JP2014090044A - 部品吸着用の吸着ノズルの交換方法 - Google Patents

部品吸着用の吸着ノズルの交換方法 Download PDF

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誠 石川
Akira Kishida
晃 岸田
Takumi Naito
巧 内藤
Yoshihisa Tsunoda
佳久 角田
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Abstract

【課題】部品交換用の吸着ノズルを少ないパワーで容易に交換できる交換方法、及びその部品交換用の吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置を提供する。
【解決手段】部品収納部から部品を吸着供給する吸着ノズルをその装着部から取り外し交換する方法を、前記取り外しする吸着ノズルを吸着ノズルのストック部のストック位置に収納する工程(A)と、工程(A)の後に前記取り外しする吸着ノズルを固定する工程(B)と、工程(B)の後に前記取り外しする吸着ノズルの装着部を回転させる工程(C)、及び工程(C)の後に前記装着部を上昇させる工程(D)とを備えた方法とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板製造装置内の基板等に部品を実装する際の部品吸着用の吸着ノズルの交換方法及びその吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置に関する。
基板製造装置は、通常、装置内に配設された基板に、所要の部品を、種々の収納手段にて収納された部品を把持供給手段により基板の所定の位置に把持実装する。電子部品等の小物部品は、収納手段に収納された部品を真空吸着し基板の所定の位置に搬送移動させて載置し組み付けされる。
このような小物部品を真空吸着により吸着し実装する部品は、部品を収納するポケットを複数個形成したテープ状体又はベルト状体のポケットに部品を収納し、真空吸着等の手段により部品を把持し、基板等の所定位置に載置する。
基板製造装置で電子部品等の部品を実装したプリント基板を製造する場合、部品を収納している収納手段から部品を吸着手段としての吸着ノズルで吸着し、プリント基板の所定位置に供給し、プリント基板を製造する。一つの基板製造装置で種々のプリント基板を製造することが多々ある。その際に吸着手段で種々の部品を吸着しプリント基板上に供給する必要がある。したがって吸着手段の吸着ノズルを吸着する部品に応じて交換する必要がある。このような吸着ノズルは、自動交換する。
プリント基板への部品の供給は高速度で行う必要があり、吸着ノズルはその装着部に強固に装着されている。したがって従来の吸着ノズルの自動交換方法は、その際の交換動作を行うためにパワーの大きなアクチュエーターを必要としていた。このため基板製造装置のコストを高価なものとし、また吸着ノズルの交換を非効率なものとしていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、部品交換用の吸着ノズルを少ないパワーで容易に交換できる交換方法、及びその部品交換用の吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために第1発明の吸着ノズルの交換方法は、部品収納部から部品を吸着供給する吸着ノズルをその装着部から取り外し交換する方法であって、前記吸着ノズルを吸着ノズルのストック部のストック位置に収納する工程(A)と、工程(A)の後に前記吸着ノズルを固定する工程(B)と、工程(B)の後に前記吸着ノズルの前記装着部を回転させる工程(C)と、工程(C)の後に前記装着部を上昇させる工程(D)とを備えたことを特徴としている。
第1発明によれば、基板製造装置において、基板を製造する場合の供給部品が変更された場合の吸着ノズルの交換する機構や手段が簡素化される。特に吸着ノズルを交換する際の交換動作を行うアクチュエーターの容量を小型化することができる。このため基板製造装置の吸着ノズルの交換部分の構成を簡素化し安価とすることができる。
第2発明の吸着ノズルの交換方法は、部品収納部から部品を吸着供給する吸着ノズルをその装着部から取り外し交換する方法であって、前記吸着ノズルを吸着ノズルのストック部のストック位置に収納する工程(A)と、工程(A)の後に前記吸着ノズルを固定する工程(B)と、工程(B)の後に前記吸着ノズルの前記装着部を回転させ、同時に前記装着部を上昇させる工程(E)とを備えたことを特徴とする吸着ノズルの交換方法。
第2発明によれば、第1発明と同様の効果を発現することができる。更に第1発明の工程(C)と工程(D)を同時に行っているので、吸着ノズルの交換時間を短縮することができる。したがって、基板製造装置で基板を製造する際の効率を向上させることができる。
