JP2014101257A - 燃料処理装置およびその運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料処理装置において、簡単な装置構成で、水蒸気パージによる一酸化炭素変成触媒の劣化を抑制する。
【解決手段】実施形態によれば、原燃料供給手段と、前記原燃料供給手段を介して供給される炭化水素系の原燃料ガスを、水蒸気改質反応により水素含有改質ガスに変換する改質部4と、前記改質部4に連結され、前記改質ガスの一酸化炭素濃度を低減する一酸化炭素変成部7と、前記一酸化炭素変成部7において処理された改質ガスを燃料処理装置外部に導出する改質ガス導出流路34とを具備する燃料処理装置50が提供される。前記燃料処理装置50は、前記改質部4より下流であり、且つ前記一酸化炭素変成部7より上流に、前記改質部4をパージすることにより前記改質部4より導出されるガスを燃料処理装置50外部へ排出するパージガス排出手段42を具備する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態によれば、原燃料供給手段と、前記原燃料供給手段を介して供給される炭化水素系の原燃料ガスを、水蒸気改質反応により水素含有改質ガスに変換する改質部4と、前記改質部4に連結され、前記改質ガスの一酸化炭素濃度を低減する一酸化炭素変成部7と、前記一酸化炭素変成部7において処理された改質ガスを燃料処理装置外部に導出する改質ガス導出流路34とを具備する燃料処理装置50が提供される。前記燃料処理装置50は、前記改質部4より下流であり、且つ前記一酸化炭素変成部7より上流に、前記改質部4をパージすることにより前記改質部4より導出されるガスを燃料処理装置50外部へ排出するパージガス排出手段42を具備する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、燃料処理装置およびその運転方法に関する。
燃料処理装置は、都市ガス、LPガスなどの気体や灯油、メタノールなど液体の炭化水素系の原燃料を触媒反応により水素リッチなガスに改質する装置であって、燃料電池発電システムへの水素供給等に用いられている。
燃料処理装置は、一般的に、脱硫触媒を配した脱硫部と、改質触媒を配した改質部と、一酸化炭素変成触媒を配した一酸化炭素変成部と、一酸化炭素除去触媒を配した一酸化炭素除去部とがこの順で配置された構成をとる。改質部では、原燃料と水蒸気の反応により、水素、一酸化炭素、二酸化炭素などを含む改質ガスを生成するが、この改質反応は高温での吸熱反応であるため、燃料処理装置の起動時には改質触媒を反応可能な温度まで昇温させる必要があり、また運転中は改質触媒を加熱し続ける必要がある。そのため、一般に改質部はバーナとバーナ燃焼空間を備えており、可燃ガスを燃焼させることで起動時および運転時に改質触媒に熱を供給している。
燃料処理装置から導出される改質ガスは、燃料電池アノードを通過する間に発電により水素が消費され、残余の水素などを含むアノードオフガスは、再び改質部へ導入されて前記バーナで燃焼される。
このような燃料処理装置を停止および起動する際、燃料処理装置内の温度変化による内部圧力変化により、バーナ燃焼空間および燃料処理装置外部から燃料処理装置内に空気が流入する可能性がある。そのため、燃料処理装置の停止時には水蒸気パージした後に原燃料パージし、起動時には水蒸気パージを行って、燃料処理装置の内部圧力を正圧に維持することにより外部からの空気の流入を防ぐことが従来行われている。
しかし燃料処理装置に適用される触媒、特に一酸化炭素変成触媒に広く使用されている銅亜鉛系触媒は、水蒸気に暴露されると劣化が加速されることが分かっており、燃料処理装置の起動および停止時の水蒸気パージを回避する方法がこれまでも検討されてきたが、新たな問題が発生したり、装置が複雑になるなどの問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、燃料処理装置において、簡単な装置構成で、水蒸気パージによる一酸化炭素変成触媒の劣化を抑制することである。
