JP4781741B2 - 情報検索システム、情報検索プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、検索キーワードに基づいて情報検索を行うコンピュータシステムに関する。
インターネット利用の普及に伴って、利用者は膨大な量の情報にアクセスする環境を手に入れた。そしてインターネット利用者は、膨大な量の情報から目的とする情報を直接入手するために、検索サイトと呼ばれるWebサイトを活用している。むしろ検索サイトは、インターネット利用者が際に最もよく閲覧するWebサイトであるとも言える。
検索サイトを実現するためのコンピュータシステム(情報検索システム)は、WWWサーバーと、検索エンジンとにより構成される。情報検索システムは、WWWサーバーによる「検索フロント」と呼ばれる機能を備えている。検索フロントは、ブラウザ端末とのインタフェースであり、アクセスしてきたブラウザを実装するコンピュータ(ブラウザ端末)に情報検索サービスの窓口となるWebページを返送し、ブラウザ端末からの検索キーワードを受け付ける。そして、その検索キーワードを検索エンジンに与える。
検索エンジンは、インターネット上にある膨大な情報について、その内容や所在など、利用者が最終的に入手したい情報への手がかりとなる情報(レコード)を、付帯するデータベースに蓄積・管理し、検索フロントを介してブラウザ端末から介して受け付けた検索キーワードをデータベースに照会し、該当するレコードを検索フロントに返す。検索フロントは、検索結果として、検索エンジンから受け取ったレコードの一覧をWebページに作成してブラウザ端末に返送する。
利用者が、目的する情報を確実に得るために、検索エンジンに複数の検索キーワードを与え、その複数の検索キーワードの双方に該当するレコードを提示してもらう、「アンド検索」がある。しかしながら、アンド検索に用いる複数のキーワードが適切でないと、該当するレコードが検索されなかったり、あるいは見当違いのレコードが検索されたりしてしまう。そのため、アンド検索は、ある程度情報検索に慣れた人向きの手法であると言える。
検索キーワードを検索エンジンに与えて検索結果を取得し、また一つ検索キーワードを追加して先の検索キーワードとともにアンド検索させ、目的とする情報に近いレコードがなければ追加した検索キーワードを他のものに変えてから再度アンド検索させる、という方法もあるが、検索キーワードを検索エンジンに与えて検索結果を得るまでに時間や手間が掛かる。
そこで、情報検索システムにて、アンド検索したときに受け付けた複数の検索キーワードとその受付頻度を記憶・管理しておき、ある検索キーワードを受け付けて検索結果をブラウザに返送する際、その受け付けた検索キーワードとともにアンド検索した他の検索キーワードを提示することが考えられる。確かに、検索キーワードを提示することで目的とする情報を利用者が得る可能性は高くなる、しかし、検索キーワードを送信して検索結果を受信し再度追加の検索キーワードを検索エンジンに与える、という手順自体は変わらず、相変わらず時間がかかる。情報検索システムにおいても検索処理を再度行うことで負荷が増大する。
また、複数の検索キーワードとその受付頻度を管理していたとしても、頻度の高いキーワードの組み合わせ(関連語)は年間を通して一律に高い頻度なのであって、特殊な場合では必ずしもその組み合わせ利用者が目的とする情報検索のための検索キーワードには成り得ない。たとえば、「クリスマス」とともにアンド検索される検索キーワードとしては、年間を通じて「キリスト」「プレゼント」「サンタクロース」などの語が指定される頻度が高いと予想できる。しかし、12月24日の間近であれば、「イルミネーション」「夜景」など、クリスマスイブの利用者の行動に直結するような語が「クリスマス」とともにアンド検索される頻度が高い。もちろん、検索回数の絶対値自体は少なくても、これら「イルミネーション」「夜景」は、クリスマス直前の期間において、他の期間と比べて明らかに検索回数が急増する。そのため、12月24日の直前数日〜1週間程度の期間では、一つの検索キーワード「クリスマス」を利用者が指定したとしても、実は、利用者はクリスマス当日に「イルミネーション」や「夜景」を見に行きたくて情報を得ようとしている可能性が高い。
そこで本発明は、情報検索処理に掛かる時間や処理負荷を軽減させつつ、情報検索の目的をも推測し、情報検索処理以前にアンド検索における適切な検索キーワードの組み合わせを提示できる情報検索システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、情報検索システムであって、
検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段と、
アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出手段と、
与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換手段と、
