JP2014099353A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図る。
【解決手段】レバー式コネクタは、第1ハウジング10と、第1ハウジング10に回動可能に取り付けられたレバー30と、レバー30に形成されたカム溝34と、カムフォロア21を有する第2ハウジング20とを備え、カム溝34とカムフォロア21を係合した状態でレバー30を嵌合方向へ回動させることにより、第1ハウジング10と第2ハウジング20を嵌合させるようにしたものであって、嵌合操作の際に作業者の指を当てるためにレバー30に形成され、レバー30の回動方向に間隔を空けて配された複数の操作用突部35,36(嵌合用操作部)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レバー式コネクタに関するものである。
特許文献1には、第1ハウジングと、カム溝が形成されて第1ハウジングに回動可能に取り付けられたレバーと、カムフォロアを有する第2ハウジングとを備え、カム溝とカムフォロアを係合した状態でレバーを回動させることにより、第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合又は離脱させるようにしたレバー式コネクタが開示されている。
特許第3743555号公報
上記のレバー式コネクタにおいてレバーを回動操作する際には、レバーに形成した操作部に作業者の指を引っかけ、その手をレバーと一緒に旋回移動させるようになっている。そのため、レバー式コネクタの周囲に作業者の手を旋回移動させるためのスペースが十分に確保されていない場合は、レバーの回動操作に支障を来すことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性の向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明は、
第1ハウジングと、
前記第1ハウジングに回動可能に取り付けられたレバーと、
前記レバーに形成されたカム溝と、
カムフォロアを有する第2ハウジングとを備え、
前記カム溝と前記カムフォロアを係合した状態で前記レバーを嵌合方向へ回動させることにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるようにしたレバー式コネクタであって、
嵌合操作の際に作業者の指を当てるために前記レバーに形成され、前記レバーの回動方向に間隔を空けて配された複数の嵌合用操作部を備えているところに特徴を有する。
両ハウジングを嵌合する際には、複数の嵌合用操作部を順に持ち替えながらレバーを嵌合方向へ回動させればよい。1つの嵌合用操作部を回動操作するときに、作業者の手を旋回させる角度が小さくて済むので、周囲に手を旋回させるためのスペースが十分に確保されていなくても、レバーの回動操作に支障を来すことがなく、作業性に優れている。
実施例1において第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合する前の状態及び離脱した状態をあらわす側面図 第1ハウジングと第2ハウジングを浅く嵌合した状態をあらわす側面図 第1ハウジングと第2ハウジングの嵌合過程をあらわす側面図 第1ハウジングと第2ハウジングが嵌合した状態をあらわす側面図 レバーが初期位置にある状態をあらわす第1ハウジングの断面図 レバーが初期位置にある状態をあらわす第1ハウジングの正面図 レバーの斜視図 ムービングプレートの正面図 ムービングプレートの側面図
(A)本発明のレバー式コネクタは、
前記カム溝と前記カムフォロアを係合した状態で前記レバーを嵌合方向とは反対の離脱方向へ回動させることにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを離脱させるようになっており、
離脱操作の際に作業者の指を当てるために前記レバーに形成され、前記レバーの回動方向に間隔を空けて配された複数の離脱用操作部(実施例1における第1操作用突部及び第2操作用突部に相当する)を備えていてもよい。
