JP2014097028A - 移植機 - Google Patents

移植機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014097028A
JP2014097028A JP2012251002A JP2012251002A JP2014097028A JP 2014097028 A JP2014097028 A JP 2014097028A JP 2012251002 A JP2012251002 A JP 2012251002A JP 2012251002 A JP2012251002 A JP 2012251002A JP 2014097028 A JP2014097028 A JP 2014097028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
supply position
seedling
planting tool
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012251002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5652459B2 (ja
Inventor
Masami Muranami
村並  昌実
Nobuhiro Yamane
暢宏 山根
Kota Azuma
幸太 東
Akio Tazaki
昭雄 田▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2012251002A priority Critical patent/JP5652459B2/ja
Priority to CN201310566426.9A priority patent/CN103797943B/zh
Priority to CN201310566168.4A priority patent/CN103797942B/zh
Priority to CN201310566498.3A priority patent/CN103797944B/zh
Publication of JP2014097028A publication Critical patent/JP2014097028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5652459B2 publication Critical patent/JP5652459B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

【課題】直線状部分に全ての苗落下供給位置を配置して、所望の植付条間で苗を植え付けることが出来る移植機を提供する。
【解決手段】移動機構23により、収容体22が、対応する植付具20a〜20dの上方位置となる上死点落下供給位置31b、31c、上動落下供給位置31a又は下動落下供給位置31dに移動すると、収容体が収容する移植対象物を、上下動機構21により上に移動された植付具へ落下供給させる。上死点落下供給位置、上動落下供給位置及び下動落下供給位置は、周回移動経路の直線状部分に配置されており、上死点落下供給位置では、植付具が上死点に到達したときに、移植対象物が前記植付具へ落下供給され、上動落下供給位置では、植付具が上死点へ向けて上動するタイミングで、移植対象物が植付具へ落下供給され、下動落下供給位置では、植付具が上死点を過ぎて下動するタイミングで移植対象物が植付具へ落下供給される。
【選択図】図3

Description

本発明は、玉葱やレタス等の野菜苗や種芋等を圃場に移植する移植機に関する。
従来、複数の苗収容体が周回移動する苗供給装置から供給される苗を植付ける苗移植機であって、苗供給装置を比較的小型で軽量なものとした、3条以上の苗を植付ける苗移植機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の苗移植機は、上下動機構により所定の作動軌跡で上下動して圃場に苗を植え付ける苗植付具が左右方向に複数個(4個)配列して設けられており、これらの複数個の苗植付具へ苗を供給する苗供給装置を備えている。
この苗供給装置は、苗を収容する複数の苗収容体と、所定の配列ピッチでループ状に配置されたこれらの複数の苗収容体を、順次各苗植付具の上方を通過する構成で周回移動させる移動機構と、移動機構により苗収容体が苗植付具の上方位置となる落下供給位置に移動したときに、苗収容体が収容する苗を、上下動機構によって上へ移動してきた苗植付具へ落下供給させる苗落下供給機構と、を備えている。
この苗落下供給機構は、各苗植付具に対応する各落下供給位置で苗を落下供給させる。各落下供給位置に対応して落下供給する苗を収容する苗収容体が各別に設けられており、各落下供給位置に対応する前記各別の苗収容体を1個ずつ含む、周回移動経路で隣接させた複数個(4個)の苗収容体からなる苗収容ユニットが構成されている。移動機構により苗収容ユニットを同一の周回移動経路で複数組周回移動させる構成とし、苗収容体の周回移動経路を平面視で左右方向に延びる直線状部分とその直線状部分から前側又は後側に円弧状に曲がる円弧状部分とを備えた長円形の構成としている。
特開2008−086207号公報
しかしながら、上記した従来の苗移植機では、直線状部分に各条に対応する全て(4つ)の苗落下供給位置を配置して、等間隔の植付条間で苗を植え付けることは出来なかった。
すなわち、上記した従来の苗移植機では、苗植付具が上死点位置に到達し、苗収容体が苗植付具の直上の苗落下供給位置に到達したときに、苗収容体から苗植付具へ苗を落下供給する構成で、苗収容体を各条毎に対応させているので、苗収容体の周回径路上での各条の落下供給位置同士の間隔は等間隔とはならない。
図11に、従来の苗移植機の苗供給装置を上から見た模式図を示す。
24個の苗収容体222が、周回経路を移動している。2条目及び3条目の苗植付具に対応して、直線状部分に、第2落下供給位置231b及び第3落下供給位置231cが配置されており、1条目及び4条目の苗植付具に対応して、直線状部分に繋がる円弧状部分に、第1落下供給位置231a及び第4落下供給位置231dが配置されている。
図11において苗収容体222に記載の数字1〜4は、各条の苗植付具に対応した数字であり、番号1〜番号4の苗収容体222は、それぞれ第1落下供給位置231a〜第4落下供給位置231dで裏蓋が開き、直下の苗植付具に苗が落下供給される構成となっている。
1条目及び2条目の苗植付具は同期して上下動し、3条目及び4条目の苗植付具は、1条目及び2条目の苗植付具とは180度異なる位相で上下動する構成となっている。
図11は、1条目及び2条目の苗植付具が上死点の位置に到達し、番号1及び番号2の苗収容体222から苗が落下供給されるときの状態を示している。図11に示す状態の後、苗収容体222が周回経路上を2個分移動したときに、3条目及び4条目の苗植付具が上死点の位置に到達し、番号3及び番号4の苗収容体222から、3条目及び4条目の苗植付具へ苗が落下供給される。
1条目と2条目間の第1植付条間232a、2条目と3条目間の第2植付条間232b、及び3条目と4条目間の第3植付条間232cを等間隔とするべく、従来の苗移植機では、図11に示す通り、直線状部分に、内側2条の第2落下供給位置231b及び第3落下供給位置231cを設定し、直線状部分に繋がる円弧状部分に、外側2条の第1落下供給位置231a及び第4落下供給位置231dを設定することにより対応していた。
本発明は、上記した従来の苗移植機の課題を考慮して、3条以上の移植対象物を植付ける移植機であって、直線状部分に全ての苗落下供給位置を配置して、所望の植付条間で苗を植え付けることが出来る移植機を提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
第1の本発明は、