前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換手段に与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付手段と、
前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換語リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語として返送する関連語リスト返送手段と、
を備え
前記イベント関連語抽出手段は、
前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
前記イベント関連語返送手段は、
前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送する情報検索システムとした。
また、前記関連語リスト返送手段は、前記変換語リストを送付したブラウザ端末にてある変換語が選択されると、当該変換語とともに過去にアンド検索された頻度が高い検索キーワードを関連語としてリストアップした関連語リストを当該ブラウザ端末に返送し、
前記イベント関連語返送手段は、前記ブラウザ端末にて前記変換語リストの中から選択された変換語を前記検索キーワードとし、
前記イベント関連語抽出手段は、前記選択された変換語がイベントワードに該当する場合、前記関連語リストに、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と識別可能にして含める情報検索システムとしてもよい。
また、前記イベントワード抽出手段は、検索エンジンによる検索履歴に基づいて、検索頻度が年間における特定の時期に前記照会頻度が急増したのち、特定の日を経過すると、検索頻度が激減する検索キーワードを前記イベントワードとする情報検索システムとしてもよい。
この場合、前記イベントワード抽出手段は、検索エンジンによる検索履歴に基づいて、最近の所定期間において前記検索頻度が急増した検索キーワードをイベントワードとし、当該イベントワードの検索頻度が急増した期間に検索頻度が急増した検索キーワードをイベント関連語とし、検索エンジンによる検索履歴に基づいて、前記イベントワードに対応するイベント関連語が該当する特定の期間の経過に伴って変化する場合、前記特定の期間の時系列に応じて前記管理するイベント関連語を変化させるイベントワードに対応するイベント関連語が該当する前記特定の期間の経過に伴って変化する場合、前記特定の期間の時系列に応じて前記関連語リストに含ませるイベント関連語を変化させることとしてもよい
また、前記イベントワード記憶手段は、所定のWebサイトにおいて掲載されているニュース記事に含まれる文字列を解析して単語を抽出するとともに、最近の所定期間において出現頻度が急増した単語をイベントワードとし、前記イベント関連語抽出手段は、前記イベントワード含まれる記事に含まれる他の単語のうち、前記イベントワードの出現頻度に連動して出現頻度が急増した単語をイベント関連語とする情報検索システムとしてもよい。
本発明はコンピュータプログラムにも及んでおり、当該コンピュータプログラムは、検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段と、
にアクセス可能なコンピュータに、
アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出ステップと、
与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換ステップと、
前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換ステップに与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付ステップと、
前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換後リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語として当該ブラウザ端末に返送する関連語リスト返送ステップと、を実行させ、
前記イベント関連語抽出ステップでは、
前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
前記イベント関連語返送ステップでは、
前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送する情報検索プログラムとしている。
また、上記情報検索プログラムは、前記レコード検索ステップによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースにアクセスするクエリーデータベース・アクセスステップと、
前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、アンド検索時の複数の検索キーワードを相互に関連語として対応付けするともに、一組の関連語ごとにアンド検索された頻度を対応付けして管理する関連語データベースにアクセスする関連語データベース・アクセスステップと、
