JP2014101004A - 車両用センサ搭載構造及びシステム連携方法 - Google Patents

車両用センサ搭載構造及びシステム連携方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラスの加熱を利用するセンサとガラスの加熱による影響を受けるセンサを近接設置させる車両用センサ搭載構造を提供すること。
【解決手段】本発明は、ガラスの近傍で画像センサ11とガラス曇りセンサ21とを近接設置させるセンサハウジング50に関する。画像センサ11は、ガラス越しに車両外部を撮像する撮像システム1を構成する。ガラス曇りセンサ21は、ガラスの曇りを防止するガラス曇り防止システム2を構成する。撮像システム1は、画像センサ11の撮像範囲に対応するガラス領域を加熱するガラス加熱装置14を含む。ガラス曇り防止システム2は、ガラス曇りセンサ21の出力に基づいて曇り除去装置22を制御し、ガラス加熱装置14が作動する状態では、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の制御を禁止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラスの近傍で複数のセンサを近接設置させる車両用センサ搭載構造、及び、それら複数のセンサで構成される複数のシステムを連携させるシステム連携方法に関する。
従来、車両の前窓ガラスの近傍に設置される光センサシステムが知られている(特許文献1参照。)。
この光センサシステムには車室内に設置されるカメラが含まれ、前窓ガラスにはそのカメラの視野内に入るガラス領域を取り巻くように加熱導線が埋め込まれている。加熱導線は、前窓ガラスに付着した氷等を除去すべく前窓ガラスを加熱するために用いられる。
特表2010−534588号公報
しかしながら、特許文献1は、カメラの周囲に他のセンサが設置されることを開示しておらず、加熱導線による前窓ガラスの加熱による影響を受ける他のセンサを利用する車載システムを開示することもない。
本発明は、ガラスの加熱を利用するセンサとガラスの加熱による影響を受けるセンサとをガラスの近傍で近接設置させる車両用センサ搭載構造、及び、それら複数のセンサで構成される複数のシステムを連携させるシステム連携方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の実施例に係る車両用センサ搭載構造は、ガラスの近傍で複数のセンサを近接設置させる車両用センサ搭載構造であって、前記複数のセンサは、ガラス越しに車両外部を撮像する撮像システムを構成する画像センサと、ガラスの曇りを防止するガラス曇り防止システムを構成するガラス曇りセンサとを含み、前記撮像システムは、前記画像センサの撮像範囲に対応するガラス領域を加熱するガラス加熱装置を含み、前記ガラス曇り防止システムは、前記ガラス曇りセンサの出力に基づいて車載空調装置を制御し、前記ガラス加熱装置が作動する状態では、前記ガラス曇りセンサの出力に基づく前記車載空調装置の制御を禁止する。
また、本発明の実施例に係るシステム連携方法は、ガラス越しに車両外部を撮像する画像センサ及び前記画像センサの撮像範囲に対応するガラス領域を加熱するガラス加熱装置を含む撮像システムと、ガラスの近傍で前記画像センサに近接して設置されるガラス曇りセンサの出力に基づいて車載空調装置を制御してガラスの曇りを防止するガラス曇り防止システムとを連携させるシステム連携方法であって、前記ガラス加熱装置が作動する状態では、前記ガラス曇り防止システムによる前記ガラス曇りセンサの出力に基づく前記車載空調装置の制御を禁止する。
上述の手段により、本発明は、ガラスの加熱を利用するセンサとガラスの加熱による影響を受けるセンサとを近接設置させる車両用センサ搭載構造、及び、それら複数のセンサで構成される複数のシステムを連携させるシステム連携方法を提供することができる。
本発明の実施例に係るシステム連携方法の説明図である。 センサハウジングの一例を示す斜視図である。 ガラス加熱装置の設置例を示す図である。 対応ガラス領域加熱処理の流れを示すフローチャートである。 曇り防止・除去処理の流れを示すフローチャートである。 ガラスの曇り状態とガラス付近湿度及びガラス温度との関係を示すガラス曇り状態判定マップの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施例に係るシステム連携方法を説明する図である。本実施例に係るシステム連携方法は、撮像システム1とガラス曇り防止システム2とを連携させる。
