JP4225384B2 - データの配信システムおよびその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データの配信システムおよびその方法に関する。特に、本発明は、データをカテゴリに分類して配信するシステムおよびその方法に関する。
近年、サーバ装置に記憶されたデータを、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話などの小型な端末装置に対し配信して、サーバ装置と端末装置とで記憶しているデータを同期する技術が用いられている。このような技術において配信されるデータのサイズは比較的大きいので、配信されるデータは、検索を容易にするためにカテゴリに分類されている場合が多い。例えば、商品のデータが商品名の頭文字や製造者名の頭文字によってカテゴリに分類されていると、端末装置の小型の画面にもカテゴリ中のデータを一覧表示できるので、利用者は所望のデータを探し出し易い。
特許文献1は、上述のようなカテゴリ分けをカラオケの曲目に応用することによって、所望の曲を簡単に検索することができる楽曲検索端末を開示している。また特許文献2は、カラオケの曲を選ぶ際に行った複数の検索条件を保存しておいて、後で保存した検索条件を呼び出して、簡単にもう一度検索して検索結果を表示するようにしたカラオケ用リモコン装置を開示している。
しかしながら、端末装置の性能、例えば、CPUの処理能力、メモリの容量、搭載しているアプリケーションプログラムの機能、画面表示領域などは、装置毎に異なる場合がある。この場合、全ての端末装置に対し一律に同一のデータを配信したのでは、データの検索が困難になる場合がある。例えば、ある端末装置の画面に1カテゴリ中のデータが一覧表示できても、他の端末装置においては1カテゴリ中のデータを一覧表示できない。また、1カテゴリ中のデータが多いと、ある端末装置のCPUにとっては処理負荷が大き過ぎて処理時間が大きくなってしまう。
特開2004−240179号公報 特開2004−177441号公報
これに対し、従来、サーバ装置側と端末装置側とで2つの解決方法が考えられている。1つ目は、サーバ装置が、配信すべきデータを、最も性能の低い端末装置に適した構造となるように予め分類する方法である。しかしながら、この方法では、性能の高い端末装置においてその性能を最大限に発揮できない。また、更に性能の低い端末装置を配信先として新たに追加する場合には、データの分類を変更しなければならない。また、同一の性能の端末装置であっても、利用者の好みに応じて分類方法を変更するといった機能を提供することができない。
2つ目は、それぞれの端末装置が、当該端末装置の性能に合わせて検索を制限する方法である。例えば、端末装置は、利用者によりあるカテゴリが選択された場合であっても、そのカテゴリ中のレコードを画面に一覧表示できない場合には、一覧表示可能な数のレコードのみを検索し、その他のレコードは次回に検索する。また、端末装置は、選択されたカテゴリ中のレコードを画面に一覧表示できない場合には、レコードの数を減少させるべく更なる検索条件を利用者に要求する。しかしながら、このような制限を実現するためには、端末装置毎に異なる複雑な開発工程が生じるおそれがある。また、このような制限を実現しようとすると、検索の処理が複雑になり、かえって処理時間の増大を招くおそれもある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるシステム、方法およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明においては、サーバ装置と、前記サーバ装置からデータの配信を受ける端末装置とを備えるシステムであって、前記サーバ装置は、配信すべきデータを構成する複数のレコードをカテゴリ毎に記憶しているデータ記憶部と、それぞれのカテゴリに含まれるレコードの数が、配信先の端末装置に対応して予め定められた上限数を超えるか否かを判断する判断部と、それぞれのカテゴリに含まれるレコードの数を前記上限数以下とするために、レコードの数が前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、複数のサブ・カテゴリに更に分類する分類部と、複数のサブ・カテゴリに分類されたレコードを含む複数のレコードを前記端末装置に対し配信する配信部とを有し、前記端末装置は、利用者にカテゴリを指定させるために、配信を受けたレコードの複数のカテゴリの選択画面を表示する表示部と、指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれることを条件に、指定された前記カテゴリに含まれる複数のサブ・カテゴリの選択画面を、利用者にサブ・カテゴリを指定させるために前記表示部に表示させるカテゴリ表示制御部と、指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれないことを条件に、または、サブ・カテゴリが指定されたことを条件に、指定された前記カテゴリまたは前記サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを前記表示部に表示させるレコード表示制御部とを有するシステムを提供する。また、前記のサーバ装置、該サーバ装置によって端末装置にデータを配信する方法、および該サーバ装置として情報処理装置を機能させるプログラムを提供する。