前記変換語リストを送付したブラウザ端末にてある変換語が選択されると、当該変換語を前記関連語データベースに照会し、該当する関連語を頻度の順にリストアップした関連語リストを当該ブラウザ端末に返送する関連語リスト返送ステップと、
を実行させるとともに、
前記イベントワード抽出ステップでは、前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が特異的に増加する検索キーワードをイベントワードとし、前記特定の期間において前記イベントワードとともにアンド検索された検索キーワードのうち特異的に検索履歴が増加するイベント関連語とを対応付けして管理し、前記ブラウザ端末にて前記変換語リストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、前記関連語リストに対応のイベント関連語を他の関連語と識別可能にして含めることとしてもよい。
さらに本発明は、情報検索方法にも及んでおり、当該情報検索方法は、検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段にアクセス可能なコンピュータが、
アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出ステップと、
与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換ステップと、
前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換ステップに与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付ステップと、
前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換語リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語としてリストアップした関連語リストを当該ブラウザ端末に返送する関連語リスト返送ステップと、を実行させ、
前記イベント関連語抽出ステップでは、
前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
前記イベント関連語返送ステップでは、
前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送する情報検索方法としている。
本発明の情報検索システムによれば、情報検索処理に掛かる時間や処理負荷を軽減させつつ、利用者の情報検索の目的をも推測し、情報検索処理以前にアンド検索における適切な検索キーワードの組み合わせを提示できる。
===情報検索システム===
図1は、本発明の実施例における情報検索システムを含むネットワーク構成である。情報検索システム1は、インターネット31に接続されたコンピュータシステムであり、ブラウザを実装したコンピュータ(ブラウザ端末)30とHTTP通信を行うWWWサーバー10を備えている。検索フロント部11は、WWWサーバー10により実現される機能である。そして、検索エンジン12と、かな文字変換部17と、かな漢字変換部18と、関連語抽出部19と、各種データベース(13,14,15,16)を含んでいる。
レコードデータベース13は、多数のレコードを蓄積・管理し、検索エンジン12は、ブラウザ端末30から送付されてきた検索キーワードを検索フロント部11を介して受け取ると、その検索キーワードをレコードデータベース13に照会して該当するレコードを抽出し、そのレコードを検索フロント11に出力する。またクエリーデータベース14は、検索エンジン12が、過去の検索時に受け付けた検索キーワードのログを蓄積・管理している。
辞書データベース15は、ローマ字による文字列とかな文字との対応関係と、かな文字列と漢字との対応関係とを蓄積・管理している。また辞書データベース15では、クエリーデータベース14の管理情報に基づいて、同じ読みのかな文字列に対して同音異字語(食器、織機など)同士となる語句が複数存在する場合、それぞれの語句に検索キーワードとして受け付けた頻度を対応付けしている。
かな文字変換部17はブラウザ端末30におけるキーの一つ一つの入力情報を逐一取得するととともに、アルファベットの文字コードに対応する入力情報の順列を辞書データベースに照会し、そのアルファベットの文字列に対応するかなに変換して出力する。たとえば、「j」「i」と順番にキー入力があったならば、「i」を取得した時点でかなの「じ」を出力し、以後同様にしてキー入力を受け付け、かなに対応するキー順列を認知すると、そのかな文字を出力する。
