JP2000231569A - インターネット情報検索装置、インターネット情報検索方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

インターネット情報検索装置、インターネット情報検索方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000231569A
JP2000231569A JP11032008A JP3200899A JP2000231569A JP 2000231569 A JP2000231569 A JP 2000231569A JP 11032008 A JP11032008 A JP 11032008A JP 3200899 A JP3200899 A JP 3200899A JP 2000231569 A JP2000231569 A JP 2000231569A
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Kazunobu Ukikawa
和宣 浮川
Hatsuko Ukikawa
初子 浮川
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JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大なインターネット情報を効率よく収集
し、収集した情報を活用することでインターネットの利
用価値を向上させること。 【解決手段】 インターネットにより収集した情報を含
む情報から構成されるデータベース200内の情報を検
索する検索条件を自然文により入力する検索条件入力部
201と、入力された自然文による検索条件の内容から
検索に利用される語句を抽出する語句抽出部202と、
抽出された語句に基づいて、入力された自然文による検
索条件の内容と類似する内容の類似情報をデータベース
200から抽出する類似情報抽出部203と、抽出され
た類似情報の全部あるいは一部、および/または、当該
類似情報を表す情報を類似度が高い順に並べて表示する
表示部204と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
の情報を収集し活用するインターネット情報検索装置、
インターネット情報検索方法、およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な発達によ
り、情報はインターネットで検索することが主流となる
時代になってきている。そうした状況の中、情報をすば
やく確実に手に入れたいというユーザーが増加してい
る。さらに、インターネットで得た情報を元に自分だけ
のオリジナル情報源(データベース)を作成したいとい
う要望が高まっている。
【0003】そのためには、インターネットや個人のハ
ードディスクの中から欲しい情報を、迅速かつ的確に取
りだせることが必要となる。しかも、収集した情報を多
彩に応用することが必要である。インターネットでの情
報だけでなく、メール、通信ログ、ファイルといったさ
まざまな情報の入手・活用必要である。
【0004】インターネットユーザー数が急増している
が、その急増の背景には、情報への渇望感があると考え
られる。インターネット利用目的に関する調査結果を検
討しても「情報入手」と「電子メール送受信」が圧倒的
に上位を占め、特にホームユースでは前者の割合が高い
傾向にある。
【0005】そして、情報入手の手段にインターネット
を選んだ理由を「既存のメディアでは得られない情報が
ありそうだから」と多くのユーザーが回答している。つ
まり“みんなと同じ情報”ではなく、自分だけが知って
いる、自分だけに役立つ、そんな情報をインターネット
ユーザーは求めている、すなわち、ユーザーはインター
ネットを「自分の情報源」と考えている。
【0006】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、従来の
インターネット情報検索装置においては、インターネッ
トの膨大な情報の中から必要な情報を探しだすのはきわ
めて困難である。インターネットユーザーの急増に伴い
アクセス数が増大しているのが、検索サイトであるが、
どこに自分の求めている情報があるのか、それを検索サ
イトでキーワードに基づいて探しだす最初の作業が効率
的にできないユーザーが非常に多い。それは、探しだせ
ないのが問題ではなく探しだされる情報量の多さが問題
となるのである。
【0007】さらに、情報を取り込んだとしても、その
後、以下のような問題が発生する。すなわち、サイトの
内容を徹底的に検討する余裕がない、そんな場合に、関
係のありそうな情報すべてをとりあえず自分のハードデ
ィスクの中へ取り込んでしまうことである。これによっ
て少なくとも情報の取りこぼしは避けることができる。
【0008】実際、現在情報収集に熱心なユーザーはほ
とんどがこの方法をもちいている。しかし、取り込んだ
情報をどう整理・分類し、その中からいかにして自分に
とって必要な情報を見つけ出すかということを解決しな
い限り、検索サイトでの苦労を、ただ自分のハードディ
スクの中にへ持ち込んだにすぎないということが問題に
なる。
【0009】さらに、検索サイトを利用する場合、欲し
い情報を探しだすためには、ユーザーはまずそのキーワ
ードを知らなくてはならない。したがって、情報を探し
に行く前に、すでにどんなキーワードが含まれているか
を知っておかなければならないという問題点があった。
【0010】さらに、たとえ以前検索した情報でもその
内容を忘れてしまうことにより、その情報を検索できな
いという問題点があった。
【0011】この発明は、上述した従来例による問題点
を解消するため、膨大なインターネット情報を効率よく
収集し、収集した情報を活用することでインターネット
の利用価値を向上させることができるインターネット情
報検索装置、インターネット情報検索方法およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るインターネ
ット情報検索装置は、インターネットにより収集した情
報を含む情報から構成されるデータベースと、前記デー
タベース内の情報を検索する検索条件を自然文により入
力する検索条件入力手段と、前記検索条件入力手段によ
り入力された自然文による検索条件の内容から検索に利
用される語句を抽出する語句抽出手段と、前記語句抽出
手段により抽出された語句に基づいて、前記検索条件入
力手段により入力された自然文による検索条件の内容と
類似する内容の類似情報を前記データベースから抽出す
る類似情報抽出手段と、前記類似情報抽出手段により抽
出された類似情報の全部あるいは一部、および/また
は、当該類似情報を表す情報を類似度が高い順に並べて
表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】この請求項1の発明によれば、簡易な操作
で所望の情報を迅速に検索することができる。
【0014】また、請求項2の発明に係るインターネッ
ト情報検索装置は、請求項1の発明において、さらに、
前記類似情報抽出手段により抽出された類似情報から1
または複数の類似情報を指定する指定手段と、前記指定
手段により指定された類似情報を要約する要約処理手段
と、を備え、前記表示手段が、前記類似情報抽出手段に
より抽出された類似情報の全部あるいは一部および/ま
たは当該類似情報を表す情報を類似度が高い順に並べて
表示するとともに、前記要約処理手段により要約された
類似情報を表示することを特徴とする。
【0015】この請求項2の発明によれば、検索した情
報の内容を迅速かつ的確に把握することができる。
【0016】また、請求項3の発明に係るインターネッ
ト情報検索装置は、請求項1または2の発明において、
さらに、前記検索条件入力手段により入力された検索条
件および/または前記類似情報抽出手段により抽出され
た類似情報を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴と
する。
【0017】この請求項3の発明によれば、情報検索の
際、過去の検索処理の内容を再度活用することができ
る。
【0018】また、請求項4の発明に係るインターネッ
ト情報検索装置は、請求項1、2または3の発明におい
て、前記検索条件入力手段により入力された自然文によ
る検索条件の内容に関連する関連語を表示する関連語表
示手段と、前記関連語表示手段により表示された関連語
から1または複数の関連語を指定する関連語指定手段
と、前記関連語指定手段により指定された関連語を前記
検索条件入力手段により入力された検索条件の内容に追
加する関連語追加手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によれば、関連語を利
用することにより、より的確な情報の検索をすることが
できる。
【0020】また、請求項5の発明に係るインターネッ
ト情報検索装置は、請求項1〜4の発明において、前記
語句抽出手段により抽出された語句を表示する語句表示
手段と、前記語句表示手段により表示された語句から1
または複数の語句を指定する語句指定手段と、前記語句
指定手段により指定された語句の類義語を表示する類義
語表示手段と、前記類義語表示手段により表示された関
連語から1または複数の類義語を指定する類義語指定手
段と、前記類義語指定手段により指定された類義語を前
記語句抽出手段により抽出された語句に追加する類義語
追加手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この請求項5の発明によれば、類義語を利
用することにより、より的確な情報の検索をすることが
できる。
【0022】また、請求項6の発明に係るインターネッ
ト情報検索装置は、請求項1〜5の発明において、前記
語句抽出手段により抽出された語句を表示する語句表示
手段と、前記語句表示手段により表示された語句から1
または複数の語句を指定する語句指定手段と、前記語句
指定手段により指定された語句の重要度を示す重みを変
更する重み変更手段と、を備え、前記類似情報抽出手段
が、前記重み変更手段により変更された重みに基づい
て、前記検索条件入力手段により入力された自然文によ
る検索条件の内容と類似する内容の類似情報を前記デー
タベースから抽出することを特徴とする。
【0023】この請求項6の発明によれば、入力した検
索条件に重みを付けることにより、より的確な情報収集
をすることができる。
【0024】また、請求項7の発明に係るインターネッ
ト情報検索方法は、インターネットにより収集した情報
を含む情報から構成されるデータベース内の情報を検索
する検索条件を自然文により入力する検索条件入力工程
と、前記検索条件入力工程により入力された自然文によ
る検索条件の内容から検索に利用される語句を抽出する
語句抽出工程と、前記語句抽出工程により抽出された語
句に基づいて、前記検索条件入力工程により入力された
自然文による検索条件の内容と類似する内容の類似情報
を前記データベースから抽出する類似情報抽出工程と、
前記類似情報抽出工程により抽出された類似情報の全部
あるいは一部、および/または、当該類似情報を表す情
報を類似度が高い順に並べて表示する表示工程と、を含
んだことを特徴とする。
【0025】この請求項7の発明によれば、簡易な操作
で所望の情報を迅速に検索することができる。
【0026】また、請求項8の発明に係るインターネッ
ト情報検索方法は、請求項7の発明において、さらに、
前記類似情報抽出工程により抽出された類似情報から1
または複数の類似情報を指定する指定工程と、前記指定
工程により指定された類似情報を要約する要約処理工程
と、を含み、前記表示工程が、前記類似情報抽出工程に
より抽出された類似情報の全部あるいは一部および/ま
たは当該類似情報を表す情報を類似度が高い順に並べて
表示するとともに、前記要約処理工程により要約された
類似情報を表示することを特徴とする。
【0027】この請求項8の発明によれば、検索した情
報の内容を迅速かつ的確に把握することができる。
【0028】また、請求項9の発明に係るインターネッ
ト情報検索方法は、請求項7または8の発明において、
さらに、前記検索条件入力工程により入力された検索条
件および/または前記類似情報抽出手段により抽出され
た類似情報を検索条件として再利用する再利用工程とを
含んだことを特徴とする。
【0029】この請求項9の発明によれば、情報検索の
際、過去の検索処理の内容を再度活用することができ
る。
【0030】また、請求項10の発明に係るインターネ
ット情報検索方法は、請求項7、8または9の発明にお
いて、前記検索条件入力工程により入力された自然文に
よる検索条件の内容に関連する関連語を表示する関連語
表示工程と、前記関連語表示工程により表示された関連
語から1または複数の関連語を指定する関連語指定工程
と、前記関連語指定工程により指定された関連語を前記
検索条件入力工程により入力された検索条件の内容に追
加する関連語追加工程と、を含んだことを特徴とする。
【0031】この請求項10の発明によれば、関連語を
利用することにより、より的確な情報の検索をすること
ができる。
【0032】また、請求項11の発明に係るインターネ
ット情報検索方法は、請求項7〜10の発明において、
前記語句抽出工程により抽出された語句を表示する語句
表示工程と、前記語句表示工程により表示された語句か
ら1または複数の語句を指定する語句指定工程と、前記
語句指定工程により指定された語句の類義語を表示する
類義語表示工程と、前記類義語表示工程により表示され
た関連語から1または複数の類義語を指定する類義語指
定工程と、前記類義語指定工程により指定された類義語
を前記語句抽出手段により抽出された語句に追加する類
義語追加工程と、を含んだことを特徴とする。
【0033】この請求項11の発明によれば、類義語を
利用することにより、より的確な情報の検索をすること
ができる。
【0034】また、請求項12の発明に係るインターネ
ット情報検索方法は、請求項7〜11の発明において、
前記語句抽出工程により抽出された語句を表示する語句
表示工程と、前記語句表示工程により表示された語句か
ら1または複数の語句を指定する語句指定工程と、前記
語句指定手段により指定された語句の重要度を示す重み
を変更する重み変更工程と、を含み、前記類似情報抽出