撮像システム1は、車両外部を撮像する車載システムであり、主に、制御装置10、画像センサ11、イグニッションスイッチ12、外気温センサ13、及びガラス加熱装置14を含む。本実施例では、撮像システム1は、エンジン始動時に外気温が所定温度未満であることを検知した場合に、ガラス加熱装置14を作動させて画像センサ11の撮像範囲に対応するガラス領域(以下、「対応ガラス領域」とする。)を加熱する。対応ガラス領域に付着した氷霜等を除去したり結露を防止したりするためである。なお、撮像システム1によって撮像された画像は、例えば、障害物検出、白線検出、車線維持支援等の運転支援を実行する別のシステムに利用される。
ガラス曇り防止システム2は、ガラスの曇りを防止するシステムであり、主に、制御装置20、ガラス曇りセンサ21、及び曇り除去装置22を含む。ガラス曇り防止システム2は、ガラス曇りセンサ21の出力に基づいてガラスの曇りが発生したこと又はガラスの曇りが発生するおそれがあることを検知した場合に、曇り除去装置22を作動させてガラスの曇りを除去或いは防止する。
次に、撮像システム1及びガラス曇り防止システム2のそれぞれにおける構成要素の詳細について説明する。
制御装置10は、撮像システム1を制御する装置であり、本実施例では、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータである。制御装置10は、例えば、ガラス加熱制御部100に対応するプログラムをROMから読み出してRAMに展開し、ガラス加熱制御部100に対応する処理をCPUに実行させる。なお、ガラス加熱制御部100に対応するプログラムは、通信ネットワークを通じてダウンロードされてもよく、記録媒体に記録された状態で提供されてもよい。
画像センサ11は、ガラス越しに見える車両外部の風景の画像を取得する装置であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備えたカメラである。また、画像センサ11は、夜間でも撮影が可能な赤外線カメラ、被写体までの距離を測定可能なステレオカメラ等であってもよい。本実施例では、画像センサ11は、車両用センサ搭載構造としてのセンサハウジング50に取り付けられる。
図2は、センサハウジング50の一例を示す斜視図である。センサハウジング50は、主に、画像センサ収容部51、ガラス曇りセンサ収容部52、並びに、画像センサ収容部51及びガラス曇りセンサ収容部52を取り囲むように配置されるブラケット部53を有する。
センサハウジング50は、画像センサ11を画像センサ収容部51内に受け入れ、且つ、ガラス曇りセンサ21をガラス曇りセンサ収容部52内に受け入れた状態で、ブラケット部53の表面をガラスに接着するようにしてガラスに取り付けられる。なお、図2は、ガラスに接着されるブラケット部53の表面を露出させた状態を示す。
このように、センサハウジング50は、画像センサ11及びガラス曇りセンサ21が共通の筐体内に収容されるようにしてガラスに取り付けられる。
また、本実施例では、センサハウジング50は、制御装置10及び制御装置20の双方を収容する。但し、制御装置10及び制御装置20の一方又は双方がセンサハウジング50の外部に設置されてもよい。
イグニッションスイッチ12は、エンジンを始動或いは停止させるスイッチである。本実施例では、イグニッションスイッチ12は、例えば、ステアリングコラムに設置され、エンジンの始動又は停止を通知する制御信号を制御装置10に対して出力する。
外気温センサ13は、車両外部の温度を検出するセンサである。本実施例では、外気温センサ13は、フロントバンパ(図示せず。)に取り付けられ、検出した値を制御装置1に対して出力する。
ガラス加熱装置14は、画像センサ11の撮像範囲に対応する対応ガラス領域を加熱する装置である。本実施例では、ガラス加熱装置14は、フロントガラスの対応ガラス領域の周囲に埋め込まれる熱線ヒータである。そして、ガラス加熱装置14は、電源(図示せず。)から電力の供給を受けて対応ガラス領域を加熱する。対応ガラス領域に付着した氷霜等を除去したり、結露を防止したりするためである。
