JP2014097814A - 送付物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送付物の受取人に送付物に対する興味を与え開封したいという意欲を抱かせることができる販売促進効果を有する送付物を提供すると共にカードの使用者(送付物の受取人)と例えば申込書の申込人とが確実に一致させることができ、機密性、セキュリティ性を備えた送付物を提供することにある。
【解決手段】 紙片の一部を切り抜いて形成された第一窓部を備えた上紙片と、裏面に機械読取可能なコードを備えたカードと、紙片の一部を切り抜いて形成された第二窓部を備えた下紙片とが、この順に重ねられ、前記上紙片の前記カードと対向する面または前記下紙片の前記カードと対向する面のいずれかに機械読取可能なコードが設けられており、前記第一窓部より前記カードの表面が視認可能に、かつ、前記第二窓部より内側に前記カードの前記機械読取可能なコードが配置され、前記上紙片と前記下紙片の周縁が相互に接着されてなる送付物である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばポイントカードや会員カード等の各種カードをポスティング、ダイレクトメール、手渡し等にて配達や配布するのに好適な送付物に関し、詳しくはカード貼付台紙、チラシ、封筒が一体化され各種カードが封入・封緘された送付物に関するものである。
近年、顧客の購買意欲を促す広告方法として、封筒の中にチラシとカード、商品見本あるいは優待券等を封入し、ポスティング、ダイレクトメール、手渡し等により商品情報を顧客に届ける方法が盛んに採り入れられている。
例えば、台紙の表面にカードが台紙から剥離可能に貼付されると共に台紙に宛先情報が印字されたカード付き帳票を窓付き封筒に入れて封緘し郵送する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、1枚のシートを3つに折畳んで表紙部と裏紙部と内紙部を連設し、表紙部等の一部周縁には接着剤が塗布され表紙部、内紙部、裏紙部の順になるように折畳まれた状態で接着され、内紙部は開放用ミシン目で開放片と封入物挿入片とに区画され封入物挿入片と裏紙部とにより袋部が形成され、当該袋部にカード等の封入物を挿入した封筒も知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献1、2に開示された発明は、送り手側にとって、封筒、カードを貼付する台紙、チラシ等を準備する作業や、これらを封筒に封入し封緘する等の煩雑な作業があるという問題がある。また、カードを貼付する台紙、チラシ等が封筒以外に別途必要となるので紙代も嵩み、また、顧客が不要となった場合に捨てる廃棄物も増えるという問題がある。
特許文献3に開示された発明は、1枚のシートで構成されているので、封筒、カードを貼付する台紙、チラシ等を準備する作業や封筒に封入する作業がないので送り手にとっては便利なものとなったが、裏紙部と内紙部でカード等を挿入する袋部を形成するので内紙部が余分に必要となり、紙代が嵩み、また廃棄物も増えるという問題がある。
さらに特許文献1〜3に開示された発明は、封筒を開封して初めて封入されているカード等が見えるものであり、顧客は開封しても内容をよく読まずに破棄したり、あるいは開封することなく廃棄する恐れがある。
また、例えば申込書がついた台紙にカードを貼付して窓付き封筒に封入し窓部よりカードが見えるようにした送付物もあるが、カードは一般的に裏面にバーコードを備えており、申込書とカードを一致させて管理するにはカードの裏面を表にして台紙に貼付されているために窓部より見えるのはカードの裏面であり、販売促進効果の乏しいものである。
特開2010−23299号公報 特開2010−76420号公報 特開2000−177278号公報
