JP2003058414A - サーバ、ウェブコンテンツ編集装置、コンピュータを用いてこれらを実現するプログラム、及びそのウェブコンテンツ編集方法並びに提供方法 - Google Patents

サーバ、ウェブコンテンツ編集装置、コンピュータを用いてこれらを実現するプログラム、及びそのウェブコンテンツ編集方法並びに提供方法

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JP2003058414A
JP2003058414A JP2001226833A JP2001226833A JP2003058414A JP 2003058414 A JP2003058414 A JP 2003058414A JP 2001226833 A JP2001226833 A JP 2001226833A JP 2001226833 A JP2001226833 A JP 2001226833A JP 2003058414 A JP2003058414 A JP 2003058414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブコンテンツをカードとデックという単
位で送信する場合において、端末装置の条件やコンテン
ツの内容に応じて、端末装置のユーザにとって使用しや
すいカードを生成し、かつ端末装置の能力に応じたデッ
クを動的に構成する。 【解決手段】 ウェブコンテンツを配信するサーバにお
いて、ウェブコンテンツの各ノードに注釈情報を付加す
るノード編集部20と、このウェブコンテンツを注釈情
報に基づいてカードに分割するカード生成部30とを備
える。また、ウェブコンテンツの送信先である端末装置
から受信バッファの記憶容量に関する情報を取得する端
末情報取得部10と、取得された情報に基づいてこの受
信バッファの記憶容量以内のデータサイズとなるよう
に、カード生成部30にて生成されたカードを所定の規
則に基づいて集めて端末装置への送信単位であるデック
を生成するデック生成部40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して端末装置にウェブコンテンツを配信するサーバに関
し、特にHTML等で記述されたウェブコンテンツをW
ML等の携帯端末に適した形式に変換して配信するサー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、携帯電話やPDA(Personal Dig
ital Assistant)などの携帯型情報端末(以下、携帯端
末と称す)においても、インターネットに接続してウェ
ブコンテンツ(以下、単にコンテンツと称す)を閲覧す
る機能を持ったものが普及してきている。このような携
帯端末は、一般的なネットワーク端末であるコンピュー
タ装置(デスクトップ型やノートブック型のパーソナル
コンピュータ、ワークステーションなど)と比較して、
コンテンツを表示する表示画面が小さく、受信バッファ
(メモリ)の記憶容量も少ない。したがって、携帯端末
に対してコンテンツを送信するウェブサーバは、送信先
の端末の能力に合わせてコンテンツを変換する必要があ
る。
【0003】この種の携帯端末、特に無線端末に適した
コンテンツ記述言語として、WML(Wireless Markup
Language)やHDML(Handheld Device Markup Langu
age)がある。これらの言語で記述されたコンテンツ
は、携帯端末における表示単位であるカード(Car
d)と複数のカードをまとめたデック(Deck)とで
構成される。コンテンツは、このデックを単位として送
受信される。通常、コンテンツは、HTMLなどを用い
て記述され、ツリー状の構造を持っている。したがっ
て、このコンテンツをWMLやHDMLのデータファイ
ルに変換して携帯端末に送信するためには、このツリー
構造をカードとデックからなる構造に切り分けなければ
ならない。
【0004】カードは、携帯端末の表示画面に実際に表
示される物理的な表示単位であるため、表示内容が見や
すいことや、ナビゲーションが携帯端末のユーザにとっ
て直感的で操作しやすいことが重要である。また、デッ
クは、携帯端末に対して一度に送受信するデータの単位
であるため、1つのデックに多くのカードをまとめるこ
とができれば、通信の回数を減少させることとなるため
通信効率を向上させることができる。一方で、1デック
のサイズは、送信先の携帯端末における受信バッファの
記憶容量以下でなければならない。
【0005】ここで、携帯端末における表示画面のサイ
ズや受信バッファの記憶容量は、装置の種類によって異
なる場合が多いので、コンテンツのツリー構造をカード
とデックからなる構造に変換する処理は、携帯端末から
の送信要求時に動的に行われることが望ましい。
【0006】この種の変換処理における従来の一般的な
手法として、まずコンテンツをべた書きのテキストに変
換し、適当な文字数ごとにカードに切っていく方法があ
る。この手法は、例えばKDDIのEZ−ウェブサービ
ス(HDMLを使用)において、電子メールを表示する
場合やHTMLで記述されたコンテンツをHDMLファ
イルに変換する場合などに使われている。この手法で
は、元のコンテンツをその意味内容に関わらず機械的に
切るため、不自然な切り方になる場合が多い。例えば、
文章や単語の途中で切れたり、画面上の表示が行の途中
で切れたりする場合がある。また、サーバから携帯端末
への送信は、作成されたカードの最初から連続的に行わ
れることが多いので、コンテンツの一部だけを見ようと
する場合であっても、最初から順に見ていかなければな
らず使用の便が悪い。
【0007】ツリー構造のコンテンツからカード及びデ
ックを生成する従来技術としては、例えば、特開200
0−194612号公報に開示された技術がある。同公
報には、特定のタグ(TABLE, IMG, FIELDSET, IFRAMEな
ど)に基づいてツリー構造のコンテンツを分割し、この
ツリー構造の論理的な順序を保存する技術が記載されて
いる。また、テキストやイメージ、リンクなどのカテゴ
リに基づいてコンテンツ内部の情報を分類し、メニュー
とリンクを用いて表示を行う技術が記載されている。さ
らに、携帯端末における受信バッファの記憶容量を参酌
してデックを生成することについても述べられている。
同種の他の従来技術として、例えば、Pro5社のソフ
トウェアであるc−Magicは、元のHTMLテキス
トをカードに分割する際に、特定のタグ(<br>, <p>, <
table>, <form>など)で切るように工夫しているため、
不自然な切れ方になる場合を減少させている。
【0008】また、ツリー構造のコンテンツからカード
及びデックを生成する他の従来技術として、特開200
0−76473号公報に開示された技術がある。同公報
には、コンテンツの構造や特定のタグ情報を利用してイ
ンデックス情報を抽出しアウトラインページを作成する
などの処理により、元のコンテンツの構造情報を変換後
のデータファイルに反映させる技術が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、コン
テンツを携帯電話やPDAなどの携帯端末で閲覧する場
合、表示画面のサイズや受信バッファの記憶容量におけ
る制約に対応するため、ウェブサーバなどにおいて、ツ
リー構造のコンテンツを携帯端末に適したカード及びデ
ックからなる構造を持つデータファイルに変換する場合
があった。そしてこの場合、携帯端末における表示単位
であるカードでは、表示内容が見やすいことや、ナビゲ
ーションが携帯端末のユーザにとって直感的で操作しや
すいことが要求される。また、サーバ、携帯端末間の通
信単位であるデックでは、データサイズを携帯端末の受
信バッファの記憶容量を超えない範囲でできるだけ多く
のカードをまとめる(多くのデータを含む)ことが要求
される。さらに、コンテンツ通信の回数を減少させて通
信効率を向上させるためには、単に1つのデックに多く
のカードをまとめるのみならず、当該コンテンツの内容
や元のツリー構造に基づいて、携帯端末からの再送信要
求の発生が少なくなるように、当該コンテンツをカード
へ切り分け、かつ1つのデックにまとめるカードを選択
することが必要となる。
【0010】上述したように、コンテンツをべた書きの
テキストに変換し、その後、適当な文字数ごとにカード
に切っていくという単純な手法では、カードの内容が不
自然な切り方となる場合があり、また、コンテンツの一
部だけを見ようとする場合に使用の便が悪かった。
【0011】また、特開2000−194612号公報
に開示された従来技術は、コンテンツの分割において、
当該コンテンツにおけるツリー構造の論理的な順序を保
存するとしている。また、コンテンツ内部の情報を分類
し表示を行うとしている。しかしながら、コンテンツの
カードへの分割方法に格別の工夫がされておらず、ま
た、コンテンツ内部の情報の分類においても元のデータ
の構造に基づいていないため、生成されたカード及びデ
ックからなるコンテンツは、携帯端末のユーザにとって
使いやすいものとは言い得ない。さらに、これらの手法
は、固有のマークアップ言語に依存しているため、汎用
性を欠く。
【0012】また、同様の従来技術であるPro5社の
c−Magicは、元のHTMLテキストを特定のタグ
において切るように工夫されているため、不自然な切れ
方になる場合が減少するが、コンテンツの一部を見よう
とする場合にも当該コンテンツの最初から順に見ていか
なければならず、やはり使い勝手が良いとは言い得な
い。また、HTMLテキストを切る位置となるタグを指
定していることにより、<table>タグなどの途中で元の
HTMLテキストを切ることができないため、コンテン