本発明によれば、階層構造のデータを、それぞれの配信先に適した構造に加工して配信することができる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称す)を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す。情報処理システム10は、サーバ装置20と、サーバ装置20からデータの配信を受ける複数の端末装置30とを備える。サーバ装置20は、配信すべきデータを記憶しているデータ記憶部25を有する。そして、サーバ装置20は、何れかの端末装置30から受けたデータの配信要求に応じ、データ記憶部25からデータを読み出してその端末装置30に対し配信する。端末装置30は、表示部35を有しており、配信を受けたそのデータを表示部35に表示する。この際、端末装置30がPDAや携帯電話などの小型な装置である場合には、表示部35が充分に広い表示域を有していない場合が多い。このような場合に膨大なデータを受信すると、端末装置30は、データを一覧表示できないので、利用者は所望のデータを探し出しにくい。
これに対し、本実施形態に係るサーバ装置20は、配信するデータを予めカテゴリに分類してデータ記憶部25に記憶しておく。さらに、サーバ装置20は、配信要求を受けると配信先の端末装置30に適した構造となるように、カテゴリ中のデータを更にサブ・カテゴリに動的に分類して配信する。このようにすることで、端末装置30に何らの負荷をかけずに、端末装置30において利用者の利便性を高めることができる。
以下、カテゴリに分類された商品の情報をサーバ装置20から端末装置30に配信する場合を例に実施の形態を説明する。
図2は、データ記憶部25のデータ構造の一例を示す。データ記憶部25は、配信すべきデータを構成する複数のレコードをカテゴリ毎に記憶している。図2の例では、データ記憶部25は、それぞれの商品の商品IDをその商品のカテゴリに対応付けて記憶し、更に、その商品の属性(商品名や製造者名など)をレコードとして記憶している。また、データ記憶部25は、各レコードの最終更新日時を記憶している。詳細には、商品1から商品8は食品カテゴリに分類され、商品9から商品16は家具カテゴリに分類される。商品名および製造者名の一例として、商品1の商品名はABCであり、商品1の製造者名はKKCDであり、そのレコードの最終更新日時は06年2月1日である。また、カテゴリまたはサブ・カテゴリとは、本実施形態に係るサーバ装置20や管理者などによるレコードの分類であって、端末装置30における表示の単位を示す。表示の単位は表示部35の1画面であってもよいし、所定の数の画面であってもよい。即ち例えば、同一カテゴリ中のレコードは表示部35において可能な限り1画面に一覧表示される。
図3は、表示部35の第1の表示例を示す。表示部35は、利用者にカテゴリを指定させるために、配信を受けたレコードの複数のカテゴリの選択画面を表示する。図3を参照して、カテゴリが更にサブ・カテゴリには分類されていない場合について説明する。図3の例は図2のデータに対応しており、表示部35は食品カテゴリと家具カテゴリとを表示する。この選択画面において利用者によって食品カテゴリが指示されると、表示部35は、食品カテゴリに分類されている複数の商品の商品名を一覧表示する。なお、図示の表示部35の表示域は小さいので、表示部35は食品カテゴリの全てのレコードを表示できていない。このような場合には、画面のスクロールが必要となったり、端末装置30の処理負荷が高くなり処理時間が増加するので、利用者は所望のレコードを探し出しにくい。
図4は、サーバ装置20の機能構成を示す。サーバ装置20は、データ記憶部25と、判断部200と、分類部210と、配信部220と、キャッシュ検索部230と、キャッシュ部240とを有する。判断部200は、データの配信要求に対応付けて、1つのカテゴリに含めることのできるレコードの上限数と、1つのカテゴリに含まれるレコードが上限数を超えた場合にレコードをサブ・カテゴリに分類する分類方法とを端末装置30から受信する。この上限数は、配信先(即ち配信要求の送信元)の端末装置30のユーザが指定してもよく、また端末装置30の処理能力および表示部35に一覧表示可能な情報量に応じて予め定めておいてもよい。判断部200は、配信要求を受けると、データ記憶部25中の各カテゴリを走査し、それぞれのカテゴリに含まれるレコードの数が、受信した当該上限数を超えるか否かを判断する。
分類部210は、それぞれのカテゴリに含まれるレコードの数をこの上限数以下とするために、レコードの数がその上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、受信したその分類方法によって、複数のサブ・カテゴリに更に分類する。分類部210は、レコードの数がその上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、受信した分類方法によって、複数のサブ・カテゴリに分類してもよい。また、分類部210は、分類した複数のサブ・カテゴリのそれぞれについて、当該サブ・カテゴリに含まれるレコードの数が上限数以下とならないことを条件に、当該サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを複数のサブ・カテゴリに更に分類してもよい。
配信部220は、複数のサブ・カテゴリに分類されたレコードを含む複数のレコードを端末装置30に対し送信する。データ記憶部25に記憶されたレコードの複製を端末装置30において作成させたい場合には、配信部220は、サブ・カテゴリに分類されたレコードを分類部210から取得して配信し、サブ・カテゴリに分類されていない他の全てのカテゴリ中のレコードはデータ記憶部25からそのまま取得して配信する。なお、配信部220は、レコードの最初の配信に先立ち上限数の初期値を設定させるために、端末装置30の上限数記憶部300に記憶すべき上限数および分類方法をそれぞれの端末装置30に配信してもよい。
