JP2014093734A - 電子デバイス及び電子デバイスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子デバイス100において、凸部31の先端に形成された緩衝材3の少なくとも一部が内部電極6と同じ平面位置からなり、第1の素子4は、緩衝材3と内部電極6の表面に形成された導電部材5とによって上下に固定されるように構成した。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明において、素子を封止した電子デバイスであって、第一の基板と、上下一方の面に凹状のキャビティを備え、前記キャビティの底面より上方へ向けて突出した凸部を有し、前記一方の面が前記第一の基板の上面に接合された第二の基板と、前記凸部の先端に形成された緩衝材と、前記キャビティと前記第一の基板の上面とからなる収容部に収容され、上面が前記緩衝材と当接する素子と、前記素子の下方に位置し、前記第一の基板の上面に形成された内部電極と、前記内部電極の表面に形成され、前記素子と前記内部電極とを接続する導電部材と、を備え、前記緩衝材は、少なくとも一部が前記内部電極と同じ平面位置からなり、前記素子は、前記緩衝材と前記導電部材とによって上下に固定されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明において、前記緩衝材は、シリコーン樹脂からなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明において、前記内部電極及び前記導電部材は複数組からなるとともに各組が離間して配置されてなり、前記第一の基板の上面における前記各組の間の位置に、前記素子の下面を支持する第二の緩衝材を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明において、前記第二の緩衝材は、前記緩衝材と同一の材料からなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明において、前記第二の配線は、前記第二の基板を上下に貫通し前記緩衝材と前記第二の外部電極とを連通する貫通孔に設けられる貫通電極であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明において、前記導電部材は、導電樹脂からなることを特徴とする。
請求項12に記載の発明において、前記導電樹脂は、シリコーン樹脂をバインダとした導電ペーストで形成されることを特徴とする。
請求項13に記載の発明において、前記素子は、圧電素子片であることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明によると、素子を上下の緩衝材で固定するため、より安定して素子を支持することができる。
また、請求項5記載の発明によると、上下の緩衝材の熱膨張差をなくし、素子にかかる熱履歴による負荷を低減させることができる。
また、請求項9記載の発明では、第二の基板と第一の基板の接合工程と、素子の姿勢矯正工程を独立させることができる。
また、請求項10記載の発明によると、第二の基板と矯正部材は熱膨張率が等しくなるため、熱履歴による破壊を防ぐことができる。
また、請求項13記載の発明によると、電子デバイスに圧電素子を搭載することができる。
また、請求項14記載の発明によると、上記の効果を備えた電子デバイスを提供できる。
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第1実施形態における電子デバイスの断面図である。
次に、電子デバイス100の製造方法を図2〜図4を用いて説明する。図2〜図4は、ウェハレベルで作製され、最後にダイシング等で切断されて得られる電子デバイス100の各製造工程を示す。なお、本願発明は、これに限定されず、はじめから個別パッケージで形成されてもよい。
なお、本実施形態では、図2に示す第一の基板1の加工を行った後に、図3に示す第二の基板2の加工を行う場合を例示したが、逆の手順又は同時に加工を行っても良い。
次いで、本発明に係る電子デバイスの第2実施形態について説明する。図5は本実施形態に係る電子デバイス100aの図である。ここで、図5(a)は、第一の素子4の長手方向に沿った横断面図であり、図5(b)は、第一の素子4の幅方向に沿った横断面図である。なお、電子デバイス100aのうち、第1実施形態に係る電子デバイス100と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
次いで、本発明に係る電子デバイスの第3実施形態について説明する。図6は、本実施形態に係る電子デバイス100bを示す図である。なお、電子デバイス100や電子デバイス100aと同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
また、電子デバイス100bにおいて、第二の基板2aに配線7a、外部電極8aが形成されている。配線7bは、キャビティ30の底面と第二の基板2bの上面とを貫通する貫通孔に設けられ、緩衝材3bと外部電極8bとを電気的に接続する導電材である。外部電極8bは、第二の基板2bの上面に配設された電極である。
次いで、本発明に係る電子デバイスの第4実施形態について説明する。図7は、本実施形態に係る電子デバイス100cを示す図である。なお、電子デバイス100cのうち、第1実施形態に係る電子デバイス100と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