第3発明の吸着ノズルの交換方法は、第1発明または第2発明において、前記吸着ノズルは、前記装着部との固定部分に、吸着ノズルの抜き取り方向の側面に窪み部を形成し、前記窪み部の底部に装着部側面から押圧力を加えて固定されていることを特徴としている。
第3発明によれば、第1発明及び第2発明と同様な効果を発現することができる。同時に吸着ノズルの固定部は窪み部となっており、その形状は単純であり、吸着ノズルの製作が容易であり、しかも吸着ノズルの装着部の側面からの押圧力の加え方も簡素化することができる。したがって吸着ノズルの交換部分の構造を簡素化し安価とすることができる。またこの窪み部に装着部の側面から押圧力を加えているので、交換した後の吸着ノズルは正規の位置に確実に固定することができる。
第4発明の吸着ノズルの交換方法は、第3発明において、前記窪み部に円筒形状の部材を介して前記押圧力を加えることを特徴としている。
第4発明によれば、吸着ノズルの窪み部に円筒形状の部材を介して押圧力を加えることができる。したがって固定部が単純な形状であり、第1発明及び第2発明と同様な効果を発現することができる。しかも吸着ノズルの窪み部に円筒形状の部材を介して装着部の側面からの押圧力を加えているので、交換した後の吸着ノズルを正規の位置に確実に固定することができる。
第5発明の吸着ノズルの交換方法は、第3発明において、前記窪み部にボール状の部材を介して前記押圧力を加えることを特徴としている。
第5発明によれば、第4発明と同様の効果を発現することができる。
第6発明の吸着ノズルの交換方法は、第4発明または第5発明において、前記押圧力は、前記装着部の側面に設けた板バネ等のスプリング力であることを特徴としている。
第6発明によれば、交換した吸着ノズルを装着部に設けたスプリングにより固定しているので、固定部の構造を簡素化し安価にすることができる。
第7発明の吸着ノズルの交換方法は、第4発明または第5発明において、前記押圧力は、前記装着部の側面に設けたアクチュエーターにより加えることを特徴としている。
第7発明によれば、押圧力をアクチュエーターにより加えているので、吸着ノズルを確実に固定することができる。
このような目的を達成するための第8発明の基板製造装置は、第1発明から第7発明のいずれかに記載の吸着ノズルの交換方法を使用していることを特徴としている。
第8発明によれば、基板製造装置に、第1発明から第7発明までの吸着ノズルの交換方法を使用しているので、基板を製造する際に供給部品が変更された場合の吸着ノズルの交換が容易となり、基板の生産効率を向上することができる。
本発明の吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置の一例の概略図。 本発明の吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置の一例の概略図。 吸着ノズル及びその固定部の説明図。 吸着ノズル及びその固定部の説明図。 装着部の押圧手段を板バネと円筒状部材で構成した形態の説明図。 装着部の押圧手段を板バネとボール状部材で構成した形態の説明図。 装着部の押圧手段を板バネとブロック状部材で構成した形態の説明図。 装着部の押圧手段をエアーシリンダーとした形態の説明図。 吸着ノズルのストック部の説明図。 吸着ノズルの交換手段の説明図。
以下、本発明について図面を参照しつつ説明する。
<1>基板製造装置の一例
図1は、本発明の部品吸着用の吸着ノズルの交換方法を使用した基板製造装置の一例を示す正面図である。また図2は、基板製造装置の基板の流れ方向(図1のX方向)から見た図である。
基板製造装置100は、プリント配線板122上に電子素子(以下、「部品」と略称する)108を実装し、電子部品112を製造する。基板製造装置100は、ハンダ供給装置102、載置装置106及びレーザ照射装置110を備えている。ハンダ供給装置102は、プリント配線板122の配線パターン上にハンダ104を供給する。載置装置106は、このハンダ供給装置102により供給されたハンダ104上に電子素子(以下、「部品」と略称する)108を載置する。載置装置106は、特に限定されず、例えばチップマウンターなどの従来公知の載置装置である。レーザ照射装置110は、部品108を載置したハンダ104に向けて、近赤外領域に発光中心波長を有するレーザ光をプリント配線板の裏面側から照射する。照射したレーザ光は、基板122中を透過して配線パターンに到達し、配線パターンを加熱し、ハンダ104が融解する。このようにして部品108はプリント配線板122にハンダ付けされる。尚図1は、基板製造装置100に検査装置114を備えた構成としている。この検査装置は、LEDを部品108とした場合の実点燈検査用装置である。本発明の部品吸着用の吸着ノズルの交換方法は、このような基板製造装置の載置装置106に使用されるものである。
