JP2014102875A - 積層式電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】正負極集電部における信頼性に優れる積層式電池を提供すること。
【解決手段】集電端子15を、積層電極体10における正負極板と実質的に平行な第1片151と、積層電極体10における正負極板の積層方向と実質的に平行な第2片152とを有するように折り曲げて側面視鉤形状(L形状)に成形し、第1片151から第2片152にかけて拡がる貫通部15Pを形成する。集電リード11を、集電端子15の第2片152に第2溶接点D12で接合するとともに、貫通部15Pが形成された領域内の第1溶接点D11で、積層された集電リード11同士を接合する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、ロボット、電気自動車、バックアップ電源などに使用される大容量でハイレート特性を有する積層式電池に関し、特に、積層枚数が多く、多数の極板リードと集電端子との接続を必要とし、かつ各極板との接続抵抗を均一化した大容量のリチウムイオン電池に関する。
例えばロボットや電気自動車の電源、バックアップ電源等は、大容量でハイレート特性を有すること等が要望される。このような要望を満足するものとして、近年、高エネルギー密度を有するリチウムイオン電池が注目されている。
このようなリチウムイオン電池の電池形態としては、大別して、正負極板をセパレータを介して捲回した電極体を外装体に封入した捲回式電池と称されるものと、方形状の正極板および負極板をセパレータを介して交互に積層してなる積層電極体を外装体に収容した、積層式電池と称されるものとがある。
上記2種の電池形態のうち、後者の積層式電池における積層電極体の具体的な構成は、正極板リードを延出させたシート状の正極板と、負極板リードを延出させたシート状の負極板とを、負極板と実質的に同形状の方形状のセパレータを介して必要な数だけ積層し、各極板から延出した極板リードを正負極の集電端子にそれぞれ接合した構造となっている。
上記積層式電池において、正負極板リードが各極板から延出して正負極集電端子に接合される部分(以下、「正負極集電部」とも称す)では、正負極板リードと正負極集電端子との接続信頼性の向上や、正負極集電部の省スペース化等を目的として、例えば以下に挙げるような構造が提案されている。
特許文献1では、正負極板から外部へ導出させた正負極端子(リード)を電池内部で上下に折り曲げて段差形状とし、この段差形状部を上下の外装部材の内壁に支持させるようにし、これにより正負極端子の厚さ方向における位置精度を確保することが開示されている。
特許文献2では、正負極板から引き出された正負極端子(リード)を折り畳むことでスペース効率を向上させる構造とし、このとき正負極端子を予めたるみを付与した状態としておいて折り畳むようにすることにより、正負極端子の伸びや皺、よれ等を防止することが開示されている。
特許文献3では、正負極板から導出されるリード端子に、幅または厚みを局部的に小さくした折曲容易部を設けることにより、リード端子の折り曲げ加工時のチギレ不良を抑止して信頼性の高い接続構造とすることが開示されている。
特開2007−48668号公報 特開2009−187768号公報 特開平7−226197号公報
ところで、大容量でハイレートでの充放電を必要とする積層式電池の場合、大容量化のために積層枚数が増加する傾向にあり、また、集電端子は大電流を流すためには厚くなる。したがって、厚い金属板よりなる集電端子に金属箔よりなる極板リードを多数溶接することが必要となる。この場合、厚みの相違により、金属箔同士の溶接部よりも金属箔と金属板との溶接部の溶着性が劣悪となりやい。溶着性が劣悪となると、各極板と集電端子との接続抵抗値が不均一となり、特にハイレートでの使用時に各極板に流れ込む電流値にバラツキが生じて、電池内で充放電状態の偏在が生じてしまい、部分的に過放電や過充電となることで、サイクル特性が低下することとなる。
そこで、本発明者等は、集電端子と極板リードとの接合部において、集電端子に切欠き等の局部的な貫通部を設け、この貫通部以外の部位で集電端子と極板リードとを接合するとともに、集電端子の存在しない貫通部で極板リードのみを接合する構造とすることにより、各極板と集電端子との接続抵抗値を均一とし、各極板に流れ込む電流値のバラツキによるサイクル特性の低下を効果的に抑止し得ることができることを見出し、この内容について先に特許出願(特願2009−216330;以下、「先行出願」とも称す)している。
このとき、上記先行出願のような構造としなくとも、例えば集電端子と極板リードとの接合部とは別の箇所、例えば集電端子と極板との間であって本来的に極板リードしか存在しない位置で極板リードのみを接合するようにしても、各極板と集電端子との接続抵抗値を均一とすることが可能ではある。しかしながら、これによれば、集電端子と極板リードとの接合部以外にさらに接合部の面積が増大することとなる。これに対し、上記先行出願の構成は、集電端子に設けた貫通部で極板リードのみを接合するようにするので、接合部の面積の増大も回避することができ、したがって省スペースないし体積エネルギー密度の観点からも望ましいものである。
なお、特許文献1には、例えば図4(ないし図10)に示されているように、正極端子210に、延伸方向に延びるスリット211を形成することが開示されているが、このスリット211は、この両側部分を上下に折り曲げて上側段差部212および下側段差部213とし、この上側段差部212および下側段差部213を上部外装部材106および下部外装部材107の内壁に支持させることにより正極端子210の厚さ方向における位置精度を確保することができるようにしたものであって、上記先行出願における貫通部とは構成上も機能上も全く異なるものであり、このスリット211において極板リードのみを接合することも、もとより記載も示唆もされていない。