本発明は、上記の従来の問題点に鑑み、送付物の受取人に送付物に対する興味を与え開封したいという意欲を抱かせることができる販売促進効果を有する送付物を提供すると共にカードの使用者(送付物の受取人)と例えば申込書の申込人とが確実に一致させることができ、機密性、セキュリティ性を備えた送付物を提供することにある。
本発明者は、上記課題に鑑み、鋭意、研究の結果、送付物の上紙片に窓部を設け、窓部よりカードの表面が見えるようにすることにより顧客に送付物に対する興味を与え開封したいという意欲を抱かせることが可能となることを見出し、本願発明に至ったものであり、請求項1記載の本発明は、紙片の一部を切り抜いて形成された第一窓部を備えた上紙片と、裏面に機械読取可能なコードを備えたカードと、紙片の一部を切り抜いて形成された第二窓部を備えた下紙片とが、この順に重ねられ、前記上紙片の前記カードと対向する面または前記下紙片の前記カードと対向する面のいずれかに機械読取可能なコードが設けられており、前記第一窓部より前記カードの表面が視認可能に、かつ、前記第二窓部より内側に前記カードの前記機械読取可能なコードが配置され、前記上紙片と前記下紙片の周縁が相互に接着されてなる送付物である。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の送付物において、前記送付物が略矩形状であり、一辺が綴じ部とされ、前記第一窓部が前記上紙片の中央より前記綴じ部寄りに形成されており、前記上紙片の前記綴じ部を除く辺の接着された周縁より内側の位置に周縁に沿って開封用切目線がコの字状に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の送付物において、前記綴じ部の内縁に折り曲げ用ミシン目線が設けられており、前記上紙片に設けられた前記開封用切目線が、前記綴じ部と対向する側が略くの字状切目からなる開封用切目線であり、他の対向する2辺側がY字状切目からなる開封用切目線であり、コの字状に設けられており、前記開封用切目線より前記上紙片をコの字状に開封することにより見開き可能な状態とすることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、紙片の一部を切り抜いて形成された第一窓部を備えた上紙片と、裏面に機械読取可能なコードを備えたカードと、紙片の一部を切り抜いて形成された第二窓部を備えた下紙片とが、この順に重ねられ、前記第一窓部より前記カードの表面が視認可能に配置された構成としたので、送付物を受取った顧客は送付物を開封することなくカードが封入されていることが一目瞭然となり、顧客の興味を惹くことができ、さらに例えばカード表面に施されたデザインにより顧客の購買意欲をかきたてることができ、優れた販売促進効果が得られるものである。
さらに、前記上紙片の前記カードと対向する面または前記下紙片の前記カードと対向する面のいずれかに機械読取可能なコードが設けられており、かつ、前記第二窓部より内側に前記カードの前記機械読取可能なコードが配置された構成とすることにより、紙片にカードを貼付した状態でそれぞれの機械読取可能なコードをバーコードリーダー等で読み取ることにより、カードと送付物の上紙片または下紙片の相互関係を一致させて管理することが可能となり、例えば下紙片に設けられた申込書で申し込みをした顧客(申込人)とカードを使用した顧客(カード使用者)を確実に一致させることが可能となり優れたセキュリティが確保できる。
また、前記上紙片と前記下紙片の周縁が相互に接着されているので機密性が得られ顧客に安心感を与える。
また、上記構成とすることにより、下紙片をカードを貼付する台紙として使用でき、かつ、貼付したカードを除く余白、下紙片のカードを貼付した面とは反対側の面、および上紙片の下紙片側の面に商品情報等を記載できるので封筒と台紙とチラシを一体化できるので台紙やチラシの封入作業がなくなり工程の簡素化が図れ、紙の使用量も少なくできるので材料面はもちろんのこと、環境面でも廃棄物の減容化が図れる。
