JP2014113022A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状のカバー部材とともに車両のドアパネルの内側へ取り付けられるワイヤハーネスにおいて、ワイヤハーネスの取り付け作業の簡易化と工数軽減とを実現し、さらに、ワイヤハーネスの重量及びコストを低減する。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、電線9と車両のドアパネルの内側に取り付けられる柔軟性を有するシート状のサービスホールカバー1とを備えている。電線9は、サービスホールカバー1の第一面に沿う内側配線部9a及び第二面側へ貫通した外側配線部9bを含み、内側配線部9aにおいてサービスホールカバー1と合体している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のドアパネルの内側に取り付けられるワイヤハーネスに関する。
特許文献1に示されるように、自動車に代表される車両において、ドアパネルの内側には、サービスホールカバーと電線を含むワイヤハーネスとが取り付けられる。サービスホールカバーは、柔軟性を有するシート状の部材であり、二重構造のドアパネルにおける内側のパネルに形成されたサービスホールを覆う。サービスホールカバーは、液体及び粉塵などがサービスホールを通じて車両の室内へ浸入することを防ぐ防水及び防塵のための部材である。
また、ワイヤハーネスは、サービスホールカバーのさらに内側に沿う状態でドアパネルに取り付けられるが、そのワイヤハーネスの一部の電線は、サービスホールカバーを貫通してドアパネル側へ配線される。
サービスホールカバーにおける電線が貫通する部分は、電線が貫通するスリットが形成された内側シート部と、内側シート部の外側面に重なって垂れ下がる外側シート部とを含む二重構造を有している。これにより、液体及び粉塵などの異物が、サービスホールカバーの外側から電線の貫通部を通じて内側へ浸入することが防がれる。
また、特許文献1に示されるように、ワイヤハーネスは、ドアパネルの内側面におけるサービスホールカバーが存在しない部分、例えば、サービスホールカバーの周囲の部分にクランプなどにより固定される。また、サービスホールカバーを貫通した電線は、ドアパネルに配置される電装機器、例えば、スピーカ、パワーウィンドウ又はドアロックなどに関連する電装機器に接続される。
ドアパネルに取り付けられたサービスホールカバー及びワイヤハーネスは、ドアトリムによって覆われる。また、シート状の防音材からなる防音シートが、ドアパネルに取り付けられたワイヤハーネスとドアトリムとの間に配置される。防音材は、例えば、合成樹脂の不織布などである。なお、防音材は、吸音材でもあり、消音材でもあり、緩衝材でもある。
特開2012−130230号公報
従来のワイヤハーネスを車両のドアパネルに組み付ける工程においては、サービスホールカバーをドアパネルに取り付ける作業、及び電線の一部をドアパネルに固定する作業に加え、電線をサービスホールカバーのスリットに貫通させつつドアパネルの電装機器に接続する、という煩雑で難しい作業が必要であった。
さらに、従来のワイヤハーネスにおいては、電線が、サービスホールカバーの外側における複数の固定位置とサービスホールカバー内の貫通位置とに亘って配線される必要がある。そのため、長い電線を採用することが必要となり、そのことがワイヤハーネスの重量及びコストの低減の妨げとなっている。
本発明は、シート状のカバー部材とともに車両のドアパネルの内側へ取り付けられるワイヤハーネスにおいて、ワイヤハーネスの取り付け作業の簡易化と工数軽減とを実現し、さらに、ワイヤハーネスの重量及びコストを低減することを目的とする。
本発明の第1態様に係るワイヤハーネスは、車両のドアパネルの内側に取り付けられる柔軟性を有するシート状のカバー部材と電線とを備える。上記電線は、上記カバー部材の表裏の面のうちの一方の第一面に沿う第一面側部分及び上記カバー部材を上記第一面側からその反対の第二面側へ貫通した第二面側部分を含み、上記第一面側部分において上記カバー部材と合体している。
本発明の第2態様に係るワイヤハーネスは、第1態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第2態様に係るワイヤハーネスは、シート状の防音材からなる防音シートをさらに備える。上記防音シートは、上記電線の上記第一面側部分を支持するともに上記カバー部材の上記第一面に接合されている。
