JP2597238Y2 - 返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書 - Google Patents
返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書Info
- Publication number
- JP2597238Y2 JP2597238Y2 JP1993009358U JP935893U JP2597238Y2 JP 2597238 Y2 JP2597238 Y2 JP 2597238Y2 JP 1993009358 U JP1993009358 U JP 1993009358U JP 935893 U JP935893 U JP 935893U JP 2597238 Y2 JP2597238 Y2 JP 2597238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- paper surface
- reply
- address
- envelope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は返信用葉書を内封し、往
信用宛名を返信人宛名として利用することかできるよう
にした貼り合わせ封書に関するものである。
信用宛名を返信人宛名として利用することかできるよう
にした貼り合わせ封書に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種商品のダイレクトメールにお
ける購入者の注文または商品利用者のアンケートとして
返信用葉書を同封して利用するケースが増えているが、
コンピュータによる顧客管理を行うようになった現在で
は、返信用葉書には注文者または返信者の住所氏名だけ
でなく、会員番号、要すればバーコードの記載があるの
が望ましい。しかしながら、会員番号は面倒ではある
が、手書き可能であるけれども、バーコードの記載は困
難である。他方、多数の会員に対し各種商品のダイレク
トメールの発送を必要とする分野では封書形成を自動化
する目的で郵送先宛名の自動印字から一枚のメール用紙
を折り畳んで封書を形成する貼り合わせ封書が利用され
つつある。
ける購入者の注文または商品利用者のアンケートとして
返信用葉書を同封して利用するケースが増えているが、
コンピュータによる顧客管理を行うようになった現在で
は、返信用葉書には注文者または返信者の住所氏名だけ
でなく、会員番号、要すればバーコードの記載があるの
が望ましい。しかしながら、会員番号は面倒ではある
が、手書き可能であるけれども、バーコードの記載は困
難である。他方、多数の会員に対し各種商品のダイレク
トメールの発送を必要とする分野では封書形成を自動化
する目的で郵送先宛名の自動印字から一枚のメール用紙
を折り畳んで封書を形成する貼り合わせ封書が利用され
つつある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そのため、本考案者は
ダイレクトメールとして貼り合わせ封書を利用するにあ
たり、返信用葉書をそのダイレクトメールの一部に印刷
して各会員の宛名とともに顧客管理用の会員番号または
バーコードを印字し、返信用葉書による注文管理または
アンケートの自動集計を容易にしようとした。しかしこ
のようなメールにおいては送信先と返信人が共通である
にもかかわらず、送信宛名と返信人宛名を別々に印字す
る必要があって、ダイレクトメール自動化処理を複雑に
する原因となった。そこで、本考案はダイレクトメール
に返信用葉書を内封する型式において、送信宛名の印字
の際に同時に顧客管理用の会員番号またはバーコードを
印字し、この印字部を返信人の宛名記載として利用する
ことができる貼り合わせ封書を提供することを目的とす
る。
ダイレクトメールとして貼り合わせ封書を利用するにあ
たり、返信用葉書をそのダイレクトメールの一部に印刷
して各会員の宛名とともに顧客管理用の会員番号または
バーコードを印字し、返信用葉書による注文管理または
アンケートの自動集計を容易にしようとした。しかしこ
のようなメールにおいては送信先と返信人が共通である
にもかかわらず、送信宛名と返信人宛名を別々に印字す
る必要があって、ダイレクトメール自動化処理を複雑に
する原因となった。そこで、本考案はダイレクトメール
に返信用葉書を内封する型式において、送信宛名の印字
の際に同時に顧客管理用の会員番号またはバーコードを
印字し、この印字部を返信人の宛名記載として利用する
ことができる貼り合わせ封書を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、連続する少な
くとも２葉の定型封筒より小なる紙面を折り畳んで形成
する貼り合わせ封書１において、貼り合わさる一方の紙
面に開放窓２を形成する一方、他方の紙面の上記開放窓
２との重なり位置に往信用宛名３１とともに顧客管理用
の会員番号またはバーコード３２を印字してなることを