本発明は、上記先行出願に係る発明を改良し、正負極集電部における信頼性にさらに優れる積層式電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、本発明に係る積層式電池は、
複数枚の正極板と負極板とがセパレータを介して交互に積層され、該正極板および負極板から延出した正極集電リードおよび負極集電リードが正極集電端子および負極集電端子にそれぞれ複数枚積層して接合された構成を有する積層電極体を備える積層式電池であって、
前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方が、前記積層電極体における正極板および負極板と実質的に平行な第1片と、前記積層電極体における正極板および負極板の積層方向と実質的に平行な第2片とを有するように折り曲げ成形され、
前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第1片から第2片にかけて拡がる貫通部が形成され、
前記正極集電リードおよび負極集電リードの少なくとも一方が、前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第2片に接合されるとともに、前記貫通部が形成された領域で、積層された正極集電リード同士および/または負極集電リード同士が接合されていることを特徴とする。
本発明において、「実質的に平行」とは、厳密な(完全な)平行だけでなく、ある程度の傾き(例えば+10゜〜−10゜程度)を有している様態も含意する。
また、「貫通部」には、正負極集電端子を、端部から凹入したり角落ちしたりする形状となるように切欠いたものや、正負極集電端子に孔(開口)を穿設したもの等がいずれも含まれる。
上記本発明の構成によれば、貫通部が形成された領域、即ち正負極集電端子が存在しない領域で、積層された正極集電リード同士および/または負極集電リード同士が接合されていることで閉回路が形成され、これにより接続抵抗が均一化される。したがって、ハイレートでの充放電時にも各極板に流れ込む電流値にバラツキが生じることもなく、良好なサイクル特性を得ることができる。また、貫通部が形成された領域で接合がなされるので、接合部の面積の増大も回避することができ、体積エネルギー密度も良好に維持することができる。
また、上記本発明の構成においては、正負極集電端子が、積層電極体における正負極板と実質的に平行な第1片と、積層電極体における正負極板の積層方向と実質的に平行な第2片とを有するように折り曲げ成形された構成、即ち、上記第1片と第2片とを有する側面視鉤形状(L形状)となるように折り曲げ成形された構成となっている。この構成により、積層電極体における正負極板の積層方向と実質的に平行な第2片で正負極集電端子を正負極集電リードに接合することができるので、正負極集電リードの延出方向にスペースを増大させることなく、正負極集電端子と正負極集電リードとの接続面積を大きく確保することができる。
このとき、貫通部が、正負極集電端子における第1片から第2片にかけて拡がるように形成されているので、折り曲げ成形時における正負極集電端子の変形を効果的に抑制することができる。貫通部および折曲形状を有する正負極集電端子を成形する場合、折り曲げ成形を行った後では貫通部が形成し難いため、通常は貫通部を形成した後に折り曲げ成形がなされる。このとき、例えば貫通部が形成された領域以外の領域すなわち貫通部が形成されていない領域で折り曲げるようにすると、折り曲げの応力により、貫通部の端部(例えば入隅部等)が変形し易い。このような変形が生じると、この変形部がラミネート外装体の内側絶縁層を突き破ってラミネート外装体の金属層と接触するといった問題があった。この問題を回避するため、例えば折り曲げの応力が伝わらない程度に貫通部から距離をおいた位置で正負極集電端子を折り曲げることも考えられるが、これによれば貫通部と折り曲げ位置との距離の増大により電池体積上のロスすなわち体積エネルギー密度のロスを生じることとなる。これに対し、上記本発明の構成によれば、貫通部が、正負極集電端子における第1片から第2片にかけて拡がるように形成される。つまり、貫通部が形成された位置で正負極集電端子が折り曲げられることとなるので、折り曲げの応力が小さくなって折り曲げ部以外には作用し難いこととなる。したがって、体積エネルギー密度のロスを生じることもなく、折り曲げ部以外での正負極集電端子の無用な変形を効果的に抑制することができる。
また、例えば仮に、貫通部が正負極集電端子の第2片のみに形成され、貫通部と距離をおいた位置で正負極集電端子が折り曲げられる構成とすると、貫通部の寸法は第2片の高さ(正負極板の積層方向における幅)よりも小さくなる。したがってこの場合、積層電極体の厚みが小さくなると、第2片の高さとともに貫通部の寸法も小さくなるので、貫通部形成領域で正負極集電リード同士が接合される接合部の面積も小さくならざるを得ず、その結果溶接チップの小型化すなわち溶接エネルギーの減少となって接合強度が低下することともなる。これに対し、上記本発明の構成によれば、貫通部が、正負極集電端子における第1片から第2片にかけて拡がるように形成されているので、接合部の面積を大きく確保することができる。
前記正極集電リードおよび負極集電リードの少なくとも一方が、前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第2片に接合される接合部(以下、「リード−端子接合部」とも称す)と、前記貫通部が形成された領域で、積層された正極集電リード同士および/または負極集電リード同士が接合される接合部(以下、「リード限定接合部」とも称す)とが、正極集電リードまたは負極集電リードの延出方向に対し実質的に垂直な方向に沿って並んでいることが望ましい。
本発明において、「正極集電リードまたは負極集電リードの延出方向に対し実質的に垂直な方向」とは、正極集電リードまたは負極集電リードの延出方向に対し厳密に90゜の角度(直角)をなす方向だけでなく、正極集電リードまたは負極集電リードの延出方向に対し例えば80〜100゜程度の角度をなす方向も含意する。