本発明の第3態様に係るワイヤハーネスは、第2態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第3態様に係るワイヤハーネスは、一対の上記防音シートを備える。一対の上記防音シートは、上記電線の上記第一面側部分を挟み込んで支持する重ね合わせ状態で相互に接合されているとともに上記カバー部材の上記第一面に接合されている。
本発明の第4態様に係るワイヤハーネスは、第2態様又は第3態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第4態様に係るワイヤハーネスは熱可塑性樹脂を含む複数のシート片をさらに備える。これら複数のシート片は、上記カバー部材の上記第二面の複数箇所各々に添え当てられた状態で、上記防音シートとともに上記カバー部材にスポット溶着により接合されている。
本発明の第5態様に係るワイヤハーネスは、第3態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第4態様に係るワイヤハーネスにおいて、重ね合わせ状態で接合された一対の上記防音シートの接合部は、熱可塑性樹脂を含み上記カバー部材の上記第二面に添え当てられたシート片と上記カバー部材と一対の上記防音シート各々とが溶着により接合された部分を含む。
本発明の第6態様に係るワイヤハーネスは、第2態様から第5態様のいずれかに係るワイヤハーネスの一態様である。第6態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記防音シートの少なくとも一部は接着剤によって上記カバー部材の上記第一面に接合されている。
上記各態様に係るワイヤハーネスは、電線がシート状のカバー部材に貫通した状態で、カバー部材と電線とが合体した構造を有している。そのため、予めカバー部材に貫通した電線をドアパネルの電装機器に接続する作業と、カバー部材をドアパネルの内側面に取り付ける作業とが行われるだけで、ドアパネルへのカバー部材及び電線の取り付け作業が完了する。従って、電線の一部をドアパネルに固定する作業が不要である上、電線をカバー部材に貫通させつつドアパネルの電装機器に接続する、という煩雑で難しい作業も不要である。そのため、ワイヤハーネスの取り付け作業の簡易化と工数軽減とが可能となる。
また、カバー部材と合体した電線は、直接ドアパネルに固定される必要がないため、カバー部材の外側における複数の固定位置とカバー部材内の貫通位置とに亘って配線される必要がない。そのため、上記各態様に係るワイヤハーネスが採用されれば、従来よりも電線の重量及びコストの低減が可能となる。
また、第2態様又は第3態様に係るワイヤハーネスにおいては、電線は、カバー部材に接合された防音シートに支持されている。そのため、カバー部材に貫通した電線を電装機器に接続する作業と、カバー部材をドアパネルの内側面に取り付ける作業とが行われるだけで、ドアパネルへのカバー部材、電線及び防音シートの取り付け作業が完了する。従って、ドアパネルへのワイヤハーネス等の部品の取り付け工数がさらに軽減される。
さらに、防音シートが、電線が周囲の物に当たって生じる異音を防ぐ。特に、第3態様に係るワイヤハーネスにおいては、電線は、カバー部材に接合された一対の防音シートに一部が挟み込まれることによってカバー部材と合体している。そのため、一対の防音シートがより確実に異音を防ぐ。
また、第4態様及び第5態様に係るワイヤハーネスにおいては、カバー部材が、防音シートと熱可塑性樹脂を含むシート片との間に挟み込まれた状態で、防音シート及びシート片と溶着されている。これにより、カバー部材と防音シートとが溶着される際に、薄いシート状のカバー部材が変形したり破れたりしてしまうことを防止できる。
また、第6態様に係るワイヤハーネスにおいては、カバー部材と防音シートとが接着剤によって接合される。そのため、カバー部材が高温に加熱されず、薄いカバー部材が加熱されることによって変形したり破れたりしてしまうことを防止できる。