特徴とする返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書
にある。
くとも２葉の定型封筒より小なる紙面を折り畳んで形成
する貼り合わせ封書１において、貼り合わさる一方の紙
面に開放窓２を形成する一方、他方の紙面の上記開放窓
２との重なり位置に往信用宛名３１とともに顧客管理用
の会員番号またはバーコード３２を印字してなることを
特徴とする返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書
にある。
【０００５】
【考案の作用効果】本考案によれば、上記紙面１１、１
２または１３を折り畳んで貼り合わせると上記開放窓２
から上記往信用宛名３１とともに顧客管理用の会員番号
またはバーコード３２を表示可能である一方、開封する
と、該印字部を返信人データとして利用することができ
る返信用葉書３を切取って使用することができる。した
がって、共通である送信先と返信人の宛名を１回印字し
て共用することができ、ダイレクトメール自動化処理を
容易にする。また、返信人の会員番号またはバーコード
を書き漏れなく、回収することができ、コンピュータに
よる顧客管理を容易にすることができる。
２または１３を折り畳んで貼り合わせると上記開放窓２
から上記往信用宛名３１とともに顧客管理用の会員番号
またはバーコード３２を表示可能である一方、開封する
と、該印字部を返信人データとして利用することができ
る返信用葉書３を切取って使用することができる。した
がって、共通である送信先と返信人の宛名を１回印字し
て共用することができ、ダイレクトメール自動化処理を
容易にする。また、返信人の会員番号またはバーコード
を書き漏れなく、回収することができ、コンピュータに
よる顧客管理を容易にすることができる。
【０００６】
【実施例】図１は本考案に係る貼り合わせ封書の開放状
態を示す斜視図で、図２はその折り畳み状態を示す斜視
図である。図面に示すように、連続する４葉の縦長紙面
１１、１２、１３、１４が境界線を介して紙面１１を紙
面１２上に、更に紙面１１を紙面１３上に順番に右側か
ら折り畳み、最後に紙面１４を上記紙面１３上に折り畳
んだ紙面１２上に折り畳んで図２に示す封書１を形成す
るようになっている。上記紙面１１の片面には返信用葉
書として必要な送り先３５を、他面には、下方には返信
人宛名３１とともに顧客管理用の会員番号またはバーコ
ード３２を印字する一方、上方にはアンケートまたは注
文書３３を印刷してなり、これらを囲んで切取り線また
はミシン目３４が形成され、紙面１１から返信用葉書３
が切出し可能となっている。他方、該紙面１１を折り畳
んで紙面１３上に重ねた時上記返信人宛名３１とともに
顧客管理用の会員番号またはバーコード３２が表示され
る紙面１３の中央位置には開放窓２が形成され、図３に
示すように、該開放窓２を包囲するように一定巾で接着
剤帯４が形成され、その剥離方向後方側部４１を中央４
１ｃから両側４１ｓに向けて剥離方向に湾曲している。
なお、上記紙面１１〜１４の貼り合わせのために、その
全体紙面の周縁部には上記窓周囲の接着剤帯４と同様に
図示せぬ接着剤帯が形成され、さらに紙面１４の左隅に
は貼り合わせを避ける剥離剤を塗布された剥離用舌片１
４ａ（単に同形状の切り欠きであってもよい）が形成さ
れている。したがって、舌片１４ａをもって紙面１４を
左側に剥離し、次いで紙面１３から紙面１１を右側に剥
離し、さらに紙面１１と紙面１２とを剥離すれば、開封
が完了する（図１想像線）。ただ、紙面１１の紙面１３
からの剥離終了の際に開放窓２の右側辺に均等に剥離応
力がかかると、窓２の上下端が破損されやすいが、本考
案においては窓右側辺の中央から剥離して次第に上下端
が剥離するようにしているので、剥離の際の窓枠部の破
断が避けられることになる。開封が終わると、紙面１１
から切取り線またはミシン目３４に沿って返信用葉書３
を切出し、所定事項をアンケートまたは注文書３３に書
き込めば、既に返信人の宛名３１とともに顧客管理用の
会員番号またはバーコード３２が書き込み済であるた
め、そのまま送り返すと顧客管理の容易な返信が返って
くる。即ち、注文書３３と注文者のバーコード３２が同
一面に表示されているので、それをバーコード等の読み
取り機にかけて他の情報とともにコンピュータ管理のデ
ータとすることができる。なお、上記実施例では４葉の
紙面を折り畳んで封書を形成する場合を例示したが、少
なくとも２葉の紙面が連続し、これを折り畳む封書であ
れば、本考案の要旨を逸脱することなく、変形および修
正可能である。
態を示す斜視図で、図２はその折り畳み状態を示す斜視
図である。図面に示すように、連続する４葉の縦長紙面
１１、１２、１３、１４が境界線を介して紙面１１を紙
面１２上に、更に紙面１１を紙面１３上に順番に右側か
ら折り畳み、最後に紙面１４を上記紙面１３上に折り畳
んだ紙面１２上に折り畳んで図２に示す封書１を形成す
るようになっている。上記紙面１１の片面には返信用葉
書として必要な送り先３５を、他面には、下方には返信
