JP2002312389A - 情報検索装置および情報検索方法 - Google Patents
情報検索装置および情報検索方法Info
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検索者に要求される負荷を軽減して簡単に利
用することのできる効果的な情報検索装置、および情報
検索方法を提供する。 【解決手段】 顧客端末２から、自然言語による文章で
記述された情報検索要求およびその他の要求が入力され
る。要求分析処理部１１は、処理ルール記憶部３５を参
照することにより、また、履歴参照部１２から履歴記憶
部３０に記憶された情報を受け取ることにより、検索パ
ターンを判断し、クエリーを生成する。生成されたクエ
リーは、キーワード検索部１４と概念検索部１５とに振
り分けられ、検索処理が実行される。データ収集部１８
が収集したデータのうち翻訳が必要なものは翻訳部１７
によって翻訳され、データマッピング部１８において整
理され、結果表示部１９から顧客端末２に対する回答と
して送られる。また、データマッピング部１８は、収集
結果を用いて履歴記憶部３０を更新する。
用することのできる効果的な情報検索装置、および情報
検索方法を提供する。 【解決手段】 顧客端末２から、自然言語による文章で
記述された情報検索要求およびその他の要求が入力され
る。要求分析処理部１１は、処理ルール記憶部３５を参
照することにより、また、履歴参照部１２から履歴記憶
部３０に記憶された情報を受け取ることにより、検索パ
ターンを判断し、クエリーを生成する。生成されたクエ
リーは、キーワード検索部１４と概念検索部１５とに振
り分けられ、検索処理が実行される。データ収集部１８
が収集したデータのうち翻訳が必要なものは翻訳部１７
によって翻訳され、データマッピング部１８において整
理され、結果表示部１９から顧客端末２に対する回答と
して送られる。また、データマッピング部１８は、収集
結果を用いて履歴記憶部３０を更新する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータを
用いた情報検索の装置および方法に関する。特に、イン
ターネットなどの通信ネットワークを介して広い範囲の
情報源を検索する情報検索の装置および方法に関する。
用いた情報検索の装置および方法に関する。特に、イン
ターネットなどの通信ネットワークを介して広い範囲の
情報源を検索する情報検索の装置および方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、インターネットを経由して、各種
のウェブサイトからビジネス、趣味、企業情報、ニュー
スなど様々な情報を取得することが出来る。また、企業
等の内部に設けられたネットワーク（いわゆるイントラ
ネット）を用いて、インターネットと同様の技術により
企業内に散在している情報に瞬時にアクセスすることも
できる。
のウェブサイトからビジネス、趣味、企業情報、ニュー
スなど様々な情報を取得することが出来る。また、企業
等の内部に設けられたネットワーク（いわゆるイントラ
ネット）を用いて、インターネットと同様の技術により
企業内に散在している情報に瞬時にアクセスすることも
できる。
【０００３】上記のようにネットワークを経由して、膨
大な量の情報の中から目的とする情報を選択して取得す
るためには、目的とする情報を検索する技術が重要であ
る。従来、このような検索には次のようないくつかの手
段が用いられてきた。
大な量の情報の中から目的とする情報を選択して取得す
るためには、目的とする情報を検索する技術が重要であ
る。従来、このような検索には次のようないくつかの手
段が用いられてきた。
【０００４】第１の手段は、キーワード検索エンジンで
あり、これはインターネットに接続されたサーバに、情
報に関するキーワードと当該情報のＵＲＬ（ユニフォー
ム・リソース・ロケータ）とを関連付けてデータベース
に予め蓄積しておき、必要時に、端末から入力されたキ
ーワードに関連付けられたＵＲＬの一覧を出力するもの
である。このようなキーワード検索エンジンは、ポータ
ルサイト運営業者らによってウェブサイト上に設置さ
れ、一般の公衆が利用できるようになっている。
あり、これはインターネットに接続されたサーバに、情
報に関するキーワードと当該情報のＵＲＬ（ユニフォー
ム・リソース・ロケータ）とを関連付けてデータベース
に予め蓄積しておき、必要時に、端末から入力されたキ
ーワードに関連付けられたＵＲＬの一覧を出力するもの
である。このようなキーワード検索エンジンは、ポータ
ルサイト運営業者らによってウェブサイト上に設置さ
れ、一般の公衆が利用できるようになっている。
【０００５】第２の手段は、リンク集であり、これは複
数のＵＲＬを分野ごとにまとめて整理して提供されるも
のである。このようなリンク集は、ウェブサイト上で提
供されたり、書籍や雑誌といった出版物として提供され
たり、ＣＤ−ＲＯＭなど可搬型の記録媒体に記録した形
態で配布されたりしている。
数のＵＲＬを分野ごとにまとめて整理して提供されるも
のである。このようなリンク集は、ウェブサイト上で提
供されたり、書籍や雑誌といった出版物として提供され
たり、ＣＤ−ＲＯＭなど可搬型の記録媒体に記録した形
態で配布されたりしている。
【０００６】第３の手段は、各分野の情報に精通してい
る人に対して尋ねるという方法である。これは、例えば
知っている人に対して口頭で尋ねてもよいし、インター
ネットを経由して多数の人が参加している掲示板やメー
リングリストなどを利用して訪ねても良い。
る人に対して尋ねるという方法である。これは、例えば
知っている人に対して口頭で尋ねてもよいし、インター
ネットを経由して多数の人が参加している掲示板やメー
リングリストなどを利用して訪ねても良い。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、現在で
も様々な検索手段があるが、一般にこれらの手段を用い
た検索は難しいものである。例えば、キーワード検索エ
ンジンによる検索の場合、エンジンごとに検索手法やデ
ータベースに蓄積されている情報が異なるため、個々の
特性を理解した利用しないと、効果的な検索はできな
い。また、リンク集は、比較的更新の頻度が低いため常
に最新情報を反映したリンク集が整備されてないことが
多い。また、検索者にとって未知の分野などにおいて
は、良質なリンク集を探すこと自体に困難を伴うことも
ある。また、直接顔をあわせてあるいは電話等で人に尋
ねる方法では、尋ねる相手が限られてしまい効率的でな
い場合がある。また、インターネット等を経由して不特
定の人に尋ねる場合は、尋ね方自体にある程度の熟練を
必要とする。
も様々な検索手段があるが、一般にこれらの手段を用い
た検索は難しいものである。例えば、キーワード検索エ
ンジンによる検索の場合、エンジンごとに検索手法やデ
ータベースに蓄積されている情報が異なるため、個々の
特性を理解した利用しないと、効果的な検索はできな
い。また、リンク集は、比較的更新の頻度が低いため常
に最新情報を反映したリンク集が整備されてないことが
多い。また、検索者にとって未知の分野などにおいて
は、良質なリンク集を探すこと自体に困難を伴うことも
ある。また、直接顔をあわせてあるいは電話等で人に尋
