JP2014088144A - 非空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】重量の増大を抑えつつ、十分な強度を確保することができる非空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】連結部材15は、取り付け体とリング状体13とを連結する連結板21,22を備え、連結板21,22には、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部21d〜21j,22d〜22jが、タイヤ幅方向から見たタイヤ側面視で、連結板21,22が延びる方向に沿って複数形成され、1つの連結板21,22における複数の湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、それぞれの湾曲部21d〜21j,22d〜22jの曲率中心を中心とする中心角θd〜θjが最も大きい最大湾曲部の厚さが最大とされるとともに、中心角θd〜θjが最も小さい最小湾曲部の厚さが最小となっていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、使用に際し内部に加圧空気の充填が不要な非空気入りタイヤに関するものである。
内部に加圧空気が充填されて用いられる従来の空気入りタイヤでは、パンクの発生は構造上不可避的な問題となっている。
このような問題を解決するために近年では、例えば下記特許文献1に示されるような非空気入りタイヤが提案されている。
特開2011−156905号公報
しかしながら、従来の非空気入りタイヤでは、重量の増大を抑えつつ、十分な強度を確保することに改善の余地があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、重量の増大を抑えつつ、十分な強度を確保することができる非空気入りタイヤを提供することを目的とする。
特許請求の範囲における請求項1に記載の非空気入りタイヤは、1つの連結板における各湾曲部のうち、大きく曲げ変形して負荷がかかり易い、中心角が最も大きい最大湾曲部の厚さが最大で、かつ曲げ変形し難く負荷がかかり難い、中心角が最も小さい最小湾曲部の厚さが最小となっている。そのため、重量の増大を抑えつつ、充分な強度を容易に確保することができる。
特許請求の範囲における請求項2に記載の非空気入りタイヤは、連結板のうち、最も負荷がかかり易い一端部に連なる湾曲部が最大湾曲部となっているので、連結板の強度を効果的に高めることができる。一方、中間部分に位置する湾曲部が最小湾曲部となっているので、重量の増大を抑えつつ、充分な強度を確実に確保することができる。
特許請求の範囲における請求項3に記載の非空気入りタイヤは、第1連結板および第2連結板の中間部分のうち、一端部および他端部に各別に連なる湾曲部同士は互いに、タイヤ周方向に突となる向きが逆になっている。そのため、非空気入りタイヤに外力が作用したときに、第1連結板および第2連結板を弾性変形させ易くすることが可能になり、この非空気入りタイヤに柔軟性を具備させて良好な乗り心地性を確保することができる。
特許請求の範囲における請求項4に記載の非空気入りタイヤは、外装体、リング状体および複数の連結部材が一体に形成されているので、非空気入りタイヤの組み立てに際し、複数の連結部材それぞれの両端部を、外装体およびリング状体に各別に連結しなくても、リング状体および複数の連結部材が一体に形成された状態で取り付け体に装着すれば足りるため、製造時間を短縮することができる。
また、リング状体および複数の連結部材が一体に形成されていることから、例えば、連結部材の両端部と外装体およびリング状体とを、締結部材等を用いて連結する場合と比べて重量を抑えることができる。また、連結部材とリング状体の連結部分が一体で形成されていることにより、締結部材等を用いて両者を連結する場合と比べて応力集中を緩和することができる。
本発明によれば、重量の増大を抑えつつ、十分な強度を確保することができる。
本発明に係る一実施形態において、非空気入りタイヤの一部を分解した概略斜視図である。 図1に示す非空気入りタイヤをタイヤ幅方向の一方側から見たタイヤ側面図である。 図1に示す非空気入りタイヤのうち、第1分割ケース体をタイヤ幅方向の一方側から見た平面図、または第2分割ケース体をタイヤ幅方向の他方側から見た平面図である。 図2の要部を示す拡大図である。 タイヤサイズが3.00−8の非空気入りタイヤであって、(a)は本実施形態(実施例1)の連結板を示す拡大図、(b)は比較例1の連結板を示す拡大図である。 タイヤサイズが4.00−5の非空気入りタイヤであって、(a)は本実施形態(実施例2)の連結板を示す拡大図、(b)は比較例2の連結板を示す拡大図である。
以下、本発明に係る非空気入りタイヤの一実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態の非空気入りタイヤ1は、例えばJIS T 9208に規定されるハンドル形電動車いす等、低速度で走行する小型車両等に採用してもよい。また、以下の説明では、タイヤサイズが例えば3.00−8の非空気入りタイヤ1について説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の非空気入りタイヤ1は、図示しない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体13と、取り付け体11とリング状体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの取り付け体11とリング状体13とを相対的に弾性変位自在に連結する連結部材15と、リング状体13の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッド部材16と、を備えている。