実施形態によれば、原燃料供給手段と、前記原燃料供給手段を介して供給される炭化水素系の原燃料ガスを、水蒸気改質反応により水素含有改質ガスに変換する改質部と、前記改質部に連結され、前記改質ガスの一酸化炭素濃度を低減する一酸化炭素変成部と、前記一酸化炭素変成部において処理された改質ガスを燃料処理装置外部に導出する改質ガス導出流路とを具備する燃料処理装置が提供される。前記燃料処理装置は、前記改質部より下流であり、且つ前記一酸化炭素変成部より上流に、前記改質部をパージすることにより前記改質部より導出されるガスを燃料処理装置外部へ排出するパージガス排出手段を具備する。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る燃料処理装置を示す概略図である。図1において、矢印はガスの流れを表す。
燃料処理装置50は、炭化水素系の原燃料を触媒反応により水素リッチなガスに改質するための装置である。燃料処理装置50は、原燃料を導入する側から、脱硫部2、改質部4、一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9を順に配置した構成をとる。このうち脱硫部2および一酸化炭素除去部9は、必要に応じて配置する。改質部4と一酸化炭素変成部7の間には、改質部4をパージする際に改質部4から導出されるパージガスを、燃料処理装置外部へ排出するためのパージガス排出手段42を具備する。燃料処理装置50には、原燃料供給手段を介して原燃料が供給され、原燃料を燃料処理装置50で処理して得られる改質ガスは、一酸化炭素除去部9に連結された改質ガス導出流路34を介して燃料電池等の発電系に供給される。
パージガス排出手段42は、主に燃料処理装置50の起動時および停止時に改質部4内のガスを水蒸気パージする際に、その水蒸気が一酸化炭素変成部7へ流入しないように燃料処理装置50外部へ排出するための手段である。図1において、パージガス排出手段42は、改質部出口流路32から分岐して設けられているが、改質部4より下流であり、且つ一酸化炭素変成部7より上流であれば、その位置は特に限定されない。パージガス排出手段42は、パージガス排出流路40および例えば電磁弁からなるパージガス遮断手段41で構成される。
本実施形態では、燃料処理装置50の起動時および停止時に水蒸気パージを行う際、その水蒸気を一酸化炭素変成部7より上流に位置するパージガス排出手段42から燃料処理装置50外部へ排出することにより、一酸化炭素変成触媒が水蒸気と接触することを防止する。その結果として、一酸化炭素変成触媒の水蒸気による劣化を防ぐことができる。
脱硫部2では、原燃料を改質部4に導入する前に、付臭剤として添加されている硫黄化合物等を原燃料から除去する。脱硫部2には、原燃料から硫黄化合物を除去するための脱硫触媒3が充填されている。
改質部4では、脱硫部2で脱硫され、脱硫部出口流路28を介して改質部4に導入される燃料を、触媒反応により水素リッチなガスに改質する。改質部4には、脱硫された原燃料と水蒸気の反応により、水素、一酸化炭素、二酸化炭素等を含む改質ガスを生成するための改質触媒5が充填されている。さらに、改質部4は、改質触媒5の温度を検出する例えば熱電対などからなる改質部温度検出手段51および改質触媒5を加熱するためのバーナ6を具備する。バーナ6は、バーナ用のバーナ混合ガスを着火させるイグナイタを具備する。
一酸化炭素変成部7では、改質部4から導出され、改質部出口流路32を介して一酸化炭素変成部7に導入される改質ガスに含まれる10%程度の一酸化炭素を水蒸気との反応で水素と二酸化炭素に変換し、改質ガス中の一酸化炭素濃度を0.5%以下程度に低減する。一酸化炭素変成部7には、例えば銅亜鉛系または鉄クロム系の一酸化炭素変成触媒8が含まれる。
一酸化炭素除去部9では、一酸化炭素変成部7から導出され、一酸化炭素変成部出口流路33を介して一酸化炭素除去部9に導入される改質ガスに含まれる一酸化炭素濃度をさらに低減する。一酸化炭素除去部9には、改質ガス中に含まれる一酸化炭素と酸素との選択的な酸化反応、あるいは一酸化炭素と水素との選択的なメタン化反応などにより、改質ガス中に含まれる一酸化炭素の濃度を10〜500ppm以下程度に低減する一酸化炭素除去触媒10が充填されている。
このようにして改質された改質ガスは、改質ガス導出流路34を介して燃料処理装置50外部へと導出される。
次に、図2を参照して、図1に示した燃料処理装置を使用した燃料電池発電システムについて説明する。図2は、実施形態に係る燃料電池発電システムの概略図である。