次いで、本発明に係る電子デバイスの第5実施形態について説明する。図8は、本実施形態に係る電子デバイス100dを示す図である。なお、電子デバイス100dのうち、第1実施形態に係る電子デバイス100と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
1 第一の基板(他の基板)
2 第二の基板(基板)
3 緩衝材
4 第一の素子
5 導電部材(導電ペースト)
6 内部電極
7 配線(貫通電極)
8 外部電極
30 キャビティ
31 凸部
100a 電子デバイス
9 第二の緩衝材
100b 電子デバイス
2b 第二の基板
3b 緩衝材
7b 配線(貫通電極)
8b 外部電極
100c 電子デバイス
2c 第二の基板
3c 緩衝材
100d 電子デバイス
2d 第二の基板
10 矯正部材
11 接着剤
Claims (14)
- 素子を封止した電子デバイスであって、
第一の基板と、
上下一方の面に凹状のキャビティを備え、前記キャビティの底面より上方へ向けて突出した凸部を有し、前記一方の面が前記第一の基板の上面に接合された第二の基板と、
前記凸部の先端に形成された緩衝材と、
前記キャビティと前記第一の基板の上面とからなる収容部に収容され、上面が前記緩衝材と当接する素子と、
前記素子の下方に位置し、前記第一の基板の上面に形成された内部電極と、
前記内部電極の表面に形成され、前記素子と前記内部電極とを接続する導電部材と、
を備え、
前記緩衝材は、少なくとも一部が前記内部電極と同じ平面位置からなり、
前記素子は、前記緩衝材と前記導電部材とによって上下に固定されることを特徴とする電子デバイス。 - 前記緩衝材は、樹脂材からなることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
- 前記緩衝材は、シリコーン樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子デバイス。
- 前記内部電極及び前記導電部材は複数組からなるとともに各組が離間して配置されてなり、
前記第一の基板の上面における前記各組の間の位置に、前記素子の下面を支持する第二の緩衝材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイス。 - 前記第二の緩衝材は、前記緩衝材と同一の材料からなることを特徴とする請求項4に記載の電子デバイス。
- 前記緩衝材は導電部材からなり、
前記第一の基板の下面に形成された外部電極と、
前記外部電極と前記内部電極とを電気的に接続する配線と、
前記第二の基板のうち前記一方の面と対向する面に形成された第二の外部電極と、
前記緩衝材と前記第二の外部電極とを電気的に接続する第二の配線と、
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイス。 - 前記第二の配線は、前記第二の基板を上下に貫通し前記緩衝材と前記第二の外部電極とを連通する貫通孔に設けられる貫通電極であることを特徴とする請求項6に記載の電子デバイス。
- 素子を封止した電子デバイスであって、
第一の基板と、
上下一方の面に凹状のキャビティを備え、前記一方の面が前記第一の基板の上面に接合された第二の基板と、
前記キャビティの底面より上方へ向けて突出した形状からなる緩衝材と、
前記キャビティと前記第一の基板の上面とからなる収容部に収容され、上面が前記緩衝材と当接する素子と、
前記素子の下方に位置し、前記第一の基板の上面に形成された内部電極と、
前記内部電極の表面に形成され、前記素子と前記内部電極とを接続する導電部材と、
を備え、
前記緩衝材は、少なくとも一部が前記内部電極と同じ平面位置からなり、
前記素子は、前記緩衝材と前記導電部材とによって上下に固定されることを特徴とする電子デバイス。 - 前記第二の基板は、前記キャビティの底面と前記一方の面と対向する面とを上下に貫通する貫通穴を有し、
前記貫通穴に挿通され、一端が前記凸部と接続された柱状の矯正部材と、
前記矯正部材の他端と前記第二の基板の前記対向する面とを接着する接着剤と、
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子デバイス。 - 前記矯正部材は、前記第二の基板と同一の材料からなることを特徴とする請求項9に記載の電子デバイス。
- 前記導電部材は、導電樹脂からなることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子デバイス。
- 前記導電樹脂は、シリコーン樹脂をバインダとした導電ペーストで形成されることを特徴とする請求項11に記載の電子デバイス。
- 前記素子は、圧電素子片であることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の電子デバイス。
- 素子を封止した電子デバイスの製造方法であって、
基板の上下一方の面に凹状のキャビティを設け、当該キャビティの底面より上方へ向けて突出した凸部を形成する凸部形成工程と、
前記凸部の先端に緩衝材を形成する緩衝材形成工程と
前記キャビティの内部に前記素子を収容する収容工程と、
前記基板と異なる他の基板上に、少なくとも一部が前記緩衝材と同じ平面位置からなるように導電部材を形成する形成工程と、
前記基板を前記他の基板の上面に接合して前記キャビティの開口を密封し、前記素子を前記緩衝材と前記導電部材とによって上下に固定する固定工程と、
を備えることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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