この構成によれば、両ハウジングを離脱させる際には、複数の離脱用操作部を順に持ち替えながらレバーを離脱方向へ回動させればよい。1つの離脱用操作部を回動操作するときに、作業者の手を旋回させる角度が小さくて済むので、周囲に手を旋回させるためのスペースが十分に確保されていなくても、レバーの回動操作に支障を来すことがなく、作業性に優れている。
(B)本発明のレバー式コネクタは、
前記レバーを構成し、前記カム溝が形成されているとともに、前記第1ハウジングの外側面に沿うように配された一対のアーム部と、
前記レバーを構成し、前記一対のアーム部を連結する連結部とを備え、
前記複数の嵌合用操作部のうち少なくとも1つの前記嵌合用操作部が、前記連結部から片持ち状に突出し、且つ前記一対のアーム部を結ぶ幅方向に沿って延びた形態であってもよい。
この構成によれば、嵌合用操作部によって連結部が補強されるので、一対のアーム部が不正な変形を生じる虞がない。したがって、アーム部の不正な変形に起因してカム溝とカムフォロアの係合が不安定になることが防止される。
(C)本発明のレバー式コネクタは、
前記レバーを構成し、前記カム溝が形成されているとともに、前記第1ハウジングの外側面に沿うように配された一対のアーム部と、
前記レバーを構成し、前記一対のアーム部を連結する連結部とを備え、
前記複数の嵌合用操作部が、前記連結部から互いに異なる方向へ片持ち状に突出し、且つ前記複数の嵌合用操作部の突出方向が、いずれも回動方向に対して斜め方向であってもよい。
この構成によれば、一対のアーム部を連結する連結部が1つだけで済むので、レバーの回動過程で、ハウジングから導出された電線等と連結部が干渉する虞がない。また、複数の嵌合用操作部の突出方向が、いずれも、回動方向に対して斜め方向であるから、すべての嵌合用操作部がレバーの回動操作手段として十分な機能を発揮することができる。
(D)本発明のレバー式コネクタは、
前記嵌合用操作部が、嵌合操作の際に作業者の指による回動方向の押圧力を受けたときに、その押圧力を前記レバーの回動中心から遠ざかる方向へ誘導するような向きに突出した形態であり、
前記嵌合用操作部には、前記レバーの回動方向と略直角な向きに突出する指掛け突起が形成されていてもよい。
この構成によれば、指掛け突起に指を引っかけることにより、レバーを嵌合方向へ確実に回動させることができる。嵌合用操作部に指掛け突起を設けたことにより、嵌合用操作部の突出方向を設定する際の設計上の制約が緩和される。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図9を参照して説明する。本実施例のレバー式コネクタは、図1〜4に示すように、第1ハウジング10と第2ハウジング20と電線カバー23とレバー30とを備えて構成されている。
第1ハウジング10は、図5に示すように、端子収容部11から正面側(図5における右方)へ角筒状のフード部12を突出させた周知形態のものである。第1ハウジング10には、複数の雄端子金具13が取り付けられ、フード部12は、雄端子金具13の先端のタブ14を包囲している。第1ハウジング10(端子収容部11)の背面からは、複数の雄端子金具13に接続された電線(図示省略)が束になって導出されている。フード部12内には、ムービングプレート15が移動可能に収容されている。ムービングプレート15は、フード部12で包囲されている複数のタブ14を位置決めするための周知形態のものである。図8,9に示すように、ムービングプレート15を構成する周壁部16には、左右一対のカム突部17が形成されている。図1に示すように、フード部12を構成する左右両側壁部の外面には、左右一対の支持軸18が、同軸状に突出形成されている。
図1に示すように、第2ハウジング20はブロック状をなす。第2ハウジング20内には複数の周知形態の雌端子金具(図示省略)が収容されている。第2ハウジング20の左右両外側面には、一対のカムフォロア21が突出形成されている。カムフォロア21は、ムービングプレート15のカム突部17と嵌合された状態で、レバー30のカム溝34に係合されるようになっている。複数の雌端子金具に接続された電線22は、図1に示すように、第2ハウジング20の背面から束になって導出されている。第2ハウジング20には、その背面を覆うように電線カバー23が組み付けられている。第2ハウジング20から導出された電線22の束は、電線カバー23の内部で向きを略直角に変えられ、第2ハウジング20の背面と略平行な方向へ向けて電線カバー23外へ導出されている。
レバー30は、合成樹脂製であり、図7に示すように、左右一対の板状をなすアーム部31と、両アーム部31の外周縁における1カ所同士を橋渡し状に連結する連結部32とを一体に形成した形態である。図1に示すように、レバー30は、アーム部31に形成した軸受孔33を支持軸18に嵌合することにより、第1ハウジング10に対し初期位置(図1,2,5を参照)と嵌合位置(図4を参照)との間で回動し得るように取り付けられている。初期位置と嵌合位置との間で回動する間、アーム部31は、第1ハウジング10の左右両外側面に沿った位置(つまり、接近して対向した状態)に保たれる。アーム部31の内面(第1ハウジング10の外側面との対向面)には、アーム部31の軸受孔33(レバー30の回動中心)を包囲するように延びるカム溝34が形成されている。
第1ハウジング10と第2ハウジング20を嵌合する際には、まず、図1に示すように、レバー30を初期位置に保持し、この状態で、図2に示すように、第1ハウジング10のフード部12内に第2ハウジング20を浅く嵌合し、カムフォロア21をカム溝34の入口に進入させる。次に、この状態から、レバー30を嵌合位置側へ回動させる。レバー30の回動に伴い、カム溝34とカムフォロア21の係合によるカム作用(倍力作用)により、第1ハウジング10と第2ハウジング20が引き寄せられて嵌合が進む。そして、図4に示すように、レバー30が嵌合位置に到達すると、第1ハウジング10と第2ハウジング20が正規の嵌合状態となる。
嵌合状態の第1ハウジング10と第2ハウジング20を離脱する際には、嵌合位置にあるレバー30を、初期位置側へ回動させる。レバー30の回動に伴い、カム溝34とカムフォロア21の係合によるカム作用(倍力作用)により、第1ハウジング10と第2ハウジング20が次第に離間していく。そして、図2に示すように、レバー30が初期位置に到達した後は、第1ハウジング10と第2ハウジング20を手で掴んで引き離せば、図1に示すように、両ハウジング10,20が離脱される。
図1,7に示すように、連結部32には、レバー30を嵌合操作する(レバー30を初期位置から嵌合位置へ回動させる)ための嵌合操作手段、及びレバー30を離脱操作する(レバー30を嵌合位置から初期位置へ回動させる)ための離脱操作手段を兼ねる第1操作用突部35(本発明の構成要件である嵌合用操作部)が、レバー30と一体に回動し得るように形成されている。同じくレバー30には、第1操作用突部35と同じくレバー30の嵌合操作手段及び離脱操作手段を兼ねる第2操作用突部36(本発明の構成要件である嵌合用操作部)が、レバー30と一体に回動し得るように形成されている。
第1操作用突部35は、幅方向(一対のアーム部31を結ぶ方向、つまり連結部32の長さ方向と平行な方向)に板状に延びた形態であって、連結部32から突出している。第1操作用突部35の突出方向は、軸受孔33から遠ざかる方向であって、レバー30の嵌合時の回動変位方向(以下、「嵌合方向」という)、及び軸受孔33を中心とする径方向(以下、「径方向」という)の両方向に対して斜めの方向である。第1操作用突部35の突出端部は、その基端部(第1操作用突部35が連結部32に繋がる部分)よりも嵌合方向前方に位置する。
第1操作用突部35は、レバー30の回動方向に関して互いに背中合わせの位置関係となる2つの操作面37,38を有する。2つの操作面37,38のうち嵌合方向における後側は、レバー30を嵌合方向へ回動させる操作を行う際に作業者が指を当てるための嵌合用第1操作面37となっている。2つの操作面37,38のうち、離脱時のレバー30の回動変位方向(以下、「離脱方向」という)における後側(つまり、嵌合方向における前側)は、レバー30を離脱方向へ回動させる操作を行う際に作業者が指を当てるための離脱用第2操作面38となっている。
嵌合用第1操作面37は、嵌合操作の際に作業者の指による嵌合方向の押圧力を受けたときに、その押圧力を第1操作用突部35の突出端側(軸受孔33から遠ざかる方向)へ誘導するような向きに傾斜している。そのため、嵌合用第1操作面37を指で嵌合方向に押し操作したときに、その指が滑って第1操作用突部35の突出端から外れてしまうことが懸念される。この対策として、嵌合用第1操作面37の突出端縁部には、径方向外向きに突出した形態の指掛け突起39が形成されている。