ツが送信された場合に、1つのデックでも携帯端末の受
信バッファをオーバーフローするという危険が新たに生
じている。
【0013】さらにまた、特開2000−76473号
公報に開示された従来技術は、ツリー構造のコンテンツ
からカード及びデックに変換する際に、コンテンツの構
造情報を変換後のデータファイルに反映させることとし
ている。しかしながら、その変換ルールは発見的手法を
用いて導出されているため、特定の構造やタグ情報及び
データの種類(headingタグによる見出しが有効なもの
など)に依存する。したがって、一般的な構造のコンテ
ンツに適用することは難しい。また、この手法では、評
価値が所定の基準を満たすまで(受信バッファの容量制
限を満たすなど)アルゴリズムの適用を繰り返すことに
なっているため、大量の要求を迅速に処理しなければな
らないウェブアプリケーションにとっては効率が悪い。
【0014】そこで本発明は、ツリー状に構成されたコ
ンテンツをカードとデックという単位に分割して送信す
る場合において、送信先端末の条件やコンテンツの内容
に応じて、送信先端末のユーザにとって使用しやすいカ
ードを生成することを目的とする。
【0015】また、本発明は、かかるコンテンツの送信
において、1デックのデータサイズが送信先端末の受信
バッファの制限(バイト数)を満たしながら、デックの
再送信が少なくなるように、最適なカードの集合を選択
してデックを動的に構成することを他の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ネットワークを介して端末装置にウェブコンテ
ンツを配信するサーバにおいて、ウェブコンテンツの各
ノードに、このウェブコンテンツの変換に対する注釈情
報を付加するノード編集部と、このウェブコンテンツ
を、このノードに付加された注釈情報に基づいて、この
ウェブコンテンツを閲覧する前記端末装置における表示
単位であるカードに分割するカード生成部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】ここで、このノード編集部は、少なくと
も、自ノードが親ノードから分離可能か否かを示す情報
と、自ノードに記述された情報の提示方法を特定する情
報とを、注釈情報として各ノードに付加する。これによ
り、ウェブコンテンツを、適切な内容を含むカードに分
割することができる。また、このカード生成部は、この
ウェブコンテンツを、ランダムにアクセスが可能な階層
メニューをなすカードとシーケンシャルにアクセスされ
る一連のカード群とで構成されたツリー構造を持ったカ
ード集合に変換する。
【0018】また、本発明は、ネットワークを介して端
末装置に対しこの端末装置における表示単位であるカー
ドに分割されたウェブコンテンツを配信するサーバにお
いて、この端末装置から受信バッファの記憶容量に関す
る情報を取得する端末情報取得部と、取得された情報に
基づいてこの端末装置における受信バッファの記憶容量
以内のデータサイズとなるように、この端末装置から送
信を要求されたカード及びこのカードからリンクされる
カードを所定の規則に基づいて集めて端末装置への送信
単位であるデックを生成するデック生成部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0019】ここで、このデック生成部は、この端末装
置から送信を要求されたカードがシーケンシャルにアク
セスされるカードである場合、このカードを含んでシー
ケンシャルにアクセスされる一連のカード群を集めてデ
ックを生成する。あるいは、この端末装置から送信を要
求されたカードがランダムにアクセスされるカードであ
る場合、このカードを含むカード集合がなすツリー構造
においてこのカードからルートカードへ向かいながらパ
ス上のカードを順次集めてデックを生成する。
【0020】さらに、このデック生成部は、この端末装
置から送信を要求されたカードがランダムにアクセスさ
れるカードであり、かつこのカードからルートカードへ
向かうパス上の全てのカードを集めても端末装置の受信
バッファの記憶容量に達しない場合、さらに送信を要求
されたカードの子孫のカードを広さ優先で集めてデック
に加える。
【0021】また、本発明は、次のように構成されたこ
とを特徴とするウェブコンテンツ編集装置を提供する。
すなわち、このウェブコンテンツ編集装置は、ツリー構
造のウェブコンテンツを入力し、このウェブコンテンツ
の構造に基づき、このウェブコンテンツの各ノードに対
し、自ノードが親ノードから分離可能か否かを示す情報
と自ノードに記述された情報の提示方法を特定する情報
とを対応づけるノード編集手段と、この情報を各ノード
に付加されたウェブコンテンツを格納する記憶手段とを
備えることを特徴とする。
【0022】さらにまた、本発明は、コンピュータを制
御して、ウェブコンテンツの編集や配信を行うサーバと
して動作させるプログラムとして、実現することができ
る。すなわち、コンピュータを制御して所定の端末装置
にウェブコンテンツを提供するプログラムにおいて、こ
の端末装置から受信バッファの記憶容量に関する情報を
取得し、第1の記憶手段に格納する処理と、この受信バ
ッファの記憶容量以内のデータサイズとなるように、端
末装置における表示単位であるカードに分割されたウェ
ブコンテンツが格納された第2の記憶手段から、この端
末装置に送信を要求されたカード及び当該カードからリ
ンクされるカードを所定の規則に基づいて読み出して、
端末装置への送信単位であるデックを生成する処理と、
生成されたデックを端末装置に送信する処理とを、この
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】また、コンピュータを制御してウェブコン
テンツを編集するプログラムにおいて、処理対象である
ウェブコンテンツのツリー構造をディスプレイに表示す
る手段と、表示されたウェブコンテンツにおける所定の
ノードの指定を受け付ける手段と、指定されたノードに
対しこのウェブコンテンツの変換に対する注釈情報の入
力を受け付けてこのノードに付加する手段と、このノー
ドに注釈情報が付加されたウェブコンテンツを記憶装置
に格納する手段として、このコンピュータを機能させる
ことを特徴とする。このプログラムは、さらに、ディス
プレイに表示されたツリー構造を用いたGUI(Graphi
cal User Interface)などのインターフェイスを用いて
注釈情報を付加するノードの指定を受け付けたり、注釈
情報の入力を受け付けたりすることができる。
【0024】さらに、コンピュータを用いてウェブコン
テンツを編集するウェブコンテンツ編集方法において、
このコンピュータの処理装置が、ウェブコンテンツを入
力し、このウェブコンテンツの各ノードに、このノード
の分割方法に関する注釈情報を付加し、注釈情報が付加
されたウェブコンテンツを記憶手段に格納するステップ
と、この処理装置が、記憶手段から処理対象のウェブコ
ンテンツを読み出し、このウェブコンテンツのノードに
付加された注釈情報に基づいて、このウェブコンテンツ
を分割するステップとを含むことを特徴とする。
【0025】さらにまた、本発明は、端末装置からの要
求に応じてウェブコンテンツを提供するサーバにおける
ウェブコンテンツ提供方法において、このサーバの受信
手段が、端末装置から受信バッファの記憶容量に関する
情報を受信するステップと、このサーバの処理装置が、
端末装置における表示単位であるカードに切り分けられ
たウェブコンテンツを格納した記憶手段から、要求に対
応するカード及びこのカードからリンクされるカードを
含むカードを、受信バッファの記憶容量以内のデータサ
イズ分読み出してデックを生成するステップと、この送
信手段が、生成されたデックをこの端末装置に送信する
ステップとを含むことを特徴とする。
【0026】ここで、この処理装置が、ウェブコンテン
ツを格納した記憶手段から、送信対象であるウェブコン
テンツを読み出し、読み出したウェブコンテンツをカー
ドに分割して、この記憶手段に格納するステップをさら
に含む構成とすることができる。
【0027】さらに、本発明は、ネットワークに接続さ
れた端末装置と、このネットワークを介してこの端末装
置にウェブコンテンツを提供するコンテンツサーバとを
備えたネットワークシステムにおいて、コンテンツサー
バは、ツリー構造を持つウェブコンテンツを生成するア
プリケーションプログラムを実行するアプリケーション
実行部と、このアプリケーション実行部にて生成された
ウェブコンテンツを、このウェブコンテンツを閲覧する
端末装置における表示単位であるカードに分割するカー
ド生成部と、この端末装置から受信バッファの記憶容量
に関する情報を取得する端末情報取得部と、取得された
情報に基づいて受信バッファの記憶容量以内のデータサ
イズとなるように、この端末装置から送信を要求された
カード及び当該カードからリンクされるカードを所定の
規則に基づいて集めて端末装置への送信単位であるデッ
クを生成するデック生成部とを備えることを特徴とす
る。
【0028】また、本発明は、ネットワークに接続され
た端末装置に対し、このネットワークを介してウェブコ
ンテンツを提供するウェブコンテンツ提供システムにお
いて、HTML(Hypertext Markup Language)にて記
述されたウェブコンテンツを格納した記憶手段と、この
ウェブコンテンツの分割方法に関する注釈情報を、この
ウェブコンテンツのツリー構造における各ノードに対応
づけて格納した外部注釈データベースと、この端末装置
からウェブコンテンツの送信要求を受け取り、要求され
たウェブコンテンツをこの記憶手段から読み出し、読み
出されたウェブコンテンツに関する注釈情報をこの外部
注釈データベースから読み出し、読み出した注釈情報に
基づいてこのウェブコンテンツを分割し、分割されたこ