左右方向に3個以上配列された圃場に移植対象物を植え付ける植付具(20a、20b、20c、20d)と、前記植付具(20a、20b、20c、20d)を所定の作動軌跡で上下動する上下動機構(21)と、前記移植対象物を収容する複数の収容体(22)と、所定の配列ピッチでループ状に配置された前記複数の収容体(22)を、順次前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の上方を通過させて周回移動させる移動機構(23)とを備え、前記複数の各収容体(22)が、前記複数の植付具(20a、20b、20c、20d)の何れかに割当てられている、3条以上の移植対象物を植え付ける移植機において、
前記移動機構(23)により、前記収容体(22)が、対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の上方位置となる上死点落下供給位置(31b、31c)、上動落下供給位置(31a)又は下動落下供給位置(31d)に移動すると、前記収容体(22)が収容する前記移植対象物を、前記上下動機構(21)により上に移動された前記植付具(20a、20b、20c、20d)へ落下供給させる移植物落下機構(27、51、52、53、54b、54c、54d)を備え、
前記ループ状に配置された前記複数の収容体(22)は、複数の区画(25)に区切られ、前記各区画(25)に属する前記収容体(22)の数は、前記植付具(20a、20b、20c、20d)の数と同じであり、前記区画(25)に属する前記収容体(22)は、それぞれ互いに異なる前記植付具(20a、20b、20c、20d)に割当てられており、同一の前記植付具(20a、20b、20c、20d)に割当てられている前記各区画(25)におけるそれぞれの前記収容体(22)の、前記各区画(25)内の順番は同一であり、
前記複数の収容体(22)の前記ループ状の周回移動経路は、平面視で左右方向に延びる2つの直線状部分(28)と、前記2つの直線状部分(28)を繋ぐ左右の2つの円弧状部分(29)とを有し、
隣接する各条に対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の左右の間隔は、等間隔であり、
前記上死点落下供給位置(31b、31c)、前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、前記周回移動経路の前記直線状部分(28)に配置されており、
前記上死点落下供給位置(31b、31c)では、前記植付具(20b、20c)が上死点又は上死点近傍に到達したときに、前記移植対象物が前記植付具(20b、20c)へ落下供給され、
前記上動落下供給位置(31a)では、前記植付具(20a)が上死点へ向けて上動するタイミングで、前記移植対象物が前記植付具(20a)へ落下供給され、
前記下動落下供給位置(31d)では、前記植付具(20d)が上死点を過ぎて下動するタイミングで、前記移植対象物が前記植付具(20d)へ落下供給されることを特徴とする移植機である。
又、第2の本発明は、
前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、対応する前記植付具(20a、20d)が、より上死点に近い位置に移動した位置で落下供給される如く、対応する前記植付具(20a、20d)の直上位置から左右方向にずれており、
前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)に対応する前記植付具(20a、20d)の上部には、落下供給される前記移植対象物を前記植付具(20a、20d)の内部へ案内する移植対象物供給ガイド(32a、32d)が設けられていることを特徴とする、第1の本発明の移植機である。
又、第3の本発明は、
隣接する各条に対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の左右の間隔が等間隔であることに代えて、
前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の少なくとも何れか一方に対応する前記植付具(20a、20d)は、左右方向に移動可能であり、植付条間隔を変更出来ることを特徴とする、第1の本発明の移植機である。
又、第4の本発明は、
前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の少なくとも何れか一方に対応する前記植付具(20a、20d)は、左右方向の傾斜角度を変更可能であり、植付条間隔を変更出来ることを特徴とする、第1の本発明の移植機である。
又、第5の本発明は、
前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、前記上死点落下供給位置(31b、31c)、前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の左右方向の配列における左右の両端の位置に配置されていることを特徴とする、第1から第4の何れかの本発明の移植機である。
又、第6の本発明は、
前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の後方に設けられた覆土体(37a、37b、37c、37d)と、
全ての前記覆土体(37a、37b、37c、37d)を共通に取り付ける覆土体取付具(55)とを備え、
前記上死点落下供給位置(31b、31c)に対応する前記植付具(20b、20c)も、左右方向に移動可能であり、植付条間隔を変更出来、
前記各覆土体(37a、37b、37c、37d)は、前記覆土体取付具(55)に設けられた左右方向に長い覆土体取付長孔(59)を介して取り付けられ、左右の両端側に配置される前記覆土体(37a、37d)を取り付ける前記覆土体取付長孔(59)は、他の前記覆土体取付長孔(59)よりも左右方向に長く、前記左右の両端側に配置される覆土体(37a、37d)は、他の前記覆土体(37b、37c)よりも左右方向に大きく移動可能であることを特徴とする、第3の本発明の移植機である。
又、第7の本発明は、
前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の後方に設けられた覆土体(37a、37b、37c、37d)と、
全ての前記覆土体(37a、37b、37c、37d)を共通に取り付ける覆土体取付具(55)とを備え、
前記上死点落下供給位置(31b、31c)に対応する前記植付具(20b、20c)も、左右方向の傾斜角度を変更可能であり、植付条間隔を変更出来、
前記各覆土体(37a、37b、37c、37d)は、前記覆土体取付具(55)に設けられた左右方向に長い覆土体取付長孔(59)を介して取り付けられ、左右の両端側に配置される前記覆土体(37a、37d)を取り付ける前記覆土体取付長孔(59)は、他の前記覆土体取付長孔(59)よりも左右方向に長く、前記左右の両端側に配置される覆土体(37a、37d)は、他の前記覆土体(37b、37c)よりも左右方向に大きく移動可能であることを特徴とする、第4の本発明の移植機である。
第1の本発明によって、3条以上を等間隔に設定しながら、直線状部分(28)を長く出来るので、3条以上で共通の周回移動経路で、且つ該周回移動経路に多数の収容体(22)を配置することが出来、補給作業性が向上する。
又、直線状部分(28)が長く出来るので、苗供給装置(43)の前後幅を小さく出来、機体のコンパクト化が図れる。
第2の本発明によって、上動落下供給位置(31a)及び下動落下供給位置(31d)での落下タイミングを極力上死点に近づけることが出来、落下供給を確実に行える。あるいは、移植対象物供給ガイド(32a、32d)による移植対象物の左右移動量を抑えることが出来、落下供給を円滑に行える。
第3の本発明によって、簡単な構成で植付条間を変更出来る。
第4の本発明によって、上死点落下供給位置(31b、31c)から対応する植付具(20b、20c)内への移植対象物の供給を確実に維持出来る。
又、上動落下供給位置(31a)又は下動落下供給位置(31d)の落下位置では、植付具(20a、20d)の左右傾斜角度を斜めの落下供給の方向に近づけることが出来、落下供給を円滑に出来る。