ここで、取り付け体11、リング状体13、およびトレッド部材16はそれぞれ、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を軸線Oといい、この軸線Oに沿う方向をタイヤ幅方向Hといい、該軸線Oに直交する方向をタイヤ径方向といい、該軸線O回りに周回する方向をタイヤ周方向という。なお、取り付け体11、リング状体13、およびトレッド部材16は、タイヤ幅方向Hの中央部が互いに一致させられて配設されている。
取り付け体11は、車軸の先端部が装着される装着筒部17と、装着筒部17をタイヤ径方向の外側から囲繞する外リング部18と、装着筒部17と外リング部18とを連結する複数のリブ19と、を備えている。
装着筒部17、外リング部18、およびリブ19は例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。装着筒部17および外リング部18はそれぞれ、円筒状に形成され軸線Oと同軸に配設されている。複数のリブ19は、軸線Oを基準とする点対称に配置されている。
外リング部18の外周面には、タイヤ径方向の内側に向けて窪み、かつタイヤ幅方向Hに延びるキー溝部18aがタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。キー溝部18aは、外リング部18の外周面において、タイヤ幅方向Hの両端のうちの一方側にのみ開口し他方側は閉じている。
なお、外リング部18において、タイヤ周方向で隣り合うキー溝部18a同士の間に位置する部分には、タイヤ径方向に貫通する肉抜き孔がタイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数配置されてなる孔列18cが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、リブ19にも、タイヤ幅方向Hに貫通する肉抜き孔19aが形成されている。
また、外リング部18におけるタイヤ幅方向Hの一方側の端縁において、キー溝部18aと対応する位置に、タイヤ幅方向Hの他方側に向けて窪み、かつ板材28が嵌め込まれる凹部18bが形成されている。板材28には貫通孔が形成されていて、凹部18bを画成する壁面のうち、タイヤ幅方向Hの一方側を向く底壁面には、凹部18bに嵌め込まれた板材28の貫通孔に連通する雌ねじ部が形成されている。なお、これらの雌ねじ部および貫通孔はタイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして、取り付け体11には、円筒状の外装体12が外嵌されている。外装体12の内周面には、タイヤ径方向の内側に向けて突出するとともにタイヤ幅方向Hの全長にわたって延びる突条部12aが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数配設されている。これらの突条部12aは、取り付け体11のキー溝部18aに各別に嵌合している。
外装体12は、突条部12aがキー溝部18aに嵌合された状態で、凹部18b内に板材28を固定することにより、取り付け体11に固定されている。この状態において、突条部12aは、板材28と、凹部18bの底壁面と、によりタイヤ幅方向Hに挟み込まれている。
なお、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ周方向で互いに対向する一対の側壁面と底壁面とは直角をなしている。また、突条部12aの外表面のうち、外装体12の内周面から立ち上がる一対の側壁面と、タイヤ径方向の内側を向く頂壁面と、は直角をなしている。さらに、突条部12aおよびキー溝部18aのタイヤ周方向の大きさは互いに同等になっている。
また、リング状体13は外装体12よりもタイヤ幅方向Hの大きさ、つまり幅が大きくなっており、図示の例では、リング状体13は円筒状に形成されている。
連結部材15は、取り付け体11の外周面側と、リング状体13の内周面側と、を連結しており、図示の例において連結部材15は、外装体12の外周面とリング状体13の内周面とを互いに連結する弾性変形可能な第1連結板21および第2連結板22を備えている。
連結部材15のうち、第1連結板21は一のタイヤ幅方向H(タイヤ幅方向Hに沿う一方側)の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、第2連結板22は一のタイヤ幅方向Hの位置とは異なる他のタイヤ幅方向H(タイヤ幅方向Hに沿う他方側)の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されている。すなわち、複数の第1連結板21は、タイヤ幅方向Hにおける同一の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、複数の第2連結板22は、第1連結板21からタイヤ幅方向Hに離れた同一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されている。なお、図示の例において、各連結板21,22は、タイヤ周方向に沿ってそれぞれ60個ずつ設けられている。