燃料電池発電システム1は、原燃料Fを水素リッチな改質ガスに改質する燃料改質系1aと、この燃料改質系1aで製造された改質ガス中の水素と空気中の酸素を反応させ、その反応で発生する電気を取り出す発電系1bとを主な構成要素としている。燃料改質系1aには、燃料処理装置50と、原燃料Fを供給する原燃料供給装置13と、改質水Wを供給する改質水供給装置18と、パージガス排出手段42より排出されるパージガス(主に水蒸気)を回収する水回収装置43と、各反応器の反応温度を最適に調節し、熱効率を向上させるための複数の熱交換器が含まれる。
さらに、燃料改質系1aは、原燃料供給流路22、バーナ用燃料供給流路23、改質用燃料供給流路24、改質水供給流路25、改質水ブローダウン流路38、水蒸気供給流路26、バーナ空気供給流路27、一酸化炭素選択酸化空気供給流路29、改質ガスバイパス流路35、アノードオフガス流路30、およびバーナ排ガス流路31などの流路を具備する。改質ガス導出流路34および改質ガスバイパス流路35にはそれぞれ、例えば電磁弁などからなる改質ガス遮断手段36および改質ガスバイパス遮断手段37を配置する。
原燃料供給流路22は、原燃料Fを原燃料供給装置13からバーナ用燃料供給流路23および改質用燃料供給流路24に供給するための流路である。原燃料の供給は、原燃料供給流路22上に配置した原燃料遮断弁14により制御し、原燃料供給ブロワ15を駆動させて行う。バーナ用燃料供給流路23は、バーナ6で使用するバーナ用燃料をバーナ空気供給流路27に供給するための流路である。バーナ用燃料の供給は、バーナ用燃料供給流路23上に配置したバーナ用燃料遮断弁16により制御する。改質用燃料供給流路24は、脱硫部2に改質用の原燃料ガスを供給するための流路であり、改質用の原燃料ガスの供給は、改質用燃料供給流路24上に配置した改質用燃料遮断弁17により制御する。改質用燃料ガス流路24には、燃料処理装置50の圧力を測定する圧力検出手段52を配置する。圧力検出手段52は、燃料処理装置50の圧力を測定できれば、他の流路に配置しても良い。
改質水供給流路25は、改質水供給装置18から改質水Wを改質水ポンプ19などにより改質水蒸発器12に供給するための流路である。改質水蒸発器12では、改質水供給装置18から供給される改質水を蒸発させて水蒸気に変換する。改質水ブローダウン流路38は、改質水供給流路25から分岐しており、燃料電池発電システム1の停止時に、改質水蒸発器12に含まれる改質水を燃料電池発電システム1の外に排出する。改質水蒸発器12からの改質水の排出は、改質水ブローダウン流路38上に配置した改質水ブローダウン遮断弁39により制御する。水蒸気供給流路26は、改質水蒸発器12にて発生する水蒸気を脱硫部出口流路28に合流させるための流路である。
脱硫部出口流路28は、脱硫部2から導出される脱硫された改質用の原燃料ガスを水蒸気供給流路26からの水蒸気と混合し、その混合ガスを改質部4に供給するための流路である。改質部出口流路32は、改質部4から導出される水素リッチな改質ガスを一酸化炭素変成部7に供給するための流路である。一酸化炭素変成部出口流路33は、一酸化炭素変成部7から導出される改質ガスを一酸化炭素除去部9に供給するための流路である。
改質ガス導出流路34は、燃料処理装置50から導出される改質ガスを燃料電池11に供給するための流路であり、改質ガスの供給は、改質ガス遮断手段36により制御される。
改質ガスバイパス流路35は、改質ガス導出流路34から分岐しており、改質ガス導出流路34からバイパスした改質ガスをアノードオフガス流路30に供給するための流路である。アノードオフガス流路30への改質ガスの供給は、改質ガスバイパス遮断手段37により制御する。アノードオフガス流路30は、燃料電池11で未反応となったアノードオフガスをバーナ6に供給するための流路である。バーナ空気供給流路27は、バーナ空気ブロワ20から送出されるバーナ空気をバーナ6に供給するための流路である。
一酸化炭素選択酸化空気供給流路29は、一酸化炭素選択酸化空気ブロワ21から送出される空気を一酸化炭素変成部出口流路33に供給するための流路である。空気の供給は、選択酸化空気遮断弁44により制御される。一酸化炭素除去部9において一酸化炭素を水素との選択的なメタン化反応により除去する場合は、一酸化炭素選択酸化空気供給流路29などは不要である。バーナ排ガス流路31は、バーナ6からのバーナ排ガスを改質水蒸発器12に供給後に燃料電池発電システム1の外に排出するための流路である。
次に、図2に示した燃料電池発電システムの運転方法について説明する。