図3は、ガラス加熱装置14の設置例を示す図であり、車室内でフロントガラスFWに取り付けられたセンサハウジング50をフロントガラスFWの外側(車室外)から見た図を示す。なお、図3は、フロントガラスFWの内側(車室内)に取り付けられるセンサハウジング50を細い点線で示し、フロントガラスFW内に埋め込まれるガラス加熱装置14を実線で示す。また、図3の太い点線で囲まれるガラス領域FW1は、画像センサ11の撮像範囲に対応する対応ガラス領域を概略的に表す。なお、図3では、図の明瞭化のため、ガラス曇りセンサ収容部52の図示を省略している。
ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14による対応ガラス領域の加熱を制御する機能要素である。本実施例では、ガラス加熱制御部100は、外気温が所定温度未満の場合、エンジンを始動させた後で所定時間が経過するまでガラス加熱装置14による対応ガラス領域の加熱を実行する。
図4は、ガラス加熱制御部100がガラス加熱装置14を用いて対応ガラス領域を加熱する処理(以下、「対応ガラス領域加熱処理」とする。)の流れを示すフローチャートである。制御装置10は、イグニッションスイッチ12からの制御信号に基づいてエンジンの始動を検知すると、エンジン始動時点から所定時間が経過するまでこの対応ガラス領域加熱処理を所定周期で繰り返し実行する。
最初に、ガラス加熱制御部100は、エンジン始動後の経過時間が所定時間内であるか否かを判定する(ステップS1)。所定時間は、ガラス加熱装置14を用いて対応ガラス領域を加熱することによってその対応ガラス領域に付着した氷霜等を除去し或いはその対応ガラス領域の結露を防止するのに十分な時間として予め登録されている。
経過時間が所定時間内であると判定した場合(ステップS1のYES)、ガラス加熱制御部100は、外気温センサ13の出力に基づいて外気温が所定温度未満であるか否かを判定する(ステップS2)。
外気温が所定温度未満であると判定した場合(ステップS2のYES)、ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14に対して制御信号(作動信号)を出力し、ガラス加熱装置14を作動させる(ステップS3)。対応ガラス領域を加熱するためである。また、ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14を作動させた場合には、ガラス曇り防止システム2の制御装置20に対して制御信号(作動通知信号)を送信してその旨を通知する。
一方、外気温が所定温度以上であると判定した場合(ステップS2のNO)、ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14に対して制御信号(停止信号)を出力し、ガラス加熱装置14による対応ガラス領域の加熱を停止させる(ステップS4)。また、ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14を停止させた場合にも、ガラス曇り防止システム2の制御装置20に対して制御信号(停止通知信号)を送信してその旨を通知する。
その後、経過時間が所定時間を上回ったと判定した場合(ステップS1のNO)、ガラス加熱制御部100は、ガラス加熱装置14に対して制御信号(停止信号)を出力し、ガラス加熱装置14による対応ガラス領域の加熱を停止させる(ステップS4)。対応ガラス領域に付着した氷霜等の除去、又は、対応ガラス領域の結露の防止を達成できたものと推定できるためである。
ここで再び図1を参照し、ガラス曇り防止システム2における構成要素の詳細な説明を継続する。
制御装置20は、ガラス曇り防止システム2を制御する装置であり、本実施例では、制御装置10と同様、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータである。制御装置20は、例えば、曇り除去制御部200に対応するプログラムをROMから読み出してRAMに展開し、曇り除去制御部200に対応する処理をCPUに実行させる。なお、曇り除去制御部200に対応するプログラムは、通信ネットワークを通じてダウンロードされてもよく、記録媒体に記録された状態で提供されてもよい。また、制御装置10及び制御装置20は同じ1つの制御装置であってもよい。
ガラス曇りセンサ21は、ガラスの曇りに関する物理量を検出するセンサである。本実施例では、ガラス曇りセンサ21は、フロントガラスの内面の温度(以下、「ガラス温度」とする。)を検出する温度センサと、フロントガラス付近の湿度(以下、「ガラス付近湿度」とする。)を検出する湿度センサとを含む。ガラス曇りセンサ21は、検出したガラス温度及びガラス付近湿度を制御装置20に対して出力する。