本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス10の正面図である。 ワイヤハーネス10が備えるサービスホールカバーの正面図である。 ワイヤハーネス10におけるサービスホールカバーのスリットの部分の断面図である。 組み合わされる前の二重防音シート及び電線群の正面図である。 組み合わされた後の二重防音シート及び電線群の正面図である。 ワイヤハーネス10における防音シートとサービスホールカバーとの接合部の断面図である。 ワイヤハーネス10に採用可能な防音シートの電線固定部の正面図である。 ワイヤハーネス10に採用可能な防音シートの舌片部の正面図である。 本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス10Aの正面図である。 ワイヤハーネス10Aにおける防音シートの電線支持部の断面図である。 本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネス10Bの正面図である。 本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネス10Cにおける防音シートとサービスホールカバーとの接合部の断面図である。 本発明の第5実施形態に係るワイヤハーネス10Dにおける防音シートとサービスホールカバーとの接合部の断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。以下に示される各実施形態におけるワイヤハーネスは、車両のドアパネルの内側に取り付けられる。
<第1実施形態>
まず、図1〜6を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス10について説明する。図1に示されるように、ワイヤハーネス10は、複数の電線9を含む電線群90とサービスホールカバー1と二重防音シート2とを備えている。
<電線群>
電線群90は、車両のドアパネル8に取り付けられる複数の電線9を含む。電線9は、長尺な導体である芯線と、その芯線の周囲を覆う絶縁体である絶縁被覆とを有する絶縁電線である。電線9の芯線は、例えば、銅又はアルミニウムを主成分とする金属の線材である。また、電線9の絶縁被覆は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、フッ素樹脂又はポリエステルなどの合成樹脂からなる絶縁体である。図1に示される例では、電線9の端部にコネクタ91が設けられている。なお、図1において、ドアパネル8が仮想線(二点鎖線)で描かれている。
<サービスホールカバー>
サービスホールカバー1は、車両のドアパネル8の内側に取り付けられる柔軟性を有するシート状のカバー部材である。サービスホールカバー1は、例えば、ポリエチレンシートなどである。なお、図1に向かって手前側がドアパネル8の内側、即ち、室内側である。
以下の説明において、サービスホールカバー1の表裏の面のうち、室内側の面のことを第一面101と称し、ドアパネル8側の面のことを第二面102と称する。
サービスホールカバー1は、その縁部がドアパネル8の内側面に接着されることにより、二重構造のドアパネル8における内側のパネルに形成されたサービスホール81を覆う。例えば、サービスホールカバー1は、ブチルテープなどの接着剤によってドアパネル8の内側面に接着される。
サービスホールカバー1は、液体及び粉塵などがサービスホール81を通じて車両の室内へ浸入することを防ぐ防水及び防塵のための部材である。なお、図1において、ドアパネル8のサービスホール81及びサービスホールカバー1におけるドアパネル8への接着部14が仮想線(二点鎖線)で示されている。
電線群90は、サービスホールカバー1のさらに内側に沿う状態でドアパネル8に取り付けられるが、電線群90の一部の電線9は、サービスホールカバー1を貫通してドアパネル8側へ配線される。そのため、図1,2に示されるように、サービスホールカバー1には、電線9が貫通するスリット11が形成されている。
図3に示されるように、サービスホールカバー1における電線9が貫通する部分は、電線9が貫通するスリット11が形成された内側シート部13と、内側シート部13の外側面に重なって垂れ下がる外側シート部12とを含む二重構造を有している。図3において、図に向かって左側が内側(室内側)であり、図に向かって右側が外側(ドアパネル8側)である。
例えば、外側シート部12の上方の縁部121が、内側シート部13に対して接着剤又は溶着などにより接合されている。外側シート部12は、液体及び粉塵などの異物が、サービスホールカバー1の外側から電線9の貫通部を通じて内側へ浸入することを防ぐ。