かな漢字変換部18は、ブラウザ端末30から所定のキー入力があると、それまでに取得して変換したかな文字列を辞書データベース15に照会して対応する語句を変換語として出力する。また、同じ「読み」に同音異字語の関係となる複数の変換語が存在すれば、所定の数の変換語を対応する頻度に基づいて上位から順にリストアップしていき、所定の数の変換語を含む変換語リストを作成して出力する。具体的には、例えば、「jishin」とキー入力があれば、かな文字変換部17が「じしん」と、かな文字に変換し、次にスペースキーの入力があったならば、かな漢字変換部18が、その「じしん」に対して「自身」「自信」「地震」「磁針」「じしん」「ジシン」などと、平かなやカタカナを含めた変換語を対応する頻度の順にリストアップして出力する。
関連語データベース16は、クエリーデータベース14の管理情報に基づいて、アンド検索時に受け付けた複数の検索キーワードを互いに関連語とし、関連語同士となる検索キーワードの各セットについて、アンド検索実行頻度を対応付けして蓄積・管理している。
イベントワード抽出部20は、特定の検索キーワードについて、検索頻度の絶対値自体は少なくても、年間の特定の時期や期間、あるいは最近の過去所定期間(例えば、過去1週間など)において、クエリーとして受け付ける頻度が急激に増加する現象(以下、バーストと称す)を見出したならば、その検索キーワードをイベントワードとし、そのイベントワードとともにバーストの発生を認めた時期や期間(以下、バースト期間)にアンド検索された関連語をイベント関連語として抽出する。そして、イベントワードやイベント関連語と該当のバースト期間との対応付けを管理する。そして、関連語データベースにおける関連語のうち、現時点をバースト期間とするイベントワードやイベント関連語については関連語データベースにおける頻度に重み付けを行い、関連語データベースを随時更新する。
関連語抽出部19は、ブラウザ端末30から送付されてきた検索キーワードを関連語データベース16に照会し、ブラウザ端末30からの検索キーワードともにアンド検索された関連語のうち頻度の高い関連語を所定の数を上限として抽出して出力する。
そして、本実施例の情報検索システム1は、上記構成により、検索サイトにアクセスしてきたブラウザ端末において検索キーワードが入力されている過程で、そのキーワードとともにアンド検索すべき他の検索キーワードとして関連語を提示し、しかも、検索日時に応じてその関連語を変え、利用者が目的としている情報を確実に得ることが出来るように支援するイベントワード情報検索サービスを提供している。なお情報検索システム1において、各機能ブロック(10〜19)は、個別のコンピュータにより構成されていてもよいし、1台以上のコンピュータに適宜に実装されたプログラムの実行により実現されるものでもよい。
===検索窓口ページ===
情報検索システム1は、検索フロント部11に所定のURLを指定してアクセスしてきたブラウザ端末30が日本語検索サービスを利用できるようにするためのプログラム(制御プログラム)を含んだWebページ(検索窓口ページ)を送付する。図2に検索窓口ページの画面概略を示した。本実施例において、WWWサーバー10は、ポータルサイトを公開し、検索窓口ページ40は、検索サイトのホームページであると同時にポータルサイトのホームページとしての画面構成を備えている。この例では、検索キーワードの入力欄41、入力欄に記入された検索キーワードをクエリーとして検索エンジン12に送付するための送信ボタン42、ポータルサイトが提供する各種サービス毎のホームページへのリンク43、各レコードをその内容に応じたカテゴリを手がかりにして検索するためのディレクトリ44などが記載されている。
===イベントワードとイベント関連語===
イベントワードは、
(1)毎年特定の月日や特定の月/週/曜日に至るまでの比較的短期間(例えば、3日〜1週間)をバースト期間としてバーストが認められるイベントワード
(2)毎年特定の時期をバースト期間とするイベントワード
(3)最近の過去短期間以内にバーストしてそのバーストが継続しているイベントワード
の3つの類型に区別できる。
(1)のイベントワードには「クリスマス」「バレンタインデー」「母の日」などがあり、例えば「クリスマス」に対するイベント関連語としては「イルミネーション」「夜景」などがある。図3に「クリスマス」をイベントワードとしたバーストの状況として、イベントワード「クリスマス」による各日の検索回数の推移(A)と、そのワードとイベント関連語「イルミネーション」とによるアンド検索の回数の推移(B)とを示した。クリスマスイブの12月24日の3日前当たりから「クリスマス」の語による検索件数が急増し、その検索件数に連動して、「クリスマス」と「イルミネーション」によるアンド検索される頻度が増加する。そして12月25日になると、イベントワードの検索回数、およびそのイベントワードとイベント関連語とによるアンド検索回数が激減する。この例では12月21日〜12月24日までをイベント期間32とし、イベントワード抽出部20は、この期間については関連語データベース16における「クリスマス」に対応する関連語「イルミネーション」の頻度を割り増しする。