また、請求項2に記載の発明は、上記効果に加え、送付物が略矩形状であり、一辺が綴じ部とされ、第一窓部が上紙片の中央より綴じ部寄りに形成されており、上紙片の綴じ部を除く辺の接着された周縁より内側の位置に周縁に沿って開封用切目線がコの字状に設けられている構成とすることにより、綴じ部と対向する開封用切目線より開封しても、第一窓部が綴じ部寄りに形成されているので上紙片が破れることなく開封用切目線に沿って容易に開封することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1、2の奏する効果に加え、綴じ部の内縁に折り曲げ用ミシン目線を設けることにより、開封用切目線より開封して上紙片を折り曲げ用ミシン目線で折り曲げることができ、見開き可能な状態にでき、上紙片や下紙片に記載された広告や情報を見やすい。また、カードも下紙片よりはがしやすい。
さらに、上紙片に設けられた開封用切目線が、綴じ部と対向する側が略くの字状切目からなる開封用切目線であり、他の対向する2辺側がY字状切目からなる開封用切目線であり、コの字状に設けられており、顧客が綴じ部と対向する側より開封用切目線に沿ってワンアクションで上紙片をコの字状に開封することができる。
本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す正面図である。 本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す背面図である。 図1におけるX−X線、Y−Y線断面図である。 本発明にかかる第一実施形態の送付物の開封用切目線から開封した状態を示す平面図である。 本発明にかかる送付物の第二実施形態を示す正面図である。 略くの字状切目、およびY字状切目の具体例を示す拡大図である。
以下図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す正面図、図2は本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す背面図、図3は図1におけるX−X線、Y−Y線断面図、図4は本発明にかかる第一実施形態の送付物の開封用切目線から開封した状態を示す平面図、図5は本発明にかかる送付物の第二実施形態を示す正面図、図6は略くの字状切目、およびY字状切目の具体例を示す拡大図である。
図中の符号A、A’は送付物、1は紙片、2は上紙片、2’は開封片、2aは第一窓部、2iは上紙片の内面、3はカード、3aは機械読取可能なコード、4は下紙片、4aは第二窓部、4bは機械読取可能なコード、4iは下紙片の内面、5は接着部、6は綴じ部、7、7a、7b、7cは開封用切目線、7’、7a’、7b’、7c’は本発明にかかる第二実施形態の開封用切目線、8は折り曲げ用ミシン目線、9は開封開始部、10は略くの字状切目、10aは平行部、10bは斜め部、10cは湾曲部、101、102は隣接する略くの字状切目、11はY字状切目、11a、11eは直線部、11bは分岐点、11c、11fは斜線部、11dは屈曲点、111、112は隣接するY字状切目、12は広告表示部、13は情報表示部、14は宛名記載部、15は差出人記載部、16は折線部、17は透明フィルム、Dは間隔、aは上下方向の長さ、bは左右方向の長さ、cは隣接する略くの字状切目との上下方向の重なり、dは左右方向の屈曲長さ、eは直線部11aの長さ、fは斜線部11cの上下方向の長さ、gは斜線部11fの上下方向の長さ、hは上下方向の屈曲長さ、iは斜線部の左右方向の長さ、f’は斜線部11cに相当する斜線部の上下方向の長さ、g’は斜線部11fに相当する斜線部の上下方向の長さをそれぞれ示す。
本発明にかかる送付物の第一実施形態は図1〜図4に示すとおりである。本発明の送付物Aは、紙片の一部を切り抜いて形成された第一窓部2aを備えた上紙片2と、裏面に機械読取可能なコード3aを備えたカード3と、紙片の一部を切り抜いて形成された第二窓部4aを備えた下紙片4とが、この順に重ねられ、上紙片2と下紙片4の周縁は接着部5で相互に接着された構成である。