燃料電池発電システム1は、運転開始前においては全ての流路遮断手段および遮断弁は閉止され、燃料処理装置50の脱硫部2、改質部4、改質水蒸発器12、一酸化炭素変成部7、一酸化炭素除去部9、および各部をつなぐ流路にはパージガスとして大気圧以上の原燃料ガスが充填された状態になっている。
まず、燃料電池発電システム1の起動運転について説明する。
1つの実施形態において、燃料処理装置50の起動は、
改質ガス導出流路34を遮断し、
改質部4に水蒸気を導入して改質部4に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより改質部4から導出されるガスをパージガス排出手段42により燃料処理装置50の外部へ排出し、
その後、改質部4に含まれる改質触媒が原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度になってから、原燃料ガスを改質部4へ供給し、原燃料ガスの水蒸気改質反応を行うと共に、
パージガス排出手段42からのガス排出の停止および改質ガス導出流路34の遮断の解除を行い、改質部4から導出される改質ガスを一酸化炭素変成部7へ導入する
ことを含む。
1つの実施形態において、燃料処理装置50の起動は、
改質ガス導出流路34を遮断し、
改質部4に水蒸気を導入して改質部4に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより改質部4から導出されるガスをパージガス排出手段42により燃料処理装置50の外部へ排出し、
その後、改質部4に含まれる改質触媒が原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度になってから、原燃料ガスを改質部4へ供給し、原燃料ガスの水蒸気改質反応を行うと共に、
パージガス排出手段42からのガス排出の停止および改質ガス導出流路34の遮断の解除を行い、改質部4から導出される改質ガスを一酸化炭素変成部7へ導入する
ことを含む。
制御装置(図示せず)は、起動運転開始の指令を受けると、原燃料遮断弁14およびバーナ用燃料遮断弁16を開き、原燃料供給ブロワ15を駆動して、炭化水素系の原燃料Fをバーナ用燃料としてバーナ用燃料供給流路23に供給する。このバーナ用燃料は、バーナ空気ブロワ20を駆動して大気より供給されるバーナ空気供給流路27の空気と合流し、燃焼に適当な混合比に予混合される。バーナ用燃料と空気を混合したバーナ混合ガスは、バーナ空気供給流路27を介してバーナ6に供給される。バーナ6では、イグナイタを作動させてバーナ混合ガスに着火する。バーナ混合ガスは、燃焼により1000℃以上の燃焼火炎およびバーナ燃焼ガスとなり、改質部4における改質触媒5を加熱する。改質部4を加熱したバーナ燃焼ガスは、温度が低下してバーナ排ガスとなり、改質水蒸発器12に入る。改質水蒸発器12を加熱したバーナ排ガスは、燃料処理装置50を出た後、水および熱回収システム(図示せず)を経て、燃料電池発電システム1の外部に排気される。このとき、図示していないが、脱硫部2、一酸化炭素変成部7、一酸化炭素除去部9、および改質水蒸発器12のいくつかまたはすべてに電気ヒータを設置して通電し、各部の温度上昇速度を早める場合もある。
脱硫部2、改質部4、一酸化炭素変成部7、一酸化炭素除去部9、および改質水蒸発器12の各部の温度を、水蒸気を流しても水蒸気が凝縮しない温度(100℃以上)かつ原燃料ガスのみで改質触媒5に炭素析出が発生しない温度(都市ガスでは300℃程度以下)まで上昇させた後、改質水ポンプ19を駆動し、改質水供給流路25を介して改質水Wを改質水蒸発器12に供給すると共に、パージガス遮断手段41を開放する。改質水Wは改質水蒸発器12においてバーナ排ガスと熱交換して水蒸気となり、水蒸気供給流路26を通って改質部4の改質触媒5、改質部出口流路32、パージガス排出流路40を順次通過し、水回収装置43に排出される。水蒸気は、上記のように各部を通過する際、各部に充填してあった原燃料ガスと混合されながら原燃料ガスを押し出していくため、水蒸気が通過した部分は徐々に水蒸気の流れている状態に置き換わり、改質部4が水蒸気パージされる。水蒸気パージ中は、改質ガス遮断手段36および改質ガスバイパス遮断手段37が閉止されて燃料処理装置50が締め切りの状態となっている。従って、水蒸気は、一酸化炭素変成部7から下流にもともと充填されている原燃料をパージすることはなく、一酸化炭素変成触媒8とは接触しない。結果として、脱硫部2、一酸化炭素変成部7、および一酸化炭素除去部9は原燃料ガスで充填された状態が保持されると共に、燃料処理装置50内は大気圧以上の圧力が維持される。