また、ガラス曇りセンサ21は、フロントガラスの近傍で、画像センサ11に近接する位置である、センサハウジング50のガラス曇りセンサ収容部52に取り付けられる。そのため、ガラス曇りセンサ21を構成する温度センサ及び湿度センサは、ガラス加熱装置14により加熱される対応ガラス領域の影響を受ける。例えば、ガラス曇りセンサ21を構成する温度センサは、対応ガラス領域の近くのガラス領域(以下、「測温ガラス領域」とする。)の温度を検出するので、対応ガラス領域が加熱された場合には、局所的に加熱されたガラスの温度を検出する。その結果、ガラス曇りセンサ21を構成する温度センサは、測温ガラス領域以外の他の大部分のガラス領域の平均的な温度よりも高い温度を検出し、ガラス領域全体の平均的な温度を検出できない。そこで、ガラス曇り防止システム2は、後述するように、ガラス加熱装置14により加熱される対応ガラス領域の影響を受けないよう、曇り除去装置22を制御する。
曇り除去装置22は、ガラスの曇りを防止或いは除去するための装置である。本実施例では、曇り除去装置22は車載空調装置であり、除湿機能を実行してガラス付近湿度を低下させることによってガラスの曇りを防止し或いは除去する。除湿機能には、例えば、コンプレッサを用いて冷媒を循環させ、湿った空気を冷やすことによって湿気を水滴に変えて取り除くコンプレッサ式が採用される。なお、他の除湿方式が採用されてもよい。
曇り除去制御部200は、曇り除去装置22を制御する機能要素である。本実施例では、曇り除去制御部200は、ガラス曇りセンサ21の出力が所定条件を満たす場合に、曇り除去装置22を作動させてガラスの曇りを防止し或いは除去する。具体的には、曇り除去制御部200は、ガラス温度及びガラス付近湿度が所定条件を満たす場合に、曇り除去装置22としての車載空調装置の除湿機能を作動させてガラスの曇りを防止し或いは除去する。
また、曇り除去制御部200は、撮像システム1におけるガラス加熱装置14が作動中の場合には、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止する。具体的には、曇り除去制御部200は、ガラス温度及びガラス付近湿度が所定条件を満たさない場合であっても、撮像システム1におけるガラス加熱装置14が作動中の場合には、車載空調装置の除湿機能を作動させた後、その除湿機能の停止を禁止する。すなわち、曇り除去制御部200は、ガラス加熱装置14が作動中の場合には、ガラス温度及びガラス付近湿度にかかわらず、車載空調装置の除湿機能を作動させる。ガラス加熱装置14により加熱される対応ガラス領域の影響をガラス曇りセンサ21が受け、不適切なタイミングで曇り除去装置22の作動を停止させてしまうのを防止するためである。
図5は、曇り除去制御部200が曇り除去装置22を用いてガラスの曇りを防止或いは除去する処理(以下、「曇り防止・除去処理」とする。)の流れを示すフローチャートである。
最初に、曇り除去制御部200は、撮像システム1からの制御信号に基づいて、ガラス加熱装置14が作動中であるか否かを判定する(ステップS11)。
ガラス加熱装置14が作動中でないと判定した場合(ステップS11のNO)、曇り除去制御部200は、ガラス曇りセンサ21の出力としてガラス温度及びガラス付近湿度を取得する(ステップS12)。
そして、曇り除去制御部200は、ガラス温度及びガラス付近湿度に基づいて、フロントガラスが曇り状態又は曇り直前状態にあるか否かを判定する(ステップS13)。
図6は、ガラスの曇り状態とガラス付近湿度及びガラス温度との関係を示すガラス曇り状態判定マップの一例を示す図である。図6に示すように、ガラス曇り状態判定マップは、縦軸にガラス付近湿度を配し、横軸にガラス温度を配する。また、図6は、曇り直前状態においてガラス温度一定のままガラス付近湿度が上昇すると曇り状態に至り、曇り直前状態においてガラス温度一定のままガラス付近湿度が低下すると曇り無し状態に至ることを示す。また、図6は、曇り直前状態においてガラス付近湿度一定のままガラス温度が上昇すると曇り無し状態に至り、曇り直前状態においてガラス付近湿度一定のままガラス温度が低下すると曇り状態に至ることを示す。
なお、「曇り直前状態」とは、ガラスの曇りが発生するおそれがある状態を意味し、「曇り状態」とは、ガラスの曇りが発生している状態を意味し、「曇り無し状態」とは、ガラスの曇りが発生しない状態を意味する。