図1は本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す正面図であり、本発明の送付物Aは図1に示すように送付物Aは略矩形状であり、周縁の接着部5の一辺が綴じ部6とされている。上紙片2には第一窓部2aが上紙片2の中央より綴じ部6(5)寄りに上紙片2を左右方向に二分割した左側領域内に形成されている。第一窓部2aからはカード3の表面に形成されたデザインが見えている。第一窓部2aの大きさはカード3と略同じ大きさに設けることが好ましく、カード3の表面に形成されたデザインが第一窓部2aを透して全体的に見えるので顧客に対して大きな販売促進効果が得られる。
さらに、上紙片2の外面には受取人である宛名記載部14や、例えば提供する商品や情報等の広告表示部12等が表示されている。
また、送付物Aは、上紙片2には周縁の接着部5の内縁に綴じ部6を除く3辺の接着部5より内側の位置に周縁に沿って開封用切目線7(7a、7b、7c)がコの字状に設けられ、綴じ部6の内縁に折り曲げ用ミシン目線8が設けられ、これを受取った顧客が、該送付物を例えば、右下隅部の開封用切目線7aと7cとの交点を開封開始部9として開封用切目線7に沿って、上紙片2をコの字状に開封することにより上紙片2の内面2i(図4参照)、下紙片4の内面4i(図4参照)を見開き可能な状態とすることにより上紙片2、下紙片4等に掲載された各種情報(図示せず)を閲覧できるようになっている。なお、本願においてはカード3と対向する側の上紙片2および下紙片4の面を内面と呼称する。また、上紙片2と対面する側のカード3の面を表面、下紙片4と対面する側のカード3の面をカードの裏面と呼称する。
図2は本発明にかかる送付物の第一実施形態を示す背面図であり、本発明の送付物Aは下紙片4にはカード3と対応する領域に第二窓部4aが設けられ、第二窓部4aからはカード3の裏面に備えられた機械読取可能なコード3aが例えばバーコードリーダー等で読取可能に配置されている。第二窓部4aの大きさはバーコードリーダーで機械読取可能なコード3aが読めれば十分であり、機械読取可能なコード3aの大きさと略同じかやや大きい程度の小窓にするのがセキュリティの面から好ましい。また、下紙片4の外面には広告表示部12や情報表示部13や送り手の社名等を記載する差出人記載部15等が表示されている。
さらに、下紙片4の内面には機械読取可能なコード4b(図4参照)が設けられている。
なお、機械読取可能なコード4b(図4参照)は上紙片2の内面に設けてもよく、上紙片2の内面または下紙片4の内面のいずれかに設ければよい。
カード3の裏面に備えられた機械読取可能なコード3aと上紙片2の内面または下紙片4の内面のいずれかに設けた機械読取可能なコード4b(図4参照)をバーコードリーダーでそれぞれ読取り記録することによりカード3と例えば申込書の記載された下紙片4とが紐付けされ、申込者とカードの使用者を一致させて管理ができる。
カード3の裏面に備えられた機械読取可能なコード3aおよび上紙片2の内面または下紙片4の内面のいずれかに設けられる機械読取可能なコード4bとしては、JANコード等のバーコードやQRコード(登録商標)に代表される二次元コード等が用いられる。
次に、図3を用いて本発明の送付物Aの構造について説明する。図3(イ)は図1のX−X線断面図、図3(ロ)は図1のY−Y線断面図であって、送付物Aは、図3に示すように矩形状の1枚の紙片1の略中央に折線部16を介して連設された上紙片2と下紙片4を折線部16で二つ折りされて重ねられており、
上紙片2には紙片1の一部を切り抜いて形成された第一窓部2aを備え、下紙片4には紙片1の一部を切り抜いて形成された第二窓部4aを備えている。