以下の説明において、電線9における、サービスホールカバー1の第一面101に沿う部分(第一面側部分)のことを内側配線部9aと称し、電線9における、サービスホールカバー1を第一面101側からその反対の第二面102側へ貫通した部分(第二面側部分)のことを外側配線部9bと称する。内側配線部9aは、電線9におけるサービスホールカバー1よりも内側、即ち、室内側に配置される部分である。一方、外側配線部9bは、電線9におけるサービスホールカバー1よりも外側、即ち、ドアパネル8側に配置される部分である。
<防音シート>
二重防音シート2は、重ね合わされた一対の防音シート2a,2bからなる。一対の防音シート2a,2b各々は、シート状の防音材からなり、電線9の内側配線部9aを支持するともにサービスホールカバー1の第一面101に接合された部材である。より具体的には、一対の防音シート2a,2bは、電線9の内側配線部9aを挟み込んで支持する重ね合わせ状態で相互に接合されている。さらに、一対の防音シート2a,2b(二重防音シート2)は、サービスホールカバー1の第一面101に接合されている。
以下の説明において、一対の防音シート2a,2bのうちの一方を第一防音シート2aと称し、他方を第二防音シート2bと称する。第一防音シート2aは、電線9の内側配線部9aに対しサービスホールカバー1側の反対側に配置されており、第二防音シート2bは、電線9の内側配線部9aに対しサービスホールカバー1側に配置されている。一対の防音シート2a,2b各々は、二次元状に広がった形状を有しており、要求仕様に応じた形状及び厚みで形成されている。
一対の防音シート2a,2b各々は、柔軟性及び吸音性を有するシート状の防音材であり、例えば不織布である。例えば、一対の防音シート2a,2b各々は、約20mmから約40mm程度の厚みの不織布である。なお、防音材は、吸音材でもあり、消音材でもあり、緩衝材でもあり、制振材でもある。
<不織布>
ここで、不織布について説明する。防音シート2a,2bとして採用される不織布は、例えば、絡み合う基本繊維とバインダと称される接着樹脂とを含む。接着樹脂は、基本繊維の融点よりも低い融点(例えば、約110[℃]から約150[℃]の融点)を有する熱可塑性樹脂である。このような不織布は、基本繊維の融点よりも低く、かつ、接着樹脂の融点よりも高い温度に加熱されることにより、接着樹脂が溶融して基本繊維の隙間に溶け込む。その後、不織布の温度が、接着樹脂の融点よりも低い温度まで下がると、接着樹脂は、周囲に存在する基本繊維を結合した状態で硬化する。これにより、不織布の形状は、加熱前の状態よりも硬くなり、加熱時に型枠によって成形された形状で維持される。
接着樹脂は、例えば、粒状の樹脂又は繊維状の樹脂などである。また、接着樹脂は、芯繊維の周囲を覆うように形成されることも考えられる。このように、芯繊維が接着樹脂で被覆された構造を有する繊維は、バインダ繊維などと称される。芯繊維の材料は、例えば、基本繊維と同じ材料が採用される。
また、基本繊維は、接着樹脂の融点において繊維状態が維持されればよく、樹脂繊維の他、各種の繊維が採用され得る。また、接着樹脂は、例えば、基本繊維の融点よりも低い融点を有する熱可塑性樹脂繊維が採用される。不織布を構成する基本繊維と接着樹脂との組合せとしては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)を主成分とする樹脂繊維が基本繊維として採用され、PET及びPEI(ポリエチレンイソフタレート)の共重合樹脂が接着樹脂として採用されることが考えられる。そのような不織布において、基本繊維の融点は概ね250[℃]であり、接着樹脂の融点は約110[℃]から約150[℃]の間の温度である。
接着樹脂を含む不織布は、熱可塑性樹脂を含む他の部材と密着した状態で加熱されることにより、加熱された部分が他の部材に溶着する。
また、不織布は、ホットプレス成形により成形可能である。ホットプレス成形は、加工対象である不織布を金型などの加熱体の間に挟み込んで加圧しつつ、その不織布を加熱することにより、不織布を加熱体の内面形状に成形することである。
不織布は、ホットプレス成形において、型枠内で約110[℃]から約250[℃]までの範囲内の温度に加熱された後に冷却されると、接着樹脂が溶融して周囲の基本繊維を結合するため、型枠の内面に沿う形状に成形され、加熱体に接触した面が硬化する。