第2操作用突部36は、第1操作用突部35と同様、幅方向に板状に延びた形態であって、連結部32から突出している。第2操作用突部36の突出方向は、軸受孔33から遠ざかる方向であって、嵌合方向及び径方向の両方向に対して斜めの方向である。第2操作用突部36の突出端部は、その基端部(第2操作用突部36が連結部32に繋がる部分)よりも嵌合方向後方に位置する。第2操作用突部36と第1操作用突部35は、その基端部同士が隣接した位置関係にあり、第2操作用突部36は、第1操作用突部35に対し嵌合方向後方へ離間した位置関係となっている。連結部32を略中心として第1操作用突部35と第2操作用突部36がなす角度は、約120°である。
第2操作用突部36は、レバー30の回動方向に関して互いに背中合わせの位置関係となる2つの操作面40,41を有する。2つの操作面40,41のうち嵌合方向における後側は、レバー30を嵌合方向へ回動させる操作を行う際に作業者が指を当てるための嵌合用第2操作面40となっている。嵌合用第2操作面40は、嵌合用第1操作面37よりも嵌合方向後方に位置する。2つの操作面40,41のうち、離脱方向における後側は、レバー30を離脱方向へ回動させる操作を行う際に作業者が指を当てるための離脱用第1操作面41となっている。離脱用第1操作面41は、離脱用第2操作面38よりも離脱方向前方に位置している。
第1ハウジング10と第2ハウジング20の嵌合現場で、レバー30を回動操作する手を旋回させるために必要な作業スペースが十分に確保できない場合でも、本実施例のレバー式コネクタによれば、作業を容易に行うことができる。作業スペースの具体的な制約形態を、図1に示す。レバー30が初期位置にある状態では、連結部32の近傍に他部材50が配置されているため、第2操作用突部36に指を引っかけることが困難となっている。しかし、第1操作用突部35と他部材50との間には、指を差し込むことのできる作業空間51が確保されているので、嵌合作業の初期は、この第1操作用突部35を利用する。
嵌合の初期には、指掛け突起39に指を引っかけてレバー30の回動を開始する。その後、指掛け突起39に指を引っかけたまま嵌合用第1操作面37を押し操作する。そして、図3に示すように、第2操作用突部36と他部材50との間に作業空間が確保されて、第2操作用突部36に指を引っかけることが可能な位置まで、レバー30を回動させる。この後は、嵌合用第1操作面37から指を離し、その指で嵌合用第2操作面40を押し、レバー30の回動を進める。レバー30が嵌合位置に到達したところで、嵌合作業が完了する。
また、両ハウジング10,20が嵌合している状態において、例えば第1操作用突部35が別部材(図示省略)に接近していると、第1操作用突部35に指を引っかけることが困難となる場合がある。この場合、第1操作用突部35と第2操作用突部36との間は、指を引っかけることが可能なスペースが空いているので、離脱用第1操作面41を指で押し操作することは可能である。したがって、両ハウジング10,20を離脱する作業の初期には、まず、第2操作用突部36の離脱用第1操作面41を指で押し操作してレバー30を初期位置側へ回動させる。そして、図3に示すように、第1操作用突部35に指を引っかけることが可能な位置までレバー30を回動させたら、離脱用第1操作面41から指を離し、その指で離脱用第2操作面38を押し、レバー30の回動を進める。レバー30が初期位置に到達したところで、離脱用回動操作が完了する。
尚、離脱用第1操作面41は、レバー30が嵌合位置から初期位置に至るまで、指で押圧可能な位置と向きに保たれる。したがって、離脱の際には、指を離脱用第1操作面41から離脱用第2操作面38へ掛け替えず、嵌合位置から初期位置に至る全回動領域において、離脱用第1操作面41だけを押してレバー30を回動させるようにしてもよい。