人宛名３１とともに顧客管理用の会員番号またはバーコ
ード３２を印字する一方、上方にはアンケートまたは注
文書３３を印刷してなり、これらを囲んで切取り線また
はミシン目３４が形成され、紙面１１から返信用葉書３
が切出し可能となっている。他方、該紙面１１を折り畳
んで紙面１３上に重ねた時上記返信人宛名３１とともに
顧客管理用の会員番号またはバーコード３２が表示され
る紙面１３の中央位置には開放窓２が形成され、図３に
示すように、該開放窓２を包囲するように一定巾で接着
剤帯４が形成され、その剥離方向後方側部４１を中央４
１ｃから両側４１ｓに向けて剥離方向に湾曲している。
なお、上記紙面１１〜１４の貼り合わせのために、その
全体紙面の周縁部には上記窓周囲の接着剤帯４と同様に
図示せぬ接着剤帯が形成され、さらに紙面１４の左隅に
は貼り合わせを避ける剥離剤を塗布された剥離用舌片１
４ａ（単に同形状の切り欠きであってもよい）が形成さ
れている。したがって、舌片１４ａをもって紙面１４を
左側に剥離し、次いで紙面１３から紙面１１を右側に剥
離し、さらに紙面１１と紙面１２とを剥離すれば、開封
が完了する（図１想像線）。ただ、紙面１１の紙面１３
からの剥離終了の際に開放窓２の右側辺に均等に剥離応
力がかかると、窓２の上下端が破損されやすいが、本考
案においては窓右側辺の中央から剥離して次第に上下端
が剥離するようにしているので、剥離の際の窓枠部の破
断が避けられることになる。開封が終わると、紙面１１
から切取り線またはミシン目３４に沿って返信用葉書３
を切出し、所定事項をアンケートまたは注文書３３に書
き込めば、既に返信人の宛名３１とともに顧客管理用の
会員番号またはバーコード３２が書き込み済であるた
め、そのまま送り返すと顧客管理の容易な返信が返って
くる。即ち、注文書３３と注文者のバーコード３２が同
一面に表示されているので、それをバーコード等の読み
取り機にかけて他の情報とともにコンピュータ管理のデ
ータとすることができる。なお、上記実施例では４葉の
紙面を折り畳んで封書を形成する場合を例示したが、少
なくとも２葉の紙面が連続し、これを折り畳む封書であ
れば、本考案の要旨を逸脱することなく、変形および修
正可能である。
【図１】 本考案に係る貼り合わせ封書の開放状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】 図１の封書の折り畳み状態を表側から示す斜
視図である。
視図である。
【図３】 本考案に係る貼り合わせ封書の開放窓周囲の
好ましい接着状態を示す斜視図である。
好ましい接着状態を示す斜視図である。
１ 封書 １１、１２、１３、１４ 紙面 ２ 開放窓 ３ 返信用葉書 ３１ 返信人宛名 ３２ 返信人バーコード ４ 接着剤帯
Claims (2)
- 【請求項１】 連続する少なくとも２葉の定型封筒より
小なる紙面を折り畳んで形成する貼り合わせ封書１にお
いて、貼り合わさる一方の紙面に開放窓２を形成する一
方、他方の紙面の上記開放窓２との重なり位置に往信用
宛名３１とともに顧客管理用の会員番号またはバーコー
ド３２を印字してなることを特徴とする返信用葉書を内
封する窓開き貼り合わせ封書。 - 【請求項２】 上記開放窓２を包囲するように一定巾で
形成される接着剤帯４の少なくとも剥離方向後方側部４
１を中央から両側に剥離方向に湾曲するように形成して
なる請求項１記載の封書。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009358U JP2597238Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009358U JP2597238Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663357U JPH0663357U (ja) | 1994-09-06 |
| JP2597238Y2 true JP2597238Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=11718255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993009358U Expired - Lifetime JP2597238Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 返信用葉書を内封する窓開き貼り合わせ封書 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597238Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP1993009358U patent/JP2597238Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0663357U (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |