JP2014099043A - 取引装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 取引の過程で動画像を表示する場合でも、利用者への影響を抑制することができる取引装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、利用者に情報を画面表示する画面表示部を備える取引装置に関する。そして、取引装置は、画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの画面を画面表示部に表示させる手段と、動画像データに基づいて動画像を再生処理する手段と、生成させた画面を用いて利用者との取引処理を行う手段とを有し、第1の画面に、動画像再生画面を組み込んで再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、動画像データの再生準備処理を行っている間、第2の画面を画面表示部に表示させた状態とすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、取引装置及びプログラムに関し、例えば、銀行などの金融機関やコンビニエンスストアなどに設置されるATM(Automated Teller Machine)に適用し得る。
従来のATMでは、タッチパネル画面を用いて利用者への情報表示及び操作受付を行うものが多数存在する。そして、従来のATMでは、開発コストや製造コストを低減するためにPC等で用いられる汎用OS(例えば、マイクロソフトWindows(登録商標))や、汎用OS上で動作するWebブラウザ等の汎用ソフトウェアを用いて構築される場合がある。
そして従来のWebブラウザでは、特許文献1、2の記載技術のように、表示するWebページに動画再生プレーヤの再生画面を埋め込み、Webページ上で動画像コンテンツの再生を行うことが可能である。
従来のATMにおいても、特許文献1、2の記載技術のように、Webブラウザを用いて構築した操作表示画面(タッチパネル画面)上で、動画像コンテンツを表示(例えば、ATMの操作説明や広告表示)するものが存在する。
特開2008−192115号公報 特開2005−252576号公報
ところで、Windows上で動作するWebブラウザで用いられる代表的な動画像再生プレーヤとして、WMP(Windows Media Player)がある。そして、WMPで用いられる動画像データの代表的な形式として、WMV9(Windows Media Video 9)がある。
WMPは、WMV9の動画像データを再生開始する場合、読み込み準備処理を行う間に表示する画面(以下、「読込準備状態画面」と呼ぶ)として、全面黒色の画面を表示する。通常、WMPではこの読込準備状態画面が数秒間継続して表示されることになる。
しかしながら、ATMの操作表示画面で、利用者が操作中に、WMPを用いてWMV9形式の動画像データの再生動画像を表示する場合、操作中の利用者にとって、突然画面全体が黒色となる読込準備状態画面が表示されることになる。この場合、利用者は、当該ATMにおいて取引処理が中止していると誤解したりする等、様々な影響を受けるおそれがある。
そのため、取引の過程で動画像を表示する場合でも、利用者への影響を抑制することができる取引装置(例えば、ATM等の自動取引装置)及びプログラムが望まれている。
第1の本発明は、利用者に情報を画面表示する画面表示部を備える取引装置において、(1)上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、(2)動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段と、(3)上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段とを有し、(4)上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とすることを特徴とする。
第2の本発明の取引プログラムは、(1)利用者に情報を画面表示する画面表示部と、上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段とを備える取引装置に搭載されたコンピュータを、(2)上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段として機能させ、(3)上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とすることを特徴とする。
第3の本発明の取引プログラムは、(1)利用者に情報を画面表示する画面表示部を備える取引装置に搭載されたコンピュータを、(2)上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、
動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段と、(3)上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段として機能させ、(4)上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とすることを特徴とする。
本発明によれば、取引の過程で動画像を表示する場合でも、利用者への影響を抑制する取引装置を提供することができる。