なお、複数の連結部材15は、外装体12とリング状体13との間において、軸線Oを基準に互いに点対称となる位置に各別に配置されている。また、全ての連結部材15は互いに同形同大となっている。さらに、連結部材15の幅はリング状体13の幅より小さくなっている。
そして、タイヤ径方向に圧縮荷重が作用していない状態では、タイヤ周方向で隣り合う第1連結板21同士は、互いに非接触とされている。同様に、タイヤ周方向で隣り合う第2連結板22同士も、タイヤ径方向に圧縮荷重が作用していない状態では互いに非接触となっている。さらに、タイヤ幅方向Hで隣り合う第1連結板21および第2連結板22同士も互いに非接触となっている。
なお、第1連結板21および第2連結板22それぞれの幅は互いに同等になっている。また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの厚さも互いに同等になっている。
図2〜図4に示すように、第1連結板21のうち、リング状体13に連結された一端部21aは、外装体12に連結された他端部21bよりもタイヤ周方向の一方側に位置し、第2連結板22のうち、リング状体13に連結された一端部22aは、外装体12に連結された他端部22bよりもタイヤ周方向の他方側に位置している。
また、1つの連結部材15における第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a,22aは、リング状体13の内周面において、タイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて、タイヤ周方向における同一の位置に連結されている。
図5(a)に示すように、第1連結板21および第2連結板22それぞれにおいて、一端部21a,22aと他端部21b,22bとの間に位置する中間部分21c,22cに、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部21d〜21j,22d〜22jが、非空気入りタイヤ1をタイヤ幅方向Hから見たタイヤ側面視で、連結板21,22が延びる方向に沿って複数(図示の例では7箇所)形成されている。
具体的に、第1連結板21に形成された複数の湾曲部21d〜21jは、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部21dと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部21eと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部21fおよび第4湾曲部21gと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第5湾曲部21hと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第6湾曲部21iおよび第7湾曲部21jと、が一端部21aから他端部21bにかけて上述した延びる方向に沿って順に形成されている。
第2連結板22に形成された複数の湾曲部22d〜22jは、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部22dと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部22eと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部22fおよび第4湾曲部22gと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第5湾曲部22hと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第6湾曲部22iおよび第7湾曲部22jと、が一端部22aから他端部22bにかけて上述した延びる方向に沿って順に形成されている。
すなわち、両連結板21,22それぞれにおいて、複数の湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、上述した延びる方向で互いに隣り合う第3湾曲部21f,22fおよび第4湾曲部21g,22g同士、ならびに第6湾曲部21i,22iおよび第7湾曲部21j,22j同士の湾曲方向は、互いに同方向になっている一方、その他の湾曲部同士の湾曲方向は、互いに逆向きになっている。
また、各連結板21,22それぞれにおいて、湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、上述した延びる方向の両端に位置する第1湾曲部21d,22dおよび第7湾曲部21j,22j(一端部21a,22aおよび他端部21b,22bに各別に連なる湾曲部)の湾曲方向は、互いに同方向になっている。
各湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、上述した延びる方向の両端に位置する第1湾曲部21d,22dおよび第7湾曲部21j,22jは、延びる方向の中央部に位置する他の湾曲部21e〜21i,22e〜22iよりも、タイヤ側面視の曲率半径が小さくなっている。さらに、第1湾曲部21d,22dは、各湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、最も曲率半径が小さくなっている。