ガラス付近湿度及びガラス温度に基づいてフロントガラスが曇り状態又は曇り直前状態にあると判定した場合(ステップS13のYES)、曇り除去制御部200は、車載空調装置の除湿機能を作動させる(ステップS14)。具体的には、現在のガラス付近湿度及びガラス温度の状態が図6の点P1で示す状態(曇り直前状態)にある場合、曇り除去制御部200は、除湿機能を作動させることによってガラス付近湿度を低下させる。その結果、曇り除去制御部200は、ガラス付近湿度及びガラス温度の状態を図6の点P2で示す状態(曇り無し状態)に遷移させることができる。
一方、ガラス付近湿度及びガラス温度に基づいてフロントガラスが曇り状態でも曇り直前状態でもないと判定した場合(ステップS13のNO)、すなわち、曇り無し状態であると判定した場合、曇り除去制御部200は、車載空調装置の除湿機能を停止させる(ステップS15)。なお、曇り除去制御部200は、除湿機能を未だ作動させていない場合には、除湿機能を作動させることなく今回の曇り防止・除去処理を終了させる。
また、ガラス加熱装置14が作動中であると判定した場合(ステップS11のYES)、曇り除去制御部200は、車載空調装置の除湿機能を作動させた上で、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく除湿機能の作動・停止の切換を禁止する(ステップS16)。ガラス加熱装置14により加熱される対応ガラス領域の影響を受け、不適切なタイミングで除湿機能を停止させてしまうのを防止するためである。
ここで、再び図6を参照しながら、ガラス加熱装置14により加熱された対応ガラス領域の影響を受け、測温ガラス領域の温度が上昇した場合を検討する。
測温ガラス領域の温度が上昇すると、例えば、現在のガラス付近湿度及びガラス温度の状態に対応する図6の点P3で示す状態(曇り直前状態)は、ガラス全体の平均的な温度に変化がないとしても、図6の点P4で示す状態(曇り無し状態)に遷移してしまう。
この場合、ステップS11の判定プロセスが無ければ、曇り除去制御部200は、ステップS13の判定プロセスにおいて曇り無し状態であると判定して車載空調装置の除湿機能を停止させてしまう(ステップS15)。
しかしながら、実際には、対応ガラス領域及び測温ガラス領域以外の他の大部分のガラス領域の温度は、測温ガラス領域の温度よりも低い状態にある。すなわち、対応ガラス領域及び測温ガラス領域以外の他の大部分のガラス領域は、図6の点P3で示す状態(曇り直前状態)のままである。そのため、除湿機能の停止は、ガラスの曇りを除去或いは防止できないことを意味する。
このような状況が生じるのを回避するため、曇り除去制御部200は、ガラス加熱装置14が作動中であると判定した場合には、車載空調装置の除湿機能を常に作動させるようにする。また、曇り除去制御部200は、ガラス加熱装置14の作動を停止させた場合であっても、停止後に所定時間が経過するまでは除湿機能を停止させないようにしてもよい。停止後しばらくの間は測温ガラス領域の温度が局所的に上昇したままとなっているためである。
以上の構成により、本発明の実施例に係るシステム連携方法は、撮像システム1のガラス加熱装置14が作動中の場合には、ガラス曇り防止システム2によるガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止する。その結果、ガラス加熱装置14によって加熱される対応ガラス領域の影響を受けるガラス曇りセンサ21の出力に応じたガラス曇り防止システム2の不適切な動作を防止できる。
また、本発明の実施例に係るシステム連携方法は、撮像システム1のガラス加熱装置14が作動中の場合には、ガラス曇り防止システム2の曇り除去装置22を停止させないようにする。その結果、ガラス加熱装置14によって加熱される対応ガラス領域の影響を受けるガラス曇りセンサ21の出力に応じて曇り除去装置22が不適切なタイミングで停止するのを防止できる。
また、ガラス曇り防止システム2は、撮像システム1のガラス加熱装置14が作動中の場合には、曇り除去装置22を停止させないようにしてガラス曇りセンサ21の出力を一時的に無視する。そのため、本発明の実施例に係るセンサハウジング50は、対応ガラス領域の近傍に画像センサ11及びガラス曇りセンサ21を互いに近接させて設置できる。
また、センサハウジング50は、共通の筐体内に画像センサ11及びガラス曇りセンサ21の双方を収容する。そのため、作業者は、簡易且つ迅速に画像センサ11及びガラス曇りセンサ21をフロントガラスに取り付けることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、センサハウジング50はフロントガラスに取り付けられるが、リアガラス又はサイドガラスに取り付けられてもよい。この場合、撮像システム1は車両後方又は車両側方を撮像するものであってもよい。