実施形態に係るATMの機能的構成について示したブロック図である。 実施形態に係るATMの外観斜視図である。 実施形態に係るATMを構成する制御部及び操作表示部の詳細構成について示したブロック図である。 実施形態に係る制御部(webブラウザ)で表示される画面(ウィンドウ)の配置関係について示した説明図である。 実施形態に係るATMの全体処理について示したフローチャートである。 実施形態に係るATMで表示される出金金額入力受付画面の構成例について示した説明図である。 実施形態に係るATMで表示される取引終了画面の構成例について示した説明図である。 実施形態に係る制御部において行われる動画像表示処理の詳細について示したシーケンス図である。 実施形態に係る制御部で動画像表示処理が行われる場合の各画面(ウィンドウ)の遷移について示した説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による取引装置及びプログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の取引装置をATMに適用した例について説明する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、ATM1の機能的構成を示すブロック図である。
図2は、ATM1の外観斜視図である。
ATM1は、制御部10、データ記憶部20、通信部30、カードリーダライタ40、操作表示部50、伝票用プリンタ60、通帳処理部70、及び現金処理部80を有している。
制御部10は、ATM1内の各部の動作制御や情報処理を行う機能を担っているものであり、CPU101と、1次記憶手段としてのメモリ102を有している。データ記憶部20は、制御部10が情報処理を行うために必要な各種情報等を格納するデータ記憶手段であり、例えば、フラッシュメモリやHDD等により構成することができる。また、制御部10は、2次記憶手段としてデータ記憶部20を用いるものとする。そして、この実施形態では、制御部10及びデータ記憶部20により、オペレーティングシステム(以下、単に「OS」と表す:例えば、Windows等)をインストール可能なPCが構成されているものとする。
通信部30は、ホストコンピュータ2等と通信するためのネットワークインタフェースである。なお、通信部30については、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
カードリーダライタ40は、利用者からカード挿入排出口401に挿入されたキャッシュカードのデータ読取等を行うものである。なお、カードリーダライタ40は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
操作表示部50は、当該ATM1のユーザインタフェース機能を担っている。具体的には、操作表示部50は、タッチパネル画面を用いて、利用者に操作画面を提示し、利用者への情報出力や、利用者からの操作受付(メニュー選択や金額入力、番号入力等)を行うことが可能なデバイスである。
伝票用プリンタ60は、伝票用紙に取引内容を印字して、伝票排出部601から排出するものである。なお、伝票用プリンタ60自体は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
通帳処理部70は、利用者から通帳挿入排出口701に挿入された通帳の処理(通帳への取引結果の印字等)を行うものである。なお、通帳処理部70は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
現金処理部80は、利用者から入金された現金(紙幣及び又は硬貨)を収納する機能と、収納されている現金を利用者に出金する機能を担っている。この実施形態では、現金処理部80は、紙幣入出金口801から紙幣の入出金を行い、硬貨入出金口802から硬貨の入出金を行うことが可能となっているものとする。なお、現金処理部80は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため詳しい説明を省略する。
次に、制御部10の内部のソフトウェア的な構成、及び、制御部10と操作表示部50との接続構成について図3を用いて説明する。制御部10のオペレーティングシステム(以下、「OS」と表す)上で動作するプログラム構成は、図3のように示すことができる。なお、図3では、操作表示部50と関係する構成要素のみを図示している。
また、図3に示すように、操作表示部50には、利用者へ提示する画面を表示するための画面表示部としてのディスプレイ501と、利用者からの操作を受付けるポインティングデバイス(タッチパネル)として機能する操作入力部502が搭載されているものとして図示している。操作表示部50では、ディスプレイ501及び操作入力部502が一体となりタッチパネル画面として機能する構成となっているものとする。
図3に示すように、制御部10上で動作するOS200には、少なくとも、取引処理手段としての取引処理AP201、画面処理手段としてのWebブラウザ202、動画像再生手段としての動画像プレーヤ203、及び映像信号出力処理部204がインストールされているものとする。
映像信号出力処理部204は、OS200において、操作表示部50(ディスプレイ501)とのインタフェース(ディスプレイドライバ)として機能するものである。映像信号出力処理部204は、OS200から供給された画像データに基づく映像信号を生成して、ディスプレイ501に供給する。
