JP2014112389A - コンテンツ提供サーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の課題は、文字、図画、動画、音楽、音声等の多様なコンテンツを含み、かつ、1画面内でまとまったコンテンツの多様な表現を含めることが可能なWebページを携帯通信端末に対して容易に提供することを可能にすることである。
【解決手段】 合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じてテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224及び端末プログラムDB225の各々からレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムを取得して、カード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツ含むバインダ型コンテンツを合成して送受信部21に出力する。
【選択図】 図4
【解決手段】 合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じてテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224及び端末プログラムDB225の各々からレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムを取得して、カード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツ含むバインダ型コンテンツを合成して送受信部21に出力する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、携帯通信端末に対してカード型コンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ装置及びコンテンツ提供システムに関する。
近年、携帯電話機や無線通信機能を搭載した携帯型情報機器等の携帯通信端末が急速に普及し、高速で大容量のデータを送受信可能な無線通信網の施設も屋内外で整備が進んでいる。特に、多様なコンテンツを利用可能な携帯電話機が急速に普及してきており、携帯電話網を介してインターネットへのアクセスも可能になっている。
上記のようなインターネットへアクセス可能な携帯電話機を対象にして様々なコンテンツを提供するサービスが提案されている。例えば、特許文献1に記載された情報配信収集システムでは、WEBコンテンツ情報一次蓄積部はクライアントが記述したコンテンツを一時的に蓄積し、キャリア識別部はコンテンツ記述言語の機能差分情報を参照して、これを携帯端末の機種毎に割り当てられたコンテンツ記述言語に変換し、アクセス要求受付・振分部は携帯端末からコンテンツの閲覧要求があったときに携帯端末の機種を判別し、携帯端末の機種に対応したコンテンツ記述言語で作成されたWEBコンテンツを、通信回線を介して携帯端末へ代行配信して、携帯端末毎に仕様の異なるWEBコンテンツの作成を簡略化している。
また、特許文献2に記載されたホームページ構築システムでは、Webサーバは各種携帯端末の機種情報に基づいてオリジナルデータベースに格納されているページ掲載データをアクセス端末の機種に対応したページ掲載データに変換してアクセス端末の機種に対応するテンプレートに出力して、各種携帯端末のブラウザに対応可能なホームページの作成及び更新を簡単にしている。
さらに、特許文献3に記載されたデータ一時記憶方法では、サーバは、クライアントマシンのブラウザにより表示させるための第1のコンテンツを配信し、その中の、所定のリンクの指定を受理することに応答して、ユーザのために情報を一時的に記憶する記憶装置中の領域を確保し、その領域に、リンクの指定に関連する一群の情報を記憶し、一群の情報を示す内容を含む第2のコンテンツを生成して、第1のコンテンツとともに表示させるため、クライアントマシン12に配信して、ユーザが参照中のコンテンツの情報を一時的に記憶することを可能にしている。
しかしながら、上記のような携帯電話機では、HTML(HyperText Markup Language)を利用してWebサイトにアクセスしてWebサイトから図画、動画、音楽等の多様なコンテンツをダウンロードして再生可能であるが、携帯電話機に表示されるWebサイトの画面は、パーソナルコンピュータと同様にスクロール形式で表示される。このスクロール形式の表示形態は、表示画面が小さい携帯電話機には不適切である。
すなわち、図18に示す従来のスクロール表示形態では、表示されたサイト/ページをリンク&スクロールで移動させるため、携帯電話機の小さな表示画面では、スクロールやページ移動に時間がかかるという問題があった。このため、携帯電話機のユーザは、読んでいる箇所をスクロール時に見失いやすく、Webページ全体を把握することが困難である。また、このスクロール表示形態では、携帯電話機の小さな表示画面内でまとまった文章や画像等を表現することが難しいという問題もある。
さらに、携帯電話機の小さな表示画面内では、テキストと静止画を主体としたWebページとなり、その表現形態も乏しく、パーソナルコンピュータに対して提供されるWebページのように多様な表現形態は困難である。これらの問題は、上記特許文献1〜特許文献3においても解決することは困難である。
本発明は、文字、図画、動画、音楽、音声等の多様なコンテンツを含み、かつ、1画面内でまとまったコンテンツの多様な表現を含めることが可能なWebページを携帯通信端末に対して容易に提供することを可能にするコンテンツ提供サーバ装置及びコンテンツ提供システムを提供することを目的とする。
本実施の形態に係る第1の特徴は、通信網を介して携帯通信端末にカード型コンテンツを提供するサーバ装置であって、前記通信網を介して前記携帯通信端末から受信するリクエストを解析し、当該解析結果に応じて対応する前記カード型コンテンツを前記携帯通信端末に送信する送受信部と、前記リクエストの解析結果に応じて対応するコンテンツと、前記コンテンツを前記携帯通信端末で実行・表示可能な端末プログラムとを含むカード型コンテンツを合成するカード合成部と、前記端末プログラムに対応してサーバ上で実行するサーバプログラムを格納するサーバプログラム格納部と、前記携帯通信端末に送信された前記カード型コンテンツに含まれる前記端末プログラムの実行中に前記サーバプログラム格納部から対応する前記サーバプログラムを取得して実行するサーバプログラム実行部と、を具備するコンテンツ提供サーバ装置である。
本実施の形態に係る第2の特徴は、複数の請求項1乃至9の何れか一項に記載のコンテンツ提供サーバ装置を通信網を介して相互に接続して前記カード型コンテンツ及び前記バインダ型コンテンツを携帯通信端末に提供するコンテンツ提供システムであって、前記コンテンツ情報を保有するユーザ毎に前記コンテンツ提供サーバ装置を設置し、前記コンテンツ保有ユーザ毎に設置された前記コンテンツ提供サーバ装置において合成される前記カード型コンテンツ及び(又は)前記バインダ型コンテンツをサイトを通じて前記携帯通信端末に提供するコンテンツ統合サーバ装置を設置し、前記コンテンツ統合サーバ装置は、前記コンテンツ提供サーバ装置から取得した前記カード型コンテンツと、前記カード型コンテンツを一枚又は複数枚で集合させたバインダ型コンテンツと、前記カード型コンテンツ及び(又は)前記バインダ型コンテンツを取得する取得先のリンク情報と、のうち何れか一つ乃至二つ、又は全てを格納するカード・バインダ格納部と、前記カード型コンテンツ及び前記バインダ型コンテンツの閲覧や検索等のサービスを提供するサイトを前記携帯通信端末に対して提供し、前記カード型コンテンツ及び(又は)前記バインダ型コンテンツを統合するサービスを前記コンテンツ保有ユーザに対して提供し、前記サイト又は前記コンテンツ提供サーバ装置を通じてアクセスする前記携帯通信端末から受信するリクエストを解析し、当該解析結果に応じて前記コンテンツ提供サーバ装置、前記カード・バインダ格納部、外部の取得先のうち、何れか一つ乃至二つ、又は全ての取得先から対応する前記カード型コンテンツ及び(又は)前記バインダ型コンテンツを取得し、取得した前記カード型コンテンツ及び(又は)前記バインダ型コンテンツを統合して前記携帯通信端末に送信するコンテンツ統合部と、を具備するコンテンツ提供システムである。
本発明によれば、文字、図画、動画、音楽、音声等の多様なコンテンツを含み、かつ、1画面内でまとまったコンテンツの多様な表現を含めることが可能なWebページを携帯通信端末に対して容易に提供することを可能にするコンテンツ提供サーバ装置及びコンテンツ提供システムを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るコンテンツ提供システム1について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[コンテンツ提供システムの概要]
まず、本発明に係るコンテンツ提供システム1全体の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ提供システム1全体の概略構成を示す図である。図1に示すように、コンテンツ提供システム1は、通信網Nを介してポータルサーバ装置2と企業側サーバ装置3が接続される。携帯通信端末4は、無線基地局B及び通信網Nを介してコンテンツ提供サーバ装置20と企業側サーバ装置3にアクセスする機能を有している。
まず、本発明に係るコンテンツ提供システム1全体の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ提供システム1全体の概略構成を示す図である。図1に示すように、コンテンツ提供システム1は、通信網Nを介してポータルサーバ装置2と企業側サーバ装置3が接続される。携帯通信端末4は、無線基地局B及び通信網Nを介してコンテンツ提供サーバ装置20と企業側サーバ装置3にアクセスする機能を有している。
ポータルサーバ装置2は、その内部にコンテンツ提供サーバ機能と、ポータルプログラム機能と、カード・バインダ保存データベース(以下、カード・バインダ保存DBという)機能と、行動履歴データベース(以下、行動履歴DBという)機能とを具備する。コンテンツ提供サーバ機能は、カード合成部により文字、図画、動画、音楽、音声等のコンテンツ情報を含むカード型コンテンツを合成するとともに、一枚又は複数枚のカード型コンテンツをまとめたバインダ型コンテンツを合成する。コンテンツ提供サーバ機能は、コンテンツ情報を企業側サーバ装置3から取得してカード型コンテンツを合成する。カード型コンテンツとバインダ型コンテンツを合成する際には、企業側サーバ装置3内に設置されたカード情報データベース(以下、カード情報DBという)、テンプレート情報データベース(以下、テンプレート情報DBという)、バインダ情報データベース(以下、バインダ情報DBという)、ユーザ情報データベース(以下、ユーザ情報DBという)が利用される。これらのデータベースの詳細については後述する。これらのデータベースは、ポータルサーバ装置2内に設置してもよい。
ポータルプログラム機能は、通信網N上に提供される企業の既存携帯WEBサイトを介して、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを閲覧及び検索するサービス等を提供するポータルサイトを携帯通信端末4に対して提供する。また、ポータルプログラム機能は、企業側サーバ装置3内で合成されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを取得してポータルサイトを介して携帯通信端末4に提供するサービスも提供する。さらに、ポータルプログラム機能は、携帯通信端末4によりポータルサイト上で指定されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツをカード・バインダ保存データベース(以下、カード・バインダ保存DBという)に携帯通信端末4のユーザ毎に保存する。さらに、ポータルプログラム機能は、ポータルサイトにアクセスした携帯通信端末4からアクセスログを取得し、携帯通信端末4のユーザ毎に行動履歴情報として行動履歴データベース(以下、行動履歴DBという)に格納する。ポータルプログラム機能は、行動履歴DBに格納した携帯通信端末4のユーザ毎の行動履歴情報を利用してデータマイニング・サービス等のASP(Application Service Provider)サービスを企業側管理用WEB端末に対して提供する機能も有する。
企業側サーバ装置3は、上述のカード型コンテンツやバインダ型コンテンツに合成されるコンテンツ情報を保有する企業に設置される。企業側サーバ装置3は、その内部に上述のコンテンツ提供サーバ機能と、上述のカード情報DB、テンプレート情報DB、バインダ情報DB及びユーザ情報DBと、管理サーバ機能と、ユーザ向け既存WEBシステムと、ユーザ向けメール配信システムとを具備する。企業側サーバ装置3は、上述のポータルサーバ装置2と連携して、上述のポータルサイトを介してカード型コンテンツやバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に提供するサービスを展開する。また、企業側サーバ装置3は、携帯通信端末4から直接アクセス可能であり、携帯通信端末4から受信するリクエストの解析結果に応じて、カード型コンテンツやバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に提供するサービスを展開することも可能である。サービス内容の詳細については、後述する。
[カード型ブラウザ技術の概要]
図2は、カード型ブラウザ技術の概要を示す図である。カード型ブラウザ技術は、上述したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に提供するための主要な技術である。このカード型ブラウザ技術は、図中に示すブラウザ・サービス・モジュール(以下、BSという)と、ブラウザ機能コンポーネント(以下、BCという)をコンテンツのリクエスト毎に合成して配信することに特徴がある。BS及びBCは、上述のカード合成部内で個別に管理されており、携帯通信端末4から受信するリクエスト毎に合成されるカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツとカード型ブラウザ機能を一体合成する機能を有している。BCは、後述する端末プログラムであり、合成されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツに付加されて携帯通信端末4に送信される。携帯通信端末4では、受信したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツに付加されたBCが実行されることにより、そのカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツコンテンツに含まれる多様なコンテンツをカード形式で表示させるとともに、カード単位で操作を可能にする操作環境がカード型ブラウザとして提供される。携帯通信端末4においてBCによりカード型ブラウザが実行される際に、コンテンツ提供サーバ機能内では対応するBSが実行される。BSは、後述するサーバプログラムである。図中に示すように、BS及びBCは、モジュール化(例えば、BS1〜BS4、BC1〜BC4等)されている。BS及びBCは、様々なリクエストに対応して組み合わせを変更することが可能である。