ここで、本実施形態の各湾曲部21d〜21j,22d〜22jは、その曲率中心を中心とする中心角θd〜θjが大きいほど、連結板21,22のタイヤ周方向に沿う厚さが厚くなっている。具体的には、各湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、一端部21a,22aに連なる第1湾曲部21d,22dの中心角θdが最も大きく、厚さが最大の最大湾曲部を構成しており、中間部分21c,22cに位置する第6湾曲部21i,22iの中心角θiが最も小さく、厚さが最小の最小湾曲部を構成している。
図示の例では、第1湾曲部21d,22d(中心角θdが例えば70.5°)、第2湾曲部21e,22e(中心角θeが例えば33.0°)、第7湾曲部21j,22j(中心角θjが例えば27.4°)、第4湾曲部21g,22g(中心角θgが例えば22.5°)、第5湾曲部21h,22h(中心角θhが例えば17.4°)、第3湾曲部21f,22f(中心角θfが例えば15.7°)、第6湾曲部21i,22i(中心角θiが例えば13.9°)の順で中心角が小さく、厚さが薄くなっている。
なお、互いに隣接する各湾曲部21d〜21j,22d〜22j間の接続部分は、例えば一の湾曲部から一の湾曲部に隣接する他の湾曲部に向かう従い、漸次厚さが変化するようになっている。すなわち、互いに隣接する各湾曲部21d〜21j,22d〜22j間は、段差なく滑らかに連なっている。
また、各湾曲部21d〜21j,22d〜22jの厚さは、それぞれ0.1mm以上5.0mm以下の範囲に設定することが好ましい。厚さを0.1mm以上に設定することで、連結板21,22の強度を確保できる。一方、厚さを5.0mm以下に設定することで、連結板21,22の柔軟性を確保できるとともに、重量増加を抑制した上で、連結板21,22を射出成形により製造した場合のひけの発生を抑制できる。
さらに、両連結板21,22の各長さは互いに同等とされるとともに、両連結板21,22の各他端部21b,22bは、図4に示されるように、タイヤ側面視で、外装体12の外周面において各一端部21a,22aとタイヤ径方向で対向する位置から軸線Oを中心にタイヤ周方向における一方側および他方側にそれぞれ同じ角度(例えば20°以上135°以下)ずつ離れた各位置に各別に連結されている。また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの各湾曲部21d〜21j,22d〜22j(図5(a)参照)同士は互いに、タイヤ周方向に突となる向きが逆で、かつ大きさが同等になっている。
これにより、各連結部材15のタイヤ側面視の形状は、タイヤ径方向に沿って延在し、かつ両連結板21,22の各一端部21a,22aを通る仮想線Lに対して線対称となっている。
ここで本実施形態では、外装体12、リング状体13および複数の連結部材15は、一体に形成されている。
さらに本実施形態では、図1に示すように、外装体12は、タイヤ幅方向Hの一方側に位置する一方側分割外装体25と、タイヤ幅方向Hの他方側に位置する他方側分割外装体26と、に分割されている。また、リング状体13は、タイヤ幅方向Hの一方側に位置する一方側分割リング状体23と、タイヤ幅方向Hの他方側に位置する他方側分割リング状体24と、に分割されている。なお図示の例では、外装体12およびリング状体13はそれぞれ、タイヤ幅方向Hの中央部で分割されている。
そして、一方側分割外装体25および一方側分割リング状体23は、第1連結板21と一体に形成され、他方側分割外装体26および他方側分割リング状体24は、第2連結板22と一体に形成されている。
さらに本実施形態では、一方側分割外装体25、一方側分割リング状体23および第1連結板21、並びに他方側分割外装体26、他方側分割リング状体24および第2連結板22はそれぞれ、鋳造若しくは射出成形により一体に形成されている。
以下、一方側分割外装体25、一方側分割リング状体23および第1連結板21が一体に形成されたものを第1分割ケース体31といい、他方側分割外装体26、他方側分割リング状体24および第2連結板22が一体に形成されたものを第2分割ケース体32という。
ここで、射出成形としては、各分割ケース体31,32それぞれの全体を各別に同時に成形する一般的な方法であってもよいし、各分割ケース体31,32それぞれにおいて、各分割外装体25,26、各分割リング状体23,24、並びに各連結板21,22のうちの一部をインサート品として残りを射出成形するインサート成形でもよいし、あるいはいわゆる二色成形等であってもよい。
また、各分割ケース体31,32それぞれにおいて、各分割外装体25,26と、各分割リング状体23,24と、各連結板21,22と、は、互いに異なる材質で形成してもよいし、同一の材質で形成してもよい。なお、この材質としては、金属材料や樹脂材料等が挙げられるが、軽量化の観点から樹脂材料、特に熱可塑性樹脂が好ましい。
また、各分割ケース体31,32それぞれの全体を各別に同時に射出成形する場合には、外装体12に形成された複数の突条部12aをゲート部分としてもよい。
分割ケース体31,32それぞれにおいて、各連結板21,22のタイヤ幅方向Hの中央部と、リング状体13のタイヤ幅方向Hの中央部と、外装体12のタイヤ幅方向Hの中央部と、は互いに一致している。また、外装体12は、リング状体13よりも幅が小さく、かつ第1連結板21および第2連結板22の各幅と同等になっている。