例えば、リード−端子接合部とリード限定接合部とが正負極集電リードの延出方向に沿って並ぶような位置関係にあると、これら接合部が正負極集電リードの延出方向に大きく面積を占有することとなる。これに対し、上記のようにリード−端子接合部とリード限定接合部とが正負極集電リードの延出方向に対し実質的に垂直な方向に沿って並ぶ位置関係、即ち、リード−端子接合部とリード限定接合部とが、正負極集電リードの延出方向を縦方向とした場合に横方向に隣り合うように並ぶ位置関係とすると、正負極集電リードの延出方向においてこれら接合部が占有する面積を少なく抑えることができる。換言すれば、これら接合部の占有スペースを正負極集電リードの延出方向に長くならないようにコンパクトに納めることができるので、そのぶん体積エネルギー密度を良好とすることができる。
前記正極集電端子および負極集電端子に、外装体を封止する際の密閉性を確保するための樹脂封止材が付着され、該樹脂封止材が、前記貫通部が形成された領域に重複するように付着されていることが望ましい。
正負極集電端子において樹脂封止材が付着される位置は、正負極集電部を外側から包含するように外装体が封止される位置である。したがって、正負極集電端子において貫通部が形成された領域に重複するように樹脂封止材が付着される配置構成とすると、そのぶん正負極集電部を正負極集電リードの延出方向に省スペース化することができる。換言すれば、貫通部の深さ方向先端部(集電部引き出し方向側端部すなわち正極集電リードの延出方向側端部)が樹脂封止材の内側に入り込むような位置関係となるので、そのぶん、積層電極体と正負極集電端子の折り曲げ部とが極力近付くこととなって体積エネルギー密度のロスが低減されることとなる。
前記樹脂封止材の積層電極体側端が、前記正極集電端子および/または負極集電端子の折り曲げ線の位置にくるように配置されていることが望ましい。
本発明においては、貫通部が、正負極集電端子の第1片から第2片にかけて拡がるように形成される。換言すれば、正負極集電端子が貫通部の形成位置で折り曲げられる。したがって即ち、正負極集電端子の折り曲げ線は必然的に貫通部を通るように位置する。このとき、正負極集電端子の折り曲げ線は、貫通部を通る位置であればいずれの位置にあってもよい、即ち、正負極集電端子は貫通部の形成位置であればいずれの位置で折り曲げられてもよいが、上記のように正負極集電端子の折り曲げ線が樹脂封止材の積層電極体側端の位置にくるようにすれば、正負極集電リードの延出方向において正負極集電端子の占有スペースを極力少なくすることができ、したがって正負極集電部の省スペース化の点で望ましい。
前記リード−端子接合部およびリード限定接合部の少なくとも一方における接合が超音波溶接によりなされていることが望ましい。
上記接合は、例えば、接合対象部材を変形させるグサリ、カシメ等やネジ止め等のように、接合対象部材を機械的に接合する方法によって行うようにしても、上述のようにリード限定接合部で正負極集電リード同士を接合するようにした構成による効果は発揮され、また簡易な設備で接合作業を行うことができてそのぶん電池の製造を容易かつ安価に行うことができるという利点もあるが、溶接によるほうが抵抗をより均一化できるため望ましい。
また、溶接方法としては、例えば抵抗溶接法やレーザー溶接法等も可能であるが、溶接強度等の点で超音波溶接が特に望ましい。
また、リード限定接合部における接合が超音波溶接によりなされる場合には、薄い正負極集電リード同士を溶着するので(厚い集電端子が存在しない状態で溶着するので)、小さな出力で溶着することができる。この結果、溶着時の衝撃により正負極集電リードが変形するのを抑制することができるので、正負極集電リード同士の密着性が向上して、接続抵抗値をより均一化することができる。
前記リード−端子接合部およびリード限定接合部の少なくとも一方における接合が複数点でなされていることが望ましい。
上記構成によれば、リード−端子接合部ないしリード限定接合部における接合をより確実に行うことができて接続抵抗値をより均一化することができる。
前記積層式電池がリチウムイオン電池であることが望ましい。
高エネルギー密度を有するリチウムイオン電池を積層式電池として構成する場合、さらなる大容量化のために積層枚数が増加する傾向にあり、積層枚数が多くなるほど接続抵抗のバラツキが生じやすくなるため、リード限定接合部で正負極集電リード同士を接合するようにした構成による効果が一層発揮されることとなる。
前記正極板および負極板の積層枚数がそれぞれ30枚以上であることが望ましい。
正極板および負極板の積層枚数がそれぞれ30枚以上の場合には、リード−端子接合部の接合性が特に劣ることになり易いため、リード限定接合部で正負極集電リード同士を接合するようにした構成による効果が一層発揮されることになる。
本発明の積層式電池によれば、体積エネルギー密度のロスを生じることもなく、折り曲げ部以外での正負極集電端子の無用な変形を効果的に抑制することができ、したがって正負極集電部におけるラミネート外装体との短絡も生じ難く信頼性に優れる積層式電池を得ることができる。