ねる方法では、尋ねる相手が限られてしまい効率的でな
い場合がある。また、インターネット等を経由して不特
定の人に尋ねる場合は、尋ね方自体にある程度の熟練を
必要とする。
【０００８】このように、従来技術を用いた情報検索を
行う場合、各手段に応じた独特のノウハウがある。つま
り、効果的な検索を行うためには検索者側がスキルを蓄
積する必要があり、誰もが簡単に目的に最も適った情報
にアクセスできるわけではないという問題がある。本発
明は、上記のような事情を考慮してなされたものであ
り、検索者に要求される負荷を軽減して簡単に利用する
ことのできる情報検索装置、および情報検索方法を提供
することを目的とする。
行う場合、各手段に応じた独特のノウハウがある。つま
り、効果的な検索を行うためには検索者側がスキルを蓄
積する必要があり、誰もが簡単に目的に最も適った情報
にアクセスできるわけではないという問題がある。本発
明は、上記のような事情を考慮してなされたものであ
り、検索者に要求される負荷を軽減して簡単に利用する
ことのできる情報検索装置、および情報検索方法を提供
することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、入力される検索要求に基づいて通信ネ
ットワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索
装置であって、自然言語によって記述された要求文章の
文章解析を行うとともに、当該検索要求に関する重要度
の情報および緊急度の情報を読み込み、前記文章解析の
結果と前記重要度の情報と前記緊急度の情報とに基づき
クエリーを生成する要求分析処理部と、前記要求分析処
理部によって生成されるクエリーに基づき、情報の検索
を行う検索エンジン部と、前記検索エンジン部による検
索の結果データを前記通信ネットワークを経由して収集
するデータ収集部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
めに、本発明は、入力される検索要求に基づいて通信ネ
ットワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索
装置であって、自然言語によって記述された要求文章の
文章解析を行うとともに、当該検索要求に関する重要度
の情報および緊急度の情報を読み込み、前記文章解析の
結果と前記重要度の情報と前記緊急度の情報とに基づき
クエリーを生成する要求分析処理部と、前記要求分析処
理部によって生成されるクエリーに基づき、情報の検索
を行う検索エンジン部と、前記検索エンジン部による検
索の結果データを前記通信ネットワークを経由して収集
するデータ収集部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【００１０】また、本発明は、入力される検索要求に基
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索装置であって、ビジネスに関する用語の情
報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象となるウェ
ブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属性情報と、
過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴と、当該情報
検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄えた顧客属性マ
スタとの、少なくともいずれか１つを記憶する履歴記憶
部と、自然言語によって記述された要求文章の文章解析
を行うとともに、前記履歴記憶部に記憶された情報を参
照し、この参照の結果取得した情報と前記文章解析の結
果とに基づきクエリーを生成する要求分析処理部と、前
記要求分析処理部によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索エンジン部と、前記検索エン
ジン部による検索の結果データを前記通信ネットワーク
を経由して収集するデータ収集部とを備えたことを特徴
とするものである。
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索装置であって、ビジネスに関する用語の情
報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象となるウェ
ブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属性情報と、
過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴と、当該情報
検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄えた顧客属性マ
スタとの、少なくともいずれか１つを記憶する履歴記憶
部と、自然言語によって記述された要求文章の文章解析
を行うとともに、前記履歴記憶部に記憶された情報を参
照し、この参照の結果取得した情報と前記文章解析の結
果とに基づきクエリーを生成する要求分析処理部と、前
記要求分析処理部によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索エンジン部と、前記検索エン
ジン部による検索の結果データを前記通信ネットワーク
を経由して収集するデータ収集部とを備えたことを特徴
とするものである。
【００１１】また、本発明の情報検索装置は、前記デー
タ収集部が収集した前記結果データに基づいて前記履歴
記憶部に記憶された情報を更新する履歴記憶部更新手段
を備えたことを特徴とするものである。
タ収集部が収集した前記結果データに基づいて前記履歴
記憶部に記憶された情報を更新する履歴記憶部更新手段
を備えたことを特徴とするものである。
【００１２】また、本発明の情報検索装置においては、
前記検索エンジン部は、キーワード検索を行うキーワー
ド検索部と概念検索を行う概念検索部とを備えており、
前記要求分析処理部は、生成する前記クエリーを前記キ
ーワード検索部と前記概念検索部とに振り分けることを
特徴とするものである。
前記検索エンジン部は、キーワード検索を行うキーワー
ド検索部と概念検索を行う概念検索部とを備えており、
前記要求分析処理部は、生成する前記クエリーを前記キ
ーワード検索部と前記概念検索部とに振り分けることを
特徴とするものである。
【００１３】また、本発明は、入力される検索要求に基
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索方法であって、自然言語によって記述され
た要求文章の文章解析を行うとともに、当該検索要求に
関する重要度の情報および緊急度の情報を読み込み、前
記文章解析の結果と前記重要度の情報と前記緊急度の情
報とに基づきクエリーを生成する要求分析処理過程と、
この要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基
づき、情報の検索を行う検索実行過程と、この検索実行
過程において実行される検索の結果データを前記通信ネ
ットワークを経由して収集するデータ収集過程とを有す