(2)のタイプに分類されるイベントワードとしては「花粉症」などがあり、イベントワードに対応するイベント関連語が、バースト期間の前後半など、バースト期間中で変化する。例えば、イベントワードが先の「花粉症」であれば、期間の当初は発症前なので「対策」「予防」などがイベント関連語としてバーストする。バースト期間の中盤から終わりまでは発症後となり「治療」「症状」などがイベント関連語となる。図4に「花粉症」に対するイベント関連語のバースト状況をグラフにして示した。(A)は、イベントワード「花粉症」のバーストを示している。(B)は「花粉症」と「対策」とによってアンド検索された回数の推移を示しており、(C)は「花粉症」と「治療」とによるアンド検索回数の推移を示している。バースト期間33の当初33aでは「花粉症」と「対策」とによるアンド検索回数が増加し、その増加傾向が減少に転ずると、「対策」に入れ替わって「治療」がイベント関連語として「花粉症」と「治療」とによるアンド検索回数が増加している。なお、「対策」と「治療」が「花粉症」とともに検索される回数が入れ替わる時期33cについては、「花粉症」に対して「対策」と「治療」の双方をイベント関連語とすればよい。
(3)のイベントワードは、最近起こった大事件や災害、有名人のゴシップに関連する語などである。例えば、周知の2004年12月末にインドネシアのスマトラ島沖で発生した巨大地震に関連して、「地震」というイベントワードに対して、「スマトラ島」「インドネシア」「津波」「断層」などがイベント関連語としてアンド検索される頻度が増加した。
===イベントワード情報検索サービス===
次にイベントワード情報検索サービスの実施に伴う情報検索システムを主体とした情報処理について説明する。図5にイベントワード検索サービスに関わる処理の流れを示した。また図6〜図14に当該サービスの提供過程でブラウザ端末30に表示されるWebページの画面遷移を示した。
まず、ブラウザ端末が所定のURLを指定して検索窓口ページ40を取り寄せる。検索窓口ページ40の画面構成を記述するHTML文書には制御プログラムを取り寄せるためのハイパーリンクが設定されており、ブラウザ端末30は、検索窓口ページ40のHTMLを解釈して検索窓口ページ40の画面を表示するとともに、情報検索システム1の所定のURLにより同定される制御プログラムを取り寄せて実行する(s1〜s3)。なお本実施例において、制御プログラムは、JAVA(登録商標)アプレットであり、ブラウザ端末30にはJAVA実行環境が実装されているものとする。もちろん、適宜なプログラム言語による制御プログラム本体のコードを検索窓口ページ40を記述するHTMLに記載しておくこともできる。
ブラウザ端末30は、制御プログラムを解釈実行すると、まず、キーボードから検索キーワード入力欄41への文字入力があると、その文字入力の過程におけるキー入力情報をかな文字変換部17へ逐一送付する(s4,s5)。例えば、「j」をキー入力すれば(図6)、その文字コードがかな文字変換部17へ与えられる。かな文字変換部17は、ブラウザ端末30にて次々に入力されて送付されてくる文字コードを取得し、「j」「i」と入力すれば、その取得した文字の順列がかな文字「じ」に対応付けされており、そのかな文字「じ」のコードをブラウザ端末30へ返送する。ブラウザ端末30は、制御プログラムにより、かな文字変換部17から返送されてきたかな文字コードに対応するかな文字「じ」46をキーワード入力欄41に入力する(図7、s6〜s8)。
ブラウザ端末30にて検索キーワード入力欄41にかな文字が次々と入力されていき(s4〜s9→s4)、ある時点(図8)で所定のキー(本実施例ではスペースキー)入力があると、この入力を変換指示として、それまでにキーワード入力欄41に入力されているかな文字をかな漢字変換部18へ送付する(s4〜s9→s10)。ここでは「じしん」の文字コードが送付されたものとする。
かな漢字変換部18は、送付されてきたかな文字に対応する変換語を抽出して作成した変換語リストをブラウザ端末30へ返送する(s11,s12)。ブラウザ端末30は、かな漢字変換部18から変換語リスト47が送付されてきた当初では、リスト47の一番上位の変換語48aを選択状態に設定する(図9)。本実施例では選択中にある変換語が反転表示される。そして制御プログラムは、ブラウザ端末30に、その初期選択されている変換語48aについての選択情報を関連語抽出部19に宛てて送付させる(s13〜s15)。なお、変換語の選択情報については、選択された変換語の文字コードであってもよいし、送付した変換語リスト47と、そのリスト47中の各変換語(48a,48)の順位とを情報検索システム1側で管理しておき、ブラウザ端末30に、変換語リスト47を識別するための情報と、選択した変換語(48a,48)のリスト47中の順位とを送付させるようにしてもよい。
関連語抽出部19は、ブラウザ端末30から変換語についての選択情報が送付されてくると、その変換語に対応する関連語を抽出して作成した関連語リストを返送する(s16,s17)。そしてブラウザ端末30は、変換語リスト47とともに関連語リスト49aを検索窓口ページ40に並べて表示する(s18)。また、関連語リスト49aが返送されてきた当初も、関連語リスト49aの一番上位の関連語50aが選択状態となるように設定する(図10)。なお、関連語リスト49aは、変換語リスト47中のいずれかの変換語(48a,48)が選択指示された時点でその選択情報を関連語抽出部19へ送付するようにしてもよい。