不織布がホットプレス成形によって硬化した部材は、その部材自体ある程度の可撓性を有しているが、ホットプレス成形が施される前の不織布に比べ、一定の形状を保持する硬さが強化される。
<二重防音シートの接合構造>
図4に示されるように、電線9における内側配線部9aは、一対の防音シート2a,2bの間に挟まれ、その後、一対の防音シート2a,2bが相互に接合される。
ワイヤハーネス10において、一対の防音シート2a,2bは、溶着されることによって相互に接合されている。そのため、図1に示されるように、二重防音シート2には、溶着によって一対の防音シート2a,2bが接合された部分である第一溶着部31及び第二溶着部32が形成されている。さらに、二重防音シート2には、溶着によってサービスホールカバー1と接合された部分である第三溶着部4も形成されている。
第一溶着部31は、主として一対の防音シート2a,2bを相互に留める機能を果たす部分である。一方、第二溶着部32は、主として一対の防音シート2a,2bに挟まれた電線9の内側配線部9aの変位を制限する機能を果たす部分である。図1に示される例では、第一溶着部31は、二重防音シート2の外縁に沿って形成されている。
例えば、第一溶着部31は、一対の防音シート2a,2bを加熱した2つの金型の間に挟み込むホットプレス成形によって形成される。
一方、第二溶着部32及び第三溶着部4は、比較的小さな領域に局所的に形成されたスポット溶着部である。スポット溶着部は、スポット加熱を行う加熱体が二重防音シート2に押し当てられることによって形成される。スポット加熱用の加熱体としては、例えば、超音波ホッチキスなどの超音波溶着機における溶接ホーン又はヒータ内蔵の金属棒などが考えられる。
なお、第一溶着部31が、二重防音シート2の外縁部に形成された複数のスポット溶着部であることも考えられる。また、スポット溶着部のスポット形状は円形には限られない。例えば、スポット溶着部のスポット形状が、四角形などの多角形、楕円形又はその他の異形であることも考えられる。
複数の第二溶着部32は、電線9の内側配線部9aにおける複数の部位各々を間に置く位置に形成されている。これら第二溶着部32は、内側配線部9aにおける複数の部位各々の変位を制限する。
複数の第三溶着部4各々は、二重防音シート2とサービスホールカバー1とが溶着された部分である。図6に示されるように、ワイヤハーネス10は、サービスホールカバー1の第二面102における複数箇所各々に添え当てられた複数のシート片5を備えている。
複数のシート片5各々は、熱可塑性樹脂を含むシート状の部材であり、例えば、防音シート2a,2bと同じ不織布である。複数のシート片5は、サービスホールカバー1の第二面102における複数の第三溶着部4の位置各々に添え当てられている。
そして、複数のシート片5各々は、サービスホールカバー1の第二面102に添え当てられた状態で、二重防音シート2とともにサービスホールカバー1にスポット溶着により接合されている。このようにして溶着された部分が第三溶着部4である。
以上に示したように、本実施形態において、二重防音シート2(重ね合わせ状態で接合された一対の防音シート2a,2b)の接合部は、第一溶着部31、第二溶着部32及び第三溶着部4を含む。ここで、第三溶着部4は、サービスホールカバー1の第二面102に添え当てられたシート片5とサービスホールカバー1と一対の防音シート2a,2b各々とが溶着により接合された部分である。なお、二重防音シート2の接合部の全てが第三溶着部4であることも考えられる。
<電線固定部>
次に、ワイヤハーネス10に採用可能な防音シートの電線固定部の一例について説明する。図7は、ワイヤハーネス10に採用可能な防音シートの電線固定部の正面図である。図8は、ワイヤハーネス10に採用可能な防音シートの舌片部の正面図である。
図7,8に示されるように、一対の防音シート2a,2bの一方又は両方の縁部に、電線9における内側配線部9aの一部を留める電線固定部7が設けられることが考えられる。
電線固定部7は、一対の防音シート2a,2bの一方又は両方の縁部に形成された舌片部71と、この舌片部71と電線9の内側配線部9aとを結束する結束部材72とにより構成されている。
図7,8に示されるように、一対の防音シート2a,2bの一方又は両方の縁部における電線9が交差する部分に、両側の部分よりも外側へ突出した舌片部71が形成されている。図7,8に示される例では、舌片部71は、一対の防音シート2a,2bの少なくとも一方における当該舌片部71が形成されている辺から外側へ突出して形成されている。その他、一対の防音シート2a,2bの少なくとも一方の縁部における電線9が交差する部分の両側に切り欠きが形成されていることも考えられる。この場合、電線9が交差する部分が、その両側の切り欠きの底の部分よりも外側へ突出した舌片部71となる。