図2示すように、部品108は、装置と近接して設けた、ベルト状体200に部品を収納している。ベルト状体200には、ポケットが設けられ、そのポケットに部品108が収納されている。ベルト状体のポケットに収納された部品108を載置装置106により真空吸着して、基板製造装置100内のプリント基板上の所定位置に供給されたハンダ104上に載置する。載置装置106により一個の部品108の供給が完了すると、ベルト状体は間欠送りされて別の部品108が載置装置106により吸着されるように待機する。載置装置106の先端部には、部品を吸着するための吸着ノズル300(図3及び図4参照)と吸着ノズルの装着部400(図5から図8参照)が設けられている。
<2>吸着ノズル300の構成
図3により吸着ノズル300の構成について説明する。吸着ノズル300は、その先端部に部品を吸着収納するするポケット301、鍔部310、装着部400に挿入される挿入部320及び固定部330で構成される。固定部の形状は、種々可能である。図3の場合は、吸着ノズルの挿入部320の側面に窪み部330を設けている。窪み部は、その底部が円形の溝形状である。また吸着ノズルの挿入部の先端部には装着部への挿入を容易にするための面取り部350が設けられている。また鍔部310には、吸着ノズル300を交換する場合の回転方向を固定するための回転固定部360が設けられている。
吸着ノズルの固定部は、図4のように吸着ノズルの挿入部320の側面にテーパ状の平面部340とすることもできる。固定部の形状が窪み部であれ、テーパ状の平面部であれ、吸着ノズルは、装着部の側面から押圧力を加えることにより固定される。どのように固定されるかは、<3>で説明する。
<3>装着部400の構成
図5により装着部400について説明する。装着部400は、吸着ノズル300の取り付け部分であり、載置装置106の先端部分である。装着部400は、吸着ノズル300の挿入部320が挿入されるガイド孔410と、側面に設けられたスプリング(板バネ)420及び装着部の上部には吸着ノズルの吸着孔304と連通し真空吸着する吸引孔480が設けられている。スプリング420には、円筒状の部材430が取り付けされている。
吸着ノズルが装着部に取り付けされた状態では、スプリング420に取り付けされた円筒状部材430が吸着ノズルの窪み部330に嵌り込み、吸着ノズルは装着部に対して正規の位置に固定される。押圧力は、スプリングにより加えられる。これにより吸着ノズルは、装着部に強固に固定され、高速で部品供給することができる。尚吸着ノズルが装着部に取り付けされた状態では、吸着ノズルの鍔部と装着部の間には、シャッター挿入部470が設けられている。吸着ノズルを交換する際にストック部500に設けられたシャッター510がこのシャッター挿入部470に挿入される。詳細は、<4>で説明する。
また図6に示すようにスプリング420にはボール状の部材440を取り付けした構成とすることもできる。吸着ノズルが装着部に取り付けされた状態では、スプリング420に取り付けされたボール状部材440が吸着ノズルの窪み部330に嵌り込み、吸着ノズルは装着部に対して正規の位置に固定される。この場合も押圧力は、スプリングにより加えられる。
固定部を窪み部330ではなくテーパ状の平面部340とすることもできる。この場合は、スプリングにはテーパ状の平面部を押えることができるブロック状部材450が設けられている。この場合は、図7のように、テーパ状の平面部340をブロック状部材450で固定することになる。この場合も押圧力は、スプリングにより加えられる。
また押圧力は、スプリングだけでなく、図8に示すように、装着部の側面に薄型のエアーシリンダー等のアクチュエーター460を設けその発生力により、円筒状部材430、ボール状部材440又はブロック状部材450を窪み部330、又はテーパ状の平面部340に対して押圧する構成とすることもできる。この場合、部材420はバネ力を有する板バネ状のものでもよし、通常の板としても良い。部材420を通常の板とする場合は、板420と薄型シリンダー460のロッドを接続する構成とし、板420に設けた円筒状部材430、ボール状部材440又はブロック状部材450を薄型シリンダーにより進退させる。
<4>吸着ノズルのストック部500の構成
次に交換する吸着ノズルのストック部500について説明する。基板を製造するために基板に種々の部品を供給する。このためにストック部500には、複数個の種類の異なる吸着ノズルが収納されている。図9(a)は、ストック部500を上方から見た概略図である。図9(b)は、シャッター510を上方から見た図である。図9(c)は、ストック部の正面から見た概略図である。本図ストック部500には、ストック部本体520の上にアクチュエーターにより左右に移動するシャッター510が設けられている。ストック部本体520には、複数個の吸着ノズルを挿入するポケット530が設けられている。尚図9(a)では、ポケット530の形状を示すため、シャッター510は、削除し記載している。図9(b)に示すように、このシャッター510には、クランプ部とクランプ解放部が設けられ、吸着ノズルを交換する工程に応じてアクチュエーターにより移動する。