図2は、カード型ブラウザ技術の概要を示す図である。カード型ブラウザ技術は、上述したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に提供するための主要な技術である。このカード型ブラウザ技術は、図中に示すブラウザ・サービス・モジュール(以下、BSという)と、ブラウザ機能コンポーネント(以下、BCという)をコンテンツのリクエスト毎に合成して配信することに特徴がある。BS及びBCは、上述のカード合成部内で個別に管理されており、携帯通信端末4から受信するリクエスト毎に合成されるカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツとカード型ブラウザ機能を一体合成する機能を有している。BCは、後述する端末プログラムであり、合成されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツに付加されて携帯通信端末4に送信される。携帯通信端末4では、受信したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツに付加されたBCが実行されることにより、そのカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツコンテンツに含まれる多様なコンテンツをカード形式で表示させるとともに、カード単位で操作を可能にする操作環境がカード型ブラウザとして提供される。携帯通信端末4においてBCによりカード型ブラウザが実行される際に、コンテンツ提供サーバ機能内では対応するBSが実行される。BSは、後述するサーバプログラムである。図中に示すように、BS及びBCは、モジュール化(例えば、BS1〜BS4、BC1〜BC4等)されている。BS及びBCは、様々なリクエストに対応して組み合わせを変更することが可能である。
すなわち、端末側で実行されるBSと、サーバ側で実行されるBCが連携して動作することにより、リクエストに応じて多様なコンテンツの表現形態や簡便な操作環境等をカード及びバインダという形態で実現することを第1の目的とし、その実行環境を端末及びサーバに対して負担をかけずに実現することを第2の目的としている。以下、コンテンツ提供システムの具体的なサービス形態について説明する。
(第1の実施の形態)
本第1の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ機能を単体のサーバ装置として提供する例を説明するものである。図3は、第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20の構成を示す図である。
本第1の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ機能を単体のサーバ装置として提供する例を説明するものである。図3は、第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20の構成を示す図である。
図3において、コンテンツ提供サーバ装置20は、送受信部21と、カード合成部22と、合成管理部23と、生成済みバインダデータベース(以下、生成済みバインダDBという)24と、サーバプログラム格納部25と、サーバプログラム実行部26と、を具備する。図3において、携帯通信端末4は、コンテンツ提供サーバ装置20から提供されるカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを表示・実行可能なコンテンツ・プレーヤ4Aを具備する。このコンテンツ・プレーヤ4Aは、例えば、Flash(登録商標)再生実行プログラムである。
送受信部21は、図1に示した通信網Nを介して携帯通信端末4から受信するリクエストを解析し、解析結果に応じてカード合成部22で合成されるカード型コンテンツ、又は、生成済みバインダDB24に格納済みのバインダ型コンテンツを取得して携帯通信端末4に送信する。
カード合成部22は、図4に示すように、合成処理部221と、テンプレート情報DB222と、カード情報DB223と、バインダ情報DB224と、端末プログラムDB225と、ユーザ情報DB226と、を具備する。
合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じてテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224及び端末プログラムDB225の各々からレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムを取得して、カード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツを含むバインダ型コンテンツを合成して送受信部21に出力する。また、合成処理部221は、カード情報DB223から取得したカード情報にリンク情報が含まれている場合、当該リンク情報に基づいて内蔵する通信部221Aにより通信網Nを介して外部の取得先からコンテンツ情報を取得する。この場合、図中に示す100が外部の取得先であり、例えば、外部コンテンツDB101、外部プログラム102、外部サーバ103等が含まれる。さらに、合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じて、カード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを合成する処理以外のリクエスト(例えば、アクセスログ情報の記録、ログイン、お気に入り保存、お気に入り転送等)を受け付けた場合は、そのリクエストをサーバプログラム実行部26に出力し、サーバプログラム実行部26からリクエストに対する応答や処理結果等を受け付ける。
さらに、合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストに応じて取得したバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信する際に、通信網Nを提供する通信会社の送信容量制限、又は、携帯通信端末4が処理可能なデータ容量に対応して分割し、分割したバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に順次送信する機能を有する。合成処理部221は、リクエストに応じて取得したバインダ型コンテンツのデータ量が多い場合、例えば、バインダ型コンテンツに含まれるカード型コンテンツの枚数が100枚等と多い場合、通信網Nを提供する通信会社の送信制限容量(例えば、100kB)、又は、携帯通信端末4が処理可能なデータ容量に対応して、例えば、カード型コンテンツを10枚ずつに分割して送信する。この場合、携帯通信端末4に送信される操作プログラムには、分割して送信されるバインダ型コンテンツを携帯通信端末4で選択操作が可能な操作項目が含まれる。合成処理部221は、分割してバインダ型コンテンツを送信する度に、携帯通信端末4からの送信リクエストの受信を待機し、すなわち、バインダ型コンテンツの送信を一旦停止する。そして、合成処理部221は、携帯通信端末4から送信リクエストを受信した場合は、次の分割したバインダ型コンテンツを送信し、携帯通信端末4から送信リクエストを受信しない場合、分割したバインダ型コンテンツの送信を終了する。なお、合成処理部221は、上述した機能を実現する合成処理プログラムを格納する。合成処理部221は、送受信部21から入力されるリクエストに応じて合成処理プログラムを実行する。
テンプレート情報DB222(テンプレート情報格納部)は、上述のカード型ブラウザを携帯通信端末4に表示させる際に、携帯通信端末4において表示・実行可能な形式のレイアウト情報と、このレイアウト情報に対応する属性情報等を格納する。
カード情報DB223(カード情報格納部)は、テンプレート情報DB222に格納されたレイアウト情報に対応してカード型コンテンツに含まれる文字、図画、動画、音楽、音声等のコンテンツ情報、又は、コンテンツ情報を取得する取得先のリンク情報(図1に示した企業側サーバ装置のURL等)を含むカード情報を格納する。
バインダ情報DB224(バインダ情報格納部)は、カード情報DB223に格納されたカード情報を集合させる集合情報と、集合させたカード情報を表示させる際の順序情報と、カード情報毎の属性情報と、集合情報全体の属性情報とを含むバインダ情報を格納する。
端末プログラムDB225(端末プログラム格納部)は、図2に示したBCである端末プログラムを複数格納する。端末プログラムには、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを携帯通信端末4で操作可能な操作プログラムが含まれる。操作プログラムには、携帯通信端末4で操作可能なメニュー項目(操作項目)と、操作中のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの操作状態とを表示する表示プログラムが含まれる。また、端末プログラムは、上述の携帯通信端末4が具備するコンテンツ・プレーヤ4Aに対応する各種ブラウザ機能コンポーネントである。
ユーザ情報DB226(ユーザ情報格納部)は、携帯通信端末4を保有するユーザのユーザID情報と、ユーザのアドレス情報と、携帯通信端末4の端末ID情報とを含むユーザ識別情報と、過去のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの利用履歴情報とを含むユーザ情報を格納する。さらに、ユーザ情報DB226は、携帯通信端末4のアクセ
スログ情報、お気に入り情報、お気に入りの転送先情報等を、ユーザ情報と対応付けて携帯通信端末4毎に格納する。なお、ユーザ識別情報は、ユーザID情報、ユーザのアドレス情報、端末ID情報に限定するものではない。
スログ情報、お気に入り情報、お気に入りの転送先情報等を、ユーザ情報と対応付けて携帯通信端末4毎に格納する。なお、ユーザ識別情報は、ユーザID情報、ユーザのアドレス情報、端末ID情報に限定するものではない。
図3に戻り、合成管理部23は、カード合成部22に対してカード型コンテンツの合成処理に関するリクエストを行い、カード合成部22においてカード型コンテンツを合成させるタイミングを管理する。例えば、合成管理部23は、カード合成部22に対してカード型コンテンツを合成処理する時間帯等をリクエストし、カード型コンテンツを予め合成させ、カード合成部22から出力されたカード型コンテンツをバインダ形式で生成済みバインダDB24に格納させる。なお、合成管理部23は、上述した機能を実現する合成管理プログラムを格納する。合成管理部23は、例えば、コンテンツ提供サーバ装置20を管理する管理者からの指示等により合成管理プログラムを実行する。
生成済みバインダDB24(バインダ格納部)は、合成管理部23からのリクエストに応じてカード合成部23において合成された一枚又は複数枚のカード型コンテンツを集合させたバインダ型コンテンツを格納する。
サーバプログラムDB25(サーバプログラム格納部)は、図2に示したBSであるサーバプログラムを複数格納する。また、サーバプログラムは、上述の携帯通信端末4が具備するコンテンツ・プレーヤ4Aに対応する各種ブラウザ・サービス・モジュールである。
サーバプログラム実行部26は、携帯通信端末4に送信されたカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツに含まれる端末プログラムの実行中にサーバプログラムDB25から対応するサーバプログラム(BS)を取得して実行する。また、サーバプログラム実行部26は、携帯通信端末4において実行中の端末プログラム(BC)と通信を行う通信部26Aを有し、この通信内容に応じてサーバプログラムDB25から対応するサーバプログラム(BS)を取得して実行する機能を有する。さらに、サーバプログラム実行部26は、合成処理部221から入力されるリクエスト(例えば、アクセスログ情報の記録、ログイン、お気に入り保存、お気に入り転送等)を受け付けた場合は、そのリクエストに応じてサーバプログラムDB25から対応するサーバプログラム(BS)を取得して実行し、又は、外部のサーバに対してリクエストを送信する処理等を実行し、処理の応答や処理結果等を合成処理部221に出力する。なお、図3では、図1に示した携帯通信端末4と通信網Nとの間に介在する基地局Bの図示は省略している。
ここで、上述したカード型コンテンツとバインダ型コンテンツの具体例を図5に示す。図5に示すように、カード型コンテンツには、文字・図画・音楽・音声・動画等のコンテンツ情報と、一つ又は複数の端末プログラム(BC)と、レイアウト情報と、レイアウト属性情報と、カード型コンテンツの属性情報とが含まれる。また、図5において、バインダ型コンテンツには、複数のカード型コンテンツと、各カード型コンテンツに対応する端末プログラム(BC)と、順序情報と、バインダ型コンテンツの属性情報とが含まれる。
次に、コンテンツ提供サーバ装置20の動作について図面を参照しながら説明する。図6(A)、(B)は、コンテンツ提供サーバ装置20から携帯通信端末4に対して実行されるコンテンツ提供サービスの全体の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態では、カード型コンテンツをページ単位、又は、後述するバインダ型コンテンツを分割単位で携帯通信端末4に対して送信する例を説明する。
図6(A)において、コンテンツ提供サーバ装置20内の送受信部21は、携帯通信端末4からのリクエストの受信を監視し(ステップS101)、リクエストを受信すると(ス
テップS101:YES)、そのリクエストを解析する(ステップS102)。次いで、送
受信部21は、リクエストの解析結果に応じて、生成済みバインダDB24を参照して対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みか否かを判別する(ステ
ップS103)。対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みの場
合は(ステップS103:YES)、送受信部21は、生成済みバインダDB24から対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを取得する(ステップS104)。また、対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みでない場合は(ステ
ップS103:NO)、送受信部21は、コンテンツの合成リクエストをカード合成部2
2に出力する(ステップS106)。送受信部21は、生成済みバインダDB24、又は、カード合成部22から取得したカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信して(ステップS105)、処理を終了する。
テップS101:YES)、そのリクエストを解析する(ステップS102)。次いで、送
受信部21は、リクエストの解析結果に応じて、生成済みバインダDB24を参照して対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みか否かを判別する(ステ
ップS103)。対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みの場
合は(ステップS103:YES)、送受信部21は、生成済みバインダDB24から対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを取得する(ステップS104)。また、対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みでない場合は(ステ
ップS103:NO)、送受信部21は、コンテンツの合成リクエストをカード合成部2