上記のような起動方法によると、水蒸気パージの際に一酸化炭素変成触媒が水蒸気と接することを防止することができるため、一酸化炭素変成触媒の劣化を抑制することが可能である。また、燃料処理装置内が正圧に維持されるため、外部からの空気の流入も防ぐことができる。
高温(都市ガスを原燃料として使用する場合は300℃程度以上)になった改質触媒5に、水蒸気がない状態で原燃料ガスを接触させると、原燃料中に含まれる炭素が改質触媒5上に析出し得ることが知られている。従って、改質部4への水蒸気の導入は、改質触媒5の温度が、水蒸気がない状態で該改質触媒に原燃料ガスを接触させた場合に炭素析出が生じる温度に達する前に開始することが好ましい。水蒸気でパージする前は、改質部4には原燃料ガスが充填されているため、そのままの状態で改質触媒5の温度が上昇すると、炭素析出が生じ得るからである。このような運転方法を用いることにより、炭素析出による改質触媒の劣化を抑制することができる。
水蒸気パージの間、脱硫部2、改質部4、一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9は温度上昇を続ける。それぞれに含まれる触媒について、触媒反応が生じるための好適な温度は、改質触媒5は600℃〜700℃、一酸化炭素変成触媒8は180℃〜300℃、脱硫触媒3は200℃〜250℃、一酸化炭素除去触媒は120℃〜200℃である。
改質触媒5が原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度まで加熱されたら、改質用燃料遮断弁17および改質ガスバイパス遮断手段37を開にして、原燃料Fの燃料処理装置50への供給を開始する。同時に、パージガス遮断手段41を閉にして、パージガス排出流路40からの水蒸気の排出を停止する。この原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度は、改質触媒5で水蒸気改質反応の生じる温度(都市ガスでは300℃程度以上)であり、好適には600℃〜700℃である。原燃料Fは、脱硫部2に導入され、原燃料Fに含まれる硫黄化合物を除去された後、120℃〜250℃に加熱された水蒸気と混合される。水蒸気は、改質水蒸発器12から水蒸気供給流路26を介して脱硫部出口流路28に供給され、脱硫後の燃料と混合された後、改質部4に供給される。
改質部4では、約700℃で改質用燃料ガスの水蒸気改質反応を行い、水素リッチな改質ガスを生成する。水蒸気改質反応は吸熱反応であり、熱源としてバーナ6で得られる高温のバーナ燃焼ガスを用いる。改質部4から導出される水素リッチな改質ガスは、一酸化炭素変成部7に供給され、一酸化炭素変成触媒8上におけるシフト反応により、一酸化炭素濃度が0.5%以下程度に低減される。
一酸化炭素濃度が低減された改質ガスが一酸化炭素変成部出口流路33へ導出されると共に、選択酸化空気遮断弁44を開にし、一酸化炭素選択酸化空気ブロワ21を駆動して、外気から取り込んだ空気を一酸化炭素選択酸化空気供給流路29を介して一酸化炭素変成部出口流路33へ供給する。空気が混合された改質ガスを一酸化炭素除去部9に導入し、一酸化炭素と酸素の選択的な酸化反応あるいは一酸化炭素と水素の選択的なメタン化反応により、改質ガス中の一酸化炭素濃度を数ppm程度にまで低減する。一酸化炭素除去部9で一酸化炭素濃度を低減させた改質ガスは、改質ガス導出流路34を通って、燃料処理装置50より出る。改質部4から導出される改質ガスは、上記のように一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9を通過する際、各部に充填してあった原燃料ガスと混合されながら原燃料ガスを押し出していくため、改質ガスが通過した部分は徐々に改質ガスの流れている状態に置き換わり、一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9が改質ガスパージされる。