ここで、ブラウザ端末30にて、マウスカーソル51で他の変換語48を指示すると、その指示した変換語48が選択状態となる。そしてブラウザ端末30は、その選択されている変換語48の文字コードを関連語抽出部19へ送付し、対応する関連語のリストを返送してもらい、返送されてきた関連語リスト49を当初の関連語リスト49aに代えて表示する。このときも関連語リスト49の一番上位の関連語50aが選択状態となる(図9、s15〜s18)。
一方、イベントワード抽出部20は、現時点の月日についての情報を常時取得し、現時点がイベント期間に該当するイベントワードを認識し、そのイベントワードに対応するイベント関連語をその頻度に重み付けを行うとともに、イベント関連語にその旨の識別子を付帯して関連語データベース16に登録する(s31〜s35)。それによって、関連語リスト49の返送起源として選択された変換語48がイベントワードであった場合、関連語抽出部19は、バースト期間外では表示する可能性が少ないイベント関連語をリストアップすることになる。そして関連語抽出部19は、リストアップした関連語のうち、イベント関連語にはその識別子を付帯させてブラウザ端末30に返送する。ブラウザ端末30は、関連語リスト49を表示する際、関連語(50a,50,50b)に付帯するイベント関連語の識別子の有無に応じてイベント関連語50bを他の関連語(50a,50)と識別できるように表示する。本実施例では、文字の表示領域を着色することでイベント関連語が識別できるようになっている(図11)。もちろん、関連語リストの表示領域とは別の領域にイベント関連語を別のリストとして表示するなど、ユーザインタフェース環境は適宜に変更できる。
つぎに、ある変換語48を指示した状態で関連語リスト49へマウスカーソル51を移動させると、指示した変換後48が反転表示されたまま、関連語(50a,50)が選択可能となる。そして、マウスカーソル51で関連語リスト49中の一つの関連語(50a,50,50b)を指示し(図12)、マウスの左ボタンをクリックするなど、所定の確定操作を行うと、選択状態にある変換語48と確定した関連語(50a,50,50b)とがそれぞれ検索キーワード(52,53)として半角スペースを介して検索キーワード入力欄41に入力される(図13、s19,s20)。ここで、検索窓口ページ40の検索ボタン42に対して指示・確定操作すると、ブラウザ端末30は、検索キーワード入力欄41に入力されている検索キーワードを検索フロント11に送付する(s21,s22)。検索フロント11は、送付されてきた検索キーワードを検索エンジン12に与えて、検索エンジン12が出力する該当レコードを受け取る。そして、受け取ったレコードを一覧にしたWebページ(検索結果ページ)を作成してブラウザ端末30に返送し、ブラウザ端末30がその検索結果ページ60を表示する(図14、s23〜s28)。なお、変換語(48a,48)のみを検索キーワードとして検索エンジン12に送付する場合には、変換語リスト47の表示領域にマウスカーソル51を置いて、目的の変換語(48a,48)を指示した状態で確定操作を行い、指示した変換語(48a,48)のみを検索キーワード入力欄41へ入力させる。そして、送信ボタン42に対する指示確定操作を行えばよい。
このように、本実施例の情報検索システム1によれば、利用者が検索キーワードとして選択した変換語が現時点までの所定期間において集中的にレコードデータベースに照会されている検索キーワードである場合、その期間において当該変換語の照会頻度に連動して特異的にアンド検索される頻度が高い関連語を利用者に提示することができる。そのため、適切な複数の検索キーワードでアンド検索を行うことができ、利用者は目的とする情報にたどり着くためのレコードを確実に得ることができる。また、複数の検索キーワードは、実際に検索エンジンに検索キーワードを照会する前に提示されるので、利用者は、情報検索に要する時間を節約することができる。また、情報検索システム1においても、ブラウザ端末においてもレコードデータベースへの検索キーワード照会頻度が減り、検索処理に関わる負荷が軽減される。
===イベント関連語の提示方式===
上記実施例では、イベントワード抽出部20が、関連語データベース16におけるイベント関連語の頻度を調整することで、関連語抽出部19がブラウザ端末30に送付する関連語リストにイベント関連語が含まれるようになっていた。イベント関連語の提示方式はこの方式に限らず、例えば、イベント期間とイベントワードとイベント関連語とを対応付けしたデータベース(イベントワードデータベース)を別途用意しておき、ブラウザ端末30にて変換語が選択されたならば、その変換語をイベントワードデータベースに照会し、その変換語がイベントワードであるならば、関連語抽出部19が抽出した関連語によって作成した関連語リストにイベント関連語を加えて関連語リストを更新し、その更新後の関連語リストをブラウザ端末30に送付するようにしてもよい。