ることを特徴とするものである。
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索方法であって、自然言語によって記述され
た要求文章の文章解析を行うとともに、当該検索要求に
関する重要度の情報および緊急度の情報を読み込み、前
記文章解析の結果と前記重要度の情報と前記緊急度の情
報とに基づきクエリーを生成する要求分析処理過程と、
この要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基
づき、情報の検索を行う検索実行過程と、この検索実行
過程において実行される検索の結果データを前記通信ネ
ットワークを経由して収集するデータ収集過程とを有す
ることを特徴とするものである。
【００１４】また、本発明は、入力される検索要求に基
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索方法であって、ビジネスに関する用語の情
報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象となるウェ
ブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属性情報と、
過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴と、当該情報
検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄えた顧客属性マ
スタとの少なくともいずれかから、前記検索要求に基づ
いて情報を参照する履歴参照過程と、自然言語によって
記述された要求文章の文章解析を行うとともに、前記履
歴参照過程の結果取得した情報と前記文章解析の結果と
に基づきクエリーを生成する要求分析処理過程と、この
要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索実行過程と、この検索実行過
程において実行される検索の結果データを前記通信ネッ
トワークを経由して収集するデータ収集過程とを有する
ことを特徴とするものである。
づいて通信ネットワークを介して入手可能な情報を検索
する情報検索方法であって、ビジネスに関する用語の情
報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象となるウェ
ブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属性情報と、
過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴と、当該情報
検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄えた顧客属性マ
スタとの少なくともいずれかから、前記検索要求に基づ
いて情報を参照する履歴参照過程と、自然言語によって
記述された要求文章の文章解析を行うとともに、前記履
歴参照過程の結果取得した情報と前記文章解析の結果と
に基づきクエリーを生成する要求分析処理過程と、この
要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索実行過程と、この検索実行過
程において実行される検索の結果データを前記通信ネッ
トワークを経由して収集するデータ収集過程とを有する
ことを特徴とするものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。図１は、本実施形態による
情報検索装置の構成を示すブロック図である。図１に示
す検索サーバ１は、インターネットを利用してビジネス
上の諸活動を行うための処理センタに設けられている。
この処理センタは、企業等の調達情報、在庫情報、販売
情報、人材募集情報などを交換する機能を提供すること
によって企業間の電子商取引を支援するものであり、そ
の一環として、インターネット上での情報検索機能を有
している。検索サーバ１は、顧客端末２に接続されてお
り、これら検索サーバ１と顧客端末２とは相互に通信可
能となっている。また、検索サーバ１はインターネット
１００を介して外部のウェブサイト等から情報を取得す
ることができる。
実施形態について説明する。図１は、本実施形態による
情報検索装置の構成を示すブロック図である。図１に示
す検索サーバ１は、インターネットを利用してビジネス
上の諸活動を行うための処理センタに設けられている。
この処理センタは、企業等の調達情報、在庫情報、販売
情報、人材募集情報などを交換する機能を提供すること
によって企業間の電子商取引を支援するものであり、そ
の一環として、インターネット上での情報検索機能を有
している。検索サーバ１は、顧客端末２に接続されてお
り、これら検索サーバ１と顧客端末２とは相互に通信可
能となっている。また、検索サーバ１はインターネット
１００を介して外部のウェブサイト等から情報を取得す
ることができる。
【００１６】図１に示すように、検索サーバ１の機能
は、要求分析処理部１１と、履歴参照部１２と、検索エ
ンジン部１３と、データ収集部１６と、翻訳部１７と、
データマッピング部１８と、結果表示部１９の各部が有
する機能によって構成されている。検索エンジン部１３
は、内部に、キーワード検索部１４と、概念検索部１４
とを含んでいる。また、検索サーバ１には、履歴記憶部
３０と処理ルール記憶部３５が設けられている。履歴参
照部３０は、内部に、ビジネスリポジトリ３１と、ウェ
ブサイト属性情報３２と、過去検索履歴３３と、顧客属
性マスタ３４とを含んでいる。
は、要求分析処理部１１と、履歴参照部１２と、検索エ
ンジン部１３と、データ収集部１６と、翻訳部１７と、
データマッピング部１８と、結果表示部１９の各部が有
する機能によって構成されている。検索エンジン部１３
は、内部に、キーワード検索部１４と、概念検索部１４
とを含んでいる。また、検索サーバ１には、履歴記憶部
３０と処理ルール記憶部３５が設けられている。履歴参
照部３０は、内部に、ビジネスリポジトリ３１と、ウェ
ブサイト属性情報３２と、過去検索履歴３３と、顧客属
性マスタ３４とを含んでいる。
【００１７】次に、図１に沿って、一連の検索処理の流
れについてその概略を説明する。まず、（１）におい
て、顧客が顧客端末２から入力した検索に関する要求事
項が検索サーバ１に送られる。要求分析処理部１１は、
処理ルール記憶部３５から読み出した処理ルールに基づ
き、顧客端末から受信した要求事項の分析を行う。この
とき、履歴参照部１２は、前記要求事項に基づいて、履
歴記憶部３０に記憶されている情報の中から必要なもの
を読み出し、要求分析処理部１１に渡す。要求分析処理
部１１は、要求の分析の際に履歴参照部１２から受け取
った情報をも用いる。このような要求分析の結果とし
て、要求分析処理部１１は複数のクエリーを生成し検索
エンジン部１３に渡す。なお、このクエリーには、キー
ワード検索によるクエリーと概念検索によるクエリーと
の２つのタイプがある。
れについてその概略を説明する。まず、（１）におい
て、顧客が顧客端末２から入力した検索に関する要求事
項が検索サーバ１に送られる。要求分析処理部１１は、
処理ルール記憶部３５から読み出した処理ルールに基づ
き、顧客端末から受信した要求事項の分析を行う。この