第5の本発明によって、落下供給の不安要素のある落下位置において、落下供給状態の確認が容易になる。更に、第3の本発明を含む構成では、植付条間の変更が容易になる。
第6の本発明によって、簡単な構成で、植付条間の変更に対応して覆土体(37a、37b、37c、37d)の位置を変更することが出来る。又、各植付条間の等間隔を維持して植付条間を変更することに対応出来る。
第7の本発明によって、簡単な構成で、植付条間の変更に対応して覆土体(37a、37b、37c、37d)の位置を変更することが出来る。又、各植付条間の等間隔を維持して植付条間を変更することに対応出来る。
本発明の実施の形態の玉葱苗移植機の左側面図 本発明の実施の形態の玉葱苗移植機の平面図 本発明の実施の形態において、第2植付具に苗を供給するときの苗供給装置を上から見た模式図 (a)本発明の実施の形態の、番号1で区別される苗収容体に対応する底蓋の平面図及び側面図、(b)本発明の実施の形態の、番号2で区別される苗収容体に対応する底蓋の平面図及び側面図、(c)本発明の実施の形態の、番号3で区別される苗収容体に対応する底蓋の平面図及び側面図、(d)本発明の実施の形態の、番号4で区別される苗収容体に対応する底蓋の平面図及び側面図 本発明の実施の形態の苗供給装置を周回移動する苗収容体を支持する支持構造を上から見た図 本発明の実施の形態の、各落下供給位置と対応する植付具との位置関係を示す図 本発明の実施の形態において、第3植付具に苗を供給するときの苗供給装置を上から見た模式図 (a)本発明の実施の形態において、植付条間を等間隔としたときの各植付具の配置を示す図、(b)本発明の実施の形態において、植付条間を異ならせたときの各植付具の配置を示す図 本発明の実施の形態における各覆土鎮圧輪の取り付け構造を示す図 本発明の実施の形態の、3条植えの苗移植機における苗供給装置を上から見た模式図 従来の苗移植機の苗供給装置を上から見た模式図
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の移植機の一例として玉葱苗を移植する玉葱苗移植機10を示す側面図であり、図2は、玉葱苗移植機10の平面図である。
尚、以下の説明では、操縦ハンドル47を配置した側を後とし、その反対側、すなわちエンジン41を配置した側を前とする。そして、機体前側に向かって右手側を右とし、左手側を左とする。
本実施の形態の玉葱苗移植機10は、機体を前進走行可能とする走行車体40と、走行車体40の後部に設けた歩行操縦用の操縦ハンドル47と、圃場に苗を植付ける植付装置42と、植付装置42に苗を供給する苗供給装置43を備えている。
走行車体40は、エンジン41と、エンジン41の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の駆動車輪である後輪44と、後輪44の前方に転動自在に支持した左右一対の前輪45とを備えている。
エンジン41の後側には、ミッションケース39が配置されている。ミッションケース39は、その左側部からエンジン41の左側方に延びるケース部分を有しており、このケース部分がエンジン41の左側部と連結している。このケース部分にエンジン41の出力軸が入り込んでミッションケース39内の伝動機構に動力が伝達する構成となっている。
ミッションケース39の左右両側部には、前後に長い走行用伝動ケース38の前部が回動自在に取り付けられている。具体的には、走行用伝動ケース38の前部の機体内側部に、走行用伝動ケース38と一体回転可能に回転するアクスルケース11を設け、このアクスルケース11をミッションケース39の左右両側部に回動自在に取付けて、走行用伝動ケース38をミッションケース39の左右両側部に対応して回動自在に取付けている。そして、この走行用伝動ケース38の後部側方に突出させた後輪車軸12に後輪44を装着している。
走行用伝動ケース38の前部の回動軸心位置には、ミッションケース39から左右両外側方に延出させた車輪駆動軸の先端が入り込んで、ミッションケース39内の走行部系変速伝動部を経た走行用の動力が走行用伝動ケース38内の伝動機構に伝達している。そして、走行用の動力は走行用伝動ケース38内の伝動機構を介して、走行用伝動ケース38の後端車軸12に伝動し、後輪44が駆動回転する構成としている。
尚、ミッションケース39内に設けた左右それぞれのサイドクラッチ(図示せず)により、左右の各後輪44の駆動を断つことが出来る構成になっている。従って、機体を旋回させるときには、サイドクラッチにより旋回内側となる左右一方の後輪44を非駆動状態にしてスムーズに旋回出来る構成としている。
又、走行用伝動ケース38には、走行用伝動ケース38の前部側を回動支点として後輪44を上下させる、上下回動する駆動手段が連結している。具体的には、走行用伝動ケース38のミッションケース39への取付部には、上方に延びるアーム13が一体的に取り付けられており、アーム13がミッションケース39に固定された昇降用油圧シリンダーのピストンロッド先端に取り付けた連結体の左右両側部と連結している。左右一方側(右側)は、連結ロッドで連結し、他方側(左側)は、機体の傾斜に対応して伸縮作動可能な左右水平制御用油圧シリンダーで連結している。
昇降用油圧シリンダーが作動してそのピストンロッドが機体後方に突出すると、左右のアーム13は後方に回動し、これに伴い走行用伝動ケース38が下方に回動して、機体が上昇する。反対に、昇降用油圧シリンダーのピストンロッドが機体前方に移動してシリンダー内に引っ込むと、左右のアーム13は前方に回動し、これに伴い走行用伝動ケース38が上方に回動して、機体が下降する。
この昇降用油圧シリンダーは、畝面に接地して機体と畝面との上下間隔の変動に伴って動作するセンサー14によって作動する。センサー14の動作は機体に対する畝上面高さを検出する動作となり、そのセンサー14の検出動作に基づいて機体を畝上面高さに対応して設定高さに為るべく昇降用油圧シリンダーが作動する構成としている。
又、左右水平制御用油圧シリンダーが伸縮作動すると、その左右水平制御用油圧シリンダーと連結する左側のアーム13が回動して、左側の後輪44のみを上下動させ、機体を左右に傾斜させる。この左右水平制御用油圧シリンダーは、左右水平に対する機体の左右傾斜を検出するセンサーの検出結果に基づいて作動して、機体を左右水平にする構成としている。
エンジン41下方の左右中央位置で前後方向の軸心回りに回動自在に取り付けた横フレーム16の左右両側部に、上下に長い縦フレーム17が取付けられており、左右前輪45は、縦フレーム17の下端部側方に固着した前輪車軸18に回転自在に取り付けられている。従って、左右前輪45は、機体の左右中央の前後方向の軸心回りにローリング動自在となっている。又、横フレーム16の左右両側部を基準として、縦フレーム17が上下調節可能に設けられており、前輪45の高さ調節をすることが出来る構成としている。
操縦ハンドル47は、機体後部に設けられており、後輪44の後輪車軸12より機体後側に位置している。具体的には、ミッションケース39に前端部を固定した機体フレーム19の後端部に取り付けられている。
機体フレーム19は、機体の左右中央で後方に延び、又、前後中間部から斜め後上方に延びている。
操縦ハンドル47は、機体フレーム19の後端部から左右に後方に延びてその各後端部を操縦ハンドル47のグリップ部としている。
尚、図2では、グリップ部を左右に分かれた構成としているが、操縦ハンドル47の左右の後端部を互いに左右に連結してその連結部分をグリップ部としても良い。
植付装置42は、先端が下方に向かう嘴状の複数の植付具と、植付具の下端部が圃場面より上方となる位置と圃場面より下方となる位置とに植付具を上下動させる上下動機構21と、嘴状の植付具の下端部が閉じて上方から苗を受け入れて内側に苗を収容可能とする閉状態と植付具の下端部が左右に開いて内側に収容した苗を下方に放出可能とする開状態とに植付具を開閉する開閉機構とを備える。