燃料処理装置50を出た改質ガスは、改質ガスパイパス流路35およびアノードオフガス流路30を介して、改質部4のバーナ6に供給される。バーナ6では、アノードオフガス流路30から供給される改質ガスおよびバーナ空気供給流路27から供給される空気が燃焼され、1000℃以上の燃焼火炎およびバーナ燃焼ガスが生成する。改質ガスによる燃焼が開始された後は、バーナ用燃料遮断弁16を閉じて、バーナ用燃料供給流路23およびバーナ空気供給流路27を介してバーナ6へ供給されていたバーナ用燃料を停止させてもよい。改質触媒5に熱を供給したバーナ燃焼ガスは、温度が低下してバーナ排ガスとなり、さらに改質水蒸発器12に熱源として供給される。改質水蒸発器12において、バーナ排ガスは、改質水Wを加熱して改質水供給流路26を流通させるための水蒸気にした後、バーナ排ガス流路31を介して水および熱回収システム(図示せず)へ導入され、燃料電池発電システム1の外部に排出される。
上記のように燃料改質系1aにおいて改質された燃料は、発電系1bに供される。以下、燃料電子発電システム1の発電運転について説明する。
制御装置(図示せず)は、発電運転開始の指令を受けると、改質ガスバイパス遮断手段37を閉、改質ガス遮断手段36を開にして、燃料処理装置50で生成された水素リッチな改質ガスを燃料電池11のアノード極(図示せず)へ供給し、カソード極(図示せず)に流した空気中の酸素と化学反応させて発電する。一方、アノード極で未反応となったアノードオフガスは、アノードオフガス流路30を介して改質部4のバーナ6に供給される。バーナ6では、アノードオフガス流路30から供給されるアノードオフガスとバーナ空気供給流路27を介して供給される空気を燃焼して得られる1000℃以上の燃焼火炎およびバーナ燃焼ガスにより、改質触媒5を加熱する。発電運転時のその他の各部の運転状態は、起動運転完了時の状態と同じである。
次に、燃料電池発電システム1の停止運転について説明する。
1つの実施形態において、燃料処理装置50の停止は、
改質ガス導出流路34を遮断し、
改質部4に水蒸気を導入して改質部4に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより改質部4から導出されるガスをパージガス排出手段42により燃料処理装置50外部へ排出し、
その後、改質部4が原燃料パージを開始する所定の範囲の温度になってから、水蒸気パージの停止、パージガス排出手段42からのガス排出の停止、および改質ガス導出流路34の遮断の解除を行うと共に、
改質部4および一酸化炭素変成部7に原燃料ガスを導入し、改質部4および一酸化炭素変成部7に含まれるガスを原燃料ガスでパージする
ことを含む。
1つの実施形態において、燃料処理装置50の停止は、
改質ガス導出流路34を遮断し、
改質部4に水蒸気を導入して改質部4に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより改質部4から導出されるガスをパージガス排出手段42により燃料処理装置50外部へ排出し、
その後、改質部4が原燃料パージを開始する所定の範囲の温度になってから、水蒸気パージの停止、パージガス排出手段42からのガス排出の停止、および改質ガス導出流路34の遮断の解除を行うと共に、
改質部4および一酸化炭素変成部7に原燃料ガスを導入し、改質部4および一酸化炭素変成部7に含まれるガスを原燃料ガスでパージする
ことを含む。
制御装置(図示せず)は、停止運転開始の指令を受けると、原燃料供給ブロワ15を停止し、原燃料遮断弁14、バーナ用燃料遮断弁16および改質用燃料遮断弁17を閉止することにより、脱硫部2およびバーナ6への原燃料ガス供給を停止する。また、一酸化炭素選択酸化空気ブロワ21を停止し、選択酸化空気遮断弁44を閉止することにより、一酸化炭素選択酸化空気の供給を停止する。同時に、パージガス遮断手段41を開放し、改質ガス遮断手段36を閉止する。
改質部4における改質触媒5では、原燃料ガスの供給停止により水蒸気改質反応による水素リッチな改質ガスの生成がなくなる。改質水蒸発器12から水蒸気供給流路26を介して供給される水蒸気は、改質部4、改質部出口流路32、パージガス排出流路40を順次通過し、水回収システム43に排出される。水蒸気は、上記のように各部を通過する際、各部にあった改質ガスと混合されながら改質ガスを押し出していくため、水蒸気が通過した部分は徐々に水蒸気の流れている状態に置き換わり、改質部4が水蒸気パージされる。水蒸気パージ中は、改質ガス遮断手段36および改質ガスバイパス遮断手段37が閉止され燃料処理装置50が締め切りの状態となっているため、水蒸気は、一酸化炭素変成部7から下流に充填されている改質ガスをパージすることなく、一酸化炭素変成触媒8とは接触しない。結果として、脱硫部2は原燃料ガスで充填され、一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9は改質ガスで充填された状態で保持されると共に、燃料処理装置50内は大気圧以上の圧力が維持される。
上記のような停止方法によると、水蒸気パージの際に一酸化炭素変成触媒が水蒸気と接することを防止することができるため、一酸化炭素変成触媒の劣化を抑制することが可能である。また、燃料処理装置内が正圧に維持されるため、外部からの空気の流入も防ぐことができる。
バーナ6では、燃焼燃料となるバーナ用燃料とアノードオフガスの供給停止により、バーナ燃焼が停止する。バーナ空気ブロワ20からバーナ6に送られる空気は流し続けられ、空気はバーナ6を通る間にバーナ6本体と改質部4の余熱により200℃〜500℃に温められる。温められた空気は、改質水蒸発器12に入り、改質水蒸発器12における水蒸気生成の熱源となる。
熱源となるバーナ6の燃焼は停止しているため、燃料処理装置50の各部の温度は徐々に低下する。改質部4における改質触媒5の温度が、100℃以上の所定の範囲の温度まで低下したら、バーナ空気ブロワ20および改質水ポンプ19を停止し、改質水蒸発器12での水蒸気の発生を停止する。改質触媒5の温度が100℃以上の時点で水蒸気の発生を停止するのは、改質触媒5の温度が100℃未満の場合に水蒸気を流すと、改質触媒上で水蒸気が凝集してしまうからである。
改質水ポンプ19の停止と同時に改質水ブローダウン遮断弁39を開放することにより、改質水蒸発器12にある改質水は、改質水ブローダウン流路38を通って外部へ排出される。一定時間経過後に改質水ブローダウン遮断弁39を閉止し、改質水ブローダウンを完了する。
水蒸気発生の停止後は、パージガス遮断手段41を閉止し、燃料処理装置50を締め切りの状態にすると同時に、原燃料遮断弁14および改質用燃料遮断弁17を開き、原燃料ブロワ15を駆動させて、原燃料ガスを燃料処理装置50に供給し、改質部4に充填された水蒸気と一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9に充填された改質ガスを原燃料でパージする。原燃料ガスの供給量は、燃料処理装置50の温度降下による燃料処理装置内のガス体積の減少分以上とする。これにより、燃料処理装置50は、原燃料パージの際も大気圧以上の圧力を維持することができ、外部からの空気の流入を防ぐことができる。
原燃料ガスの供給量は、圧力検出手段52の指示値に基づいて、例えば大気圧以上かつ所定圧力以下になるように原燃料ブロワ15を制御する。所定圧力よりも圧力が高くなった場合は改質ガスバイパス遮断手段37または改質水ブローダウン遮断弁39またはパージガス遮断手段41を一時的に開放することにより圧力を低下させる。
上記原燃料パージを開始する所定の範囲の温度は、100℃以上であって、水蒸気がない状態で改質触媒5に原燃料ガスを接触させても原燃料中に含まれる炭素が改質触媒5上に析出しない温度(原燃料として都市ガスを使用する場合は300℃程度以下)であることが好ましい。このような運転方法を用いることにより、炭素析出による改質触媒の劣化を抑制することができる。
燃料処理装置50の各部の温度が常温まで低下した後、燃料電池発電システム1の全ての流路遮断手段および遮断弁を閉止する。燃料処理装置50における脱硫部2、改質部4、改質水蒸発器12、一酸化炭素変成部7および一酸化炭素除去部9と、各部をつなぐ流路は、パージガスとして大気圧以上の原燃料ガスが充填された状態で停止運転は完了する。
上記実施形態によれば、燃料処理装置において、簡便な構成で、起動時および停止時の水蒸気パージによる一酸化炭素変成触媒の劣化を抑制することができる。また、燃料処理装置の圧力を大気圧以上に維持することができるため、外部からの空気や水の流入を防止することもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…燃料電池発電システム、1a…燃料改質系、1b…発電系、2…脱硫部、3…脱硫触媒、4…改質部、5…改質触媒、6…バーナ、7…一酸化炭素変成部、8…一酸化炭素変成触媒、9…一酸化炭素除去部、10…一酸化炭素除去触媒、11…燃料電池本体、12…改質水蒸発器、13…原燃料供給装置、14…原燃料遮断弁、15…原燃料供給ブロワ、16…バーナ用燃料遮断弁、17…改質用燃料遮断弁、18…改質水供給装置、19…改質水ポンプ、20…バーナ空気ブロワ、21…一酸化炭素選択酸化空気ブロワ、22…原燃料供給流路、23…バーナ用燃料供給流路、24…改質用燃料供給流路、25…改質水供給流路、26…水蒸気供給流路、27…バーナ空気供給流路、28…脱硫部出口流路、29…一酸化炭素選択酸化空気供給流路、30…アノードオフガス流路、31…バーナ排ガス流路、32…改質部出口流路、33…一酸化炭素変成部出口流路、34…改質ガス導出流路、35…改質ガスバイパス流路、36…改質ガス遮断手段、37…改質ガスバイパス遮断手段、38…改質水ブローダウン流路、39…改質水ブローダウン遮断弁、40…パージガス排出流路、41…パージガス遮断手段、42…パージガス排出手段、43…水回収装置、44…選択酸化空気遮断弁、50…燃料処理装置、51…改質部温度検出手段、52…圧力検出手段。
Claims (7)
- 原燃料供給手段と、
前記原燃料供給手段を介して供給される炭化水素系の原燃料ガスを、水蒸気改質反応により水素含有改質ガスに変換する改質部と、
前記改質部に連結され、前記改質ガスの一酸化炭素濃度を低減する一酸化炭素変成部と、
前記一酸化炭素変成部において処理された改質ガスを燃料処理装置外部に導出する改質ガス導出流路と、
前記改質部より下流であり、且つ前記一酸化炭素変成部より上流に配置され、前記改質部をパージすることにより前記改質部より導出されるガスを燃料処理装置外部へ排出するパージガス排出手段と
を具備することを特徴とする燃料処理装置。 - 前記一酸化炭素変成部と前記改質ガス導出流路の間に配置され、前記一酸化炭素変成部から導出される改質ガスの一酸化炭素濃度を低減するための一酸化炭素除去部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の燃料処理装置。
- 前記燃料処理装置の起動時において、
前記改質ガス導出流路を遮断し、
前記改質部に水蒸気を導入して前記改質部に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより前記改質部から導出されるガスを前記パージガス排出手段により前記燃料処理装置の外部へ排出し、
その後、前記改質部に含まれる改質触媒が原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度になってから、原燃料ガスを前記改質部へ供給し、前記原燃料ガスの水蒸気改質反応を行うと共に、
前記パージガス排出手段からのガス排出の停止および前記改質ガス導出流路の遮断の解除を行い、前記改質部から導出される改質ガスを前記一酸化炭素変成部へ導入する
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の燃料処理装置の運転方法。 - 前記原燃料の供給を開始する所定の範囲の温度は、水蒸気改質反応が生じる温度であることを特徴とする請求項3に記載の燃料処理装置の運転方法。
- 前記改質部への水蒸気の導入は、前記改質部に含まれる改質触媒の温度が、水蒸気がない状態で該改質触媒に原燃料ガスを接触させた場合に炭素析出が生じる温度に達する前に開始することを特徴とする、請求項3または4に記載の燃料処理装置の運転方法。
- 前記燃料処理装置の停止時において、
前記改質ガス導出流路を遮断し、
前記改質部に水蒸気を導入して前記改質部に予め含まれるガスを水蒸気でパージし、該パージにより前記改質部から導出されるガスを前記パージガス排出手段により燃料処理装置外部へ排出し、
その後、前記改質部が原燃料パージを開始する所定の範囲の温度になってから、前記水蒸気パージの停止、前記パージガス排出手段からのガス排出の停止、および前記改質ガス導出流路の遮断の解除を行うと共に、
前記改質部および前記一酸化炭素変成部に原燃料ガスを導入し、前記改質部および前記一酸化炭素変成部に含まれるガスを原燃料ガスでパージする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の燃料処理装置の運転方法。 - 前記原燃料パージを開始する所定の範囲の温度は、100℃以上であって、水蒸気がない状態で改質触媒に原燃料ガスを接触させた場合であっても炭素析出が生じない温度であることを特徴とする請求項6に記載の燃料処理装置の運転方法。
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