そして、電線9は、粘着テープ又は電線結束用のバンドなどの結束部材72により、舌片部71に固定されている。図8には、結束部材72によって固定される前の舌片部71及び電線9が示されている。また、図7には、舌片部71と、その舌片部71と電線9とを結束する結束部材72とを含む電線固定部7が示されている。
<効果>
ワイヤハーネス10は、電線9がシート状のカバー部材であるサービスホールカバー1に貫通した状態で、サービスホールカバー1と電線群90とが合体した構造を有している。そのため、予めサービスホールカバー1に貫通した電線9の外側配線部9bをドアパネルの電装機器に接続する作業と、サービスホールカバー1をドアパネル8の内側面に取り付ける作業とが行われるだけで、ドアパネル8へのサービスホールカバー1及び電線群90の取り付け作業が完了する。従って、電線9の一部をドアパネル8に固定する作業が不要である上、電線9をサービスホールカバー1に貫通させつつドアパネル8の電装機器に接続する、という煩雑で難しい作業も不要である。そのため、サービスホールカバー1及び電線群90の取り付け作業の簡易化と工数軽減とが可能となる。
また、サービスホールカバー1と合体した電線群90は、直接ドアパネル8に固定される必要がないため、サービスホールカバー1の外側における複数の固定位置とサービスホールカバー1内のスリット11の位置とに亘って配線される必要がない。そのため、ワイヤハーネス10が採用されれば、従来よりも電線群90の重量及びコストの低減が可能となる。
また、ワイヤハーネス10においては、電線群90は、サービスホールカバー1に接合された二重防音シート2に支持されている。そのため、サービスホールカバー1に貫通した電線9を電装機器に接続する作業と、サービスホールカバー1をドアパネル8の内側面に取り付ける作業とが行われるだけで、ドアパネル8へのサービスホールカバー1、電線群90及び防音シート2a,2bの取り付け作業が完了する。従って、ドアパネル8へのワイヤハーネス等の部品の取り付け工数がさらに軽減される。
また、ワイヤハーネス10において、サービスホールカバー1には、電線群90とサービスホールカバー1とを合体させるための孔は形成されていない。そのため、サービスホールカバー1の防水性能及び防塵性能が低下することはない。
さらに、防音シート2a,2bが、電線9が周囲の物に当たって生じる異音を防ぐ。特に、ワイヤハーネス10においては、電線9は、サービスホールカバー1に接合された一対の防音シート2a,2bに一部が挟み込まれることによってサービスホールカバー1と合体している。そのため、一対の防音シート2a,2bがより確実に異音を防ぐ。
また、ワイヤハーネス10においては、サービスホールカバー1が、二重防音シート2と熱可塑性樹脂を含むシート片5との間に挟み込まれた状態で、二重防音シート2及びシート片5と溶着されている。これにより、サービスホールカバー1と二重防音シート2とが溶着される際に、薄いサービスホールカバー1が加熱により変形したり破れたりしてしまうことを防止できる。
また、図7に示されるように、ワイヤハーネス10において、電線9が、結束部材72によって舌片部71に固定されることにより、電線9に対する防音シート2a,2bの位置ずれが防止される。特に、電線固定部7は、電線群90における防音シート2a,2bから外側へはみ出す部分の長さを確実に一定に維持する効果を奏する。
<第2実施形態>
次に、図9,10を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス10Aについて説明する。図9はワイヤハーネス10Aの正面図である。図10はワイヤハーネス10Aにおける防音シートの電線支持部の断面図である。
ワイヤハーネス10Aは、図1に示されるワイヤハーネス10と比較して、一対の防音シート2a,2bのうちの一方が省略された構成を有している。図9,10において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス10Aにおけるワイヤハーネス10と異なる点についてのみ説明する。