そして、表面にデザインが形成され、裏面に機械読取可能なコード3aを備えたカード3とで上紙片2、カード3、下紙片4とが、この順に重ねられ、第一窓部2aよりカード3の表面が視認可能に、かつ、第二窓部4aより内側にカード3の機械読取可能なコード3a(図2参照)が配置され、上紙片2と下紙片4の周縁が接着部5で相互に接着されている。
なお、紙片は1枚に限定されるものではなく、上紙片2、下紙片4はそれぞれ別紙片で構成されてもよい。
また、上紙片2の内面側に第一窓部2aを覆って透明フィルム17が接着されている。透明フィルムはごみの侵入防止、カード3の汚れ防止の面あるいはセキュリティの確保の面からも設けるほうが好ましいものである。透明フィルム17としてはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)等の透明素材が挙げられる。
また、カード3は下紙片4に接着剤(図示せず)を介して剥離可能に接着されている。
図4は本発明にかかる第一実施形態の送付物の開封用切目線から開封した状態を示す平面図である。綴じ部6の内縁に折り曲げ用ミシン目線8が設けられている。折り曲げ用ミシン目線8は必須ではないが折り返すと見開き状態が安定するので好ましいものである。
次に、図1、図4を用いて、本発明の送付物Aの使用方法について説明する。図1に示すように本発明の送付物Aを受け取った顧客は、送付物Aの上紙片2の右下隅部に設けられた開封開始部9を手指で摘み、引っ張り上げることにより、開封用切目線7a、7c、7bに沿って、上紙片2をコの字状に開封することでき、上紙片2の開封された開封片2’を折り曲げ用ミシン目線8で折り曲げて見開き可能な状態とする。そして、上紙片の内面2iおよび下紙片の内面4iに掲載された各種情報(図示せず)が閲覧できる。さらに、下紙片4に設けられた機械読取可能なコード4bを例えば携帯電話のカメラで読み取ることにより、申込書にアクセスすることができ、電子メール等で申込をする。送り手である会社は予めカード3に備えられた機械読取可能なコード3aおよび下紙片4に備えられた機械読取可能なコード4aは一致することが記録されているので申込者とカードの使用者を一致させることが可能となる。顧客はカード3を下紙片4より剥離して例えばポイントカードとして使用することができる。
なお、開封の際、第一窓部2aが上紙片2の中央より綴じ部6(5)寄りに上紙片2を左右方向に二分割した左側領域内に形成され、右側領域には窓部を形成していないので開封開始部9より開封しても、上紙片2が破れることなく開封用切目線7に沿って容易に開封できる。
図5は本発明にかかる送付物の第二実施形態を示す正面図である。
図中の円内は開封用切目線の切目の部分拡大図である。図5に示すように本発明の送付物の第二実施形態は、上紙片の開封用切目線の構成が第一実施形態と異なり、その他は第一実施形態と同じであり、同じ符号を付し、説明を省略する。図5に示すように第二実施形態の送付物A’は、上紙片2には、綴じ部6と対向する接着部5の内縁に略くの字状切目10からなる開封用切目線7a’と、他の対向する上辺、下辺の2辺に設けられた接着部5の内縁にY字状切目11からなる開封用切目線7b’、7c’とで構成された開封用切目線7’がコの字状に設けられ、綴じ部6側には綴じ部6の内縁に折り曲げ用ミシン目線8が設けられ、右下隅部に開封開始部9が設けられた構成である。略くの字状切目10の形状は、上紙片2の綴じ部6と対向する側の右辺(端縁)に略平行な平行部10aと右辺より下辺の方向に内側に延びる斜め部10bが外側に凸状の湾曲部10cを介して連結され、さらに斜め部10bの尖端部は右辺に略平行に延びた形状である。開封用切目線7a’は略くの字状切目10の斜め部10bの尖端が開封開始部9側となるようにし、隣接する略くの字状切目101の斜め部10bの尖端と略くの字状切目102の平行部10aの尖端の位置が上紙片2の右辺に投影したと想定したときに接するか乃至重なるように配設されている。また、略くの字状切目10の斜め部10bの尖端部の尖端が上紙片2の右辺の端部に向かって屈曲している形状が、開封したときに斜め部10bの尖端より内側に上紙片2が破れる恐れがないのでより好ましい。