本実施の形態の植付装置42は、植付具を左右に複数体並べて配備した複数条植の構成としている。本実施の形態では、植付具を左右方向に等間隔で四体並べて配備した4条植えの構成としており、これらの植付具を、機体左側から順に第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dとする。
4体の第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dは、ミッションケース39から伝動される伝動ケースの左右両側部に設けられた上下動機構21に2体ずつ装着されている。尚、伝動ケースは、機体フレーム19に下部を固定した取付部材の上部に固着されている。
上下動機構21は、伝動ケースを基準として前部が上下回動自在に装着され、後部の左右両側に植付具が連結した昇降リンクを備えている。そして、別途設けた駆動機構により伝動ケース内からの動力で昇降リンクを上下動させ、昇降リンクの左右に連結した、第1植付具20a及び第2植付具20b、又は、第3植付具20c及び第4植付具20dが上下動する構成となっている。
この上下動の上昇位置では各植付具20a〜20dの下端部が圃場面より上方に位置し、下降位置では各植付具20a〜20dの下端部が圃場面より下方に位置する。
各植付具20a〜20dの開閉機構は、伝動ケース内からの動力で作動し、上下動機構21の作動に連動して、各植付具20a〜20dが下降して下端位置に達するとその植付具20a〜20dの下部側を左右に開いて下方に開放状態とし、各植付具20a〜20dが上昇して上端位置に達するとその植付具20a〜20dの下部側を閉じて閉塞状態とする構成である。
4体の植付具20a〜20dの前後方向の位置は、同じである。
従って、左側の上下動機構21によって上下動される第1植付具20a及び第2植付具20bによって圃場の左右方向に並んだ位置に同時に苗が植え付けられ、右側の上下動機構21によって上下動される第3植付具20c及び第4植付具20dによって圃場の左右方向に並んだ位置に同時に苗が植え付けられる。
左右の上下動機構21は、180度位相を異ならせて作動する構成となっているので、第1植付具20a及び第2植付具20bによって植え付けられる左側2条の苗と、第3植付具20c及び第4植付具20dによって植え付けられる右側2条の苗が、前後方向に互い違いに植え付けられていき、その結果、左右の2条分ずつ、苗が千鳥状に植え付けられていく。
苗供給装置43は、苗を上方から受け入れて内側に苗を収容する複数の苗収容体22と、苗収容体22を、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dの上方を通過させて周回移動させる移動機構23と、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dの上方位置で苗収容体22の底部を開放して内側に収容した苗を落下させて、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dの何れかに苗を供給させる苗落下機構24とを備える。
各苗収容体22は、上下に開口する筒状体と、その筒状体の下側の開口部を開閉する底蓋27とを有し、互いにループ状に連結している。
移動機構23は、連結した各苗収容体22が各植付具20a〜20dの上方近傍を通過する状態で、機体平面視で左右に長い長円形状のループ状の軌跡で、連結した苗収容体22を左回りに周回動させる。
苗落下機構24は、苗収容体22の底蓋27を、その苗収容体22に対応する、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dの何れかの上方位置で開放する。
本実施の形態では、苗収容体22の外周に円筒外周部を形成し、その円筒外周部に外側から回動自在に接続する係合部(丸孔)を設けて、2つの苗収容体22を連結する連結体を複数形成した。そして、その連結体の係合部を苗収容体22の円筒外周部に回動自在に接続し、その円筒外周部を回動軸として隣の苗収容体22が回動自在に連結する状態として、複数の苗収容体22を互いに連結した構成としている。すなわち、苗収容体22と連結体とで無端チェーンの如く連結した構成である。
これにより、苗収容体22は、直線的に移動する直線状部分28でも円弧状に移動する円弧状部分29でも隣接する苗収容体22との間隔が変わらないので、苗収容体22から各植付具20a〜20dに苗を供給する個所で、苗収容体22の各植付具20a〜20dに対する位置ズレが生じ難くなり、苗供給が適正に行われて適確な苗の植え付けが出来る。
苗収容体22の個数と周回動する範囲を設定した上で、苗収容体22の上側開口部を可能な限り広く形成出来て、機体のコンパクト化を図りつつ苗収容体22への苗補給作業を出来るだけ容易に行えるものとなる。
苗供給装置43の移動機構23は、無端チェーンの如く互いに連結する苗収容体22を、左右に設けたスプロケットの外周の円弧状切欠部に巻き掛け、この左右のスプロケットを伝動ケース内から取り出した動力で駆動回転することにより、各苗収容体22を周回動させる構成としている。
苗収容体22が周回する周回移動経路は、平面視で左右方向に延びる直線状部分28と、スプロケットにより直線状部分28から前側又は後側に円弧状に曲がる円弧状部分29とを備えた長円状であり、左右の後輪44より機体内側に配置されている。
又、各植付具20a〜20dは、後輪車軸12の位置よりも後側に配置している。
苗供給装置43は、4体の第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dに合わせて苗収容体22が一回りで周回移動して苗を供給する構成としている。
図3〜図5を用いて、苗落下機構24による各植付具20a〜20dへの苗の供給動作について説明する。
図3は、苗落下機構24による苗の供給動作を説明する図であり、苗供給装置43を上から見た模式図である。
各植付具20a〜20dに対応して落下供給する苗を収容する苗収容体22を各別に設けている。図3は、左から2条目に対応する第2植付具20bへ、苗収容体22から苗を落下供給させるときの状態を示している。
図3の各苗収容体22に記載の数字1〜4は、苗を落下供給する各植付具20a〜20dに対応する苗収容体22の区別を表している。
第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dは、それぞれ、第1落下供給位置31a、第2落下供給位置31b、第3落下供給位置31c及び第4落下供給位置31dで、苗収容体22から苗が落下供給される。
図3において、番号1の苗収容体22は、周回径路上で最初に通過する第1落下供給位置31aで底蓋27が開き、第1落下供給位置31aで内側に収容している苗が第1植付具20aへ落下供給される。
番号2の苗収容体22は、第1落下供給位置31aでは底蓋27は開かず、第2落下供給位置31bで底蓋27が開き、第2落下供給位置31bで内側に収容している苗が第2植付具20bへ落下供給される。
番号3の苗収容体22は、第1落下供給位置31a及び第2落下供給位置31bでは底蓋27は開かず、第3落下供給位置31cで底蓋27が開き、第3落下供給位置31cで内側に収容している苗が第3植付具20cへ落下供給される。
番号4の苗収容体22は、第1落下供給位置31a、第2落下供給位置31b及び第3落下供給位置31cでは底蓋27は開かず、第4落下供給位置31dで底蓋27が開き、第4落下供給位置31dで内側に収容している苗が第4植付具20dへ落下供給される。
尚、機体の内側に配置されている第2落下供給位置31b及び第3落下供給位置31cが、本発明の上死点落下供給位置の一例にあたり、左端に配置されている第1落下供給位置31aが、本発明の上動落下供給位置の一例にあたり、右端に配置されている第4落下供給位置31dが、本発明の下動落下供給位置の一例にあたる。
番号1〜4で区別した苗収容体22ごとに対応する落下供給位置で苗を落下供給させる構成例について説明する。