2に出力する(ステップS106)。送受信部21は、生成済みバインダDB24、又は、カード合成部22から取得したカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信して(ステップS105)、処理を終了する。
ここで、カード合成部22において実行されるカード合成処理について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7において、カード合成部22は、送受信部21からのN番目の送信リクエストの入力を監視する(ステップS201)。N番目の送信リクエストとは、携帯通信端末4から上述のページ単位、又は、分割単位で送信される送信リクエストである。カード合成部22では、同一の携帯通信端末4から受信する送信リクエストの順序番号を管理して、送信リクエストを受信する毎に対応するページのカード型コンテンツを合成する処理、又は、分割単位のバインダ型コンテンツを順次合成する処理を実行する。N番目の送信リクエストが入力されると(ステップS201:YES)、カード合成部22は、そのN番目の送信リクエストに対応するレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムをテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224及び端末プログラムDB225の各々から取得する(ステップS202)。
次いで、カード合成部22は、取得したカード情報にリンク情報が含まれるか否かを判別する(ステップS203)。リンク情報が含まれる場合は(ステップS203:YES)、カード合成部22は、ステップS205に移行して、送受信部21を介してリンク先の企業側サーバ1等から対応するコンテンツ情報を取得する。また、リンク情報が含まれていない場合は(ステップSS203:NO)、ステップS204に移行する。
次いで、カード合成部22は、ステップS202で取得した各情報、ステップS205で取得したコンテンツ情報を用いて、図5に示したようなカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを合成して(ステップS204)、処理を終了する。
次に、図4の合成処理部221において実行されるバインダ型コンテンツの分割処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8において、合成処理部221は、合成したバインダ型コンテンツのデータ量が通信網Nを提供する通信会社の送信制限容量(例えば、100kB)、又は、携帯通信端末4が処理可能なデータ容量より多いか否かを判定する(ステップS211)。合成処理部221は、取得したバインダ型コンテンツのデータ容量が多い場合(ステップS211:YE
S)、送信制限容量、又は、処理可能なデータ容量の範囲内に取得したバインダ型コンテ
ンツを分割して送受信部21に出力して(ステップS212)、処理を終了する。
S)、送信制限容量、又は、処理可能なデータ容量の範囲内に取得したバインダ型コンテ
ンツを分割して送受信部21に出力して(ステップS212)、処理を終了する。
図6(A)のステップS105において、送受信部21は、分割されたバインダ型コンテンツ毎に携帯通信端末4に送信する。この時、携帯通信端末4に送信された分割されたバインダ型コンテンツには、次の分割されたバインダ型コンテンツの送信要求等を可能にする操作プログラムが含まれている。この操作プログラムにより、例えば、図9に示すような操作内容が携帯通信端末4に表示される。この場合、分割したバインダ型コンテンツを表示する例を示す。表示中のカード型コンテンツ内には、ページ送り操作を促すページ送り指示として、「上カーソル」と「下カーソル」が表示される。また、表示中のバインダ型コンテンツのページ数が表示される。この表示画面において、携帯通信端末4ユーザにより「上カーソル」又は「下カーソル」が操作されて、バインダ型コンテンツの最初のページ又は最終ページに達し、更に「上カーソル」又は「下カーソル」が操作されると、表示中の分割されたバインダ型コンテンツの前後で分割されたバインダ型コンテンツの送信リクエスト(上述のN番目の送信リクエスト)がコンテンツ提供サーバ装置20に送信される。また、図9の表示画面において、携帯通信端末4ユーザにより「メニュー」操作が行われると、右側に示すように「メニュー画面」が表示される。さらに、図中の表示画面内の左端部には、バインダ型コンテンツ全体の現在表示中の位置がバーとマーク「○」により表示されている。この表示により、携帯通信端末のユーザが、バインダ型コンテンツ全体の中で現在表示中のカード型コンテンツの位置と、残りの未表示のバインダ型コンテンツの割合を把握可能にしている。このマーク「○」の表示位置は、上下カーソルキーの操作によりカード型コンテンツのページが送られた際に、連動して移動表示される。なお、バーとマーク「○」は、携帯通信端末4のユーザによる上下カーソルキーの操作に応じて表示し、一定時間上下カーソルキーの操作が行われない場合に画面から消去するようにしてもよい。
また、カード合成部22は、取得したバインダ型コンテンツのデータ容量が少ない場合(ステップS211:NO)、取得したバインダ型コンテンツを分割せずに送受信部21に出力して(ステップS213)、処理を終了する。図6(A)のステップS105において、送受信部21は、バインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信する。
また、図7において、カード合成部22は、携帯通信端末4から送信リクエストを一定時間受信しない場合に(ステップS211:NO)、直ちに処理を終了するようにしてもよい。この場合、例えば、分割して送信したバインド型コンテンツを表示中の携帯通信端末4において、全てのバインダ型コンテンツを受信する前にカーソル操作が行われなくなった場合は、バインダ型コンテンツの表示を中断して直ちに終了することも可能である。
ここで、携帯通信端末4の表示画面に表示されるカード型コンテンツの例を図10に示す。図10において、(A)はカード型コンテンツの表示例を示す図、(B)は操作項目の表示例を示す図である。図10(A)に示すカード型コンテンツの表示例では、コンテンツ情報として、文字、図画、動画、リンク広告等が一枚のカード内にまとめて表示されている。図10(B)に示す操作項目の表示例では、操作メニューとして、メニュー1,2、お気に入り、キャンペーン転送等が選択可能に表示されている。この操作メニューは、カード型コンテンツの前面にオーバーレイ表示される。このようなカード型コンテンツの表示形態は、上述のレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報及び端末プログラムにより行われる。また、操作メニュー内の各操作項目に端末プログラム(BC)が対応付けられている。なお、上記お気に入りやキャンペーン転送等については、後述する第2の実施の形態において説明する。
図10(B)に示した操作メニューにおいて、携帯通信端末4のユーザによるカーソル操作等によりメニュー項目が選択操作されると、対応する端末プログラムが携帯通信端末4内で実行される。この端末プログラム(BC)の実行により、対応するリクエストが携帯通信端末4からコンテンツ提供サーバ装置20に対して送信される。
次に、携帯通信端末4の表示画面に表示される分割されないバインダ型コンテンツの例を図11に示す。図11において、バインダ型コンテンツは、例えば、5枚のカード型コンテンツが含まれる。この場合、図中の携帯表示画面には、バインダ型コンテンツ内の一枚のカード型コンテンツが表示され、携帯通信端末4のユーザにより上下カーソルキー操作等に応じて、一枚単位でカード型コンテンツが順次表示される。このようなバインダ型コンテンツの表示形態は、上述のレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムにより行われる。
図6(B)のステップS111に戻り、コンテンツ提供サーバ装置20内のサーバプログラム実行部26は、携帯通信端末4から送信される端末プログラム(BC)実行に伴うリクエストの受信を通信部26Aにより監視する。リクエストの受信を確認すると(ステ
ップS111:YES)、サーバプログラム実行部26は、対応するサーバプログラム(
BS)をサーバプログラムDB25から取得して実行し(ステップS112)、本処理を終了する。
ップS111:YES)、サーバプログラム実行部26は、対応するサーバプログラム(
BS)をサーバプログラムDB25から取得して実行し(ステップS112)、本処理を終了する。
以上のように、本第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20では、文字、図画、動画、音楽、音声等の多様なコンテンツ情報を一枚のカード形式に含めたカード型コンテンツを容易に作成することが可能であり、かつ複数枚のカード型コンテンツをまとめたバインダ型コンテンツを容易に作成することが可能である。また、カード型コンテンツとバインダ型コンテンツは、携帯通信端末4の表示画面内に収まるようにカード単位で順次表示されるため、一枚のカード型コンテンツ内に必要な情報を集約して見せることが可能になる。その結果、携帯通信端末4のユーザは、カード単位でコンテンツを閲覧することが可能になり、無駄なスクロール操作等も不要になり、お気に入りのコンテンツの検索操作等も容易になる。さらに、本第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20では、カード型コンテンツ内にコンテンツ情報を携帯通信端末4で表示・実行可能な端末プログラム(BC)と、この端末プログラム(BC)と連携してサーバ側で実行されるサーバプログラム(BS)とを分けるプログラム構成とした。このため、カード型コンテンツとバインダ型コンテンツを表示・実行する携帯通信端末4では、新たなプログラムをインストールする必要がなく、コンテンツ提供サーバ装置20とするサーバ装置及び携帯通信端末4の処理負担も軽減することが可能である。
また、本第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20では、図2に示したサーバプログラムDB25、図4に示したテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224、端末プログラムDB225、ユーザ情報DB226に各々格納された情報を用いてカード合成部22が自動的にカード型コンテンツとバインダ型コンテンツを合成する構成とした。この構成のため、コンテンツ情報を保有するコンテンツ保有ユーザ(例えば、企業)は、カード型コンテンツとバインダ型コンテンツを合成する処理を行う必要がなく、簡便にコンテンツ提供サーバ装置20を利用することが可能になる。
なお、上記第1の実施の形態において例示したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツは一例であり、一枚のカード型コンテンツ内に含ませるコンテンツ情報の内容やレイアウト等はコンテンツ情報を保有するユーザ等の要望に応じて適宜変更可能である。すなわち、図2に示したサーバプログラムDB25、図4に示したテンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224、端末プログラムDB225、ユーザ情報DB226に各々格納する情報を変更することにより可能である。
さらに、本第1の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置20では、合成処理部221がユーザ情報DB226に格納されたユーザ情報を参照して、ユーザ毎にコンテンツの閲覧・操作履歴等を統計処理したユーザの行動傾向データ等を利用することにより、携帯通信端末4のユーザの嗜好等に合わせてカード型コンテンツの合成内容、又は、バインダ型コンテンツの合成内容を変更するカスタマイズ機能を提供することも可能である。例えば、合成処理部221は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じてユーザ情報DB226に格納されたユーザ情報(携帯通信端末4を保有するユーザのユーザID情報と、ユーザのアドレス情報と、携帯通信端末4の端末ID情報と、過去のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの利用履歴情報)を参照し、テンプレート情報DB222、カード情報DB223、バインダ情報DB224及び端末プログラムDB225の各々から取得するレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報及び端末プログラムの内容を変更して、カード型コンテンツの合成内容、又は、バインダ型コンテンツの合成内容を変更することも可能である。このカスタマイズ機能により、携帯通信端末4のユーザの上記行動傾向データ等に合わせてカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを合成する処理が容易になり、更に多様な内容のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを提供することができる。その結果、バインダ型コンテンツは、携帯通信端末4のユーザの好みや、閲覧・操作の傾向に合ったものだけを集合させることも容易にできる。
(第2の実施の形態)
本第2の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ装置20をコンテンツ情報を保有するコンテンツ保有ユーザ(例えば、企業)毎に設置し、このコンテンツ保有ユーザ側のコンテンツ提供サーバ装置20と連携し、上述のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの閲覧・検索サービス等を可能にするポータルサイトを携帯通信端末4のユーザに対して提供するポータルサーバ装置を設置するコンテンツ提供システムの例を説明するものである。図12は、第2の実施の形態に係るコンテンツ提供システム300の構成を示す図である。なお、図12において、上記第1の実施の形態で図示した構成と同一の構成部分には同一符号を付しており、その構成説明を省略する。
本第2の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ装置20をコンテンツ情報を保有するコンテンツ保有ユーザ(例えば、企業)毎に設置し、このコンテンツ保有ユーザ側のコンテンツ提供サーバ装置20と連携し、上述のカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの閲覧・検索サービス等を可能にするポータルサイトを携帯通信端末4のユーザに対して提供するポータルサーバ装置を設置するコンテンツ提供システムの例を説明するものである。図12は、第2の実施の形態に係るコンテンツ提供システム300の構成を示す図である。なお、図12において、上記第1の実施の形態で図示した構成と同一の構成部分には同一符号を付しており、その構成説明を省略する。
コンテンツ保有ユーザ側のコンテンツ提供サーバ装置20は、上述の第1の実施の形態で説明したものと同様の機能を有する。携帯通信端末4は、通信網Nを介してコンテンツ保有ユーザ側のコンテンツ提供サーバ装置20に直接アクセスして、上述したカード型ブラウザ技術によりカード型コンテンツやバインダ型コンテンツの提供を受けることが可能である。なお、図12では、携帯通信端末4と通信網Nの間に介在する基地局Bの図示は省略している。