キャッシュ部240は、分類部210によってレコードがサブ・カテゴリに分類される毎に、分類後のカテゴリの構造を示す情報を、受信した上限数および分類方法の組に対応付けて記憶する。そして、キャッシュ検索部230は、次回以降に端末装置30から上限数および分類方法を受信したことに応じ、当該上限数および当該分類方法の組によってキャッシュ部240を検索する。当該上限数および当該分類方法の組が検索されなかった場合には、配信部220は、上述の通り分類部210によってサブ・カテゴリに分類されたレコードを含むレコードを端末装置30に配信する。一方、配信部220は、当該上限数および分類方法の組がキャッシュ部240において検索されたことを条件に、当該上限数および当該分類方法の組に対応する構造をキャッシュ部240から読み出して当該構造によって分類したレコードを端末装置30に配信する。これにより、配信要求を受けてから配信するまでの所要時間を短縮できる。
図5は、キャッシュ部240のデータ構造の一例を示す。キャッシュ部240は、かつて受信したことのある上限数および分類方法のIDの組に対応付けて、カテゴリ中のレコード数をその上限数以下とするために当該IDの分類方法によって分類した分類後のカテゴリの構造を示す情報を記憶している。図5の例では、食品カテゴリおよび家具カテゴリのそれぞれについて、レコードがその商品名の頭文字によって分類された場合の構造を示している。即ち、食品カテゴリ中のレコードは、商品名の頭文字がAかBかによって食品Aサブ・カテゴリおよび食品Bサブ・カテゴリに分類されている。食品Aサブ・カテゴリには商品1から商品4のレコードが分類される。また、食品Bサブ・カテゴリには商品5から商品8のレコードが分類される。また、家具カテゴリ中のレコードもまた、商品名の頭文字がAかBかによって家具Aサブ・カテゴリおよび家具Bサブ・カテゴリに分類されている。家具Aサブ・カテゴリには商品9、商品10、商品12および商品15が分類される。家具Bサブ・カテゴリには商品11、商品13、商品14および商品16が分類される。このように上限数等に対応付けて分類の構造を記憶することで、キャッシュ検索部230は同様の配信要求に対し迅速にレコード分類の構造を判断できる。なお、本図においてキャッシュ部240は分類方法それ自体に代えて分類方法のIDを記憶しているが、記憶する情報は分類方法それ自体であってもよいし、その他分類方法を識別可能な情報であれば構わない。さらに、キャッシュ部240は、上限数および分類方法の組と、構造の情報とに対応付けて、それらをキャッシュ部240に登録した日時を記憶してもよい。これにより、後に説明する差分配信において各エントリが最新かどうかを適切に検出できる。
図6は、端末装置30の機能構成を示す。図6を参照して複数の端末装置30のうちの1つを代表して説明する。なお、他のそれぞれの端末装置30は、図6に示す端末装置30とは利用者が異なり、上限数記憶部300に記憶された上限数等が異なることの他、図6に示す端末装置30と略同一であるから説明を省略する。端末装置30は、表示部35と、上限数記憶部300と、要求送信部310と、上限数管理部320と、カテゴリ表示制御部330と、レコード表示制御部340と、複製データベース350とを有する。上限数記憶部300は、端末装置30の処理能力および表示部35に一覧表示可能な情報量に応じて予め定められた、1つのカテゴリに含めることのできるレコードの上限数を記憶する。上限数は、例えば、表示部35に表示可能な文字列の行数であってもよいし、予め定められた所要時間(例えば、1秒や2秒などの実時間)によって表示処理が可能と見積もられたレコードの数であってもよい。また、上限数記憶部300は、1つのカテゴリに含まれるレコードが上限数を超えた場合にレコードをサブ・カテゴリに分類する分類方法を更に記憶してもよい。この分類方法は、データベース管理装置などによって読み取り可能な所定のコマンド、たとえばSQL(Sequencial Query Language)によって記述されていてもよい。
要求送信部310は、データの配信要求に対応付けて、上限数記憶部300に記憶された上限数、および、分類方法をサーバ装置20に対し送信する。上限数管理部320は、サーバ装置20によるレコードの最初の配信に先立って、配信部220から上限数および分類方法の初期値の配信を受ける。配信を受けた上限数および分類方法は上限数記憶部300に記憶される。そして、上限数管理部320は、利用者からその後に受けた指示に応じ、記憶したその上限数および分類方法を変更する。このように、上限数および分類方法を端末装置30の利用者によって設定可能としておくことで、端末装置30の利用者は、デバイスの特性(パフォーマンス・画面表示領域)や利用者自身の好みに応じてカテゴリ選択画面をカスタマイズすることができる。
複製データベース350は、配信要求に応じて配信部220から配信されたレコードを記憶する。表示部35は、利用者にカテゴリを指定させるために、配信を受けたレコードの複数のカテゴリの選択画面を利用者に表示する。カテゴリ表示制御部330は、利用者によって指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれるかを判断する。指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれることを条件に、カテゴリ表示制御部330は、指定されたそのカテゴリに含まれる複数のサブ・カテゴリの選択画面を、利用者にサブ・カテゴリを指定させるために表示部35に表示させる。
利用者によって指定されたサブ・カテゴリに更にサブ・カテゴリが含まれることを条件に、カテゴリ表示制御部330は、指定されたそのサブ・カテゴリに含まれる複数のサブ・カテゴリの選択画面を、利用者にサブ・カテゴリを指定させるために表示部35に表示させる。レコード表示制御部340は、利用者により指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれないことを条件に、または、サブ・カテゴリを含まないサブ・カテゴリが指定されたことを条件に、指定されたそのカテゴリ又はそのサブ・カテゴリに含まれるレコードを表示部35に表示させる。
