B1/pt active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR102013030693B1 (pt) | 2020-10-20 |
EP2740653B1 (en) | 2015-03-18 |
EP2740653A1 (en) | 2014-06-11 |
BR102013030693A2 (pt) | 2014-09-16 |
ES2534290T3 (es) | 2015-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101166998B1 (ko) | 연료 공급 장치 | |
JP5543772B2 (ja) | 吸気ダクト及び乗り物 | |
JP2011073629A (ja) | スクータ型車両 | |
US11022032B2 (en) | Engine | |
JP4888114B2 (ja) | 自動二輪車の燃料供給装置 | |
JP4835405B2 (ja) | 自動二輪車の燃料供給装置 | |
BR102013001159B1 (pt) | Estrutura de montagem de sensor de temperatura de óleo para motor de combustão interna | |
JP2008031934A (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
JP2011213214A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2008280031A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2014113835A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5604152B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6006977B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
EP3012447A1 (en) | Straddled vehicle and method for manufacturing intake member | |
JP2005335464A (ja) | 車両の燃料供給構造 | |
EP1980478B1 (en) | Motorcycle | |
JP5924975B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2014051894A (ja) | 燃料ポンプユニット及び車両 | |
JP2002293281A (ja) | 自動二輪車の燃料供給装置 | |
JP2019182291A (ja) | インジェクタの配置構造 | |
JP2007153071A (ja) | 自動二輪車の燃料供給装置及び自動二輪車 | |
CN104775960B (zh) | 喷射器附接结构 | |
JP6309406B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
EP1980477B1 (en) | Motorcycle | |
JP2008261340A5 (ja) |