本発明の積層式電池の一部を示す図であって、同図(a)は正極の平面図、同図(b)はセパレータの斜視図、同図(c)は正極が内部に配置された袋状セパレータを示す平面図である。 本発明の積層式電池に用いる負極板の平面図である。 本発明の積層式電池に用いる積層電極体の分解斜視図である。 本発明の積層式電池に用いる積層電極体の平面図である。 本発明の積層式電池の製造工程における第1ステップ(正負極集電リードの集束および切断)を行う状況を示す側面図である。 本発明の積層式電池の製造工程における第2ステップ(正負極集電端子の接続)を行う状況を示す側面図である。 本発明の積層式電池の製造工程における第3ステップ(絶縁層の形成)を行う状況を示す側面図である。 本発明の積層式電池の製造工程における第4ステップ(正負極集電端子の折り曲げ)を行う状況を示す側面図である。 本発明の積層式電池の製造工程における第5ステップ(正負極集電接合部の折り曲げおよび位置決め)を行う状況を示す側面図である。 本発明の積層式電池に用いる正極集電端子の展開図である。 正極集電リードに正極集電端子を接合した状況を示す平面図である。 正極集電接合部を折り曲げた状況を示す斜視図である。 正極集電接合部を折り曲げた状況を示す正面図である。 正極集電接合部を折り曲げた状況を示す平面図である。 本発明の積層式電池に用いる外装体に積層電極体を挿入した状態の概略要部縦断面図である。 本発明の積層式電池に用いる外装体に積層電極体を挿入した状態の斜視図である。 本発明の積層式電池に用いる正極集電端子の斜視図である。 本発明の積層式電池に用いる正極集電端子の平面図である。 本発明の積層式電池に用いる正極集電端子の正面図である。 本発明の積層式電池に用いる正極集電端子の側面図である。 他の例に係る集電端子を示す平面図である。 他の例に係る集電端子を示す平面図である。 他の例に係る集電端子を示す平面図である。
以下、本発明を図面を参照しながら更に詳細に説明するが、本発明は以下の最良の形態になんら限定されるものではなく、その趣旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能なものである。
〔正極の作製〕
正極活物質としてのLiCoOを90質量%と、導電剤としてのカーボンブラックを5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5質量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液とを混合して正極用スラリーを調製した。この正極用スラリーを、正極集電体としてのアルミニウム箔(厚み:15μm)の両面に塗布した。その後、加熱することにより溶剤を除去し、ローラーで厚み0.1mmにまで圧縮した後、図1(a)に示すように、幅L1=85mm、高さL2=85mmになるように切断して、両面に正極活物質層1aを有する正極板1を作製した。この際、正極板1における幅L1方向に延びる一辺の一方端部(図1(a)では左端部)から幅L3=30mm、高さL4=20mmの活物質未塗布部を延出させて正極集電リード11とした。
〔負極の作製〕
負極活物質としての黒鉛粉末を96質量%と、結着剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)およびスチレンブタジエンゴム(SBR)をそれぞれ2質量%と、溶剤としての純水とを混合して負極用スラリーを調製した。この負極用スラリーを負極集電体としての銅箔(厚み:10μm)の両面に塗布した。その後、加熱することにより溶剤を除去し、ローラーで厚み0.08mmにまで圧縮した後、図2に示すように、幅L7=90mm、高さL8=90mmになるように切断して、両面に負極活物質層2aを有する負極板2を作製した。この際、負極板2の幅L7方向に延びる一辺において上記正極板1の正極集電リード11形成側端部と反対側となる端部(図2では右端部)から幅L9=30mm、高さL10=20mmの活物質未塗布部を延出させて負極集電リード12とした。
〔正極板が内部に配置された袋状セパレータの作製〕
図1(b)に示すように、幅L5=90mmおよび高さL6=94mmを有する2枚の方形状のポリプロピレン(PP)製のセパレータ3a(厚み30μm)の間に正極板1を配置した後、図1(c)に示すように、セパレータ3aにおいて正極集電リード11が突出する辺以外の3辺を融着部4で熱溶着して、正極板1が内部に収納・配置された袋状セパレータ3を作製した。
上記セパレータ3aは上述のように高さL6が94mmと、負極板2の高さL8=90mmよりも4mm大きく成形され、したがってそのぶん袋状セパレータ3から正極集電リード11が突出する方向にセパレータ3aが負極板2よりも大きく延出するようになっている。これにより、負極板2の位置ズレによる短絡が生じ難いようになっている。
このとき、正極板1の正極集電リード11における基端部(根元部分)の両面に、絶縁性の樹脂を塗工して、負極板2がセパレータ3aよりも外側にはみ出した場合等に正極集電リード11の基端部(根元部分)と接触して短絡することを防止する絶縁層を形成しておくようにした(図示省略)。
〔積層電極体の作製〕
上記正極板1が内部に配置された袋状セパレータ3を35枚、負極板2を36枚調製し、図3に示すように、該袋状セパレータ3と負極板2とを交互に積層した。その際、積層方向における両端部に負極板2が位置するようにし、さらにその両外側に、セパレータ3aと同寸法、同形状のポリプロピレン(PP)製の絶縁シート5をそれぞれ配置するようにした。ついで、図4に示すように、この積層体の両端面を形状保持のための絶縁テープ26で接続して、積層電極体10を得た。この積層電極体10の積層厚さは8.5mmである。
〔集電部の整形・接続〕
以下のa)〜e)の手順に従い、上記積層電極体10における正負極集電リード11、12の整形(集束、切断、折り曲げ等)および正負極集電端子15、16との接続を行った。なお、以下の記述、ならびに工程を摸式的に示す図5ないし図9においては、基本的に正極側(正極集電リード11および正極集電端子15)の場合を示すが、これと同時に負極側においても同様に行っている。
a)第1ステップ(正負極集電リードの集束および切断)
図5に示すように、積層電極体10をワーク押え41により矢印A11に示すように上下から挟圧するようにして保持しながら、積層された正極集電リード11を、矢印A12に示すように上方から集束ヘッド42でまとめて押し下げるようにして、積層電極体10の積層方向における一方の最外面側(図5では下面側)に寄せるようにして基端部に集束した。ついで、この正極集電リード11の集束部B11から先端側へ延びる部位における余剰部を、積層電極体10から距離7.5mmをおいた切断位置C11で切断して先端を揃えた。即ち、切断後の正極集電リード11の積層電極体10からの延出長さは7.5mmである。