工程が、前記重み変更工程により変更された重みに基づ
いて、前記検索条件入力工程により入力された自然文に
よる検索条件の内容と類似する内容の類似情報を前記デ
ータベースから抽出することを特徴とする。
【0035】この請求項12の発明によれば、入力した
検索条件に重みを付けることにより、より的確な情報収
集をすることができる。
【0036】また、請求項13の発明に係る記憶媒体
は、請求項7〜12に記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項7
〜12の動作をコンピュータによって実現することが可
能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るインターネット情報検索装置、インターネッ
ト情報検索方法およびその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0038】まず、この発明の本実施の形態によるイン
ターネット情報検索装置を含む情報処理装置のハードウ
エア構成を説明する。図1は、本実施の形態による情報
処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0039】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDを、106はCPU101の
制御にしたがってFD(フロッピーディスク)107に
対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フロ
ッピーディスクドライブ)を、107はFDD106の
制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFD
を、108は、ドキュメント、画像、機能情報等のデー
タに関するウインドウを表示するディスプレイを、それ
ぞれ示している。
【0040】また、109は通信回線110を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、111は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、112はカーソルの移
動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変
更等をおこなうマウスを、113は画像を光学的に読み
取るスキャナを、114はウインドウに表示された内容
等を印刷するプリンタを、115は、着脱可能な記録媒
体であるCDROMを、116は、CDROM115に
対するデータのリードを制御するCDROMドライブ
を、それぞれ示している。また、各部はバス100によ
り接続されている。
【0041】また、図2は、本実施の形態によるインタ
ーネット情報検索装置の構成を機能的に示すブロック図
である。図2において、インターネット情報検索装置
は、データベース200と、検索条件入力部201と、
語句抽出部202と、類似情報抽出部203と、表示部
204とを備える。また、インターネット情報検索装置
は、要約指定部205と、要約処理206とを備える。
【0042】また、インターネット情報検索装置は、記
憶部207を備える。また、インターネット情報検索装
置は、関連語表示部208と、関連語指定部209と、
関連語追加部210とを備える。また、インターネット
情報検索装置は、語句表示部211と、語句指定部21
2と、類義語表示部213と、類義語指定部214と、
類義語追加部215とを備える。さらに、インターネッ
ト情報検索装置は、重み変更部216を備える。
【0043】データベース200は、インターネットに
より収集した情報を含む情報から構成される。インター
ネットにより収集した情報以外に、ハードディスク10
5等に記憶された情報であってもよい。
【0044】検索条件入力部201は、データベース2
00内の情報を検索する検索条件を自然文により入力す
る。自然文の入力方法としては、たとえば、ディスプレ
イ108に表示された入力欄にキーボード111をもち
いて入力する。
【0045】語句抽出部202は、検索条件入力部20
1により入力された自然文による検索条件の内容から検
索に利用される語句を抽出する。語句の抽出は形態素解
析機能等をもちいておこなう。
【0046】類似情報抽出部203は、語句抽出部20
2により抽出された語句に基づいて、検索条件入力部2
01により入力された自然文による検索条件の内容と類
似する内容の類似情報をデータベース200から抽出す
る。
【0047】検索条件の内容と類似する内容の類似情報
の抽出は、たとえば、各語句の出現する数をカウントし
たデータである頻度データ、1つの語句の各部分の出現
回数をカウントしたデータであるクラスター分布デー
タ、1つの語句の各部分の頻度の逆数を合計することに
よって計算される稀度データ等の複数の統計データをか
ら総合的に類似度を計算することによりおこなわれる。
【0048】表示部204は、類似情報抽出部203に
より抽出された類似情報の全部あるいは一部、および/
または、当該類似情報を表す情報、たとえば当該類似情
報の見出し情報等を類似度が高い順に並べて表示する。
表示は、たとえば、ディスプレイ108等に表示するこ
とによりおこなう。
【0049】また、要約指定部205は、類似情報抽出
部203により抽出された類似情報から1または複数の
類似情報を指定する。類似情報の指定は、たとえば、デ
ィスプレイ108に表示された類似情報をマウス112
でクリック等することによりおこなう。要約処理206
は、要約指定部205により指定された類似情報を要約
する。要約処理の具体的内容については、後述する。
【0050】また、その際、表示部204は、類似情報
抽出部203により抽出された類似情報の全部あるいは
一部、および/または、当該類似情報を表す情報、たと
えば当該類似情報の見出し情報等を類似度が高い順に並
べて表示するとともに、要約処理部206により要約さ
れた類似情報もあわせて表示する。特に、画面を区切っ
て同時に表示するようにするとよい。
【0051】また、記憶部207は、検索条件入力部2
01により入力された検索条件および/または類似情報
抽出部203により抽出された類似情報を記憶する。類
似情報の記憶は、たとえば、HDD(ハードディスクド
ライブ)104を制御してHD(ハードディスク)10
5に記憶することによりおこなわれる。
【0052】また、関連語表示部208と、検索条件入
力部201により入力された自然文による検索条件の内
容に関連する関連語を表示する。表示は、たとえば、デ
ィスプレイ108によりおこなわれる。関連語指定部2
09は、関連語表示部208により表示された関連語か
ら1または複数の関連語を指定する。関連語の指定は、
たとえば、マウス112でクリック等することによりお
こなう。
【0053】関連語追加部210は、関連語指定部20
9により指定された関連語を検索条件入力部201によ
り入力された検索条件の内容に追加する。追加され検索
条件は、検索条件入力部201により入力された検索条
件とともに表示し、それにより、追加されたことを示す
ようにするとよい。
【0054】また、語句表示部211は、語句抽出部2
02により抽出された語句を表示する。語句の表示は、
たとえば、ディスプレイ108等に表示することにより
おこなう。語句指定部212は、語句表示部211によ
り表示された語句から1または複数の語句を指定する。
語句の指定は、たとえば、マウス112でクリック等す
ることによりおこなう。
【0055】類義語表示部213は、語句指定部212
により指定された語句の類義語を表示する。類義語の表
示も、たとえば、ディスプレイ108等に表示すること
によりおこなう。類義語指定部214は、類義語表示部
213により表示された関連語から1または複数の類義
語を指定する。類義語の指定も、たとえば、マウス11
2でクリック等することによりおこなう。
【0056】類義語追加部215は、類義語指定部21
4により指定された類義語を語句抽出部202により抽
出された語句に追加する。追加された語句は、語句表示
部211により抽出された語句とともに(並べて)表示
するとよい。
【0057】また、重み変更部216は、語句指定部2
12により指定された語句の重要度を示す重みを変更す
る。重みの変更方法の内容については、後述する。
【0058】また、その際、類似情報抽出部203は、
重み変更部216により変更された重みに基づいて、検
索条件入力部201により入力された自然文による検索
条件の内容と類似する内容の類似情報をデータベース2
00から抽出する。
【0059】なお、検索条件入力部201、語句抽出部
202、類似情報抽出部203、表示部204、要約指
定部205、要約処理206、記憶部207、関連語表
示部208、関連語指定部209、関連語追加部21
0、語句表示部211、語句指定部212、類義語表示
部213、類義語指定部214、類義語追加部215、
重み変更部216は、それぞれ、ROM102、RAM
103またはハードディスク105、フロッピーディス
ク107、CDROM115等の記録媒体に記録された
プログラムに記載された命令にしたがってってCPU1
01等が命令処理を実行することにより、各部の機能を
実現するものである。
【0060】つぎに、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置の機能について説明する。本実施の形態
によるインターネット情報検索装置の主な機能として
は、「類似情報抽出機能」、「自動構築/自動更新
機能」「情報要約機能」がある。
【0061】(類似情報抽出機能)情報を探そうとす
るときに一番問題となるのは、その情報の正確なタイト
ルやキーワードがわからないことである。たとえ操作者
が以前に見たことがあるものであっても、検索する際に
忘れていることが多い。
【0062】類似情報抽出機能とは、意味や概念の類似
する文書を探しだす類似検索技術により実現したもの
で、その特長は、ふだん使っている文章を入力するだけ
で目的の情報はもちろん、それと内容の類似する情報も
見つけ出すことである。検索したい情報の記憶があいま
いであっても、確実に目的の情報を手に入れることがで
きる。
【0063】この機能によって、これまで意味が類似し
ているにもかかわらず見落とされていた情報の発見も可
能になる。これは、単にキーワードが一致した情報を探
しだすだけの従来の検索ソフトでは不可能なことであ
る。
【0064】(自動構築/自動更新機能)情報は、鮮
度が大切である。どんなにたくさんの情報をもっていて
も、それが古くてはほとんど役に立たないことが多い。
しかし、情報をいつも新しいものに保っておくのはかな
りの労力を要する。また、いつ更新されるかわからない
Web情報を絶えず監視しておくのも手間がかかる。
【0065】インターネット情報検索装置は、こうした
面倒な情報更新の作業をすべて自動化し、取り込んだ情
報をまずはじめに簡単な操作だけで「情報ボックス(文
書データベース)」にし、その更新のタイミング(日時
など)さえ設定するだけでよい。また、インターネット
からの情報の取り込みも自動化する。押さえておきたい
サイトと、そこへ訪問するスケジュールさえ指定すれ
ば、以後自動的に、更新された情報だけを取り込む。
【0066】このとき、追加されたWebのブックマー
クや履歴も自動的に「情報ボックス」へ反映される。し
かも、こうした設定を簡単なマウス操作だけでおこな
う。最初の簡単な設定だけで常に最新の情報を手に入
れ、“自分だけのデータベース”を発展させていくこと
ができる。
【0067】(情報要約機能)入手した情報の内容
を、その主旨に沿って正しく要約してくれるのが情報要
約機能である。情報要約機能は、単なる要約だけではな
く、目次、要約、本文をハイパーリンク付きで一覧で
き、構造的な文書把握をすることができる。これによっ
てニュースメールなど、文字量の多い情報の要点をすば
やく正確にとらえ、自分が知りたい情報のみを集中的に
知ることができる。
【0068】したがって、面倒で読むのをつい後回しに
してきた長文の情報であっても、ためらわずにその場で
目を通せるようになる。
【0069】さらに、目的のサイトへ簡単にたどりつけ
る便利なURLリンク集を添付し、好みのキーワードや
文章を入力し、URLリンク集を作成することができ
る。ユーザーはマウスをクリックして好みのジャンルの
リンクをたどっていくだけで、目的の情報へたどりつけ
ることができる。途中で気になる情報と出会ったらダウ
ンロードの設定をして「情報ボックス」の中へ入れる作
業をすることにより、“自分だけのデータベース”を作
成することができる。
【0070】本実施の形態に係るインターネット情報検
索装置は、たとえばつぎのような問題を抱えているユー
ザーに対して、効果的な解決策を提供する。
【0071】探したい情報の正確な言葉がわからな
い。 入手した情報をもっと役立てたい。 取り込んだWeb情報の整理が追いつかない。 ブラウザのブックマーク量が増大し整理が難しい。 以前見つけた情報の在りかがわからなくなった。 検索サイトからたどったリンクが切れていることが多
い。 必要なメールをすぐに見つけ出せない。 毎日送られてくるメールニュースをすべて読む時間が
ない。 メールの分類に苦労している。 ○10メーリングリストの中から必要なコメントだけピッ
クアップしたい。
【0072】図3は、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置の適用範囲の組み合わせを示す説明図で
ある。図3に示すように、インターネット利用によって
発生するこれらの問題を、本実施の形態によるインター
ネット情報検索装置は解決し、そのうえWeb情報をは
じめ、メール、パソコン通信ログ、あるいはハードディ
スク内などのさまざまな情報を収集して、アンケート結
果、掲示板の書き込み、ニュースメール、ホームペー
ジ、企画書、専門論文等を対象とした企画立案、調査、
趣味、勉強、就職活動、ショッピングといった幅広い用
途への応用が可能である。
【0073】図4は、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置の活用の事例を示す説明図である。図4
に示すように、ステップ1〜ステップ4までを実行する
ことにより、インターネットをより効率的かつ発展的に
活用することができる。
【0074】さらに、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置は、以下の機能を備える。
【0075】自然文インターフェイス機能、「情報ボッ
クス」の自動構築/自動更新機能、問い合わせ条件/取
得結果再利用「マイクリップ」機能、マルチフォーマッ
ト対応機能、メールデータ取り込み機能、インターネッ
ト自動巡回機能。
【0076】(自然文インターフェイス機能)インター
ネット情報検索装置は、問い合わせ条件欄に探したい情
報に関する文章を入力し、問い合わせボタンをクリック
することにより検索処理をおこなう。入力する文章は話
し言葉のような自然な文章でよい。また、たとえ正確な
内容がわからなくても、関係がありそうな文章を入力す
れば、それを元に類似検索技術を用いることにより、ユ
ーザーの意図に沿った情報を検索する。
【0077】そして、検索された情報は、問い合わせ内
容との類似度順に一覧表示される。また必要であれば、
そこに表示された情報そのものを再度問い合わせ条件に
して、さらに類似性の高い情報を検索することもでき
る。これは、単なるキーワードの一致ではなく文章の意
味や概念に基づいて情報抽出ができるからである。
【0078】(「情報ボックス」の自動構築/自動更新
機能)インターネット情報検索装置を利用するには、ま
ず取り込んだ情報を「情報ボックス」と名付けられた文
書データベースに取り込んでおく必要がある。情報ボッ
クスは、対象となる情報をマウスで指定するだけで自動
的に生成される。
【0079】さらにスケジュール機能によって、情報ボ
ックスは以後ユーザーが設定した通りのタイミングで自
動的に最新の状態に更新にされる。情報ボックスの作成
から更新まで手間がかからない快適環境を提供し、“自
分だけのデータベース”を作成することができる。
【0080】(問い合わせ条件/取得結果再利用「マイ
クリップ」機能)インターネットを利用していると、以
前に見つけた情報を再度調べたり、あるいはWebに追
加された関連情報をチェックする必要性が頻繁に生じ
る。本実施の形態によるインターネット情報検索装置で
は、情報を見つけ出すための問い合わせ条件や、それに
よって得た結果を保存・整理・再利用することができ
る。
【0081】このように、問い合わせ条件/取得結果再
利用機能が「マイクリップ」機能である。「マイクリッ
プ」機能により、毎日使うような場合でも、すぐに同じ
問い合わせ条件を呼び出すことができる。しかも「マイ
クリップ」機能は移動可能なファイルなので、オフィス
と自宅等、別の情報処理装置において利用したり、ある
いは同じ趣味の仲間どうしでそれを配布・交換し合うこ
とも可能である。
【0082】(マルチフォーマット対応機能)多数のユ
ーザーが利用するインターネットであり、そこには多種
多様なフォーマットの情報が流通している。本実施の形
態によるインターネット情報検索装置は、HTML(H
yperText Markup Language)
文書、PDF(Portable Document
Format)ファイル、ワープロソフト、表計算ソフ
ト等の各種アプリケーションでもちいられている文書フ
ォーマットなど、インターネットでよく利用されている
ほとんどの文書フォーマットをサポートする。したがっ
て、ユーザーは形式の違いを意識することなく情報を入
手・活用することができる。
【0083】(メールデータ取り込み機能)情報交換は
電子メールでおこなっているユーザーも多く、今や電子
メールは重要な情報源である。インターネット情報検索
装置は、そのような電子メールからの情報入手もおこな
うことできる。
【0084】各種メーラーアプリケーションに対応し、
それぞれのメーラーのメールボックスを選択しその種類
を指定するだけで、情報ボックスに取り込むことがで
き、それらを自分の情報源として活用することができ
る。
【0085】(インターネット自動巡回機能)インター
ネット情報検索装置は、よく訪れるWebサイトへのア
クセスは自動化するインターネット自動巡回機能を搭載
した。この機能を利用すれば、指定した複数のWebサ
イトの最新情報を一括して入手することができる。いっ
たん設定しておくだけで以後自動的に情報の取り込みが
おこなわれるので、ユーザーは意識することなく情報を
常に最新の状態に保つことできる。しかもこの情報の取
り込みは、Webブラウザのブックマークや履歴からも
自動的におこなうよう設定できる。
【0086】つぎに、上述した各機能の具体的内容につ
いて、本実施の形態によるインターネット情報検索装置
の表示画面をもちいて詳細に説明する。
【0087】(「問い合わせ」ユーザーインターフェイ
ス)図5は、本実施の形態によるインターネット情報検
索装置の表示画面の一例である。図5に示すように、何
か知りたい情報が発生したときに、すぐ問い合わせをか
けられるよう、「問い合わせ条件」欄501に情報ニー
ズを記入して、「問い合わせ」ボタン502をクリック
するだけ、という簡単なユーザーインターフェイスを実
現している。
【0088】(どのような長さの自然文にも対応した
「問い合わせ条件」)従来の一般的な自然文検索サービ
スにおいては、対応できる文長に制限があった。本実施
の形態によるインターネット情報検索装置では、そのよ
うな制限はない。したがって、既存の文書などをまるご
と問い合わせ条件にすることも可能である。
【0089】(問い合わせ条件への類似度に応じた結果
リスト)問い合わせの結果は、問い合わせに対して、内
容的にもっとも類似したものから、内容的に少しだけで
も類似もしくは関連したものまで、類似度順に表示す
る。パラメータ表示(503)で視覚的に類似度を示す
ので、類似性の距離感をもって、結果を閲覧することが
できる。
【0090】(元のドキュメントのレイアウトをそのま
まに表示するビューア)結果リストから選択した情報の
内容は、ビューア504で閲覧することができる。本実
施の形態によるインターネット情報検索装置のビューア
504は、HTMLはもちろんのこと、各種ワープロソ
フト、表計算ソフト等、数多くのフォーマットを、レイ
アウトそのままに表示することができる。
【0091】特にインターネット上のホームページは、
画像も含めてブラウザ上で表示されるイメージそのもの
を表示する。それ以外の対応フォーマットはテキストで
表示する。
【0092】また、日常のWebサーフィンやブックマ
ークが活用のベースになる。すなわち、本実施の形態に
よるインターネット情報検索装置は、対象とするインタ
ーネット情報を自動巡回機能で収集するだけでなく、意
識的にダウンロードしなくても、日常のWebサーフィ
ンやブックマーク追加をおこなうだけで、問い合わせの
対象となる情報を自動的に更新する。したがって、意識
的に操作する必要なく、いつもおこなっている作業か
ら、自分だけのデータベースを発展させていくことがで
きる。そのための機能として以下のものある。
【0093】(インターネット情報を格納する情報ボッ
クス)インターネット情報検索装置では、インターネッ
ト情報などに含まれるコンセプト(概念)を抽出し格納
することにより、効率的な問い合わせやインテリジェン
トな情報発掘を実現する。このコンセプトを格納する単
位を「情報ボックス」という。
【0094】したがって、インターネットに散在する知
識をパーソナライズして格納するデータベースとなる。
情報ボックスは日本語/英語の両言語に対応しており、
情報ボックスの作成時に言語を選択する。
【0095】(情報ボックスを簡単に操作する「情報ボ
ックスマネージャー」)情報ボックスの操作/編集用
に、「情報ボックスマネージャー」を備える。図6に示
すのが、情報ボックスマネージャーの表示画面の一例で
ある。この情報ボックスマネージャーにより自分だけの
情報の宝庫である情報ボックスの新規作成/対象情報の
追加/更新スケジュール設定などが可能である。
【0096】(Webブラウザの履歴やブックマークの
自動反映)Webブラウザの履歴やブックマークあるい
はブックマークフォルダ全体を自動的に「情報ボック
ス」の対象とすることができる。「情報ボックス」の編
集機能により、一度対象設定すれば、Webブラウザの
履歴とブックマークに登録されているURLを自動的に
取り込み、デフォルト時で1階層(ユーザーによる変更
可能)の自動巡回をおこなう。巡回結果は自動的に情報
ボックスに更新されるので、ユーザーは通常のWebサ
ーフィンや気になったホームページをブックマークする
ことにより、あとは自動的に情報ボックスの内容を更新
することができる。
【0097】(関心分野別のURLリンク集の提供)イ
ンターネットで関心のある情報を集めたいが、どこから
始めてよいかわからないユーザーのために、目的別に厳
選したURLリンク集を用意する。さらに、多数の目的
/関心分野を添付する。リンク先の内容を、自動巡回の
対象として取捨選択することが可能なので、独自の情報
ボックスを、関心をもっている分野別に作成することが
できる。リンク集の内容のカスタマイズ(URLの追加
/削除)も可能である。
【0098】(複数のWeb検索エンジンからのリスト
取得をサポート)URLリンク集のカスタマイズをおこ
なう際に、どのURLを登録すればよいのかについて、
その際のナビゲーションとして、既存のWeb検索エン
ジンを利用できる。キーワード入力もしくは自然文入力
による検索条件を設定して、登録されている複数の主要
なWeb検索サービスに自動的に発行、結果リストを同
時に取得し、リンク集をカスタマイズするときの選択肢
として提示する。ここから関心を持ったURL情報を取
得し、問い合わせの対象とすることができる。
【0099】(柔軟な設定が可能な自動巡回機能)リン
ク集のURLの1階層だけでなく、さらにそのWeb情
報のリンクをたどって、複数の階層にわたるWeb情報
を対象とすることができる。階層の設定はURLごとや
フォルダごとに任意に設定することが可能である。これ
はWebブラウザのブックマークから取り込んだURL
に対しても同様である。この機能により、ユーザーはよ
り広い範囲のWeb情報を取り込むことが可能になる。
【0100】本実施の形態によるインターネット情報検
索装置は、気になる分野の最新情報を定期的にチェック
することができる。一度見つけた情報を後日またチェッ
クする必要が生じる。または、新規にWebに追加され
た関連情報をチェックしたい場合がある。以下に説明す
る機能をもちいて、情報を見つけ出すための問い合わせ
条件や、それによって得た結果を保存・整理・再利用す
ることができる。
【0101】(問い合わせ条件や結果を保存し、再利用
する「マイクリップ」)一度問い合わせした条件および
結果を、図7に示す登録画面(登録ダイアログボック
ス)701をもちいてそれぞれ保存し、後日再活用する
ことが可能である。この機能が上述した「マイクリッ
プ」機能である。
【0102】条件のみを保存し、その都度問い合わせを
おこなう保存形式と、条件および結果を保存する形式の
2つがある。前者の保存形式のマイクリップでは、相対
的な時間指定も含むことができるので、オンラインニュ
ースサイトなどで毎日変化するコンテンツを対象とし
て、「最新1週間の記事」や「今日の記事」といった新
規情報チェックも可能である。
【0103】(最新情報をさまざまな観点でチェックで
きる結果リスト)図8に示すように、自動的に更新され
た情報ボックスを対象として、新規の情報が追加された
結果リスト801が取得できる。この結果リスト801
は、デフォルトでは類似度で順位付けされているが、日
付や見出しでソートできるので、多角的な観点でチェッ
クが可能である。
【0104】(「マイクリップ」の共有)マイクリップ
に登録した「問い合わせ条件」は、他人と共有すること
が可能である。個人で利用したマイクリップを他人へ提
供するといった使い方ができる。
【0105】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、Webからローカルファイルまで、多
様なメディアを収集/蓄積/活用する。情報ボックスに
は、Webサーバー上のHTMLデータだけでなく、メ
ールデータ、パソコン通信の掲示板書き込み、電子メー
ルニュース、ローカルファイルを収集することができ
る。
【0106】そして、ユーザーは、それらのメディア種
別やフォーマットを気にすることなく、問い合わせ条件
の観点のみから、情報を再活用することができるので、
ユーザーが何か情報を探したり、作業を始めるときの出
発点(ポータルアプリケーション)といえる。
【0107】(メールデータの取り込みと対応するメー
ラー種別)メールデータは、ローカルディスクに保管さ
れているメールボックスを指定するだけで、情報ボック
スへメールの一件一件を自動的に反映および更新する。
また、電子メールニュースは1件に複数のトピックが記
載されていることが多いため、実際に欲しい情報を表示
するために、まず「該当するメールを探し」、つぎに
「メール内で記載されている場所を探す」の2段階の作
業が必要となる。そこで、電子メールニュースの専用カ
ッターを利用し、トピックごとに自動でメールを分割し
て情報ボックスへ登録することができる。
【0108】(パソコン通信掲示板/メールの取り込み
と対応するパソコン通信種別)パソコン通信ログも、1
ファイルに複数のトピックが記載されていることが多い
ため、実際に欲しい情報を表示するために、まず「該当
するファイルを探し」、つぎに「ファイル内で記載され
ている場所を探す」の2段階の作業が必要となる。そこ
で同様に、通信ログの専用カッターを利用し、トピック
ごとに自動でファイルを分割して情報ボックスへ登録す
ることができる。これは、通信ログを対象として、情報
ボックスへ設定する。
【0109】(ログカッターのカスタマイズ機能)電子
メールニュースや通信ログの分割は、あらかじめ指定さ
れた定義ファイルに記述された文法(デリミタ)に基づ
いて実行される。ユーザーはテキストエディタを利用し
て定義ファイルを編集し、カッターの追加・修正をおこ
なうことができる。
【0110】(豊富な文書フォーマットへの対応)問い
合わせ可能な文書フォーマットとして、多種多様なフォ
ーマットへ対応している。対応する文書フォーマットと
しては、各種ワープロソフト文書、グラフィックソフト
文書のほか、PDF1.2(*.pdf)ファイル、テ
キスト文書(*.txt)ファイル、表計算文書(*.
slk)ファイル、HTML文書(*.htm)ファイ
ル等がある。
【0111】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、各種メディアすべてから一度に欲しい
情報へアクセスすることができるよう以下の機能を備え
る。したがって、さまざまなメディアから、蓄積された
さまざまな対象情報に対して、横断的に問い合わせをす
ることを可能にした。
【0112】(情報ボックスが対象とする情報種別の柔
軟な設定)情報ボックスマネージャーから、各種メディ
アの情報を一つの情報ボックスに反映することもでき、
メディアごとに情報ボックスを分割することもできる。
このような柔軟な対象情報設定機能により、ユーザーが
自由に情報ボックスの範囲を設定することができる。そ
の状態を示したのが図9である。
【0113】(問い合わせ対象とする情報ボックスの複
数選択)一つの情報ボックスには、テキスト量換算で3
00MBまでの情報を反映することができ、また、問い
合わせ時に同時に選択できる情報ボックスは最大5個ま
で設定できる。したがって、メディアごとに情報ボック
スを分割していても、問い合わせ時に横断的に問い合わ
せることが可能である。
【0114】(よく使う情報ボックスの組み合わせを登
録)よく使う情報ボックスの組み合わせを登録しておく
登録セット機能であり、問い合わせ目的に応じて、図1
0に示す情報ボックスの選択ダイアログボックス100
1をもちいて、瞬時に情報ボックスを切り替えることが
可能である。情報ボックスを1からすべて選択する手間
を必要とせず、問い合わせの効率が格段に向上する。
【0115】また、本実施の形態によるインターネット
検索情報装置は、得られた情報を、元のアプリケーショ
ンで呼び出すことができる。問い合わせた結果の情報を
再利用したいという場面は必ず発生する。そのとき、そ
の情報のフォーマットに適したアプリケーションで、元
の情報を呼び出すことにより、パソコンでおこなう作業
の出発点となる。
【0116】(問い合わせ結果リストからのツール起
動)問い合わせ結果リストで、対象とする結果を選択し
て、ショートカットメニュー−ツール起動もしくは、メ
ニュー−ツール起動から、フォーマットに関連付けされ
ているアプリケーションを自動起動し、元の情報を呼び
出すことができる。
【0117】情報ボックスは、最初に対象とする情報の
設定をおこなっておけば、あとは自動的に作成/更新が
おこなわれる。ユーザーは最初に設定し、あとはいつも
通り使用し続けるだけで、情報ボックスは発展していく
ことになる。
【0118】(情報ボックスの作成/更新スケジュール
設定)情報ボックスは、作成や更新をおこなうタイミン
グをスケジューリングできる。一度設定しておけば、対
象となるメディアなどに情報が追加されていた場合、そ
の更新分を自動的に、設定したタイミングで反映してい
くので、ユーザーは特に意識をしなくても、情報ボック
スには自動的にコンセプトが格納されていく。
【0119】スケジュール設定項目は、処理内容(更新
/再作成)と日時設定(一回)、毎日の定時設定、毎週
の曜日/定時設定である。図11は、スケジュール設定
項目を表示したダイアログボックス1101を示す。
【0120】さらに、どのような初心者ユーザーにも簡
単に使用することができるようにさまざまな支援機能を
備えている。
【0121】(対話作成による情報ボックスの作成支
援)情報ボックスをもっと手軽に、そして分かりやすく
作成できるよう、図12に示すような、対話形式により
情報ボックスが作成できるウィザードを備える。ユーザ
ーはウィザードにしたがってって操作を進めるだけで、
簡単に情報ボックスを作成することができる。
【0122】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、あいまいな問い合わせ内容でも自然な
言葉で、関連情報や語彙を一挙に提示することができ
る。問い合わせ文の内容との類似性によって、関連情報
の結果を取得する。このとき、関連する語彙(関連語)
を情報ボックスごとに、その場で自動学習することも可
能なので、思いついた表現と異なるが、意味的に関連す
る情報まで取得することができる。このような機能によ
り、ユーザーは探したかった情報だけでなく、思いもよ
らない新鮮な情報をも発見することができる。
【0123】(関連する語彙を自動的に抽出する関連語
拡張)たとえば「昨日の野球の試合結果」という問い合
わせをおこなった場合に、意味的には類似していても、
まったくその問い合わせ文と異なる語彙からなる情報も
あり得る。「広島対巨人、0−1、広島市民球場、勝ち
投手、桑田、負け投手、佐々岡」といったような情報し
かない場合である。
【0124】従来の一般の検索ソフトウェアでは事前に
シソーラス(類義語)辞書を準備して、シソーラス拡張
をおこなうという解決をおこなってた。しかし、これで
は特殊な語彙から構成される情報や、言葉の変遷には対
応できない。
【0125】図13に示すような関連語の追加ダイアロ
グボックス1301をもちいて、問い合わせ文と非常に
強い関連性をもつコンセプトを、選択している情報ボッ
クスに格納されている中から、自動的に抽出することに
より、事前になんら調整作業をおこなわなくとも、対象
とする情報にマッチした関連語の自動追加が問い合わせ
文に対しておこなわれるので、ユーザーの意識している
情報だけでなく、関連のある情報はすべて取得できる。
その結果、思いもよらない情報を発見することができる
に出会うことができる。
【0126】(語彙空間にユーザーの意図を反映する語
句編集)問い合わせ文に含まれるコンセプトを自動解析
するが、そのコンセプトに対して、特別にユーザーがバ
イアスをかけたい場合もある。そのような場合に、解析
されたコンセプトの編集や重み変更が可能である。+の
重みを追加すると、そのコンセプトを含む情報を上位の
類似度に上げ、−の重みを追加すると、そのコンセプト
を含む情報を下位に下げていく。
【0127】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、問い合わせた結果をまた条件にするフ
ィードバックでさらなる関連情報を獲得することができ
る。すなわち、問い合わせ文の長さに制限がないことか
ら、従来にはまったくなかった操作性を実現する。問い
合わせた結果を再度問い合わせ条件とするというフィー
ドバックが可能になり、これにより、ユーザーは対象と
する情報ボックスの中での情報の関連をサーフィンして
いく(繰り返しおこなっていく)ことが可能になる。
【0128】(問い合わせ結果からの条件フィードバッ
ク)図14に示すように、問い合わせ結果リストから、
一つの情報を選択して、直接問い合わせボタン1401
をクリックする、もしくは、結果読込ボタン1402を
押して内容を修正してから問い合わせボタン1401を
クリックすることで、関連情報を次々とサーフィンして
いくことが可能である。
【0129】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、瞬時に複数のドキュメントの全体を把
握できる高精度要約ビューを備える。関連情報が数多く
取得され、通常は類似度順に閲覧していくが、限られた
時間の中で、必要な箇所だけ閲覧したいというニーズに
応え、精度の向上した要約機能を搭載してる。
【0130】(高精度文書要約機能)複数の問い合わせ
結果から自動的に、目次と要約を生成する。これは、情
報内容の要点を自動的にまとめてくれるもので、文章の
構造をこわすことなく、文中で重要度の低い部分のみを
排除するという高度な文章構造解析技術を駆使した要約
機能である。
【0131】したがって、単なる重要文の抽出だけをサ
ポートした他社の要約機能では得られなかった、情報内
容のすばやく正確な把握が可能である。しかも要約の際
に、目次が自動的に生成されるので、要約文や元の情報
内容(本文)の把握を容易におこなうことができる。さ
らに、図15に示すような、目次1501、要約150
2、本文1503にはハイパーリンクも自動的に設定さ
れるため、必要とする情報を瞬時にとらえることができ
る。
【0132】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、統計的にドキュメントの概念を解析す
る。文章の意味や概念の類似性で情報を抽出する技術
は、問い合わせしたい内容と問い合わせ対象となってい
る文書が、どれだけ似ているかを計算する統計処理技術
をもちいる。
【0133】まず、文書からまとまって意味を持ってい
る語句(複合名詞句等(例:「機会均等法」等))を自
動的に見つける。つぎに、語句の文書群における重要度
を判定し、文書ごとにこのような語句の語彙空間を抽出
する。そして、語彙空間どうしの類似性を判定する。
【0134】したがって、従来の検索システムが、キー
ワードが文書中に入っているかどうかを論理的に判定し
(部分的にキーワードが含まれていれば真となるのでノ
イズが大きい)、絞り込み作業を何度も繰り返して、欲
しい文書を絞り込むものであったのに対して、本実施の
形態によるインターネット情報検索装置を利用すれば、
どのような長さでも自然文で問い合わせ要求を表現で
き、概念(コンセプト)の類似度で判定するので、問い
合わせ結果が最適な順序で表される。
【0135】また、形態素解析の技術をさらに発展させ
た語彙解析技術を使っており、単独の語彙で意味があ
り、さらに組み合わされることで別の意味を持つ言語の
特性に着目している。ここで適切な語彙単位を認識する
ことが統計的な処理の精度を高めることができる。
【0136】また、本実施の形態によるインターネット
情報検索装置は、文章構造を解析し、目次生成や文の縮
退まで実現する高精度文書要約技術を採用している。
【0137】すなわち、文章の論理構造を解析する。
「第1章」といった章立て表現、改行や空白行による段
落、「・」による箇条書きなど、文章中の論理構造表現
の解析をおこない、意味的な解析とあわせてることでよ
り正しい要約文を生成する。
【0138】また、文の主題を解析し、高精度な日本語
要約を実現する。指示詞や接続助詞等の「つなぎ言葉」
を解析し、文の主題を解析する機能を強化し、従来の要
約機能と比較して、さらに高い要約精度を実現する。
【0139】また、文の骨格を解析し、本格的な長文短
縮を実現する。修飾語などの本題と関連の薄い部分を判
別し、長文から重要なフレーズ、文の骨格だけを残すこ
とが可能となり、長文を短く要約した場合でも文の主題
を損なわず、明確で速読しやすい要約文を生成すること
ができる。長文短縮で要約された箇所は「私は...成
功した」のように明示的に表現される。
【0140】論旨の流れを解析し、指示、引用関係を損
なわない要約を実現する。従来手法による要約では、
「こそあど」や引用符号、接続詞などで結びついている
直前の文が脱落して、原文と文意の異なる要約結果を生
成してしまうことがあったが、これに対して、「論旨の
流れの解析」により、要約された場合でも論旨を損なわ
れにくい要約機能を実現する。
【0141】つぎに、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置の操作の手順について説明する。本実施
の形態によるインターネット情報検索装置で情報を検索
するには、問い合わせに必要な情報ボックスを作成する
必要がある。
【0142】(情報ボックスを作成する前に)ここで、
情報ボックスとは、インターネットおよびハードディス
クから収集したさまざまな情報をもとに、インターネッ
ト情報検索装置で問い合わせができるように構築された
データベースである。インターネット情報検索装置は、
入力された問い合わせ条件に対し、情報ボックスから類
似する情報を検索する。
【0143】情報ボックスのもととなる文書としては、
WWW(World WideWeb)、メール、
ファイル、通信ログの4つが考えられ、これらを情
報源とする。1つの情報ボックスの中には、複数の情報
源からデータを取り込むことができるので、インターネ
ット情報検索装置では、データの種類を意識することな
く必要な情報を検索することができる。
【0144】各情報源から取り込めるデータは以下の通
りである。 WWW:自動巡回機能を使ってインターネットからダ
ウンロードしたHTML(HyperText Mar
kup Language)ファイルおよびブラウザが
保存したキャッシュファイルも対象となる。
【0145】ブラウザのブックマークや履歴、操作者が
作成したリンク集のサイトを作成元とすると、そこに登
録されているURLにアクセスしてデータをダウンロー
ドする。それを元に情報ボックスが作成される。
【0146】メール:メールソフトで送信または受信
したメールが対象となる。
【0147】ファイル:各種ワープロソフトウエア、
表計算ソフトウエア、その他グラフィックソフトウエア
等により作成されたファイルが対象となる。また、共通
化されたファイル、たとえばテキストファイルやPDF
ファイル等も対象となる。
【0148】通信ログ:各種パソコン通信の通信ログ
が対象となる。
【0149】(情報ボックスを作成する)対話作成をも
ちいて、以下の操作(1)〜(10)の手順で、質問に
答えていくことにより、情報ボックスを作成する。
【0150】操作(1):インターネット情報検索アプ
リケーションを起動する。この場合、OSのデスクトッ
プ上にあるインターネット情報検索アプリケーションの
アイコンをクリックすることにより、あるいは、起動フ
ァイルを指定することにより、起動する。
【0151】操作(2):情報ボックスの対話作成を開
始する。すなわち、図16に示すような対話作成−設定
開始ダイアログボックス1600を表示させる。
【0152】操作(3):情報源を選択する。「情報源
を選択する」のチェックボックス1601をオンにし、
さらに、複数の情報源のチェックボックス1602〜1
605のうち、所望の情報源のチェックボックスをオン
にすることにより情報源を選択する。ここで、複数の情
報源を選択することもできる。選択終了後、「進む」ボ
タン1610をクリックする。
【0153】操作(4):情報ボックスに取り込むアイ
テムを指定する。図17に示すように、情報源のブラウ
ザのブックマーク・履歴・キャッシュの情報が表示され
る。図17において、「情報源」欄1701に表示され
た情報源から所望の項目を選択(クリック)し、その
後、「追加」ボタン1702をクリックすると、選択さ
れた情報源の項目が「追加するアイテム」欄1703に
表示される。複数の項目を選択する場合は、同様の操作
を繰り返しおこなう。
【0154】操作(5):収集方法を設定する。インタ
ーネット上から情報を収集する方法を設定する。「追加
するアイテム」欄1703から収集方法を設定するアイ
テムを選択して、「詳細設定」ボタン1704をクリッ
クすると、図示を省略する収集法方変更のダイアログボ
ックスが表示される。そこで、各項目を設定する。
【0155】各項目として、選択しているフォルダのサ
ブフォルダ内のサイトも情報ボックスを作成する対象と
するかしないかを設定する。オンにすると、サブフォル
ダ内のサイトも情報ボックスを作成する対象となる。
【0156】また、追加するアイテムでブックマークフ
ォルダを選択した場合は、サイト名が表示される。ま
た、追加するアイテムでブックマークが選択された場合
は、URL名が表示される。
【0157】また、自動巡回の設定において、ブックマ
ークフォルダ内にあるサイトのURLを1階層目とし、
何階層目までリンクをたどって情報を収集するかを設定
する。
【0158】また、別のサーバーへリンクが張られてい
る場合、巡回する範囲を同一サーバーのみに制限するか
しないかを設定する。
【0159】また、HTMLファイルに指定されている
タグの中で、データをダウンロードするタグの種類を選
択する。
【0160】操作(6):情報ボックスに取り込むアイ
テムを確認する。上記操作(4)で指定したアイテムが
一覧される。内容が正しければ、「進む」ボタン170
5をクリックっして、つぎにへ進む。
【0161】操作(7):情報ボックス名を設定する。
以下の各項目を設定する。
【0162】情報ボックス名:作成する情報ボックス
に付ける名前をたとえば全角32文字(半角64文字)
以内で入力する。ここで、同じ名前の情報ボックスを複
数作ることはできない。
【0163】作成先フォルダ:情報ボックスを作成す
るフォルダが表示され、図示を省略する変更ボタンをク
リックすると図示を省略するフォルダの参照ダイアログ
ボックスが表示され、作成先フォルダを変更することが
できる。
【0164】言語:日本語または英語のどちらの情報
ボックスを作成するかを選択する。
【0165】操作(8):スケジュール処理を設定す
る。以下の各項目を設定する。
【0166】スケジュール設定をおこなう処理内容を
選択する。ここで、「しない」を選択すると、スケジュ
ール処理をおこなわない。更新や再作成をおこなう場合
は、手動にておこなう。また、ここで、「更新」を選択
すると、情報ボックスに取り込むアイテムを変更した場
合、変更された情報だけを更新する。また、ここで、
「再作成」を選択すると、情報ボックスを初めから作成
し直す。
【0167】更新または再作成を自動的におこなう日
時を設定する。ここで、特定の日時に処理をおこないた
い場合は、「日時設定」を選択する。また、ここで、毎
日決められた時刻に処理をおこないたい場合は、「毎
日」を選択する。また、ここで、毎週決められた曜日・
時刻に処理をおこないたい場合は、「毎週」を選択す
る。
【0168】操作(9):情報ボックスの作成を開始す
る。図示を省略する「情報ボックスを作成する」ボタン
をオンすると、インターネットに接続し、自動巡回して
情報を収集する。収集した文書をもとに情報ボックスの
作成開始される。
【0169】操作(10):情報ボックスを作成された
ことを確認する。情報ボックスの選択ダイアログボック
ス1800を表示し、作成した情報ボックスの選択可否
(属性)を確認する。「○」は作成終了を示し、「×
(作成中)」は現在作成中であることを示す。作成終了
(済み)の情報ボックスは、問い合わせに利用すること
ができる。
【0170】(文書を入力して問い合わせる)以下の操
作(1)〜(8)の手順で、類似する情報を情報ボック
スから検索するための問い合わせをおこなう。
【0171】操作(1):インターネット情報検索アプ
リケーションを起動する。この場合、OS(Opera
ting System)のデスクトップ上にあるイン
ターネット情報検索アプリケーションのアイコンをクリ
ックすることにより、あるいは、起動ファイルを指定す
ることにより、起動する。
【0172】操作(2):問い合わせに利用する情報ボ
ックスを選択する。図18に示したような情報ボックス
の選択ダイアログボックス1800に表示された情報ボ
ックスから問い合わせに利用する情報ボックスをオンに
して、「OK」ボタン1801をクリックする。
【0173】操作(3):問い合わせ文を入力する。図
19の「問い合わせ条件」欄1901に文書を入力す
る。ここでは、「A社の新製品について知りたい」と入
力する。
【0174】操作(4):図19の「問い合わせ開始」
ボタン1902をクリックし、問い合わせを実行する。
【0175】操作(5):問い合わせ結果の文書をビュ
ーアで確認する。問い合わせの結果の一覧が、図20の
「結果リスト」欄2001に表示される。最初はもっと
も類似度の高い文書の内容がビューア2002に表示さ
れる。「結果リスト」欄2001の左端に表示される順
位は、類似度の順位を示し、順位が低くなるほど類似度
が低くなる。
【0176】また、「問い合わせ条件」欄1901の表
示/非表示を切り替えることができる。「問い合わせ条
件」欄1901を非表示にすることにより、「結果リス
ト」欄2001とビューア2002を広く表示すること
ができる。
【0177】また、ビューア2002の表示/非表示を
切り替えることができる。ビューア2002を非表示に
することにより、「問い合わせ条件」欄1901と「結
果リスト」欄2001とビューア2002を広く表示す
ることができる。
【0178】また、ビューア2002を別ウインドウで
表示することができる。文書内容を画面全体で表示させ
る場合や、複数の文書の内容を同時に表示させる場合に
便利である。
【0179】「結果リスト」欄2001に表示された文
書の見出しをクリックすることにより、クリックされた
文書の内容がビューア2002に表示される。また、別
の文書の見出しをクリックすることにより、ビューア2
002に表示される内容も切り替わる。
【0180】また、問い合わせ結果の文書を拡張子で関
連付けられているアプリケーションを起動して表示する
こともできる。
【0181】また、画面の分割方法を変えることもでき
る。図21に示す画面分割切り替えのダイアログボック
ス2100をもちいて、「問い合わせ条件」欄190
1、「結果リスト」欄2001、ビューア2002の配
置を変更することができる。具体的には、ダイアログボ
ックス2101の分割方法の配置方法(a)〜(b)の
中から所望の方法を選択することにより変更する。
【0182】また、「問い合わせ条件」欄1901と
「結果リスト」欄2001の境界線、「結果リスト」欄
2001とビューア2002の境界線にポインタをあわ
せてドラッグすることにより、境界線を自由に変更し
て、各領域の大きさを変更することができる。
【0183】上記操作(1)〜(5)をおこなうことに
より、問い合わせがおこなわれるが、再度の問い合わせ
をおこなう場合は、以下のような操作をおこなう。
【0184】操作(6):問い合わせ条件の文章を変更
して問い合わせる。まず、問い合わせ文を変更し、問い
合わせ結果がどのように変化するか確認することができ
る。
【0185】操作(7):問い合わせ結果をもとに類似
文書を検索する。「結果リスト」欄2001で問い合わ
せ条件にしたい文書の見出しをクリックして選択する。
それにより、当該文書の見出しは反転表示される。その
状態で、「問い合わせ開始」ボタン1902をクリック
すると、当該文書が「問い合わせ条件」欄1901に読
み込まれ、問い合わせが実行される。
【0186】その問い合わせ結果が「結果リスト」20
01に表示され、もっとも類似度の高い文書の内容がビ
ューア2002に表示される。さらに繰り返して問い合
わせ結果の文書を利用して問い合わせることができる。
【0187】操作(8):「←(前の問い合わせ結
果)」ボタン2003をクリックすることにより1つ前
の問い合わせ結果を表示する。もう一度「←(前の問い
合わせ結果)」ボタン2003をクリックすると、もう
1つ前の問い合わせ結果を表示する。また、「→(つぎ
の問い合わせ結果)」ボタン2004をクリックするこ
とにより1つ先の問い合わせ結果を表示する。
【0188】(検索した情報を効率よく見る)ビューア
2002の上部にある3つのボタン2005、200
6、2007は、表示を切り替えるボタンである。文書
のポイントを強調したり、抜粋して表示したりするため
にもちいる。
【0189】「トピックを強調表示」ボタン2006を
クリックすると、トピック文が他の文と違った色・書体
で表示される。表示はテキスト表示だけとなる。
【0190】また、抽出率を設定することができる。図
22および図23に示すように、トピック文を強調表示
すると、ビューア2002の上部にトピックの抽出率を
設定する欄が出現する。この欄の数値を変更することに
より抽出率を設定する。
【0191】図22は、文の数で指定しており、その数
「10」が指定され表示されている。一方、図23は、
原文に対する比率で指定しており、その抽出率「30
(%)」が表示されている。
【0192】また、「トピックのみを表示」ボタン20
06をクリックすることにより、トピック文だけを抜粋
して表示することもできる。この場合、抽出率について
は、「トピックを強調表示」ボタン2005がクリック
された場合と同様である。
【0193】また、「抽出語句を強調」ボタン2004
をクリックすることにより、問い合わせに有効なものと
して問い合わせ文から抽出された語句を強調表示させる
ことができる。この場合、問い合わせ文から抽出された
語句だけが他と違った色・書体で表示される。
【0194】強調表示の書式を設定することができる。
これによりどのような書体や色で表示するか自由に設定
することができる。
【0195】また、文書の構造を分析して情報関連をた
どることができる。検索した文書の構造を分析して表示
することができる。図24に示すように、抽出した目次
2401、要約2402、全文2403の3つに画面を
分けて表示する。
【0196】目次2401において、詳しく読みたいと
ころを選択すると、右上の画面(要約)2402にその
部分の要約が表示される。要約部分で、さらに詳しく読
みたいところを選択すると、右下の画面(全文)240
3にその部分の全文が表示される。
【0197】つぎに、本実施の形態によるインターネッ
ト情報検索装置の操作の中心となる問い合わせ操作の方
法について説明する。問い合わせ方法として、たとえ
ば、以下のものが考えられる。
【0198】(1)見出しや本文に特定の語句を持つ文
書に絞り込む。 (2)キーとなる言葉を追加して問い合わせる。 (3)語句の重要度を変えて問い合わせる。 (4)ファイルに保存されている文書を条件として利用
する。 (5)以前の問い合わせ条件や結果を読み出す。 以下、これらの方法の具体的内容について説明する。
【0199】((1)見出しや本文に特定の語句を持つ
文書に絞り込む。)これは、見出しや本文に必ず含めた
い語句がある場合に設定する。したがって、検索する文
書の条件が明確な場合にもちいることができる。
【0200】まず、図25に示すように、問い合わせ文
を「問い合わせ条件」欄1901に入力する。その後、
「絞込の条件の設定」ボタン2501をクリックする
と、図26に示す絞込条件の設定のダイアログボックス
2600が表示される。
【0201】図26のダイアログボックス2600に
は、「本文」2601、「作成者」欄2602、「見出
し」欄2603、「キーワード」欄2604、「更新
日」欄2605があり、それぞれに絞込条件を設定する
ことができる。図26においては、「見出し」欄260
3に「Jnet」と入力していることを示す。その後
「OK」ボタン2606をクリックすることにより、絞
込設定が完了する。
【0202】その後、「問い合わせ開始」ボタン190
2をクリックすることにより問い合わせを実行する。
【0203】((2)キーとなる言葉を追加して問い合
わせる。)問い合わせ文から問い合わせに利用される語
句が抽出される。この抽出された語句を編集することに
より、より精度の高い問い合わせをおこなうことができ
る。
【0204】言葉を追加する際、以下の言葉を追加する
ことができる。 自分で考えた言葉を追加する。 関連語を追加する。 類義語を追加する。
【0205】自分で考えた言葉を追加する。この場
合、まず、問い合わせ条件を入力する。ここでは、「ワ
ープロではがきを作成する。」という文章を入力する。
その後、語句モードを表示させると、図27に示すよう
に、抽出語句リストに、問い合わせ条件に入力した文章
から抽出された語句が表示される。
【0206】その後、「新規追加」ボタン2701をク
リックすることにより、図28に示すように、抽出語句
リストに表示された語句のつぎの行2801が語句を入
力できる状態にその表示が変化する。
【0207】その行2801に問い合わせ条件として追
加する語句を入力する。図29に示すように、ここでは
「印刷」と入力する。入力後、Enterキーを押下す
るか、入力欄の外をクリックすれば、抽出語句が確定す
る。その後、問い合わせを実行することにより問い合わ
せ処理は完了する。
【0208】関連語を追加する。関連語とは、問い合
わせ先の情報ボックスの中で、問い合わせ条件の内容と
類似した文書の中によく登場する語句のことである。そ
のため抽出される関連語は問い合わせ先の情報ボックス
の内容によって異なる。
【0209】また、関連度とは、関連語が問い合わせ文
とどのくらい関連があるかを数値で表したものである。
関連度の数値が高いものほど、問い合わせ条件の内容と
より関連があるといえる。
【0210】この場合も、自分で考えた言葉を追加す
る際の操作と同様に、まず、問い合わせ条件を入力す
る。ここでも、図30に示すように、「ワープロではが
きを作成する。」という文章を入力する。その後、「関
連語追加」ボタン3001をクリックすると、図31に
示すような「関連語の追加」ダイアログボックス310
0が表示される。この際、問い合わせ条件と類似度が高
い上位何位までの文書を利用するか、あるいは抽出する
関連度の最小値を設定することもできる。
【0211】ダイアログボックス3100に表示された
関連語のうち、問い合わせ条件として追加する関連語を
オンする。関連語は複数選択することができる。ここで
は、例として、「郵便番号検索」3101を選択する。
【0212】「OK」ボタン3102をクリックするこ
とにより、図32に示すように、選択した関連語が、問
い合わせ条件に追加表示される。その後、問い合わせを
実行することにより問い合わせ処理は完了する。
【0213】類義語を追加する。類義語とは、言い回
しの異なる語句、言い換え語のことをいう。この場合
も、自分で考えた言葉を追加する際の操作と同様に、
まず、問い合わせ条件を入力する。ここでも、図33に
示すように、「ワープロではがきを作成する。」という
文章を入力する。その後、「語句へ」ボタン3301を
クリックし、図34に示す要に語句モードに切り替わ
る。
【0214】その後、類義語を調べたい抽出語句を1つ
選択する。ここでは、「はがき」3401を選択する。
そして、「類義語追加」ボタン3402を選択すると、
図35に示す「類義語の追加」ダイアログボックス35
00が表示される。
【0215】ダイアログボックス3500において表示
された類義語のうち、問い合わせ条件として追加する類
義語をオンすることにより類義語を選択する。類義語は
複数選択することができる。
【0216】類義語(カード)を選択後、「OK」ボタ
ン3501をクリックすると、図36に示すように、選
択した類義語(カード)が抽出語句リストに追加され
る。その後、問い合わせを実行することにより問い合わ
せ処理は完了する。
【0217】((3)語句の重要度を変えて問い合わせ
る。)特定の語句に解くに注目して問い合わせをおこな
う場合に、抽出語句に重みを設定することができる。
【0218】まず、問い合わせ条件を入力する。ここで
は、例として、「ワープロで住所録を作って、はがきの
宛先を印刷する」と入力する。その後、語句モードに切
り替えると、図37に示すように、抽出語句リストに問
い合わせ条件に入力された文章から抽出された語句が表
示される。
【0219】つぎに、重みを変更したい語句を1つ選択
する。ここでは例として、「住所録」3701を選択す
る。そして、語句の右側にある重み「1」をクリックす
ると、図38に示すように、編集できる状態(編集領域
3801)になる。
【0220】編集領域3801に、「−10」〜「1
0」までの数値を入力する。入力後、Enterキーを
押下するか、入力欄外をクリックすれば、重みが確定す
る。ここでは、重みを「5」に設定する。図39には、
「住所録」の重みが「5」に変更された状態が表示され
ている。
【0221】つぎに、「問い合わせ開始」ボタン190
2をクリックして、問い合わせを実行する。その結果、
「ワープロで住所録を作って、はがきの宛先を印刷す
る」に関する文書の中でも、特に「住所録」に関連のあ
る文書が上位に表示される。
【0222】((4)ファイルに保存されている文書を
条件として利用する。)ワープロソフト等、他のアプリ
ケーションで作成した文書を問い合わせ条件として利用
することができる。したがって、すでに作成してある文
書に類似した文書を検索する場合に便利である。
【0223】まず、図40に示す「ファイル読込」ボタ
ン4001をクリックすることにより、図41に示すよ
うな「ファイル読込」ダイアログボックス4100が表
示される。このダイアログボックス4100において、
ファイル4102を選択して、「OK」ボタン4103
をクリックする。
【0224】選択したファイル4102の内容が、「問
い合わせ条件」欄4101に読み込まれ、表示される。
「問い合わせ条件」欄4101に表示された文章は編集
することが可能である。編集された内容で問い合わせが
おこなわれる。なお、削除したり変更したりしても、元
の文章に影響を与えない。その後、問い合わせを実行す
ることにより問い合わせ処理は完了する。
【0225】((5)以前の問い合わせ条件や結果を読
み出す。)問い合わせをおこなったときの条件や結果を
保存しておいて、あとからもう一度同一の条件で問い合
わせをしたり、結果をもう一度見たりすることができ
る。保存した条件や結果がマイクリップである。ここで
は、マイクリップの機能として以下の4つの機能が考え
られる。
【0226】前に問い合わせたのと同一の条件で問い
合わせる。 条件や結果をマイクリップとして保存する。 他の人の作ったマイクリップの条件を利用して問い合
わせる。 マイクリップを整理する。
【0227】前に問い合わせたのと同一の条件で問い
合わせる。これは、更新された情報ボックスや別の情報
ボックスに対して同一の問い合わせをおこなう場合にも
ちいる。まず、マイクリップを選択すると、図43に示
すように、保存済みのマイクリップが分類したフォルダ
ごとに表示される。
【0228】表示されるマイクリップのうち、条件を保
存したマイクリップの右側には(条件)と表示される。
図43に表示されているもののうち、「お祭り」および
「地ビールの最新情報」が条件を保存したマイクリップ
である。また、問い合わせ結果を保存したマイクリップ
の右側には(結果)と表示され、これを選択すると、そ
のマイクリップに保存されている問い合わせ条件と結果
リストが表示される。
【0229】つぎに、表示されたマイクリップの中か
ら、利用したいマイクリップを選択する。問い合わせに
利用する情報ボックスを変更する場合は、利用する情報
ボックスを選択する。その後、問い合わせを実行するこ
とにより問い合わせ処理は完了する。
【0230】条件や結果をマイクリップとして保存す
る。問い合わせをおこない、その後、「マイクリップに
登録・一覧」ボタン(図20の2008)をクリック
し、表示されるメニューから登録を選択すると、図44
に示す登録ダイアログボックス4400が表示される。
【0231】ここで、まず、登録対象欄4401で、条
件だけを保存するのかあるいは条件と結果の両方を保存
するのかのいずれか一方を選択する。つぎに、名前欄4
402にマイクリップに付ける名前を入力する。ダイア
ログボックスが表示された時点では、問い合わせ条件の
文字列の先頭部分が入力されている。これを付けたい名
前に変更することによりマイクリップの名前を登録し、
「OK」ボタン4403をクリックする。
【0232】また、最近作成・変更された文書のみを問
い合わせの対象とするマイクリップを作ることができ
る。これは、問い合わせの対象を最近更新された文書に
絞り込む条件を設定してからマイクリップを保存する。
具体的には、以下の手順によりおこなう。
【0233】まず、問い合わせ条件欄に問い合わせ文を
入力する。つぎに、「絞込条件設定」ボタン2501を
クリックし、図45に示す「絞込条件の設定(簡易)」
ダイアログボックス4500を表示させる。その後、ダ
イアログボックス4500の更新日4501をオンにす
る。
【0234】さらに、更新日の指定方法で問い合わせ日
を基準に指定4502をオンにする。更新日の期間45
03で絞り込む範囲を選択し、その後、「OK」ボタン
4504をクリックする。
【0235】その後、「マイクリップに登録・一覧」ボ
タン(図20の2008)をクリックし、表示されるメ
ニューから登録を選択すると、登録ダイアログボックス
が表示される。ここで、条件を選択し、マイクリップの
名前を入力し、「OK」ボタンをクリックする。これに
より、最近作成・変更された文書だけを問い合わせた対
象とするマイクリップを作成することができる。
【0236】他の人の作ったマイクリップの条件を利
用して問い合わせる。他の人が問い合わせ条件を保存し
たマイクリップをコピーしたり、ネットワーク上に置け
ば、他の人と同一の条件で問い合わせをおこなうことが
できる。
【0237】開くダイアログボックス4600を表示さ
せ、利用したいマイクリップを選択する。条件ファイル
を開いた直後に問い合わせ開始4601をオフにし、
「OK」ボタン4602をクリックする。その後、問い
合わせ開始ボタンをクリックする。
【0238】マイクリップを整理する。マイクリップ
やマイクリップフォルダは移動・名前変更・削除をする
ことができる。また、マイクリップ保存フォルダの場所
を変更することもできる。
【0239】マイクリップやマイクリップフォルダを移
動するには、まず、移動したいマイクリップまたはマイ
クリップフォルダを選択する。つぎに、メニューをクリ
ックして表示されるメニューから「移動」を選択する。
これにより、図示を省略する移動ダイアログボックスが
表示される。
【0240】移動先を指定して「OK」ボタンをクリッ
クすると、マイクリップまたはマイクリップフォルダが
移動する。また、マイクリップ一覧上でドラッグアンド
ドロップすることにより移動することもできる。
【0241】マイクリップやフォルダの名前を変更する
には、まず、名前を変更したいマイクリップまたはマイ
クリップフォルダを選択する。メニューをクリックして
表示されるメニューから「名前の変更」を選択するか、
「F2」キーを押下する。
【0242】名前が反転表示され、変更できる状態にな
る。ここで、新しい名前を入力して、Enterキーを
押下することにより、名前が変更される。
【0243】マイクリップやマイクリップフォルダを削
除するには、まず、削除したいマイクリップまたはマイ
クリップフォルダを選択し、Deleteキーを押下す
ることにより、削除される。
【0244】マイクリップ保存フォルダの位置を変更す
るには、まず、メニューをクリックして表示されるメニ
ューから「マイクリップの場所」を選択する。それによ
り、図示を省略する「マイクリップの場所」ダイアログ
ボックスが表示される。
【0245】つぎに、マイクリップを保存したいフォル
ダを一覧上で選択すると、選択したフォルダの名前がフ
ォルダ名に入力され、「OK」ボタンをクリックするこ
とにより、マイクリップフォルダの位置が変更される。
【0246】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、インターネットにより収集した情報を含む情報から
構成されるデータベース内の情報を検索する検索条件を
自然文により入力し、入力された自然文による検索条件
の内容から検索に利用される語句を抽出し、抽出された
語句に基づいて、入力された自然文による検索条件の内
容と類似する内容の類似情報をデータベース2000か
ら抽出し、抽出された類似情報の全部あるいは一部、お
よび/または、当該類似情報を表す情報を類似度が高い
順に並べて表示するので、簡易な操作で所望の情報を迅
速に検索することができる。
【0247】また、指定された類似情報を要約し、要約
された類似情報を表示するので、検索した情報の内容を
迅速かつ的確に把握することができる。
【0248】また、入力された検索条件および/または
抽出された類似情報を記憶するので、情報検索の際、過
去の検索処理の内容を再度活用することができる。
【0249】また、関連語を利用することにより、より
的確な情報の検索をすることができる。また、類義語を
利用することにより、より的確な情報の検索をすること
ができる。また、入力した検索条件に重みを付けること
により、より的確な情報収集をすることができる。
【0250】これらにより、膨大なインターネット情報
を効率よく収集し、収集した情報を活用することでイン