取引処理AP201(取引処理アプリケーション)は、この実施形態の取引プログラムを構成するプログラムである。すなわち、取引処理AP201は、ATM1内の各部の動作制御や情報処理を行う機能を担っている。この実施形態において、取引処理AP201は、Webブラウザ202上で動作するWebアプリケーションプログラムであるものとする。すなわち、取引処理AP201は、Webブラウザ202を介して、情報の表示出力(ディスプレイ501への表示出力)や、利用者からの操作受付(操作入力部502からの操作受付)を行う。
取引処理AP201には、利用者に対する操作画面提供や、動画像(例えば、広告や操作説明等に関する動画像)の表示を行うプログラムが含まれている。取引処理AP201が出力する操作画面や、動画像の内容自体は、種々のATM(Webブラウザを利用するATM)と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
なお、Webブラウザ202は、一般的な種々のWebブラウザを適用することができる。
取引処理AP201が、Webブラウザ202の画面上に動画像データの再生画面を表示する場合には、動画像プレーヤ203により行うものとする。言い換えると、取引処理AP201は、Webブラウザ202の画面に、動画像プレーヤ203の表示画面を組み込んで表示出力する。動画像プレーヤ203として適用するプログラムの種類は限定されないものであるが、この実施形態では、WMPであるものとする。そして、取引処理AP201は、Webブラウザ202を介して、WMV9の形式の動画像データを表示させる構成となっているものとする。
取引処理AP201は、図4に示すように、第1の画面W1と、第2の画面W2の2つのWebブラウザ202の画面(ウィンドウ)を展開して重ねて配置し、いずれかの画面を切替えて前面側に表示する画面制御を行うことができるものとする。図4では、第1の画面W1が前面側に配置され、第2の画面W2が背面側に配置された状態について示している。したがって、図4の状態では、ディスプレイ501に表示されるのは、第1の画面W1のみとなる。取引処理AP201が、上述のような画面制御(ウィンドウ制御)を行う方法については限定されないものであるが、例えば、OS200がWindowsの場合、WindowsAPI等の制御手段を用いて実現することができる。
取引処理AP201は、第1の画面W1に、利用者に提示する操作画面、及び、動画像の再生画面を表示するものとする。
なお、取引処理AP201が、第1の画面W1に動画像を表示させるタイミングや、当該動画像の内容については限定されないものである。この実施形態では、取引処理AP201は、利用者との取引の過程で、ホストコンピュータ2との通信処理中等、利用者にとっての待ち時間が発生した場合に、その待ち時間の間、動画像データD1の動画像を第1の画面W1に表示するものとする。また、動画像データD1は、広告の動画像データであるものとする。
また、取引処理AP201は、第1の画面W1上で、動画像プレーヤ203により動画像データの再生を行う場合、動画像プレーヤ203を監視して、少なくとも読込準備状態画面(全面黒色の画面)となっている間、第2の画面W2を前面側に配置(第1の画面W1を背面側に配置)する切替を行い、利用者に読込準備状態画面を見せない動作を行うものとする。
第2の画面W2に表示する内容については限定されないものであるが、例えば、動画像プレーヤ203による動画像再生の準備が完了するまでの間、利用者に当該ATM1は正常な動作を継続していることを伝えるメッセージ(例えば、「ホスト通信中」等のメッセージ)を含む画面(以下、「再生準備中表示画面」と呼ぶ)を表示するものとする。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態のATM1の動作を説明する。
ここでは、ATM1において動画像データD1の動画像が表示される取引の例として、出金取引が行われる場合の動作について説明する。
図5は、ATM1で出金取引が行われる場合の動作について示したフローチャートである。なお、図5のフローチャートの初期状態として、操作表示部50(ディスプレイ501)では、第1の画面W1が前面側に配置されて表示状態となっており、第2の画面W2が背面側に配置されており非表示状態となっているものとして説明する。
まず、ディスプレイ501(第1の画面W1)に初期画面(例えば、利用者にキャッシュカードの挿入を要求するメッセージを表示した画面)が表示された状態で(S101)、利用者により、キャッシュカードがカードリーダライタ40に挿入されたものする(S102)。
そして、制御部10(取引処理AP201)は、取引処理の選択画面(以下、「取引選択画面」と呼ぶ)を、ディスプレイ501(前面側の第1の画面W1)に表示させる(S103)。
そして、取引選択画面で出金取引を開始するための操作が行われると(出金取引に対応するボタンが押下)、制御部10(取引処理AP201)は、ディスプレイ501(前面側の第1の画面W1)に、暗証番号の入力を受付けるための画面(以下、「暗証番号入力受付画面」と呼ぶ)を表示させる(S104)。
暗証番号入力受付画面で、暗証番号が入力されると、制御部10(取引処理AP201)は、暗証番号のチェック(認証処理)を、ホストコンピュータ2に依頼する(S105)。