そして、各分割リング状体23,24それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士は、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されている。なおこれらのうち、溶着の場合には例えば熱板溶着等を採用してもよい。
また、各分割外装体25,26それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士は、タイヤ幅方向Hに離れている。これにより、取り付け体11に外嵌される外装体12の内周面にバリが生ずることが防止されている。
また、各分割ケース体31,32は、これら31,32を上述のように連結する前の状態では、図3に示されるように互いに同形同大となっている。
そして、各分割ケース体31,32同士を連結するに際し、各連結部材15がタイヤ側面視で上述のように線対称となるように、各分割ケース体31,32それぞれのタイヤ周方向の位置を合わせつつ、これらの両分割ケース体31,32のタイヤ幅方向Hの向きを互いに逆向きにした状態で、各分割ケース体31,32の各リング状体13のタイヤ幅方向Hの端縁同士を突き合わせて連結する。
トレッド部材16は円筒状に形成され、リング状体13の外周面側を全域にわたって一体に覆っており、図示の例では、トレッド部材16の内周面は全域にわたって、リング状体13の外周面に密接している。トレッド部材16は、例えば、天然ゴムまたは/およびゴム組成物が加硫された加硫ゴム、あるいは熱可塑性材料等で形成されている。熱可塑性材料として、例えば熱可塑性エラストマー若しくは熱可塑性樹脂等が挙げられる。熱可塑性エラストマーとしては、例えばJIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、若しくはポリアミド樹脂等が挙げられる。なお、耐摩耗性の観点ではトレッド部材16を加硫ゴムで形成するのが好ましい。
以上説明したように、本実施形態による非空気入りタイヤ1によれば、1つの連結板21,22における各湾曲部21d〜21j,22d〜22jのうち、大きく曲げ変形して負荷がかかり易い、中心角が最も大きい最大湾曲部(例えば、第1湾曲部21d,22d)の厚さが最大で、かつ曲げ変形し難く負荷がかかり難い、中心角が最も小さい最小湾曲部(例えば、第6湾曲部21i,22i)の厚さが最小となっている。そのため、重量の増大を抑えつつ、充分な強度を容易に確保することができる。
特に、本実施形態では、連結板21,22のうち、最も負荷がかかり易い一端部21a,22aに連なる第1湾曲部21d,22dが最大湾曲部となっているので、連結板21,22の強度を効果的に高めることができる。一方、中間部分21c,22cに位置する第6湾曲部21i,22iが最小湾曲部となっているので、重量の増大を抑えつつ、充分な強度を確実に確保することができる。
また、本実施形態の第1連結板21および第2連結板22の中間部分21c,22cのうち、一端部21a,22aおよび他端部21b,22bに各別に連なる接続部分に位置する湾曲部(第1湾曲部21d,22d及び第7湾曲部21j,22j)同士は互いに、タイヤ周方向に突となる向きが逆になっている。そのため、非空気入りタイヤ1に外力が作用したときに、第1連結板21および第2連結板22を弾性変形させ易くすることが可能になり、この非空気入りタイヤ1に柔軟性を具備させて良好な乗り心地性を確保することができる。
さらに、第1連結板21が、一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、第2連結板22が、他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材15同士が干渉し合うのを抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのを抑制することができる。
また、連結部材15が、タイヤ側面視で仮想線Lに対して線対称に形成されているので、この非空気入りタイヤ1におけるタイヤ周方向の一方側に沿うばね定数と他方側に沿うばね定数とで差が生ずるのを抑えることが可能になり、良好な操縦性を具備させることができる。
さらに、本実施形態では、外装体12、リング状体13および複数の連結部材15が一体に形成されているので、非空気入りタイヤ1の組み立てに際し、複数の連結部材15それぞれの両端部を、外装体12およびリング状体13に各別に連結しなくても、リング状体13および複数の連結部材15が一体に形成された状態で取り付け体11に装着すれば足りるため、製造時間を短縮することができる。
また、リング状体13および複数の連結部材15が一体に形成されていることから、例えば、連結部材15の両端部と外装体12およびリング状体13とを、締結部材等を用いて連結する場合と比べて重量を抑えることができる。また、連結部材15とリング状体13の連結部分が一体で形成されていることにより、締結部材等を用いて両者を連結する場合と比べて応力集中を緩和することができる。