ポケット530は、段付孔である。段付孔の上部の内側側面には回転固定部540(平面部)が設けられている。図3に示すように、吸着ノズルの鍔部310には回転固定部360が設けられている。このポケットの段付孔の上部は、鍔部310と同形状となっていて、吸着ノズルの鍔部の回転固定部360とストック部本体の段付孔上部の回転固定部540の位置が一致して嵌まり込む構成となっている。このようにして吸着ノズルを交換する際に、吸着ノズルの回転方向が固定される。図面では、一例としてA〜Dの4箇所にストック位置が設けられている。ストック位置Aには、吸着ノズルAを収納し、ストック位置Bには、吸着ノズルBを収納する。以下同様となっている。シャッター510は、通常は図9(b)の状態になっている。ノズル交換の際には、この状態で、吸着ノズルの無い空き場所に、装着部400に装着されている吸着ノズルを挿入する。吸着ノズルの交換の際のシャッター動作は、<5>で説明する。
このストック部500は、載置装置106の動作範囲の適宜の場所に設けられている。図2では、基板製造装置100の側部に設けられている。
基板を製造する場合は、まずこのストック部から必要な吸着ノズルを装着部400のガイド孔410に挿入する。別の部品を供給する場合は、装着部に現在取り付けされている吸着ノズルをストック部の元の場所に戻し、別の吸着ノズルを装着部に取り付けする。
吸着ノズルの交換を従来のように、吸着ノズルの軸方向に単に抜き取ることは非常に大きな抜き取りの力が必要となり自動交換する際の動作を行うアクチュエーターの容量が大きくなるという問題があった。したがって、吸着ノズルを図3及び図4の形状とし、本発明の吸着ノズルの交換方法で吸着ノズルの交換を行う。
<5>吸着ノズルの交換方法
本発明の吸着ノズルの交換方法は、このような吸着ノズルの自動交換の動作を行うアクチュエアーターを小型化するためのものでる。以下その方法について図10により説明する。図10(a)は、吸着ノズルの交換手段600の構成の説明図である。
交換手段600について図10(a)を参照し説明する。載置装置106の適宜の場所に設けられたプレート640上に装着部400を回転させる回転支持部660と電気式モーター630が設けられている。吸着ノズル300を装着する装着部400の上部の取付部610の側面に歯車や、タイミングベルト用プーリーなどの回転駆動部材620が装着されている。さらに装着部400には回転軸部650が設けられている。
載置装置106の昇降装置により下降した状態で電気式モーター630が回転すると回転軸部650と装着部400が一体となって回転する。装着部に吸着ノズルが装着されたていれば吸着ノズルも回転する。
本発明の部品の吸着方法は、工程A、工程B、工程C及び工程Dを含み構成される。以下各工程について説明する。以下の説明では、ストック部のストック位置Aに収納されていた吸着ノズル300Aが既に装着部400に装着されているものとして説明する。したがってストック部のストック位置Aは、吸着ノズルがセットされていない空きの場所となっている。
(1)工程(A)
図10(b)を参照し説明する。工程(A)は、装着部400に装着されている吸着ノズル300Aをストック部500のストック位置A(図9参照)のポケット530に収納する工程である。この時、シャッター510は図9(b)の状態となっている。吸着ノズル300Aは、所定の位置まで載置装置106により移動する。その後に、載置装置106に設けられた昇降機構により、基板上に部品を載置すると同様の下降動作により装着部400を下降させストック位置Aに吸着ノズル300Aを収納する。尚この際、下降位置は、基板上の部品供給位置と異なるので、載置装置106の下降動作には高さ位置を検出する機能を持たせることが必要となる。
(2)工程(B)
図10(c)を参照し説明する。工程(B)は、工程(A)の後に前記吸着ノズル300Aをクランプする工程である。ストック部のシャッター510は内蔵された図示しないアクチュエーターにより移動し、ストック位置Aのポケット530に挿入された吸着ノズル300Aと装着部400の間のシャッター挿入部470にシャッター510のクランプ部(図9(b)参照)が挿入される。これによりストック位置Aに挿入された吸着ノズル300Aは回転方向と上下方向にクランプされることになる。
(3)工程(C)
図10(d)を参照し説明する。工程(C)は、工程(B)の後に前記吸着ノズル300Aを装着している装着部400を回転させる工程である。吸着ノズル300Aは、ポケット530の段付孔及びシャッター510により固定されている。図10(a)に示す交換手段600により装着部400の取付部610を所定角度回転させる。所定角度とは、吸着ノズル300の固定部である窪み部330から円筒状部材430又はボール状部材440が外れるまで、さらにテーパ状の平面部340からブロック状部材450が外れるまで回転させればよい。
(4)工程(D)