のウェブコンテンツを端末装置に送信するコンテンツ変
換手段とを備えることを特徴とする。
【0029】さらに、本発明は、統一表現で記述された
アプリケーションプログラムを、このアプリケーション
プログラムを利用する端末装置に対応した形式に変換す
る変換システムにおいて、ツリー構造の統一表現で記述
されたアプリケーションプログラムを格納した第1の記
憶手段と、この第1の記憶手段から端末装置に提供する
アプリケーションプログラムを読み出し、ツリー構造の
アプリケーションプログラムの各ノードに対してこのア
プリケーションプログラムの分割に関する注釈情報を付
加し、この注釈情報に基づいてアプリケーションプログ
ラムを画面分割する最適化手段と、最適化手段にて最適
化されたアプリケーションプログラムを格納する第2の
記憶手段と、この最適化されたアプリケーションプログ
ラムを読み出し、このアプリケーションプログラムの提
供先である端末装置に対応した形式に変換する変換手段
とを備えることを特徴とする。
【0030】また、本発明は、ネットワークを介してサ
ーバに接続し、ウェブコンテンツを取得する端末装置に
おいて、接続したサーバに対し、自装置の受信バッファ
の記憶容量に関する情報を送信する送信手段と、この送
信手段にてサーバに送られた情報に基づいて生成された
ウェブコンテンツを構成するデータセットを受信する受
信手段とを備えることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。図1は、本実
施の形態を実現するシステム構成を示す図である。図1
に示すネットワークシステムは、ウェブコンテンツを配
信するコンテンツサーバ110、WMLやHDMLで記
述されたデータを表示するブラウザを備えた端末装置1
20、コンテンツサーバ110と端末装置120とを接
続するネットワーク(インターネットや無線ネットな
ど)130とを備える。
【0032】コンテンツサーバ110は、HTMLまた
は他のマークアップ言語で記述されたコンテンツを格納
した記憶部111と、記憶部111から読み出したコン
テンツを端末装置120のブラウザに対応させて変換し
ネットワーク130を介して端末装置120に送信する
コンテンツ配信部112とを備える。なお、配信される
コンテンツは、予め記憶部111に格納されたものの
他、他のウェブサーバから取得したコンテンツであって
も良いし、記憶部111にウェブアプリケーションを格
納しておき、当該ウェブアプリケーションの記述に基づ
いて動的に生成されたコンテンツであっても良い。この
コンテンツは、DOM(Document Object Model)また
はDOMに似た抽象的なツリー構造を内部表現とする。
【0033】端末装置120は、ネットワーク130を
介してコンテンツサーバ110に接続するための送受信
部121と、コンテンツサーバ110から送られたウェ
ブコンテンツを一時的に格納する受信バッファ122
と、受信バッファ122に格納されたウェブコンテンツ
を表示する表示部123とを備える。また、表示部12
3にウェブコンテンツを表示するため、カードと呼ばれ
る画面単位及びデックと呼ばれる送受信単位をサポート
するブラウザを搭載する。このブラウザは、例えばWM
LやHDMLといったマークアップ言語に対応してい
る。カードは、端末装置120の図示しない表示部12
3の画面サイズに依存するが、たいていの場合、ブラウ
ザにはスクロール機能が備わっているため、物理的な画
面サイズがカードのサイズの制約になることは少ない。
ただし、ユーザインターフェイスとして直接人間が操作
する対象であるため、カードのサイズの決め方やそのナ
ビゲーション方法が使い勝手に影響することが多い。一
方、デックは、コンテンツサーバ110と端末装置12
0との間におけるコンテンツの送受信の単位であり、端
末装置120において受信したデックを蓄える必要があ
るため、当該端末装置120の受信バッファ122の容
量がデックのデータサイズの制約となる。ただし、受信
バッファ122の容量以内であればデックのデータサイ
ズが大きい方が、コンテンツサーバ110と端末装置1
20との間の通信料を削減し、通信効率が良くなる。
【0034】端末装置120は、ネットワーク130を
介してコンテンツサーバ110に接続すると、まず送受
信部121からコンテンツサーバ110に対してデバイ
ス情報(受信バッファ122の記憶容量など、詳細は後
述)を送信する。そして、当該デバイス情報に基づいて
生成されたデータセット(上述した複数のカードを含む
デック)を受信して、カードにて構成されるウェブコン
テンツを表示部123に表示する。このウェブコンテン
ツの閲覧操作において、受信したデック内にあるカード
へのナビゲーションでは、受信バッファ122内で処理
(受信バッファ122内に存在するカードを表示)し、
コンテンツサーバ110へデックの送信要求を出さな
い。一方、デック内に存在しないカードにアクセスしよ
うとした場合は、コンテンツサーバ110に対して該当
するカードの送信要求を出す。コンテンツサーバ110
は、端末装置120からカードの送信要求を受け取った
場合、要求されたカードを含む新たなデックを生成し、
当該端末装置120に送信する。
【0035】図1に示す例では、2台の端末装置120
がネットワーク130に接続されているが、実際には、
表示部123の画面サイズや受信バッファ122の記憶
容量が異なる種々の端末装置120が接続されている。
コンテンツサーバ110は、それら端末装置120の能
力を事前に知ることができないため、コンテンツを個々
の端末装置120の能力に合わせて変換する作業は、具
体的に端末装置120から送信要求があってから動的に
行う必要がある。したがって、コンテンツサーバ110
のコンテンツ配信部112は、記憶部111から読み出
したツリー構造を持つコンテンツを、送信先である端末
装置120の表示部123の画面サイズと受信バッファ
122の記憶容量とに合わせてカードとデックという単
位に分ける機能を要する。そして、この作業は、上述し
たユーザインターフェイスとしての使いやすさと通信効
率とを考慮して行われることが必要である。
【0036】図2は、本実施の形態によるコンテンツサ
ーバ110を実現するのに好適なコンピュータ装置のハ
ードウェア構成の例を模式的に示した図である。図2に
示すコンピュータ装置は、CPU(中央処理装置)10
1と、システムバスを介してCPU101に接続された
M/B(マザーボード)チップセット102及びメイン
メモリ103と、PCIバスなどの高速なバスを介して
M/Bチップセット102に接続されたビデオカード1
04、ハードディスク105及びネットワークインター
フェイス106と、さらにブリッジ回路110及びIS
Aバスなどの低速なバスを介してM/Bチップセット1
02に接続されたフロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブ107、キーボード108及びI/Oポート109
とを備える。図2に示すコンピュータ装置にて実現され
るコンテンツサーバ110は、ネットワークインターフ
ェイス106を介してネットワーク130に接続され
る。したがって、端末装置120とのデータの送受信に
おいては、ネットワークインターフェイス106が送受
信手段となる。また、メインメモリ103やハードディ
スク105が、図1に示した記憶部111に相当する。
なお、図2は本実施の形態による検索方法を実現するコ
ンピュータ装置の構成を例示するに過ぎず、本実施の形
態を適用可能であれば、他の種々のシステム構成を取る
ことが可能である。
【0037】本実施の形態は、図2に示したメインメモ
リ103に展開されたプログラムにてCPU101を制
御することにより図1に示したコンテンツ配信部112
としての機能を実現させ、ハードディスク105から読
み出したツリー構造を持つコンテンツを、送信先である
端末装置120の表示部123の画面サイズと受信バッ
ファ122の記憶容量とに合わせてカードとデックとい
う単位に分割する。図3は、プログラム制御されたCP
U101において、本実施の形態によるコンテンツの分
割を行うための機能ブロックを示す図である。図3を参
照すると、本実施の形態は、端末装置120の能力に関
する情報を取得する端末情報取得部10と、ハードディ
スク105から読み出したツリー状のコンテンツの各ノ
ードに注釈情報(以下、単に注釈と称す)を付けるノー
ド編集部20と、ノード編集部20にてノードに付され
た注釈に基づいてツリー状のコンテンツを分割しカード
を生成するカード生成部30と、カード生成部30にて
生成されたカードを集めてデックを生成するデック生成
部40とを備える。
【0038】上述したように、これらの構成要素は、プ
ログラム制御されたCPU101により実現される仮想
的なソフトウェアブロックである。当該プログラムは、
磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記
憶媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して伝
送したりすることにより提供することができる。本実施
の形態は、図2に示したネットワークインターフェイス
106やフロッピーディスクドライブ107、図示しな
いCD−ROMドライブなどを介して当該プログラムを
入力し、ハードディスク105に格納する。そして、ハ
ードディスク105に格納されたプログラムをメインメ
モリ103に読み込んで展開し、CPU101にて実行
する。
【0039】図3に示した本実施の形態の構成におい
て、端末情報取得部10は、コンテンツの送信先である
個々の端末装置120(送信要求を行った端末装置)の
デバイス情報を取得する。取得されたデバイス情報はメ