===イベントワードの抽出方法===
上記(3)のタイプのイベントワードをクエリーデータベースの管理情報に基づいて抽出するのではなく、例えば、新聞やニュースを提供するWebサイト(ニュースサイト)に掲載されている記事から抽出してもよい。すなわち、ニュース記事には、上記(3)のタイプに属するイベントワードが確実に存在する。そこで、情報検索システム1において、所定のニュースサイトにアクセスし、そのサイトに掲載されている記事を取得し、最近頻繁に出現する複数の語の組み合わせをイベントワードとイベント関連語として抽出する。そして、これらの語を関連語データベースに所定の頻度を対応付けして登録する。それによって、最近注目されている話題に関する詳細な情報を利用者が得ようとして自身のブラウザ端末を検索サイトにアクセスさせた際、目的とする情報源への窓口となるレコードを取得するためにアンド検索すべき複数の検索キーワードが確実に提示される。
本発明の実施例における情報検索システムの機能ブロック構成図である。 上記情報検索システムがブラウザ端末に送付する検索窓口ページの概略図である。 上記情報検索システムにおけるイベントワード抽出部が抽出するイベントワードとイベント関連語の検索頻度を示すグラフである。 上記イベントワード抽出部が抽出するその他のイベントワードとイベント関連語の検索頻度を示すグラフである。 上記情報検索システムが提供するイベントワード情報検索サービスの実施手順図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記イベントワード情報検索サービスの提供過程でブラウザ端末に表示される画面概略図である。 上記情報検索システムがブラウザ端末に送付する検索結果ページの画面概略図である。
符号の説明
1 情報検索システム 10 WWWサーバー
11 検索フロント部 12 検索エンジン
13 レコードデータベース 14 クエリーデータベース
15 辞書データベース 16 関連語データベース
17 かな文字変換部 18 かな漢字変換部
19 関連語抽出部 20 イベントワード抽出部
30 ブラウザ端末 40 検索窓口ページ
47,47b 変換語リスト 49,49a 関連語リスト
60 検索結果ページ

Claims (7)

  1. 検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
    前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段と、
    アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出手段と、
    与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換手段と、
    前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換手段に与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付手段と、
    前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換語リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語として返送する関連語リスト返送手段と、
    を備え
    前記イベント関連語抽出手段は、
    前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
    前記イベント関連語返送手段は、
    前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送することを特徴とする情報検索サーバー。
  2. 前記関連語リスト返送手段は、前記変換語リストを送付したブラウザ端末にてある変換語が選択されると、当該変換語とともに過去にアンド検索された頻度が高い検索キーワードを関連語としてリストアップした関連語リストを当該ブラウザ端末に返送し、
    前記イベント関連語返送手段は、前記ブラウザ端末にて前記変換語リストの中から選択された変換語を前記検索キーワードとし、
    前記イベント関連語抽出手段は、前記選択された変換語がイベントワードに該当する場合、前記関連語リストに、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と識別可能にして含めることを特徴とする請求項1に記載の情報検索サーバー。
  3. 前記イベントワード記憶手段は、
    検索エンジンによる検索履歴に基づいて、検索頻度が年間における特定の時期に急増したのち、特定の日を経過すると、検索頻度が激減する検索キーワードを前記イベントワードとして管理することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報検索サーバー。
  4. 前記イベントワード記憶手段は、