図4(a)〜(d)に、苗収容体22の底蓋27部分の構成を示す。図4(a)〜(d)は、それぞれ、図3に示した番号1〜4の苗収容体22に対応する底蓋27部分を示している。図4(a)〜(d)は、それぞれ、図に向かって上側を苗収容体22の周回移動経路の内側向きとして記載し、左に平面図を示し、右に側面図を示している。
図4(b)〜(d)に示す通り、番号2〜4の苗収容体22の底蓋27には、周回移動経路の内側又は外側に突出する開閉規制板部が設けられている。
図4(b)に示す通り、番号2で区別される苗収容体22の底蓋27には、周回移動経路の外側に向けて突出する第2開閉規制板部54bが設けられている。又、図4(c)に示す通り、番号3で区別される苗収容体22の底蓋27には、周回移動経路の内側に向けて突出する第3開閉規制板部54cが設けられている。又、図4(d)に示す通り、番号4で区別される苗収容体22の底蓋27には、周回移動経路の内側及び外側の両側に向けて突出する第3開閉規制板部54dが設けられている。一方、図4(a)に示す通り、番号1で区別される苗収容体22の底蓋27には、開閉規制板部は設けられていない。
図5に、苗供給装置43を周回移動する苗収容体22を支持する支持構造を上から見た図を示す。
各苗収容体22の下には、底蓋27の中央部分に接触する構成で周回経路に沿った収容体支持軸52が配置されている。
図5に示す通り、収容体支持軸52は、第1落下供給位置31a、第2落下供給位置31b、第3落下供給位置31c及び第4落下供給位置31dの部分では一部途切れている。収容体支持軸52が途切れて欠如している部分の一部には、周回経路の内側部分に内側支持軸51が配置され、周回経路の外側部分に外側支持軸53が配置されている。
番号2及び番号4で区別される苗収容体22は、周回経路上の収容体支持軸52が欠如した部分を通過するときでも、第2開閉規制板部54b又は第4開閉規制板部54dが外側支持軸53によって支持されるので、外側支持軸53が配置されている部分では、底蓋27が閉じたまま周回経路を移動する。
同様に、番号3及び番号4で区別される苗収容体22は、周回経路上の収容体支持軸52が欠如した部分を通過するときでも、第3開閉規制板部54c又は第4開閉規制板部54dが内側支持軸51によって支持されるので、内側支持軸51が配置されている部分では、底蓋27が閉じたまま周回経路を移動する。
この構成により、各苗収容体22は、対応する第1落下供給位置31a、第2落下供給位置31b、第3落下供給位置31c又は第4落下供給位置31dを通過するときに底蓋27が開き、収容している苗が落下する。
すなわち、第1落下供給位置31aでは、内側支持軸51及び外側支持軸53が配置されているが、収容体支持軸52が欠如しているので、番号2〜番号4で区別される苗収容体22の底蓋27は閉じたまま通過し、番号1で区別される苗収容体22の底蓋27のみが開き、苗を落下させる。又、第2落下供給位置31bでは、内側支持軸51は配置されているが外側支持軸53が無いので、番号3及び番号4で区別される苗収容体22の底蓋27は閉じたまま通過し、番号2で区別される苗収容体22の底蓋27が開き、苗を落下させる。又、第3落下供給位置31cでは、内側支持軸51が無いので、番号4で区別される苗収容体22の底蓋27は閉じたまま通過し、番号3で区別される苗収容体22の底蓋27が開き、苗を落下させる。そして、第4落下供給位置31cでは、収容体支持軸52が欠如しており、内側支持軸51も外側支持軸53も配置されておらず、番号4で区別される苗収容体22の底蓋27も開き、苗を落下させる。
本実施の形態では、図3に示す通り、苗収容体22に番号1〜4で区別した各別の苗収容体22を1個ずつ備えて周回移動経路で隣接させた4個の苗収容体22からなる苗収容ユニット25を構成し、移動機構23により苗収容ユニット25を同一の周回移動経路で複数組(8組)周回移動させる構成とし、計32個の苗収容体22を周回移動させる。そして、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dのそれぞれに対応する4箇所の第1落下供給位置31a、第2落下供給位置31b、第3落下供給位置31c及び第4落下供給位置31dを、苗収容体22の周回移動経路上の同一の直線状部分28に設定している。
尚、上記において、底蓋27、内側支持軸51、収容体支持軸52、外側支持軸53、第2開閉規制板部54b、第3開閉規制板部54c及び第4開閉規制板部54dで構成される苗落下機構24が、本発明の移植物落下機構の一例にあたる。
又、苗収容体22が、本発明の収容体の一例にあたり、苗収容ユニット25が、本発明の区画の一例にあたる。
次に、本実施の形態の苗供給装置43から各植付具20a〜20dへ苗を供給する動作の詳細について説明する。
図6に、各落下供給位置31a〜31dと、それぞれに対応する植付具20a〜20dとの位置関係を示している。
苗収容体22から落下供給される苗が確実に供給させるべく、各植付具20a〜20dの上部には、上方の開口側に向けて広がった形状の苗ガイド32a〜32dが取り付けられている。図6では、各植付具20a〜20dの本体部分の図示を省略し、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dのそれぞれの上部に取り付けられている第1苗ガイド32a、第2苗ガイド32b、第3苗ガイド32c及び第4苗ガイド32dの部分を記載している。
図3は、左から2条目に対応する第2植付具20bへ、苗収容体22から苗を落下供給させるときの状態を示している。
このとき、上下動する第2植付具20bは、上死点近傍に到達しており、第2植付具20bと同期して上下動する第1植付具20aも上死点近傍に到達している。
このとき、第1植付具20aへ供給すべき苗を収容している番号1で区別される苗収容体22は、図3に示す通り、第1植付具20aの上方よりも右側にずれた位置まで移動している。従って、このとき、すなわち第2植付具20bへ苗を供給するタイミングと同時に、番号1で区別される苗収容体22の底蓋27を開放しても、苗が第1植付具20aの第1苗ガイド32aから右側に外れた位置に落下してしまい、第1植付具20aへ苗を供給出来ない。
本実施の形態では、このときに、確実に第1植付具20aへ苗を落下供給させるべく、第2植付具20bへ苗が供給されるタイミングよりも早いタイミングで第1植付具20aへ苗を供給させる構成としている。
すなわち、第1植付具20aが上死点近傍に到達したときに苗収容体22の底蓋27を開放させるのではなく、上死点近傍に到達するタイミングよりも前の、第1植付具20aが上死点に向かって上動しているタイミングで苗収容体22の底蓋27を開放させている。
具体的には、周回経路上で番号1で区別される苗収容体22を支持している収容体支持軸52の途切れる部分の位置を調節することにより、苗収容体22の底蓋27の開放タイミングを自由に調節することが出来る。
この構成により、番号1で区別される苗収容体22が第1植付具20aの上方にきたときに、苗収容体22に収容されている苗を落下させることが出来るので、第1植付具20aへ苗を確実に供給することが出来る。
一方、第4植付具20dへ苗を確実に落下供給させるべく、第3植付具20cへ苗が供給されるタイミングよりも遅いタイミングで第4植付具20dへ苗を供給させる構成としている。
図7は、左から3条目に対応する第3植付具20cへ、苗収容体22から苗を落下供給させるときの状態を示した、苗落下機構24による苗の供給動作を説明する図であり、苗供給装置43を上から見た模式図である。
第3植付具20c及び第4植付具20dは、第1植付具20a及び第2植付具20bとは180度異なった位相で上下動しているので、図3に示す状態から、苗収容体22が周回径路上を2個分移動したときに、上下動する第3植付具20c及び第4植付具20dは上死点近傍に到達し、図7に示す状態となる。
苗収容体22から第3植付具20cへ苗を供給するとき、第3植付具20cは、上死点近傍に到達しており、第3植付具20cと同期して上下動する第4植付具20dも上死点近傍に到達している。
