JP2014097066A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】刈取装置(4)を走行装置(2)の走行速度に同調して駆動する構成とし、脱穀装置(3)の横側部には、刈取装置(4)側の搬送装置(H)で搬送された穀稈を脱穀装置(3)に供給する穀稈供給搬送装置(17)を備え、穀稈供給搬送装置(17)は、供給搬送チェン(19)と挾扼杆(18)とにより穀稈を挾持搬送する構成とし、穀稈供給搬送装置(17)の搬送始端部の内側には、平面視において供給搬送チェン(19)と略平行で搬送装置(H)の搬送速度に同調した速度で駆動されて搬送装置(H)から穀稈を引き継ぐ引継チェン(30)を設け、挾扼杆(18)の挾持始端部よりも前側の供給搬送チェン(19)の外側の部位に穀稈の株元を支持するガイド部材(32)を設ける。
【選択図】図5
Description
即ち、請求項1に記載の発明は、走行装置(2)の上方に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前方に刈取装置(4)を設けたコンバインにおいて、前記刈取装置(4)には刈取った穀稈を脱穀装置(3)側へ向けて搬送する搬送装置(H)を備え、前記刈取装置(4)は走行装置(2)の走行速度に同調して駆動する構成とし、前記脱穀装置(3)の横側部には、前記搬送装置(H)により搬送された穀稈を受け継いで脱穀装置(3)に供給する穀稈供給搬送装置(17)を備え、該穀稈供給搬送装置(17)は、供給搬送チェン(19)と該供給搬送チェン(19)に向けて付勢した挾扼杆(18)とにより穀稈を挾持搬送する構成とし、該穀稈供給搬送装置(17)の搬送始端部の内側には、平面視において前記供給搬送チェン(19)と略平行で前記搬送装置(H)の搬送速度に同調した速度で駆動されて該搬送装置(H)から穀稈を引き継ぐ引継チェン(30)を設け、該引継チェン(30)の搬送始端部を前記供給搬送チェン(19)の搬送始端部よりも前側に配置し、前記挾扼杆(18)の挾持始端部よりも前側の前記供給搬送チェン(19)の外側の部位に穀稈の株元を支持するガイド部材(32)を設けたことを特徴とするコンバインとした。
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加え、穀稈の長さや扱深さ等の条件によって、ガイド部材(32)の上縁と供給搬送チェン(19)の移動軌跡との位置関係を変更し、穂先遅れ等の搬送姿勢の乱れの発生が少なくなる。
前記搬送装置Hおよび刈刃11は、前記走行装置2の走行速度に同調した回転により駆動するようにし、穀稈供給搬送装置17は走行速度に関わらず一定速度で穀稈を搬送する構成とする。
前記供給搬送チェン19は前後方向のチェン案内レール20の前後に設けた前側輪体(前側受動輪)21および後側輪体(駆動輪、図示省略)に掛け回す。前記チェン案内レール20はレール支持フレーム23に取付ける。レール支持フレーム23は、図示は省略するが、その前側部分を斜め縦方向の取付軸中心に機体固定部に対して回動自在に取付け、チェン案内レール20をレール支持フレーム23と共に回動させて、供給搬送チェン19を側方オープン回動するように構成すると、メンテナンスが容易になり好適である。
引継搬送装置25の引継チェン30は穀稈供給搬送装置17の供給搬送チェン19の内側に略平行状態に並設し、引継チェン30の終端は供給搬送チェン19の始端より後側に位置させる。穀稈供給搬送装置17の供給搬送チェン19の外側にはガイド部材32を設ける。ガイド部材32は縦板状に形成し、チェン案内レール20に着脱自在に取付ける。ガイド部材32の上縁の一部は、穀稈供給搬送装置17の供給搬送チェン19の移動軌跡より上方に位置させ、移動する供給搬送チェン19の一部を隠すようにしている(図5)。
そのため、穀稈供給搬送装置17の前側輪体21の部分でガイド部材32の下側傾斜部35により下から搬送穀稈を掬い上げるときの穀稈が引っ掛かるのを防止し、円弧部36により露出する供給搬送チェン19が下から搬送穀稈を掬い上げつつガイド部材32の上縁に穀稈を載せられるので、搬送姿勢を安定させる。
そのため、穀稈の長さや扱深さ等の条件によって、ガイド部材32の上縁と供給搬送チェン19の移動軌跡との位置関係を変更調節し、最適な状態で作業を行って、穂先遅れ等の搬送姿勢の乱れ発生を防止する。
そのため、刈取装置4の搬送装置Hの終端からの搬送穀稈を引継搬送装置25が穀稈供給搬送装置17より先行して確実に受け取れ、搬送姿勢を安定させられる。
そのため、搬送装置Hから引継搬送装置25が受け取った搬送穀稈を、穀稈供給搬送装置17の前側輪体21の部分からの始端側で確実に掬い上げられ、搬送姿勢を安定させる。
しかして、刈取部4の前記分草装置8の側方から脱穀装置3の後部側方にかけて未刈り穀稈を分草するナローガイド(未刈り穀稈分草装置)55を設ける(図8)。ナローガイドナローガイド55は、棒状部材により形成し、前側ナローガイド56と後側ナローガイド57とに分割して形成する(図8)。
ナローガイド55の位置を切替える構成は任意であるが、一例を示すと、前側ナローガイド56の前端部は前記分草装置8を取付けた分草フレーム60に軸60Aにより回動自在に取付け、前側ナローガイド56の後端と後側ナローガイド57の前端とを取付部材61により屈曲自在に取付ける(図11)。
このナローガイド55は、収納時に、後側ナローガイド57が操縦部6のラジエータカバー62の下方、かつ、ステップ63の下方に位置して、平面視機体全幅内に収まるようにし、張出時にはラジエータカバー62の外面より外側方に突出する構成とする(図8)。