とき、履歴参照部１２は、前記要求事項に基づいて、履
歴記憶部３０に記憶されている情報の中から必要なもの
を読み出し、要求分析処理部１１に渡す。要求分析処理
部１１は、要求の分析の際に履歴参照部１２から受け取
った情報をも用いる。このような要求分析の結果とし
て、要求分析処理部１１は複数のクエリーを生成し検索
エンジン部１３に渡す。なお、このクエリーには、キー
ワード検索によるクエリーと概念検索によるクエリーと
の２つのタイプがある。
【００１８】次に（２）において、検索エンジン部１３
は、要求分析処理部１１から渡されたクエリーに基づく
検索処理を実行する。このとき、上記の各タイプに応じ
て、キーワード検索部１４あるいは概念検索部１５のい
ずれかが各クエリーの処理を行う。なお、検索エンジン
部１３がさらにインターネット１００を経由して外部の
ウェブサイトに設けられた検索エンジンを利用する場合
もある。
は、要求分析処理部１１から渡されたクエリーに基づく
検索処理を実行する。このとき、上記の各タイプに応じ
て、キーワード検索部１４あるいは概念検索部１５のい
ずれかが各クエリーの処理を行う。なお、検索エンジン
部１３がさらにインターネット１００を経由して外部の
ウェブサイトに設けられた検索エンジンを利用する場合
もある。
【００１９】次に（３）において、データ収集部１６
は、上記検索の結果ヒットした情報の収集を行う。そし
て、収集された情報はデータマッピング部１８に渡され
る。なお、収集された情報のうち、言語翻訳を必要とす
る情報は翻訳部１７による翻訳を行ってからデータマッ
ピング部１８に渡され、それ以外の情報はデータ収集部
１６から直接、データマッピング部１８に渡される。例
えば、顧客が日本語による検索結果の回答を望む場合に
は、英語やフランス語や韓国語など日本語以外の言語で
書かれた情報は、翻訳部１７によって日本語に翻訳され
る。
は、上記検索の結果ヒットした情報の収集を行う。そし
て、収集された情報はデータマッピング部１８に渡され
る。なお、収集された情報のうち、言語翻訳を必要とす
る情報は翻訳部１７による翻訳を行ってからデータマッ
ピング部１８に渡され、それ以外の情報はデータ収集部
１６から直接、データマッピング部１８に渡される。例
えば、顧客が日本語による検索結果の回答を望む場合に
は、英語やフランス語や韓国語など日本語以外の言語で
書かれた情報は、翻訳部１７によって日本語に翻訳され
る。
【００２０】データマッピング部１８は、収集された情
報を元の顧客の要求内容に写像し、顧客への回答として
表示できる形式に整理して結果表示部１９に渡す。そし
て（４）において、結果表示部１９はこの検索結果の情
報を顧客への回答として顧客端末２に対して送る。
報を元の顧客の要求内容に写像し、顧客への回答として
表示できる形式に整理して結果表示部１９に渡す。そし
て（４）において、結果表示部１９はこの検索結果の情
報を顧客への回答として顧客端末２に対して送る。
【００２１】また、データマッピング部１８は、収集結
果のデータを用いて、履歴記憶部３０に記憶された情報
を更新する（履歴記憶部更新手段）。従って、以後、履
歴参照部１２は更新された履歴記憶部３０を参照するこ
ととなるため、収集結果のデータが次回以降の要求分析
処理に反映されることとなる。これにより、常に最新の
状況に基づく検索パターンの判断が可能になる。
果のデータを用いて、履歴記憶部３０に記憶された情報
を更新する（履歴記憶部更新手段）。従って、以後、履
歴参照部１２は更新された履歴記憶部３０を参照するこ
ととなるため、収集結果のデータが次回以降の要求分析
処理に反映されることとなる。これにより、常に最新の
状況に基づく検索パターンの判断が可能になる。
【００２２】次に、顧客の要求に基づきクエリーを発行
するまでの過程の詳細について説明する。図２は、検索
のための処理過程を示す流れ図である。図２において、
符号５１〜５５は、顧客端末から入力される主要な情報
項目である。５１は、顧客が知りたい内容を表現した文
章である。この文章は、自然言語で記述されたもので良
い。５２は、その内容に関連するキーワードである。５
３は、その内容に関連するカテゴリである。５４は、検
索の重要度および時間（緊急度）である。５５は、検索
結果として出力される結果レポートの数量である。
するまでの過程の詳細について説明する。図２は、検索
のための処理過程を示す流れ図である。図２において、
符号５１〜５５は、顧客端末から入力される主要な情報
項目である。５１は、顧客が知りたい内容を表現した文
章である。この文章は、自然言語で記述されたもので良
い。５２は、その内容に関連するキーワードである。５
３は、その内容に関連するカテゴリである。５４は、検
索の重要度および時間（緊急度）である。５５は、検索
結果として出力される結果レポートの数量である。
【００２３】要求分析処理部での処理として、１１１に
おいては顧客が知りたい内容（５１）の文章解析を行
う。この文章解析には、入力された文章の構文解析およ
び意味解析が含まれ、この解析の際には、必要に応じて
関連キーワード（５２）および関連カテゴリ（５３）の
情報が援用される。一方、履歴参照部での処理として、
１２１においては履歴記憶部３０の検索が行われ、過去
の類似要求や類似検索結果などが取得される。要求分析
処理部の１１２においては、５１〜５５の入力情報と、
１１１での文章解析結果と、１２１での検索結果とを用
いて検索パターンの判断が行われ、その結果、複数のク
エリーが生成される。
おいては顧客が知りたい内容（５１）の文章解析を行
う。この文章解析には、入力された文章の構文解析およ
び意味解析が含まれ、この解析の際には、必要に応じて
関連キーワード（５２）および関連カテゴリ（５３）の
情報が援用される。一方、履歴参照部での処理として、
１２１においては履歴記憶部３０の検索が行われ、過去
の類似要求や類似検索結果などが取得される。要求分析
処理部の１１２においては、５１〜５５の入力情報と、
１１１での文章解析結果と、１２１での検索結果とを用
いて検索パターンの判断が行われ、その結果、複数のク
エリーが生成される。
【００２４】なお、ビジネスリポジトリ３１には、ビジ
ネスに関する用語や概念や知識が蓄えられている。一例
としては、現代のビジネスにおける「サプライチェー
ン」という概念が「需要情報獲得」、「生産計画」、
「ディストリビューション」といった概念から成り立っ
ているという情報が蓄えられている。また、ウェブサイ
ト属性情報３２には、インターネット上の検索対象とな
るウェブサイトごとの属性や特性に関する情報が蓄えら
れている。例えば、ウェブサイトの運営主体（報道機関
か、一般事業会社か、ポータル事業者か、など）や、提
供情報の鮮度や、情報の信頼度や、情報の専門性などの
情報が蓄えられている。また、過去検索履歴３３には、
過去に行われた検索における顧客からの要求と、その要
求に基づく検索の結果が蓄えられている。また、顧客属
性マスタ３４には、顧客ごとの属性情報が蓄えられてい
る。例えば、顧客の業種や、職種や、各分野に関する知
識レベルなどの情報が蓄えられている。これら、履歴記
憶部３０に記憶されている情報（３１〜３４）は、いず
れも検索パターン判断（１１１）の処理において用いら
れる。
ネスに関する用語や概念や知識が蓄えられている。一例