図7は、上限数記憶部300のデータ構造の一例を示す。上限数記憶部300は、1つのカテゴリに含めることのできるレコードの上限数に対応付けて、1つのカテゴリに含まれるレコードがその上限数を超えた場合にレコードをサブ・カテゴリに分類する分類方法を記憶している。図7の例では上限数記憶部300は、上限数として4を記憶しており、分類の基準とするレコードの属性(分類キー)と、それぞれのサブ・カテゴリに分類するレコードが当該属性について満たすべき条件との組を、分類方法として記憶している。第1行目の例示によると、分類の基準とする属性は商品名であり、それぞれのサブ・カテゴリに分類するレコードが当該商品名について満たすべき条件は、その商品名の頭文字の種類がサブ・カテゴリ内で共通となることである。
さらに、上限数記憶部300は、第2行目に例示するように、分類の基準とする属性として製造者名を記憶し、それぞれのサブ・カテゴリに分類するレコードが当該製造者名について満たすべき条件として、その製造者名の頭文字の種類がサブ・カテゴリ内で共通となる旨を記憶する。このように、上限数記憶部300は、1つの上限数に対応付けて複数の分類方法を記憶していてもよい。この場合、要求送信部310は、カテゴリ中のレコードを第1行目に例示する第1の分類方法によって複数のサブ・カテゴリに分類し、それぞれのサブ・カテゴリ中のレコードが上限数以下とならない場合には、当該サブ・カテゴリ中のレコードを第2行目に例示する第2の分類方法によって更に分類する。このように多数の分類方法を指定しておけば、データ記憶部25が更新されてレコード数が増加しても柔軟にカテゴリ構造を変更することができる。
図7の例に代えて、上限数記憶部300は、それぞれのサブ・カテゴリについて、そのサブ・カテゴリに分類するレコードが属性について満たすべき条件を、個別に記憶していてもよい。即ち、上限数記憶部300は、あるサブ・カテゴリに対応付けて分類の条件としてA*を記憶し、他のサブ・カテゴリに対応付けて分類の条件としてB*を記憶し、以降同様に、アルファベット順に順次先頭文字を指定して26のサブ・カテゴリについて分類の条件を記憶していてもよい。但し、*は任意の長さの文字列を含み、A*はAで始まる文字列(ここでは商品名)の集合を示す。その他、分類方法を指定する具体的形態はこれらに限られず、それぞれのサブ・カテゴリのレコードが満たすべき条件を指定可能であれば、データベース中のレコードをグループ化するための既存技術を適用可能である。このように分類方法を利用者により指定可能としておけば、利用者の所望する任意の分類を実現でき、例えば、商品名の頭文字が共通のレコードを同一のサブ・カテゴリに分類したり、商品名の先頭から2文字が共通のレコードを同一のサブ・カテゴリに分類したり、製造者名の頭文字が共通のレコードを同一のサブ・カテゴリに分類することができる。
さらに、上限数記憶部300は、分類の対象となるカテゴリの名称から、それぞれのサブ・カテゴリの名称を生成する名称生成方法を記憶していてもよい。この場合、分類部210は、その名称生成方法に基づき分類後のサブ・カテゴリのそれぞれの名称を生成し、カテゴリ表示制御部330は、サブ・カテゴリの選択画面として、生成されたサブ・カテゴリの名称を表示部35に表示させる。この名称生成方法を適切に設定すれば、カテゴリ分類後の選択画面を予め定めることができる。
図8は、表示部35の第2の表示例を示す。図8を参照して、図2に例示した食品のレコードが頭文字によって分類された分類後のデータに基づく表示例を示す。表示部35は、まず、利用者にカテゴリを指定させるために、表示部35は、配信を受けたレコードの複数のカテゴリの選択画面を表示する。ここでは食品カテゴリおよび家具カテゴリが表示される。食品カテゴリが選択された場合には、食品カテゴリには食品Aサブ・カテゴリおよび食品Bサブ・カテゴリが含まれているので、カテゴリ表示制御部330は、食品Aサブ・カテゴリおよび食品Bサブ・カテゴリの選択画面を表示する。ここで、食品Aサブ・カテゴリは、食品カテゴリに含まれるレコードのうち商品名の頭文字がAである商品のレコードを含み、食品Bサブ・カテゴリは、食品カテゴリに含まれるレコードのうち商品名の頭文字がBである商品のレコードを含む。
利用者によって食品Aサブ・カテゴリが指定されると、レコード表示制御部340は、サブ・カテゴリを含まない食品Aサブ・カテゴリが指定されたので、食品Aサブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを表示部35に表示させる。この結果、商品ABC、商品AAA、商品ABCDおよび商品ADCRが表示される。
図8を図3と比較して明らかなように、カテゴリをサブ・カテゴリに分類することで、表示部35にはサブ・カテゴリ内の商品名を一覧表示できる。これにより、利用者はカテゴリの指定という操作の組み合わせによって所望のレコードを的確に探し出すことができる。
図9は、サーバ装置20が配信要求に応じデータを配信する処理のフローチャートを示す。キャッシュ検索部230はデータの配信要求とともに上限数および分類方法を受信すると(S900)、当該上限数および当該分類方法の組によってキャッシュ部240を検索する(S910)。当該上限数および当該分類方法の組が検索されなければ(S920:NO)、判断部200は、データ記憶部25に記憶されたそれぞれのカテゴリに含まれるレコードの数が当該上限数を超えるか否かを判断する(S930)。