なお、上述した実施形態では、タイヤサイズが例えば3.00−8の非空気入りタイヤ1について説明したが、これに限らず、各種サイズの非空気入りタイヤ1に本発明を適用することが可能である。以下では、タイヤサイズが例えば4.00−5の非空気入りタイヤ1について説明する。なお、以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6(a)に示すように、第1連結板21および第2連結板22それぞれにおいて、一端部21a,22aと他端部21b,22bとの間に位置する中間部分21c,22cに、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部121d〜121k,122d〜122kが、非空気入りタイヤ1をタイヤ幅方向Hから見たタイヤ側面視で、連結板21,22が延びる方向に沿って複数(図示の例では8箇所)形成されている。
具体的に、第1連結板21に形成された複数の湾曲部121d〜121kは、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部121dと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部121e、第3湾曲部121f、および第4湾曲部121gと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第5湾曲部121hおよび第6湾曲部121iと、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第7湾曲部121jと、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第8湾曲部121kと、が一端部21aから他端部21bにかけて上述した延びる方向に沿って順に形成されている。
なお、第2連結板22の各湾曲部122d〜122kは、第1連結板21の各湾曲部121d〜121kに対してタイヤ周方向に突となる向きが逆で、かつ大きさが同等になっている。
本実施形態の各湾曲部121d〜121k,122d〜122kは、上述した実施形態と同様に、その曲率中心を中心とする中心角θd〜θkが大きいほど、タイヤ周方向に沿う厚さが厚くなっている。具体的には、各湾曲部121d〜121k,122d〜122kのうち、一端部21a,22aに連なる第1湾曲部121d,122dの中心角θdが最も大きく、厚さが最大の最大湾曲部を構成しており、中間部分21c,22cに位置する第2湾曲部121e,122eの中心角θeが最も小さく、厚さが最小の最小湾曲部を構成している。
図示の例では、第1湾曲部121d,122d(中心角θdが例えば68.48°)、第5湾曲部121h,122h(中心角θhが例えば43.6°)、第8湾曲部121k,122k(中心角θkが例えば27.2°)、第4湾曲部121g,122g(中心角θgが例えば21.9°)、第7湾曲部121j,122j(中心角θjが例えば13.0°)、第3湾曲部121f,122f(中心角θfが例えば10.4°)、第6湾曲部121i,122i(中心角θiが例えば10.2°)、第2湾曲部21e,22e(中心角θeが例えば4.3°)の順で中心角が小さく、各湾曲部121d〜121k,122d〜122kの厚さが薄くなっている。
ここで、本願発明者は、タイヤサイズの異なる2種類の実施例1,2および比較例1,2それぞれにおいて、重量および強度を比較する検証試験を実施した。
本試験では、実施例1として図5(a)に示す非空気入りタイヤ、実施例2として図6(a)に示す非空気入りタイヤ1を採用した。また、各実施例1,2の比較例1,2として、図5(b)、図6(b)に示すように、対応する実施例1,2と同サイズの非空気入りタイヤにおいて、連結板21,22のタイヤ周方向に沿う厚さが、連結板21,22の延びる方向で一様に形成された構成を採用した。この場合、比較例1,2の連結板21,22の厚さは、例えば実施例における連結板21,22の厚さの平均とした。さらに、図5(b)、図6(b)に示す比較例1,2では、実施例1,2と対応する部分には同一の符号を付している。
上述した条件で試験を行った結果、各実施例の非空気入りタイヤは各タイヤサイズともに、各比較例の非空気入りタイヤに比べて軽量化を図った上で、充分な強度を確保することができることが分かった。具体的に、比較例1の重量および強度をそれぞれ100とすると、実施例1では重量が90、強度が210となる結果が得られた。また、比較例2の重量および強度をそれぞれ100とすると、実施例2では重量が93、強度が135となる結果が得られた。
これは、各湾曲部のうち、大きく曲げ変形して負荷がかかり易い、中心角の大きい部分の厚さを厚くして強度を確保する一方、曲げ変形し難く負荷がかかり難い、中心角の小さい部分の厚さを薄くして重量の増大を抑えられたからであると考えられる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1連結板21における湾曲部の湾曲方向、および第2連結板22における湾曲部の湾曲方向は、上述した実施形態に限らず適宜変更してもよい。
さらに、上述した実施形態では、各湾曲部のうち、一端部21a,22aに連なる例えば第1湾曲部21d,22dを最大湾曲部、中間部分21c,22cに位置する例えば第6湾曲部21i,22iを最小湾曲部とした場合について説明したが、これに限らず、最大湾曲部および最小湾曲部は適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、連結部材15として第1連結板21および第2連結板22をタイヤ幅方向Hに沿って2列に配設する構成について説明したが、これに限らず、連結部材15はタイヤ幅方向Hに沿って3列以上の複数や、1列で配設しても構わない。