ワイヤハーネス10Aは、電線群90とサービスホールカバー1と第一防音シート2aとを備えている。第一防音シート2aは、電線9の内側配線部9aを支持するともにサービスホールカバー1の第一面101に接合されている。即ち、電線群90とサービスホールカバー1とは、第一防音シート2aを介して合体している。
図9,10に示される例では、電線9の内側配線部9aは、その複数の部位が結束部材61で第一防音シート2aの一部と結束されていることにより、第一防音シート2aに支持されている。従って、電線9の内側配線部9aは、サービスホールカバー1の第一面101と第一防音シート2aとの間に位置している。
より具体的には、図10に示されるように、第一防音シート2aにおける内側配線部9aの経路の両側に、一対の貫通孔21が形成されている。結束部材61は、第一防音シート2aにおける一対の貫通孔21に通され、電線9と第一防音シート2aにおける一対の貫通孔21の間の部分とを結束している。
なお、第一防音シート2aとサービスホールカバー1とは、図6に示される第三溶着部4と同様の構造で溶着されている。即ち、サービスホールカバー1の複数箇所各々において、熱可塑性樹脂を含むシート片5が、サービスホールカバー1の第二面102に添え当てられた状態で、第一防音シート2aとともにサービスホールカバー1にスポット溶着により接合されている。
図9に示されるワイヤハーネス10Aが採用される場合も、ワイヤハーネス10が採用される場合と同様の効果が得られる。
なお、ワイヤハーネス10Aにおいて、第二防音シート2bが第一防音シート2aの代わりに採用されることも考えられる。この場合、電線9の内側配線部9aは、第二防音シート2bにおけるサービスホールカバー1側に対し反対側の面に沿う状態で、第二防音シート2bに支持される。
<第3実施形態>
次に、図11を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネス10Bについて説明する。図11はワイヤハーネス10Bの正面図である。
ワイヤハーネス10Bは、図1に示されるワイヤハーネス10と比較して、二重防音シート2が省略された構成を有している。図11において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス10Bにおけるワイヤハーネス10と異なる点についてのみ説明する。
ワイヤハーネス10Bは、電線群90とサービスホールカバー1とを備えている。ワイヤハーネス10Bにおいて、電線群90は、内側配線部9aがサービスホールカバー1の第一面101に接着されており、これにより、電線群90はサービスホールカバー1と合体している。
図11に示されるように、電線9の内側配線部9aは、接着剤62によってサービスホールカバー1の第一面101に接着されている。接着剤62は、例えば、ブチルテープなどの両面粘着テープ、又はシリコン樹脂などの合成樹脂系の塗布タイプの接着剤などである。なお、ブチルテープなどの粘着剤も接着剤62の一種である。
図11に示されるワイヤハーネス10Bが採用される場合も、ワイヤハーネス10が採用される場合と同様に、ワイヤハーネスの取り付け作業の簡易化及び工数軽減が可能となり、ワイヤハーネスの重量及びコストを低減することが可能となる。
<第4,5実施形態>
次に、図12,13を参照しつつ、本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネス10C及び第5実施形態に係るワイヤハーネス10Dについて説明する。図12はワイヤハーネス10Cにおける防音シートとサービスホールカバーとの接合部の断面図である。図13はワイヤハーネス10Dにおける防音シートとサービスホールカバーとの接合部の断面図である。
ワイヤハーネス10Cは、図1に示されるワイヤハーネス10と比較して、サービスホールカバー1と二重防音シート2との間の接合構造のみが異なる。同様に、ワイヤハーネス10Dは、図9,10に示されるワイヤハーネス10Aと比較して、サービスホールカバー1と第一防音シート2aとの間の接合構造のみが異なる。図12,13において、図1〜11に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス10Cにおけるワイヤハーネス10と異なる点、及びワイヤハーネス10Dにおけるワイヤハーネス10Aと異なる点についてのみ説明する。