何れのカテゴリについても上限数を超えなければ(S930:NO)、配信部220はデータ記憶部25からレコードを読み出してそのまま端末装置30に配信する(S990)。上限数を超えることを条件に(S930:YES)、分類部210は、レコードの数が当該上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、当該分類方法によって複数のサブ・カテゴリに分類する(S940)。そして、キャッシュ部240は、分類後のカテゴリの構造を示す情報を、当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶する(S950)。配信部220は、複数のサブ・カテゴリに分類されたレコードを含む複数のレコードを端末装置30に対し配信する(S990)。
一方で、受信した当該上限数および当該分類方法がキャッシュ部240から検索されたことに応じ(S920:YES)、判断部200は、当該上限数および当該分類方法の組がキャッシュ部240に記憶されてから更新されたレコードを含むカテゴリを検出する(S955)。この検出処理は、図2に例示した各レコードの更新日時と、図5に例示した各キャッシュエントリの登録日時とを比較することにより実現される。そして、判断部200は、更新されたレコードを含むカテゴリのそれぞれについて、以下の処理を繰り返す(S960)。
まず、分類部210は、それぞれのカテゴリ中に含まれるレコードの数を上限数以下とするために、当該カテゴリ中のレコードを更に複数のサブ・カテゴリに分類する(S965)。そして、分類部210は、当該上限数および当該分類方法の組に対応付けてキャッシュ部240に記憶されたカテゴリの構造と、新たな分類によって生成されたカテゴリの構造とを比較する(S970)。カテゴリの構造がキャッシュ部240と比較して変化した場合には(S970:YES)、キャッシュ部240は、当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶していた構造を、新たな分類によって生成されたカテゴリの構造によって更新する(S975)。
一方で、カテゴリの構造が変化していなければ(S970:NO)、配信部220は、更新されたレコードのみを配信の対象として選択する(S980)。サーバ装置20は、更新されたレコードを含むそれぞれのカテゴリについて、以上の処理を繰り返す(S985)。そして、配信部220は、S980によって選択されたレコード、および、構造の変化したカテゴリ中のレコードを、端末装置30に対し配信する。このようにすることで、更新の差分のみを適切に配信することができ、通信トラフィックを軽減し、または、サーバ装置20および端末装置30の処理負荷を軽減できる。
図10は、S940およびS965における処理の詳細を示す。分類部210は、レコードの数が上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、受信した分類方法によって、複数のサブ・カテゴリに分類する(S1000)。具体的には、分類方法が属性とその属性が満たすべき条件を含む場合、分類部210は、レコードの数が上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、当該分類方法によって指定された属性が、当該分類方法によって指定されたそれぞれの条件を満たすか否かによって、複数のサブ・カテゴリに分類してもよい。そして、分類部210は、分類後の何れかのサブ・カテゴリ中のレコード数が当該上限数を超えているか否かを判断する(S1010)。
超えていれば(S1010:YES)、分類部210は、配信要求に対応付けて受信した複数の分類方法の中でまだ分類に使用していないものが残っているかを判断する(S1020)。分類に使用していないものが残っている場合には(S1020:NO)、分類部210は、次の分類方法を選択する(S1030)。そして、分類部210は、S1000に処理を戻し、上限数を超えているそのカテゴリについて、選択した当該分類方法によって、レコードを更にサブ・カテゴリに分類する。即ち図7に図示した分類方法を例に採れば、分類部210は、まず商品名の頭文字で分類し、それでもまだレコード数が上限数を超えていれば、製造者名の頭文字で分類する。そして、何れのサブ・カテゴリについてもレコード数が上限数以下ならば(S1010:NO)、サーバ装置20は図10に示す処理を終了する。
一方、分類部210は、上限数を超えるカテゴリが存在するにも拘らず(S1010:YES)、受信した分類方法を全て適用済みである場合には(S1020:YES)、所定の後処理を行う(S1040)。例えば、分類部210は、分類方法を受信できなかったときのために予め定められた標準の分類方法によって、レコード数が上限数を超えるカテゴリ中のレコードを更にサブ・カテゴリに分類してもよい。また、分類部210は、更なるカテゴリ分類が必要である旨を端末装置30に対し通知してもよい。これに代えて、分類部210は、何らの後処理を行わず、レコード数が上限数を超えるカテゴリを含んだまま、配信すべきレコードを配信部220に出力してもよい。
図11は、端末装置30が配信要求を送信する処理のフローチャートを示す。要求送信部310は、データの配信要求に対応付けて、上限数および分類方法等をサーバ装置20に送信する(S1100)。カテゴリに分類されたレコードの配信を受けると、表示部35は、利用者にカテゴリを指定させるために、配信を受けたレコードの複数のカテゴリの選択画面を利用者に表示する(S1110)。利用者の指示に応じ(S1120:YES)、カテゴリ表示制御部330は、指定されたカテゴリにサブ・カテゴリが含まれるか否かを判断する(S1130)。