ターネットの利用価値を向上させることできる。
【0251】なお、本実施の形態で説明したインターネ
ット情報検索方法は、あらかじめ用意されたプログラム
をパーソナルコンピュータやワークステーション等のコ
ンピュータで実行することにより実現される。このプロ
グラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD
−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒
体から読み出されることによって実行される。またこの
プログラムは、上記記録媒体を介して、ネットワークを
介して配布することができる。
【0252】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、検索条件入力手段が、インターネットにより収
集した情報を含む情報から構成されるデータベース内の
情報を検索する検索条件を自然文により入力し、語句抽
出手段が、前記検索条件入力手段により入力された自然
文による検索条件の内容から検索に利用される語句を抽
出し、類似情報抽出手段が、前記語句抽出手段により抽
出された語句に基づいて、前記検索条件入力手段により
入力された自然文による検索条件の内容と類似する内容
の類似情報を前記データベースから抽出し、表示手段
が、前記類似情報抽出手段により抽出された類似情報の
全部あるいは一部、および/または、当該類似情報を表
す情報を類似度が高い順に並べて表示するので、簡易な
操作で所望の情報を迅速に検索することができ、これに
より、膨大なインターネット情報を効率よく収集し、収
集した情報を活用することでインターネットの利用価値
を向上させることが可能なインターネット情報検索装置
が得られるという効果を奏する。
【0253】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明において、指定手段が、前記類似情報抽出手段に
より抽出された類似情報から1または複数の類似情報を
指定し、要約処理手段が、前記指定手段により指定され
た類似情報を要約し、前記表示手段が、前記類似情報抽
出手段により抽出された類似情報の全部あるいは一部お
よび/または当該類似情報を表す情報を類似度が高い順
に並べて表示するとともに、前記要約処理手段により要
約された類似情報を表示するので、検索した情報の内容
を迅速かつ的確に把握することができ、これにより、膨
大なインターネット情報を効率よく収集し、収集した情
報を活用することでインターネットの利用価値を向上さ
せることが可能なインターネット情報検索装置が得られ
るという効果を奏する。
【0254】また、請求項3の発明によれば、請求項1
または2の発明において、記憶手段が、前記検索条件入
力手段により入力された検索条件および/または前記類
似情報抽出手段により抽出された類似情報を記憶するの
で、情報検索の際、過去の検索処理の内容を再度活用す
ることができ、これにより、膨大なインターネット情報
を効率よく収集し、収集した情報を活用することでイン
ターネットの利用価値を向上させることが可能なインタ
ーネット情報検索装置が得られるという効果を奏する。
【0255】また、請求項4の発明によれば、請求項
1、2または3の発明において、関連語表示手段が、前
記検索条件入力手段により入力された自然文による検索
条件の内容に関連する関連語を表示し、関連語指定手段
が、前記関連語表示手段により表示された関連語から1
または複数の関連語を指定し、関連語追加手段が、前記
関連語指定手段により指定された関連語を前記検索条件
入力手段により入力された検索条件の内容に追加するの
で、関連語を利用することにより、より的確な情報の検
索をすることができ、これにより、膨大なインターネッ
ト情報を効率よく収集し、収集した情報を活用すること
でインターネットの利用価値を向上させることが可能な
インターネット情報検索装置が得られるという効果を奏
する。
【0256】また、請求項5の発明によれば、請求項1
〜4の発明において、語句表示手段が、前記語句抽出手
段により抽出された語句を表示し、語句指定手段が、前
記語句表示手段により表示された語句から1または複数
の語句を指定し、類義語表示手段が、前記語句指定手段
により指定された語句の類義語を表示し、類義語指定手
段が、前記類義語表示手段により表示された関連語から
1または複数の類義語を指定し、類義語追加手段が、前
記類義語指定手段により指定された類義語を前記語句抽
出手段により抽出された語句に追加するので、類義語を
利用することにより、より的確な情報の検索をすること
ができ、これにより、膨大なインターネット情報を効率
よく収集し、収集した情報を活用することでインターネ
ットの利用価値を向上させることが可能なインターネッ
ト情報検索装置が得られるという効果を奏する。
【0257】また、請求項6の発明によれば、請求項1
〜5の発明において、語句表示表示手段が、前記語句抽
出手段により抽出された語句を表示し、語句指定手段
が、前記語句表示手段により表示された語句から1また
は複数の語句を指定し、重み変更手段が、前記語句指定
手段により指定された語句の重要度を示す重みを変更
し、前記類似情報抽出手段が、前記重み変更手段により
変更された重みに基づいて、前記検索条件入力手段によ
り入力された自然文による検索条件の内容と類似する内
容の類似情報を前記データベースから抽出するので、入
力した検索条件に重みを付けることにより、より的確な
情報収集をすることができ、これにより、膨大なインタ
ーネット情報を効率よく収集し、収集した情報を活用す
ることでインターネットの利用価値を向上させることが
可能なインターネット情報検索装置が得られるという効
果を奏する。
【0258】また、請求項7の発明によれば、検索条件
入力工程が、インターネットにより収集した情報を含む
情報から構成されるデータベース内の情報を検索する検
索条件を自然文により入力し、語句抽出工程が、前記検
索条件入力工程により入力された自然文による検索条件
の内容から検索に利用される語句を抽出し、類似情報抽
出工程が、前記語句抽出工程により抽出された語句に基
づいて、前記検索条件入力工程により入力された自然文
による検索条件の内容と類似する内容の類似情報を前記
データベースから抽出し、表示工程が、前記類似情報抽
出工程により抽出された類似情報の全部あるいは一部、
および/または、当該類似情報を表す情報を類似度が高
い順に並べて表示するので、簡易な操作で所望の情報を
迅速に検索することができ、これにより、膨大なインタ
ーネット情報を効率よく収集し、収集した情報を活用す
ることでインターネットの利用価値を向上させることが
可能なインターネット情報検索方法が得られるという効
果を奏する。
【0259】また、請求項8の発明によれば、請求項7
の発明において、指定工程が、前記類似情報抽出工程に
より抽出された類似情報から1または複数の類似情報を
指定し、要約処理工程が、前記指定工程により指定され
た類似情報を要約し、前記表示工程が、前記類似情報抽
出工程により抽出された類似情報の全部あるいは一部お
よび/または当該類似情報を表す情報を類似度が高い順
に並べて表示するとともに、前記要約処理工程により要
約された類似情報を表示するので、検索した情報の内容
を迅速かつ的確に把握することができ、これにより、膨
大なインターネット情報を効率よく収集し、収集した情
報を活用することでインターネットの利用価値を向上さ
せることが可能なインターネット情報検索方法が得られ
るという効果を奏する。
【0260】また、請求項9の発明によれば、請求項7
または8の発明において、再利用工程が、前記検索条件
入力工程により入力された検索条件および/または前記
類似情報抽出手段により抽出された類似情報を検索条件
として再利用するので、情報検索の際、過去の検索処理
の内容を再度活用することができ、これにより、膨大な
インターネット情報を効率よく収集し、収集した情報を
活用することでインターネットの利用価値を向上させる
ことが可能なインターネット情報検索方法が得られると
いう効果を奏する。
【0261】また、請求項10の発明によれば、請求項
7、8または9の発明において、関連語表示工程が、前
記検索条件入力工程により入力された自然文による検索
条件の内容に関連する関連語を表示し、関連語指定工程
が、前記関連語表示工程により表示された関連語から1
または複数の関連語を指定し、関連語追加工程が、前記
関連語指定工程により指定された関連語を前記検索条件
入力工程により入力された検索条件の内容に追加するの
で、関連語を利用することにより、より的確な情報の検
索をすることができ、これにより、膨大なインターネッ
ト情報を効率よく収集し、収集した情報を活用すること
でインターネットの利用価値を向上させることが可能な
インターネット情報検索方法が得られるという効果を奏
する。
【0262】また、請求項11の発明によれば、請求項
7〜10の発明において、語句表示工程が、前記語句抽
出工程により抽出された語句を表示し、語句指定工程
が、前記語句表示工程により表示された語句から1また
は複数の語句を指定し、類義語表示工程が、前記語句指
定工程により指定された語句の類義語を表示し、類義語
指定工程が、前記類義語表示工程により表示された関連
語から1または複数の類義語を指定し、類義語追加工程
が、前記類義語指定工程により指定された類義語を前記
語句抽出手段により抽出された語句に追加するので、類
義語を利用することにより、より的確な情報の検索をす
ることができ、これにより、膨大なインターネット情報
を効率よく収集し、収集した情報を活用することでイン
ターネットの利用価値を向上させることが可能なインタ
ーネット情報検索方法が得られるという効果を奏する。
【0263】また、請求項12の発明によれば、請求項
7〜11の発明において、語句表示工程が、前記語句抽
出工程により抽出された語句を表示し、語句指定工程
が、前記語句表示工程により表示された語句から1また
は複数の語句を指定し、重み変更工程が、前記語句指定
手段により指定された語句の重要度を示す重みを変更
し、前記類似情報抽出工程が、前記重み変更工程により
変更された重みに基づいて、前記検索条件入力工程によ
り入力された自然文による検索条件の内容と類似する内
容の類似情報を前記データベースから抽出するので、入
力した検索条件に重みを付けることにより、より的確な
情報収集をすることができ、これにより、膨大なインタ
ーネット情報を効率よく収集し、収集した情報を活用す
ることでインターネットの利用価値を向上させることが
可能なインターネット情報検索方法が得られるという効
果を奏する。
【0264】また、請求項13の発明によれば、請求項
7〜12に記載された方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読
み取り可能となり、これによって、請求項7〜12の動
作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒
体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態によるインターネット
情報検索装置を含む情報処理装置のハードウエア構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の構成を機能的に示すブロック図である。
【図3】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の適用範囲の組み合わせを示す説明図である。
【図4】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の活用の事例を示す説明図である。
【図5】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の表示部により表示される表示画面の一例である。
【図6】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図7】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図8】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図9】本実施の形態によるインターネット情報検索装