このとき、第4植付具20dへ供給すべき苗を収容している番号4で区別される苗収容体22は、図7に示す通り、まだ第4植付具20dの上方よりも左側にずれた位置までしか移動してきていない。従って、このとき、すなわち第3植付具20cへ苗を供給するタイミングと同時に、番号4で区別される苗収容体22の底蓋27を開放しても、苗が第4植付具20dの第4苗ガイド32dから左側に外れた位置に落下してしまい、第4植付具20dへ苗を供給出来ない。
本実施の形態では、このときに、確実に第4植付具20dへ苗を落下供給させるべく、第3植付具20cへ苗が供給されるタイミングよりも遅いタイミングで第4植付具20dへ苗を供給させる構成としている。
すなわち、第4植付具20dが上死点近傍に到達したときに苗収容体22の底蓋27を開放させるのではなく、第4植付具20dが上死点を過ぎて下動し始めたタイミングで苗収容体22の底蓋27を開放させている。
具体的には、周回経路上で番号4で区別される苗収容体22を支持している収容体支持軸52の途切れる部分の位置を調節することにより、苗収容体22の底蓋27の開放タイミングを自由に調節することが出来る。
この構成により、番号4で区別される苗収容体22が第4植付具20dの上方にきたときに、苗収容体22に収容されている苗を落下させることが出来るので、第4植付具20dへ苗を確実に供給することが出来る。
又、この構成により、4条を等間隔に設定しながら、直線状部分28を長く出来るので、4条で共通の周回移動経路で、且つ該周回移動経路に多数の収容体22を配置することが出来、補給作業性が向上する。又、直線状部分28が長く出来るので、苗供給装置43の前後幅を小さく出来、機体のコンパクト化が図れる。
又、上死点よりも下方の位置にある第1植付具20a及び第4植付具20dへ苗を落下供給するという点で落下供給の不安要素がある本発明の上動落下供給位置(第1落下供給位置31a)及び下動落下供給位置(第4落下供給位置31d)を、左右の両端の位置に配置したことにより、これらの位置における苗の落下供給状態の確認が容易になる。
図6に示す通り、第1植付具20a及び第4植付具20dに取り付けた第1苗ガイド32a及び第4苗ガイド32dは、第2植付具20b及び第3植付具20cに取り付けた第2苗ガイド32b及び第3苗ガイド32cよりも、上方が左右方向に大きく広がった形状としている。
尚、第1苗ガイド32a及び第4苗ガイド32dが、本発明の移植対象物供給ガイドの一例にあたる。
この構成により、第1植付具20a及び第4植付具20dの直上よりも左右方向に少しずれた第1落下供給位置31a及び第4落下供給位置31dから落下してくる苗を、確実に第1植付具20a及び第4植付具20dへ供給させることが出来る。
更に、第1苗ガイド32a及び第4苗ガイド32dを、上方が左右方向に広がった広幅の形状としたことにより、苗が落下してくる位置の左右方向のズレに対応出来るので、第1落下供給位置31a及び第4落下供給位置31dから苗を落下させるタイミングを、第1植付具20a及び第4植付具20dが、より上死点に近い位置にきたときのタイミングとすることが出来る。第1植付具20a及び第4植付具20dが、より上死点に近い位置にきたタイミングで苗を落下供給させることにより、より確実に第1植付具20a及び第4植付具20dへ苗を供給することが出来る。又、第1苗ガイド32a及び第4苗ガイド32dによる供給される苗の左右移動量を抑えることが出来、苗の落下供給を円滑に行える。
又、本実施の形態の第1植付具20a及び第4植付具20dは、左右方向に位置を移動することが可能であり、これにより、簡単な構成で植え付け条間を変更することが出来る。
第1植付具20a及び第4植付具20dを左右方向に移動したときでも、上記方法により、第1植付具20a及び第4植付具20dへの苗の供給落下タイミングを調節することで、確実に第1植付具20a及び第4植付具20dへ苗を落下供給させることが出来る。
又、第1植付具20a及び第4植付具20dの取り付け角度を変更出来る構成とし、第1植付具20a及び第4植付具20dの取り付け角度を変更することにより、植え付け条間を変更する構成としてもよい。
図8(a)に、第1植付具20a及び第4植付具20dの取り付け角度を変更出来る構成として、植え付け条間を等間隔としたときの、後方から見た各植付具20a〜20dの配置を示し、図8(b)に、植え付け条間を異ならせたときの、後方から見た各植付具20a〜20dの配置を示す。
図8(a)及び図8(b)に示す第1植付具20a及び第4植付具20dは、取り付け角度が変更可能で、左右方向の傾斜角度を変更出来る構成としている。
図8(a)に示す通り、第1植付具20a及び第4植付具20dを、第2植付具20b及び第3植付具20cと平行に取り付けたときに、等間隔の条間で4条の植え付けが出来る。
そして、図8(b)に示す通り、それぞれの嘴状の先端が内側に向く構成で、第1植付具20a及び第4植付具20dを取り付けることにより、1条目と2条目の条間、及び3条目と4条目の条間が、2条目と3条目の条間よりも狭い構成の4条の植え付けをすることが出来る。
又、それぞれの嘴状の先端が外側に向く構成で、第1植付具20a及び第4植付具20dを取り付けることにより、1条目と2条目の条間、及び3条目と4条目の条間が、2条目と3条目の条間よりも広い構成の4条の植え付けをすることも出来る。
又、本実施の形態の玉葱苗移植機10は、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具20c及び第4植付具20dのそれぞれの後方に、第1覆土鎮圧輪37a、第2覆土鎮圧輪37b、第3覆土鎮圧輪37c及び第4覆土鎮圧輪37dが配置されている。
図9に、各覆土鎮圧輪37a〜37dの取り付け構造を示す。
各覆土鎮圧輪37a〜37dは、同様の構成であり、鎮圧アーム56と鎮圧輪蓋57によって、鎮圧車輪58を回転自在に挟み込んで構成されている。
各覆土鎮圧輪37a〜37dは、機体に回動自在に連結されている鎮圧フレーム55の後部に複数形成された鎮圧輪取付孔59に、取付ネジによって取り付けられる。
図9に示す通り、鎮圧輪取付孔59は、左右方向に長い長孔であり、各覆土鎮圧輪37a〜37dは、それぞれ、鎮圧フレーム55を基準として左右方向に取り付け位置を調節することが出来る。
尚、第1覆土鎮圧輪37a、第2覆土鎮圧輪37b、第3覆土鎮圧輪37c及び第4覆土鎮圧輪37dが、それぞれ、本発明の覆土体の一例にあたる。又、鎮圧フレーム55が、本発明の覆土体取付具の一例にあたり、鎮圧輪取付孔59が、本発明の覆土体取付長孔の一例にあたる。
第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具2c及び第4植付具20dのそれぞれが左右方向に移動可能な構成としたとき、又は、第1植付具20a、第2植付具20b、第3植付具2c及び第4植付具20dのそれぞれの左右方向の傾斜角度を変更可能な構成としたとき、各覆土鎮圧輪37a〜37dを各植付具20a〜20dの先端部の後方の位置に調節することにより、各植付具20a〜20dによって苗を植え付けた後の圃上面を適切に整地することが出来る。
又、内側の2条に対応する覆土鎮圧輪37b、37cを取り付ける鎮圧輪取付孔59よりも、外側の2条に対応する覆土鎮圧輪37a、37dを取り付ける鎮圧輪取付孔59の長孔の左右方向の形状を長くしており、内側の覆土鎮圧輪37b、37cの左右方向の位置の調節量に比べて、外側の覆土鎮圧輪37a、37dの左右方向の位置の調節量を大きくしている。
この構成により、簡単な構成で、植付条間の変更に対応して各覆土鎮圧輪37a〜37dの位置を変更することが出来る。又、各植付条間の等間隔を維持して植付条間を変更することに対応出来る。
尚、本実施の形態では、4条植えの玉葱苗移植機10について説明したが、本発明は、3条植え以上の移植機に適用することが出来る。
図10に、3条植えの苗移植機における苗供給装置を上から見た模式図を示す。
この苗移植機は、120度ずつ異なる位相で3つの植付具が上下動する構成を有しており、図10は、真中の条に対応する第2植付具20bへ、苗収容体22から苗を落下供給させるときの状態を示している。