サブ・カテゴリが含まれることを条件に(S1130:YES)、カテゴリ表示制御部330は、指定されたカテゴリに含まれる複数のサブ・カテゴリの選択画面を、利用者に指定させるために表示する(S1140)。そして、端末装置30は、利用者から次の指示を受けるためにS1120に処理を戻す。一方、指定されたカテゴリがサブ・カテゴリを含まないことを条件に、又は、サブ・カテゴリを含まないサブ・カテゴリが指定されたことを条件に(S1130:NO)、レコード表示制御部340は、指定されたカテゴリまたはサブ・カテゴリに含まれるレコードを表示部35に表示させる(S1150)。そして、端末装置30は、利用者によるレコードの選択に応じ、その後の処理、例えば、商品の詳細説明を表示したり、商品の販売・決済処理などを行う(S1160)。
図12は、サーバ装置20または端末装置30として機能する情報処理装置500のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置500は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、情報処理装置500が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、情報処理装置500の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を介してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置500に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出され情報処理装置500にインストールされて実行される。プログラムが情報処理装置500等に働きかけて行わせる動作は、図1から図11において説明したサーバ装置20または端末装置30における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置500に提供してもよい。
以上、本実施の形態において説明したように、サーバ装置20は、それぞれの端末装置30から配信要求に対応付けて受信したレコードの上限数および分類方法に基づき、予めカテゴリに分類されているレコードを更にサブ・カテゴリに分類して配信する。これにより、それぞれの端末装置30は、自己の性能に適した構造に分類されたレコードを受信でき、利用者の利便性を高めることができる。更に、現状で分類が不要な場合であっても分類方法を予め端末装置30に記憶しておくことで、配信されるデータが更新されデータ量が増加した場合であっても何らの追加作業無く適切なデータを配信させることができる。更に、サーバ装置20内にはキャッシュ部を設けて分類の構造を記憶しておくことで、多数の配信要求に対し迅速に返答できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す。 図2は、データ記憶部25のデータ構造の一例を示す。 図3は、表示部35の第1の表示例を示す。 図4は、サーバ装置20の機能構成を示す。 図5は、キャッシュ部240のデータ構造の一例を示す。 図6は、端末装置30の機能構成を示す。 図7は、上限数記憶部300のデータ構造の一例を示す。 図8は、表示部35の第2の表示例を示す。 図9は、サーバ装置20が配信要求に応じデータを配信する処理のフローチャートを示す。 図10は、S940およびS965における処理の詳細を示す。 図11は、端末装置30が配信要求を送信する処理のフローチャートを示す。 図12は、サーバ装置20または端末装置30として機能する情報処理装置500のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 情報処理システム
20 サーバ装置
25 データ記憶部
30 端末装置
35 表示部
200 判断部
210 分類部
220 配信部
230 キャッシュ検索部
240 キャッシュ部
300 上限数記憶部
310 要求送信部
320 上限数管理部
330 カテゴリ表示制御部
340 レコード表示制御部
350 複製データベース
500 情報処理装置

Claims (12)

  1. 配信すべきデータを構成する複数のレコードをカテゴリ毎に記憶しているサーバ装置と、前記サーバ装置からデータの配信を受ける端末装置とを備えるシステムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の表示部に一覧表示可能な情報量に応じて定められる、1つのカテゴリに含めることのできる前記レコードの上限数、および、1つの前記カテゴリに含まれる前記レコードが前記上限数を超えた場合に、前記レコードを、サブ・カテゴリに分類する分類方法を記憶する上限数記憶部と、
    データの配信要求に対応付けて、前記上限数および前記分類方法を前記サーバ装置に送信する要求送信部と、
    前記サーバ装置から配信された前記レコードを記憶する複製データベースと、
    前記複製データベースが記憶した前記レコードのうち、利用者から指定されるサブ・カテゴリに含まれる前記レコードを、前記表示部に表示させるレコード表示制御部と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    複数のレコードをカテゴリ毎に記憶するデータ記憶部と、
    前記上限数および前記分類方法によりサブ・カテゴリに分類されたカテゴリの構造を示す情報を、前記上限数および前記分類方法の組に対応付けて記憶するキャッシュ部と、
    前記上限数および前記分類方法を受信した場合に、当該上限数および当該分類方法の組によって前記キャッシュ部を検索するキャッシュ検索部と、