具体的には、制御部10(取引処理AP201)は、キャッシュカードのデータ記録媒体(磁気ストライプやICチップ等)から取得した当該利用者の口座の口座番号と、当該利用者から入力された暗証番号とを、ホストコンピュータ2に送信して、ホストコンピュータ2側で保持している暗証番号との照合を依頼する。ここでは、ホストコンピュータ2により、暗証番号チェックはOK(認証成功)であったものとする。
暗証番号のチェックがOK(認証成功)の場合、制御部10(取引処理AP201)は、ディスプレイ501(前面側の第1の画面W1)に、出金金額の入力を受付けるための画面(以下、「出金金額入力受付画面」と呼ぶ)を表示させる(S106)。
図6は、出金金額入力受付画面の構成例について示した説明図である。
図6に示すように、出金金額入力受付画面では、出金金額を入力するためのソフトキーパッドK101と、取引中止ボタンB101と、入力された出金金額を表示するためのフィールドF101とが配置されている。ソフトキーパッドK101は、「0〜9」、「確定」の入力キー(ボタン)により構成されている。また、図6に示すように、出金金額入力受付画面では、既に入力された金額を訂正(例えば、既に入力された番号の一部又は全部の消去)するための訂正ボタンB102が配置されている。
そして、利用者により出金金額が入力されると、制御部10(取引処理AP201)は、ホストコンピュータ2に出金取引のトランザクション処理を依頼する(S107)とともに、ディスプレイ501にホスト通信処理中に、動画像(動画像データD1を含む)を表示させる処理(以下、「動画像表示処理」と呼ぶ)を行う(S108)。
なお、ここでは、ステップS107において、制御部10(取引処理AP201)が行ったホスト通信処理は成功し、取引が成立したものとして説明する。また、ステップS108の動画像表示処理の詳細については後述する。
その後、ホストコンピュータ2との通信処理、及び、動画像表示処理が終了すると、制御部10(取引処理AP201)は、カードリーダライタ40、伝票用プリンタ60、及び現金処理部80を制御して、キャッシュカード、伝票(取引内容を印字した伝票)、及び現金(取引金額分の現金)を排出させる(S109)。
そして、制御部10(取引処理AP201)は、取引が成立した旨を表示する画面(以下、「取引終了画面」と呼ぶ)を、操作表示部50(ディスプレイ501)に表示させて(S110)取引を終了する。取引終了画面の内容は限定されないものであるが、この実施形態では、図7に示すように、「取引が完了しました。キャッシュカード、現金、明細表をお受け取り下さい。」というメッセージを表示する画面であるものとする。
次に、上述のステップS108の動画像表示処理における取引処理AP201及び動画像プレーヤ203の動作について図8のシーケンス図を用いて説明する。
また、図9は、図8のシーケンス図に従って、取引処理AP201及び動画像プレーヤ203が動作した場合に、ディスプレイ501上に表示される画面の遷移について示した説明図である。図9では、左側の図9(a1)〜(a4)で、前面側に配置される画面(ディスプレイ501上に表示される画面)について示している。また、図9では、右側の図9(b1)〜(b4)で、背面側に配置される画面(ディスプレイ501に表示されない画面)について示している。
まず、取引処理AP201は、第2の画面W2に、再生準備中表示画面を表示する。そして、取引処理AP201は、再生準備中表示画面を表示した第2の画面W2を前面側に配置してディスプレイ501に表示させる(S200)。したがって、ステップS200の時点では、図9(a1)、図9(b1)に示すように、前面側に第2の画面W2(再生準備中表示画面)が配置され、背面側に第1の画面W1(出金金額入力受付画面)が配置された状態となる。なお、ここでは、図9(a1)に示すように再生準備中表示画面の内容は、「ホスト通信中」というメッセージが表示された画面であるものとする。
そして、取引処理AP201は、動画像プレーヤ203を制御して、第1の画面W1上に、動画像プレーヤ203による動画像再生画面を組み込む処理を開始させ(S201)、組み込み完了を確認する(S202)。
そして、取引処理AP201は、動画像プレーヤ203を制御して、再生する動画像データD1を指定して再生開始を指示する(S203)。
これにより、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203では、動画像データD1の読込状態となり、第1の画面W1には、図9(b2)に示すように、読込準備状態画面(全面黒色の画面)が表示されることになる。しかし、この時点では、図9(a2)に示すように、前面側に再生準備中表示画面を表示する第2の画面W2が表示された状態となっているため、利用者が第1の画面W1(読込準備状態画面)を目にすることはない。
次に、取引処理AP201は、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203の動作状態が、動画像の再生状態となるまで、繰り返しチェックを行う(S204、S205)。
この時点で、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203が表示する画面は、図9(3b)に示すように、読込準備状態画面ではなく、動画像再生画面に遷移することになる。しかし、この時点ではまた、図9(a3)に示すように、前面側に再生準備中表示画面を表示する第2の画面W2が表示された状態となっているため、利用者が第1の画面W1(動画像再生画面)を見られる状態ではない。