左側の条に対応する第1植付具20aについては、上下動する第1植付具20aが上死点を過ぎて下降し始めたタイミングで苗収容体22から苗を供給させ、右側の条に対応する第3植付具20cについては、上下動する第3植付具20cが上死点に到達する少し前の、上死点に向かって上動しているタイミングで苗収容体22から苗を供給させることにより、各植付具20a〜20cに、苗を確実に落下供給させることが出来る。
尚、図10に示す3条植えの苗移植機においては、真中の条に植え付ける第2植付具20bへ苗を落下供給する位置が、本発明の上死点落下供給位置の一例にあたり、左側の条に植え付ける第1植付具20aへ苗を落下供給する位置が、本発明の下動落下供給位置の一例にあたり、右側の条に植え付ける第3植付具20cへ苗を落下供給する位置が、本発明の上動落下供給位置の一例にあたる。
尚、本実施の形態では、本発明の移植対象物として玉葱苗を例に説明したが、本発明の移植機は、玉葱苗以外の移植対象物を植え付ける移植機としても適用出来る。例えば、植付装置を利用する種芋用の移植機としても適用出来る。
本発明に係る移植機は、3条以上の移植対象物を植付ける移植機であって、直線状部分に全ての苗落下供給位置を配置して、所望の植付条間で苗を植え付けることが出来るので、苗株や種芋等の移植対象物を植え付ける植付装置を備えた移植機などに適用出来、産業上の利用可能性が高い。
10 玉葱苗移植機
11 アクスルケース
12 後輪車軸
13 アーム
14 センサー
16 横フレーム
17 縦フレーム
18 前輪車軸
19 機体フレーム
20a 第1植付具
20b 第2植付具
20c 第3植付具
20d 第4植付具
21 上下動機構
22 苗収容体
23 移動機構
24 苗落下機構
25 苗収容ユニット
27 底蓋
28 直線状部分
29 円弧状部分
31a 第1落下供給位置
31b 第2落下供給位置
31c 第3落下供給位置
31d 第4落下供給位置
32a 第1苗ガイド
32b 第2苗ガイド
32c 第3苗ガイド
32d 第4苗ガイド
37a 第1覆土鎮圧輪
37b 第2覆土鎮圧輪
37c 第3覆土鎮圧輪
37d 第4覆土鎮圧輪
38 走行用伝動ケース
39 ミッションケース
40 走行車体
41 エンジン
42 植付装置
43 苗供給装置
44 後輪
45 前輪
46 作業者用座席
47 操縦ハンドル
50 苗載台
51 内側支持軸
52 収容体支持軸
53 外側支持軸
54b 第2開閉規制板部
54c 第3開閉規制板部
54d 第4開閉規制板部
55 鎮圧フレーム
56 鎮圧アーム
57 鎮圧輪蓋
58 鎮圧車輪
59 鎮圧輪取付孔
222 苗収容体
231a 第1落下供給位置
231b 第2落下供給位置
231c 第3落下供給位置
231d 第4落下供給位置
232a 第1植付条間
232b 第2植付条間
232c 第3植付条間

Claims (7)

  1. 左右方向に3個以上配列された圃場に移植対象物を植え付ける植付具(20a、20b、20c、20d)と、前記植付具(20a、20b、20c、20d)を所定の作動軌跡で上下動する上下動機構(21)と、前記移植対象物を収容する複数の収容体(22)と、所定の配列ピッチでループ状に配置された前記複数の収容体(22)を、順次前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の上方を通過させて周回移動させる移動機構(23)とを備え、前記複数の各収容体(22)が、前記複数の植付具(20a、20b、20c、20d)の何れかに割当てられている、3条以上の移植対象物を植え付ける移植機において、
    前記移動機構(23)により、前記収容体(22)が、対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の上方位置となる上死点落下供給位置(31b、31c)、上動落下供給位置(31a)又は下動落下供給位置(31d)に移動すると、前記収容体(22)が収容する前記移植対象物を、前記上下動機構(21)により上に移動された前記植付具(20a、20b、20c、20d)へ落下供給させる移植物落下機構(27、51、52、53、54b、54c、54d)を備え、
    前記ループ状に配置された前記複数の収容体(22)は、複数の区画(25)に区切られ、前記各区画(25)に属する前記収容体(22)の数は、前記植付具(20a、20b、20c、20d)の数と同じであり、前記区画(25)に属する前記収容体(22)は、それぞれ互いに異なる前記植付具(20a、20b、20c、20d)に割当てられており、同一の前記植付具(20a、20b、20c、20d)に割当てられている前記各区画(25)におけるそれぞれの前記収容体(22)の、前記各区画(25)内の順番は同一であり、
    前記複数の収容体(22)の前記ループ状の周回移動経路は、平面視で左右方向に延びる2つの直線状部分(28)と、前記2つの直線状部分(28)を繋ぐ左右の2つの円弧状部分(29)とを有し、
    隣接する各条に対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の左右の間隔は、等間隔であり、
    前記上死点落下供給位置(31b、31c)、前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、前記周回移動経路の前記直線状部分(28)に配置されており、
    前記上死点落下供給位置(31b、31c)では、前記植付具(20b、20c)が上死点又は上死点近傍に到達したときに、前記移植対象物が前記植付具(20b、20c)へ落下供給され、
    前記上動落下供給位置(31a)では、前記植付具(20a)が上死点へ向けて上動するタイミングで、前記移植対象物が前記植付具(20a)へ落下供給され、
    前記下動落下供給位置(31d)では、前記植付具(20d)が上死点を過ぎて下動するタイミングで、前記移植対象物が前記植付具(20d)へ落下供給されることを特徴とする移植機。
  2. 前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、対応する前記植付具(20a、20d)が、より上死点に近い位置に移動した位置で落下供給される如く、対応する前記植付具(20a、20d)の直上位置から左右方向にずれており、
    前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)に対応する前記植付具(20a、20d)の上部には、落下供給される前記移植対象物を前記植付具(20a、20d)の内部へ案内する移植対象物供給ガイド(32a、32d)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の移植機。
  3. 隣接する各条に対応する前記植付具(20a、20b、20c、20d)の左右の間隔が等間隔であることに代えて、
    前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の少なくとも何れか一方に対応する前記植付具(20a、20d)は、左右方向に移動可能であり、植付条間隔を変更出来ることを特徴とする、請求項1に記載の移植機。
  4. 前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の少なくとも何れか一方に対応する前記植付具(20a、20d)は、左右方向の傾斜角度を変更可能であり、植付条間隔を変更出来ることを特徴とする、請求項1に記載の移植機。
  5. 前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)は、前記上死点落下供給位置(31b、31c)、前記上動落下供給位置(31a)及び前記下動落下供給位置(31d)の左右方向の配列における左右の両端の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の移植機。