    検索エンジンによる検索履歴に基づいて、最近の所定期間において前記検索頻度が急増した検索キーワードをイベントワードとし、当該イベントワードの検索頻度が急増した期間に検索頻度が急増した検索キーワードをイベント関連語とし、
    検索エンジンによる検索履歴に基づいて、前記イベントワードに対応するイベント関連語が該当する特定の期間の経過に伴って変化する場合、前記特定の期間の時系列に応じて前記管理するイベント関連語を変化させることを特徴とする請求項に記載の情報検索サーバー。
  5. 前記イベントワード記憶手段は、
    所定のWebサイトにおいて掲載されているニュース記事に含まれる文字列を解析して単語を抽出するとともに、最近の所定期間において出現頻度が急増した単語をイベントワードとし、
    前記イベント関連語抽出手段は、
    前記イベントワードが含まれる記事に含まれる他の単語のうち、前記イベントワードの出現頻度が急増した期間に出現頻度が急増した単語をイベント関連語とすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報検索サーバー。
  6. 検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
    前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段と、
    にアクセス可能なコンピュータに、
    アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出ステップと、
    与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換ステップと、
    前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換ステップに与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付ステップと、
    前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換後リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語として当該ブラウザ端末に返送する関連語リスト返送ステップと、を実行させ、
    前記イベント関連語抽出ステップでは、
    前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
    前記イベント関連語返送ステップでは、
    前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送することを特徴とする情報検索プログラム。
  7. 検索エンジンによる検索キーワードの検索履歴を管理するクエリーデータベースと、
    前記クエリーデータベースの管理情報に基づいて、特定の期間に検索履歴が急増する検索キーワードをイベントワードとして所定の時期に対応付けるとともに、当該イベントワードに特定の検索キーワードをイベント関連語として対応付けして管理するイベントワード記憶手段にアクセス可能なコンピュータが、
    アクセスしてきたブラウザ端末から送付されてきた検索キーワードが、現時点に対応する前記イベントワードに該当する場合に、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を抽出するイベント関連語抽出ステップと、
    与えられた文字をかな漢字変換した変換語を出力する日本語変換ステップと、
    前記ブラウザ端末におけるキー入力状況を監視し、検索キーワードを入力する経過でキー入力された文字を前記日本語変換ステップに与え、該当する変換語のリストをブラウザ端末に送付する変換語リスト送付ステップと、
    前記変換語リストを送付したブラウザ端末に、検索エンジンの検索履歴に基づいて、前記変換語リストに含まれる変換語とともに過去に検索された頻度が高い検索キーワードを関連語としてリストアップした関連語リストを当該ブラウザ端末に返送する関連語リスト返送ステップと、を実行させ、
    前記イベント関連語抽出ステップでは、
    前記特定の期間において前記イベントワードとともに検索された検索キーワードのうち検索履歴が急増するものを前記イベント関連語とするとともに、前記ブラウザ端末にて前記変換語のリストから選択された変換語がイベントワードに該当する場合、当該イベントワードに対応するイベント関連語を他の関連語と共に前記関連語として含め、
    前記イベント関連語返送ステップでは、
    前記ブラウザ端末に送付した変換語リスト中のある変換語を検索キーワードとして、当該検索キーワードが現時点に対応する前記イベントワードに該当すれば、当該イベントワードに対応する前記イベント関連語を前記ブラウザ端末に返送することを特徴とする情報検索方法。
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