インメモリ103に格納される。このデバイス情報は、
送信するカード及びデックを生成するためのパラメータ
となる。具体的には、例えば、コンテンツの分割単位の
大きさの目安となる画面サイズ、コンテンツの分離を行
うかどうかを判断する目安となる表示処理や通信速度の
性能、デックの大きさの制限値となる受信バッファ12
2サイズなどである。
【0040】ノード編集部20は、送信対象であるコン
テンツを入力し、当該コンテンツのツリーのノードに、
表示される情報の性質を表すような注釈を付ける。この
注釈においては、まず当該ノードが表す情報が親ノード
から分離可能かどうかを指定する。分離不可能なものは
親ノードにその情報が組み込まれなければならないの
で、本実施の形態による分割対象にはならない。分離可
能な場合、分離された情報がどのようにユーザからアク
セスされるかを表す性質を注釈する。例えば、一部の情
報のみが選択的にアクセスされるのか(ランダムアクセ
ス)、それとも、全ての情報が順にアクセスされるのか
(シーケンシャルアクセス)を指定する。この注釈の内
容は、コンテンツを構成する要素の種類(XMLのタグ
の種類など)やデバイスの性能値などからノード編集部
20が自動的に決めることが可能である。これに加え
て、コンテンツ作成時(あるいは動的なコンテンツの設
計時)に開発者がコンテンツの意味内容などから適切な
注釈を予め付けておくこともできる。また、コンテンツ
の表示テスト時に注釈を変更して、より適切な表示にな
るように調整することもできる。ノードに注釈が付され
たコンテンツはメインメモリ103に格納される。な
お、この注釈については、後でさらに詳細に述べる。
【0041】カード生成部30は、ノード編集部20に
より注釈が付けられたコンテンツをメインメモリ103
から読み出し、カードに分割する。このとき、ランダム
アクセスの注釈が付けられたノードは、子ノードへのリ
ンクを含むようなメニューのカードとして生成する。子
供のノードに対してもさらにランダムアクセスの注釈が
付いていれば、再帰的にメニューのカードを生成する。
この結果、ランダムアクセスのノード集合は、全体とし
て階層メニューの形式となる。シーケンシャルアクセス
の注釈が付いたノードの場合は、その子孫のノードで単
独の表示単位となるもの全てを元の順序が保存されるよ
うに並べる。その後、適当な大きさでカードに分割し、
順にアクセスされるようにリンクを張る。シーケンシャ
ルアクセスの場合、必要なら分離されたカードへのリン
クを含むようなアウトラインカードを作成しても良い。
ランダムアクセス及びシーケンシャルアクセスのどちら
の場合も、分離不可能な子ノードは全て親ノードのカー
ドに埋め込むようにする。結果として、ランダムアクセ
スされるカードによる階層的なメニューとシーケンシャ
ルアクセスされる一連のカード群とからなるツリー構造
を持ったカード集合が生成される。このカードのツリー
は、上述したように分離不可能なノードを1つのカード
にまとめる操作が行われているため、元のコンテンツの
ツリー構造そのものではないが、その構造はある程度反
映されている。また、各カードがランダムアクセスされ
るものか、シーケンシャルアクセスされるものかの区別
は、当該カードに変換されたノードにしたがう。なお、
コンテンツのカード化アルゴリズムの詳細は後述する。
【0042】デック生成部40は、端末装置120から
所定のカードを要求された場合(最初のコンテンツの要
求に対しては、カードのツリーのルートカードが要求さ
れたとする)、適切なカードを集めてデックを生成し、
当該要求を行った端末装置120に返送する。ここで、
デックの生成は次のように行う。すなわち、まずルート
カードから要求されたカードまでのパス上にあるカード
をデックに加え(「1つ上に戻る」というリンクをたど
る)、さらに、要求されたカードから子孫のカードを広
さ優先でデックに加えていく。ただし、要求されたカー
ドがシーケンシャルアクセスのカードである場合は、こ
れらのカードに先立って、要求された当該カードの次に
アクセスされるカード(例えば、「次へ」というリンク
をたどることで得られる)をまずデックに加える。端末
装置120の受信バッファ122の記憶容量に基づくデ
ックのデータサイズ(制限容量)にさらに余裕があれ
ば、親のカードに対しても同様な処理を繰り返して適用
し、デックにカードを加えていく。各カードのデータサ
イズ(バイト数)の和が1デックの制限容量になるまで
カードを加えていくことにより、端末装置120からの
要求に対するデックを確定する。なお、デック生成アル
ゴリズムの詳細は後述する。
【0043】次に、ノード編集部20によってコンテン
ツの各ノードに付加される注釈について説明する。本実
施の形態では、ノードに付加する注釈を次のような情報
とする。 ・当該ノードは親ノードからカードとして分離可能かど
うかを示す情報。 ・(分離可能なノードにはさらに)当該ノードに記述さ
れた情報の提示方法。すなわち、情報に対してユーザが
どのようにアクセスするか(ランダムアクセスかシーケ
ンシャルアクセスか)を区別する情報。 ・分割の単位。具体的には、分割された後のカードに含
まれるべき情報の個数(コンテンツのツリーのノード
数)を指定する情報。 ランダムアクセスの注釈が付加されるコンテンツの性質
としては、次のようなものが考えられる。 1.必ずしも全てアクセスされない情報の集まり。 2.ユーザが任意の部分(カード)を選んで表示する。 3.複数部分(カード)の表示順序が任意。 4.ツリーの上下に移動する可能性が高い。 一方、シーケンシャルアクセスの注釈が付加されるコン
テンツの性質としては、次のようなものが考えられる。 1.全ての情報がアクセスされるべきもの。 2.アクセスされる順番が決まっている。 3.任意の部分の検索や飛び越しなどのアクセスはあま
り行われない。 4.ツリーの左右(アクセスする順番)に移動する可能
性が高い。 これらの注釈は、上に述べたようなガイドラインに基づ
いて、事前にプログラマがコンテンツの意味を考慮して
付加することもできるし、コンテンツの構造やタグの情
報を利用してヒューリスティックス(発見的手法)を用
いて自動的に付与することもできる。さらに、自動的に
付けられた注釈に対し、アプリケーションのプログラマ
が部分修正をしても良い。
【0044】次に、カード生成部30によるコンテンツ
のカード化アルゴリズムについて説明する。図4は、ツ
リー構造のコンテンツをカードに分割する手順を説明す
るフローチャートである。図4を参照すると、このアル
ゴリズムは、コンテンツのツリーのルートから再帰的に
実行するようになっている。まず、メインメモリ103
から読み出されたコンテンツのルートノードがカレント
ノードとして与えられ、ノードの探索(以下のステップ
403〜408の処理)を行う(ステップ401)。再
帰的な実行であるので、以下の処理による全てのノード
の探索が終わっていれば、カード化のアルゴリズムを終
了する(ステップ402)。
【0045】ノードの探索では、まず、自分のノード自
身と子供のノード(子ノード)で分離不可能なものを作
成するカード(カレントカード)の内容とする(ステッ
プ403)。ここまでで、分離可能な子供が分離するだ
けの十分な数がない場合(例えば、分離可能な子供が0
の場合、または1個しかないので分離しても意味がない
場合)は、全ての情報を1つのカレントカードに組み込
む。そして、これより下位のノードを探索する必要がな
いので、別のノードの探索に戻る(ステップ404、4
08)。分離可能な子ノードが十分ある場合は、さら
に、当該子ノードがランダムアクセスかシーケンシャル
アクセスかを注釈によって判断する(ステップ40
5)。当該子ノードがシーケンシャルアクセスされるノ
ードである場合は、当該子ノードを全て表示順にフラッ
トに並べる。そして、カードのデータサイズの目安と各
ノードの情報量とに基づき、各カードに含まれる情報料
が等分になるようにグルーピングしてカードの列に変換
する。生成された各カードには、次のカードへのリンク
などを生成する。また、シーケンシャルアクセスされる
カード列については、カレントカードを、当該カード列
のアウトラインを示すカードとし、各カードへのリンク
を生成することができる。また、アウトラインカードを
作成せずに、他のカードからシーケンシャルなカード列
へのリンク先を当該カード列の一番目のカードとするこ
ともできる(ステップ406)。一方、分離可能な子ノ
ードが十分あり、それらがランダムアクセスされるノー
ドである場合、各子ノードへのリンクをメニューとして
カレントカードに含め、次に当該子ノードの任意の1つ
を新たなカレントノードとし(ステップ407)、ステ
ップ402に戻って全てのノードの探索が完了したかど
うかを判断し、分離したノードに対して、ステップ40
3以降のカード化アルゴリズムを再帰的に適用する。以
上のようにして、カードのツリーが生成される。
【0046】次に、デック生成部40によるデック生成
アルゴリズムについて説明する。図5は、図4で生成さ
れたカードを集めてデックを生成する手順を説明するフ
ローチャートである。図5を参照すると、まず、要求さ
れたカードをメインメモリ103から読み出し、シーケ
ンシャルアクセスのカードかどうかを判断する(ステッ
プ501)。そして、シーケンシャルアクセスされるカ
ードである場合は、カード内の情報の順序(参照される
順序)にしたがって、デックの制限容量の範囲内で当該
シーケンシャルにアクセスされる全てのカードをメイン
メモリ103から読み出し、デックに加える(ステップ
502)。この時点でデックの制限容量に達したなら
ば、デックの生成処理を終了する(ステップ503)。
【0047】ステップ501で要求されたカードがラン
ダムアクセスのカードであると判断された場合、及びシ