そして、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203の動作状態が再生状態となると、取引処理AP201は、動画像プレーヤ203に対して再生の一時停止を指示する(S206)。
次に、取引処理AP201は、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203の動作状態が、一時停止状態となるまで、繰り返しチェックを行う(S207、S208)。
そして、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203の動作状態が一時停止状態となると、取引処理AP201は、動画像プレーヤ203に対して、再度動画像の再生再開を指示する(S209)。
そして、取引処理AP201は、再度動画像の再生再開と同時に、動画像再生画面を表示する第1の画面W1を前面側に配置する制御を行う(S210)。
これにより、ステップS210の時点では、図9(a4)、図9(b4)に示すように、前面側に第1の画面W1(動画像再生画面)が配置され、背面側に第2の画面W1(再生準備中表示画面)が配置された状態となる。
そして、第1の画面W1に組み込まれた動画像プレーヤ203により動画像再生が終了すると、取引処理AP201はそれを検知して、次の処理(上述のステップS109以後の処理)に移行する(S211)。
なお、この実施形態では、取引処理AP201は、少なくともステップS107のホスト通信処理が終了するまでの間、動画像プレーヤ203による動画像表示処理を継続させるものとする。ただし、ホスト通信処理の終了後、取引処理AP201が、動画像プレーヤ203による動画像再生を終了させるタイミングについては、限定されないものである。例えば、並行して実行しているホスト通信処理の処理状況に応じて、動画像プレーヤ203による動画像再生を途中で終了させたり、動画像を繰り返し再生させたりするようにしてもよい。
以上のように、取引処理AP201は、利用者との取引処理の過程で、動画像表示処理を実行する。
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
ATM1では、第1の画面W1に動画像を組み込んで表示する場合、少なくとも動画像プレーヤ203が読込準備中の間(読込準備状態画面を表示している間)は、第2の画面(再生準備中表示画面)を前面側に切替えて配置する制御を行っている。これにより、利用者に対して、動画像プレーヤ203により動画像データを再生して表示出力する場合でも、読込準備状態画面をディスプレイ501に表示しない構成とすることができる。
特に、動画像プレーヤ203にWMPを適用し、WMV9の動画像データを再生させる場合には、再生準備中表示画面は全面黒色の画面となるため、ディスプレイ501を見ている利用者に対して影響が大きい(例えば、ATM1の故障や取引中止が発生したと誤解される恐れ等がある)。そのため、この実施形態のATM1のように、利用者に対して読込準備状態画面を表示出力せずに動画像を表示出力できることの効果は大きい。
なお、動画像プレーヤ203に、WMP以外のプログラムやWMV9以外の動画像データを適用したとしても、通常動画像プレーヤは、何らかの読込準備状態画面を表示する。そのため、ATM1において、動画像プレーヤ203に、WMP以外のプログラムを適用した場合でも、同様の効果を奏することができる。
また、ATM1では、図8のステップS203〜S210に示すように、動画像プレーヤ203に読込準備処理、再生開始、一時停止を実行させてから、再生再開と同時に第1の画面W1を前面に配置するようにしている。これにより、ATM1では、ディスプレイ501の表示画面を、スムーズに動画像プレーヤ203の動画像再生画面へ遷移させることができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態では、Webブラウザ202の第1の画面W1、及び第2の画面W2を重ねて表示して、前面側に配置する画面を切替える構成としていたが、制御部10において画面切替えを行う構成についてはこれに限定されない。
例えば、ディスプレイドライバのマルチディスプレイの機能(例えば、1つの画面を複数の画面の領域に分割し、いずれかの領域の画面を選択して当該画面の画像信号を出力する機能)を用いて、ディスプレイ501上での画面の表示切替を行うようにしてもよい。
(B−2)上記の実施形態のATM1では、第1の画面W1に操作画面と動画像の両方を表示する構成となっていたが、動画像だけを表示する第3の画面(ウィンドウ)を別途設けて表示する構成としてもよい。その場合、上述の図8、図9において、第1の画面W1が上述の第3の画面に置き換わるだけである。このように、ATM1で用いられる画面(Webブラウザのウィンドウ)の数は限定されないものである。
(B−3)上記の実施形態において、取引プログラムとしての取引処理AP201は、OS200上で、Webブラウザ202、動画像プレーヤ203、及び映像信号出力処理部204を利用して動作するものとして説明したが、本発明の取引プログラムが動作するプラットフォームは限定されないものである。