図12において、コンテンツ提供システム300は、コンテンツ保有ユーザ毎に設置された複数のコンテンツ提供サーバ装置20と、ポータルサーバ装置310とを具備する。複数のコンテンツ提供サーバ装置20とポータルサーバ装置310は、通信網Nを介して接続される。複数のコンテンツ提供サーバ装置20とポータルサーバ装置310は、通信網Nを介して携帯通信端末4との間の通信が可能である。図中の400は、外部のコンテンツ情報の取得先であり、外部プログラム401と外部サーバ402が含まれる。
ポータルサーバ装置310(コンテンツ統合サーバ装置)は、コンテンツ提供サーバ装置20と、ポータル処理部311と、行動履歴データベース(以下、行動履歴DBという)312と、カード・バインダ保存データベース(以下、カード・バインダ保存DBという)313と、を具備する。
ポータル処理部311(コンテンツ統合部)は、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの閲覧や検索等のサービスを提供するポータルサイトを携帯通信端末4に対して提供し、カード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを統合するサービスをコンテンツ保有ユーザに対して提供する。ポータル処理部311は、ポータルサイト又は内外のコンテンツ提供サーバ装置20を通じてアクセスする携帯通信端末4から受信するリクエストを解析し、当該解析結果に応じて内外のコンテンツ提供サーバ装置20、カード・バインダ保存DB313、外部のコンテンツ取得先400のうち、何れか一つ乃至二つ、又は全ての取得先から対応するカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを取得し、取得したカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを統合して携帯通信端末4に送信する。なお、送信するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツには、上述したコンテンツ情報と、一つ又は複数の端末プログラム(BC)と、レイアウト情報と、レイアウト属性情報と、バインダ情報が含まれる。
また、ポータル処理部311は、ポータルサイト、ポータルサーバ装置310内のコンテンツ提供サーバ装置20、又は、コンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20を通じてアクセスする携帯通信端末4のアクセスログ情報とリクエストの内容を取得し、取得したアクセスログ情報をポータルサーバ装置310内で固有のアクセスログ情報に変換し、リクエストの内容とともに携帯通信端末4毎に行動履歴情報として、ポータルサーバ装置310内に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20内のユーザ情報DB226に格納する機能を有する。また、コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20では、アクセスされた携帯通信端末4のアクセスログ情報やリクエストの内容を取得してポータルサーバ装置310に送信する機能を有する。ポータル処理部311は、コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20から送信されるアクセスログ情報とリクエストの内容を受信すると、そのアクセスログ情報をポータルサーバ装置310内で固有のアクセスログ情報に変換し、リクエストの内容とともに携帯通信端末4毎に行動履歴情報として、ポータルサーバ装置310内に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20内のユーザ情報DB226に格納する機能を有する。また、ポータル処理部311は、携帯通信端末4から操作ログ情報を受信して行動履歴情報としてユーザ情報DB226に格納する機能を有するようにしてもよい。この操作ログ情報は、ポータルサイトにアクセスしていない携帯通信端末4において、カード型コンテンツやバインダ型コンテンツを操作中の操作履歴を示す情報である。この操作ログ情報を収集する方法は、例えば、カード型コンテンツやバインダ型コンテンツとともに携帯通信端末4に送信される端末プログラムには、カード型コンテンツやバインダ型コンテンツを操作中の操作ログ情報を収集する操作ログ収集プログラムと、サーバプログラム実行部26との間の通信が発生した際に、収集した操作ログ情報をコンテンツ提供サーバ装置20に送信する送信プログラムと、を含ませることで可能になる。端末プログラムは、携帯通信端末4においてカード型コンテンツやバインダ型コンテンツが操作される際に、操作ログ収集プログラムにより操作ログ情報を収集しておく。そして、携帯通信端末4がポータルサーバ装置310に直接又は間接にアクセスし、コンテンツ提供サーバ装置20内のサーバプログラム実行部26との間の通信が発生した際に、送信プログラムにより収集した操作ログ情報をコンテンツ提供サーバ装置20に送信させる。ポータル処理部311は、コンテンツ提供サーバ装置20を経由して操作ログ情報を受信して携帯通信端末4毎にカード・バインダ保存DB313に格納すればよい。
また、ポータル処理部311は、携帯通信端末4がポータルサイト、又は、コンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20にアクセスした際に、閲覧又は検索されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの選択情報を取得し、選択情報と、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報と、携帯通信端末を携帯するユーザのユーザ識別情報とを対応付けてカード・バインダ保存DB313に格納する機能を有する。
また、ポータル処理部311は、携帯通信端末4がポータルサイト、又は、コンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20にアクセスした際に、カード・バインダ保存DB313に格納された携帯通信端末ユーザに対応する選択情報とカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報を参照し、過去の閲覧又は検索時に選択されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを携帯通信端末4で操作可能な操作プログラムを携帯通信端末4に送信する機能を有する。この機能により、携帯通信端末4のユーザの嗜好に合わせて集約したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの操作環境が提供される。携帯通信端末4の表示画面には、例えば、上述の図8と図9に示した操作メニュー内の「お気に入り」や「転送」等が選択項目として表示される。
さらに、選択情報には、選択されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを取得する取得先のリンク情報(例えば、図12のコンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20、ポータルサーバ装置310内に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20、又は、外部のコンテンツ取得先400のURL等)が含まれる。また、上述の操作プログラムには、選択情報を携帯通信端末4から他の携帯通信端末ユーザに転送可能な転送プログラムが含まれる。携帯通信端末4の表示画面には、例えば、図10(B)に示した操作メニュー内の「お気に入り」や「キャンペーン」の「転送」等が選択項目として表示される。ポータル処理部311は、携帯通信端末4から転送リクエストを受信した場合、対応する選択情報に含まれるリンク情報(コンテンツ取得先のURL、キャンペーン提供先のURL等)を転送先の他の携帯通信端末ユーザに固有のリンク情報に変換して他の携帯通信端末ユーザに転送する機能を有する。
カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報には、コンテンツ保有ユーザと携帯通信端末4のユーザの各々に連絡可能な連絡先情報と通信方式が含まれ、上述の操作プログラムには、連絡する時間や期間等を指定する時間指定項目と、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4のユーザに連絡する内容を設定可能な連絡項目と、連絡先を指定可能な操作項目等が含まれる。ポータル処理部311は、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4から連絡する内容と連絡先を指定するリクエストを受信した場合、対応するカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報から該当する連絡先の通信方式を参照し、連絡内容を連絡先の通信方式に対応する情報形態に変換して、指定時間に従って連絡先に送信する機能を有する。この通信機能は、ポータル処理部311が具備する通信部311Aが有する。
また、上述の操作プログラムには、連絡内容を送信する時間帯や期間を指定可能な時間指定項目を含ませてもよい。ポータル処理部311は、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4から連絡内容を送信する時間帯や期間を指定する時間指定情報を受信した場合、時間指定情報に応じて連絡内容を連絡先に送信する機能を有する。この機能により、上述の「お気に入り」や「キャンペーン」を、コンテンツ保有ユーザから携帯通信端末4に通知する時間帯や期間、又は、携帯通信端末4から他の携帯通信端末ユーザに通知する時間帯や期間を限定するサービスを提供する。なお、ポータル処理部311は、上述した機能を実現するポータル処理プログラムを格納する。ポータル処理部311は、ポータルサイトから入力されるリクエストに応じてポータル処理プログラムを実行する。
行動履歴DB312は、ポータル処理部311により取得されて変換されたアクセスログ情報を携帯通信端末4毎に行動履歴情報として格納する。
カード・バインダ保存DB313は、ポータル処理部311により取得された選択情報と、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報と、携帯通信端末4を保有するユーザのユーザ識別情報(ユーザID情報、ユーザのアドレス情報と、携帯通信端末4の端末ID情報等が含まれる)とを対応付けて格納する。
コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20は、カード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを取得する取得先として、他のコンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20のリンク情報(URL等)を図4に示したバインダ情報DB224に格納する。コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果に応じて、対応するコンテンツの取得先が他のコンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20である場合、そのコンテンツ提供サーバ装置20から対応するカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを取得し、取得したコンテンツを統合して携帯通信端末4に送信する。
次に、図12のポータルサーバ装置310において実行されるポータルサイトに係る処理について、図13〜図15に示すフローチャートを参照して説明する。図13は、携帯通信端末ユーザのお気に入りコンテンツを統合して送信する処理の流れを示すフローチャートである。図14は、お気に入りの転送処理の流れを示すフローチャートである。図15は、お気に入り登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、お気に入りコンテンツを統合して送信する処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。図13において、ポータルサーバ装置310内のポータル処理部311は、内部のコンテンツ提供サーバ装置20、又は、コンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20を介したポータルサイトへのアクセスを監視する(ステップS301)。ポータル処理部311は、ポータルサイトへのアクセスを検出すると(ステップS301:YES)、アクセス中の携帯通信端末4のアクセスログ情報を、内部又はコンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20を介して取得する(ステップS302)。
次いで、ポータル処理部311は、携帯通信端末4から送信されるお気に入り送信リクエストの受信を待機する(ステップS303)。ポータル処理部311は、携帯通信端末4からお気に入り送信リクエストを受信すると(ステップS303:YES)、そのリクエスト内容を解析するとともに、そのリクエストの内容を取得する(ステップS304)。この時、ポータル処理部311は、取得したアクセスログ情報をポータルサーバ装置310内で固有のアクセスログ情報に変換し、取得したリクエストの内容とともに携帯通信端末4毎に行動履歴情報として、内部のコンテンツ提供サーバ装置20内のユーザ情報DB226に格納する。ポータル処理部311は、リクエスト内容を解析した後、カード・バインダ保存DB313に格納された当該携帯通信端末ユーザの選択情報に含まれたコンテンツの取得先を参照する(ステップS305)。次いで、ポータル処理部311は、参照した取得先として、内部のコンテンツ提供サーバ装置20、コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20、外部の取得先400のうち、何れか一つ乃至二つ、又は全ての取得先から対応するカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを取得する(ステップS306)。次いで、ポータル処理部311は、取得したカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツを統合して(ステップS307)、携帯通信端末4に送信し(ステップS307)、本処理を終了する。
この時、携帯通信端末4のユーザの嗜好に合わせて集約されたカード型コンテンツ及び(又は)バインダ型コンテンツの操作環境が提供される。携帯通信端末4の表示画面には、例えば、上述の図10(B)と図11に示した操作メニュー内の「お気に入り」や「転送」等が選択項目として表示される。また、上述の操作プログラムには、選択情報を携帯通信端末4から他の携帯通信端末に転送可能な転送プログラムが含まれている。