また、Y字状切目11の形状は、綴じ部6側から送付物Aの右辺に向かって上辺に略平行に延びる直線部11aと、分岐点11bを経由して右辺方向の外側に向かって延びる斜線部11cと、屈曲点11dを経由して送付物Aの上辺に略平行に延びる直線部11eとが連結されていると共に、分岐点11bより右辺方向の内側に向かって延びる斜線部11cよりも短い長さの斜線部11fが、分岐点11bを介して連結された形状である。さらに、直線部11eの尖端は上紙片2の下辺側に屈曲した屈曲部を有している。開封用切目線7b’、7c’はY字状切目11の斜線部11c、11fが右辺側となるようにし、隣接するY字状切目111の直線部11eの尖端とY字状切目112の直線部11aの尖端とが間隔Dを隔てて配設されている。間隔Dは、0.3mm以上とすることが好ましく、0.8mm以上とすることがより好ましい。間隔Dが0.3mm未満となると送付物の製造時にウェブが開封用切目線で切断する恐れがある。また、Y字状切目11の直線部11eの尖端には屈曲部は設けない構成としてもよいが、屈曲部を設けた方が、開封したときに直線部11eの尖端より外側に上紙片2が破れてしまうという恐れがなく、確実に開封できるのでより好ましい。また、開封用切目線7a’と開封用切目線7b’、および開封用切目線7a’と開封用切目線7c’との連結部分は略L字状、U字状、くの字状、ヘの字状のいずれかの切目を施すのが開封開始後、切取り伝播が開封用切目線7b’、7c’に容易に導入されるので好ましい。第二実施形態は開封用切目線7’の構成を採用することにより、例えばA4サイズ、B4サイズの広い面積の送付物の場合に開封時に上紙片が破れることがないという効果を奏するものである。
図6は、略くの字状切目10、およびY字状切目11の2〜3の具体例を示す拡大図である。図6(イ)、(ロ)は略くの字状切目10の例を示し、(イ)に示す形状は、上下方向の長さaが7mmで左右方向の長さbが1.5mmであり、隣接する略くの字状切目との上下方向の重なりcが1mmであり、略くの字状切目10の斜め部10bの尖端部の尖端が上紙片2の右辺に向かって屈曲した左右方向の屈曲長さdが0.5mmである。図6(ロ)に示す形状は、上下方向の長さaが3.5mmで左右方向の長さbが1.5mmであり、隣接する略くの字状切目との上下方向の重なりcが0.5mmであり、上記左右方向の屈曲長さdが0.3mmであり、略くの字がなだらかな曲線状である。図6(ハ)、(ニ)は、Y字状切目11の例を示し、図6(ハ)に示す形状は、左右方向の長さbが2.2mmで上下方向の長さaが2.5mmである。また、直線部11aの長さeが0.8mmであり、斜線部11cと斜線部11cよりも短い長さの斜線部11fの上下方向の長さf、gが、それぞれ1.5mm、1.0mmであり、直線部11eの尖端より上紙片2の下辺側に屈曲した屈曲部の上下方向の屈曲長さhが0.5mmであり、隣接するY字状切目の直線部11eの尖端とY字状切目の直線部11aの尖端とが間隔Dが0.8mmである。図6(ニ)に示す形状は、左右方向の長さbが1.26mmで上下方向の長さaが2.0mmのY字形状である。また、直線部11aの長さeが0.96mmであり、斜線部の左右方向の長さiが0.3mmで斜線部11cおよび斜線部11fに相当する斜線部の上下方向の長さf’、g’が1.0mmであり、隣接するY字状切目との間隔Dが0.64mmである。すなわち、図6(ニ)に示すY字状切目の形状は、図6(ハ)のY字状切目のような屈曲部や直線部11eを有していない形状である。
開封用切目線7’として右辺側に略くの字状切目10からなる開封用切目線7a’、上辺側および下辺側にY字状切目11からなる開封用切目線7b’、7c’をコの字状に設けることにより、顧客が綴じ部6と対向する右辺側より開封用切目線7’に沿ってワンアクションで上紙片2をコの字状に開封することができる。