また、上述の実施例では、ガラス曇り防止システム2は、ガラス加熱装置14が作動したことを通知する作動通知信号を撮像システム1から受けた場合に、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止する。すなわち、ガラス曇り防止システム2は、ガラス加熱装置14が実際に作動を開始したことを検知した場合に、曇り除去装置22を作動させた後、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止する。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガラス曇り防止システム2は、エンジンの始動を検知し、且つ、ガラス温度が所定温度未満の場合に、所定時間にわたって、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止してもよい。すなわち、ガラス曇り防止システム2は、ガラス加熱装置14が実際に作動したことを通知する作動通知信号を撮像システム1から受けることなく、ガラス加熱装置14が作動したことを独自に推定してもよい。そして、ガラス曇り防止システム2は、ガラス加熱装置14が作動したと推定できた場合に、ガラス曇りセンサ21の出力に基づく曇り除去装置22の作動・停止切換制御を禁止してもよい。
また、撮像システム1及びガラス曇り防止システム2は、エンジンを搭載する車両ばかりでなく、エンジンを搭載しない電気自動車等に適用されてもよい。
1・・・撮像システム 2・・・ガラス曇り防止システム 10・・・制御装置 11・・・画像センサ 12・・・イグニッションスイッチ 13・・・外気温センサ 14・・・ガラス加熱装置 20・・・制御装置 21・・・ガラス曇りセンサ 22・・・曇り除去装置 50・・・センサハウジング 51・・・画像センサ収容部 52・・・ガラス曇りセンサ収容部 53・・・ブラケット部 100・・・ガラス加熱制御部 200・・・曇り除去制御部

Claims (6)

  1. ガラスの近傍で複数のセンサを近接設置させる車両用センサ搭載構造であって、
    前記複数のセンサは、ガラス越しに車両外部を撮像する撮像システムを構成する画像センサと、ガラスの曇りを防止するガラス曇り防止システムを構成するガラス曇りセンサと、を含み、
    前記撮像システムは、前記画像センサの撮像範囲に対応するガラス領域を加熱するガラス加熱装置を含み、
    前記ガラス曇り防止システムは、前記ガラス曇りセンサの出力に基づいて曇り除去装置を制御し、前記ガラス加熱装置が作動する状態では、前記ガラス曇りセンサの出力に基づく前記曇り除去装置の制御を禁止する、
    車両用センサ搭載構造。
  2. 前記曇り除去装置は、車載空調装置であり、
    前記ガラス曇り防止システムは、前記ガラス曇りセンサの出力に基づいて車載空調装置の除湿機能を制御し、前記ガラス加熱装置が作動する状態では、前記除湿機能を作動させた後、前記除湿機能の停止への切り換えを禁止する、
    請求項1に記載の車両用センサ搭載構造。
  3. 前記複数のセンサは、同じ筐体内に設置される、
    請求項1又は2に記載の車両用センサ搭載構造。
  4. 前記ガラス曇りセンサは、温度センサ及び湿度センサを含む、
    請求項1乃至3の何れかに記載の車両用センサ搭載構造。
  5. 前記ガラス加熱装置は、前記ガラスに埋め込まれる熱線ヒータを含む、
    請求項1乃至4の何れかに記載の車両用センサ搭載構造。
  6. ガラス越しに車両外部を撮像する画像センサ及び前記画像センサの撮像範囲に対応するガラス領域を加熱するガラス加熱装置を含む撮像システムと、ガラスの近傍で前記画像センサに近接して設置されるガラス曇りセンサの出力に基づいて曇り除去装置を制御してガラスの曇りを防止するガラス曇り防止システムとを連携させるシステム連携方法であって、
    前記ガラス加熱装置が作動する状態では、前記ガラス曇り防止システムによる前記ガラス曇りセンサの出力に基づく前記曇り除去装置の制御を禁止する、
    システム連携方法。
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