また、連結部材15を、外装体12とリング状体13との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
また、第1連結板21および第2連結板22それぞれの他端部21b,22bは、上述した実施形態に代えて例えば、外装体12の外周面において軸線Oをタイヤ径方向で挟んで互いに反対となる各位置に各別に連結してもよいし、あるいは、外装体12の外周面において、第1連結板21および第2連結板22の各一端部21a,22aにタイヤ径方向で対向する位置等に連結してもよい。
また、上述した実施形態に代えて、両連結板21,22の各一端部21a,22aを、リング状体13の内周面にタイヤ周方向位置を互いに異ならせて連結してもよい。
さらに、一方側分割外装体25と、他方側分割外装体26と、の間にタイヤ幅方向Hの隙間を設けなくてもよい。
また、外装体12およびリング状体13をタイヤ幅方向Hに3個以上分割してもよいし、分割しなくてもよい。
さらに、第1、第2分割ケース体31,32は、上述した実施形態に限らず例えば、切削加工等で形成してもよい。
また、上述した実施形態では、外装体12、リング状体13および複数の連結部材15を、一体に形成するものとしたが、これに限られるものではなく、それぞれを個別に形成した後、互いに連結してもよい。さらに、外装体12を、取り付け体11と一体に形成してもよい。
また、上述した実施形態では、連結部材15の一端部21a,22aを、外装体12を介して取り付け体11に間接的に連結する構成について説明したが、これに限らず、取り付け体11に連結部材15の一端部21a,22aを直接的に連結しても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
重量の増大を抑えつつ、十分な強度を確保することができる。
1…非空気入りタイヤ 11…取り付け体 12…外装体 13…リング状体 15…連結部材 21…第1連結板 22…第2連結板 21a,22a…一端部 21b,22b…他端部 21d〜21j,22d〜22j,121d〜121k,122d〜122k…湾曲部 H…タイヤ幅方向 L…仮想線 O…軸線

Claims (4)

  1. 車軸に取り付けられる取り付け体と、
    該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、
    前記取り付け体と前記リング状体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの取り付け体とリング状体とを変位自在に連結する連結部材と、を備える非空気入りタイヤであって、
    前記連結部材は、前記取り付け体と前記リング状体とを連結する連結板を備え、
    該連結板には、タイヤ周方向に湾曲する湾曲部が、前記タイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視で、当該連結板が延びる方向に沿って複数形成され、
    1つの前記連結板における複数の前記湾曲部のうち、それぞれの前記湾曲部の曲率中心を中心とする中心角が最も大きい最大湾曲部の厚さが最大とされるとともに、前記中心角が最も小さい最小湾曲部の厚さが最小となっていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  2. 請求項1記載の非空気入りタイヤであって、
    前記最大湾曲部は、前記連結板のうち、前記リング状体に連結された一端部に連なり、
    前記最小湾曲部は、前記連結板のうち、前記取り付け体に連結された他端部と、前記一端部と、の間に位置する中間部分に位置していることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  3. 請求項1または請求項2記載の非空気入りタイヤであって、
    前記連結部材は、前記取り付け体と前記リング状体とを連結する第1連結板および第2連結板を備え、
    前記第1連結板のうち、前記リング状体に連結された一端部は、前記取り付け体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の一方側に位置し、
    前記第2連結板のうち、前記リング状体に連結された一端部は、前記取り付け体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の他方側に位置し、
    前記第1連結板において、前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部分のうち、前記一端部および前記他端部に各別に連なる前記湾曲部はそれぞれ、タイヤ周方向の他方側に向けて突となるように形成され、
    前記第2連結板において、前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部分のうち、前記一端部および前記他端部に各別に連なる前記湾曲部はそれぞれ、タイヤ周方向一方側に向けて突となるように形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
    前記取り付け体に外装される筒状の外装体を備え、
    前記外装体は、前記リング状体および複数の前記連結部材と一体に形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
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