本発明にかかる送付物の一製造工程例を示す。
紙片が連続した巻取り状態で紙の両面に広告表示部、情報表示部、差出人記載部等の共通情報を印刷して設ける。また、折り曲げ用ミシン目線は印刷とインラインで所定位置に設ける。次工程で宛名情報や機械読取可能なコード例えばQRコード(登録商標)の可変情報をプリントする。その後、紙片の一部を切り抜いて所定位置で第一窓部、第二窓部を設けると共に第一窓部を覆って透明フィルムを接着する。次いで予め表面にデザイン等を印刷し、裏面に機械読取可能なコード例えばJANコードの可変情報をプリントしたカードを所定位置に剥離可能に接着する。その後、紙片にプリントされたQRコード(登録商標)とカードにプリントされたJANコードをバーコードリーダーで読取り、紙片とカードが一致した情報を記録する。次いで所定位置に開封用切目線をコの字状に設け、1枚の紙片にシートカット(断裁)する。その後、製本工程にてミシン目等の折線を形成し該折線で二つ折りして上紙片、カード、下紙片を順に重ね、周縁を接着することにより完成される。
A、A’ 送付物
1 紙片
2 上紙片
2’ 開封片
2a 第一窓部
2i 上紙片の内面
3 カード
3a 機械読取可能なコード
4 下紙片
4a 第二窓部
4b 機械読取可能なコード
4i 下紙片の内面
5 接着部
6 綴じ部
7、7a、7b、7c 開封用切目線
7’、7a’、7b’、7c’ 開封用切目線
8 折り曲げ用ミシン目線
9 開封開始部
10 略くの字状切目
10a 平行部
10b 斜め部
10c 湾曲部
101、102 隣接する略くの字状切目
11 Y字状切目
11a、11e 直線部
11b 分岐点
11c、11f 斜線部
11d 屈曲点
111、112 隣接するY字状切目
12 広告表示部
13 情報表示部
14 宛名記載部
15 差出人記載部
16 折線部
17 透明フィルム
D 間隔
a 上下方向の長さ
b 左右方向の長さ
c 隣接する略くの字状切目との上下方向の重なり
d 左右方向の屈曲長さ
e 直線部11aの長さ
f 斜線部11cの上下方向の長さ
g 斜線部11fの上下方向の長さ
h 上下方向の屈曲長さ
i 斜線部の左右方向の長さ
f’ 斜線部11cに相当する斜線部の上下方向の長さ
g’ 斜線部11fに相当する斜線部の上下方向の長さ

Claims (3)

  1. 紙片の一部を切り抜いて形成された第一窓部を備えた上紙片と、裏面に機械読取可能なコードを備えたカードと、紙片の一部を切り抜いて形成された第二窓部を備えた下紙片とが、この順に重ねられ、
    前記上紙片の前記カードと対向する面または前記下紙片の前記カードと対向する面のいずれかに機械読取可能なコードが設けられており、
    前記第一窓部より前記カードの表面が視認可能に、かつ、前記第二窓部より内側に前記カードの前記機械読取可能なコードが配置され、前記上紙片と前記下紙片の周縁が相互に接着されてなる送付物。
  2. 前記送付物が略矩形状であり、一辺が綴じ部とされ、前記第一窓部が前記上紙片の中央より前記綴じ部寄りに形成されており、
    前記上紙片の前記綴じ部を除く辺の接着された周縁より内側の位置に周縁に沿って開封用切目線がコの字状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の送付物。
  3. 前記綴じ部の内縁に折り曲げ用ミシン目線が設けられており、
    前記上紙片に設けられた前記開封用切目線が、前記綴じ部と対向する側が略くの字状切目からなる開封用切目線であり、他の対向する2辺側がY字状切目からなる開封用切目線であり、コの字状に設けられており、前記開封用切目線より前記上紙片をコの字状に開封することにより見開き可能な状態とすることを特徴とする請求項2に記載の送付物。
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