例えば、取引処理AP201、Webブラウザ202、動画像プレーヤ203、及び映像信号出力処理部204の機能をすべて搭載したプログラム(ソフトウェア)を、本発明の取引プログラムとして構築するようにしてもよい。また、例えば、取引処理AP201をWindows以外のOS(例えばUNIX(登録商標)系の他のOS)の上で動作させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、取引処理AP201は、Webブラウザ202上で動作するアプリケーションであるものとして説明したが、取引処理AP201の動作環境は限定されないものである。例えば、取引処理AP201を、Webブラウザを用いずに、Windows等のOSで直接動作するアプリケーション(上記の実施形態と同様に、複数のウィンドウを用いた処理が可能なアプリケーション)として構築するようにしてもよい。
(B−4)上記の各実施形態では、本発明の取引装置をATMに適用する例について説明したが、その他の取引装置に適用するようにしても良い。例えば、電子マネー等を利用者の口座にチャージ(入金)する取引や、利用者の口座から電子マネーを引き落として商品(例えば、交通機関等のチケット等)を販売する取引等を行うシステムに適用し得る。
1…ATM(取引装置)、10…制御部、101…CPU、102…メモリ、20…データ記憶部、30…通信部、40…カードリーダライタ、50…操作表示部、501…ディスプレイ、502…操作入力部、60…伝票用プリンタ、70…通帳処理部、80…現金処理部、200…OS、201…取引処理AP、202…Webブラウザ、203…動画像プレーヤ、204…映像信号出力処理部、204a…第1の画面表示部、204b…第2の画面表示部、W1…第1の画面、W2…第2の画面。

Claims (8)

  1. 利用者に情報を画面表示する画面表示部を備える取引装置において、
    上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、
    動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段と、
    上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段とを有し、
    上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とする
    ことを特徴とする取引装置。
  2. 上記取引処理手段は、上記第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、上記画面処理手段を制御して上記第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態で、上記動画像再生手段に再生準備処理、再生処理、一次停止処理、及び再生再開処理を実行させてから、上記画面処理手段を制御して、上記第1の画面を上記画面表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
  3. 上記第2の画面には、上記利用者に対して、取引が継続している旨を認識させることができる情報が表示されていることを特徴とする請求項2に記載の取引装置。
  4. 上記画面処理手段は、Webブラウザを用いて構成されており、上記画面処理手段が生成する各画面は、それぞれ当該Webブラウザの表示画面であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の取引装置。
  5. 上記動画像再生手段は、WMPを用いて動画像データを再生処理することを特徴とする請求項4に記載の取引装置。
  6. 上記動画像再生手段が再生する動画像データは、WMV9の形式のデータであることを特徴とする請求項5に記載の取引装置。
  7. 利用者に情報を画面表示する画面表示部と、上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段とを備える取引装置に搭載されたコンピュータを、
    上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段として機能させ、
    上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とする
    ことを特徴とする取引プログラム。
  8. 利用者に情報を画面表示する画面表示部を備える取引装置に搭載されたコンピュータを、
    上記画面表示部に表示するための複数の画面を生成し、制御に応じていずれかの上記画面を、上記画面表示部に表示させる画面処理手段と、
    動画像データに基づいて動画像を再生処理する動画像再生手段と、
    上記画面処理手段に生成させた画面を用いて、上記利用者との取引処理を行う取引処理手段として機能させ、
    上記取引処理手段は、上記画面処理手段に生成させた第1の画面に、上記動画像再生手段による動画像再生画面を組み込んで、上記動画像再生手段が再生した動画像を表示させる際に、少なくとも、上記動画像再生手段が動画像データの再生準備処理を行っている間、上記画面処理手段を制御して、上記画面処理手段に生成させた第2の画面を上記画面表示部に表示させた状態とする
    ことを特徴とする取引プログラム。
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