    前記キャッシュ検索部が、前記キャッシュ部から前記上限数および前記分類方法の組を抽出しない場合に、レコードの数が前記要求送信部から受信した前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、前記要求送信部から受信した前記上限数および分類方法で分類して前記端末装置に配信させるとともに前記キャッシュ部に格納し、前記キャッシュ検索部が当該上限数および当該分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから前記データ記憶部が更新されたことを条件に、カテゴリに含まれる複数のレコードについて、それぞれのサブ・カテゴリに含まれるレコード数を前記上限数以下とするために再分類する分類部と、
    前記キャッシュ検索部が受信した前記上限数および前記分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、前記キャッシュ部において当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶された構造と、前記分類部によって再分類されたサブ・カテゴリの構造とが同一であることを条件に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから更新されたレコードの差分を前記端末装置に配信する配信部と
    を備えるシステム。
  2. 前記分類部は、分類した前記複数のサブ・カテゴリのそれぞれについて、当該サブ・カテゴリに含まれるレコードの数が前記上限数を超えていることを条件に、当該サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを複数のサブ・カテゴリに更に分類し、
    前記端末装置は、
    指定されたサブ・カテゴリに更にサブ・カテゴリが含まれることを条件に、指定された前記サブ・カテゴリに含まれる複数のサブ・カテゴリの選択画面を、利用者にサブ・カテゴリを指定させるために前記表示部に表示させるカテゴリ表示制御部を更に備える
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記上限数記憶部は、分類の基準とするレコードの属性と、それぞれのサブ・カテゴリに分類するレコードが当該属性について満たすべき条件との組を、前記分類方法として記憶し、
    前記分類部は、レコードの数が前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、前記分類方法によって指定された属性が、前記分類方法によって指定されたそれぞれの条件を満たすか否かによって、複数のサブ・カテゴリに分類する
    請求項に記載のシステム。
  4. 前記上限数記憶部は、更に、分類対象のカテゴリの名称からそれぞれのサブ・カテゴリの名称を生成する名称生成方法を記憶しており、
    前記分類部は、前記名称生成方法に基づき分類後のサブ・カテゴリのそれぞれの名称を生成し、
    前記端末装置は、
    サブ・カテゴリの選択画面として、生成されたサブ・カテゴリの名称を前記表示部に表示させるカテゴリ表示制御部を更に備える
    請求項に記載のシステム。
  5. 前記配信部は、前記端末装置の前記上限数記憶部に記憶すべき前記上限数および前記分類方法を前記端末装置に更に配信し、
    前記端末装置は、配信を受けた前記上限数および前記分類方法を前記上限数記憶部に記憶すると共に、利用者から受けた指示に応じ、記憶した前記上限数および前記分類方法を変更する上限数管理部を更に有する
    請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記キャッシュ部は、前記キャッシュ部において当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶された構造と、前記分類部によって再分類されたサブ・カテゴリの構造とが異なることを条件に、カテゴリの構造を示す情報を更新する請求項1に記載のシステム。
  7. 端末装置に対しデータを配信するサーバ装置であって、
    複数のレコードをカテゴリ毎に記憶するデータ記憶部と、
    前記端末装置の表示部に一覧表示可能な情報量に応じて定められる、1つのカテゴリに含めることのできる前記レコードの上限数、および、1つの前記カテゴリに含まれる前記レコードが前記上限数を超えた場合に、前記レコードを、サブ・カテゴリに分類する分類方法によりサブ・カテゴリに分類された後のカテゴリの構造を示す情報を、前記上限数および前記分類方法の組に対応付けて記憶するキャッシュ部と、
    前記上限数および前記分類方法を受信した場合に、当該上限数および当該分類方法の組によって前記キャッシュ部を検索するキャッシュ検索部と、
    前記キャッシュ検索部が、前記キャッシュ部から前記上限数および前記分類方法の組を抽出しない場合に、レコードの数が前記端末装置から受信した前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、前記端末装置から受信した前記上限数および分類方法で分類して前記端末装置に配信させるとともに前記キャッシュ部に格納し、前記キャッシュ検索部が当該上限数および当該分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから前記データ記憶部が更新されたことを条件に、カテゴリに含まれる複数のレコードについて、それぞれのサブ・カテゴリに含まれるレコード数を前記上限数以下とするために再分類する分類部と、
    前記キャッシュ検索部が受信した前記上限数および前記分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、前記キャッシュ部において当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶された構造と、前記分類部によって再分類されたサブ・カテゴリの構造とが同一であることを条件に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから更新されたレコードの差分を前記端末装置に配信する配信部と