次に、お気に入りの転送処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。図14において、ポータル処理部311は、携帯通信端末4から送信される転送リクエストの受信を監視する(ステップS401)。ポータル処理部311は、携帯通信端末4から転送リクエストを受信すると(ステップS401:YES)、その転送リクエストに含まれた対応するコンテンツのリンク情報(コンテンツ取得先のURL、キャンペーン提供先のURL等)を取得する(ステップS402)。次いで、ポータル処理部311は、選択情報に対応するコンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20に対して取得したリンク情報の変換を要求する変換リクエストをリンク情報とともに通信部311Aにより送信する(ステップS403)。ポータル処理部311は、コンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20から変換されたリンク情報を受信すると、そのリンク情報を他の携帯通信端末ユーザに固有のリンク情報に再変換して、通信部311Aにより他の携帯通信端末ユーザに転送して(ステップS404)、本処理を終了する。以上のように、コンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20でリンク情報を変換することにより、コンテンツ保有ユーザの本サービスに対する安全性と信頼性を向上させることができる。また、変換されたリンク情報をポータルサーバ装置310で再変換することにより、本サービスを利用する携帯通信端末ユーザの利用履歴を収集することが可能になる。
次に、お気に入り登録処理について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。図15において、ポータルサーバ装置310内のポータル処理部311、又は、コンテンツ保有ユーザ毎に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20内の合成処理部221は、携帯通信端末4から送信されるお気に入り登録リクエストの受信を待機する(ステップS411)。ポータル処理部311は、携帯通信端末4からお気に入り登録リクエストを受信すると(ステップS411:YES)、そのお気に入り登録リクエストに含まれた選択情報を取得する(ステップS412)。また、合成処理部22は、携帯通信端末4からお気に入り登録リクエストを受信すると(ステップS411:YES)、そのお気に入り登録リクエストに含まれた選択情報を取得する(ステップS412)。
次いで、ポータル処理部311又は合成処理部221は、取得した選択情報の登録リクエストを内部のコンテンツ提供サーバ装置20内のサーバプログラム実行部26に出力する(ステップS413)。サーバプログラム実行部26は、ポータル処理部311又は合成処理部221から入力された登録リクエスト、又は、サーバプログラム実行部26が参照する設定ファイル等の設定内容に基づいて、選択情報の登録先が自身のコンテンツ提供サーバ装置20内(自サーバ)か、他のコンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20内(他サーバ)か、ポータルサーバ装置310内かを判別する(ステップS414)。登録先が自サーバである場合、サーバプログラム実行部26は、ユーザ情報DB226内に携帯通信端末4に対応付けてお気に入り選択情報を追加登録して(ステップS415)、本処理を終了する。また、登録先が他サーバである場合、サーバプログラム実行部26は、ユーザ識別情報とともに選択情報と登録リクエストを他のコンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20に送信して(ステップS416)、本処理を終了する。この時、コンテンツ保有ユーザのコンテンツ提供サーバ装置20内のサーバプログラム実行部26は、ユーザ情報DB226内に携帯通信端末4に対応付けてお気に入り選択情報を追加登録する。また、登録先がポータルサーバ装置310である場合、サーバプログラム実行部26は、選択情報と登録リクエストをポータル処理部311に出力して(ステップS417)、本処理を終了する。この時、ポータル処理部311は、カード・バインダ保存DB313内に携帯通信端末4に対応付けてお気に入り選択情報を追加登録する。
次に、ポータル処理部311が所望の連絡先に連絡内容を所望の指定時間に送信する連絡サービスを実行する例について、図16に示すフローチャートを参照して説明する。この場合、上述したように、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報には、コンテンツ保有ユーザと携帯通信端末4のユーザの各々に連絡可能な連絡先情報と通信方式が含まれ、上述の操作プログラムには、連絡する時間や期間等を指定する時間指定項目と、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4のユーザに連絡する内容を設定可能な連絡項目と、連絡先を指定可能な操作項目等が含まれる。この属性情報を利用して、以下の連絡サービスを実行する。
図16において、ポータル処理部311は、携帯通信端末4又はコンテンツ保有ユーザから送信される連絡リクエストの受信を待機する(ステップS501)。ポータル処理部311は、携帯通信端末4又はコンテンツ保有ユーザから送信される連絡リクエストを受信すると(ステップS501:YES)、時間指定情報(時間又は期間)、連絡内容、携帯通信端末4又はコンテンツ保有ユーザから送信される連絡先情報(電話番号、FAX番号、メールアドレス等と対応する通信方式が含まれる)を取得する(ステップS502)。次いで、ポータル処理部311は、取得した時間指定情報、連絡内容、連絡先情報をカード・バインダ保存DB313内の対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツの属性情報に対応付けた付加情報として格納して(ステップS503)、本処理を終了する。
次に、ポータル処理部311がカード・バインダ保存DB313内にカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツの属性情報として格納した時間指定情報、連絡内容、連絡先情報に従って連絡内容を送信する処理について、図17に示すフローチャートを参照して説明する。
図17において、ポータル処理部311は、カード・バインダ保存DB313内に格納されたカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツの属性情報に対応付けられた付加情報を参照して、指定時間(時間又は期間)の有無を判定する(ステップS601)。ポータル処理部311は、指定時間(時間又は期間)が有ると(ステップS601:YES)、その付加情報から連絡内容と連絡先情報を取得する(ステップS602)。次いで、ポータル処理部311は、連絡内容を連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス等と対応する通信方式)に送信可能な情報形態に変換して当該連絡先に通信部311Aにより送信して(ステップS603)、本処理を終了する。
以上のように、本第2の実施の形態に係るコンテンツ提供システム300では、コンテンツ保有ユーザ毎に設置したコンテンツ提供サーバ装置20と連携するポータルサイトを提供するポータルサーバ装置310を設置する構成とした。また、ポータルサーバ装置310内部には、コンテンツ提供サーバ装置20と、ポータルサイト全体を運用するポータル処理部311と、ポータルサイトに対する携帯通信端末4のアクセスログ情報を格納する高度履歴DB312と、携帯通信端末4毎にコンテンツの選択情報と、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報と、携帯通信端末を携帯するユーザのユーザ情報とを対応付けて格納するカード・バインダ保存DB313と、を設置する構成とした。
上記ポータルサーバ装置310の構成により、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの閲覧や検索等のサービスを提供するポータルサイトを携帯通信端末4に対して提供し、カード型コンテンツを統合するサービスをコンテンツ保有ユーザに対して提供することが可能になった。
また、ポータル処理部311は、ポータルサイト、ポータルサーバ装置310内のコンテンツ提供サーバ装置20、又は、コンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20を通じてアクセスする携帯通信端末4のアクセスログ情報を取得し、取得したアクセスログ情報をポータルサーバ装置310内で固有のアクセスログ情報に変換して携帯通信端末4毎に行動履歴情報として行動履歴DB312に格納する機能を有した。この機能により、アクセスログ情報の安全性の向上を図ることが可能になり、当該ポータルサイトのサービスを利用する携帯通信端末ユーザとコンテンツ保有ユーザに対する信頼性の向上を図ることが可能になった。
また、ポータル処理部311は、携帯通信端末4がポータルサイトにアクセスした際に、カード・バインダ保存DB313に格納された携帯通信端末ユーザに対応する選択情報とカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報を参照し、過去の閲覧又は検索時に選択されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを携帯通信端末4で操作可能な操作プログラムを携帯通信端末4に送信する機能を有した。この機能により、携帯通信端末4のユーザの嗜好に合わせて集約したカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの操作環境を提供することが可能になった。さらに、本第2の実施の形態により提供されるコンテンツ提供システム300では、携帯通信端末4に提供されるカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツは、携帯通信端末4に一切保存されず、コンテンツ提供サーバ装置20側に保存される。このため、携帯通信端末4では、コンテンツ提供システム300のサービスを利用する際に、端末内の保存メモリ等の記憶資源を消費することなく本サービスを有効利用することができる。また、本第2の実施の形態のコンテンツ提供システム300では、携帯通信端末4内の記憶資源を一切利用せず、携帯通信端末4のユーザ毎の選択情報や行動履歴情報がコンテンツ提供サーバ装置20内に保存されている。このため、携帯通信端末4が故障等して他の携帯通信端末に交換した場合でも、本サービスを直ちに再利用することができ、過去のお気に入りコンテンツ等を再利用することが容易である。
さらに、選択情報には、選択されたカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを取得する取得先のリンク情報(例えば、図10のコンテンツ保有ユーザに設置されたコンテンツ提供サーバ装置20、ポータルサーバ装置310内に設置されたコンテンツ提供サーバ装置20、又は、外部のコンテンツ取得先400のURL等)が含めるようにした。また、上述の操作プログラムには、選択情報を携帯通信端末4から他の携帯通信端末ユーザに転送可能な転送プログラムが含まれるようにした。さらに、ポータル処理部311は、携帯通信端末4から転送先の他の携帯通信端末ユーザに固有のリンク情報に変換して他の携帯通信端末ユーザに転送する機能を有した。これらの機能により、携帯通信端末4のユーザがお気に入りのコンテンツを友人等に転送することを容易にし、転送されるリンク情報の安全性を向上させることが可能になった。また、これらの機能により、コンテンツ保有ユーザに対しては、コンテンツの不正な利用等を未然に防止することが可能になり、コンテンツ保有ユーザに対する信頼性を更に向上させることが可能になった。
また、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報には、コンテンツ保有ユーザと携帯通信端末4のユーザの各々に連絡可能な連絡先情報と通信方式が含まれ、上述の操作プログラムには、連絡する時間や期間等を指定する時間指定項目と、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4のユーザに連絡する内容を設定可能な連絡項目と、連絡先を指定可能な操作項目等が含まれるようにした。さらに、ポータル処理部311は、コンテンツ保有ユーザ又は携帯通信端末4から連絡する内容と連絡先を指定するリクエストを受信した場合、対応するカード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの属性情報から該当する連絡先の通信方式を参照し、連絡内容を連絡先の通信方式に対応する情報形態に変換して、指定時間に従って連絡先に送信する通信機能を有した。これらの機能により、例えば、コンテンツ保有ユーザが携帯通信端末4に対して指定時間や指定期間のキャンペーン等を連絡することが可能になり、コンテンツ保有ユーザに対して有益な連絡サービス機能を提供することが可能になる。また、例えば、携帯通信端末4では、表示中のカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツの操作環境から店の予約や問い合わせ等の連絡内容を、店側で受信可能な通信媒体で連絡することが可能になり、携帯通信端末ユーザに対して便利な連絡サービス機能を提供することが可能になる。
さらに、ポータル処理部311は、携帯通信端末4から受信したリクエストに応じて取得したバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信する際に、通信網Nを提供する通信会社の送信容量制限、又は、携帯通信端末4が処理可能なデータ容量に対応して分割し、分割したバインダ型コンテンツの送信状態を制御する機能を有した。また、ポータル処理部311は、このコンテンツの分割送信に対応した操作プログラムを携帯通信端末4に送信して、バインダ型コンテンツの閲覧・検索表示を中断可能な操作環境を提供する機能を有した。これらの機能により、閲覧・検索要求されたバインダ型コンテンツのデータ量が多い場合に、適宜分割して送信することが可能になり、通信網Nの送信容量制限を回避しながら、携帯通信端末4側の通信費用を抑制することが可能になる。
(第3の実施の形態)
本第3の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22において、合成処理部221と、テンプレート情報DB222と、カード情報DB223と、バインダ情報DB224と、を具備することを不要にする例を説明する。図19は、第3の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置500の構成を示す図である。図20は、第3の実施の形態に係るカード合成部502の構成を示す図である。なお、図19及び図20において、上記第1の実施の形態で図示した構成と同一の構成部分には同一符号を付しており、その構成説明を省略する。
本第3の実施の形態では、上述のコンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22において、合成処理部221と、テンプレート情報DB222と、カード情報DB223と、バインダ情報DB224と、を具備することを不要にする例を説明する。図19は、第3の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置500の構成を示す図である。図20は、第3の実施の形態に係るカード合成部502の構成を示す図である。なお、図19及び図20において、上記第1の実施の形態で図示した構成と同一の構成部分には同一符号を付しており、その構成説明を省略する。
図19において、コンテンツ提供サーバ装置500は、送受信部501と、カード合成部502と、合成管理部23と、生成済みバインダDB24と、サーバプログラム格納部25と、サーバプログラム実行部26と、を具備する。