ーケンシャルアクセスのカードと判断され、かつ当該シ
ーケンシャルにアクセスされる全てのカードをデックに
加えても当該デックの制限容量に達しない場合は、次
に、要求されたカードからルートカードに戻るパス上の
カードをメインメモリ103から読み出し、当該デック
に加える(ステップ504)。この時点でデックの制限
容量に達したならば、デックの生成処理を終了する(ス
テップ505)。ステップ504でカードを加えても未
だデックの制限容量に達しない場合は、さらに要求され
たカードの子孫のカードを広さ優先で(すなわちカード
のツリーの浅い層に位置するカードを優先して)メイン
メモリ103から読み出し、当該デックに加える(ステ
ップ505、506)。この時点でデックの制限容量に
達したならば、デックの生成処理を終了する(ステップ
507)。ステップ506でカードを加えても未だデッ
クの制限容量に達しない場合は、要求されたカードの親
のカードを改めて要求されたカードとみなして、ルート
カードに至るまで順次ステップ501から処理を繰り返
す(ステップ507、508、509)。
【0048】なお、図4に示したアルゴリズムでカード
を生成した場合、分離不可能なノードは1つのカードに
まとめていくため、1つのカードのデータサイズが当該
カードを要求した端末装置120の受信バッファ122
の記憶容量を超えてしまう場合がある。この場合、当該
受信バッファ122の記憶容量内に収まるように、当該
カードを分割する必要がある。図5に示すデックの生成
過程において、ステップ502またはステップ504で
最初に選択した(すなわち端末装置120から要求され
た)カードが当該端末装置120の受信バッファ122
の記憶容量を超えている場合は、当該カードの分割が必
要である。このカードの分割は、本来、本実施の形態に
基づいて分割不可能な内容であるので、本実施の形態を
離れ機械的に行われることとなる。具体的には、当該カ
ードの内容をべた書きのテキストとみなし、字数等に基
づいて単純に分割するといった既存の手法を取ることが
できる。
【0049】以上のようにして、ツリー状のコンテンツ
をカードとデックに分解した。なお、コンテンツの送信
先である端末装置120の能力に合わせて(デバイス情
報に基づいて)上記のようにコンテンツを変換する場
合、必要な情報だけを選択する、情報の提示の順番を変
更する、関連する情報をグループ化する(特に分割表示
不可能な情報を1つにまとめる)などの処理が行われる
場合がある。これらの処理は、既存の従来技術を用いて
行うことが可能である。これらの変更結果は、コンテン
ツのツリーとして表すことができる。例えば、情報の選
択は、子ノードへのリンクを削除することで行うことが
できる。また、情報提示の順番は、子ノードの順番で表
現することができる。さらに、分割不可能な情報は、そ
れらの情報を1つのノードに統一することで表現するこ
とができる。これらの変換処理は、端末情報取得部10
が端末装置120のデバイス情報を受け取った後、カー
ドへの分割の前に実行する。不可分な情報の変換などを
含むことを考慮すれば、ノード編集部20によるノード
への注釈の付加が行われた後に実行しても良い。
【0050】次に、本実施の形態を具体的なネットワー
クシステムに適用した適用例を説明する。図6は、本実
施の形態が適用されるネットワークシステムの構成例を
示す図である。図6に示すネットワークシステムにおい
て、コンテンツサーバ(ウェブアプリケーションサー
バ)110は、XMLで記述されたウェブアプリケーシ
ョンを実行するアプリケーション実行部113と、当該
ウェブアプリケーションを実行して動的に生成されたコ
ンテンツを、無線ネットワーク130を通じて端末装置
120に配信するコンテンツ配信部114とを備える。
なお、コンテンツ配信部114の機能は図3を参照して
説明した図1のコンテンツサーバ110におけるコンテ
ンツ配信部112と同様である。コンテンツサーバ11
0と端末装置120との間でのコンテンツの送信は、W
AP(Wireless Application Protocol)にしたがって
行われ、端末装置120は、WMLに対応したブラウザ
でカード化されたコンテンツを表示する。また、端末装
置120は、コンテンツサーバ110に接続すると、C
C/PP(W3C, Composite Capabilities/Preference P
rofiles: Requirements and Architecture (Working Dr
aft) http://www.w3.org/Mobile/CCPP/)などの記述方
式を用いて、画面サイズや受信バッファ122のサイズ
などのデバイス情報をコンテンツサーバ110に通知す
る。
【0051】本適用例では、ウェブアプリケーションと
して、コンピュータ関連機器の製品検索と製品紹介を行
うものを考える。いくつかの検索方法を用いて検索され
た製品は、カテゴリによって分類されて表示される。図
7は、ウェブアプリケーションによる製品検索の検索結
果を示すツリー状のコンテンツ及びそのノードに注釈が
付された状態の例を示す図である。図7に示すコンテン
ツは、カテゴリに基づいて特定の1つの製品に関する情
報を選んで閲覧するようなコンテンツである。図7を参
照すると、製品紹介のノードは、まず、コンピュータ製
品と周辺機器製品の2つのカテゴリに分けられる。さら
に、コンピュータ製品は、ノートブック型パーソナルコ
ンピュータ(図ではノートPCと表記)とデスクトップ
型パーソナルコンピュータ(図ではデスクトップPCと
表記)に分けられる。ここまでのノードは、ユーザが適
当なカテゴリを選択してナビゲートしていくための情報
であり、図示のように各ノードが分離可能でありかつラ
ンダムアクセスの注釈を付けることができる。ノートブ
ック型パーソナルコンピュータの下にある製品Aのノー
ドは、ユーザが全ての情報にアクセスする内容であると
して、シーケンシャルアクセスの注釈が付けられる。製
品Aのノードはさらに、製品名、特徴、スペックなどの
詳細情報からなるが、そのなかで製品名と値段は基本的
な情報であるので分離不可能という注釈が付けられる。
【0052】これらの注釈は、XMLで記述されたウェ
ブアプリケーションの中に付加的情報として埋め込むこ
とができる。例えば、タグの属性情報としてこれらの注
釈を書くことができる。図8は、付加的情報として注釈
を埋め込んだXML文書の例を示す図である。図8にお
いて、「LItem」は、構造を持つ情報を表すためのタグ
である。「LWord」「LText」は、実際の文字情報をあら
わすタグであり、それぞれ、単語と文章とを記述する目
的に使われる。各タグの属性において、「caption」
は、情報の見出しを指定するものである。実際にコンテ
ンツがWMLに変換された場合は、各画面の見出しやリ
ンクのタイトルとして使われる。また、図8において、
「category」属性が、カード及びデックへの分割に使わ
れる注釈を記述するための属性である。「category」の
値として、各注釈の内容をカンマで区切って記述する。
注釈は、 outline=.., split=.. という形をしており、outline=yesの場合は分離可能、o
utline=noの場合は分離不可を表す。また、split=menu
はランダムアクセス、split=seqはシーケンシャルアク
セスのノードであることを表す。
【0053】図9は、以上の注釈に基づいて、図7のコ
ンテンツに対し、図4に示したカード生成部30による
カード化アルゴリズムを適用した例を示す図である。図
9において、破線で囲まれた範囲が1枚のカードであ
る。図9を参照すると、ランダムアクセスのノードで
は、各ノードがそれぞれ1つのカードになっている。し
たがって、端末装置120によってこのカードを閲覧す
るユーザは、製品のカテゴリに基づいてリンクをたどっ
ていくことにより、目的の情報にたどり着くことができ
る。一方、シーケンシャルアクセスのノードである製品
Aのノードでは、その下のノードである製品名、特徴、
特徴1、特徴2、スペック、スペック1、スペック2、
値段は、フラットに並べられる。ただし、製品名と値段
とは分離不可能な情報(outline=no)であるので、アウト
ラインのカードにそのまま組み込まれる。また、特徴1
及び特徴2は、情報量が比較的少ないので、合わせて1
カードとしている。スペック1及びスペック2は、情報
量が多いため、それぞれ1カードとしている。これらの
カードは、順にアクセスされるようにリンク(図では矢
印で示した)が張られる。また、分離されたカードは、
製品Aのアウトラインのカードからもリンクが張られ
る。
【0054】図10は、図9に示したようにカード化さ
れたコンテンツに対して、図5に示したデック生成部4
0によるデック生成アルゴリズムを適用した例を示す図
である。図10において、丸数字で表したノードは製品
カテゴリのカード(ランダムアクセス)であり、四角の
英字で表したノードは個々の製品情報のカード(シーケ
ンシャルアクセス)である。図10(A)に示すカード
ツリーを、カテゴリで辿っていって製品情報A、B、C
のカードを順にアクセスし、その後、ルートカードまで
戻ってさらに別の製品情報D、Eのカードをアクセスし
ていった場合のデック分割の様子を、図10(B)に示
した。この過程で、全部で4つのデックが生成され、コ
ンテンツサーバ110から端末装置120へ送信されて
いる。
【0055】具体的に説明すると、端末装置120のユ
ーザがまずカード〔1〕にアクセスするため、当該カー
ド〔1〕を含むデックの送信要求を行う。コンテンツサ
ーバ110は、これに応じて、カード〔1〕〜〔5〕を
まとめたデック1001を作成し、端末装置120へ送
信する。端末装置120は、デック1001を受信する
とこれを受信バッファ122に格納し、アクセス対象で