前記分草フレーム60を取付ける部分の前側ナローガイド56と後側ナローガイド57は、夫々端部を同等の角度で屈曲させ、前側ナローガイド56と後側ナローガイド57の本体部分の軸心方向が直線状となるように合わせて、分草フレーム60によりリンクさせる。
前記操縦部6のステップ63の下方には、補助ステップ65を設ける(図15)。補助ステップ65は受板66に固定し、受板66を軸66Aにより回動自在に取付ける。この受板66の内側且つ下方に収納時のナローガイド55を位置させ、張出時には補助ステップ65を出した状態で補助ステップ65の下方にナローガイド55を位置する構成とする。
また、補助ステップ65の受板66は、機体固定部に設けた下カバー67に当接して使用状態を保持させ、前記ナローガイド55を、補助ステップ65の下カバー67の右角部や、補助ステップ65の受板66を結ぶラインより外側にナローガイド55を位置させる。
前記ナローガイド55は、後側ナローガイド57の後端を機体フレーム1に取付ける取付ステー68から前記ラジエータカバー62の下方を結ぶラインよりも外側に張り出す構成とする。
前記走行装置2の左右のクローラー70は、機体フレーム1の左右両側部分より内側下方に位置させ、前記ナローガイド55は機体フレーム1の左右両側部分より外側に張り出す構成とする。
この場合、前記クローラー70は、転輪71を基準に、転輪71の外側のクローラー70の左右幅を転輪71の内側のクローラー70の左右幅よりも狭くし、転輪71に対してクローラー70を内側に寄せたように構成とする。
そのため、転輪71の外側のクローラー70の左右幅を狭くでき、この部分のクローラー70に載る泥土の塊が図18の右側に比し左側のように大きくならず、従来に比し堆積するのを抑制する。
そのため、クローラー70が跳ね上げた泥土がグレンタンク5の外側面に当たることおよび付着を防止し、グレンタンク5の外側面が汚れるのを解消または軽減させる。
そのため、クローラー70が跳ね上げた泥土がベルトカバー73の外側面に当たることおよび付着を防止し、ベルトカバー73の外側面が汚れるのを解消または軽減させる。
レバーアーム76には操作を伝達する操作伝達ロッド79の上部を軸(ピン)80により取付ける。操作伝達ロッド79の下部は走行装置2に変速回転を伝達する無段変速装置81のトラニオンアーム82に軸着する。
(実施例の作用)
次に作用を述べる。
また、供給搬送チェン19の始端部と挾扼杆18の挾持部との間の供給搬送チェン19の一部または全部を隠して搬送作用の一部を減衰させるので、引継搬送装置25と、供給搬送チェン19の搬送作用および支持力とがバランスよく作用して、姿勢を良好にして搬送する。
引継チェン30の終端は供給搬送チェン19の始端より後側に位置させているので、引継搬送装置25が受け取った搬送穀稈は穀稈供給搬送装置17の供給搬送チェン19に確実に受け渡される。
3 脱穀装置
4 刈取装置
17 穀稈供給搬送装置
18 挟扼杆
19 供給搬送チェン
20 チェン案内レール
30 引継チェン
32 ガイド部材
35 下側傾斜部
36 円弧部
37 上側傾斜部
38 前側直線部
H 搬送装置
Claims (4)
- 走行装置(2)の上方に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前方に刈取装置(4)を設けたコンバインにおいて、前記刈取装置(4)には刈取った穀稈を脱穀装置(3)側へ向けて搬送する搬送装置(H)を備え、前記刈取装置(4)は走行装置(2)の走行速度に同調して駆動する構成とし、前記脱穀装置(3)の横側部には、前記搬送装置(H)により搬送された穀稈を受け継いで脱穀装置(3)に供給する穀稈供給搬送装置(17)を備え、該穀稈供給搬送装置(17)は、供給搬送チェン(19)と該供給搬送チェン(19)に向けて付勢した挾扼杆(18)とにより穀稈を挾持搬送する構成とし、該穀稈供給搬送装置(17)の搬送始端部の内側には、平面視において前記供給搬送チェン(19)と略平行で前記搬送装置(H)の搬送速度に同調した速度で駆動されて該搬送装置(H)から穀稈を引き継ぐ引継チェン(30)を設け、該引継チェン(30)の搬送始端部を前記供給搬送チェン(19)の搬送始端部よりも前側に配置し、前記挾扼杆(18)の挾持始端部よりも前側の前記供給搬送チェン(19)の外側の部位に穀稈の株元を支持するガイド部材(32)を設けたことを特徴とするコンバイン。
- 前記ガイド部材(32)を、供給搬送チェン(19)を支持するチェン案内レール(20)に着脱可能に取り付けた請求項1に記載のコンバイン。
- 前記ガイド部材(32)を、供給搬送チェン(19)を支持するチェン案内レール(20)に位置調整自在に取り付けた請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
- 前記ガイド部材(32)の前部に、前方に至るに従い高くなる下側傾斜部(35)を形成し、該下側傾斜部(35)の上端部に続く円弧部(36)を形成し、該円弧部(36)の後端部から後上がり傾斜する上側傾斜部(37)を形成し、該上側傾斜部(37)の後端部に続いて上側傾斜部(37)よりも緩傾斜する前側直線部(38)を形成した請求項1または請求項2または請求項3に記載のコンバイン。
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