なお、図5に示す参照符号32は、前述の、正極板1の正極集電リード11における基端部(根元部分)の両面に形成した絶縁層を指示する。
b)第2ステップ(正負極集電端子の接続)
図6に示すように、正極集電リード11の集束部B11から先端側へ延びる部位に下方から正極集電端子15の正負極板1、2側4mmの部分を重ねるように配置し、この状態で上下から超音波ホーン43Tおよびアンビル43Bをセットして超音波溶接を行った。
正極集電端子15は、厚み0.4mmのアルミニウム板を、図10に示すように、幅L11=30mm、高さL12=20.5mmの矩形状であって、一方長辺(図10では下辺)の中央に、幅L13=10mm、深さL14+L15=8.0mmの矩形状に凹入する切欠状の貫通部15Pを有する形状(図10では逆凹字形状)となるように成形して作製した。正極集電端子15における高さL12方向中央あたりの高さ位置には、正極集電端子15の幅L11方向に沿って延びる長さL16=40mm、高さ(幅)L17−L14=6.0mmの帯状となるように樹脂封止材(糊材)を固着し、後述する外装体18を熱封止する際の密閉性を確保するための端子シール部31を形成した。またこのとき、貫通部15Pの内奥端から深さL15=0.5mmの領域に端子シール部31が重複するように、即ち貫通部15Pの内奥端から深さL15=0.5mmの領域が端子シール部31により覆われるようにした。
なお、上記した以外にも、図10における各部の寸法は以下の通りとなっている。
・正極集電端子15における貫通部15P形成側端縁(図10では下端縁)から、端子シール部31の一方端縁(図10では下端縁)までの距離L14=7.5mm
・正極集電端子15における貫通部15P形成側端縁(図10では下端縁)から、端子シール部31の他方端縁(図10では上端縁)までの距離、即ち正極集電端子15における貫通部15P形成側端縁から端子シール部31形成領域までを含む領域の高さL17=13.5mm
正極集電端子15の接続のより具体的な手順としては、図11に示すように、正極集電端子15における貫通部15P形成端部(先端からL18=7mmの部分)の上に、正極集電リード11の集束部B11より先端の部分を重ねた状態で、まず、貫通部15Pが形成された領域内の第1溶接点D11で、積層された35枚の正極集電リード11同士のみを超音波溶接により接合し、ついで、貫通部15Pが形成された領域の両側に隣接する領域内の第2溶接点D12で、積層された35枚の正極集電リード11と正極集電端子15とを超音波溶接により接合した。
なお、正極集電リード11の先端と端子シール部31との間の距離L19は0.5mm、正極集電端子15における貫通部15P形成側端と積層電極体10との間の距離L20は0.5mmである。
上記第1溶接点D11はリード限定接合部となっており、第2溶接点D12はリード−端子接合部となっているが、これらリード限定接合部(第1溶接点D11)とリード−端子接合部(第2溶接点D12)とは、正極集電リード11の延出方向に対し垂直な方向に沿って一直線上に並ぶ位置関係となっている。
一方、負極集電端子16(図5ないし図11では図示せず)については、材料として銅板を用いた点以外は、上述の正極集電端子15の場合と同様にして、作製および接続を行った。
上記正負極集電端子の接続工程における溶接条件を下記表1に示す。
Figure 2014102875
c)第3ステップ(絶縁層の形成)
図7に示すように、正極集電リード11と正極集電端子15との接合部(以下、「正極集電接合部」とも称す)F11における一方側面である正極集電リード11側面(図7では上側面)に30mm×5mm×厚み35μmのポリイミド製の絶縁テープ44Nを付着して絶縁層(以下、「内側絶縁層44N」とも称す)を形成し、他方側面である正極集電端子15側面(図7では下側面)に30mm×12mm×厚み70μmのポリイミド製の絶縁テープ44Eを付着して絶縁層(以下、「外側絶縁層44E」とも称す)を形成した。
このとき、内側絶縁層44Nとなる絶縁テープ44Nは、正極集電リード11の集束部B11近傍から、先端より若干外側までを覆うように貼着し、外側絶縁層44Eとなる絶縁テープ44Eにおける正負極板1、2側(正極集電リード11の基端部側)は、積層電極体10の積層方向における一方側面(即ち図5では下側の絶縁シート5の下面)の先端縁部にやや重なるように貼着し、集電部引き出し側(正極集電リード11の先端側)は、正極集電端子15および端子シール部31の端部に重なるように貼着した。これにより、正極集電接合部F11における一方側面である正極集電リード11側面(図7では上側面)の金属部分は内側絶縁層44Nとなる絶縁テープ44Nによりほぼ全面的に覆う。また、他方側面である正極集電端子15側面(図7では下側面)は積層電極体10の絶縁シート5と正極集電端子15の端子シール部31との間を全面的に覆って金属部分が露出しないようにした。
d)第4ステップ(正負極集電端子の折り曲げ)
図8に示すように、正極集電接合部F11を上下から押え具45T、45Bで押圧するように保持固定しながら、正極集電端子15において正極集電接合部F11よりも先端側に突出する部分、即ち正極集電端子15における正負極板1、2側端(積層電極体10側端)から7mmの位置よりも集電部引き出し側(先端側)へ延びる部分を、矢印A13に示すように側面視鉤形状(L形状)となるように外側(図8では下側)へ折り曲げた。このとき、正極集電端子15の折り曲げ線は、端子シール部31の積層電極体10側端と実質的に同等の位置(厳密には、折り曲げが十分に可能となるように、端子シール部31の積層電極体10側端よりも僅かに、即ち正極集電端子15の厚みぶん程度、積層電極体10寄りの位置)となっている。
e)第5ステップ(正負極集電接合部の折り曲げおよび位置決め)
図9および図12〜図14に示すように、正極集電接合部F11が積層電極体10の積層方向(図9では上下方向)に略平行となるように、正極集電接合部F11よりも正負極板1、2側部(正極集電リード11の基端部)で、矢印A14に示すように内側(図9では上側)へ折り曲げた。なお、図12ないし図14では、内側絶縁層(絶縁テープ)44Nおよび外側絶縁層(絶縁テープ)44Eは省略している。
ついで、図9に示すように、正極集電端子15と積層電極体10との間に架設するように、30mm×10mm×厚み35μmのポリイミド製の絶縁テープ(以下「係留テープ」とも称す)46を正極集電接合部F11の先端側方向(図9では上方)から付着し、これにより、正極集電リード11を所定の折り曲げ状態に保持して位置決めした。
このとき、厚い金属板よりなる正極集電端子15が存在する正極集電接合部F11およびこれより先端側を、正極集電接合部F11と正負極板1、2との間(即ち集束部B11ないしその近傍)において積層状態の金属箔よりなる正極集電リード11のみが存在する位置で折り曲げるので、正極集電接合部F11およびこれより先端側を正極集電端子15ごと容易に折り曲げることができる。
またこのとき、係留テープ46における正負極板1、2側(正極集電リード11の基端部側)は、積層電極体10の積層方向における他方側面(即ち図9では上側の絶縁シート5の上面)の先端縁部にやや重なるように貼着し、係留テープ46における集電部引き出し側(正極集電リード11の延出方向先端側)は、正極集電端子15および端子シール部31の端部に重なるように貼着した。これにより、正極集電接合部F11の先端側部(図9では上部)において、積層電極体10の絶縁シート5と正極集電端子15の端子シール部31との間を全面的に覆って金属部分が露出しないようにした。
〔外装体への封入〕
図15および図16に示すように、あらかじめ電極体が設置できるように成形したラミネートフィルム17で構成した外装体18に、上記積層電極体10を挿入し、正極集電端子15および負極集電端子16のみが外装体18より外部に突出するようにして、正極集電端子15および負極集電端子16がある辺を除く1辺を残し、熱融着した。
〔電解液の封入、密封化〕
上記外装体18の熱溶着していない1辺から、エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)とが体積比で30:70の割合で混合された混合溶媒に、LiPFが1M(モル/リットル)の割合で溶解された電解液を注入した。最後に外装体18における熱溶着していない1辺を減圧状態で熱溶着して、電池(以下、「本発明電池」と称す)A1を作製した。
<本発明電池A1の基本的特徴およびその効果>
以上の記述から明らかなように、上記本発明電池A1においては、図17ないし図20に示すように、正極集電端子15が、積層電極体10における正負極板1、2と実質的に平行な第1片151と、積層電極体10における正負極板1、2の積層方向と実質的に平行な第2片152とを有するように折り曲げて側面視鉤形状(L形状)に成形され、第1片151から第2片152にかけて拡がる貫通部15Pが形成された構成となっている。そして、図12および図13に示すように、正極集電リード11が、正極集電端子15の第2片152に第2溶接点D12で接合されるとともに、貫通部15Pが形成された領域内の第1溶接点D11で、積層された正極集電リード11同士が接合されている。一方、負極集電端子16は、材料が銅板である点以外は上記正極集電端子15と同様の構成を有し、また、上記正極集電端子15と正極集電リード11とを接続する場合と同様にして、負極集電端子16と負極集電リード12とが接続されている。
なお、図20に示す、正極集電端子15における第1片151の長さ(第1片151と第2片152との境界すなわち折り曲げ位置から第1片151が延出する長さ)L21は13.5mm、第2片152の長さ(第1片151と第2片152との境界すなわち折り曲げ位置から第2片152が延出する長さ)L22は7.3mmである。
上記本発明電池A1の構成によれば、正極集電部の場合を代表的に取り上げると、貫通部15Pが形成された領域、即ち正極集電端子15が存在しない領域で、積層された正極集電リード11同士が接合されていることで閉回路が形成され、これにより接続抵抗が均一化されている。したがって、ハイレートでの充放電時にも各正極板1に流れ込む電流値にバラツキが生じることもなく、良好なサイクル特性を得ることができるようになっている。また、貫通部15Pが形成された領域で接合がなされるので、接合部の面積の増大も回避されており、体積エネルギー密度も良好に維持されている。
このとき、貫通部15Pが、正極集電端子15における第1片151から第2片152にかけて拡がるように形成されているので、折り曲げ成形時における正極集電端子15の変形が効果的に抑制されるようになっている。貫通部15Pおよび側面視鉤形状(L字形状)の折曲形状を有する図17ないし図20に示すような正極集電端子15を成形する場合、折り曲げ成形を行った後では貫通部15Pが形成し難いため、折り曲げ成形を行う前に、アルミニウム板から切り出す工程で正極集電端子15に貫通部15Pを予め形成しておくようにしている。このとき、例えば貫通部15Pが形成された領域以外の領域すなわち貫通部15Pが形成されていない領域で折り曲げるようにすると、折り曲げの応力により、貫通部15Pの端部(例えば入隅部等)が変形し易い。このような変形が生じると、この変形部がラミネート外装体18の内側絶縁層を突き破ってラミネート外装体18の金属層と接触するといった問題がある。この問題を回避するため、例えば折り曲げの応力が伝わらない程度に貫通部15Pから距離をおいた位置で正極集電端子15を折り曲げることも考えられるが、これによれば貫通部15Pと折り曲げ位置との距離の増大により電池体積上のロスすなわち体積エネルギー密度のロスを生じることとなる。これに対し、上記本発明電池A1の構成によれば、貫通部15Pが、正極集電端子15における第1片151から第2片152にかけて拡がるように形成されており、したがって貫通部15Pが形成された位置で正極集電端子15が折り曲げられるようになっているので、折り曲げの応力が小さくなっていて折り曲げ部以外には作用し難くなっている。これにより、体積エネルギー密度のロスを生じることもなく、折り曲げ部以外での正極集電端子15の無用な変形が効果的に抑制されるようになっている。
〔その他の事項〕
(1)上記本発明電池A1においては、正極集電端子15に矩形状に内側へ凹入する貫通部(以下、凹入貫通部とも称す)15Pが形成されているが、貫通部としてはこれ以外にも、例えば図21に示すような孔(開口)状の貫通部(以下、孔状貫通部とも称す)34P、図22に示すような角落ち状の貫通部(以下、角落状貫通部とも称す)35P等も可能である。
図21に示す孔状貫通部34Pは、集電端子34における一端縁部の中央に、矩形状(横長の長方形状)の孔(開口)を穿設することにより形成されている。この孔状貫通部34Pが形成された集電端子34には、上記凹入貫通部15Pが形成された本発明電池A1の正極集電端子15の場合と全く同様にして極板リードが接合される。
この場合、孔状貫通部34P形成領域において複数枚の極板リードのみが第1の接合点で接合されるとともに、この孔状貫通部34P形成領域の側方に隣接する領域すなわち極板リードの延出方向に対し垂直な方向(幅方向)に並ぶように隣接する領域において極板リードが集電端子34に第2の接合点でそれぞれ接合される。
図22に示す角落状貫通部35Pは、集電端子35における一端縁部の両端部すなわち隣り合う1組の角部を矩形状(横長の長方形状)に切欠くようにして角落ちさせることにより形成されている。この角落状貫通部35Pが形成された集電端子35に極板リードを接合する場合には、両側の角落状貫通部35Pの間に形成された中央の突起部35Eに第2の接合点が位置し、該第2の接合点に対し幅方向に沿って両側に隣り合う角落状貫通部35P内に第1の接合点が位置することとなり、両側の第1の接合点で接合を行った後、中央の第2の接合点で接合を行うようにする。
即ちこの場合、角落状貫通部35P形成領域において複数枚の極板リードのみが第1の接合点でそれぞれ接合されるとともに、両側の角落状貫通部35P形成領域に対し中央側に隣接する領域すなわち極板リードの延出方向に対し垂直な方向(幅方向)に並ぶように隣接する領域である中央の突起部35Eにおいて極板リードが集電端子35に第2の接合点で接合される。
上記凹入貫通部15P、孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pのいずれの場合にも、第2の接合点では厚い集電端子と極板リードとが接合されるため、先にこの第2の接合点で接合を行うと第1の接合点で極板リードのみを接合することが困難となるので、まず第1の接合点で極板リードのみを接合してから、第2の接合点で集電端子と極板リードとを接合するようにする。
上記凹入貫通部15P、孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pのうち、接合の容易性の点では、凹入貫通部15Pと角落状貫通部35Pとがほぼ同等であり、これに比して孔状貫通部34Pがやや劣るものとなっている。また、形成の容易性(加工性)の点では、凹入貫通部15P、角落状貫通部35P、孔状貫通部34Pの順で優れるものとなっている。
上記孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pは、図21および図22に示すように、本発明電池A1における凹入貫通部15Pの場合と同様に、内奥端部が端子シール部31に重複するように、即ち内奥端部が端子シール部31により覆われるように形成されている。また、図21および図22には、展開状態の集電端子34、35が示されているが、それぞれ、端子シール部31の積層電極体10側端(図21および図22では下端)と実質的に同等の位置にある折り曲げ線G11、G12で折り曲げられ、この折り曲げ線G11、G12よりも端子シール部31側(図21および図22では上側)が第1片341、351、折り曲げ線G11、G12よりも積層電極体10側(図21および図22では下側)が第2片342、352となる。
(2)上記凹入貫通部15P、孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pの構成では、1箇所または2箇所の貫通部形成領域と、これに隣接する2箇所または1箇所の貫通部不形成領域との、計3領域が幅方向に1列に並ぶように配置されるが、例えば図23に示すように、貫通部形成領域と貫通部不形成領域とが1箇所ずつ、計2領域が幅方向に並ぶように配置される構成としてもよい。同図に示す例では、集電端子36における一端縁部の一方側半部を矩形状(横長の長方形状)に切欠くようにして貫通部36Pが形成され、該貫通部36Pに隣接して突起部36Eが形成されて、当該端部が全体として鉤形状に成形されており、貫通部36P内に第1の接合点が位置し、該第1の接合点に対し幅方向に沿って側方に隣り合うように、突起部36E上に第2の接合点が位置するようになっている。この構成によれば、溶接点数を削減することができるが、貫通部形成領域(第1の接合点)および貫通部不形成領域(第2の接合点)の配置が左右非対称となって偏りが生じる難点がある。これに対し、上記凹入貫通部15P、孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pの構成ではいずれも、貫通部形成領域と貫通部不形成領域とが左右対称に配置されるため、バランスの点でより好ましい。
図23に示すように、上記貫通部形成領域と貫通部不形成領域とが1箇所ずつ形成された(非対称型の)集電端子36の貫通部36Pも、前記孔状貫通部34Pおよび角落状貫通部35Pの場合と同様に、内奥端部が端子シール部31に重複するように、即ち内奥端部が端子シール部31により覆われるように形成されている。また、集電端子36が、端子シール部31の積層電極体10側端(図23では下端)と実質的に同等の位置にある折り曲げ線G13で折り曲げられ、この折り曲げ線G13よりも端子シール部31側(図23では上側)が第1片361、折り曲げ線G13よりも積層電極体10側(図23では下側)が第2片362となる。