送受信部501は、図1に示した通信網Nを介して携帯通信端末4から受信するリクエストを解析し、解析結果に応じてカード合成部22で合成されるカード型コンテンツ、又は、生成済みバインダDB24に格納済みのバインダ型コンテンツを取得して携帯通信端末4に送信する。携帯通信端末4から受信するリクエストには、カード型コンテンツを合成するための素材として、上述のレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報が含まれる。また、携帯通信端末4から受信するリクエストには、カード型コンテンツを合成するための素材として、上述のレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報を取得する各取得先のリンク情報(URL等)が含まれる。本実施の形態3の送受信部501では、携帯通信端末4から受信するリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報、又は、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)をカード合成部502に送信することに特徴がある。
カード合成部502は、図20に示すように、合成処理部521と、端末プログラムDB225と、ユーザ情報DB226と、を具備する。
合成処理部521は、携帯通信端末4から受信したリクエストの解析結果とともに、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報、又は、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)を送受信部501から受信する。これにより、カード合成部502では、合成処理部221と、テンプレート情報DB222と、カード情報DB223と、バインダ情報DB224と、を具備することを不要にしたことに特徴がある。
合成処理部521は、送受信部501からリクエストの解析結果とともに、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報を受信した場合は、これらのレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報を用いて、上述のカード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツを含むバインダ型コンテンツを合成するとともに、対応する端末プログラムを端末プログラムDB25から取得して、送受信部21に出力する。
また、合成処理部521は、送受信部501からリクエストの解析結果とともに、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)を受信した場合は、当該リンク情報に基づいて内蔵する通信部521Aにより通信網Nを介して外部の取得先からコンテンツ情報を取得する。この場合、図中に示す100が外部の取得先であり、例えば、外部コンテンツDB101、外部プログラム102、外部サーバ103等が含まれる。合成処理部521は、外部の取得先100から取得したコンテンツ情報をカード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツを含むバインダ型コンテンツを合成するとともに、対応する端末プログラムを端末プログラムDB25から取得して、送受信部21に出力する。
送受信部21は、合成処理部521からカード型コンテンツ、又は、バインダ型コンテンツと、端末プログラムが入力されると、そのカード型コンテンツ、又は、バインダ型コンテンツに端末プログラムを付加して携帯通信端末4に送信する。
次に、コンテンツ提供サーバ装置500の動作について図面を参照しながら説明する。図21は、コンテンツ提供サーバ装置500から携帯通信端末4に対して実行されるコンテンツ提供サービスの全体の流れを示すフローチャートである。なお、第3の実施の形態では、カード型コンテンツをページ単位、又は、後述するバインダ型コンテンツを分割単位で携帯通信端末4に対して送信する例を説明する。
図21において、コンテンツ提供サーバ装置500内の送受信部501は、携帯通信端末4からのリクエストの受信を監視し(ステップS701)、リクエストを受信すると(ステップS701:YES)、そのリクエストを解析する(ステップS702)。次いで、送受信部501は、リクエストの解析結果に応じて、生成済みバインダDB24を参照して対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みか否かを判別する(ステップS703)。対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みの場合は(ステップS703:YES)、送受信部501は、生成済みバインダDB24から対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを取得し(ステップS704)、取得したカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを携帯通信端末4に送信して(ステップS705)、処理を終了する。
また、対応するカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツが生成済みでない場合は(ステップS703:NO)、送受信部21は、解析したリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報、又は、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)を合成リクエストとともにカード合成部502に送信する(ステップS706)。
カード合成部502は、送受信部21から受信した合成リクエストと、レイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報、又は、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)に基づいて、カード型コンテンツ、又は、複数枚のカード型コンテンツを含むバインダ型コンテンツを合成するとともに、対応する端末プログラムを端末プログラムDB25から取得して、送受信部21に出力する(ステップS707)。
送受信部21は、カード合成部22から合成処理部521からカード型コンテンツ、又は、バインダ型コンテンツと、端末プログラムが入力されると、そのカード型コンテンツ、又は、バインダ型コンテンツに端末プログラムを付加して携帯通信端末4に送信して(ステップS705)、処理を終了する。
ここで、カード合成部502において実行されるカード合成処理について、図22に示すフローチャートを参照して説明する。
図22において、カード合成部22は、送受信部21からのN番目の送信リクエストの入力を監視する(ステップS801)。N番目の送信リクエストとは、携帯通信端末4から上述のページ単位、又は、分割単位で送信される送信リクエストである。カード合成部22では、同一の携帯通信端末4から受信する送信リクエストの順序番号を管理して、送信リクエストを受信する毎に対応するページのカード型コンテンツを合成する処理、又は、分割単位のバインダ型コンテンツを順次合成する処理を実行する。カード合成部22は、送受信部21からN番目の送信リクエストを受信すると(ステップS801:YES)、そのN番目の送信リクエストに含まれるレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報を取得する取得先を確認する(ステップS802)。
カード合成部22は、カード型コンテンツに関する情報の取得先が送信リクエストに含まれている場合は(ステップS802:リクエスト)、ステップS803に移行する。カード合成部22は、リクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報により図5に示したようなカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを合成する(ステップS803)。
次いで、カード合成部22は、リクエストに対応する端末プログラムを端末プログラムDB25から取得し(ステップS804)、合成したカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツと取得した端末プログラムを送受信部501に出力して(ステップS805)、合成処理を終了する。
また、カード合成部22は、カード型コンテンツに関する情報の取得先として送信リクエストにリンク情報が含まれている場合は(ステップS802:リンク先)、ステップS806に移行する。カード合成部22は、そのリンク情報に基づいて外部の取得先100からコンテンツ情報を取得し(ステップS806)、取得したコンテンツ情報により図5に示したようなカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを合成して(ステップS807)、上記ステップS804に移行する。
また、カード合成部22は、カード型コンテンツに関する情報の取得先として送信リクエスト及びリンク情報が含まれている場合は(ステップS802:リクエスト及びリンク先)、ステップS808に移行する。カード合成部22は、その送信リクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の一部と、そのリンク情報に基づいて外部の取得先100からコンテンツ情報の一部を取得し(ステップS808)、取得した各情報とコンテンツ情報により図5に示したようなカード型コンテンツ又はバインダ型コンテンツを合成して(ステップS809)、上記ステップS804に移行する。
以上のように、本第3の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置500では、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを合成する素材であるレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報、又は、そのリクエストに含まれたレイアウト情報、レイアウトの属性情報、カード情報、バインダ情報の各取得先のリンク情報(URL等)を携帯通信端末4から受信するリクエストに含ませるようにした。このため、コンテンツ提供サーバ装置500内のカード合成部502では、合成処理部221と、テンプレート情報DB222と、カード情報DB223と、バインダ情報DB224と、を具備することが不要になり、コンテンツ提供サーバ装置500のコストを低減することが可能になる。また、コンテンツ提供サーバ装置500において、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを合成する際の処理負担を軽減でき、携帯通信端末4に応答するまでの時間を短縮することが可能になる。さらに、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツに合成する素材を携帯通信端末4から提供されるため、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの多様な表現が容易になる。
(第4の実施の形態)
本第4の実施の形態では、カード型コンテンツを携帯通信端末4の表示画面に拡大表示する例を説明する。第4の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第4の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第4の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
本第4の実施の形態では、カード型コンテンツを携帯通信端末4の表示画面に拡大表示する例を説明する。第4の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第4の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第4の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
第4の実施の形態において処理されるカード型コンテンツの具体例を図23に示す。図23に示すように、カード型コンテンツには、文字・図画・音楽・音声・動画等のコンテンツ情報と、一つ又は複数の端末プログラム(BC)と、レイアウト情報と、レイアウト属性情報と、カード型コンテンツの属性情報と、視点移動情報と、が含まれる。第4の実施の形態では、カード型コンテンツ内に視点移動情報を含ませたことに特徴がある。
視点移動情報には、カード型コンテンツを拡大表示する際の制御情報として、視点移動時の表示位置の座標及び移動距離と、カード型コンテンツの拡大表示倍率と、視点移動先での表示倍率と、が設定されている。この視点移動情報は、カード型コンテンツに対応付けてカード情報DB223に記憶されている。
次に、コンテンツ提供サーバ装置において実行されるカード型コンテンツの拡大表示処理について、図24に示すフローチャートと、図25に示す拡大表示例と、を参照して説明する。なお、図24に示すフローチャートは、上述の図6Aにおいて示したカード型コンテンツを携帯通信端末4に送信した後に、携帯通信端末4における拡大表示に係る操作に応じてコンテンツ提供サーバ装置において実行される。
図24に示すフローチャートは、携帯通信端末4においてカード型コンテンツを表示中にユーザにより下ボタン操作が行われた際に、携帯通信端末4から送信される視点移動指示に応じてカード合成部22において実行される。
図22において、カード合成部22は、送受信部21から視点移動指示を受信したか否かを確認する(ステップS901)。すなわち、カード合成部22は、携帯通信端末4においてカード型コンテンツを表示中にユーザにより下ボタン操作が行われたか否かを確認する。送受信部21から視点移動指示を受信した場合(ステップS901:YES)、カード合成部22は、携帯通信端末4において表示中のカード型コンテンツに対応する視点移動情報(表示位置の座標及び移動距離と、カード型コンテンツの拡大表示倍率と、カード型コンテンツを拡大表示倍率と、視点移動先での表示倍率と)をカード情報DB223から読み出す(ステップS902)。また、送受信部21から視点移動指示を受信しない場合(ステップS901:NO)、カード合成部22は、視点移動指示の受信有無の確認処理を繰り返す。
次いで、カード合成部22は、読み出した視点移動情報(表示位置の座標及び移動距離と、カード型コンテンツを拡大表示倍率と、視点移動先での表示倍率と)に基づいて、携帯通信端末4において表示中のカード型コンテンツに対応する表示位置、表示倍率の変更指示を携帯通信端末4に送信して(ステップS903)、処理を終了する。カード合成部22は、送受信部21から視点移動指示を受信する度に、以上の処理を繰り返し実行する。
次に、携帯通信端末4において表示中のカード型コンテンツに対応する表示位置、表示倍率の変更動作の一例について図25を参照して説明する。図25に示す例では、カード型コンテンツの表示倍率を2倍に拡大し、その図中に示す各表示部分N1〜N4を原点座標P(0,0)から右横方向位置P(X2,0)(図25(A))→左下方向位置P(0,Y2)(図25(B))→右横方向位置P(X2,Y2)(図25(C))→左上方向位置P(0,0)(図25(D))に順次移動表示する場合を示している。
まず、図25(A)において、携帯通信端末4の表示枠(実線)内には原点座標P(0,0)に対応するカード型コンテンツの一部(N1)が表示されているものとする。ここで、ユーザにより下ボタン操作が行われると、この下ボタン操作に伴う視点移動指示が携帯通信端末4からコンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22に送信される。そして、カード合成部22では、受信した視点移動指示に対応する視点移動情報に基づく表示位置、表示倍率の変更指示が携帯通信端末4に送信される。携帯通信端末4では、表示位置、表示倍率の変更指示が受信されると、図25(A)に示す表示枠(波線)の表示位置の移動が行われる。この場合、表示枠(波線)内にはカード型コンテンツの一部(N1)と一部(N2)の中間位置P(X1,0)が移動表示された例を示している。
次いで、携帯通信端末4において、ユーザにより更に下ボタン操作が行われると、携帯通信端末4とカード合成部22との間で同様に視点移動指示と視点移動情報の送受信処理が行われる。この場合、表示枠(波線)内にはカード型コンテンツの一部(N2)の位置P(X2,0)が移動表示される。
以上のように、ユーザによる下ボタン操作に応じて、携帯通信端末4の表示枠に表示中のカード型コンテンツは、視点移動情報に設定された表示位置の座標及び移動距離と、カード型コンテンツを拡大表示倍率に基づいて、その表示倍率と表示位置が任意に変更される。
以降、ユーザによる下ボタン操作が繰り返し行われると、その繰り返し操作に応じて、携帯通信端末4とカード合成部22との間で同様に視点移動指示と視点移動情報の送受信処理が繰り返し行われる。この視点移動指示と視点移動情報の送受信処理により、例えば、図25(B)に示す例では、表示枠内のカード型コンテンツの一部(N2)の表示位置P(X2,0)→カード型コンテンツの一部(N1〜N4)の中間表示位置P(X1,Y1)→カード型コンテンツの一部(N3)の表示位置P(0,Y2)の順に移動表示処理が行われる例を示す。
さらに、携帯通信端末4とカード合成部22との間で同様に視点移動指示と視点移動情報の送受信処理が繰り返し行われると、図25(C)に示す表示状態に移行される。図25(C)に示す例では、表示枠内のカード型コンテンツの一部(N3)の表示位置P(0,Y2)→カード型コンテンツの一部(N3,N4)の中間表示位置P(X1,Y2)→カード型コンテンツの一部(N4)の表示位置P(X2,Y2)の順に移動表示処理が行われる例を示す。
次いで、さらに携帯通信端末4とカード合成部22との間で同様に視点移動指示と視点移動情報の送受信処理が繰り返し行われると、図25(D)に示す表示状態に移行される。図25(D)に示す例では、表示枠内のカード型コンテンツの一部(N4)の表示位置P(X2,Y2)→カード型コンテンツの一部(N1〜N4)の中間表示位置P(X1,Y1)→カード型コンテンツの一部(N1)の表示位置P(0,0)の順に移動表示処理が行われる例を示す。
なお、図25(A)〜(D)に示したカード型コンテンツの拡大表示例は一例であり、その移動先の座標位置、移動距離、拡大表示率等は、任意に設定可能であり、カード型コンテンツを提供する側の要求等に応じて変更可能である。
次に、携帯通信端末4において表示中のカード型コンテンツに対応する表示位置、表示倍率の変更動作の他の例について図26を参照して説明する。図26に示す例では、表示中のカード型コンテンツの視点移動指示に応じて、表示倍率を順次変更する場合を示している。
図26(A)では、最初の視点移動指示に応じて、表示中のカード型コンテンツの表示倍率を2倍に設定し、携帯通信端末4の表示枠をカード型コンテンツの一部(N1)の表示位置P(0,0)から右横方向位置P(X1,0)→P(X2,0)に移動して、カード型コンテンツの一部(N1→N1とN2の中間位置→N2)を順次表示する場合を示している。すなわち、この場合、携帯通信端末4とカード合成部22との間の視点移動指示と視点移動情報の送受信処理により、カード型コンテンツの表示位置の変更と表示倍率を2倍に変更する表示処理が行われる。
次いで、図26(B)では、次の視点移動指示に応じて、表示中のカード型コンテンツの表示倍率を1.5倍に設定し、携帯通信端末4の表示枠をカード型コンテンツの一部(N2)の表示位置P(X2,0)から左斜め下方向位置P(X1,Y1)→P(0,Y2)に移動して、カード型コンテンツの一部(N2→N1〜N4の一部→N3)を順次表示する場合を示している。すなわち、この場合、携帯通信端末4とカード合成部22との間の視点移動指示と視点移動情報の送受信処理により、カード型コンテンツの表示位置の変更と表示倍率を1.5倍に変更する表示処理が行われる。
次いで、図26(C)では、次の視点移動指示に応じて、表示中のカード型コンテンツの表示倍率を4倍に設定し、携帯通信端末4の表示枠をカード型コンテンツの一部(N3)の表示位置P(0,Y1.5)から右横方向位置P(X0.5,Y1.5)→P(X1,Y1.5)に移動して、カード型コンテンツの一部(N3の左側部→N3の中間部→N3の右側部)を順次表示する場合を示している。すなわち、この場合、携帯通信端末4とカード合成部22との間の視点移動指示と視点移動情報の送受信処理により、カード型コンテンツの表示位置の変更と表示倍率を4倍に変更する表示処理が行われる。
次いで、図26(D)では、次の視点移動指示に応じて、表示中のカード型コンテンツの表示倍率を2倍に設定し、携帯通信端末4の表示枠をカード型コンテンツの一部(N4)の表示位置P(X2,Y2)から左斜め上方向位置P(X1,Y1)→P(0,0)に移動して、カード型コンテンツの一部(N4→N1〜N4の一部→N1)を順次表示する場合を示している。すなわち、この場合、携帯通信端末4とカード合成部22との間の視点移動指示と視点移動情報の送受信処理により、カード型コンテンツの表示位置の変更と表示倍率を4倍に変更する表示処理が行われる。
なお、図26(A)〜(D)に示したカード型コンテンツの表示倍率変更例は一例であり、その視点移動先の座標位置、移動距離、表示倍率等は、任意に設定可能であり、カード型コンテンツを提供する側の要求等に応じて変更可能である。
以上のように、本第4の実施の形態では、携帯通信端末4に対してカード型コンテンツの拡大表示を可能にしたため、携帯通信端末4の表示枠に入りきらないカード型コンテンツであっても容易に表示させることが可能になる。また、本第4の実施の形態では、携帯通信端末4に対して視点移動先毎にカード型コンテンツの表示倍率を任意に設定して表示させることが可能になる。その結果、カード型コンテンツの表示形態を多様化でき、コンテンツの表示サイズに左右されずにカード型コンテンツサービスを適用することが可能になる。
(第5の実施の形態)
本第5の実施の形態では、携帯通信端末4の表示画面枠に全体が表示できない大型のカード型コンテンツ及び大型バインダ型コンテンツを表示する例を説明する。第5の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第5の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第4の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
本第5の実施の形態では、携帯通信端末4の表示画面枠に全体が表示できない大型のカード型コンテンツ及び大型バインダ型コンテンツを表示する例を説明する。第5の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第5の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第4の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
第5の実施の形態において処理される大型カード型コンテンツと大型バインダ型コンテンツの具体例を図27に示す。図27に示すように、大型カード型コンテンツは、複数の大型カード型コンテンツの一部(n1〜nn)から構成される。各大型カード型コンテンツの一部には、文字・図画・音楽・音声・動画等のコンテンツ情報と、一つ又は複数の端末プログラム(BC)と、レイアウト情報と、レイアウト属性情報と、大型カード型コンテンツの一部の属性情報と、視点移動情報と、が含まれる。また、図27において、各大型バインダ型コンテンツには、複数の大型カード型コンテンツ(N1〜NN)と、各大型カード型コンテンツに対応する端末プログラム(BC)と、順序情報と、大型バインダ型コンテンツの属性情報と、視点移動情報と、が含まれる。第5の実施の形態では、大型カード型コンテンツが複数の大型カード型コンテンツの一部(コンテンツ部分情報)により構成されたことと、各大型カード型コンテンツの一部内と大型バインダ型コンテンツ内に視点移動情報を含ませたことに特徴がある。
大型カード型コンテンツの一部内の視点移動情報には、複数の大型カード型コンテンツの一部同士の表示領域を移動する際の制御情報として、視点移動時の各表示領域の座標Pと、各表示領域のリンク関係を示すリンク情報nnと、各表示領域の解像度情報と、が設定されている。また、大型バインダ型コンテンツ内の視点移動情報には、関連する大型カード型コンテンツのリンク情報NNが設定されている。
次に、携帯通信端末4において実行される大型カード型コンテンツ及び大型バインダ型コンテンツの表示処理について、図28に示すフローチャートと、図29及び図30に示す大型カード型コンテンツの表示例と、図31に示す大型バインダ型コンテンツの表示例と、を参照して説明する。なお、図28に示すフローチャートは、上述の図6Aにおいて示したカード型コンテンツを携帯通信端末4に送信した後に、当該カード型コンテンツに含まれた端末プログラム(BC)により携帯通信端末4において実行される。
図28に示すフローチャートは、携帯通信端末4において大型カード型コンテンツ又は大型バインダ型コンテンツを表示中にユーザにより視点移動ボタン操作が行われた際に、携帯通信端末4において表示中のコンテンツに対応する端末プログラム(BC)により実行される。
図28において、携帯通信端末4は、大型カード型コンテンツを表示中か否かを確認する(ステップS1001)。携帯通信端末4は、大型カード型コンテンツを表示中であることを確認した場合(ステップS1001:YES)、当該大型カード型コンテンツに対応する端末プログラム(BC)により、例えば、当該大型カード型コンテンツの全体を低解像度の画像で表示する(ステップS1002)。
次いで、携帯通信端末4は、ユーザの下カーソルボタン操作による視点移動指示の有無を確認する(ステップS1003)。携帯通信端末4は、視点移動指示を確認した場合(ステップS1003:YES)、続いて、ユーザの確定ボタン操作による確定指示の有無を確認する(ステップS1004)。すなわち、携帯通信端末4の表示枠の移動先において、低解像度で表示された大型カード型コンテンツの一部(例えば、図29に示すn1)に対する確定ボタン操作が行われたか否かを確認する。携帯通信端末4は、確定指示を確認すると(ステップS1004:YES)、当該大型カード型コンテンツの一部に対応する高解像度画像が端末プログラム(BC)により設定されているか否かを確認する(ステップS1005)。
携帯通信端末4は、高解像度画像が端末プログラム(BC)により設定されていないことを確認した場合は(ステップS1005:NO)、先に入力された視点移動指示をコンテンツ提供サーバ装置20に送信する(ステップS1006)。コンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22は、携帯通信端末4から視点移動指示を受信すると、対応する大型カード型コンテンツに設定された視点移動情報(視点移動時の各表示領域の座標Pと、リンク情報nnと、解像度情報)をカード情報DB223から読み出して、携帯通信端末4に送信する。
なお、図28において、ステップS1004は波線で示しているが、このステップは必須の処理でないことを示している。このステップS1004を省略した場合は、一旦、低解像度で大型カード型コンテンツの一部を表示し、直ちにステップS1005に移行するようにしても良い。また、ステップS1004において、確定指示を受信した場合(ステップS1004:YES)、後述する第6の実施の形態において説明するカード型コンテンツの多面表示処理に移行するようにしてもよい。
次いで、携帯通信端末4は、端末プログラム(BC)に設定された高解像度画像、又は、カード合成部22から受信した視点移動情報(視点移動時の各表示領域の座標Pと、リンク情報nnと、解像度情報)に基づいて、低解像度で表示中の大型カード型コンテンツの一部(例えば、図29に示すn1)に対応する高解像度の画像を表示して(ステップS1007)、処理を終了する。携帯通信端末4は、視点移動指示及び確定指示を確認する度に、以上のステップS1002〜ステップS1007の処理を繰り返し実行する。
また、ステップS1001において、携帯通信端末4は、大型カード型コンテンツを表示中でないことを確認した場合(ステップS1001:NO)、ステップS1008に移行して、大型バインダ型コンテンツを表示中か否かを確認する。携帯通信端末4は、大型バインダ型コンテンツを表示中であることを確認した場合(ステップS1008:YES)、当該大型バインダ型コンテンツに対応する端末プログラム(BC)により、例えば、当該大型バインダ型コンテンツの全体を低解像度の画像で表示する(ステップS1009)。
次いで、携帯通信端末4は、ユーザの下カーソルボタン操作による視点移動指示の有無を確認する(ステップS1010)。携帯通信端末4は、視点移動指示を確認した場合(ステップS1010:YES)、続いて、ユーザの確定ボタン操作による確定指示の有無を確認する(ステップS1011)。すなわち、携帯通信端末4の表示枠の移動先において、低解像度で表示された大型バインダ型コンテンツの一部(例えば、図31に示すN2)に対する確定ボタン操作が行われたか否かを確認する。携帯通信端末4は、確定指示を確認すると(ステップS1011:YES)、当該大型バインダ型コンテンツの一部に対応する高解像度画像が端末プログラム(BC)により設定されているか否かを確認する(ステップS1012)。
携帯通信端末4は、高解像度画像が端末プログラム(BC)により設定されていないことを確認した場合は(ステップS1012:NO)、先に入力された視点移動指示をコンテンツ提供サーバ装置20に送信する(ステップS1013)。コンテンツ提供サーバ装置20内のカード合成部22は、携帯通信端末4から視点移動指示を受信すると、対応する大型バインダ型コンテンツに設定された視点移動情報(視点移動時の各表示領域の座標Pと、リンク情報NNと、解像度情報)をカード情報DB223から読み出して、携帯通信端末4に送信する。
なお、図28において、ステップS1011は波線で示しているが、このステップは必須の処理でないことを示している。このステップS1011を省略した場合は、一旦、低解像度で大型バインダ型コンテンツの一部を表示し、直ちにステップS1012に移行するようにしても良い。また、ステップS1011において、確定指示を受信した場合(ステップS1011:YES)、後述する第6の実施の形態において説明するカード型コンテンツの多面表示処理に移行するようにしてもよい。
次いで、携帯通信端末4は、端末プログラム(BC)に設定された高解像度画像、又は、カード合成部22から受信した視点移動情報(視点移動時の各表示領域の座標Pと、リンク情報NNと、解像度情報)に基づいて、低解像度で表示中の大型バインダ型コンテンツ内の大型カード型コンテンツの一部(例えば、図31に示すN2)に対応する高解像度の画像を表示して(ステップS1014)、処理を終了する。携帯通信端末4は、視点移動指示及び確定指示を確認する度に、以上のステップS1008〜ステップS1014の処理を繰り返し実行する。
また、ステップS1008において、携帯通信端末4は、大型バインダ型コンテンツを表示中でないことを確認した場合(ステップS1008:NO)、大型カード型コンテンツ又は大型バインダ型コンテンツカードの表示処理とは異なる指示であるため、その指示に応じた他の処理に移行する。
次に、携帯通信端末4において表示中の大型カード型コンテンツの一部に対応する表示位置、表示解像度の変更動作の一例について図29を参照して説明する。図29に示す例では、大型カード型コンテンツの表示解像度を「表示未確定:低解像度」、「表示確定:高解像度」で表示し、その図中に示す大型カード型コンテンツの一部がリンク情報(nn:n1〜n4)でリンクされている場合を示している。すなわち、図29に示す複数の大型カード型コンテンツの一部n1〜n4は、連続する大型カード型コンテンツであることを示している。また、図29に示す例では、下ボタン操作と確定ボタン操作が繰り返し行われる毎に、携帯通信端末4の表示枠内に表示させる各大型カード型コンテンツの一部n1〜n4の表示位置が原点座標P(0,0)から右横方向位置P(X2,0)→左下方向位置P(0,Y2)(図25(B))→右横方向位置P(X2,Y2)→左上方向位置P(0,0)(図25(D))に順次移動する場合を示している。なお、上記フローチャートにおいて説明したように、確定ボタン操作は必須ではない。
まず、図29において、携帯通信端末4の表示枠(実線)内には原点座標P(0,0)に対応する大型カード型コンテンツの一部(n1)が低解像度で表示されているものとする。ここで、ユーザにより下ボタン操作が行われると、この下ボタン操作に伴って、端末プログラム(BC)に設定された低解像度画像が図29に示す表示枠の表示位置に表示される。この場合、表示枠内には大型カード型コンテンツの一部(n1)の表示状態から位置P(X2,0)にある大型カード型コンテンツの一部(n2)に移動されて低解像度で表示される。
次いで、ユーザにより確定ボタン操作が行われると、この確定ボタン操作に伴って、端末プログラム(BC)に設定された高解像度画像、又は、カード合成部22から受信した視点移動情報(視点移動時の各表示領域の座標Pと、リンク情報NNと、解像度情報)に基づいて、低解像度で表示中の大型カード型コンテンツの一部(n2)が高解像度で表示される。
以降、ユーザによる下ボタン操作と確定ボタン操作が繰り返し行われると、その繰り返し操作に応じて、携帯通信端末4では、端末プログラム(BC)又はカード合成部22から受信する視点移動情報に応じて、例えば、図29に示すように大型カード型コンテンツが表示される。図29に示す例では、表示枠内の大型カード型コンテンツの一部(n2)の表示位置P(X2,0)→大型カード型コンテンツの一部(n3)の表示位置P(0,Y2)→大型カード型コンテンツの一部(n4)の表示位置P(X2,Y2)の順に移動表示処理が行われて、その移動位置において各大型カード型コンテンツの一部(n3,n4)が高解像度で表示される。また、図29において、他の表示態様として、例えば、大型カード型コンテンツの一部(n4)を表示中に下ボタン操作(視点移動指示)が行われた場合、次の他の大型カード型コンテンツ(図示せず)の表示に移行するようにしてもよい。
次に、分散する大型カード型コンテンツの一部を順次表示する例について、図30を参照して説明する。図30に示す例では、下ボタン操作と確定ボタン操作が繰り返し行われる毎に、携帯通信端末4の表示枠内に表示させる各大型カード型コンテンツの一部n1〜n4の表示位置が原点座標P(0,0)に従って、大型カード型コンテンツの一部n1→n2→n3→n4の順に、「表示未確定:低解像度」、「表示確定:高解像度」で表示する場合を示している。また、その図中に示す分散する大型カード型コンテンツの一部n1〜n4は、リンク情報(nn:n1〜n4)でリンクされている場合を示している。なお、上記フローチャートにおいて説明したように、確定ボタン操作は必須ではない。また、図30において、他の表示態様として、例えば、大型カード型コンテンツの一部(n4)を表示中に下ボタン操作(視点移動指示)が行われた場合、次の他の大型カード型コンテンツ(図示せず)の表示に移行するようにしてもよい。
以上のように、本第5の実施の形態では、連続又は分散する大型カード型コンテンツの一部を、下ボタン操作と確定ボタン操作を繰り返すだけで、低解像度画像と高解像度画像に順次表示することが可能である。
次に、携帯通信端末4において表示中の大型バインダ型コンテンツの一部に対応する表示位置、表示解像度の変更動作の一例について図31を参照して説明する。図31に示す例では、大型バインダ型コンテンツの表示解像度を「表示未確定:低解像度」、「表示確定:高解像度」で表示し、その図中に示す大型バインダ型コンテンツの一部がリンク情報(NN:N1〜N5)でリンクされている場合を示している。また、図31に示す各大型バインダ型コンテンツの一部N1〜N5には、リンク情報n1〜n4で対応付けられた大型カード型コンテンツが含まれることを示している。また、図31に示す例では、下ボタン操作と確定ボタン操作が繰り返し行われる毎に、携帯通信端末4の表示枠内に表示させる各大型バインダ型コンテンツの一部N1〜N5がN1→N2→N3→N4→N5の順に、「表示未確定:低解像度」、「表示確定:高解像度」で表示する場合を示している。なお、上記フローチャートにおいて説明したように、確定ボタン操作は必須ではない。
なお、図29、図30及び図31に示した大型カード型コンテンツ及び大型バインダ型コンテンツの表示例は一例であり、その移動先の座標位置、解像度等は、任意に設定可能であり、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツを提供する側の要求等に応じて変更可能である。
以上のように、本第5の実施の形態では、携帯通信端末4に対して大型カード型コンテンツ又は大型バインダ型コンテンツの解像度変更表示を可能にしたため、携帯通信端末4の表示枠に入りきらない大型カード型コンテンツ又は大型バインダ型コンテンツであっても容易に表示させることが可能になる。その結果、カード型コンテンツ及びバインダ型コンテンツの表示形態を多様化でき、コンテンツの表示サイズに左右されずにカード型コンテンツサービス及びバインダ型コンテンツサービスを適用することが可能になる。
(第6の実施の形態)
本第6の実施の形態では、複数のカード型コンテンツを関連付けて多面的に表示する例を説明する。第6の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第4の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第6の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
本第6の実施の形態では、複数のカード型コンテンツを関連付けて多面的に表示する例を説明する。第6の実施の形態に係るコンテンツ提供サーバ装置の構成は、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図19に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。また、第4の実施の形態に係るカード合成部の構成は、上記第1の実施の形態において図4に図示した構成、又は、上記第3の実施の形態において図20に図示した構成を利用可能であるため、その図示及び構成説明は省略する。本第6の実施の形態では、コンテンツ提供サーバ装置及びカード合成部として、上記第1の実施の形態において図3に図示した構成と、図4に図示した構成を用いるものとする。
第6の実施の形態において処理される関連するカード型コンテンツの具体例を図32に示す。図32に示すように、関連カード型コンテンツは、複数のカード型コンテンツ(1/N〜N/N)から構成される。各カード型コンテンツには、文字・図画・音楽・音声・動画等のコンテンツ情報と、一つ又は複数の端末プログラム(BC)と、レイアウト情報と、レイアウト属性情報と、カード型コンテンツの属性情報と、視点移動情報と、が含まれる。第6の実施の形態では、関連するカード型コンテンツが複数のカード型コンテンツにより構成されたことと、各カード型コンテンツ内に視点移動情報を含ませたことに特徴がある。カード型コンテンツの視点移動情報には、関連するカード型コンテンツの同士のリンク関係を示すリンク情報LNが設定されている。
次に、コンテンツ提供サーバ装置において実行される関連カード型コンテンツの多面表示処理について、図33に示すフローチャートと、図334に示す操作画面例と、図35及び図36に示すコンテンツ多面表示例と、を参照して説明する。なお、図33に示すフローチャートは、上述の図6Aにおいて示したカード型コンテンツを携帯通信端末4に送信した後に、当該カード型コンテンツに含まれた端末プログラム(BC)により携帯通信端末4において実行される。
図33に示すフローチャートは、携帯通信端末4においてカード型コンテンツを表示中にユーザにより確定ボタン操作が行われた際に、携帯通信端末4において表示中のコンテンツに対応する端末プログラム(BC)により実行される。
図33において、携帯通信端末4は、カード型コンテンツを表示中か否かを確認する(ステップS1101)。携帯通信端末4は、カード型コンテンツを表示中であることを確認した場合(ステップS1101:YES)、確定ボタン操作の有無を確認する(ステップS1102)。具体的には、携帯通信端末4は、図34に示す携帯通信端末4において表示画面4A内にカード型コンテンツを表示中に、ユーザにより確定ボタン42Bの操作が行われたか否かを確認する。また、携帯通信端末4は、カード型コンテンツを表示中でない場合(ステップS1103:NO)、他の処理に移行する。
携帯通信端末4は、確定指示の入力を確認した場合(ステップS1102:YES)、対応するカード型コンテンツの指示回数Nをカウントするカウンタを「1」加算し(ステップS1103)、リンク情報LNを「1」加算する(ステップS1104)。指示回数Nをカウントするカウンタは、関連カード型コンテンツの表示画面を切り替える際に、視点移動指示の指示回数をカウントするためのカウンタである。リンク情報LNは、関連カード型コンテンツの多面表示枚数を設定するための情報である。ステップS1103,S1104の処理により、例えば、携帯通信端末4の表示画面4Aに表示中のカード型コンテンツに対する視点移動指示の指示回数Nが「1」になり、その表示中のリンク情報LNが「1」である場合、リンク情報LNが「2」になる。
次いで、携帯通信端末4は、指示回数Nが最大値Nmaxより大きい値であるか否かを確認する(ステップS1105)。最大値Nmaxは、関連カード型コンテンツの最大表示枚数に応じて指示回数Nを制限する上限値であり、図35に示す多面表示例ではNmax=2、図36に示す多面表示例ではNmax=6になる。携帯通信端末4は、指示回数Nが最大値Nmaxより大きい値でないことを確認した場合は(ステップS1105:NO)、端末プログラム(BC)に基づいて対応する関連カード型コンテンツ(1/N)のうちリンク情報LN「2」に対応する関連カード型コンテンツの画像を表示して(ステップS1106)、本処理を終了する。
また、携帯通信端末4は、指示回数Nが最大値Nmaxより大きい値であることを確認した場合は(ステップS1105:YES)、指示回数Nとリンク情報LNに「1」を設定して(ステップS1107)、ステップS1106に移行する。すなわち、指示回数Nが最大値Nmaxより大きい値である場合、関連カード型コンテンツの最大表示枚数を超えているため、最初の関連カード型コンテンツの表示に戻すための処理が行われる。
また、携帯通信端末4は、確定指示が入力されない場合(ステップS1102:NO)、本処理を終了する。以降、ユーザによる確定ボタン操作が繰り返し行われると、その繰り返し操作に応じて、携帯通信端末4では、端末プログラム(BC)により、例えば、図35に示す例では、2画面分の関連カード型コンテンツの画像が順次切り替えて表示される。
図35に示す例では、2画面分の関連カード型コンテンツの画像のうち、まず、主情報を表示する表画面(N/N=1/2,LN=1)が表示され、確定ボタン42Bの操作により、副情報を表示する裏画面(N/N=2/2,LN=2)に切り替え表示される。この場合、主情報として、例えば、カード型コンテンツ形式の画像が表示され、副情報として、例えば、主情報に関連する説明が表示される。
また、図36に示す例では、6画面分の関連カード型コンテンツの画像のうち、まず、主情報を表示する表画面(N/N=1/6,LN=1)が表示され、確定ボタン42Bの繰り返し操作により、副情報を表示する第2画面(N/N=2/6,LN=2)→第3画面(N/N=3/6,LN=3)→第4画面(N/N=4/6,LN=4)→第5画面(N/N=5/6,LN=5)→第6画面(N/N=6/6,LN=6)が順次切り替え表示される。この場合も、主情報として、例えば、カード型コンテンツ形式の画像が表示され、副情報として、例えば、主情報に関連する説明が順次切り替えて表示される。
以上のように、本第6の実施の形態では、関連する複数のカード型コンテンツを、確定ボタン操作を繰り返すだけで、携帯通信端末4の表示画面内に順次切り替えて表示することが可能である。その結果、カード型コンテンツの表示形態を多様化でき、関連するカード型コンテンツをユーザに対して理解し易く表示することが可能になる。
なお、上記第6の実施の形態では、図33に示したフローチャートにおいて、確定指示により関連カード型コンテンツの表示画面を順次切り替える場合を示したが、この処理に限定するものではない。例えば、図34に示す下ボタン41Bの操作による視点移動指示、又は、図10(B)に示した操作メニューにおける選択操作により関連カード型コンテンツの表示画面を順次切り替えるようにしてもよい。また、図33に示したフローチャートでは、確定指示をトリガとして関連カード型コンテンツの多面表示処理を行う場合を示したが、この処理に限定するものではなく、例えば、多面表示処理のトリガをコンテンツ提供サーバ装置20側から行うようにしてもよい。
1,300…コンテンツ提供システム、2…ポータルサーバ装置、3…企業側サーバ装置、4…携帯通信端末、20,500…コンテンツ提供サーバ装置、21,501…送受信部、22,502…カード合成部、23…合成管理部、24…生成済みバインダDB、25…サーバプログラムDB、26…サーバプログラム実行部、221,521…合成処理部、222…テンプレート情報DB、223…カード情報DB、224…バインダ情報DB、225…端末プログラムDB、226…ユーザ情報DB、310…ポータルサーバ装置、311…ポータル処理部、313…カード・バインダ保存DB、B…基地局、N…通信網。
Claims (1)
- 通信網を介して携帯通信端末にカード型コンテンツを提供するサーバ装置であって、
前記通信網を介して前記携帯通信端末から受信するリクエストを解析し、当該解析結果に応じて対応する前記カード型コンテンツを前記携帯通信端末に送信する送受信部と、
前記リクエストの解析結果に応じて対応するコンテンツと、前記コンテンツを前記携帯通信端末で実行・表示可能な端末プログラムとを含むカード型コンテンツを合成するカード合成部と、
前記端末プログラムに対応してサーバ上で実行するサーバプログラムを複数格納するサーバプログラム格納部と、
前記携帯通信端末に送信された前記カード型コンテンツに含まれる前記端末プログラムの実行中に前記サーバプログラム格納部から対応する前記サーバプログラムを取得して実行するサーバプログラム実行部と、
を具備することを特徴とするコンテンツ提供サーバ装置。
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