    を備えるサーバ装置。
  8. 前記分類部は、分類した前記複数のサブ・カテゴリのそれぞれについて、当該サブ・カテゴリに含まれるレコードの数が前記上限数を超えていることを条件に、当該サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを複数のサブ・カテゴリに更に分類する
    請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 配信すべきデータを構成する複数のレコードをカテゴリ毎に記憶しているサーバ装置によって、端末装置に対しデータを配信する方法であって、
    複数のレコードをカテゴリ毎にデータ記憶部に記憶するステップと、
    前記端末装置の表示部に一覧表示可能な情報量に応じて定められる、1つのカテゴリに含めることのできる前記レコードの上限数、および、1つの前記カテゴリに含まれる前記レコードが前記上限数を超えた場合に、前記レコードを、サブ・カテゴリに分類する分類方法によりサブ・カテゴリに分類された後のカテゴリの構造を示す情報を、前記上限数および前記分類方法の組に対応付けてキャッシュ部に記憶するステップと、
    前記上限数および前記分類方法を受信した場合に、当該上限数および当該分類方法の組によって前記キャッシュ部を検索するステップと、
    前記キャッシュ部から前記上限数および前記分類方法の組を抽出しない場合に、レコードの数が前記端末装置から受信した前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、前記端末装置から受信した前記上限数および分類方法で分類して前記端末装置に配信させるとともに前記キャッシュ部に格納し、当該上限数および当該分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから前記データ記憶部が更新されたことを条件に、カテゴリに含まれる複数のレコードについて、それぞれのサブ・カテゴリに含まれるレコード数を前記上限数以下とするために再分類するステップ、
    受信した前記上限数および前記分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、前記キャッシュ部において当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶された構造と、前記再分類されたサブ・カテゴリの構造とが同一であることを条件に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから更新されたレコードの差分を前記端末装置に配信するステップと
    を備える方法。
  10. カテゴリに含まれる複数のレコードを分類する場合において、サブ・カテゴリのそれぞれについて、当該サブ・カテゴリに含まれるレコードの数が前記上限数を超えていることを条件に、当該サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを複数のサブ・カテゴリに更に分類する
    請求項9に記載の方法。
  11. 端末装置に対しデータを配信するサーバ装置として、情報処理装置を機能させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    複数のレコードをカテゴリ毎に記憶するデータ記憶部と、
    前記端末装置の表示部に一覧表示可能な情報量に応じて定められる、1つのカテゴリに含めることのできる前記レコードの上限数、および、1つの前記カテゴリに含まれる前記レコードが前記上限数を超えた場合に、前記レコードを、サブ・カテゴリに分類する分類方法によりサブ・カテゴリに分類された後のカテゴリの構造を示す情報を、前記上限数および前記分類方法の組に対応付けて記憶するキャッシュ部と、
    前記上限数および前記分類方法を受信した場合に、当該上限数および当該分類方法の組によって前記キャッシュ部を検索するキャッシュ検索部と、
    前記キャッシュ検索部が、前記キャッシュ部から前記上限数および前記分類方法の組を抽出しない場合に、レコードの数が前記端末装置から受信した前記上限数を超えるカテゴリに含まれる複数のレコードを、前記端末装置から受信した前記上限数および分類方法で分類して前記端末装置に配信させるとともに前記キャッシュ部に格納し、前記キャッシュ検索部が当該上限数および当該分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから前記データ記憶部が更新されたことを条件に、カテゴリに含まれる複数のレコードについて、それぞれのサブ・カテゴリに含まれるレコード数を前記上限数以下とするために再分類する分類部と、
    前記キャッシュ検索部が受信した前記上限数および前記分類方法の組を前記キャッシュ部から抽出した場合に、前記キャッシュ部において当該上限数および当該分類方法の組に対応付けて記憶された構造と、前記分類部によって再分類されたサブ・カテゴリの構造とが同一であることを条件に、当該上限数および当該分類方法の組が前記キャッシュ部に記憶されてから更新されたレコードの差分を前記端末装置に配信する配信部と
    して機能させるプログラム。
  12. 前記分類部に、分類した前記複数のサブ・カテゴリのそれぞれについて、当該サブ・カテゴリに含まれるレコードの数が前記上限数を超えていることを条件に、当該サブ・カテゴリに含まれる複数のレコードを複数のサブ・カテゴリに更に分類させる
    請求項11に記載のプログラム。
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