(3)上記本発明電池A1においては、正極集電端子15をアルミニウム板、負極集電端子16を銅板でそれぞれ構成しているが、これらをニッケル板で構成しても良い。このように両集電端子に同一素材のものを用いれば、電池の生産コストが低減できる。またこの場合、異種金属同士(なぜなら、正極集電リード11はアルミニウム、負極集電リード12は銅から構成されている)の溶接となるため、溶接部の溶着性が悪くなり、両極板と両端子との間の接続抵抗値にバラツキを生じるという問題が一層顕在化するので、本発明の構成が特に有用となる。
(4)外装体としては、例えば電池缶等を用いるようにしてもよいが、フィルム外装体を用いるほうが、正負極集電端子に折り曲げによる変形が生じた場合に外装体が損傷しやすいといった問題があることから、本発明の効果が特に発揮される。さらに、フィルム外装体のうち、ラミネートフィルムより構成されるラミネート外装体を用いるほうが、正負極集電端子に折り曲げによる変形が生じた場合に短絡を生じやすいといった問題があるため、本発明の構成がいっそう有用となる。
ラミネート外装体としては、例えば、
金属層としてアルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等を、
内層(電池内側)としてポリエチレン、ポリプロピレン等を、
外層(電池外側)としてナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET/ナイロンの積層膜等を、
それぞれ用いて構成されるものが挙げられる。
(5)正極活物質としては、上記コバルト酸リチウムに限定されるものではなく、コバルト−ニッケル−マンガン、アルミニウム−ニッケル−マンガン、アルミニウム−ニッケル−コバルト等のコバルト、ニッケル或いはマンガンを含むリチウム複合酸化物や、スピネル型マンガン酸リチウム等でも構わない。
(6)負極活物質としては、天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛以外にも、グラファイト・コークス・酸化スズ・金属リチウム・珪素・及びそれらの混合物等、リチウムイオンを挿入脱離できうるものであれば構わない。
(7)電解液としても特に本実施例で示したものに限定されるものではなく、リチウム塩としては例えばLiBF、LiPF、LiN(SOCF,LiN(SO,LiPF6―x(C2n+1[但し、1<x<6、n=1又は2]等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上を混合して使用できる。支持塩の濃度は特に限定されないが、電解液1リットル当り0.8〜1.8モルが望ましい。また、溶媒種としては上記ECやMEC以外にも、プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン(GBL)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)等のカーボネート系溶媒が好ましく、更に好ましくは環状カーボネートと鎖状カーボネートの組合せが望ましい。
本発明は、例えばロボットや電気自動車等に搭載される動力、バックアップ電源などの高出力用途の電源に好適に適用することができる。
10 積層電極体
11 正極集電リード
15 正極集電端子
151 第1片
152 第2片
15P 貫通部
D11 第1溶接点
D12 第2溶接点

Claims (4)

  1. 複数枚の正極板と負極板とがセパレータを介して交互に積層され、該正極板および負極板から延出した正極集電リードおよび負極集電リードが正極集電端子および負極集電端子にそれぞれ複数枚積層して接合された構成を有する積層電極体を備える積層式電池であって、
    前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方が、前記積層電極体における正極板および負極板と実質的に平行な第1片と、前記積層電極体における正極板および負極板の積層方向と実質的に平行な第2片とを有するように折り曲げ成形され、
    前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第1片から第2片にかけて拡がる貫通部が形成され、
    前記正極集電リードおよび負極集電リードの少なくとも一方が、前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第2片に接合されるとともに、前記貫通部が形成された領域で、積層された正極集電リード同士および/または負極集電リード同士が接合されていることを特徴とする積層式電池。
  2. 前記正極集電リードおよび負極集電リードの少なくとも一方が、前記正極集電端子および負極集電端子の少なくとも一方における第2片に接合される接合部と、前記貫通部が形成された領域で、積層された正極集電リード同士および/または負極集電リード同士が接合される接合部とが、正極集電リードまたは負極集電リードの延出方向に対し実質的に垂直な方向に沿って並んでいる、請求項1に記載の積層式電池。
  3. 前記正極集電端子および負極集電端子に、外装体を封止する際の密閉性を確保するための樹脂封止材が付着され、該樹脂封止材が、前記貫通部が形成された領域に重複するように付着されている、請求項1または請求項2に記載の積層式電池。
  4. 前記樹脂封止材の積層電極体側端が、前記正極集電端子および/または負極集電端子の折り曲げ線の位置にくるように配置されている、請求項3に記載の積層式電池。
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