本実施例では、レバー30に、嵌合操作の際に作業者の指を当てるための嵌合操作手段、及び離脱操作の際に作業者の指を当てるための離脱操作手段として、レバー30の回動方向に間隔を空けて配された複数の操作用突部35,36を形成した。したがって、両ハウジング10,20の嵌合時又は離脱時には、複数の操作用突部35,36を順に持ち替えながらレバー30を嵌合方向又は離脱方向へ回動させればよい。1つの操作用突部35,36を回動操作するときに、作業者の手を旋回させる角度が小さくて済むので、周囲に手を旋回させるためのスペースが十分に確保されていなくても、レバー30の回動操作に支障を来すことがなく、作業性に優れている。
また、レバー30は、カム溝34が形成されていて第1ハウジング10の外側面に沿うように配された一対のアーム部31と、一対のアーム部31を連結する連結部32とを備えて構成されている。そして、複数の操作用突部35,36が、連結部32から片持ち状に突出し、且つ一対のアーム部31を結ぶ幅方向に沿って延びた形態である。この構成によれば、操作用突部35,36によって連結部32が補強されるので、一対のアーム部31が不正な変形を生じる虞がない。したがって、アーム部31の不正な変形に起因してカム溝34とカムフォロア21の係合が不安定になることが防止される。
また、レバー30の連結部32からは、複数の操作用突部35,36が、互いに異なる方向へ片持ち状に突出し、複数の操作用突部35,36の突出方向が、いずれも回動方向に対して斜め方向となっている。この構成によれば、一対のアーム部31を連結する連結部32が1つだけで済むので、レバー30の回動過程で、ハウジングから導出された電線等と連結部32が干渉する虞がない。また、複数の操作用突部35,36の突出方向が、いずれも、回動方向に対して斜め方向であるから、すべての操作用突部35,36がレバー30の回動操作手段として十分な機能を発揮することができる。
また、第1操作用突部35が、嵌合操作の際に作業者の指による回動方向の押圧力を受けたときに、その押圧力をレバー30の回動中心から遠ざかる方向へ誘導するような向きに突出した形態であるため、この第1操作用突部35には、レバー30の回動方向と略直角な向きに突出する指掛け突起39を形成した。この構成によれば、指掛け突起39に指を引っかけることにより、レバー30を嵌合方向へ確実に回動させることができる。また、第1操作用突部35に指掛け突起39を設けたことにより、第1操作用突部35の突出方向を設定する際の設計上の制約が緩和されるので、設計の自由度が高い。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、2つの操作用突部(嵌合用操作部、離脱用操作部)を回動方向に間隔を空けて設けたが、回動方向に間隔を空けて配置される操作用突部の数は、3つ以上であってもよい。
(2)上記実施例では、1つの連結部から2つの操作用突部を突出させたが、これに替えて、いずれか一方の操作用突部を連結部から突出させ、他方の操作用突部は、連結部に対して回動方向に間隔を空けた別の部位(別の連結部)から突出させてもよい。
(3)上記実施例では、操作用突部の突出方向を回動方向に対して斜め方向としたが、操作用突部の突出方向は回動方向と直角な方向であってもよい。
(4)上記実施例では、嵌合用第1操作面だけに指掛け突起を形成したが、指掛け突起は、嵌合用第2操作面、離脱用第1操作面、離脱用第2操作面にも形成することができる。
10…第1ハウジング
20…第2ハウジング
21…カムフォロア
30…レバー
34…カム溝
35…第1操作用突部(嵌合用操作部)
36…第2操作用突部(嵌合用操作部)

Claims (1)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに回動可能に取り付けられたレバーと、
    前記レバーに形成されたカム溝と、
    カムフォロアを有する第2ハウジングとを備え、
    前記カム溝と前記カムフォロアを係合した状態で前記レバーを嵌合方向へ回動させることにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるようにしたレバー式コネクタであって、
    嵌合操作の際に作業者の指を当てるために前記レバーに形成され、前記レバーの回動方向に間隔を空けて配された複数の嵌合用操作部を備えていることを特徴とするレバー式コネクタ。
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