  6. 前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の後方に設けられた覆土体(37a、37b、37c、37d)と、
    全ての前記覆土体(37a、37b、37c、37d)を共通に取り付ける覆土体取付具(55)とを備え、
    前記上死点落下供給位置(31b、31c)に対応する前記植付具(20b、20c)も、左右方向に移動可能であり、植付条間隔を変更出来、
    前記各覆土体(37a、37b、37c、37d)は、前記覆土体取付具(55)に設けられた左右方向に長い覆土体取付長孔(59)を介して取り付けられ、左右の両端側に配置される前記覆土体(37a、37d)を取り付ける前記覆土体取付長孔(59)は、他の前記覆土体取付長孔(59)よりも左右方向に長く、前記左右の両端側に配置される覆土体(37a、37d)は、他の前記覆土体(37b、37c)よりも左右方向に大きく移動可能であることを特徴とする、請求項3に記載の移植機。
  7. 前記各植付具(20a、20b、20c、20d)の後方に設けられた覆土体(37a、37b、37c、37d)と、
    全ての前記覆土体(37a、37b、37c、37d)を共通に取り付ける覆土体取付具(55)とを備え、
    前記上死点落下供給位置(31b、31c)に対応する前記植付具(20b、20c)も、左右方向の傾斜角度を変更可能であり、植付条間隔を変更出来、
    前記各覆土体(37a、37b、37c、37d)は、前記覆土体取付具(55)に設けられた左右方向に長い覆土体取付長孔(59)を介して取り付けられ、左右の両端側に配置される前記覆土体(37a、37d)を取り付ける前記覆土体取付長孔(59)は、他の前記覆土体取付長孔(59)よりも左右方向に長く、前記左右の両端側に配置される覆土体(37a、37d)は、他の前記覆土体(37b、37c)よりも左右方向に大きく移動可能であることを特徴とする、請求項4に記載の移植機。
JP2012251002A 2012-11-14 2012-11-15 移植機 Active JP5652459B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012251002A JP5652459B2 (ja) 2012-11-15 2012-11-15 移植機
CN201310566426.9A CN103797943B (zh) 2012-11-14 2013-11-14 移植机
CN201310566168.4A CN103797942B (zh) 2012-11-14 2013-11-14 移植机
CN201310566498.3A CN103797944B (zh) 2012-11-14 2013-11-14 移植机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012251002A JP5652459B2 (ja) 2012-11-15 2012-11-15 移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014097028A true JP2014097028A (ja) 2014-05-29
JP5652459B2 JP5652459B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=50939653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012251002A Active JP5652459B2 (ja) 2012-11-14 2012-11-15 移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5652459B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034107A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Kubota Corp 移植機
JP2008173079A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Iseki & Co Ltd 複数条植え苗植機
JP2008220219A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Yanmar Co Ltd 移植機
JP2009232769A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Iseki & Co Ltd 苗移植機の植付位置変更装置
JP2010246568A (ja) * 2010-08-07 2010-11-04 Iseki & Co Ltd 苗移植機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034107A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Kubota Corp 移植機
JP2008173079A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Iseki & Co Ltd 複数条植え苗植機
JP2008220219A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Yanmar Co Ltd 移植機
JP2009232769A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Iseki & Co Ltd 苗移植機の植付位置変更装置
JP2010246568A (ja) * 2010-08-07 2010-11-04 Iseki & Co Ltd 苗移植機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5652459B2 (ja) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003122B2 (ja) 苗植機
JP5678973B2 (ja) 移植機
JP2015139438A (ja) 移植機
JP6295872B2 (ja) 移植機
JP6222442B2 (ja) 移植機
JP6590151B2 (ja) 苗移植機
JP5561394B2 (ja) 苗植機
JP5348222B2 (ja) 苗植機
JP5034415B2 (ja) 苗植機
JP5652459B2 (ja) 移植機
JP4631314B2 (ja) 苗移植機
JP5266649B2 (ja) 苗植機
JP2006067861A (ja) 苗植機
JP6380586B2 (ja) 苗移植機
JP2013048570A (ja) 移植機
JP5880150B2 (ja) 移植機
JP2004261089A (ja) 乗用型苗植機
JP2008054581A (ja) 苗植機
JP4697396B2 (ja) 苗植え機
JP2007312674A (ja) 苗植機
JP2007295816A (ja) 苗植機
JP5679379B1 (ja) 移植機
JP2014000044A (ja) 複数条植付機
JP5585567B2 (ja) 苗植機
JP5070786B2 (ja) 苗植機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140422

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140826

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5652459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150