あるカード〔1〕を表示部123に表示する。端末装置
120のユーザは、当該デック1001内で、カード
〔2〕、〔4〕とたどり、次にカード〔A〕にアクセス
する。カード〔A〕はデック1001に含まれていない
ので、端末装置120はコンテンツサーバ110にカー
ド〔A〕を含むデックの送信要求を行う。コンテンツサ
ーバ110は、これに応じて、カード〔1〕、〔2〕、
〔4〕、〔A〕、〔B〕をまとめたデック1002を作
成し、端末装置120へ送信する。
【0056】端末装置120は、デック1002を受信
すると、デック1001を破棄して新たに受信したデッ
ク1002を受信バッファ122に格納し、アクセス対
象であるカード〔A〕を表示部123に表示する。端末
装置120のユーザは、当該デック1002内で、さら
にカード〔B〕を閲覧した後、カード〔C〕にアクセス
する。カード〔C〕はデック1002に含まれていない
ので、端末装置120はコンテンツサーバ110にカー
ド〔C〕を含むデックの送信要求を行う。コンテンツサ
ーバ110は、これに応じて、カード〔1〕、〔2〕、
〔4〕、〔5〕、〔C〕をまとめたデック1003を作
成し、端末装置120へ送信する。
【0057】同様にして、端末装置120はデック10
03を受信バッファ122に格納し、カード〔C〕を表
示部123に表示する。この後、ユーザは、デック10
03に含まれる各カードを閲覧し、さらにカード〔3〕
にアクセスする。カード〔3〕はデック1003に含ま
れていないので、カード〔1〕、〔3〕、〔D〕、
〔E〕をまとめたデック1004が作成される。端末装
置120のユーザは、このデック1004の中でカード
〔D〕、〔E〕を閲覧する。なお、これらの1デックの
データサイズは、端末装置120から送信されたデバイ
ス情報に基づく受信バッファ122の容量制限から、5
枚のカードまで含めることができると仮定している。
【0058】次に、このコンテンツのノードに対して開
発者が注釈を付加する場合の編集ツールについて説明す
る。ノードに付加する注釈を編集するには、結果画面を
見ながら編集を行うことが可能なツール(ソフトウェ
ア)を用いる。このツールは、ウェブアプリケーション
の実行装置であるコンテンツサーバ110と統合されて
おり、図示しない表示装置に対してウェブアプリケーシ
ョンの実行画面とGUIによるコンテンツの編集画面と
を自由に切り替えて表示し、ウェブアプリケーションの
実行またはコンテンツの編集を行うことができるように
なっている。図11は、コンテンツの編集画面であり、
注釈を付けるノードを決定する画面の表示例を示す図で
ある。図11に示す編集画面では、編集対象であるコン
テンツのツリー1101が表示され、その中で注釈を付
けたいノードを選択できるようになっている。すなわ
ち、各ノード(各行に対応)の左端にラジオボタン11
02が設けられており、ユーザは、注釈を付けようとす
る任意のノードを選択することができる。
【0059】注釈を付けるノードが決定されると、次
に、注釈を付加する画面に移行する。図12は、コンテ
ンツの編集画面であり、所望のノードに注釈を付加する
画面の表示例を示す図である。図12に示す編集画面
は、該当ノードのプレビュー領域1201、対象となる
デバイスの表示・選択領域1202、及び注釈の表示・
入力領域1203からなる。注釈の表示・入力領域12
03における注釈名「AHint」の欄に、予めタグに設定
されたoutline=yes, split=menuなどの文字列を書くこ
とによって、分割可能性や情報提示方法の注釈を指定す
ることができる。以上のようにしてノードに注釈が付さ
れると、当該コンテンツは、コンテンツサーバ110に
おけるメモリやハードディスクなどの記憶部111に格
納され、後に端末装置120からの要求に応じてカード
生成部30に読み出され、その分割処理の際にノードに
付された注釈が利用される。
【0060】図13は、本実施の形態が適用されるネッ
トワークシステムの他の構成例を示す図である。図13
に示すネットワークシステムには、コンテンツサーバ1
10に対応するサーバとして、HTMLで記述されたニ
ュースコンテンツを、HDMLブラウザを持つ端末装置
120用に変換する変換器(トランスコーダ)1301
が設置されている。HTMLは書式が決まっているので
XMLのように任意に注釈を付けることができない。そ
こで、この例では、ニュースコンテンツを記述するHT
ML文書の所望の場所を指示して注釈を対応づける外部
注釈を用いる。トランスコーダ1301は、ニュースサ
ーバ1302からニュースコンテンツを読み出し、外部
注釈データベース1303から当該ニュースコンテンツ
のHTML文書に対応する外部注釈を取得して、これに
基づいて当該ニュースコンテンツをHDMLに変換し端
末装置120に送信する。ニュースコンテンツを格納す
るニュースサーバ1302及び外部注釈を格納する外部
注釈データベース1303は、トランスコーダ1301
と共に1つのサーバを構成していても良いし、トランス
コーダ1301とは別にネットワーク130上に設けら
れたサーバであっても良い。
【0061】ニュースサーバ1302に格納されたニュ
ースコンテンツは、政治、経済、社会、娯楽といったカ
テゴリに分類されており、これらは、ランダムアクセス
ノードである。個々の記事は、見出し、小見出し、リー
ド、本文といった構成要素からなるが、これらは全てシ
ーケンシャルアクセスである。これらのニュースコンテ
ンツはHTMLで記述されており、トランスコーダ13
01は適切なHTMLパーサを用いて当該ニュースコン
テンツをツリー(DOMツリー)に変換することができ
る。このようなDOMツリーに対して外部注釈をするこ
とにより、当該DOMツリーのノードに注釈を付するこ
とができる。ここで、外部注釈は、XPath(W3C, X
ML Path Language (XPath) Version 1.0, HYPERLINK "
http://www.w3.org/Style/XSL/" http://www.w3.org/St
yle/XSL/)などを用いてニュースコンテンツのHTML
文書における所望の場所をポイントし、対応する外部注
釈を対応づけることにより行うことができる。この外部
注釈は、外部注釈データベース1303に予め蓄積され
ており、端末装置120からの要求に応じてコンテンツ
を変換するときに使用される。
【0062】図14は、HTMLで記述されたニュース
コンテンツに注釈を付ける様子を示す図である。図14
に示すオリジナルのニュースコンテンツは、外部注釈に
よって図示のように注釈が付される。この例では、外部
注釈もXMLで記述されており、「AHint」というタグ
でカード・デックの分割のための注釈が表現される。注
釈内容は、「op」という属性値に記述される。記述内容
は図8を参照して説明した例と同様であるものとする。
各注釈(<AHint>)がどのHTML要素を指しているか
は、XPathで記述される。図14では、XPath
を右から左方向への矢印で示し、実際の表現の例を最初
の2つの注釈のみ示している。
【0063】図14に示されたノードのうち、「最新ニ
ュース」、「スポーツ」は、ランダムアクセス(split=
menu)のノードである。一方、「記事1」は、シーケン
シャルアクセス(split=seq)である。「h1」、「h2」
タグで表された大見出し、小見出しは、記事1の要素で
あり、しかも分離不可能(outline=no)の要素である。
一方、記事のリード及び本文は、分離可能(outline=ye
s)である。このような注釈は、トランスコーダ130
1の開発者が図14に示したような注釈言語を用いて手
で記述しても良いし、ヒューリスティックス(発見的手
法)を用いて自動的に記述しても良い。図14の例で
は、「ul」タグに対しては分離可能かつランダムアクセ
ス、「div」タグは分離可能かつシーケンシャルアクセ
ス、「h1」及び「h2」タグは分離不可能、といったルー
ルを作ることにより自動的に注釈を付けることができ
る。さらに、自動で付与した注釈を、トランスコーダ1
301の開発者が部分的に書き換えて、最適化すること
も可能である。
【0064】図15は、図14のXML文書がカード化
されたコンテンツの例を示す図である。図15を参照す
ると、ニュースページのカードには、「最新ニュース」
の他に「今日のニュース」、「昨日のニュース」といっ
た選択肢がある。また「最新のニュース」のカードに
は、「スポーツ」の他に「政治」、「経済」といった選
択肢がある。以下、選択肢を順にたどり、図14に示し
た内容を示すカードが選択されている。
【0065】上述した2つの適用例では、XMLやHT
MLで記述されたコンテンツをWMLやHDMLに変換
して配信する例を示した。しかしながら、本実施の形態
で用いたコンテンツをカード化するアルゴリズムは、デ
ックの概念が存在しない言語に対応した端末装置にコン
テンツを送信するためのページ分割にも利用することが
できる。例えば、HTMLページの分割や、端末上で動
作するJavaで記述されたGUIプログラムに対して
も、ツリー状のコンテンツを処理する場合には適用可能
である。具体的には、所定のコンテンツを異なる複数の
実行環境に対応させるフロントエンドアプリケーション
開発モデルに本実施の形態を適用することができる。
【0066】図16は、このような開発モデルの構成例
を示す図である。図16に示す開発モデルは、統一形式
で書かれたアプリケーションプログラムを所定のデバイ
スクラスに最適化する最適化装置1601と、最適化装
置1601にて最適化されたプログラムを実行環境に適
したフォーマット(あるいは端末プログラムコード)に
変換する変換手段とを備える。この変換手段として、図
16には、HTMLで記述されたコンテンツを生成する
HTML生成器1602と、WMLやHDMLに対応し
たカードとデックとからなるコンテンツを生成するデッ
ク生成器1603と、Javaプログラムを生成するJ
avaプログラム生成器1604とを備える。
【0067】アプリケーションプログラムの統一表現
は、DOMツリー等のツリー構造で表現され、かつ、端
末装置120の種類や実行環境に依存しないプログラム
である。このアプリケーションプログラム自体は、何ら
かのアプリケーション開発ツールを用いて作成される。
アプリケーションプログラムの物理的な表現形式は、X
MLを用いたタグ表現でも良いし、独自のアプリケーシ
ョン記述言語を用いても良い。また、Javaオブジェ
クトの一般的なファイル格納形式(Serialized Object
s)でも良い。さらに、このアプリケーションプログラ
ムには、同じ表現形式を用いて、本実施の形態によるカ
ード分割に用いられる注釈が含まれている。
【0068】最適化装置1601は、この統一表現によ
るアプリケーションプログラムをメモリから読み込み、
予め設定されたデバイスクラスで最適に表示できるよう
に画面分割を行う。ここで、図4に示したカード化アル
ゴリズムが使用される。なお、デバイスクラスは、この
アプリケーションプログラムを使用する端末装置120
を、その画面サイズなどの分類要素に基づいて数種類の
クラスに分けたものである。例えば、携帯電話のように
非常に小さい画面を持つコンパクト画面クラス、それよ
りは大きいがやはり携帯端末の画面であるスモール画面
クラス、それよりも大きい画面のテレビ画面クラス、さ
らに大きい画面の大画面クラスなどに分けることができ
る。なお、これらの最適化の基準は、上記表示部123
の画面サイズの他、表示部123の解像度や通信速度な
ど、アプリケーションプログラムを配信しようとする端
末装置120の企画や仕様に応じて任意に設定すること
ができる。
【0069】最適化されたアプリケーションプログラム
は、さらに複数の実行環境から共有されるように一時的
にメモリに格納される。このときの表現形式も統一表現
と同じ形式が使われる。HTMLブラウザを持つパーソ
ナルコンピュータなどの端末装置120でこのアプリケ
ーションプログラムを表示させる場合は、ウェブサーバ
1610上で動作するHTML生成器1602を用いて
アプリケーションプログラムの変換を行う。すなわち、
HTML生成器1602は、メモリに格納されている最
適化されたアプリケーションプログラムを読み込み、当
該アプリケーションプログラムに対応するHTML文書
を生成し、HTMLブラウザを備えたパーソナルコンピ
ュータなどの端末装置120に送信する。また、WML
やHDMLに対応したブラウザを持つ端末装置120で
このアプリケーションプログラムを表示させる場合は、
同じくウェブサーバ1610上で動作するデック生成器
1603を用いてアプリケーションプログラムの変換を
行う。この場合は、WMLやHDMLにデックの概念が
存在するので、デックを生成してから変換を行う。この
とき、個々の端末装置120から取得した受信バッファ
122の容量制限などに基づいてデックを生成する。さ
らに、同一の最適化プログラム表現を用いて、端末装置
120上で動作するプログラムを生成することもでき
る。Javaプログラム生成器1604は、メモリから
最適化されたアプリケーションプログラム表現を読み込
み、端末装置120上で動作するJavaプログラムを
生成する。生成されたJavaプログラムをJavaV
M(Virtual Machine)を搭載した端末装置120にダ
ウンロードして実行することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ツリー状に構成されたコンテンツをカードとデックとい
う単位に分割して送信する場合において、送信先端末の
条件やコンテンツの内容に応じて、送信先端末のユーザ
にとって使用しやすいカードを生成することができる。
【0071】また、本発明によれば、かかるコンテンツ
の送信において、1デックのデータサイズが送信先端末
の受信バッファの制限(バイト数)を満たしながら、デ
ックの再送信が少なくなるように、最適なカードの集合
を選択してデックを動的に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態を実現するシステム構成を示す
図である。
【図2】 本実施の形態によるコンテンツサーバを実現
するのに好適なコンピュータ装置のハードウェア構成の
例を模式的に示した図である。
【図3】 図2のプログラム制御されたCPUにおい
て、本実施の形態によるコンテンツの分割を行うための
機能ブロックを示す図である。
【図4】 本実施の形態によりツリー構造のコンテンツ
をカードに分割する手順を説明するフローチャートであ
る。
【図5】 本実施の形態によりカードを集めてデックを
生成する手順を説明するフローチャートである。
【図6】 本実施の形態が適用されるネットワークシス
テムの構成例を示す図である。
【図7】 ウェブアプリケーションによる製品検索の検
索結果を示すツリー状のコンテンツ及びそのノードに注
釈が付された状態の例を示す図である。
【図8】 付加的情報として注釈を埋め込んだXML文
書の例を示す図である。
【図9】 図7のコンテンツに対し、本実施の形態のカ
ード化アルゴリズムを適用した例を示す図である。
【図10】 図9のカード化されたコンテンツに対し、
本実施の形態のデック生成アルゴリズムを適用した例を
示す図である。
【図11】 本実施の形態によるコンテンツの編集画面
であり、注釈を付けるノードを決定する画面の表示例を
示す図である。
【図12】 本実施の形態によるコンテンツの編集画面
であり、所望のノードに注釈を付加する画面の表示例を
示す図である。
【図13】 本実施の形態が適用されるネットワークシ
ステムの他の構成例を示す図である。
【図14】 HTMLで記述されたニュースコンテンツ
に注釈を付ける様子を示す図である。
【図15】 図14のXML文書がカード化されたコン
テンツの例を示す図である。
【図16】 本実施の形態が適用されるフロントエンド
アプリケーション開発モデルの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10…端末情報取得部、20…ノード編集部、30…カ
ード生成部、40…デック生成部、110…コンテンツ
サーバ、111…記憶部、112…コンテンツ配信部、
120…端末装置、130…ネットワーク
フロントページの続き (72)発明者 北山 文彦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK25 PQ02 PQ20 PQ53 UU40 5B082 GA02 HA00 HA05 HA08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して端末装置にウェブ
    コンテンツを配信するサーバにおいて、 ウェブコンテンツの各ノードに、当該ウェブコンテンツ
    の変換に対する注釈情報を付加するノード編集部と、 前記ウェブコンテンツを、前記ノード編集部により前記
    ノードに付加された注釈情報に基づいて、当該ウェブコ
    ンテンツを閲覧する前記端末装置における表示単位であ
    るカードに分割するカード生成部とを備えることを特徴
    とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記ノード編集部は、少なくとも、自ノ
    ードが親ノードから分離可能か否かを示す情報と、自ノ
    ードに記述された情報の提示方法を特定する情報とを、
    前記注釈情報として各ノードに付加することを特徴とす
    る請求項1に記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記カード生成部は、前記ウェブコンテ
    ンツを、ランダムにアクセスが可能な階層メニューをな
    すカードとシーケンシャルにアクセスされる一連のカー
    ド群とで構成されたツリー構造を持ったカード集合に変
    換することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して端末装置に対し当
    該端末装置における表示単位であるカードに分割された
    ウェブコンテンツを配信するサーバにおいて、 前記端末装置から受信バッファの記憶容量に関する情報
    を取得する端末情報取得部と、 前記端末情報取得部にて取得された情報に基づいて前記
    受信バッファの記憶容量以内のデータサイズとなるよう
    に、前記端末装置から送信を要求されたカード及び当該
    カードからリンクされるカードを所定の規則に基づいて
    集めて前記端末装置への送信単位であるデックを生成す
    るデック生成部とを備えることを特徴とするサーバ。
  5. 【請求項5】 前記デック生成部は、前記端末装置から
    送信を要求されたカードがシーケンシャルにアクセスさ
    れるカードである場合、当該カードを含んでシーケンシ
    ャルにアクセスされる一連のカード群を集めて前記デッ
    クを生成することを特徴とする請求項4に記載のサー
    バ。
  6. 【請求項6】 前記デック生成部は、前記端末装置から
    送信を要求されたカードがランダムにアクセスされるカ
    ードである場合、当該カードを含むカード集合がなすツ
    リー構造において当該カードからルートカードへ向かい
    ながらパス上のカードを順次集めて前記デックを生成す
    ることを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
  7. 【請求項7】 前記デック生成部は、前記端末装置から
    送信を要求されたカードがランダムにアクセスされるカ
    ードであり、かつ当該カードからルートカードへ向かう
    パス上の全てのカードを集めても前記受信バッファの記
    憶容量に達しない場合、さらに送信を要求された当該カ
    ードの子孫のカードを広さ優先で集めて前記デックに加
    えることを特徴とする請求項6に記載のサーバ。
  8. 【請求項8】 ツリー構造のウェブコンテンツを入力
    し、当該ウェブコンテンツの構造に基づき、当該ウェブ
    コンテンツの各ノードに対し、自ノードが親ノードから
    分離可能か否かを示す情報と自ノードに記述された情報
    の提示方法を特定する情報とを対応づけるノード編集手
    段と、 前記ノード編集手段により前記情報を各ノードに付加さ
    れた前記ウェブコンテンツを格納する記憶手段とを備え
    ることを特徴とするウェブコンテンツ編集装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータを制御してウェブコンテン
    ツを編集するプログラムにおいて、 ツリー構造を有するウェブコンテンツを入力し、当該ウ
    ェブコンテンツの各ノードに、当該ウェブコンテンツの
    分割方法に関する注釈情報を付加し、注釈情報が付加さ
    れた当該ウェブコンテンツを記憶手段に格納する処理
    と、 前記記憶手段から前記ウェブコンテンツを読み出し、当
    該ウェブコンテンツのノードに付加された前記注釈情報
    に基づいて、当該ウェブコンテンツを分割する処理とを
    前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログ
    ラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータを制御して所定の端末装
    置にウェブコンテンツを提供するプログラムにおいて、 前記端末装置から受信バッファの記憶容量に関する情報
    を取得し、第1の記憶手段に格納する処理と、 前記第1の記憶手段から前記受信バッファの記憶容量に
    関する情報を読み出し、当該受信バッファの記憶容量以
    内のデータサイズとなるように、前記端末装置における
    表示単位であるカードに分割されたウェブコンテンツが
    格納された第2の記憶手段から、前記端末装置に送信を
    要求されたカード及び当該カードからリンクされるカー
    ドを所定の規則に基づいて読み出して、前記端末装置へ
    の送信単位であるデックを生成する処理と、 生成された前記デックを前記端末装置に送信する処理と
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを制御してウェブコンテ
    ンツを編集するプログラムにおいて、 処理対象であるウェブコンテンツのツリー構造をディス
    プレイに表示する手段と、 表示された前記ウェブコンテンツにおける所定のノード
    の指定を受け付ける手段と、 指定された前記ノードに対し当該ウェブコンテンツの変
    換に対する注釈情報の入力を受け付けて当該ノードに付
    加する手段と、 ノードに注釈情報が付加された前記ウェブコンテンツを
    記憶装置に格納する手段として前記コンピュータを機能
    させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータを用いてウェブコンテン
    ツを編集するウェブコンテンツ編集方法において、 前記コンピュータの処理装置が、ウェブコンテンツを入
    力し、当該ウェブコンテンツの各ノードに、当該ノード
    の分割方法に関する注釈情報を付加し、注釈情報が付加
    された当該ウェブコンテンツを記憶手段に格納するステ
    ップと、 前記処理装置が、前記記憶手段から前記ウェブコンテン
    ツを読み出し、当該ウェブコンテンツのノードに付加さ
    れた前記注釈情報に基づいて、当該ウェブコンテンツを
    分割するステップとを含むことを特徴とするウェブコン
    テンツ編集方法。
  13. 【請求項13】 端末装置からの要求に応じてウェブコ
    ンテンツを提供するサーバにおけるウェブコンテンツ提
    供方法において、 前記サーバの受信手段が、前記端末装置から受信バッフ
    ァの記憶容量に関する情報を受信するステップと、 前記サーバの処理装置が、前記端末装置における表示単
    位であるカードに切り分けられたウェブコンテンツを格
    納した記憶手段から、前記端末装置からの要求に対応す
    るカード及び当該カードからリンクされるカードを含む
    カードを、前記受信バッファの記憶容量以内のデータサ
    イズ分読み出してデックを生成するステップと、 前記サーバの送信手段が、生成された前記デックを前記
    端末装置に送信するステップとを含むことを特徴とする
    ウェブコンテンツ提供方法。
  14. 【請求項14】 前記処理装置が、ウェブコンテンツを
    格納した記憶手段から、送信対象であるウェブコンテン
    ツを読み出し、当該ウェブコンテンツを前記カードに分
    割して前記記憶手段に格納するステップをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項13に記載のウェブコンテンツ提
    供方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続された端末装置
    と、当該ネットワークを介して当該端末装置にウェブコ
    ンテンツを提供するコンテンツサーバとを備えたネット
    ワークシステムにおいて、 前記コンテンツサーバは、 ツリー構造を持つウェブコンテンツを生成するアプリケ
    ーションプログラムを実行するアプリケーション実行部
    と、 前記アプリケーション実行部にて生成されたウェブコン
    テンツを、当該ウェブコンテンツを閲覧する前記端末装
    置における表示単位であるカードに分割するカード生成
    部と、 前記端末装置から受信バッファの記憶容量に関する情報
    を取得する端末情報取得部と、 前記端末情報取得部にて取得された情報に基づいて前記
    受信バッファの記憶容量以内のデータサイズとなるよう
    に、前記端末装置から送信を要求されたカード及び当該
    カードからリンクされるカードを所定の規則に基づいて
    集めて前記端末装置への送信単位であるデックを生成す
    るデック生成部とを備えることを特徴とするネットワー
    クシステム。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続された端末装置に
    対し、当該ネットワークを介してウェブコンテンツを提
    供するウェブコンテンツ提供システムにおいて、 HTML(Hypertext Markup Language)にて記述され
    たウェブコンテンツを格納した記憶手段と、 前記ウェブコンテンツの分割方法に関する注釈情報を、
    当該ウェブコンテンツのツリー構造における各ノードに
    対応づけて格納した外部注釈データベースと、 前記端末装置からウェブコンテンツの送信要求を受け取
    り、当該要求されたウェブコンテンツを前記記憶手段か
    ら読み出し、当該ウェブコンテンツに関する注釈情報を
    前記外部注釈データベースから読み出し、読み出した当
    該注釈情報に基づいて当該ウェブコンテンツを分割し、
    分割された当該ウェブコンテンツを前記端末装置に送信
    するコンテンツ変換手段とを備えることを特徴とするウ
    ェブコンテンツ提供システム。
  17. 【請求項17】 統一表現で記述されたアプリケーショ
    ンプログラムを、当該アプリケーションプログラムを利
    用する端末装置に対応した形式に変換する変換システム
    において、 ツリー構造の統一表現で記述された前記アプリケーショ
    ンプログラムを格納した第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から前記端末装置に提供するアプリ
    ケーションプログラムを読み出し、ツリー構造の前記ア
    プリケーションプログラムの各ノードに対して当該アプ
    リケーションプログラムの分割に関する注釈情報を付加
    し、当該注釈情報に基づいて当該アプリケーションプロ
    グラムを画面分割する最適化手段と、 前記最適化手段にて最適化されたアプリケーションプロ
    グラムを格納する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から前記最適化されたアプリケーシ
    ョンプログラムを読み出し、当該アプリケーションプロ
    グラムの提供先である前記端末装置に対応した形式に変
    換する変換手段とを備えることを特徴とする変換システ
    ム。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介してサーバに接続
    し、ウェブコンテンツを取得する端末装置において、 接続したサーバに対し、自装置の受信バッファの記憶容
    量に関する情報を送信する送信手段と、 前記送信手段にて前記サーバに送られた前記情報に基づ
    いて生成された前記ウェブコンテンツを構成するデータ
    セットを受信する受信手段とを備えることを特徴とする
    端末装置。
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