図10(e)を参照し説明する。工程(D)は、工程(C)の後に前記装着部400を上昇させる工程である。これにより吸着ノズル300Aの取り外しが完了し、ストック位置Aに吸着ノズル300Aが収納される。上昇動作は、載置装置106の昇降機構により行われる。この時、吸着ノズルのストック部に収納された吸着ノズルのシャッターによるクランプは解放されている。また上昇した装着部は適宜の高さ位置で工程(C)とは逆方向に同一角度分回転し回転方向位置は元の状態に戻る。
(5)以上の工程(A)から工程(D)が完了した後、装着部400には吸着ノズル300Aは取り外されて装着されていない。装着部400は、載置装置の移動機構によりストック部500に収納された別種の吸着ノズルの位置に移動する。この時、ストック部のシャッター510は(4)の工程(D)の説明のとおり、アクチュエーターの動作により図9(b)の状態に戻っている。載置装置の昇降機構の下降動作により、装着部400は下降し、装着する吸着ノズルの挿入部320が装着部400のガイド孔410に挿入される。この時、吸着ノズルの窪み部に円筒状部材等が嵌り込み回転方向の位置決めがなされ、同時にスプリング420の押圧力により押付け固定される。
尚上記の工程(C)と工程(D)を同時に行い工程(E)としても良い。これにより基板製造装置の吸着ノズル交換時間が短縮され、基板製造の生産効率を更に向上させることができる。
以上のように本発明の吸着ノズルの交換方法によれば、吸着ノズルの交換を小さな容量のアクチュエーターを使用して容易に行うことができる。したがって基板製造装置等で基板を製造する際の生産効率を向上させることができる。
100 電子部品の製造装置
102 供給装置
104 ハンダ
106 載置装置
108 部品(電子素子)
110 レーザ照射装置
112 電子部品
114 検査装置
116 ライン
118 リール
120 リール
122 プリント配線板
300 吸着ノズル
301 ポケット
304 吸着孔
310 鍔部
320 挿入部
330 窪み部
340 テーパ状の平面部
350 面取部
360 回転固定部
400 装着部
410 ガイド孔
420 スプリング(板バネ)
430 円筒形部材
440 ボール状部材
450 ブロック状部材
460 エアーシリンダー
470 シャッター挿入部
480 吸引孔
500 ストック部
510 シャッター
520 ストック部本体
530 ポケット
540 回転固定部
600 吸着ノズル交換手段
610 取付部
620 回転駆動部材(歯車・プーリーなど)
630 電気式モーター
640 プレート
650 回転軸部
660 回転支持部

Claims (8)

  1. 部品収納部から部品を吸着供給する吸着ノズルをその装着部から取り外し交換する方法であって、
    前記吸着ノズルを吸着ノズルのストック部のストック位置に収納する工程(A)と、
    工程(A)の後に前記吸着ノズルを固定する工程(B)と、
    工程(B)の後に前記吸着ノズルの前記装着部を回転させる工程(C)と、
    工程(C)の後に前記装着部を上昇させる工程(D)と、
    を備えたことを特徴とする吸着ノズルの交換方法。
  2. 部品収納部から部品を吸着供給する吸着ノズルをその装着部から取り外し交換する方法であって、
    前記吸着ノズルを吸着ノズルのストック部のストック位置に収納する工程(A)と、
    工程(A)の後に前記吸着ノズルを固定する工程(B)と、
    工程(B)の後に前記吸着ノズルの前記装着部を回転させ、同時に前記装着部を上昇させる工程(E)と、
    を備えたことを特徴とする吸着ノズルの交換方法。
  3. 前記吸着ノズルは、前記装着部との固定部分に、吸着ノズルの抜き取り方向の側面に窪み部を形成し、前記窪み部の底部に装着部側面から押圧力を加えて固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸着ノズルの交換方法。
  4. 前記窪み部に円筒形状の部材を介して前記押圧力を加えることを特徴とする請求項3に記載の吸着ノズルの交換方法。
  5. 前記窪み部にボール状の部材を介して前記押圧力を加えることを特徴とする請求項3に記載の吸着ノズルの交換方法。
  6. 前記押圧力は、前記装着部の側面に設けた板バネ等のスプリング力であるをことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の吸着ノズルの交換方法。
  7. 前記押圧力は、前記装着部の側面に設けたアクチュエーターにより加えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の吸着ノズルの交換方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の吸着ノズルの交換方法を使用したことを特徴とする基板製造装置。
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