置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図10】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図11】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図12】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図13】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図14】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図15】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図16】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図17】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図18】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図19】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図20】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図21】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図22】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図23】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図24】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図25】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図26】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図27】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図28】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図29】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図30】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図31】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図32】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図33】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図34】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図35】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図36】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図37】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図38】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図39】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図40】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図41】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図42】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図43】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図44】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図45】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【図46】本実施の形態によるインターネット情報検索
装置の表示部により表示される表示画面の別の一例であ
る。
【符号の説明】
100 バス 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 115 CDROM 116 CDROMドライブ 200 データベース 201 検索条件入力部 202 語句抽出部 203 類似情報抽出部 204 表示部 205 要約指定部 206 要約処理 207 記憶部 208 関連語表示部 209 関連語指定部 210 関連語追加部 211 語句表示部 212 語句指定部 213 類義語表示部 214 類義語指定部 215 類義語追加部 216 重み変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 380E

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットにより収集した情報を含
    む情報から構成されるデータベースと、 前記データベース内の情報を検索する検索条件を自然文
    により入力する検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された自然文による検
    索条件の内容から検索に利用される語句を抽出する語句
    抽出手段と、 前記語句抽出手段により抽出された語句に基づいて、前
    記検索条件入力手段により入力された自然文による検索
    条件の内容と類似する内容の類似情報を前記データベー
    スから抽出する類似情報抽出手段と、 前記類似情報抽出手段により抽出された類似情報の全部
    あるいは一部、および/または、当該類似情報を表す情
    報を類似度が高い順に並べて表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とするインターネット情報検索装
    置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記類似情報抽出手段により抽
    出された類似情報から1または複数の類似情報を指定す
    る指定手段と、 前記指定手段により指定された類似情報を要約する要約
    処理手段と、 を備え、 前記表示手段は、前記類似情報抽出手段により抽出され
    た類似情報の全部あるいは一部および/または当該類似
    情報を表す情報を類似度が高い順に並べて表示するとと
    もに、前記要約処理手段により要約された類似情報を表
    示することを特徴とする請求項1に記載のインターネッ
    ト情報検索装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記検索条件入力手段により入
    力された検索条件および/または前記類似情報抽出手段
    により抽出された類似情報を記憶する記憶手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のインター
    ネット情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記検索条件入力手段により入力された
    自然文による検索条件の内容に関連する関連語を表示す
    る関連語表示手段と、 前記関連語表示手段により表示された関連語から1また
    は複数の関連語を指定する関連語指定手段と、 前記関連語指定手段により指定された関連語を前記検索
    条件入力手段により入力された検索条件の内容に追加す
    る関連語追加手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載
    のインターネット情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記語句抽出手段により抽出された語句
    を表示する語句表示手段と、 前記語句表示手段により表示された語句から1または複
    数の語句を指定する語句指定手段と、 前記語句指定手段により指定された語句の類義語を表示
    する類義語表示手段と、 前記類義語表示手段により表示された関連語から1また
    は複数の類義語を指定する類義語指定手段と、 前記類義語指定手段により指定された類義語を前記語句
    抽出手段により抽出された語句に追加する類義語追加手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜4に記載のインタ
    ーネット情報検索装置。
  6. 【請求項6】 前記語句抽出手段により抽出された語句
    を表示する語句表示手段と、 前記語句表示手段により表示された語句から1または複
    数の語句を指定する語句指定手段と、 前記語句指定手段により指定された語句の重要度を示す
    重みを変更する重み変更手段と、 を備え、 前記類似情報抽出手段は、前記重み変更手段により変更
    された重みに基づいて、前記検索条件入力手段により入
    力された自然文による検索条件の内容と類似する内容の
    類似情報を前記データベースから抽出することを特徴と
    する請求項1〜5に記載のインターネット情報検索装
    置。
  7. 【請求項7】 インターネットにより収集した情報を含
    む情報から構成されるデータベース内の情報を検索する
    検索条件を自然文により入力する検索条件入力工程と、 前記検索条件入力工程により入力された自然文による検
    索条件の内容から検索に利用される語句を抽出する語句
    抽出工程と、 前記語句抽出工程により抽出された語句に基づいて、前
    記検索条件入力工程により入力された自然文による検索
    条件の内容と類似する内容の類似情報を前記データベー
    スから抽出する類似情報抽出工程と、 前記類似情報抽出工程により抽出された類似情報の全部
    あるいは一部、および/または、当該類似情報を表す情
    報を類似度が高い順に並べて表示する表示工程と、 を含んだことを特徴とするインターネット情報検索方
    法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記類似情報抽出工程により抽
    出された類似情報から1または複数の類似情報を指定す
    る指定工程と、 前記指定工程により指定された類似情報を要約する要約
    処理工程と、 を含み、 前記表示工程は、前記類似情報抽出工程により抽出され
    た類似情報の全部あるいは一部および/または当該類似
    情報を表す情報を類似度が高い順に並べて表示するとと
    もに、前記要約処理工程により要約された類似情報を表
    示することを特徴とする請求項7に記載のインターネッ
    ト情報検索方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記検索条件入力工程により入
    力された検索条件および/または前記類似情報抽出手段
    により抽出された類似情報を検索条件として再利用する
    再利用工程とを含んだことを特徴とする請求項7または
    8に記載のインターネット情報検索方法。
  10. 【請求項10】 前記検索条件入力工程により入力され
    た自然文による検索条件の内容に関連する関連語を表示
    する関連語表示工程と、 前記関連語表示工程により表示された関連語から1また
    は複数の関連語を指定する関連語指定工程と、 前記関連語指定工程により指定された関連語を前記検索
    条件入力工程により入力された検索条件の内容に追加す
    る関連語追加工程と、 を含んだことを特徴とする請求項7、8または9に記載
    のインターネット情報検索方法。
  11. 【請求項11】 前記語句抽出工程により抽出された語
    句を表示する語句表示工程と、 前記語句表示工程により表示された語句から1または複
    数の語句を指定する語句指定工程と、 前記語句指定工程により指定された語句の類義語を表示
    する類義語表示工程と、 前記類義語表示工程により表示された関連語から1また
    は複数の類義語を指定する類義語指定工程と、 前記類義語指定工程により指定された類義語を前記語句
    抽出手段により抽出された語句に追加する類義語追加工
    程と、 を含んだことを特徴とする請求項7〜10に記載のイン
    ターネット情報検索方法。
  12. 【請求項12】 前記語句抽出工程により抽出された語
    句を表示する語句表示工程と、 前記語句表示工程により表示された語句から1または複
    数の語句を指定する語句指定工程と、 前記語句指定手段により指定された語句の重要度を示す
    重みを変更する重み変更工程と、 を含み、 前記類似情報抽出工程は、前記重み変更工程により変更
    された重みに基づいて、前記検索条件入力工程により入
    力された自然文による検索条件の内容と類似する内容の
    類似情報を前記データベースから抽出することを特徴と
    する請求項7〜11に記載のインターネット情報検索方
    法。
  13. 【請求項13】 前記請求項7〜12のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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