ワイヤハーネス10Cにおいて、二重防音シート2におけるサービスホールカバー1側の第一防音シート2aの少なくとも一部は、接着剤63によってサービスホールカバー1の第一面101に接合されている。同様に、ワイヤハーネス10Dにおいて、第一防音シート2aの少なくとも一部は、接着剤63によってサービスホールカバー1の第一面101に接合されている。
ワイヤハーネス10C,10Dにおいて、接着剤63は、第一防音シート2aの全域に亘って形成されてもよいし、第一防音シート2aの一部の領域にのみ形成されてもよい。また、ワイヤハーネス10C,10Dにおけるサービスホールカバー1と第一防音シート2aとの接合部として、接着剤63による接合部とワイヤハーネス10の第三溶着部4とが併用されてもよいし、接着剤63による接合部のみが採用されてもよい。
接着剤63は、例えば、ブチルテープなどの両面粘着テープ、又はシリコン樹脂などの合成樹脂系の塗布タイプの接着剤などである。なお、ブチルテープなどの粘着剤も接着剤63の一種である。
サービスホールカバー1と第一防音シート2aとが接着剤63によって接合されれば、サービスホールカバー1が高温に加熱されない。そのため、薄いサービスホールカバー1が加熱されることによって変形したり破れたりしてしまうことを防止できる。
なお、本発明に係るワイヤハーネスは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態を自由に組み合わせること、或いは各実施形態を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 サービスホールカバー(カバー部材)
2 二重防音シート
2a 第一防音シート
2b 第二防音シート
4 第三溶着部
5 シート片
7 電線固定部
8 ドアパネル
9 電線
9a 電線の内側配線部(第一面側部分)
9b 電線の外側配線部(第二面側部分)
10,10A,10B,10C,10D ワイヤハーネス
11 スリット
12 外側シート部
13 内側シート部
14 接着部
21 貫通孔
31 第一溶着部
32 第二溶着部
61,72 結束部材
62,63 接着剤
71 舌片部
81 サービスホール
90 電線群
91 コネクタ
101 サービスホールカバーの第一面
102 サービスホールカバーの第二面
121 外側シート部の縁部

Claims (6)

  1. 車両のドアパネルの内側に取り付けられる柔軟性を有するシート状のカバー部材と、
    前記カバー部材の表裏の面のうちの一方の第一面に沿う第一面側部分及び前記カバー部材を前記第一面側からその反対の第二面側へ貫通した第二面側部分を含み、前記第一面側部分において前記カバー部材と合体した電線と、を備えるワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
    シート状の防音材からなり、前記電線の前記第一面側部分を支持するともに前記カバー部材の前記第一面に接合された防音シートをさらに備える、ワイヤハーネス。
  3. 請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
    前記電線の前記第一面側部分を挟み込んで支持する重ね合わせ状態で相互に接合されているとともに前記カバー部材の前記第一面に接合された一対の前記防音シートを備える、ワイヤハーネス。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のワイヤハーネスであって、
    前記カバー部材の前記第二面の複数箇所各々に添え当てられた状態で、前記防音シートとともに前記カバー部材にスポット溶着により接合された熱可塑性樹脂を含む複数のシート片をさらに備える、ワイヤハーネス。
  5. 請求項3に記載のワイヤハーネスであって、
    重ね合わせ状態で接合された一対の前記防音シートの接合部は、熱可塑性樹脂を含み前記カバー部材の前記第二面に添え当てられたシート片と前記カバー部材と一対の前記防音シート各々とが溶着により接合された部分を含む、ワイヤハーネス。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載のワイヤハーネスであって、
    前記防音シートの少なくとも一部は接着剤によって前記カバー部材の前記第一面に接合されている、ワイヤハーネス。
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