としては、現代のビジネスにおける「サプライチェー
ン」という概念が「需要情報獲得」、「生産計画」、
「ディストリビューション」といった概念から成り立っ
ているという情報が蓄えられている。また、ウェブサイ
ト属性情報３２には、インターネット上の検索対象とな
るウェブサイトごとの属性や特性に関する情報が蓄えら
れている。例えば、ウェブサイトの運営主体（報道機関
か、一般事業会社か、ポータル事業者か、など）や、提
供情報の鮮度や、情報の信頼度や、情報の専門性などの
情報が蓄えられている。また、過去検索履歴３３には、
過去に行われた検索における顧客からの要求と、その要
求に基づく検索の結果が蓄えられている。また、顧客属
性マスタ３４には、顧客ごとの属性情報が蓄えられてい
る。例えば、顧客の業種や、職種や、各分野に関する知
識レベルなどの情報が蓄えられている。これら、履歴記
憶部３０に記憶されている情報（３１〜３４）は、いず
れも検索パターン判断（１１１）の処理において用いら
れる。
【００２５】また、検索パターン判断（１１１）の処理
において、符号５４の重要度および時間（緊急度）の情
報は、検索のスケジューリングの優先順位に反映され
る。また、緊急度が高い場合には、より浅い範囲のみを
検索するようなクエリーのセットが出力される。また、
符号５５の結果レポートの数量に応じて、広い範囲を検
索するか狭い範囲を検索するかの判断がなされる。ま
た、これら、重要度、緊急度、結果レポートの数量に基
づく判断を行う際には、過去検索履歴（３３）に蓄積さ
れた過去の検索結果の情報が勘案される。
において、符号５４の重要度および時間（緊急度）の情
報は、検索のスケジューリングの優先順位に反映され
る。また、緊急度が高い場合には、より浅い範囲のみを
検索するようなクエリーのセットが出力される。また、
符号５５の結果レポートの数量に応じて、広い範囲を検
索するか狭い範囲を検索するかの判断がなされる。ま
た、これら、重要度、緊急度、結果レポートの数量に基
づく判断を行う際には、過去検索履歴（３３）に蓄積さ
れた過去の検索結果の情報が勘案される。
【００２６】検索パターン判断（１１１）によって生成
されたクエリーは、検索エンジン振分（１１３）の処理
において、キーワード検索（１４１）あるいは概念検索
（１５１）のいずれかに振り分けられる。ここで、キー
ワード検索とは、文書内容の全テキストを対象に、指定
されたキーワードが含まれるか否かを調べ、検索条件に
一致する文書を抽出する処理である。このキーワード検
索は、公文書や特定業務における文書など、使用される
言葉の統制がとれている文書の検索に有効であり、処理
が比較的単純であるというメリットがある反面、キーワ
ードの指定のしかたにスキルが必要であったり、検索結
果にノイズが含まれる割合が大きかったり、最適な目的
情報にうまくヒットしない場合があるといったデメリッ
トもある。また、概念検索とは、文書内容の全テキスト
を対象に、問い合わせ文の内容に関連する度合いの高い
順に文書を抽出する処理である。この概念検索は、企業
内のイントラネット上に存在する非公式情報や、グルー
プウェアに蓄積された情報など、使用される言葉の統制
がとれてない文書の検索にも有効である。また、この概
念検索は、誰でも比較的簡単に利用可能であり、目的情
報の有無が判断可能であり、目的情報に速く確実に到達
できるというメリットがある。検索エンジン振分（１１
３）においては、上記各検索手段の特性に応じた振り分
けが行われる。そして、検索エンジン部は、渡されたク
エリーに基づき、インターネット１００などの通信ネッ
トワークを介して目的情報の検索を行う。
されたクエリーは、検索エンジン振分（１１３）の処理
において、キーワード検索（１４１）あるいは概念検索
（１５１）のいずれかに振り分けられる。ここで、キー
ワード検索とは、文書内容の全テキストを対象に、指定
されたキーワードが含まれるか否かを調べ、検索条件に
一致する文書を抽出する処理である。このキーワード検
索は、公文書や特定業務における文書など、使用される
言葉の統制がとれている文書の検索に有効であり、処理
が比較的単純であるというメリットがある反面、キーワ
ードの指定のしかたにスキルが必要であったり、検索結
果にノイズが含まれる割合が大きかったり、最適な目的
情報にうまくヒットしない場合があるといったデメリッ
トもある。また、概念検索とは、文書内容の全テキスト
を対象に、問い合わせ文の内容に関連する度合いの高い
順に文書を抽出する処理である。この概念検索は、企業
内のイントラネット上に存在する非公式情報や、グルー
プウェアに蓄積された情報など、使用される言葉の統制
がとれてない文書の検索にも有効である。また、この概
念検索は、誰でも比較的簡単に利用可能であり、目的情
報の有無が判断可能であり、目的情報に速く確実に到達
できるというメリットがある。検索エンジン振分（１１
３）においては、上記各検索手段の特性に応じた振り分
けが行われる。そして、検索エンジン部は、渡されたク
エリーに基づき、インターネット１００などの通信ネッ
トワークを介して目的情報の検索を行う。
【００２７】なお、検索サーバ１は、より効果的な検索
を実現するために次に挙げるような機能を有する。ま
ず、検索条件入力においては、検索対象の指定が可能で
ある。具体的には、検索対象となる文書の記述言語（日
本語や、英語や、韓国語など）の指定が可能である。ま
た、特定の文書データベースのみを選択することも可能
である。また、検索結果の履歴を用いた検索対照の指定
も可能である。また、検索条件文としては、検索条件文
を直接入力することや、文書ファイルを読み込ませるこ
とや、文書ファイルへのリンク情報（情報ブラウザのブ
ックマークなど）を用いることや、検索結果の履歴を用
いることも可能である。また、検索条件文を適正化する
ための機能として、抽出語句編集や、イコライザや、関
連後拡張や、類義語拡張や、絞込条件指定などを有して
いる。ここで「類義語拡張」とは、入力されたキーワー
ドに対して、辞書情報を利用して予め設定されている類
義語を加える仕組みである。これにより、検索漏れが減
少するという効果が得られる。この類義語拡張は、キー
ワードによる検索条件指定に有効であり、特に、専門分
野などの言葉の統制が取れている文書に有効である。
を実現するために次に挙げるような機能を有する。ま
ず、検索条件入力においては、検索対象の指定が可能で
ある。具体的には、検索対象となる文書の記述言語（日
本語や、英語や、韓国語など）の指定が可能である。ま
た、特定の文書データベースのみを選択することも可能
である。また、検索結果の履歴を用いた検索対照の指定
も可能である。また、検索条件文としては、検索条件文
を直接入力することや、文書ファイルを読み込ませるこ
とや、文書ファイルへのリンク情報（情報ブラウザのブ
ックマークなど）を用いることや、検索結果の履歴を用
いることも可能である。また、検索条件文を適正化する
ための機能として、抽出語句編集や、イコライザや、関
連後拡張や、類義語拡張や、絞込条件指定などを有して
いる。ここで「類義語拡張」とは、入力されたキーワー
ドに対して、辞書情報を利用して予め設定されている類
義語を加える仕組みである。これにより、検索漏れが減
少するという効果が得られる。この類義語拡張は、キー
ワードによる検索条件指定に有効であり、特に、専門分
野などの言葉の統制が取れている文書に有効である。
【００２８】次に、顧客端末における画面例について説
明する。図３は、検索に対する要求を入力するための顧
客端末の画面例を示す概略図である。図３に示す画面に
おいて、符号２５０は、ビジネス支援のためのメニュー
項目の表示を行っている部分である。図３に示す例は、
「人材募集」が選択されており、「人材募集情報」を検
索するための要求入力のための部分がその下に配置され
ている。２５１は、顧客が知りたい内容の文章（図２に
おける５１）を入力するための部分である。また、２５
２は、関連キーワード（図２における５２）を入力する
ための部分である。また、２５３は、関連カテゴリ（図
２における５３）を選択してチェックするための部分で
ある。また、２５４は、重要度と時間（緊急度）を選択
するための部分である。
明する。図３は、検索に対する要求を入力するための顧
客端末の画面例を示す概略図である。図３に示す画面に
おいて、符号２５０は、ビジネス支援のためのメニュー
項目の表示を行っている部分である。図３に示す例は、
「人材募集」が選択されており、「人材募集情報」を検
索するための要求入力のための部分がその下に配置され
ている。２５１は、顧客が知りたい内容の文章（図２に
おける５１）を入力するための部分である。また、２５
２は、関連キーワード（図２における５２）を入力する
ための部分である。また、２５３は、関連カテゴリ（図
２における５３）を選択してチェックするための部分で
ある。また、２５４は、重要度と時間（緊急度）を選択
するための部分である。
【００２９】図４は、検索結果の状況の一覧表示画面例
を示す概略図である。図４において、検索要求ごとに受
付番号、種別、タイトル、依頼日、および検索結果の状
況が表形式で表示されている。符号２７１ａ〜２７１ｃ
は、それぞれ検索要求の受付番号である。また、２７２
は、受付番号２７１ａの検索要求の状況を示す記号
「◎」の表示であり、この記号は、結果状況が良好であ
ることを表わしている。また、２７３は、受付番号２７
１ｂの検索要求の状況を示す記号「△」の表示であり、
この記号は、結果状況が中程度であることを表わしてい
る。また、記号表示２７３には、「条件変更」の表示２
７４が付されており、これをクリックすることによっ
て、要求条件を変更して再度検索を依頼することができ
るようになっている。また、「削除」の表示２７５をク
リックした場合には、この検索結果が削除される。ま
た、２７６は、受付番号２７１ｃの検索要求の状況を示
す記号「×」の表示であり、この記号は結果状況が不良
であったことを表わしている。また、記号表示２７６に
は、「条件を変更し再度検索」の表示２７７が示されて
おり、これをクリックすることによって、要求条件を変
更して再度検索を依頼することができるようになってい
る。なお、受付番号２７１ａ〜２７１ｃのいずれかをク
リックすることにより、当該検索要求の結果の詳細を表
示できる。
を示す概略図である。図４において、検索要求ごとに受
付番号、種別、タイトル、依頼日、および検索結果の状
況が表形式で表示されている。符号２７１ａ〜２７１ｃ
は、それぞれ検索要求の受付番号である。また、２７２
は、受付番号２７１ａの検索要求の状況を示す記号
「◎」の表示であり、この記号は、結果状況が良好であ
ることを表わしている。また、２７３は、受付番号２７
１ｂの検索要求の状況を示す記号「△」の表示であり、
この記号は、結果状況が中程度であることを表わしてい
る。また、記号表示２７３には、「条件変更」の表示２
７４が付されており、これをクリックすることによっ
て、要求条件を変更して再度検索を依頼することができ
るようになっている。また、「削除」の表示２７５をク
リックした場合には、この検索結果が削除される。ま
た、２７６は、受付番号２７１ｃの検索要求の状況を示
す記号「×」の表示であり、この記号は結果状況が不良
であったことを表わしている。また、記号表示２７６に
は、「条件を変更し再度検索」の表示２７７が示されて
おり、これをクリックすることによって、要求条件を変
更して再度検索を依頼することができるようになってい
る。なお、受付番号２７１ａ〜２７１ｃのいずれかをク
リックすることにより、当該検索要求の結果の詳細を表
示できる。
【００３０】図５は、ある検索要求に対する結果の表示
画面例を示す概略図である。図５に示す例は、企業等の
年金運用に関して検索した結果が表示されている。図５
において、符号２９１は、要求として入力された文章の
表示である。また、２９２は当該要求に基づく検索にお
いてヒットした文書の一覧である。この文書一覧におい
ては、各文書が元の要求内容に近い度合いが「類似度」
としてグラフ表示されるとともに、この類似度の高い順
に並べて表示されている。また、２９３は、上記一覧表
示（２９３）中で現在選択されている文書の内容の表示
である。
画面例を示す概略図である。図５に示す例は、企業等の
年金運用に関して検索した結果が表示されている。図５
において、符号２９１は、要求として入力された文章の
表示である。また、２９２は当該要求に基づく検索にお
いてヒットした文書の一覧である。この文書一覧におい
ては、各文書が元の要求内容に近い度合いが「類似度」
としてグラフ表示されるとともに、この類似度の高い順
に並べて表示されている。また、２９３は、上記一覧表
示（２９３）中で現在選択されている文書の内容の表示
である。
【００３１】検索サーバ１は、上に説明したもの以外に
も、検索結果の表示のための機能として、次に挙げるよ
うなものを提供する。検索サーバ１は、検索結果一覧表
示（図４の表示や、図５の２９２の表示）に関して、表
示項目を変えることのできる表示項目設定機能を有す
る。また、検索サーバ１は、検索結果内容表示に関し
て、強制表示や、要約文書強調表示や、文書数指定ある
いはパーセンテージ指定による要約表示の機能を提供す
る。また、検索履歴を保持しておいて顧客がその履歴を
参照できる機能や、検索の結果ヒットした情報に対する
ブックマークを保存する機能や、検索結果の一覧あるい
は内容詳細を他の端末あるいは他のユーザに対して送信
する機能などが提供される。
も、検索結果の表示のための機能として、次に挙げるよ
うなものを提供する。検索サーバ１は、検索結果一覧表
示（図４の表示や、図５の２９２の表示）に関して、表
示項目を変えることのできる表示項目設定機能を有す
る。また、検索サーバ１は、検索結果内容表示に関し
て、強制表示や、要約文書強調表示や、文書数指定ある
いはパーセンテージ指定による要約表示の機能を提供す
る。また、検索履歴を保持しておいて顧客がその履歴を
参照できる機能や、検索の結果ヒットした情報に対する
ブックマークを保存する機能や、検索結果の一覧あるい
は内容詳細を他の端末あるいは他のユーザに対して送信
する機能などが提供される。
【００３２】上記の情報検索装置はコンピュータシステ
ムを用いて実現されている。そして、上述した要求分析
〜検索実行〜データ収集〜結果表示の過程は、プログラ
ムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶
されており、このプログラムをコンピュータが読み出し
て実行することによって、上記処理が行われる。ここで
コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー
（登録商標）ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、磁気ハードディスク、半導体メモ
リ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信
回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けた
コンピュータが当該プログラムを実行するようにしても
良い。
ムを用いて実現されている。そして、上述した要求分析
〜検索実行〜データ収集〜結果表示の過程は、プログラ
ムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶
されており、このプログラムをコンピュータが読み出し
て実行することによって、上記処理が行われる。ここで
コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー
（登録商標）ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、磁気ハードディスク、半導体メモ
リ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信
回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けた
コンピュータが当該プログラムを実行するようにしても
良い。
【００３３】以上、図面を参照してこの発明の実施形態
を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、自然言語によって記述された要求文章の文章解析を
行い、文章解析の結果と前記重要度の情報と前記緊急度
の情報とに基づきクエリーを生成し、このクエリーに基
づいてデータの収集を行うため、特別のスキルを有しな
い利用者でも目的とする情報を的確に収集することがで
きる。また、検索要求には重要度の情報および緊急度の
情報が含まれているため、これら重要度および緊急度に
応じて、検索範囲の広さや深さを変えてクエリーを生成
し、データを収集することが可能となる。
ば、自然言語によって記述された要求文章の文章解析を
行い、文章解析の結果と前記重要度の情報と前記緊急度
の情報とに基づきクエリーを生成し、このクエリーに基
づいてデータの収集を行うため、特別のスキルを有しな
い利用者でも目的とする情報を的確に収集することがで
きる。また、検索要求には重要度の情報および緊急度の
情報が含まれているため、これら重要度および緊急度に
応じて、検索範囲の広さや深さを変えてクエリーを生成
し、データを収集することが可能となる。
【００３５】また、この発明によれば、ビジネスに関す
る用語の情報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象
となるウェブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属
性情報と、過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴
と、当該情報検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄え
た顧客属性マスタとの、少なくともいずれか１つを記憶
しておき、この記憶された情報を参照して得られる情報
と文章解析の結果とに基づきクエリーを生成するため、
直接入力される要求内容だけでなく、そのような要求の
前提となる暗黙の諸状況に基づいた情報検索を行うこと
が可能となる。
る用語の情報を蓄えたビジネスリポジトリと、検索対象
となるウェブサイトの属性情報を蓄えたウェブサイト属
性情報と、過去の検索履歴情報を蓄えた過去検索履歴
と、当該情報検索装置を利用する顧客の属性情報を蓄え
た顧客属性マスタとの、少なくともいずれか１つを記憶
しておき、この記憶された情報を参照して得られる情報
と文章解析の結果とに基づきクエリーを生成するため、
直接入力される要求内容だけでなく、そのような要求の
前提となる暗黙の諸状況に基づいた情報検索を行うこと
が可能となる。
【００３６】また、この発明によれば、収集した検索結
果データに基づいて、ビジネスリポジトリやウェブサイ
ト属性情報や、過去検索履歴や、顧客属性マスタを更新
するため、検索を行うのに伴って次回以降のクエリー生
成のために用いる基礎情報を自動的に蓄積することが可
能であり、学習効果も生じる。
果データに基づいて、ビジネスリポジトリやウェブサイ
ト属性情報や、過去検索履歴や、顧客属性マスタを更新
するため、検索を行うのに伴って次回以降のクエリー生
成のために用いる基礎情報を自動的に蓄積することが可
能であり、学習効果も生じる。
【００３７】また、この発明によれば、キーワード検索
と概念検索とを併用するため、より効果的にデータを収
集することができる。
と概念検索とを併用するため、より効果的にデータを収
集することができる。
【図１】 この発明の一実施形態による情報検索装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図２】 同実施形態による検索のための処理過程を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図３】 同実施形態による検索に対する要求を入力す
るための顧客端末の画面例を示す概略図である。
るための顧客端末の画面例を示す概略図である。
【図４】 同実施形態による検索結果の状況の一覧表示
画面例を示す概略図である。
画面例を示す概略図である。
【図５】 同実施形態による検索要求に対する結果の詳
細表示画面例を示す概略図である。
細表示画面例を示す概略図である。
１…検索サーバ，２…顧客端末，１１…要求分析処理
部，１２…履歴参照部，１３…検索エンジン部，１４…
キーワード検索部，１５…概念検索部，１６…データ収
集部，１７…翻訳部，１８…データマッピング部，１９
…結果表示部，３０…履歴記憶部，３１…ビジネスリポ
ジトリ，３２…ウェブサイト属性情報，３３…過去検索
履歴，３４…顧客属性マスタ，３５…処理ルール記憶
部，１００…インターネット
部，１２…履歴参照部，１３…検索エンジン部，１４…
キーワード検索部，１５…概念検索部，１６…データ収
集部，１７…翻訳部，１８…データマッピング部，１９
…結果表示部，３０…履歴記憶部，３１…ビジネスリポ
ジトリ，３２…ウェブサイト属性情報，３３…過去検索
履歴，３４…顧客属性マスタ，３５…処理ルール記憶
部，１００…インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０４ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０４ Ｆターム(参考） 5B075 KK02 KK13 ND20 NK32 PP24 PR03 PR08 UU40 5B082 HA05
Claims (6)
- 【請求項１】 入力される検索要求に基づいて通信ネッ
トワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索装
置であって、 自然言語によって記述された要求文章の文章解析を行う
とともに、当該検索要求に関する重要度の情報および緊
急度の情報を読み込み、前記文章解析の結果と前記重要
度の情報と前記緊急度の情報とに基づきクエリーを生成
する要求分析処理部と、 前記要求分析処理部によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索エンジン部と、 前記検索エンジン部による検索の結果データを前記通信
ネットワークを経由して収集するデータ収集部とを備え
たことを特徴とする情報検索装置。 - 【請求項２】 入力される検索要求に基づいて通信ネッ
トワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索装
置であって、 ビジネスに関する用語の情報を蓄えたビジネスリポジト
リと、検索対象となるウェブサイトの属性情報を蓄えた
ウェブサイト属性情報と、過去の検索履歴情報を蓄えた
過去検索履歴と、当該情報検索装置を利用する顧客の属
性情報を蓄えた顧客属性マスタとの、少なくともいずれ
か１つを記憶する履歴記憶部と、 自然言語によって記述された要求文章の文章解析を行う
とともに、前記履歴記憶部に記憶された情報を参照し、
この参照の結果取得した情報と前記文章解析の結果とに
基づきクエリーを生成する要求分析処理部と、 前記要求分析処理部によって生成されるクエリーに基づ
き、情報の検索を行う検索エンジン部と、 前記検索エンジン部による検索の結果データを前記通信
ネットワークを経由して収集するデータ収集部とを備え
たことを特徴とする情報検索装置。 - 【請求項３】 前記データ収集部が収集した前記結果デ
ータに基づいて前記履歴記憶部に記憶された情報を更新
する履歴記憶部更新手段を備えたことを特徴とする請求
項２に記載の情報検索装置。 - 【請求項４】 前記検索エンジン部は、キーワード検索
を行うキーワード検索部と概念検索を行う概念検索部と
を備えており、 前記要求分析処理部は、生成する前記クエリーを前記キ
ーワード検索部と前記概念検索部とに振り分けることを
特徴とする請求項１から３までのいずれかに記載の情報
検索装置。 - 【請求項５】 入力される検索要求に基づいて通信ネッ
トワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索方
法であって、 自然言語によって記述された要求文章の文章解析を行う
とともに、当該検索要求に関する重要度の情報および緊
急度の情報を読み込み、前記文章解析の結果と前記重要
度の情報と前記緊急度の情報とに基づきクエリーを生成
する要求分析処理過程と、 この要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基
づき、情報の検索を行う検索実行過程と、 この検索実行過程において実行される検索の結果データ
を前記通信ネットワークを経由して収集するデータ収集
過程とを有することを特徴とする情報検索方法。 - 【請求項６】 入力される検索要求に基づいて通信ネッ
トワークを介して入手可能な情報を検索する情報検索方
法であって、 ビジネスに関する用語の情報を蓄えたビジネスリポジト
リと、検索対象となるウェブサイトの属性情報を蓄えた
ウェブサイト属性情報と、過去の検索履歴情報を蓄えた
過去検索履歴と、当該情報検索装置を利用する顧客の属
性情報を蓄えた顧客属性マスタとの少なくともいずれか
から、前記検索要求に基づいて情報を参照する履歴参照
過程と、 自然言語によって記述された要求文章の文章解析を行う
とともに、前記履歴参照過程の結果取得した情報と前記
文章解析の結果とに基づきクエリーを生成する要求分析
処理過程と、 この要求分析処理過程によって生成されるクエリーに基
づき、情報の検索を行う検索実行過程と、 この検索実行過程において実行される検索の結果データ
を前記通信ネットワークを経由して収集するデータ収集
過程とを有することを特徴とする情報検索方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111699A JP2002312389A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 情報検索装置および情報検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111699A JP2002312389A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 情報検索装置および情報検索方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002312389A true JP2002312389A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18963255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001111699A Pending JP2002312389A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 情報検索装置および情報検索方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002312389A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006127325A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ発見装置、及び、コンテンツ発見方法 |
| JP2006524870A (ja) * | 2003-04-25 | 2006-11-02 | オーバーチュア サービシズ インコーポレイテッド | 予め定義されたサーチ問合せからサーチ結果へのアクセスを与えるｕｒｌで補足されるサーチエンジン |
| CN100428234C (zh) * | 2005-03-17 | 2008-10-22 | 国际商业机器公司 | 用于评估搜索引擎的质量的方法和系统 |
| JP2011209784A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Metawater Co Ltd | 要求情報入力支援装置、及びプログラム、並びにプラント維持管理システム |
| KR101443663B1 (ko) * | 2008-09-08 | 2014-09-23 | 한국과학기술원 | 주제 및 선호도 기반 검색 시스템, 장치, 방법 및 저장 매체 |
| CN113779093A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-12-10 | 筑友智造建设科技集团有限公司 | 建筑模型部件信息的查询方法、装置、设备及存储介质 |
-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001111699A patent/JP2002312389A/ja active Pending
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